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3. 寿司


中央区

鮨 しののめ


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昨年、円山にオープンしたカウンター8席だけの寿司店。店主の中原さんは若く、修行経験も浅いようだが、寿司に対してかなり真面目に取り組んでいるように見受けられる。それは熟成した寿司ネタだけにとどまらず、全席禁煙や過度の香水の使用はご遠慮願いますというレギュレーションからも感じ取れる。
 ビルのドアを開け、正面のオープンな階段を上がると、すぐ右側に暖簾の掛かった入口が見える。店内に入ると、真新しく清潔感のあるL字型のカウンター席が。メニューはお任せコースのみで、おつまみ6品と握り9貫、TMG(特製玉子ご飯)、玉子焼き、味噌汁、甘味という構成内容。
 玉子焼きや干瓢巻だけは修行経験の浅さが出ていてイマイチだったが、つまみはまあまあであり、酢飯は美味しく握りも悪くなかった。今回は1つ星としたが、今後に期待して2つ星にしても良いくらいのレベルである。しかしながら、丁寧な仕事に加えて、調理からサービスに至るまで店主が一人で行っているためにテンポが良くない。この様なテンポの悪さは、銀座に移転する前の「さわ田」でしか経験したことがない。中野坂上の小さな店で一人でやっていた頃の「さわ田」の店主は、当時はトラック運転手から転職したばかりの経験の浅い寿司職人だった。しかしその後、独学でミシュラン2つ星を獲得する寿司職人まで成長したことを考えると、今後の中原さんにも是非期待したいところだ。(2017年2月追加)

中央区南1条西22丁目2-15 シーズンビル2階
電話番号:011-215-4144(要予約)
定休日:不定休
営業時間:17時〜22時
予算:おまかせコース12000円(税別)
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅5番出口を出て大通を東へ進む。「札幌フードセンター」を過ぎ、「古艪帆来コロポックル」信号を右折すると、すぐ左側にあるビル。円山公園駅より徒歩5分
最寄りのランドマーク:札幌フードセンター、古艪帆来
お勧めポイント:若き職人の熱意が感じられるこだわりの寿司店

このビルです ドアを開けて正面に見える階段を上がった右側 ココです! 8席のみのL字型のカウンター席。ガラスケースの冷蔵庫はない 飲み物のメニュー1 飲み物のメニュー2:メニューには北海道産の日本酒のみしかないが、道外の日本酒もある。特に良かったのは、和歌山県の「南方」だ 飲み物のメニュー3:シャンパンもある 飲み物のメニュー4:赤白ワインもある おつまみ1品目は「ホタテ」 おつまみ2品目は「蒸しアワビ」 蒸しアワビは肝醤油につけていただく おつまみ3品目は「ブリの幽庵焼き」 おつまみ4品目は「なめろう」 おつまみ5品目は「アンキモの奈良漬けのせ」 おつまみ6品目は「毛蟹の茶碗蒸し」で、このスタイルはまるで大阪スタイル? ここからいよいよ握りとなるが、この店のガリは美味しい 熟成した「紋甲烏賊」 こちらも熟成した2枚づけの「ブリ」 「ボタンエビ」は甘い これがTMG(特製玉子ご飯)。今回のネタはマグロの漬け 「本マグロの中トロ」 何故か白板昆布がのった「コハダ」。締め方は強めで江戸前風 さっと炙られた「ノドグロ」は、とろける様に美味しかった 「イクラの醤油漬け」は、生卵の黄身のような風味が感じられずイマイチ 近海産が禁漁である現在、最高の美味しさだった北方四島産の無添加バフンウニ 粉みたいなものは昆布塩で、これだけ手渡しでいただく 玉子焼きは海老や魚の風味が感じられずパサついていた。シットリと香り高い玉子焼きを目指して欲しい 簾の巻き方は合格点だが、干瓢(カンピョウ)の味に深みがない 海苔の味噌汁 ワインゼリーはサッパリとしていて美味しかった

すし 宮川


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昨年8月に円山にオープンした寿司店。店内は白木と土壁で造られた和モダンなインテリア。L字型のカウンター席が8席しかないが、決して狭さは感じさせない。最近の若い店主が営む人気の寿司店や日本料理店は、このようなこぢんまりとしたシックな店が多い。多分に漏れず、この店の店主の宮川さんも若く新進気鋭の寿司職人である。宮川さんは、和食の「北の味おお乃」をかわきりに、「鮨処 西鶴」、東京ミシュラン3つ星の「鮨よしたけ」、そして吉武氏監修の「香港すし志魂」で経験を積み、この店を開いたという。
 寿司は、つまみや料理も含めたお任せのコースのみで、店主は和食経験もあるせいか、握り寿司以外のつまみも非常に美味しい。イメージ的には東京の「 鮨 三谷(→ 銀座グルメバイブル・寿司の頁を参照)」 や薄野に移転してきた 「鮨の一幸(→ 札幌グルメバイブル・寿司の頁を参照)」 に近いセンスを感じさせる。いや、「鮨の一幸」よりも店主の気合いの入り方が凄く、目指しているレベルがより高いことを伺わせる。「鮨の一幸」と同様に、握り寿司のレベルに関しては未だ発展途上であるが、使用するワサビをこまめに擦ったり、車エビを直前にボイルしたりするなど、仕事に対する誠実さや妥協のない真摯な姿勢を感じさせる。現時点での握りの評価は2つ星くらいであるが、つまみの美味しさやトータルな満足感、さらにこれからの期待を込めて3つ星とした。
 現在のところ、ほぼ全ての仕事を店主1人でこなしているため、混んでくると出てくるまでに時間がかかるのが難点だが、これについては次第に解消されていくものと思われる。ちなみに、店主の気合いは「全席禁煙」、「過度の香水のご使用をご遠慮願います」という文言にも表れている。(2015年2月追加)

中央区南1条西24丁目1-30 円山OCT BLD.1階(北洋銀行の隣り)
電話番号:011-613-2221
定休日:火曜、ハッピーマンデー
営業時間:17時〜22時半
予算:お任せ15000円
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅4番出口を出て右へ。信号を渡ると、北洋銀行の手前にある
最寄りのランドマーク:北洋銀行
お勧めポイント:握り寿司だけでなく、つまみもなどの料理も美味しい寿司店

L字型カウンター内にいるのが店主の宮川さん

最初に出されたのは「京蕗、新竹の子、スケソウダラの子」

ウマズラハギの刺身。カワハギに比べると味が落ちると言われているが、どうして、どうして、かなり美味しかったですよ

ウマズラハギの肝醤油につけると最高

水ダコを使った煮ダコも香りがあっていい

エゾアワビを使った蒸しアワビ・肝ソースで

エゾアワビの肝ソースの握り寿司

寒ブリをポン酢の大根おろしと共に

毛ガニに幻と言われる北海イバラガニの内子をがけて

ヤリイカを細切りにした握り

金目鯛

マグロのヅケ

本マグロのトロ

コハダ

寒鯖の棒寿司

エゾバフンウニの一口ミニ丼は、酢飯自体もウニで和えられたダブルウニ

煮ハマグリ

茹でたての車エビは香りがあって美味しい

煮穴子だけはイマイチ

岩海苔の味噌汁

カステラのような海老のすり身入り玉子焼き


すし屋 亙(のぶ)inマガーリ


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北海道ナンバーワンイタリアン 「マガーリ (→ 札幌グルメバイブル・イタリアンの頁を参照)」 の2階(つまり5階)に、月一度火曜日にオープンする完全予約制11席の幻の寿司店。実はこの店の店主は、兵庫県淡路市にある「すし屋 亙(こちらも完全予約らしい)」の店主なのである。「マガーリ」の宮下シェフが彼の店を訪れて意気投合し、好きな北海道で寿司を握りたいという思いから、札幌を訪れるようになったという。
 まずは「マガーリ」がある4階でエレベーターを降り、受付で名前を告げて階段を上がる。入口で靴を脱いで上がると、L字型のカウンター席がある。中央に円筒形の換気扇が備え付けられているのが奇妙に思えるが、これはこれから不定期にオープンする予定の天ぷら店「枠(わく)」との共有スペースであるため。イタリアンの中にある寿司店なのでワインしかない?と思われたが、意外なことに日本酒も数種類置いていた。
 店主の坂本さんは、元・日ハムの岩本さんに似た関西人ならではのトークの軽妙さを持ち合わせているため、常に場が和む。話を聞くと、当日の朝に酢飯を炊き、ネタを仕込み、包丁も含めて全てを淡路島から飛行機で持参するという。コースは全員同時スタートのお任せのみで、前半はつまみが続き、後半は握り寿司、そして締めの「巻寿司の茶漬け」で終了となる。この店の特徴は、ほとんどのつまみや握り寿司にスダチや塩を使うことである。また、寿司屋では珍しく“濃口醤油"は使わず、より塩分のある“薄口醤油"を使うのも独特だ。これは魚のポテンシャルを最大限に引き出すために彼が生み出した技法であり、確かに魚を美味しく食べさせる方法を彼は熟知している。これを良しとするか、通常の醤油や煮きりを使った寿司の方が良いと思うかは、まさに好みの問題であろう。寿司の姿はズングリとしていて少し不格好であるが美味しく、福岡県の 「吉富寿し(→ 福岡グルメバイブル・寿司の頁を参照)」 の寿司に似たイメージである。特に、焼き穴子、干し椎茸、ゴマなどを使った名物の「焼き穴子の箱寿司」は最高に美味しい。
 ちなみに、淡路島の「すし屋 亙」では写真撮影は禁止であるが、この店ではシャッター音やフラッシュなど客の迷惑にならない範囲でOKである。(2014年12月追加)

中央区双子山3丁目2−5 ソニア双子山4階
電話番号:070-5288-8172
定休日:水曜
営業時間:火曜(月により不定)の19時スタート
予算: 1万5千円のお任せコースのみ(要予約)
アクセス:円山公園駅から西25丁目通を旭ヶ丘方面に向かう。「西友」や「ロイヤルホスト」がある信号を右折して菊水旭山公園通を上る。1つ目の信号を過ぎ、2つ目のY字路の信号を真っ直ぐ右へ進む。次の「界川1」の信号を右折して円山動物園方向へ向かう。家具の「カンディハウス札幌」を過ぎると道は左側に曲がって行くので、そのまま直進して細い道を進むと、右にドーム型の建物が見えるのでそのとなりのマンション。円山公園駅から車で5分くらい
最寄りのランドマーク:西友・旭ヶ丘店、カンディハウス札幌
お勧めポイント:淡路島の名店「すし屋 亙」の寿司が北海道で食べられる

分岐点にあるカンディハウス札幌

目印となる隣のドーム型の建物

ここの4階まで狭いエレベーターで上がります

まずは靴を脱いで5階のフロアへ

廊下の左側にあります

写真を撮ろうとすると、お茶目に顔を隠した。さすがは関西の方!

しかし、すぐに職人の姿に

北海道では絶対に食べられないアカアシエビは、甘みがあって美味しい!

本マグロの漬け

車エビ

煮穴子を塩で

名物「焼き穴子の箱寿司」

締めの「巻き寿司茶漬け」


鮨処 うえの


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店主は薄野の「菊鮨」出身。独立当初は北海道的な寿司を握っていたが、年を追う毎に江戸前寿司のスタイルになってきた。今やほとんどのネタに仕事がされており、江戸前寿司を通り越して創作寿司になっているのでは?と思うほど。東京でもこれほどネタに仕事をしている寿司屋は見かけない。実は僕としてはこれはやり過ぎだと思っている。つまり、そのまま食べた方が美味しいネタはそのまま食べるべきだし、締めたり、何かを挟んだ方が良いネタはそうするべきなのである。この点が改善されれば2つ星にしてもいい店。ネタが良い上に握るスキルも高い。さらに、「飛露喜」、「獺祭」、「黒龍」、「磯自慢」、「十四代」など日本酒や焼酎の品揃えも良いので、総合的にはお勧めできる店である。(2013年4月追加) 

中央区南6条西3丁目 ジョイフル札幌1階
電話番号:011-513-0567
定休日:日曜、祝日
営業時間:【平日】17時半〜 23時、【日曜・祝日】18時〜22時
予算:12000円〜15000円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅3番出口を出て右へ向かい、「すすきの交番」、「吉野家」を過ぎた角を右に曲がる。「ラマダホテル札幌」を過ぎ、「第35桂和ビル」を過ぎたら右にあるビル。すすきの駅から徒歩3分。
最寄りのランドマーク:ラマダホテル札幌、第35桂和ビル
お勧めポイント:日本酒や焼酎のセレクトが良い創作江戸前寿司の店


ひでたか


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2012年の夏にオープンした寿司店。店内は白木のカウンター席が僅か8席だけという小さな店である。寿司は店主が1人で握っている。店主の山田さんは「すし善」出身の職人であるが、未だ若い。しかし、寿司はどれも一定のレベルにあり、なかなか美味しい。しかしながら、築地から仕入れたという江戸前の仕事をしたネタはイマイチだった。僕の印象としては、福岡の 「鮨 安吉(→ グルメバイブル・福岡県の頁を参照)」 の寿司のイメージに近い店だと思う。店は店主の家族でやっているため、サービスも良く、とてもホスピタリティを感じる。また、店主も腰が低く丁寧。店主は若いがかなり頑張っているので、今回は期待込みの2つ星とした。ちなみに、日本酒の種類は少ないがセレクトは悪くない。(2013年4月追加)

中央区南7条西4丁目 延寿ビル1階
電話番号:011-200-0677
定休日:日曜
営業時間:18時〜22時
予算:10000円〜13000円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅4番出口を出て、札幌東急インの信号を左折して、一方通行を南へ進む。「すすきの市場」の信号を越えて次の「ススキノ会館」の角を左折するとすぐ右側。地下鉄南北線・すすきの駅から徒歩5分。 
最寄りのランドマーク:すすきの市場、ススキノ会館
お勧めポイント:期待の若手店主が握る江戸前寿司


すし処 ひょうたん


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「すし善」の店長を務めていた職人が独立して開いた店。この店で既に20年、前の店も合わせると薄野で30年間営業していることになる。店主は60台半ばの年令で、現在はもう1人いる若い店員がメインで握っているようだ。日本酒の品揃えは良くないが、芋焼酎の「伊佐美」がおいてあり、ロックで飲むと結構美味しい。つまみも色々とあり、酒を飲んで最後に寿司をという酒飲みにうってつけの寿司店である。シャリは万人受けするように酢や塩分が抑えられており、どのネタも平均レベル以上の美味しさ。但し、小鰭だけは酢がしっかりとしたクラシックタイプのものなので、唯一僕の好みではなかった。比較的遅くまでやっており、料金も含めて薄野エリアでは至極真っ当な良い寿司店である。(2013年4月追加) 

中央区南7条西4丁目 五條DEUXビル1階
電話番号:011-512-8052
定休日:日曜
営業時間:18時〜翌1時
予算:8000〜10000円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅5番出口を出て、札幌駅前通を右へ向かう。「カラオケ館」、「すすきの市場」、「かに本家」を過ぎ、「豊川稲荷」の角を右折すると右側のビル。すすきの駅から徒歩6分。
最寄りのランドマーク:すすきの市場、かに本家、豊川稲荷
お勧めポイント:深夜までやっている「すし善」系の寿司店


移転 鮨一幸


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若手店主が握る新進気鋭の寿司店である。かつて、札幌郊外の真駒内という決して立地条件が良くないエリアにあったにも関わらず、ミシュラン1つ星を獲得したことで一躍有名になった。その後薄野エリアに移転し、若店主が人気テレビ番組「情熱大陸」に出演すると、食べログ得点が一気に急上昇して全く予約が取れなくなった。残念ながら、現在も常に予約が一杯で、札幌在住の僕ですら未だ新店舗には行けていないのが現状である。
 寿司は全て2代目若店主が握っており、先代店主は裏方に徹している。また、ほとんどのネタには細かい仕事が施されており、これらを使った“つまみ"がとにかく美味しい。寿司はかなり小ぶりの「銀座 久兵衛」くらいの大きさであるが、「銀座 久兵衛」はと異なり、細長くしゃりをネタが包み込むような感じの握りだ。ネタとしゃりのバランスが悪く、美しくないのが多少残念である。なので、今回の評価は2つ星であるが、寿司だけに限って言えば1つ星の評価である。しかし、前述のようにつまみが素晴らしく、彼の若さとセンスに期待して2つ星の評価とした。酒とつまみを食べて、最後に寿司をつまみたいという酒飲みの方にはうってつけの寿司店であり、ワインやシャンパンも置いているので、ワインを飲みながら寿司をという方にもお勧めできる。(2013年3月追加)

中央区南2条西5丁目31-4 スカレッタビル2階
電話番号: 011-200-1144
定休日:月曜
営業時間:18時〜23時
予算:お任せ25000円 くらい
アクセス:地下鉄・大通駅10番出口を出て、札幌駅前通りを反対方向の「4丁目プラザ」方向へ向かう。「ピヴォ」を過ぎてすぐ信号を右折し、さらに「ピヴォ」の南側を過ぎ、2つめの信号を右折すると右側に見えるビル。大通駅より徒歩5分。 
最寄りのランドマーク:4丁目プラザ、ピヴォ 
お勧めポイント:酒とつまみを食べて、最後に寿司をつまみたいという酒飲みの方にはうってつけの寿司店


薄野 仲寿し


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薄野の南端にある高級寿司店。この店は何故か本州のゴルフ客や芸能人、スポーツ選手、マスコミ関係者などが多い。また、場所柄クラブの同伴や接待に使われることも多い。なので、日本酒や焼酎だけでなく、寿司店でありながら高級ワインやシャンパンなども取り揃えている。さらに、道外客向けに、キンキや八角、生のタラバガニなども用意していて、焼魚や煮魚といったリクエストにも対応してくれる。このように書くと、寿司屋としてはどう?と思うわれる方もいるかもしれないが、ご心配なく、寿司もかなり美味しいのである。どんな寿司かというと、同じ薄野にある 「○鮨( → 札幌グルメバイブルの寿司の頁を参照)」 が“江戸前寿司”、この店の寿司が“北海道寿司”と考えればイメージがつかみやすい。 「○鮨」 に比べると、ネタの種類こそ少ないが、北海道産を中心に良い物を揃えている。まずは、刺身の盛り合わせとビールを注文。もしも、日本酒を頂くなら、札幌唯一の地酒・千歳鶴の「大吟醸 吉翔」がお勧め。酒のあてに良いのは、「イワシのなめろう」や「自家製数の子」。特に、「自家製数の子」に擦りたてのワサビを塗り、パリパリの海苔を巻いて醤油に浸して食べるのが最高だ。握り寿司のお勧めは、通年して味わえる「マグロのヅケ」。ここのヅケを食べたら、今まで食べてきたヅケは一体何だったのか?と思うくらいの深い味わい。さらに、この店の凄いところは、夏だけでなく、一年を通してその時期の最高のバフンウニが味わえることである。もしも、食べてみて美味しいバフンウニだなあと感じたら、軍艦巻きだけではなく、海苔なしも注文してみてほしい。白身のお勧めは、「平目」と「鯛」、そして青魚のお勧めは、「小鰭」と「鯖」である。もしも、鯖好きなら、まずはそのまま味わい、次に白板昆布と生姜、葱を載せてもらって食べると二度美味しい。もしも、春と秋に年2回解禁となる積丹産・石狩産のシャコが入荷していたら、是非食べてみてほしい。食べるなら、卵を持ったメスより持たないオスの方がお勧め。また、隠れメニューの「山形牛のステーキ」もお勧めだ。擦りたてのワサビを多めに載せて塩をちょっとつけて食べるか、醤油を加えた山ワサビを少し載せて食べると、寿司屋ならではの美味しい食べ方に感動を覚える。最後の締めには、この店の名物「山ワサビ巻き」がいい。鼻から脳に突き上げるような強烈な辛みに、酔いが覚めること請け合いだ。早い時間帯はいつも混み合っており、特に夏は本州からゴルフ客が押し寄せ、なかなか予約が取れないので、早めの予約が必要。(2012年12月更新)

中央区南7条西3丁目 千両ビル1階
電話番号:011-512-3794(要予約)
営業時間:18時~翌2時
定休日:日曜、祝日
予算:15000円
アクセス:地下鉄南北線「すすきの」駅3番出口を出て、右の薄野交番側に向かわず、左の交差点を左に曲がり、駅前通を南へ進む。「東宝公楽会館」を過ぎ、「かに本家」の信号を過ぎて次の南7条の信号を渡り、左に「はこだて」の看板が見えたらその隣のビル。地下鉄南北線「すすきの」駅から徒歩5分。
最寄りのランドマーク:東宝公楽会館、かに本家
お勧めポイント:満足度の高い高級寿司店


◯鮨


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長年、この店を牽引してきた「すし善」出身の店主・川崎武司さんが、この度ハワイのワイキキ「○鮨」のオープン準備のため、2015年末をもって店主を退いた。代わって二代目を継いだのは、若き寿司職人である長男・純之亮さんである。彼は東京銀座「 小笹寿し(→ 銀座グルメバイブル・寿司の頁を参照)」 の出身で、父親譲りの「すし善」スタイルの美しい握りと、修業先である「小笹寿し」の江戸前仕込みを併せ持った素晴らしい寿司を握る。握るスピードや客とのトークなどは、先代の川崎さんには及ばないが、それでも、食べログなどで評価の高い同世代の寿司職人と比べると抜きんでている。
 この店の定番の握りは、春の「サヨリの昆布締め」や「煮蛤」、「赤貝」、夏の「新子」や「蒸し鮑」、「バフンウニ」、秋から冬にかけての「イクラ」や「ヒラメ」、「本マグロ」など。さらに、二代目が戻ってきてからは、擦った青ネギをのせて食べる「鯖の白板昆布のせ」や「淡路島産の真鯵」の他、「春子(かすご)」や「鯖の棒寿司」、「車エビのおぼろ」、「江戸前の卵焼き」なども登場するようになった。現在はまだそれどころではなさそうだが、仕事に余裕が出てくれば、「小笹寿し」名物の「烏賊の印籠寿司」や「カワハギの肝のせ」、「キスの昆布締め」なども登場するかもしれない。彼は若いだけにまだまだ伸び代があり、さらなる研鑽を積めば北海道ナンバーワンの寿司職人になることは間違いないだろう。
 ちなみに、この店ではメニューなどはなく、つまみも含めたお任せとなっている。特に、秋から冬にかけてのイクラは絶品で、他店の追随を許さないほどの美味しさ。また、多少値は張るが、この店では北海道地酒の最高峰「千歳鶴 大吟醸 吉翔」を飲むことができ、日本酒を飲むときには、1週間かけて戻すというこの店のスペシャリティ「干し数の子」と一緒に頂きたい。(2016年10月更新)

中央区南6条西4丁目4番地 
電話番号:011-552-6266(要予約)
営業時間:17時~22時半
定休日:日曜、祝日
予算:15000円 ~20000円
アクセス:地下鉄南北線「すすきの」駅4番出口を出て、札幌東急インの信号を左折して、一方通行を南へ進む。すすきの市場の信号を越えてすぐ左側。地下鉄南北線・すすきの駅から徒歩5分。
最寄りのランドマーク:すすきの市場
お勧めポイント:札幌で食べられる本格的な江戸前寿司店

二代目店主の川崎純之亮さん 「鯖の白板昆布のせ」は白板昆布の酸っぱい甘味と擦り青ネギの香りが絶妙にマッチする ニンニクが入っているの?と思うくらいの鮮烈な擦り青ネギの香りが何故か「淡路島産の真鯵」のネットリとした味わいに合うのだ 新子ではないが、この時期としては珍しい小振りの「コハダ」。握りの美しさもさることながら、コハダの締め方が最高 煮ハマグリはシットリとしている 生で茹でる車エビは鮮やか 秋の一時期だけ食べられる「バフンウニとイクラのコラボミニ丼」 本マグロの漬け 本マグロのトロ 身の厚い赤貝は香り抜群 こちらも身が分厚い炙ったホッキ貝 〆の簾で巻いた中トロ巻もお見事!

北区

鮨一


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寿司屋とは思えないくらいモダンで洗練された外観。店内に入ると右側には大きなL字型のカウンター席が、左の道路側には小上がりがある。この店は札幌の中心部からかなり離れた住宅街にありながら、薄野の名店 「○鮨(→ 札幌グルメバイブル・寿司の頁を参照)」 「仲寿司(→ 札幌グルメバイブル・寿司の頁を参照)」 と肩を並べるくらい美味しい寿司を食べさせてくれる。何故なら、店主の内田さんは「すし善」出身の寿司職人。なので「○鮨」同様、握りの姿も美しいのである。また、「仲寿司」同様つまみも充実しており、酒飲みにとっても堪えられない店なのだ。特に北海道ネタが充実しており、「戸井・松前産のまぐろ」や「佐呂間産のカキ」、「オホーツク産の毛ガニ」、「北海道産の自家製数の子」など、グルメ垂涎のネタが一杯なのである。中でも僕が一押しのネタは「北海イバラガニ」の外子と内子。実は、これは極めて貴重な幻のネタ。食べることができる店は北海道でも極めて少ない。この店でも年に2~3回くらいしか入荷しないそうなので、もしもこのネタに出会えたならば、実にラッキーなのである。北海道ネタと築地直送のネタを別々に仕入れているため、午後に到着する当日の築地ネタは、昼には味わうことはできない。その分、昼の価格の方が若干割安となっているのだそうだ。日曜にも営業している点や、1種類ずつであるがシャンパンと白ワインを置いている点もいい。ちなみに、夏~秋にかけては、本州のゴルフ客(プロゴルファーも多い)が押し寄せ、かなり予約が取りづらくなるので、早めの予約が望ましい。(2013年1月更新) 

北区北24条西19丁目4-12  
電話番号: 011-728-5350 (要予約)
営業時間:12時~14時半、17時~22時半
定休日:水曜
予算:お任せで11000円 前後
アクセス:地下鉄南北線・北24条駅2番出口を出て西方向へ向かうタクシーを拾う。「琴似栄町通沿いの新川病院へ行ってください」と告げる。新川病院の向かいにある白いモダンな一軒屋。地下鉄南北線・北24条駅からタクシーで10分。
最寄りのランドマーク:新川病院
お勧めポイント:都心から離れた住宅街にありながら、薄野の名店と肩を並べるくらい美味しい寿司を食べさせてくれる。加えて、日曜も営業




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