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海外学会報告 〜サンディエゴ&ロンドン〜 新田卓也(13号2008年8月発行)

 昨年(2007年)の末に2つたて続けに海外の学会、シンポジウムにポスター発表で参加してきましたのでご報告させていただきます。恥ずかしながら、これまで海外旅行にすら行ったことがなく、今回の発表のためにパスポートを取るところからまず始まりました。英会話も全く自信なく、ニンテンドーDSの英会話ソフトを購入し、出張時の移動時間などを利用して多少英語に耳を慣らしておこうと、ささやかな努力(?)もしてみました。
 最初に11月3日〜7日にかけてアメリカ西海岸最南端の都市サンディエゴで行われた「Neuroscience 2007」に参加しました。この学会はアメリカのSociety for Neuroscienceという学会のAnnual Meetingであり、世界中の神経科学領域の研究者が集まります。今年も3万人以上が参加し、臨眼をはるかに超える巨大な学会です。海外初心者の僕としては、まずサンディエゴにたどり着くまでが大変でした。今回は認知行動学分野(旧第2生理)の福島教授と一緒だったのですが、福島教授はこの学会の前にアメリカの研究室に寄る用事があり、僕はいきなりの単独渡米となりました。
 出発当日、千歳→羽田→成田とまず移動。成田からロサンゼルスまではUnited航空で約10時間。初めての時差を体験しましたが、たいした感動はありませんでした。その後、空港からタクシーでAmtrackの駅に向かい、下車時に「初チップ」を経験。無事チップを含めた支払いを完了でき、少しホッとしました。ロサンゼルス空港までは周りに日本人がたくさんいて気持ちも楽でしたが、駅では完全アウェー状態。それでも拙い英会話を駆使してサンディエゴまでの片道切符を無事購入。2階席で西海岸の景色を眺めながら、約2時間半の列車の旅を満喫しました。

飛行機の乗り継ぎに不安を感じ、
ロサンゼルスからサンディエゴまで列車で移動。
ビジネスシートには、おやつのサービスが
ありましたが、どれも子供のおやつといった感じ。
こんなの食べてたらそりゃ太ると納得。
飲み物がdietペプシなのはささやかな抵抗か?
(ペプシは日本よりおいしい?)
 夕方にサンディエゴに到着し、駅で姉と姪に会いました(姉の主人がインディアナ大学に留学中)。姪が寿司を食べたいというので、寿司の看板を掲げている店に入り、寿司と輸入物のサッポロビールを注文。寿司はうまいものではありませんでしたが、それなりに寿司っぽくはなっていました。金髪美人の店員さんから日本酒も勧められましたが、聞いたこともない銘柄(日本刀)だったのでその時は断りました。後からインターネットで調べたら、日本で作られた輸出限定の日本酒であったことがわかりました。
3歳の姪とお食事。 寿司セットには確か
横綱とか大関などの名称がついていたような・・・
客層は現地の人が主なようで
結構流行っていました。
 ホテルの部屋に着くと、「時計を1時間戻せ」といった紙が置いてあり、何かと思ってインターネット(1日千円くらいで、無線LANが使えた)で検索すると、たまたま到着日がサマータイムから通常の時刻に切り換わる日であることがわかりました。日本でサマータイムというと、ただ単にいつもより早い時間から仕事を開始するだけなのに、外国では時計自体を進めるんだと初めて知りました。何かわからないことがあってもすぐにネットで調べられる便利な時代で、いろいろと助かりました。多少重くても海外初心者はノートパソコンを持参したほうがよいと思います。
 学会はサンディエゴ・コンベンションセンターで行われました。メジャーリーグのサンディエゴ・パドレスの本拠地であるペトコ・パークまで徒歩数分です。西海岸の常なのか学会期間中天候はずっと良好で、昼に会場周辺を散歩したりもしましたがとても快適でした。
会場のコンベンションセンター(左)と
会場前のサンディエゴの町並み(右)。


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