眼形成手術外来

【責任医師】:石嶋  漢

【担当医師】:鈴木  智浩、山本  哲平

 眼形成外来は主に手術による眼周囲の治療を担当させて頂いております。去年に引き続き対応疾患は眼瞼下垂、内反症、外反症などで、また兎眼矯正、涙道鼻腔吻合術、眼球摘出、眼窩内容除去術、眼瞼の再建などを行っています。
今後、重症な眼瞼痙攣などに対する手術加療についても行う見込みです。
最近はTS-1を始めとする抗がん剤使用による流涙症が激増しております。短期間で進行し涙点閉鎖まで至る症例もあり、完全閉塞にはDCR で対応出来ません。その為、ジョーンズチューブ挿入術、涙嚢移動術などが適応になる前に対応する必要があります。TS-1の処方数の増加に伴い経過観察に注意が必要です。
眼瞼腫瘤は良性、悪性ともに多くご紹介いただいております。多くの場合当日の切除で比較的良好な経過をたどるものの、睫毛内反の合併症が起こり大事になった話を聞くとある程度の精度が要求される手術と思います。悪性では複数回切開したものの改善無く、腫瘤の眼窩内進展をきたした症例もあり、教科書的な「再発する霰粒腫は悪性を疑え」は今も重要な文章と感じます。
この様なトラブルになりやすい疾患やその相談でも、ご紹介いただければ可能な限り迅速に対応させて頂きます。
今後とも眼形成外来を宜しくお願い致します。