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12. 蕎麦、うどん、天ぷら、鰻


中央区

おにそば 豚退治


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実はこの店、豊平区にある 「おにそば(→ 札幌グルメバイブル・蕎麦の頁を参照)」 の支店であり、背脂豚骨ラーメンで有名な 「山嵐(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 が新たに展開した店舗である。コンセプトは、肉系の大盛りつけ麺ならぬ“つけ蕎麦”。そのオリジナルは、漫画「島耕作」でも何度か登場した東京・西新橋にある 「そば処 港屋(→ 銀座グルメバイブル・蕎麦の頁を参照)」 という立ち食いつけ蕎麦店である。札幌も含めて、全国各地に「そば処 港屋」を真似た様々なつけ蕎麦店があるが、札幌の「おにそば」が最もオリジナルの「そば処 港屋」に迫っていると思う。それを思うと、「山嵐」の店主・大村さんの抜きんでた才能は凄いと思う。
 まずは、自動券売機で食券を購入。メニューは、「豚もり」、「鶏もり」、「海苔胡麻もり」、「もり」の他、背脂と煮干しの効いた「地獄のかけそば」、油そばの蕎麦バージョンである「あぶら蕎麦」、13時以降限定の1.5㎏の大盛り蕎麦「鬼退治」などがある。「おにそば」との決定的な違いは、牛肉の「肉もり」が豚肉の「豚もり」になっていること。この店が「おにそば」よりも星が一つ少なくなった理由としては、豚よりも牛肉の方が圧倒的にこのワイルドなつけ蕎麦にマッチしているからだ。
 お勧めは「豚もり(冷)」であるが、通常の蕎麦の量は「中盛り」の450g。少なめは「並盛り」300gで、どちらも同じ値段であるが、女性やお年寄りは「並盛り」にしておいた方が無難だ。麺は通常の日本蕎麦のような繊細な麺ではなく、田舎そばのような歯ごたえのあるストレート太麺。生卵を1個サービスしてくれるので、これは必ず頼んでおこう。また、「そば処 港屋」では、生卵や天かすは入れ放題であるが、この店では天かすと韓国産赤唐辛子(甘味があって辛くない)だけが入れ放題となっている。
 まずは唐辛子を2匙入れ、1/3くらい食べたところで、溶いた生卵をつけ汁に入れて食べると、アッサリ円やかとなって更に美味しい。天かすを入れるか入れないかは好みであるが、僕は入れない派だ。肉好きであれば、肉の量を増した「豚もり・豚増し(豚の量が2倍)」や「豚もり・豚退治(豚の量が3倍)」もいいが、最近は仕込みが間に合わないのか?何故か肉増しメニューはやっていないようだ。薄切りの甘辛肉と刻みネギ、そしてタップリの海苔と胡麻がのっていている点はオリジナルと同じだが、つけ汁に関しては「そば処 港屋」よりもラー油が少なめなので、この点は唐辛子を入れて調整するしかない。一方、「鶏もり」は、「そば処 港屋」の「温かい鶏そば」とは異なっており、鶏が全く切られていないので僕好みではない。ちなみに、各蕎麦はつけ汁を冷たい「冷」か、温かい「温」のいずれかを選ぶことができる。また、つけ汁を背脂入りの「背脂地獄」にすることもできるが、これは脂っこすぎてお勧めできない。(2017年1月追加)

中央区北一条西7丁目1-5-23 あおいビル1階
電話番号:090-4878-2888
定休日:日曜・祝日
営業時間:11時~15時半、17時~20:30
予算:豚もり(冷)880円
アクセス:地下鉄南北線、東西線・大通駅5番出口を出て、駅前通りをJR札幌駅側に進む。「りそな銀行」を左折して北1条宮の沢通を西に進む。「中央警察署」、「日本銀行札幌支店」を過ぎ、「札幌トヨタ」が見えたらその北向いのビル(Honda Cars北海道の隣、STV札幌テレビ放送の手前)。地下鉄大通駅から徒歩8分、ロイトン札幌から徒歩5分
最寄りのランドマーク:札幌トヨタ、Honda Cars北海道、STV札幌テレビ放送
お勧めポイント:通常の日本蕎麦とは違う体育会系肉系そば

1階に「Hotto Motto」があるビルです ビルの奥にあります メニュー まずは自動券売機で食券を購入する オフィス街にあるせいか、夜の客を呼び込むサービスも 店内はL字型のカウンター席と小さなテーブル席のみで、かなり狭め 「そば処 港屋」では、生卵や天かすは入れ放題であるが、この店では天かすと韓国産赤唐辛子(甘味があって辛くない)だけが入れ放題となっている これが「豚もり(冷)」の並盛り(麺少なめ) 海苔に覆われて見えないので・・・ 海苔をどけるとこんな感じ つけ汁に唐辛子と生卵を投入 麺は田舎そばのような太麺で、噛みごたえがある 甘辛い豚肉と一緒に食べると美味しい 最後は蕎麦湯を入れて飲む

うどんの そうまや


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最近はいりこ出汁を使った讃岐うどんが全国的に人気のようだが、この店は関西風ダシのうどん店である。麺は讃岐うどんのように太く角張ったしっかりとしたコシのある麺ではなく、柔らかくモチモチとした中太麺である。どこかしら、福岡にある 「博多 あかちょこべ(→ 福岡グルメバイブル・うどんの頁を参照)」 「黄金のだし」と命名されただし汁は、北海道の羅臼昆布と鹿児島県枕崎産の鰹節、さらに鰯節など数種類を用いて作られているらしい。口に含むと、良質な昆布と鰹節の香りが広がり、思わず大阪で食べたうどんを思い出してしまった。大阪を中心に今流行のうどんトッピング「フライドポテト」もお勧めだ。  ちなみに、B級グルメ心をそそる「チキンカツカレーうどん」は、繊細な出汁がスパイスに打ち消されてしまって普通のカレー汁となっており、お勧めできない。それでも、どうしてもカレーうどんを食べたいという方は、「ポテトカレーうどん」に「鶏天」をトッピングしていただくのがお勧めだ。(2015年8月追加)

中央区大通西5-8 昭和ビル1階
電話番号:011-261-5553
定休日:日曜・祝日
営業時間:11時〜20時半(土曜は17時 まで)
アクセス:地下鉄東西線・大通駅1番出口のあるビルの南裏側。大通駅から徒歩1分
最寄りのランドマーク:ホテルオークラ札幌
お勧めポイント:関西風ダシのモチモチうどんが朝から食べられる

朝10時半までのメニュー 通常のメニュー1 トッピングメニュー2 滑ってつかみにくい箸(割り箸も用意しているらしい) スパイスは「七味」、「激辛唐辛子」、「柚子胡椒」 「温かい朝うどん」に「鶏天」と「磯辺ちくわ天」、「ゴボウ天」の3種類をトッピングしたところ 「ゴボウ天」は厚めのスライス 「磯辺ちくわ天」 「鶏天」は胸肉を使っていて食感もいい 「冷たい朝うどん」は味が薄めのぶっかけタイプ。「生たまご」と「鶏天」をトッピング 七味を投入(天かすは最初から入っていてトッピングではない) 鶏天の断面 冷たいうどんは意外とコシがある 「チキンカツカレーうどん」に「フライドポテト」をトッピング これが「フライドポテト」。最初はカリッとしているが、すぐにカレー汁を吸ってシナッとする。これがまた美味しい! チキンカツは衣や揚げ方がイマイチ 汁はほどほどスパイシーだが、出汁の繊細な香りが感じられない カレー汁を吸ってシナッとしたフライドポテト

天ぷら あら木


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薄野に2014年にオープンした天ぷら店。清潔感溢れる店内は、右側にL字型のカウンター、そして左側に掘りごたつのテーブル席がある。店主の荒木さんは日本料理の修業経験もあるため、天ぷら以外の料理も含めてコースに出される料理全てが美味しい。
 天ぷらはどれもサクッと揚がっていて軽く、火の通し方が抜群にいい。しかも、札幌でありながら使用している素材の質が高い。なので、大根おろしを入れた天つゆは、寿司屋のガリのような口直し、あるいは香りある野菜を食べるときだけに漬けるにとどめ、基本、天ぷらは塩で食べるのが望ましい。カリッと揚がった穴子には擦りたての山葵をタップリと塗り、やはり塩でいただきたい。店主は未だ若く経験が浅いが、志が非常に高いだけにこれからの更なる発展が期待できる。
 意外なことだが、天ぷら店にしては最後のデザートまで手抜きなく美味しく、また、天ぷら店とは思えないくらい日本酒のセレクトが良かった。特に、福島県の人気酒「寫楽」の大吟醸は最近飲んだ日本酒の中では最高の逸品だった。逆に、スパークリングワインは、何故か山梨県の「アルガブランカ・ブリリャンテ」のみしか置いていないのが対照的であった。(2014年12月追加)

中央区南7条西4丁目 延寿堂1階
電話番号:011-552-5550(前日までに予約するのが望ましい)
定休日:日曜、祝日
営業時間:17時〜21時
予算:コース9000円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅4番出口を出て、札幌東急インの信号を左折して、一方通行を南へ進む。「すすきの市場」の信号を越えて次の「ススキノ会館」の角を左折するとすぐ右側。地下鉄南北線・すすきの駅から徒歩5分。
最寄りのランドマーク:すすきの市場、ススキノ会館
お勧めポイント:志の高い若手店主が揚げる本格的な江戸前天ぷら

「ひでたか(→ 札幌グルメバイブル・寿司の頁を参照」 の隣りにあります

モズク酢からスタート

二品目は「カリフラワーとアサリのスープ」

いよいよ揚げ物がスタート。まずは「銀杏の素揚げ」

才巻き海老(車エビの小さい物)

天つゆに大根おろしを入れ、これがガリのように口直しにいい

塩とレモン

才巻き海老の頭

スミイカ

釧路町仙鳳趾産 牡蠣のオイル漬けとフルーツホオズキ、クルミ、小桑

マイタケ

キス

菊芋

三州生姜

バフンウニの海苔巻き

穴子

擦りたての山葵をタップリ載せて塩でいただく

新田先生の食べた天丼

僕らが食べたかき揚げ天茶

デザートの「ワインゼリーと牛乳プリンの黒みつがけ」とハーブティー


増田うどん


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食べログを見ると、北海道の方は口を揃えて「肉うどん」イコール、最近札幌にもオープンした福岡のフランチャイズチェーン店「肉肉うどん」をイメージしているようだが、それは大きな間違い。この店の薄口醤油を使ったダシ汁や薄切りで甘辛く炊かれた牛肉などは、明らかに関西風・大阪肉うどんの特徴を備えている。ダシの色が濃く肉が厚めで生姜テイストの「肉肉うどん」とは明らかに異なっており、僕のこれまでの経験では、吉本芸人御用達の大阪難波の「千とせ」の「肉うどん」や「肉吸い」にむしろ近い。但し、こと麺に関しては、コシが弱く角張っていない大阪うどんというよりも讃岐うどんに近く、「大阪+讃岐=増田うどん」なのでは?というのが僕の推論である。
 店に入ると、左側にガラス張りの製麺場があり、右側にはコの字型のカウンター席とテーブル席がある。白と黒、そして木を用いた現代的なインテリアがいい。
 この店の麺は、何故か温かいうどんになると急にコシが弱くなってしまう。なので、僕がお勧めしたいのは麺が冷たい“ぶっかけ(冷)”。中でも「増田肉ぶっかけ(冷)」が僕の一押しである。この店の名物「増田肉うどん(温)」の温かいダシ汁では麺のコシの弱くなってしまい、しかも甘辛く炊かれた牛肉の味が汁全体を支配してしまい、うどん全体のバランスが台無しなのである。やはり、甘く炊かれた牛肉と汁との相性を考えると、辛めの汁を使った“ぶっかけ”の方がピッタリとくる。さらに、これに七味唐辛子をタップリかけて食べると牛肉の風味が増してなおいい。“肉はちょっと”と言う方は、「えび天ぶっかけ」がお勧め。人気の「ごぼ天ぶっかけ」は、ごぼうの切り方が細すぎるために歯ごたえが悪く、何よりも油ぎれが悪いのでお勧めできない。さらに、ネーミングが魅力的で思わず頼んでしまいそうな「かまチーズカレーうどん」は、汁と麺が絡まない上にスパイシーさもなく、こちらもお勧めできない。(2014年4月追加)

中央区南3条西9丁目1000-6 イオ南3条ビル1階
電話番号:011-231-8188
定休日:不定休
営業時間:営業時間:【月曜〜 金曜】11時〜16時、18時〜20時半、【土日・祝日】11時〜19時(売切れ次第終了)
予算:増田肉 ぶっかけ(冷)800円
アクセス:地下鉄東西線・西11丁目駅3番出口を出て石山通を左(南側)へ向かう。「札幌プリンスホテル」を過ぎ、中央区役所前の信号を左折して薄野方面へ向かう。「北海道美容専門学校」の前を過ぎるとすぐ右側。西11丁目駅から徒歩5分。
最寄りのランドマーク:札幌プリンスホテル、中央区役所、北海道美容専門学校
お勧めポイント:肉ぶっかけうどんが美味しい


閉店 てんぷら 樹


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札幌で唯一と言ってもいいくらい、本格的な江戸前てんぷらを食べさせてくれる店。ミシュラン北海道版では天ぷら店で唯一1つ星を獲得。店内は地方によくある食堂のようで、お世辞にも雰囲気が良いとは言えないが、味に関しては太鼓判を押せる。それもそのはず、店主の宮嶋さんは上野の名店「天庄」の出身。ここの先代は伝説の名人といわれ、その先代直伝のてんぷらが「てんぷら 樹」で味わえるのである。なので、兄弟弟子である日本橋「みかわ是山居」の早乙女さんのてんぷらと、どこかしら似ている。秋の「松茸(と車エビの)はさみ揚げ」、秋から初冬にかけての「ハゼ」、春の「白魚の一本揚げ」などは僕の大好物。特に「白魚の一本揚げ」は難易度が高く、なかなか上手く揚げられる職人は少ない。「穴子」の天ぷらは、擦り立ての本わさびをタップリ載せてレモン汁をかけ、焼き塩をつけて食べると、思わず頬が緩んでしまうほどの美味しさ。そして、天茶(かき揚げを載せたお茶漬け)で最後を締めれば大満足である。ちなみに、材料がなくなり次第閉店となってしまうので、必ず電話で予約してから行こう。(2013年4月更新)

中央区南3条西5丁目 三条美松ビル4F
電話番号:011-219-0181
営業時間:17時~22時半(材料がなくなり次第閉店)
定休日:日曜・祝日
予算:店主にお任せコース6500円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て、サンクスのある交差点を右折。観覧車のある「ノルベサ」の交差点を左折するとすぐ右側のビル。すすきの駅から徒歩3分。
最寄りのランドマーク:ノルベサ
お勧めポイント:北海道では唯一本格的な江戸前てんぷらを食べさせてくれる店


こはし


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札幌中央卸売市場の場外市場にあるミシュラン1つ星の蕎麦店。住宅街の中にあるため、一見するとただの住宅のように見える。玄関で靴を脱いで上がると、そこは珪藻土の土壁を使用した白い空間が広がっている。天井の曲線が柔らかく、木の温もりを感じる。また、昼間に訪れると、庭から差し込む日差しが心地良い。BGMにクラシックピアノが流れ、ゆったりと時間が流れていく。フローリングが床暖房になっているので、冬に訪れても快適である。

 この店では、朝に石臼で挽いた打ち立ての蕎麦が頂ける。この日は北海道清里町産ボタンソバの新蕎麦であったが、香りも申し分なかった。太さも僕好みで、しっかりとしたコシがあり、喉越しもいい。ワサビも摺り下ろした本わさびである。お勧めは冷たい蕎麦で、大盛りは210円増しとなる。お勧めは“天せいろ”であるが、野菜や穴子のようにしっかりと揚げる天ネタはカリッと揚っていて良いが、車エビなどのように繊細な揚げ方をする天ネタはサクッとしておらずイマイチである。なので、僕のお勧めはカリッ香ばしい「穴子天せいろ」。但し、穴子は季節や産地よってどうしても泥臭ささを感じることがあるので、そのリスクを承知の上で注文されたい。温かい蕎麦の方はどうしても蕎麦が弱くなってしまい、お勧めではない。それでもどうしても頼みたい方は、やはり「穴子天そば」が良いだろう。この店の蕎麦湯は、蕎麦粉を溶いたトロみのある蕎麦湯なので、冷たい蕎麦を食べた後に汁に注いで飲むとまるで蕎麦ポタージュのようで最高。お酒の種類や品揃えはあまり良くないが、お酒のアテに「焼きみそ」や「板わさ」、「穴子の煮こごり」、「焼き鴨」などのつまみが充実しており、お酒で一杯やってから蕎麦をといった使い方も出来る。デザートは通年してある「そば茶のアイス」の他、12月〜5月には「いちごのデザート」、6月〜11月には「いちじくのコンポート」といった蕎麦を使ったスイーツがある。最後を締める蕎麦湯や添えられる蕎麦クッキーなど、細部に至る心遣いも素晴らしい。(2013 年4月更新) 

中央区北10条西21丁目1-2  
電話番号:011-621-8482
営業時間:【月曜〜金曜】11時半〜14時半、 【土曜・日曜】11時半〜14時半、17時半〜19時半
定休日:毎週火曜、第3水曜
予算:鴨せいろ1,600円、穴子天 せいろ2,100円
アクセス:市内中心部から北5条通りを西に向かい、西24丁目の回転寿司「トリトン」の信号を(北に)右折。子供服の「西松屋」の信号を右折し、2つめの公園の角を左折して、再び公園の角を右折するとすぐ。
最寄りのランドマーク:トリトン、西松屋
お勧めポイント:冷たいせいろ蕎麦と蕎麦湯が美味しい


宮川本廛 大丸店


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銀座グルメバイブルでも紹介した札幌では数少ない江戸前の鰻店 (→ 銀座グルメバイブル・鰻の頁を参照) 。店内に入ると、思っていたよりも中は広く、価格は本店とほぼ同じ。しかし、札幌にある他の鰻店と比べると値段が高いせいか、美味しい割には行列を作ることはない。また、デパートの食堂街にありながら、本店と同じように、注文を受けてから蒸して焼き上げるというキチンとした仕事をするため、出てくるまで20〜30分くらいの時間を要する。なので、急いでいる方には向かない。蒲焼きは焦げ目なく見事な飴色に焼き上げられ、職人のスキルの高さを伺わせる。鰻ご飯は基本的に“鰻重”と“鰻丼”の2つがあるが、僕の好みは御飯の上に鰻がのった“鰻丼”。蓋付きの大きなドンブリに鎮座する姿は、これぞ鰻丼という感じで食欲がそそられる。銀座グルメバイブルでも述べたが、この店で使用している鰻はそれほど大ぶりではなく脂もほどほどで、辛口のタレによってサッパリとした感じに仕上がっている。もしも、トロッと脂ののった鰻が好みの方は、円山の 「うな明(→ 札幌グルメバイブル・うなぎの頁を参照)」 の方をお勧めする。また、鰻丼にはうっすらとタレがかけられているが、濃い味が好きな方はテーブルのタレを追加して食べることをお勧めする。ちなみに、セットメニューでなければ「赤出汁」や「肝吸い」は付いていないので、単品の場合は別注文となる。「肝吸い」は北海道の他の鰻店に比べ、頭一つ抜けた美味しさである。何度もほうじ茶を注ぎに来てくれたり、お茶を差し替えてくれるなど、老舗鰻店の名に違わず従業員のサービスも行き届いている。なお、全席禁煙である。(2013年3月追加)


中央区北5条西4丁目7 大丸札幌店8階
電話番号:011-828-1251
定休日:不定休(大丸に準ずる)
営業時間:11時〜21時
予算:鰻丼「こいち」2,160円「、雪」3,150円「、花」3,675円「、中入」時価
アクセス:JR札幌駅直結
最寄りのランドマーク:JR札幌駅、大丸札幌店
お勧めポイント:丁寧な仕事の江戸前鰻店


うなぎ うな明(うなめい)


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札幌では、大丸百貨店にある「宮川本廛・札幌大丸店」とともに、本格的な江戸前の鰻の蒲焼きが味わえる店。2011年版の札幌グルメバイブルと比べて大きく変わった点は価格で、最も安い「梅」は500円強、最も高い「特」では1000円弱の値上げとなった。その理由は、お分かりのように、近年のシラス鰻の不良が原因。一軒家の店内は、通常のテーブル席と小上がりにある掘りごたつ式のテーブル席がある。

 先ずは生ビールを注文。アルコールを注文すると鰻の骨せんべい(鰻の骨を素揚げにして塩と山椒風味で味付けした物)がお通しとして出てくる。そして次に「うざく」を注文。爽やかな酸味で味付けされたキュウリと鰻は、ビールや日本酒のあてにはピッタリ。メインである「鰻重」は、鰻の大きさと量の違いによって価格が異なる。予め御飯の上に蒲焼きがのって出てくる「松、竹、梅」は、鰻の大きさが異なる。鰻と御飯が別盛りになった「特」は、最も大きい鰻を使用している「松」の鰻1.5匹分を使用している。なので、プリッと身が厚く脂がのった鰻を食べたければ「松」か「特」を選ぼう。この店は他店と比べて値段が高く、ハッキリ言ってコストパフォーマンス的には良くないかもしれない。しかしながら、脂がのった九州産鰻は全く臭みを感じず、一口食べれば極めて良質なものであることが分かる。惜しまれつつも閉店した札幌・関西風鰻の名店「なが木」を彷彿させる美味しさである。焼き方も焦げ目がなく、見事な江戸前の仕事をしている。また、タレの甘さもサッパリとした薄味で良い。もしも濃い味が好みの方は、テーブルのタレを追加して食べればいい。付いてくる「肝吸い」も悪くなく、これで御飯がツヤツヤで美味しかったら3つ星である。前述のように、お酒の好きな方なら、先ずは「うざく」や「白焼き」で一杯やり、最後に「鰻重」というパターンが最高である。(2013年3月更新)

中央区北1条西27丁目3-3 
電話番号:011-612-5777
営業時間:11時半〜15時、17時〜19時 半
定休日:火曜
予算:鰻重:梅2,700円、竹3,240円、松4,320円、特5,400円
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅3番出口を出て反対方向へ向かい円山バスターミナルの角を左折する。レンガ色のマンションの前を過ぎ、「渓仁会円山クリニック」を過ぎるとすぐ左側。地下鉄東西線・円山公園駅より徒歩2分。
最寄りのランドマーク:円山公園駅、円山バスターミナル
お勧めポイント:本格的な江戸前の仕事をした鰻の蒲焼き

ビールと骨せんべい 


うざく 


 白焼き 


特の鰻重 


 竹の鰻重 


梅の鰻重 

かれーうどん椿


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京都から進出してきたカレーうどんの専門店。北海道でカレーうどんの専門店を名乗っているのは、恐らくこの店だけではないだろうか。カレーうどんと聞いて先ず真っ先に思い浮かぶのは名古屋と京都である。名古屋は名古屋グルメバイブルでランキングをつけて掲載 (→ 名古屋グルメバイブル・カレーうどんの頁を参照) したほどのハイレベルな激戦区であったのに対し、京都のカレーうどんは、基本的にうどんが柔らかく、汁もスパイシーさに欠けるなど、残念ながら掲載できるレベルの店はなかった。なので、“やはり、カレーうどんは名古屋が日本一”と結論づけたのである。そのことを考えると、この店の京風カレーうどんは上出来だと言える。名古屋カレーうどんほどのスパイシーさや奥深さは感じられないが、食べているうちについつい最後まで汁を飲み干してしまうような出汁の旨みがある。店内の説明書きをみると、利尻昆布や鯖節、宗田節、ウルメイワシ、鰹節、丹波産干し椎茸などで出汁を取っているという。麺は讃岐うどんと張り紙で表示してあるが、一般の讃岐うどんほど太くはなく、それほどコシもない。しかし、これはこれで旨味のある汁と麺のバランスが調和していていい。また、基本的に天ぷらものはそれほどお勧めではないが、「ちく天かれーうどん」だけは別物で、僕の1番のお勧めである。「ちくわ天」はかき揚げと一緒にのっていて、中が柔らかく外がカリッとしていて旨味も十分。その一方、「かれー丼」は味付けが甘すぎてお勧めできない。ちなみに、この店は昼間の4時間だけしか営業していないのでご注意を。(2013年3月更新) 

中央区大通西17丁目1-5 ノワム大通ビル1階
電話番号:011-614-6766
営業時間:11時~15時
定休日:火曜
予算:ちく天かれーうどん860円
アクセス:地下鉄東西線・西18丁目駅の4番出口を出て左へ進む。さらに「札幌日産」の信号を左折する。そして次の北大通の信号を左折すると、クリーム色のマンションが見えるのでその1階。地下鉄東西線・西18丁目駅より徒歩3分。
最寄りのランドマーク:札幌日産
お勧めポイント:北海道では珍しい京風カレーうどんの専門店


さくら庵


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民家風のインテリアと木の床板が印象的な店内。暗めの入り口を抜けると、正面右にカウンター席、左側にテーブル席がある。この店の蕎麦はほぼ二八で打たれているが、8割が更科粉(さらしなこ:蕎麦の実の中心部だけの蕎麦粉)を使用しているため、更科蕎麦に近い喉越しの良さが自慢である。しかし、更科蕎麦は白くて美しく喉越しこそ良いが、蕎麦の香りや甘みに乏しいため、2割を香りの強い石臼挽きの蕎麦粉で補って打っているという。それでも、この店の蕎麦はどちらかというとやはり更科蕎麦に近いイメージだ。「一茶庵系」や「更科系」など更科蕎麦を打つ店は、どうしもグルメ雑誌や評論家の評価が低くなってしまう。これまで僕も同様な評価をしていたが、食べログなどではむしろ高く評価されている店が多いところをみると、一般的には蕎麦の香りや甘さは、蕎麦を評価する上でそれほど重視されていないことが分かる。この店の僕の一押しは「別製天せいろそば」。冷たいつけ汁の「天せいろ」と異なり、温かいつけ汁に天ぷらが浸されて出てくる。つけ汁に天ぷらから出るゴマ油の香りが移り、何とも香ばく香りが豊かである。つけ汁は東京・藪蕎麦系のような辛口で、鰹節の風味が抑えられていて酸味も少なくキリッとしている。もう一つのお勧めは、ぶっかけの「冷やしたぬきそば」。この店の蕎麦は切り方も太さも僕好みで、店主の蕎麦打ちの技術は、恐らく札幌の蕎麦店の中でもトップクラス。唯一の不満は、蕎麦の香りに乏しいところだけである。(2012年10月追加)

中央区南5条西24丁目1-34
電話番号:011-533-0789
営業時間:月曜・木曜~日曜11時~15時、17時~20時、火曜11時~15時
定休日:水曜
予算:別製天せいろそば1350円、冷やしたぬきそば850円
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅4番出口を出て右、大通を進み、西25丁目の信号を右折して南へ向かう。愛育病院とエネオスGSの信号を左折するとすぐ右側の黒い建物。地下鉄東西線円山公園駅より10分。
最寄りのランドマーク:愛育病院
お勧めポイント:絶妙な喉越しとキリッと辛めのつけ汁が美味しい蕎麦店


相生坊


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ご夫婦でひっそりと営業されている隠れ家的な蕎麦屋である。蕎麦粉は主に道産の丸抜きを石臼で自家製粉したものを使用。蕎麦は外二(小麦粉:蕎麦粉が2:10)で打たれた、やや平べったい細麺である。蕎麦の香りや甘みは申し分ないが、特に9月から始まる新蕎麦の季節の蕎麦はまた格別である。この店のお勧めは何と言っても「鴨せいろ」。蕎麦は他の店に比べるとやや少なめなので、しっかりと食べたい方は大盛り(半増し盛+300円)がいい。温かい蕎麦なら、泡雪のように繊細なとろろがのった「山かけ」がお勧め。「天せいろ」はかなり値が張るが、これは九州産の活車エビを使用しているため。この店のもう一つの特徴は汁で、キリッと締まった江戸風の辛さと本枯れ節を思わせるリッチでスモーキーな香りがする。(2012年9月更新)

中央区宮の森2条15丁目7-15
電話番号:011-615-1011
営業時間: 11時~19時(売り切れ次第閉店)
定休日:木曜日、不定休
予算:鴨せいろ1400円、天せいろ2200円、山かけ1100円
アクセス:北1条宮の沢通を西に向かい、「宮の森1-11」の信号を左折して円山競技場方面に向かう。突き当たりT字路の信号を右折し、セイコマートのある藻岩山麓通交差点の信号を過ぎ、すぐに次の細い路を左折。坂を少し上ると左にネットで囲まれたグランドが見える。その右側に茶色の5階建てマンションが見えるのでその角を右折。道が突き当たったところの左側にある。
最寄りのランドマーク:セイコマート
お勧めポイント:鴨せいろの美味しい蕎麦店


西区

メニュー大幅変更のため掲載保留
手打ち蕎麦のたぐと(喰人)


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西野にある人気の蕎麦屋。店に入ると床が板張りになっており、右側にカウンター席、そして左側にはテーブル席、さらに奥には板の間の小上がりがある。店内は天井が高く、木材をふんだんに使用した山小屋風の建物で、もとはリンゴ倉庫だったものを大家さんが改築して貸してくれているらしい。この店の若いご主人は岐阜県の下呂の出身で、大学時代に来札したのがきっかけで、郷里から離れたこの札幌で蕎麦店を開いたという。修業先は更科蕎麦で有名な近くの 「やま賀(→ 札幌グルメバイブル・蕎麦の頁を参照) らしい。
 この店の素晴らしいところは、蕎麦と具材の組み合わせのセンスが良いところ。それぞれがとてもインパクトがあり、素材の美味しさをガツンと引き出しているのである。蕎麦は全てが蕎麦の芯の部分を使って打つ“更科蕎麦”。冷たい蕎麦用はほぼ二八(小麦2:蕎麦8)で、温かい蕎麦は更に小麦を1割ほど増してコシを失わないようにしているという。このように冷温2種類の蕎麦を打ち分けているだけでなく、冷たいせいろ蕎麦は、2回に分けて半分ずつ出したりといった心遣いも。また、少しでも安く提供したいということで、蕎麦粉は国産にこだわらずオーストラリアなどその時々の海外産を使用している。海外産の蕎麦を使用した更科蕎麦であるため、蕎麦の香りこそ少ないものの、甘みや喉越しはなかなか。また、つけ汁の辛さ加減も丁度いい。
 僕の一押しは、温かい蕎麦なら「花巻そば」と「かれーそば」。「花巻そば」は、大きな焼き海苔の上に極薄の花かつおが揺れるという素晴らしいビジュアル。この花かつおが実に香り高く深い味がする。特に、花かつおに由来する鰹節の酸味が汁と絶妙に合うのである。天かすが別に添えられてくるが、シンプルなだけにこれはむしろ入れない方が美味しい。「かれーそば」はスパーシーさと出汁の奥深さのバランスが良く、名古屋カレーうどんナンバーワンの 「清平(→ 名古屋グルメバイブル・カレーうどんの頁を参照)」 に近い感じだ。冷たい「かれーせいろ」もあるが、温かい方がカレーの汁と合っている。冷たい蕎麦のお勧めは「おかかそば」と「とりごぼうせいろ」、「冷やしたぬきつ」の3つ。「おかかそば」はやはり花かつおを使った「花巻そば」のぶっかけ蕎麦バージョンで、薬味として梅肉か明太子のいずれかを選択できるが梅肉の方が美味しい。最初の半分は花かつおと海苔、ネギだけでシンプルに楽しみ、残り半分は刻み梅肉を加えてサッパリと頂くと最高である。「とりごぼうせいろ」は、知床どりに白髪ネギ、三つ葉、しめじなどがタップリと入った温かいつけ汁と別盛で素揚げのゴボウスライスが出てくる。最初は一味を入れた鶏の温かいつけ汁で、後半はカリカリのゴボウスライスを入れた温かいつけ汁で味わえば2倍楽しむことが出来る。「冷やしたぬきつ」は、カリカリの桜えびの揚げ玉と甘辛く煮たおあげ、ミョウガ、小ネギがのったぶっかけ蕎麦で、海老の揚げ玉と蕎麦との相性が最高。これの温かいバージョン「とじたぬ」もあるが、桜えびの揚げ玉の香りを楽しみたいなら、圧倒的に「冷やしたぬきつ」の方が良い。
 これらに対し、「天せいろ」の海老天は脱水し過ぎなためイマイチで、「鴨せいろ」は大量の白髪ネギや揚げた肉団子、鴨スライスなど具材のバランスが悪く、「そばコロッケ」はごく普通でお勧めできない。(2013年12月追加)

西区西野1条3丁目2−2
電話番号:011-663-6733
定休日:木曜
営業時間:11時〜17時(蕎麦がなくなり次第終了)
予算:花巻そば790円、おかかそば890円、冷やしたぬきつ890円、とりごぼうせいろ950円
アクセス:地下鉄東西線・発寒南駅1番出口を出て右へ、新琴似通を「スーパーJOY」の見える山側へ進む。「北央信用組合」を過ぎ、手稲左股通を進み,一つ目の信号を過ぎるとすぐ右側。発寒南駅から700m。
 札幌中心部から北5条山の手通を手稲・小樽方向へ進む。「西友西町店」、「パチンコ&スロットEAGLE WEST」を過ぎた次の信号を左折。手稲左股通を進み,一つ目の信号を過ぎるとすぐ右側。
最寄りのランドマーク:北央信用組合、西友西町店
お勧めポイント:アイディアに富んだハイセンスな更科蕎麦が食べられる

冷たいせいろ蕎麦(2回に分けて出されるうちの1枚目)

天せいろ(海老天2本と野菜の天ぷら)

花巻そば(温かい蕎麦)

おかかそば(ぶっかけ明太子バージョン)

おかかそば(ぶっかけ梅肉バージョン)

冷やしたぬきつ(ぶっかけ)

とじたぬ(温かい蕎麦)

かれーそば(温かい蕎麦)

かれーせいろ(冷たい蕎麦)

とりごぼうせいろ(冷たい蕎麦)

鴨せいろ(冷たい蕎麦)

そばコロッケ

 

手打ちうどん 寺屋


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全国的な讃岐うどんブームにより、札幌でも讃岐うどんの看板を掲げる店が増えてきた。いろいろな店舗を食べ回った結果、「寺屋」がやはり最も現地のうどんに近いように思う。うどんはやや塩分を感じるしっかりとしたうどんで、特に、山の手に移転してきてからは、より讃岐らしくコシが強くなった。現地で定番の味噌ダレ「おでん」も美味しく、「牛すじ」や「肉団子」などが特にお勧め。また、この店の「かしわ天」はコショウが香り、衣がサクッとした逸品で、このレベルの「かしわ天」は本場四国を除き、東京の 「うどん 丸香(→ 銀座グルメバイブル・うどんの頁を参照)」 以外では味わったことがない。これと冷たいうどんがセットになった 「かしわ天ざる」が僕の1番のお勧めであるが、「かしわ天ぶっかけ」も悪くない。僕が好きだった「豚つけ麺」はなくなってしまったが、その代わりに「ちくわ天つけめん」や「かしわ天つけ麺」が新たに加わった。ちなみに、「ざる」と「つけ麺」の基本的な違いは、汁が温かいか冷たいかである。「ちくわ天」はトッピングとして1本から注文できるが、「ちくわ天」に関しては 「かれ〜うどん 椿(→ 札幌グルメバイブル・うどんの頁を参照)」 の方が美味しい。もう一つのお勧めは「かしわ天カレーうどん」。スパイシーさはないものの、旨味のある汁とコシのある麺が抜群の相性をみせる。現時点で札幌ナンバーワンのカレーうどんであろう。「おでん」の他、「玉子焼き」や「青菜の煮浸し」などのちょっとしたおつまみもあるので、夜に酒を飲んで最後にうどんを、といった使い方も出来る。特にビールを飲む時には、名物「かしわ天」も併せて単品注文したい。(2013年3月更新)

西区山の手3条6丁目1-10  
電話番号:011-622-4828
営業時間:【火曜〜金曜】11時〜14時半、18 時〜20時半、【土日・祝日】11時〜17時(売り切れ終了)
定休日:毎週月曜日、第3火曜日(月曜日が祝日の時には、翌火曜日が休み)
予算:かしわ天ざる900円、かしわ天650円 
アクセス:中心部から北1条山の手通を西方向へ進む。西28丁目の東光ストア前を過ぎ、「宮の森小学校」、「ラルズマート」を過ぎて「北洋銀行」の信号を右折したらすぐ右隣のマンションの1階(morimotoの東向かい)。
最寄りのランドマーク:宮の森小学校、ラルズマート、北洋銀行
お勧めポイント:札幌で食べられる本格的な讃岐うどん


やま賀


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現在の店に移転して16年目を迎えた。僕は旧店舗の頃からこの店に通っているが、ここ3年間は忙しくてご無沙汰していた。実はこの店、2007年版には掲載されていたのだが、その後改めて取材する機会がなかったため、2011年度版で未掲載となってしまった。店内は以前と比べて特に変わった様子はなく、入り口を抜けると、左にカウンター席、右にテーブル席が、そして左奥に中庭と右奥には小上がりがある。この店の通常の麺は、二八で打たれた真っ白い「更科」蕎麦。更科とは思えないくらいコシがあり、喉越しもいい。この店では特に指定しない限り、冷たい蕎麦も温かい蕎麦も更科となる。この他に、蕎麦粉100%の生粉打ちで打たれた「新蕎麦(この日は群馬県深山産)」と「太打ち田舎そば(この日は北海道沼田産)」の2種類がある。いずれも100円増しで更科からの変更が可能である。緑がかった「新蕎麦」は、香りこそ強くはなかったが甘さがあり、生粉打ちとは思えないほど喉越しが良かった。「太打ち田舎そば」は、温かい蕎麦で食べた方が良かった。僕のお勧めは「新蕎麦」と「更科」。特に、これらを冷たい蕎麦で頂くのがお勧め。この店のつけ汁は辛めで、鰹節の香りが抑えられていてキリッとした感じでいい。薬味はネギと本ワサビ、そして大根おろし。「天せいろ」の天ぷらは衣が厚めで、カリッと揚がってはいるが、海老が揚がり過ぎで硬かった。むしろ、静岡産桜えびのかき揚げが付く「桜えびせいろ」の方がいい。レギュラーメニューの他に季節変わりの蕎麦もあり、この日は「ぼたんえび天せいろ」や「ホッキせいろ」など4種類があった。この店の季節の炊き込み御飯(この日は「ホッキ御飯」)はイマイチだった。(2012年8月追加)

西区西野5条8丁目8-13  地図
電話番号:011-666-8771
営業時間:【平日】11時半〜15時、17時〜19時半(月曜は15時まで)、【土日・祝日】11時半〜19時半
定休日:火曜
予算:せいろ600円、桜えびせいろ1,200 円
アクセス:地下鉄東西線・宮の沢駅の4番出口を出て右へ。角を右折し、西野屯田通を直進。「西友」、釣り具の「武美」、「カメラのキタムラ」を過ぎ、左に「ツルハ」と「ホーマック」の看板が見える広い北1条宮の沢通の交差点を過ぎて500m進むと左側にある。地下鉄東西線・宮の沢駅から徒歩25分。
最寄りのランドマーク:西友、ホーマック
お勧めポイント:生粉打ち蕎麦と更科蕎麦のせいろが美味しい店


うどん家 こむぎ


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この店の店主は、北海道産小麦で美味しいうどんを作りたいという思いで、この店を始めたらしい。塩など全ての食材にこだわりを持って作っている。通常の「温うどん」や「ぶっかけうどん(冷、温)」などは太麺だが、冷たい「ざるうどん」は細麺である。お勧めはこの細麺のうどん。稲庭うどんのような細い平麺で、稲庭うどんほどの表面の滑らかさはないものの、こちらの方がコシがあって小麦の香りがする。「ぶっかけうどん」も50円増しで細麺に変更できるので、ぶっかけが好きな方は是非試してみてほしい。実は、「ぶっかけ」も汁と麺が別々に出てくるため、「ざるうどん」のように汁につけて食べられる。「ざるうどん」のつけ汁は、特製のかえしを使用した辛めの汁で、「ぶっかけ」の汁はダシの風味を損なわないすっきりとした甘めに仕上げている。僕の好みは「ぶっかけ」の方なので、「ざるうどん」のように汁につけて食べたいときにも、「ぶっかけ」で注文する。この店の汁はとても繊細なので、薬味はゴマと青ネギだけで食べた方が美味しい。おろし生姜は香りが強すぎるので、さらに加えるなら七味か大根おろしを少々。お勧めの「小海老ごぼう」は、細めに切ったゴボウとニンジンがカリカリに揚げられていて、タップリと汁につけて食べると美味しい。「かしわ天」も鶏のモモ肉を使っており、プリプリとしてジューシーで悪くない。(2012年7月追加)

西区八軒7条東4丁目1-11
電話番号:  011-756-8811
営業時間:【月曜・水曜〜金曜】11時〜15時、 17時〜20時【、土日・祝日】11時〜20時
定休日:火曜(祝日の場合には営業、翌日が振り替え休業)
予算:小海老 ぼうざる1,080円
アクセス:地下鉄南北線・北24条駅を出て北24条宮の森線を左(西)へ進む。札幌北区役所、北大キャンパス北側、マクドナルドを過ぎ、新川通りを越える。更にスーパーダイイチを過ぎて進むと、左側にシェル石油のガソリンスタンドが見えるので、その向かい側。地下鉄南北線・北24条駅から徒歩20分、タクシーで5分。
最寄りのランドマーク:スーパーダイイチ
おすすめポイント:札幌では珍しい細打ちのうどんが食べられる


豊平区

おにそば


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東京・西新橋にある有名店 「そば処 港屋(→ 銀座グルメバイブル・蕎麦の頁を参照)」 にインスパイアされた蕎麦店。実はこの店、背脂豚骨ラーメンで有名な 「山嵐(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 が展開する蕎麦店なのである。店は「パーラー太陽・旭町店」の敷地内にあり、駐車場もパチンコ店と共用である。店内に入るとL字型のオープンキッチンのカウンター席があり、今回の取材期間中は何と「山嵐」の店主の大村さんが作っていた。
 この店は蕎麦店とは言っても通常の日本蕎麦ではなく、田舎そばのように歯ごたえのある太麵を使った“もりそば”に特化した専門店だ。蕎麦の太さは、ラーメンに例えれば“ストレート太麺”。小麦の割合を多くした蕎麦は、それでも湿度などに影響され易いのか、日によって麺の硬さに若干のバラツキが見られ、かなり硬めのこともあった。
 まずは、自動券売機で食券を購入。どのメニューの蕎麦も通常の大盛りくらいボリュームがあるので、女性やお年寄りの方は注文するときに麵を「小盛りに!」と言えば、代わりに生卵をサービスしてくれる。「そば処 港屋」では、生卵や天かすは入れ放題であるが、この店では生卵だけは30円と有料となっている。1/3くらい食べたところで、溶いた生卵をつけ汁に入れて食べると、アッサリ円やかとなっていい。メニューは、「もり」、「肉もり」、「鶏もり」、「海苔胡麻もり」、「胡麻もり」「海苔もり」の他、限定の「あぶら蕎麦」がある。僕のお勧めは、何と言っても「そば処 港屋」の「冷たい肉そば」を彷彿させる「肉もり(冷)」。肉好きであれば、肉の量を増した「肉大もり(冷)」もいい。薄切りの甘辛い牛肉と刻みネギ、そしてタップリの海苔と胡麻がのっていている点は「そば処 港屋」と全く同じである。但し、つけ汁に関しては「そば処 港屋」よりもラー油が少なめなので、辛めにしたい方は注文時に「ラー油を多めに」と言うか、あるいは後で一味唐辛子「赤鬼の素」を投入して調整すればいい。一方、もう一つの人気メニュー「鶏もり」は、「そば処 港屋」の「温かい鶏そば」とはかなり異なっている。まず、鶏が全く切られておらずモモの塊そのまま状態で、そこに粗挽きの黒胡椒がのっている。また、つけ汁にはラー油やネギが入っていない。
 ちなみに、「鶏もり」以外のメニューは、“つけ汁”を冷たい「冷」か温かい「温」のいずれかを選ぶことができ、また、つけ汁を背脂入りの「背脂地獄(温)」にすることができるが、これは脂っこすぎてお勧めできない。(2015年5月追加)

豊平区旭町1-1-20
電話番号:011-816-2533
定休日:月曜(不定休あり)
営業時間:11時半~16時、17時~20時
予算:肉もり880円、肉が大もり1000円
アクセス:地下鉄東豊線・学園前駅1番出口を出て平岸街道を左へ。1つ目の信号を左折し、菊水旭山公園通を進む。すぐに赤い看板のパチンコ「パーラー太陽・旭町店」が見えるので、その手前の隣。学園前駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:北海学園大学、パーラー太陽・旭町店
お勧めポイント:西新橋にある「そば処 港屋」の「冷たい肉そば」に迫る新感覚ざるそば

「パーラー太陽・旭町店」の敷地内にあります

この日は「山嵐」の店主の大村さんが作っていました

カウンターに置かれている「赤鬼の素(一味唐辛子)」と「天かす」は、入れ放題

「肉もり」を小盛りにして、生卵を付けてもらった

肉、胡麻、ネギ、海苔が高く積まれ、チョモランマ状態に

海苔とネギをどけると、甘辛い牛肉が出現

かなりの太麺。蕎麦は太くて長く切れにくいので、そのまま切らずに、ドンブリとつけ汁に垂れ架かるようにして食べるといい

後半は生卵を溶いて食べると、味がとても円やかになって飽きない

蕎麦湯は濃いめ

鶏もり

鶏は切らずにモモの塊のまま入っている。かぶりついて食べると、柔らかくて美味ししい

肉もり・背脂地獄

表面に厚いラード層が見える

アップで見るとこんな感じ

脂っこすぎるので、「赤鬼の素(一味唐辛子)」を大量投入。韓国産なのか?タップリ入れてもそれほど辛くない


手稲区

手打ちそば やま桜


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俳優の大泉 洋の友人がやっているという手稲で人気の蕎麦屋。以前は寿司屋だった店を改装したらしく、店内は蕎麦屋らしからぬ雰囲気である。店内に入ると左側に小上がりがあり、そして左奥にはカウンター席と右奥にテーブル席がある。
 蕎麦は北海道産にこだわっており、摩周産「キタワセ種」の蕎麦の実を店舗の手回し式石臼で手引きし、それに黒松内産の蕎麦粉「奈川在来種」をブレンドして二八蕎麦に仕上げているという。この店の天種はカリッと揚がっていて美味しいので、僕の一押しは「海老天ざる」。この日は新そばであったせいもあるが、蕎麦は香りや甘みがあって喉越しも良く、つけ汁も甘からず辛からず丁度良かった。なので、「もり」も間違いなく美味しいだろう。これに対し、つけ汁が温かな冷たい蕎麦「鴨せいろ(秋限定)」や「とりごぼうせいろ」のつけ汁は何故か甘くて頂けない。さらに、温かい蕎麦にも冷たい蕎麦と同じ蕎麦を使用しているせいなのか、温かい蕎麦は驚くほどコシがなくお勧めできない。また、「カレー南蛮」は味が薄くスパイシーさもなく、こちらもお勧めできない。しかしながら、蕎麦自体はかなり真面目に打たれており、手稲エリアではお勧めできる蕎麦店である。
 ちなみに、茹で釜が小さいため、一度に2人前の蕎麦しか茹でることが出来ないため、混雑時には待たされることを覚悟しなければならない。さらに、暖房の効きがイマイチなので、冬期間は多少寒い思いをするかも。(2013年11月追加)

手稲区富丘2条4丁目3-3
電話番号:011-684-1153
定休日:水曜、第3木曜
営業時間:11時〜14時50分、17時〜19時40 分(月曜は15時まで)
予算:海老天ざる1000円、天ざる1250円
アクセス:札幌中心部から北5条手稲通りを進み、左に「ネッツトヨタ道都」、右に「手稲富岡郵便局」を見ながら進むとすぐ左側にある(ローソン向かい)。
最寄りのランドマーク:ネッツトヨタ道都、手稲富岡郵便局
お勧めポイント:「海老天ざる」が美味しい手稲の蕎麦屋




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