5.旅行者目線の台湾あるある

信号

 歩行者信号にはカウントダウン表示があり、待つときにイライラすることはない。また、日本以外の他の国と同様、赤信号でも右折はOKなので、歩道を渡るときには注意が必要

歩道

 大通以外には基本的に歩道はない?建物側の通りの1階は柱で空間があるが、歩道ではない。これは車やバイクの駐車スペースあるいは飲食店内ならイートインスペースとして使われているようだ。視覚障害者や身体障害者には厳しい交通環境かも。

飲食店と夜市

 食べ物の値段は基本的に日本の1/3くらいの感覚。日本と同様チップの習慣がないにもかかわらず、飲食店ではやたらビールを注いでくれ、なくなるともう一本いる?と聞いてくる。また、どの店もすぐに皿を下げに来る
 深夜までやっている屋台や小さな飲食店の通りが市内に何カ所かあり、「夜市」と呼ばれている。麺類の店やお粥の店が多く、中には台湾名物の「臭豆腐」や果物などのデザートの店なども。

車の修理工場と中古販売店が多い

 台湾は中古車が多いせいか、バイクや車の修理店がかなり多い。しかもどの店も中古車の買い取り販売も行っていて結構賑わっているのだ。

コンビニは日本式

 台湾には日本式のコンビニが多く、「セブンイレブン」と「ファミリーマート」がほとんどを占める。台湾と同じように暑い香港では、ドアがない開けっぴろげの店が多いが、台湾のコンビニは日本と同じようにドアが閉まっている。また、日本のお菓子やおでん(関東煮)などもあって品揃えも日本に近い。ちなみに、日本ではコンビニの袋は無料だが、こちらは有料である。

高雄はバイク天国

 バイクを乗っていない人でも日本人のようにマスクをしている人が多い。特に、バイクのドライバーの5人に1人くらいがマスクかスカーフで口と鼻を覆っている。また、マスクは模様の入ったカラフルかつファッショナブルなものが多い。

地下鉄

 高雄の地下鉄は2路線ある。道路には細長い青いKのマークの案内板が立っているのですぐに分かる。地下へ下りてから、自動券売機のタッチパネルで目的地を選択し、そして購入枚数を決めたら値段が表示されるのでコインを投入。すると青いプラスチックのコインが出てくる。このコインの中にはICチップが入っているらしく、改札を通る際には青いカードマーク表示のタッチセンサーにタッチして入り、改札を出るときにはコインの投入口に入れると出られる。

エスカレーター

 観察していると、エスカレーターは基本的に関西のように右側に寄って乗るようだ。しかしかし、デパートなどではそれほど気にせず2人並んで乗っていることも多い。

台湾の女性はスリム?

 民族的な体質なのか?食事のせいなのか?ほとんどの台湾女性は小顔でスレンダーである。年輩女性以外で太っている女性を見かけることが少ない。

日本料理店が多い

 韓国ではトンカツが人気であったが、高雄ではトンカツ以外では焼き鳥などの串物居酒屋が人気で、この他にカレーやラーメン、すき焼きの店などを見かけた

自転車とレンタサイクル

 バイク天国の高雄だが、自転車はほとんど走っていない。しかし、地下鉄駅や市内の各所の有名ポイントには公共のレンタサイクルスポットがある。利用方法は簡単で、まずは、クレジットカードを挿入して、中国語表示か英語表示かを選択。そしてカード裏の3桁の番号を入れカードを引き抜く。希望の自転車番号を押し、赤のボタンを押してから90秒以内にハンドルを持って一度押して手前に引き抜くと、ハンドルに取り付けられている金属板を引き抜くことが出来る。2〜3回に1回くらいエラーとなることがあるので、その場合には一度返還手続きをしてから再度借りる操作をしよう。返還はハンドルの金属板を差し込み、緑ランプが点灯したらクレジットカードを挿入してカード裏の3桁の番号を入れてエンターを押していく。最後に値段を確認したら最後にキャンセルボタンを押すと初期画面に戻って完了となる。市内のどこのレンタサイクルスポットでも乗り捨てることが出来るのでとても便利。ちなみに、最初の1時間は無料で、以降30分ごとに20元となり、1日12時間利用可能である。

台湾ビール(台湾啤酒)

 台湾でビールと言えば「台湾啤酒」である。通常の飲食店では「金牌(Gold Medal)台湾啤酒」と「台湾啤酒」の2種類を置いている。お勧めはもちろんモンドセレクション金賞受賞の「金牌 台湾啤酒」の方。しかし、「愛河」沿いエリアの人気B級海鮮料理店「七美望安(美味しくなかったので未掲載)」を訪れた際に、他にもいろいろなビールがあることが判明。これ以外に写真のような生ビール、マンゴービール、パイナップルビール、黒ビールなどがラインナップされていた。中でも低アルコールのマンゴービールがジュースのように爽やかで、蒸し暑い台湾にはピッタリのビールであった。