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5. イタリアン


中央区

セッシオーネ SESSIONE


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二条市場の裏通りにひっそりとある隠れ家的イタリアン。かつてこの場所は、「ボーズ(閉店)」や「アグーリ(倶知安に移転)」といった人気イタリアンがあった場所だ。店内に入ると、特徴のあるオープンキッチンのL字型のカウンター席があり、3店目となった現在のインテリアも「ボーズ」の頃から全く変わっていない。
 黒板に書かれたメニューを見ると、羊のペコリーノチーズを使ったメニューとニセコ「奥土農場」のパンのメニューが目を引く。シェフによると、この店では5種類のペコリーノチーズを、メニューによって使い分けているという。また、自家農場で育てたライ麦を使用した「奥土農場」のパンは、シェフがニセコにいた頃に気に入り、現在も宅配で取り寄せているという。
 料理はどれも火の通り方、塩味ともにビシッと決まっており、スパイスと素材の組み合わせも絶妙だ。特に、「鴨内臓炒め煮」や「白糠羊トリッパトマト煮込みペコリーノチーズ」などの内臓料理が秀逸である。かつて、 「サボSABOT(→ 札幌グルメバイブル・イタリアンの頁を参照)」 の小池シェフや 「マガーリ(→ 札幌グルメバイブル・イタリアンの頁を参照)」 の宮下シェフの料理を初めて食べた頃と同じイメージで、将来の3つ星店候補となりうるシェフの才能を感じる。これらの美味しい料理に対し、忙しくて手が足りないせいなのかもしれないが、デザートだけはイマイチセンスを感じられなかった。
 現在のところ、サービスの担当がおらず、シェフ一人で全てを行っているため、料理が出てくるのに多少時間がかかることは了承して行っていただきたい。(2017年4月追加) https://www.facebook.com/sessione.italiana/

中央区南3条東1丁目5-1-2
電話番号:011-200-9450
定休日:不定休(日曜もしくは月曜のこと多い)
営業時間:17時〜24時
予算:鴨内臓炒め850円、白糠羊トリッパトマト煮込みペコリーノチーズ1400円
アクセス:地下鉄すすきの駅、東豊すすきの駅、大通駅から狸小路1丁目へ向かう。創成川通の信号を渡って二条市場へ向かい、その間の小路を抜けると左角にある。各駅から徒歩で10分以内
最寄りのランドマーク:狸小路1丁目、二条市場
お勧めポイント:素材にこだわった白眉のイタリアン

創成川通の1本東側の通りにあります ココです L字型のカウンター席は昔と変わらず 黒板に書かれた本日のメニュー 赤ワインのリスト。ワインボトルリストにはヴィンテージが書かれていないが、値付けはリーズナブル まずはビールを注文したが、どちらもイマイチ。特に左側のビールはビネガー?と思うほど酸味が強い。やっぱり、日本のハートランドビールにすべきだったと後悔・・・ 突き出しのグラタンのようなプディング。美味しい店は突き出しから美味しい 「バッカラマンティカート」は塩漬けタラのペーストで、トウモロコシのパンのようなものと一緒に食べる 「鴨内臓炒め煮」 ハツ、ズリ、レバーなどのとソースの旨味が渾然一体となって押し寄せてくる 「白糠羊トリッパトマト煮込みペコリーノチーズ」 羊のモツの臭みがペコリーノチーズによって旨味に昇華している ニセコ奥土農場ライ麦パンのクロスティーニ(左がドライ空豆のラグー、右が鶏レバーペースト) 「鶏テリーナ・フィノッキオのサラダ」 手羽などの入った鶏のテリーヌを香ばしく焼いていて、焼き鳥風 「アサリ貝、トマト、バジルのフレゴーラ」 クスクスではありません。つぶつぶの独特の食感のパスタで美味しい 「菜の花、ペコリーノチーズのリングイネ」 サッパリモチモチの美味しさ 「イベリコ豚のホホ肉のストッファート」は普通に美味しい デザートの「グラッパ入りカスタードクリーム ドライアプリコットのせ」は濃厚すぎる上に、フルーツもドライフルーツなので最後まで食べられず。カスタードをもっと滑らかにするか、サッパリ系ジェラートと組み合わせれば美味しいのだが・・・

余市へ移転 サグラSagra


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大通公園近くのマンションの1階にある小さなイタリアン。店名の「Sagra」とは、イタリア語で「収穫祭」という意味。その名の通り、北海道各地で収穫された選りすぐりの食材がこの店に集まってくる。それらは全て、店主の村井さんが惚れ込んだ北海道のこだわり食材なのである。オープンしてから何度か訪れているが、徐々に料理に安定感が増してきたように思う。
 店内に入ると、奥にカウンター席があり、手前にテーブル席がある。久々のディナーでの訪問となった今回は、5500円、8000円、10000円の中から8000円のコースを注文。これら3コースの基本的な違いは前菜の品数の違いであり、それぞれ2品、3品、4品と増えていく。料理はどれも火の通し方が良く、塩味にもブレがない。しかしながら、料理は村井ワールドと言うべき独特のスタイルなので、この点については好みが分かれるところかもしれない。
 ちなみに、ワインはイタリア産ワインはもちろんのこと、北海道産を中心とした国産ワインも揃っているので、興味ある方は是非試していただきたい。また、聞くところによると、村井シェフは近い将来、この店を余市に移転してレストランを開く予定だという。(2016年5月追加)
http://www.sagra.jp

中央区南1条西8丁目20—1 ライオンズマンション小六ビル1階
電話番号:011-219-4649
定休日:月曜
営業時間:【ランチ(水曜〜日曜)】12時〜13時半、【ディナー(水曜〜日曜)】18時〜21時
予算:【ランチ】1650円〜8000円の5コース、【ディナー】5500円〜10000円の3コース
アクセス:地下鉄東西線・西11丁目駅3番出口を出て右へ、大通公園に沿って進む。「東京ドームホテル札幌」手前の大通西9丁目交差点を右折するとすぐ左側のホテル。西11丁目駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:東京ドームホテル札幌
お勧めポイント:北海道の食材にこだわったイタリアン

このときはまだ真冬の寒い日。奥に見えるのが東京ドームホテル、手前のマンションです ココです 店内。奥にキッチンとカウンター席が見えます 3つのコースメニュー グラスワインとドリンクメニュー ワインリストはイタリアワインが中心 北海道をメインとした国産ワインもあります まずは「小さな前菜」 「前菜1(魚介ムース)」 バゲットとグリッシーニ 「前菜2」は煮込んだ大根(北斗市・高坂さん)という和のテイスト 「前菜3」はチーズがのっていますが、何だったのか思い出せません 「パスタ1」は手打ちです 「パスタ2」はニョッキです メインはシンプルな和牛(北斗市・おぐに牧場)のグリルです こんな感じで、素材が書かれた北海道地図が掲示しています 僕のデザート 新田先生のデザート エスプレッソ(小菓子は付きません)

リストランテ カプリカプリ


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開店20年目を迎えたイタリア料理店。2012年に札幌郊外にある南郷18丁目から移転してきた店である。この店の売りは何と言っても道産素材を使った料理。「足寄町石田牧場」のサウスダウン種の羊や「えりも短角牛」、「大樹町古川牧場」のアップルポーク、「白糠・酪恵舎」のチーズ、「洞爺・佐々木ファーム」や「瀬棚・ソガイ農園」の無農薬野菜など、枚挙に暇がない。さらに、自家菜園でハーブや花ズッキーニなどを作るといったこだわりようだ。
 木をふんだんに使ったシックな店内は、テーブル席のみでカウンター席はない。オーナーシェフの塚本さんと若手料理人が料理を担当し、マダムがサービスとソムリエールを担当している。店内にはワインセラーがあり、グラスワインも含めてリーズナブルなワインが揃っている。メニューはコース料理の他にアラカルトメニューが豊富だ。なので、基本的にはアラカルトメニューで注文し、シェアして食べるのがお勧めである。料理はどれも火の通し方が良く、塩味にブレがない。もしも、メニューの中に「イタリア産フレッシュポルチーニ茸と栗のフリット」や「ポリート ミスト」を見つけたら、是非注文してみて欲しい。「イタリア産フレッシュポルチーニ茸と栗のフリット」はえも言われぬフレッシュポルチーニの妖艶な香りを堪能できる。また、「ポリート ミスト」はソーセージ(サルシッチャ)や仔羊、鶏などが入ったポトフのような北イタリア名物の煮込み料理で、素直に美味しいと思える。さらに、デザートの「ココナッツのビアンコマンジャーレ・ブドウと白ワインのジュレ」もとろけるような食感でいい。
 ちなみに、今回は1つ星としたが、正確に言えばあと一歩で2つ星という評価である。(2016年3月追加)
http://capricapri.jp

札幌市中央区南1条東2丁目13
電話番号:011-222-5656
定休日:水曜、第2火曜
営業時間:【ランチ(土日・祝日限定)】12時〜13時半、【ディナー】17時半〜22時(日曜・祝日は21時まで)
予算:【ランチ】1,700円、2,600円、3,500円、【ディナー】5,400円(前日までの予約で8,640円と10,800円のスペシャルコースがある)
アクセス:地下鉄東西線・バスセンター駅3番出口を出て右へ。すぐに「大通東1交差点」を右折するとすぐ右側。バスセンター駅より徒歩2分(地下鉄大通駅よりさっぽろテレビ塔方向から出て徒歩4分)
最寄りのランドマーク:さっぽろテレビ塔、大通東1交差点、バスセンター
お勧めポイント:道産食材にこだわったイタリアン

このビルの1階にあります 店内1 店内2 前菜の前のメニュー 前菜のメニュー パスタのメニュー メインのメニュー デザートのメニュー 「釧路仙鳳趾産殻付きカキとぶどうの海水ジュレ」 「自家菜園で収穫したシシリアンルージュのドライトマトのブルスケッタ」 「日高・銀聖のスモークサーモンとリコッタチーズ、イクラを添えて」 「イタリア産フレッシュポルチーニ茸と栗のフリット」 崩すと栗も出てきてこんな感じ。えも言われぬフレッシュポルチーニの妖艶な香りを堪能できる 「スモークした根室産サンマとジャガイモ、自家製アンチョビのスパゲッティーニ」 盛り付けたところ 「釧路仙鳳趾産カキとノリのリゾット」 「ポリート ミスト」 ソーセージ(サルシッチャ)や仔羊、鶏などが入ったポトフのような北イタリア名物の煮込み料理で、素直に美味しいと思える そのままでも美味しいが、4種類の調味料(ソース)を入れて食べると、また別な美味しさに変身する 「足寄町石田めん羊牧場の仔羊の炭火焼き」はシンプルな美味しさ 「ココナッツのビアンコマンジャーレ・ブドウと白ワインのジュレ」はブランマンジェのようにトロトロで美味しい 「瀬戸内産尾道レモンのジャムのタルトと紅茶のジェラート」 ここからはある日の3500円のランチコース パンはフォカッチャ スープと前菜の盛り合わせ メインは煮込み料理 デザートは百合根のモンブランだったかな?

オステリア イル ソリト


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薄野近くにある小さなイタリアン。現在この店の料理を担当するのは、斎藤 一(さいとう はじめ)シェフである。僕が彼の料理を初めて食べたのは 「イタリアンバール カンティネッタ サリュ(→ 札幌グルメバイブル・バーの頁を参照)」 でのこと。実はこの時、「イタリアンバール カンティネッタ サリュ」の本誌の星は、料理の高評価から一時的ではあるが3つ星となったことがある。その後彼は退店し、どうするのかと思っていたらこの店のシェフとなっていた。この店を経営するのは、近くにある「クッチーナ イタリアーナ リッチ」である。近くにありながら「クッチーナ イタリアーナ リッチ」は南イタリア料理、この店は北イタリア料理という棲み分けをしているようだ。両店とも取材してみたが、結果的に掲載はこの店のみとなった。
 店内に入ると、天井が高いロフト風のインテリア。奥がオープンキッチンのカウンター席となっており、入口側にはテーブル席がある。現在サービスは 「焼き鳥&ワイン しろ SHIRO(→ 札幌グルメバイブル・焼鳥の頁を参照)」 にいた絹川さん一人が担当し、調理も斉藤シェフ一人で行っている。この日は混んでいなかったので問題なかったが、もしかすると、混んでいるときには、料理が出てくるのに時間がかかるかもしれないのでご注意を。
 ちなみに、料理はコースの他にアラカルトメニューもある (→ 下記ウェブから参照) 。どの料理も塩味にブレがなく、火の通し方もいい。また、素材の組み合わせもユニークで面白かった。シェフ1人でやっているのでデザートまでは期待していなかったが、意外なことにデザートも含めて美味しかった。(2015年5月追加)
http://ilsolito.jp/

中央区南2条西5-31-4 スカレッタビル1階
電話番号:011-200-4557
定休日:火曜
営業時間:12時~14時(金曜〜日曜・祝日のみ)、17時半~24時
予算:【ランチ】1480円、2980円、【ディナー】3880円、7020円
アクセス:地下鉄・大通駅10番出口を出て、札幌駅前通りを反対方向の「4丁目プラザ」方向へ向かう。「ピヴォ」を過ぎてすぐ信号を右折し、さらに「ピヴォ」の南側を過ぎ、2つめの信号を右折すると右側に見えるビル。大通駅より徒歩5分
最寄りのランドマーク:4丁目プラザ、ピヴォ
お勧めポイント:北イタリア料理が美味しい小さなイタリアン

アラカルトメニュー

基本のコースメニューは2種類

この他に季節の特別コースもある

ワインメニューはイタリアの若いワインが中心

ワインメニュー

ワインメニューの中には2万を超える高級ワインもあった

道産・浜ボウフウとヨモギのフリット・ヨーグルトソース

厚岸産白魚のセルクル焼き・ブロッコリーのピューレ添え

追分産ホワイトアスパラガスのソテー

富山産・白エビと道産・姫竹のイカスミソース・スパゲッティで

自家製穴子の燻製とフキノトウのリゾット・赤ワインソース

オーストラリア産仔羊骨付きロースのロースト・黒ニンニクとアンチョビソース

道産・赤牛ハツと山菜のソテー

この「苺のミルフィーユ」が美味しかった


サカエ sacae


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円山エリアにオープンした期待のイタリアン。というのも、シェフの佐藤さんは、 「サボSABOT(→ 札幌グルメバイブル・イタリアンの頁を参照)」 の小池シェフのもとで修行したのをかわきりに、「コントラスト」や 「ファイφ(→ 札幌グルメバイブル・ワインバーの頁を参照) でシェフを務め、今年4月に独立してこの店をオープンさせた。彼が在任中のグルメバイブルの両店の評価はいずれも3つ星であり、彼の料理に対するセンスとスキルの高さを伺わせる。
 店舗は「サボSABOT」の旧店舗を居抜きで使用しているが、外装や内装、そして中のインテリアなどは若干落ち着いた雰囲気となった。店内は奥にオープンキッチンのカウンター席と入口側にテーブル席が4つある。
 現在はかつての店で働いていたサービス担当の女性スタッフと2人だけでやっているため、メニューは試行錯誤中である。おまかせのフルポーションコースとワインを飲みながら少し食べたいという方向けミニコースの2種類のみであるが、これから様子を見て、これをプリフィックスのコースにするのか、アラカルトを含めたコースにするかは検討中とのこと。この日は4500円のコースをいただいたが、コスパを考えるとかなり良かった。しかしながら、人によってパスタの太さの好みや苦手な食材などもあるので、アラカルトを加えるか、せめて、それぞれ2〜3種類の中から選べるプリフィックスのコースにすれば、人気の店になるかも。ちなみに、店名の“サカエ sacae”とは、シェフの祖母の名前から名付けたという。(2015年4月追加)

中央区南1条西25丁目2−1
電話番号:011-612-5565
定休日:不定休
営業時間:18時〜翌2時
予算:おまかせコース4500円〜(予約すれば高いコースも可能)、ミニコース2500円
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅4番出口を出て右へ。大通西25丁目交差点の信号を右折するとすぐ右側。円山公園駅より徒歩2分
最寄りのランドマーク:大通西25丁目交差点
お勧めポイント:「コントラスト」や「ファイφ」の料理長だった佐藤シェフのイタリアン

SABOTの頃と比べ、ドアが明るいパステルカラーのブルーになりました

店内も若干ですが、シックになりました

オープンの御祝いの花がたくさん

一皿目は「スモークしたホタルイカとパルミジャーノチーズ」 。これがミスマッチかと思いきや意外にも旨い

二皿目は「トリッパの冷菜」。トリッパの臭みが残っていてイマイチ

三皿目は「ウサギのテリーヌとウサギのコンソメ」

魚料理は「アラカブ(カサゴ)のソテー」

パスタは「ホロホロ鳥のパッパルデッレ(幅広パスタ)」

肉料理は「シャラン鴨と熊本産筍のロースト」

デザートは「チョコテリーヌと伊予柑のソルベ」


クロッキオ Crochio


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狸小路8丁目にある人気のイタリアン。店内は天井が高く、木を使ったパーティションが印象的だ。入り口にはオープンキッチンとカウンター席が、そして左側には4名用のテーブル席が2つと奥に2名用のテーブル席が4つある。イタリアンとはいっても、BGMにロックやポップミュージックが流れるカジュアルスタイルのイタリアンなので、料理は基本的にシェアして食べるスタイル。スタッフはシェフを含めて全て女性で、どのスタッフもキビキビとフットワークが良く客対応もいい。
 この店の料理はどれもアイディアに富んでおり、何よりもカジュアル店とは思えないくらい盛りつけが美しく、しかも味が洗練されている。フレンチの要素も取り入れているのか?フュージョン系イタリアンのようなイメージである。メニューは日替わりとレギュラーメニューがあり、そのバリエーションの豊富さには驚かされる。しかもどれを頼んでも美味しく、ピザ以外は全てがお勧めである。特に、この店のスペシャリティとも言える人気メニュー「サバのテリーヌ」や「スモークホタテ・カニ・アボガドのタルタル」、「新冠産・黒豚肩ロース肉のロースト」は必ず注文してほしい逸品。また、デザートなら、ブランマンジェのような「ココナッツのビアンコ マンジャーレ」がいい。
 この日のグラスワインは5種類(500円〜650円)で、ボトルワインはイタリアを中心に2800円〜6800円までのお手頃なものが揃っていた。店内は常に満員で、キッチンとサービスを含めて5人のスタッフで行っているので、出てくるのに時間がかかることを覚悟してほしい。また、人気店なだけに早めの予約が必要だ。唯一の欠点は、禁煙あるいは分煙されていないことで、どちらかと言えば奥の席の方が煙たくないようだ。ちなみに、クレジットカードは使えないのでご注意を。(2013年9月追加)

中央区南3条西8丁目7−4 遠藤ビル1階
電話番号:011-207-3522
定休日:日曜、月1回月曜
営業時間:17時〜23時
予算:サバのテリーヌ1,300円、スモークホタテ・カニ・アボカドのタルタル850円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て、サンクスの方へ信号を渡って進み、「資生館小学校」西角の信号を右折。2つ目の信号(狸小路の屋根のないところ)を左折するとすぐ左側。すすきの駅より徒歩10分
最寄りのランドマーク:資生館小学校、狸小路8丁目
お勧めポイント:どれを食べても美味しい洗練されたカジュアルイタリアン


サボ SABOT


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マスコミへの露出が少なくあまり目立たない店だが、北海道を代表するイタリアンである。今年4月に旧店舗から500mほど離れた現在の店に移転し、リニューアルオープンした。以前の店に比べると、やや広くなって雰囲気も一段と良くなった。店内のガラスやドアなどは、古い家屋を収集しているコレクターから譲り受けたものだという。あたかも、古い家屋をリフォームしたような昭和テイストを感じさせるインテリアで、若い頃にデザイナーであった小池シェフのセンスが遺憾なく発揮されている。
 オーナーシェフである小池シェフの料理は、移転後も絶好調だ。素材、火の通し方、塩味、全てにおいてブレがない。特にフリットが素晴らしく、この日頂いた「フキノトウのフリット」は、中に豚肉とモッツアレラチーズが詰まっており、想像を超える美味しさであった。また、夏にだけ登場する「ヤマベのフリット」は、滅多に出会えない至高の品だ。さらに、「生ハムとルッコラのピザ」はオーブンで焼いたとは思えないクリスピーな美味しさで、他店では味わえない逸品。また、季節毎に変わる旬の食材を使ったスープや前菜の「豚肉と野菜の温かいサラダ・シュンギクソース」、「イタリア産白ウサギのインボルティーニ」なども、頼まずにはいられないオリジナリティ溢れる美味しさ。道外の方なら「ツブ(サザエのような貝)のトマトマリネ」や道内産ウニやカニを使ったパスタやリゾットなどもお勧め。さらに、「三元豚の田舎風パテ」や「トリッパと牛テールのトマト煮」、「旬の魚のカルパッチョ」なども外せない。そして、僕のお気に入りの「ズッキーニのスパゲッティ・トマトソース」も、晴れて裏メニューからレギュラーメニューへ昇格した。このパスタはシンプルなだけに、ストレートにトマトの美味しさが味わえ、小池シェフのスキルの高さを実感できる美味しさである。
 この店では、基本的にアラカルトメニューをシェアして食べるのがお勧めだが、どうしてもコースで注文したいという方には、料理5品とデザートのコースが1コースだけ用意されている。但し、5名以上でコースをいただく場合には、前日までの予約が必要となる。ちなみに、店内は禁煙であり、クレジットカードは使えないのでご注意を。(2015年4月更新)

中央区南5条西24丁目1−1 キネブチビル1階
電話番号:011-796-6632
営業時間:18時~23時(日曜・祝日は22時まで)
定休日:火曜、不定休あり
予算:豚肉と野菜の温かいサラダ・シュンギクソース1200円、コースは5000円(5名以上は前日までの予約が必要)
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅4番出口を出て右へ大通を進み、西25丁目の信号を右折して南へ向かう。愛育病院とエネオスGSの信号を左折するとすぐ右側の建物。地下鉄円山公園駅より徒歩10分
最寄りのランドマーク:愛育病院
お勧めポイント:小池シェフのセンスとスキルを体感できるイタリアン

昼の店の前

夜になるとこうなります

入って右奥にあるカウンター席

カウンター席から入口側のテーブル席を望む

奥のテーブル席

奥のテーブル席はパーティションで仕切られており、6〜8名で利用すると、半個室状態で良い

奥のテーブル席のガラス窓からは厨房が見える

オープンキッチンの前店の狭い厨房とは見違えるように広くなった(小池シェフ)

パスタメニュー

メインメニュー

デザートメニュー

この日のカルパッチョは「にしんのカルパッチョ・茄子とブロッコリーのタルタルソース」

貝(この日はホタテ、ホッキ貝)アボガド、ホワイトアスパラのタルタル

「フキノトウのフリット」は、中に豚肉とモッツアレラチーズが詰まっていて、小池シェフのセンスを感じさせる美味しさ

定番の「あじとキャベツのスパゲッティ」は、塩味でシンプルながら美味しい!

「イタリア産白ウサギのインボルティーニ」も、ウサギとは思えない美味しさ


マガーリ


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かつて食べログ・北海道ランキング総合第1位(2012年7月の時点)になったこともある北海道を代表するイタリアン。移転に伴い、約1年にわたって物件を吟味してきた宮下シェフが選んだ場所は、何と!旭ヶ丘・双子山エリアの丘の上に建つマンションの4階なのである。
 マンションの1階のエントランスを抜け、左側のエレベーターに乗ると、このエレベーターが遅く、マックス4名までと非常に狭い。大丈夫なのか?と思いつつも4階に到着。すると、そこは真っ白で素敵な別世界であった。それは、まるで地中海のリゾートレストランのよう。山側の窓からは庭が、そして市街を見渡せる窓からは札幌東南エリアの夜景が一望できるのである。
 さて、ブランクを経た肝心の料理であるが、定番の「江戸前穴子の香草蒸し・冷たいトマトのケッカソース(お勧め:要確認)」、「えりも短角牛、あべ牛のハラミの炭火焼き」、夏限定の「鮎の炭火焼き・加賀太キュウリのサラダ仕立て(お勧め:要確認)」、「フォアグラのコロッケ」を今回改めて食べてみたが、やはり美味しかった!!これまで味わったその他のお勧めは、「モッツァレラチーズのスフォルマートとトリュフ」、「温野菜のバーニャカウダ」、「焼きトウモロコシとタレッジチーズのグラタンとサマートリュフ」、そして春限定の「ホワイトアスパラと雉の温泉玉子」、などである。
 宮下シェフの食材に対する貪欲さは相変わらずである。北海道白老の「あべ牛」や襟裳岬の「えりも短角牛」、イタリアの幻の豚「チンタセネーゼ」、フランスの「ビゴール豚」、北海道白糠町「酪恵舎」のモッツアレラチーズなど留まることを知らず、休業中に狩猟の免許をとった彼は、今年は自ら野鳥を捕りに行くらしい。どの料理も「アロマフレスカ」時代の料理に宮下流のエッセンスが加えられ、もはや本家を上回る美味しさである。加えて、宮下さんの作るパスタはどれも北海道一美味しい!!
 ちなみに、現在のところ、マンションの1階には2台分の駐車スペースと裏の土地に2台分の駐車スペースがある。また、現在のところディナータイムのみの営業であるが、11月からはランチも始める予定とのこと。さらに、現在使用していない庭に面した奥の和風個室は、8月くらいをめどに使用できるらしい。(2014年7月)

中央区双子山3丁目2−5 ソニア双子山4階
電話番号:070-5288-8172
定休日:水曜
営業時間:18時〜21時(ランチは11月からスタート予定)
予算:【ランチコース】未定、【ディナーコース】1万円のお任せコースのみ
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅から西25丁目通を旭ヶ丘方面に向かう。「西友」や「ツルハ」がある信号を右折して菊水旭山公園通を上る。1つ目の信号を過ぎ、2つ目のY字路の信号を真っ直ぐ右へ進む。次の「界川1」の信号を右折して円山動物園方向へ向かう。家具の「カンディハウス札幌」を過ぎると道は左側に曲がって行くので、そのまま直進して細い道を進むと、右にドーム型の建物が見えるのでそのとなりのマンション。円山公園駅から車で5分くらい
最寄りのランドマーク:西友・旭ヶ丘店、カンディハウス札幌
お勧めポイント:北海道ナンバーワンのイタリアン

分岐点にあるカンディハウス札幌

目印となる隣の建物

このマンションの4階にあります

山側の窓から見える庭

エントランスから続く通路(向かって左側がオープンキッチン、右が山側の窓)

ガラス張りのワインセラー

メインダイニング

オープンキッチン(左が宮下シェフ、右が宮越シェフ)

3席限定のカウンター席

パリパリのカラザウ(オリーブオイルと共に)

味に深みのあるフォカッチャ(オリーブオイルと共に)

フォアグラのコロッケ・サマートリュフの香りで

鮎の炭火焼き・加賀太キュウリのサラダ仕立て

賀茂茄子と海水ウニの冷製カッペリーニ

フレッシュポルチーニと短角牛のソテー

白老あべ牛・ハラミの炭火焼き

チョコレートのテリーヌ


白石区

ピッツェリア・ダ・マッシモ


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若い店主が1人でやっている札幌郊外のナポリ風ピッツェリアで、カウンター席が6席、テーブル席が3つだけという小さな店である。店主のピザに対するこだわりと情熱は尋常ではない。薪の石窯を使用しているのだが、火力にはかなりこだわっており、通常90秒で焼き上げるところを60秒で一気に香ばしく焼き上げる。また、生地の発酵にもこだわっており、通常生地は1日寝かせて使用するところを、この店では4日間寝かせて使用しているという。こうすることでデンプン質がより糖質へと変化し、焼いたときのデンプンの苦みが少なくなり、糖質が香ばしいカラメル様に変化するという。確かに、生地の焦げ目の苦みは少なく、より香ばしいような気がする。
 メニューもとてもシンプルで、ピザは「マリナーラ」と「マルゲリータ」の2種類しかなく、ランチメニューなども一切ない。2種類に限定した理由は2つあり、1つは原材料の仕入れを少なくすることで価格を下げ、本場イタリアのピッツェリアように安く食べてほしかったこと。もう1つは日本ではマイナーな漁師風あるいは船乗り風ピザ「マリナーラ」の美味しさを広めたかったという。
 「マリナーラ」はナポリピザのルーツとも言われるピザで、漁師風と言ってもシーフードが入っているわけではない。トマトソースにオレガノとニンニク、オリーブオイルというシンプルな美味しさ。18世紀にナポリの漁師たちがなじみのパン屋にあり合わせのトマトとオリーブオイルを使って作らせたのがきっかけだそうで、その後にオレガノやニンニクが加わり、現在の形になったという。「マルゲリータ」もナポリピザを代表するピザで、イタリア王妃マルゲリータ・ディ・サヴォイアに由来する。店内には王妃の写真が飾られているので、行ったときにご覧になって頂きたい。どちらのピザもカリッとモチモチに焼かれており、生地に塩味が効いていていい。本当にどちらも甲乙つけがたい美味しさなのだ。テイクアウトはお勧めできないが、容器代100円を支払えば持ち帰りもOKである(2013年7月追加)。

白石区川下2条5丁目2-8
電話番号:011-875-7116
定休日:水曜
営業時間:11時半〜14時半、17時半〜20時半
予算:マリナーラ700円、マルゲリータ900円
アクセス:JR千歳線・平和駅出入り口1番を出て右へ進む。300mくらいで「札幌信用金庫」に面した北13条北郷通に出るので右折。さらに500mほど進んで「コープさっぽろ」、「北海道銀行」を過ぎ、「サッポロドラッグストア」が見えたらその右向かい。平和駅より徒歩15分。
最寄りのランドマーク:コープさっぽろ川下店、サッポロドラッグストア川下店
お勧めポイント:若き店主が作るモッチモチの完璧なナポリピザ




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