デューティーフリー
香港はアルコールやタバコを除けば輸入関税や消費税もない。なので、基本的にどの店で買ってもDuty Free。もちろん、店のドアに「Duty Free」という表示もない。しかし、デューティーフリーショップ(DFS)がないのか?と言えばそうではなく、地下鉄「尖沙咀駅」近くに、大きな観光地でよく見かける「DFS GALLERIA(http://www.dfsgalleria.com/jp/hong-kong/ )」があるのだ。もちろん、Duty Free特典があるわけではないが、ブランドによっては割引サービスがある。
地下鉄
香港を移動するときに最も便利なのが地下鉄。香港島と九龍を移動する場合には特に便利。通りを歩いていると、地下鉄駅の方向を指し示す独特のマークをよく見かける。階段を下ると、改札口の前に券売機が並んでいる。タッチパネルの路線図の画面から行きたい駅をタッチすると値段が表示され、お金を入れるとカードが出てく る。今回利用した1回のキップの値段は5~11.5香港ドル(1香港ドルは13円くらい)。日本と比べると驚くほど安い。注意しなければならない点は、ほとんどの券売機がコインしか使えないことだ。予めコインを用意していない場合は、2台ほどしかない紙幣対応(10、20香港ドル)券売機を使用するか、改札口近くのサービスセンターで両替しなければならない。
チップ
中国本土はチップが不要だが、香港には基本的にチップがある。とは言っても、一般の安い飲食店などではもちろん不要で、ちょっとした中級クラスの中華料理店やホテルの飲食店では10%のサービス料が取られるので、それにチップが含まれると考えている人がほとんどのようだ。なので、意外にも今回行ったレストランで、チップを払っている香港人を見かけることはなかった。あとは、良いサービスを受けたと思ったらその気持ち次第なのである。今回チップを支払ったのは、ホテルの清掃に10香港ドル、高級ホテルのレストランでのトイレのタオルサービスに2香港ドル、タクシー乗車時におつりをチップとしてあげたことくらい。あとは、ホテルのベルボーイに荷物を運んでもらったときに、5~10香港ドルをあげることくらい。
香港の夜景
香港の夜景と言えば、香港島のヴィクトリア・ピーク(山頂)から見る夜景が僕の一押し。しかも、こちらには「マダム・タッソーの蝋人形館」もある。もう一つのお勧めは、反対側の九龍から香港島を眺める夜景。新しく出来た世界で4番目に高い(海抜393m)「ICCビル・sky100」からの夜景が最近のトレンドのようだが、展望台の中が明るくて夜景を見るのに適さないのである。しかも、見下ろすので夜景に迫力がない。せっかく360°眺めることが出来るのに、香港島以外は真っ暗なのである。むしろ、明るい昼間に行った方が迫力があって良いかもしれない。九龍から香港島を眺める夜景のお勧めは、海と同じ高さから眺める夜景。低い位置から眺めることで、海の鏡面効果が加わって美しい。特に、インターコンチネンタルホテルの海側にある 「星光大道」からの夜景がいい。知人によると、「ICCビル」にあるリッツカールトンホテルのタクシー乗り場前から眺める夜景も良いとのこと。
飲茶の注文は2タイプ
香港と言えば飲茶が人気。昼に飲茶をやっているレストランが多いが、朝からやっている店もある。なので、朝食代わりの飲茶もありである。席に着くとまずお茶を聞かれるので、「ウーロン」、「ジャスミン」、「プーアル」の3種類の名前だけは抑えておきたい。次に注文をするのだが、伝票にほしいものをチェックしてオーダーするオーダーシート方式の店と、いろいろなワゴン(蒸し物のワゴン、腸粉というクレープのワゴン、大根餅など鉄板焼き用のワゴン、ショーケース式ワゴン)が回ってくるので、見せてもらって注文するワゴン方式の店がある。オーダーシート方式の店は、日本語あるいは英語メニューを用意しているので、お茶などの飲み物を聞きに来たときに必要な旨を告げよう。