1.フレンチ、イタリアン

塩胡椒

 唐人町にある人気のフレンチ店。古民家をリノベーションしたという店内は、外からからのイメージとは違い、店内は広く、京都の町家風の重厚感のある雰囲気。ディナーは前日までの予約が必要、というのがこの店のシステム。そのせいか、ランチは混み合うが、ディナーは比較的空いている。また、原価率が高いためなのか、支払いは現金のみである。ワインリストを見ると、ワインはフランスが中心で、値付けもほとんどが5000円前後と良心的。グラスワインは、赤白共に756円からで、リストにはグラスの焼酎もある。
 料理はクラシックなタイプのフレンチ。まず出てきたのは、「魚とオマールエビのカナッペ」。塩味がしっかりと素材を引き立たせていていい。1つめの前菜「天然真鯛のカルパッチョ(確か別な名前だったような)」は、昆布締めにしているのか? 適度な塩味とビネガーの酸味、ケイパーの香りが調和していた。バゲットに付いてきた「豚のリエット」は、滑らかな食感で美味しい。2つ目の前菜「天然ハマグリのブルゴーニュバターとラタトゥイユ」はジューシーで、むしろエスカルゴなどよりも美味しい。ラタトゥイユは香草が効いており、野菜の甘みを感じる。3番目の前菜「フォアグラのグリエ」は、ほんのりとした甘さとヴィネガーによる酸味、塩気を纏っていて、それ自体で充分美味しい。下に敷かれた生野菜と一緒に食べるとサッパリはするが、合っているかと聞かれたら、微妙だ。魚料理「オマールエビのグリエ スチームしたポワロネギを添えて」は、酸味のあるポアロネギとバターソースは美味しいが、中途半端なクラッシック感は否めず、もう一工夫欲しい気がした。この日のメインディッシュの肉は、牛肉か仔羊であったが牛肉を選択。牛ランプ肉を使ったステーキは普通であったが、添えられていたポテトグラタンは美味しかった。そして、「ミモレットチーズ」、「デザートの盛り合わせ」、「飲み物」で終了となった。通常、デザートの盛り合わせはプラス 1296円であるが、今回は最も高い8000円のコースだったので追加料金は不要だった。「デザートの盛り合わせ」は、メニューの中からいくつでも注文できる。折角なので、「アールグレイ紅茶のムース」、「ムースショコラ」、「バニラアイス」、「イチゴのシャーベット」、「ピスタチオのアイス」をチョイス。ムースはどれも美味しかったが、アイスは普通だった。
 サービス担当が一人しかいなかったが、とくに問題はなかった。しかしながら、これだけのボリュームでこの低価格とは。原価率が心配になるくらいコスパの良い店である。(2019年8月追加)
http://www.shiokosyou.com

熊本市中央区中唐人町13  
電話番号:096-322-8487
定休日:月曜
営業時間:11時半〜13時半、18時〜21時(日曜・祝日11時半〜20時半)
予算:【ランチ】1300円、2300円、3300円、5000円、【ディナー】3000円、5000円、6500円、8000円(ディナーは前日までの予約が必要)
アクセス:熊本市電・呉服町電停で降り、電車通りがカーブする方へ向かう。「五福本舗」、「出田眼科病院・呉服町診療所(洋館のような建物)」を右に見ながら細い通りを直進する。さらに「出田眼科病院」を過ぎた交差点を右折すると、すぐ左側にある。呉服町電停から徒歩6分
最寄りのランドマーク:呉服町電停、出田眼科病院
お勧めポイント:コスパの良いクラッシックフレンチ

唐人町の・・・ この町家風の建物です 入口を入ると・・・ 古民家をリノベーションしたという店内は、外からからのイメージとは違い、店内は広く、京都の町家風の重厚感のある雰囲気 料理はクラシックなタイプのフレンチ。まず出てきたのは、「魚とオマールエビのカナッペ」 塩味がしっかりと素材を引き立たせていていい 1つめの前菜「天然真鯛のカルパッチョ(確か別な名前だったような)」 昆布締めにしているのか? 適度な塩味とビネガーの酸味、ケイパーの香りが調和していたバゲットに付いてきたのは・・・ 「豚のリエット」 バゲットに塗って食べると、その滑らかな食感がいい 2つ目の前菜「天然ハマグリのブルゴーニュバターとラタトゥイユ」 ジューシーで、むしろエスカルゴなどよりも美味しい。ラタトゥイユは香草が効いており、野菜の甘みを感じる 3番目の前菜「フォアグラのグリエ」 ほんのりとした甘さとヴィネガーによる酸味、塩気を纏っていて、それ自体で充分美味しい。下に敷かれた生野菜と一緒に食べるとサッパリはするが、合っているかと聞かれたら、微妙だ 魚料理「オマールエビのグリエ スチームしたポワロネギを添えて」は、酸味のあるポアロネギとバターソースは美味しいが、中途半端なクラッシック感は否めず、もう一工夫欲しい気がした この日のメインディッシュの肉は、牛肉か仔羊であったが牛肉を選択。「牛ランプ肉を使ったステーキ」 肉の火の通りは良かったが、ソースも肉質もごく普通であった。しかし、添えられていたポテトグラタンはとても美味しかった 「ミモレットチーズ」通常、デザートの盛り合わせはプラス 1296円であるが、今回は最も高い8000円のコースだったので追加料金は不要だった 「デザートの盛り合わせ」は、メニューの中からいくつでも注文できる。折角なので、「アールグレイ紅茶のムース」、「ムースショコラ」、「バニラアイス」、「イチゴのシャーベット」、「ピスタチオのアイス」をチョイス。ムースはどれも美味しかったが、アイスは普通だった 紅茶

レ・セレブリテ

 ホテル日航熊本のメインダイニング。ホテルの2階へ上がると、エントランスの右側にウェイティングバーがある。さらに通路を進むと、通路を挟むように縦長のダイニングがあり、この日は3〜6テーブル毎に一つのパーティッションに仕切られていた。
 メニューは季節によっていろいろなプランがあるが、今回はランチとディナー共通メニューで、店名を冠した「セレブリテ」の10500円を予約。ドリンクメニューを見ると、ランチタイムのグラスワインは、各1種類ずつしかないが、ディナータイムのグラスワインは、シャンパン1種類、赤白各3種類、ロゼが1種類。
 まず出てきたアミューズは、「トウモロコシのパンとフォアグラのカナッペ」、「ブータンノワール」、「ウニのロワイヤル」。続くスープは、芦北産のアゴ出汁と天草大王、熊本県産野菜から抽出したという「ダブルコンソメ」。旨味は十分だが、逆にアゴ出汁の味と香りが勝ってしまい、煮干ラーメンのスープのような味に。一皿目の前菜は、「初鰹とハマグリ トマトのエキスのエスプーマ仕立て」。添えられた新タマネギスライスのシャキシャキとした食感と筍の食感がいい。熱々の2種のパンは食感も中途半端だが、何よりも小麦の香りに乏しい。二皿目の前菜は「イサキのグリル」。塩加減は良かったが、火が通り過ぎていた。「サフラン風味のカニピラフ」は実に美味しく、完成度が高いだけに、添えられた甲殻類のスープやカニ味噌、オリーブペーストなどは、入れない方が良かった。メインの「黒毛和牛のフィレ肉のグリル」は、素材自体は美味しいが、フォンドボーと白ワインのソース、トウモロコシのピューレなどを含めたトータルな味はごく普通であった。さらに、口直しの「メロンシャーベット」、「ババ(ブリオッシュをラム酒に浸したもの)」、エスプレッソと続き、「芦北町のほうじ茶」と「小菓子」で終了となった。
 サービスは画一的でスキルは高くなく、全体的な印象としては、よくあるホテルレストランの域を出ていない。正直、大都市のフレンチとして評価すれば、掲載できないレベルであるが、地方都市として考えれば、ずば抜けて美味しいものはないものの、どれも上手くまとめており、雰囲気も含めてギリギリ1つ星といったところだ。(2019年8月追加)
https://nikko-kumamoto.co.jp/restaurant-2/celebrites

熊本市中央区上通町2-1 ホテル日航熊本2階  
電話番号:096-211-1663
定休日:無休
営業時間:11時半~14時、17時半~20時
予算:【ランチ】3000円、4500円、6000円、9000円、10500円、15000円、【ディナー】6000円、9000円、10500円、15000円
アクセス:熊本市電・通町電停を降りると目の前。通町電停から徒歩1分
最寄りのランドマーク:通町電停
お勧めポイント:ホテル日航熊本のメインダイニングによるフレンチ

ホテルの2階へ上がると、エントランスの右側にウェイティングバーがある さらに通路を進むと、通路を挟むように縦長のダイニングがあり・・・ この日は3〜6テーブル毎に一つのパーティッションに仕切られていた ランチタイムのグラスワインは、各1種類ずつしかないが、ディナータイムのグラスワインは、シャンパン1種類、赤白各3種類、ロゼが1種類 メニューは季節によっていろいろなプランがあるが、今回はランチとディナー共通メニューで、店名を冠した「セレブリテ」の10500円 まず出てきたアミューズは、「トウモロコシのパンとフォアグラのカナッペ」、「ブータンノワール」、「ウニのロワイヤル」であったが、写真を撮り忘れた。続くスープは、芦北産のアゴ出汁と天草大王、熊本県産野菜から抽出したという「ダブルコンソメ」。旨味は十分だが、逆にアゴ出汁の味と香りが勝ってしまい、煮干ラーメンのスープのような味に 一皿目の前菜は、「初鰹とハマグリ トマトのエキスのエスプーマ仕立て」 添えられた新タマネギスライスのシャキシャキとした食感と筍の食感がいい 熱々の2種のパンは食感も中途半端だが、何よりも小麦の香りに乏しい 二皿目の前菜は「イサキのグリル」 塩加減は良かったが、火が通り過ぎていた 「サフラン風味のカニピラフ」は、実に美味しい皿に盛り付けたところ 添えられた甲殻類のスープやカニ味噌、オリーブペースト 完成度が高いだけに、添えられた甲殻類のスープやカニ味噌、オリーブペーストなどは、入れない方が良かった メインの「黒毛和牛のフィレ肉のグリル」素材自体は美味しいが、フォンドボーと白ワインのソース、トウモロコシのピューレなどを含めたトータルな味はごく普通であった 口直しの「メロンシャーベット」 これはまあ普通 「ババ(ブリオッシュをラム酒に浸したもの)」 アマゾンカカオのブリオッシュに黒糖とゴールドラム酒のアイスをのせたもの。ババと名乗っているにも関わらず、全くラム酒が香らず、完成度は低かった 「エスプレッソ」 「芦北町のほうじ茶」と「小菓子」「小菓子」

リストランテ ミヤモト

 熊本ではかなり有名なイタリアン。店内は暖色系カラーを基調としたインテリア。入口側にオープンキッチンのカウンターが3席と奥にテーブル席があり、この他に個室が2つある。この店はソムリエがいるにも関わらず、グラスワインにスパークリングワインがなく、赤と白のみ。しかも、基本的にソムリエが選んでくれるようなので、予め好みを告げておいた方がいい。2階のセラーには、トスカーナを中心とした貴重なヴィンテージワインが揃っているという。今回は11000円のディナーコースで予約。
 先ずはオーナーシェフによる挨拶。アミューズに「カツオのコンソメとカツオの血合を使った血のソーセージ風」が出て、さらに、「肉の前菜盛り合わせ」、塩がかかった「ミニ角食」、「魚の前菜盛り合わせ」、「ホワイトアスパラガスのグリル 天草産穴子のスモークとアワビのソテー」、「燻製にしたジャガイモのビシソワーズ 揚げニョッキ入り」、「八代産トマトのソースにグリルした塩トマトのダブルトマトスパゲッティ 」、「薪で焼いた黒ムツのグリル グリーントマトとともに」、「薪でグリルした赤牛のタリアータ」と続き、「液体窒素で作る即席イチゴのソルベ」と「エスプレッソ」で終了となった。今回のコースのナンバーワンは「薪でグリルした赤牛のタリアータ」で、塩味も火加減も完璧だった。表面がカリッと焼かれていて、スモーキーかつジューシーで、ステーキ店として、これだけを食べに来てもよいくらいの美味しさ。また、目の前で即席で作られる「イチゴのソルベ」も、ライブ感があるだけでなく、甘さも自然で良かった。
 今回の全体的なイメージとしては、料理によって塩加減がかなりばらついていたのが気になった。当初は掲載を見送ろうかとも思ったが、後半が良かったことや、谷原先生の推薦もあったため、1つ星として掲載することに。(2019年8月追加)
https://forzakenken0609.wixsite.com/ristorantemiyamoto

熊本市中央区辛島町6-15 クマモトイタリー亭ビル1階  
電話番号:096-356-5070
定休日:日曜
営業時間:11時半~13時半(火曜日を除く)、17時半〜21時、【バータイム】21時〜24時
予算:【ランチ】1800円、3800円、【ディナー】6500円、11000円、17000円、
アクセス:熊本市電・西辛島町電停で降り、電停と電停の間にある交差点を「Times Car RENTAL」と反対側へ曲がるとすぐ右側にある。西辛島町電停から徒歩1分
最寄りのランドマーク:西辛島町電停
お勧めポイント:熊本の有名イタリアン

西辛島町電停のある通りから入った・・・ ココです! ランチを再開したそうです 入口側にオープンキッチンのカウンターが3席があり・・・ 奥にテーブル席と個室が2つある。店内は暖色系カラーを基調としたインテリア アミューズは「カツオのコンソメ」と「カツオの血合を使った血のソーセージ風」 これが「カツオの血合を使った血のソーセージ風」 塩がかかった「ミニ角食」 「肉の前菜盛り合わせ」は写真を撮り忘れた。こちらは、次の「魚の前菜盛り合わせ」 「岩牡蠣」は素材は良かったが、塩味が足りず素材が生かされていない 「ツムブリのカルパッチョ」は、とても美味しかった 「アオサのりのロワイヤル」は、予想通りの味  「ズワイガニのトマトゼリー・ブロッコリーのムース キャビア添え」は。写真を撮る前に食べてしまった。ブロッコリーのムースの味が前面に出てしまっていた 「ホワイトアスパラガスのグリル 天草産穴子のスモークとアワビのソテー」 全体的に悪くないが、アスパラガスがもうひと塩足りない 「燻製にしたジャガイモのビシソワーズ 揚げニョッキ入り」 滑らかで美味しいが、やっぱりもうひと塩足りないために、素材が生かされていない 「八代産トマトのソースにグリルした塩トマトのダブルトマトスパゲッティ 」 トマトソースはぼんやりとした味で深みがなくキレもない。グリルした塩トマトを加えた意味も不明だ。これなら、シンプルな唐辛子入りトマトスパゲッティの方がまだいい 「薪で焼いた黒ムツのグリル グリントマトとともに」 トマトと黒ムツを合わせたことによる相乗効果も相加効果もない微妙な味
「薪でグリルした赤牛のタリアータ」 塩味も火加減も完璧だった。表面がカリッと焼かれていて、スモーキーかつジューシーで、ステーキ店として、これだけを食べに来てもよいくらいの美味しさ 目の前で即席で作られる「イチゴのソルベ」 ライブ感があるだけでなく、甘さも自然で良かったエスプレッソ

オステリア ダ・ルバクオーレ
  OSTERIA DA RUBACUORE

 完全予約制の超人気イタリアン。アラカルトメニューはなく、3つのコースのみ(この日の夜のコースは2コースであった)。シックなインテリアの店内には、カンツォーネが流れている。テーブル席は縦長の配置で、箱はイタリアンにしては小さめだ。グラスワインは、個性の異なる2種類以上が用意されており、この日の赤は4種であった。
 今回の10000円コースのメイン食材は、「トスカーナ産ハト」か「熊本産赤牛」。まず出てきた「冷製の熊本産のゴールドラッシュのスープ フォアグラとサマートリュフを添えて」は、フォアグラの塩気とトウモロコシの甘み、サマートリュフの香りが一体となった素晴らしい逸品だった。「温かいオレガノのフォカッチャ」は、香り、柔らかさともに文句なし。しかし、添えられたオリーブオイルは苦みが強く、もう少し苦みが少なくてフルーティな感じであれば良いのだが。「前菜の盛り合わせ」は、天草産クエのカルパッチョ、ウナギのヴィネガー風味、シラスのブルスケッタカラスミのせ、アジと野菜のマリネ、バフンウニと根セロリのピューレ、ズワイガニとズッキーニ、天使のエビのマリネ、塩たらとイワシの白トウモロコシの粉で作った餅、煮タコなど。どれも塩味が適度に効いていて、優しい味付けとなっていた。肉の前菜は、ピエモンテ州の郷土料理「牛肉のボリート」。柔らかく煮込まれたコンビーフのような味付けの牛肉に、ホロホロ鳥の旨味のあるスープと酸味のあるパセリの薬味が絶妙に美味い!一皿目のパスタは、「ウニと卵黄とカラスミのタリオリーニ」。ウニがたっぷりと入ったトマトソースは、卵黄が加えられたことで実に濃厚なソースとなり、ピリ辛がアクセントになっていて飽きがこない。「天草産本マグロのパン粉焼き ズッキーニのピューレ」は、塩気のあるカリカリの焼きチーズとズッキーニのほんのり甘いピューレがよく合う。二皿目のパスタ「そら豆のラビオリ サマートリュフがけ」は、そら豆とチーズの具材がトリュフオイルと相まって超濃厚になっていた。メインの「トスカーナ産ハトのロースト」は、やや甘めのソースとの相性が最高とは言えないものの、火の通し方、塩味ともに悪くはなかった。「ゴルゴンゾーラとタレッジョチーズ」は、ゴルゴンゾーラに香りの強い個性的な蜂蜜がかけられているもので、美味しい。そして、「3種のドルチェの盛り合わせ」はどれも良かった。
 それにしても、サービスは女性一人であったが、それを感じさせないほど淀みないホスピタリティーのあるサービスをしてもらえた。地方店として考えれば、総合的に3つ星で良いと思った。(2019年8月追加)
http://rubacuore.main.jp/index.html

熊本市中央区上林町1-37 K-Ⅱ上林ビル1階 地図 
電話番号:096-288-0425
定休日:月曜
営業時間:18時〜20時半(土日のみランチタイムも営業11時半〜13時半)
予算:コースのみ6000円、8000円、10000円
アクセス: 熊本市電・通町筋電停で降り、上通アーケードを進む。肥後銀行、吉野家を過ぎると、アーケードの屋根がなくなり、並木坂に出る。「STEP」、「フローリストM」がある1つ目の交差点を左折し、100mほど進むと右側にある。通町筋電停から徒歩10分
最寄りのランドマーク:上通アーケード、並木坂
お勧めポイント:

並木坂から入った細い通りの・・・ココです! 入口の扉を開けると・・・ 縦長のテーブル席があり、イタリアンのキャパとしてはは小さめ グラスワインは、個性の異なる2種類以上が用意されており、この日の赤は4種であった 今回は10000円コース。まず出てきた「冷製の熊本産のゴールドラッシュのスープ フォアグラとサマートリュフを添えて」 フォアグラの塩気とトウモロコシの甘み、サマートリュフの香りが一体となった素晴らしい逸品だった
「温かいオレガノのフォカッチャ」は、香り、柔らかさともに文句なし。しかし、添えられたオリーブオイルは苦みが強く、もう少し苦みが少なくてフルーティな感じであれば良いのだが・・・ 「前菜の盛り合わせ」 天草産クエのカルパッチョ、ウナギのヴィネガー風味、シラスのブルスケッタカラスミのせ、アジと野菜のマリネ、バフンウニと根セロリのピューレ、ズワイガニとズッキーニ、天使のエビのマリネ、塩たらとイワシの白トウモロコシの粉で作った餅、煮タコなど。どれも塩味が適度に効いていて、優しい味付けとなっていた 肉の前菜は、ピエモンテ州の郷土料理「牛肉のボリート」 柔らかく煮込まれたコンビーフのような味付けの牛肉に、ホロホロ鳥の旨味のあるスープと酸味のあるパセリの薬味が絶妙に美味い! 一皿目のパスタは、「ウニと卵黄とカラスミのタリオリーニ」ウニがたっぷりと入ったトマトソースは、卵黄が加えられたことで実に濃厚なソースとなり、ピリ辛がアクセントになっていて飽きがこない「天草産本マグロのパン粉焼き ズッキーニのピューレ」 塩気のあるカリカリの焼きチーズとズッキーニのほんのり甘いピューレがよく合う 二皿目のパスタ「そら豆のラビオリ サマートリュフがけ」 そら豆とチーズの具材がトリュフオイルと相まって超濃厚になっていた メインの「トスカーナ産ハトのロースト」 やや甘めのソースとの相性が最高とは言えないものの、火の通し方、塩味ともに悪くはなかった 「ゴルゴンゾーラとタレッジョチーズ」ゴルゴンゾーラに香りの強い個性的な蜂蜜がかけられているもので、美味しい エスプレッソ「3種のドルチェの盛り合わせ」はどれも良かった。

ピッツエリア・ダ・ロッコ

 並木通りにあるナポリピザ専門のピッツエリア。人気があるのに加えて座席数が少ないので、ランチタイムには予約しなければ入れないこともしばしば。元はカフェかブティックだったのだろうか?吹き抜けになった倉庫のような空間と2階へ向かう螺旋階段が何とも不思議。客席は1階と2階にあり、1階のらせん階段横のテラス席はほぼ外のオープン状態なので、夏はいいが冬場は厳しそう。
 今回は2階席なので、まずは螺旋階段を上る。ランチタイムは、滞在時間が1時間という縛りがあるので、さっそくランチタイムのメニューを見てみると、ピザが10種類とラザニアが1つ。今回は取材なので、「マルゲリータ」と「クワトロフォルマッジ」の2種類が入ったハーフアンドハーフ「イタリア」を注文。
 出てきたピザは、生地にもう少し塩気があってもいい気がするが、モチモチとしていて十分合格点。「マルゲリータ」は全体的には良いが、トマトソースとモッツァレラチーズが物足りない感じがする。「クアトロフォルマッジオ」は、ゴルゴンゾーラの風味が抑えられていて、どちらかといえば、万人受けするマイルドでクリーミーなチーズブレンドとなっていた。(2019年8月追加)
https://m.facebook.com/pizzeriadarocco/

熊本市中央区城東町5-41 ボーノボーノビル 1F 地図 
電話番号:096-288-0496
定休日:火曜
営業時間:11時半~15時、17時半~22時
予算:マルゲリータ一1000円
アクセス: 熊本市電・通町筋電停でおり、上通アーケードを進む。しばらく進むとアーケードの屋根がなくなり、並木坂となるが、並木坂に入ってすぐ左側にある。通町筋電停から徒歩3分
最寄りのランドマーク:上通アーケード、並木坂
お勧めポイント:モチモチの本格的ナポリピッツァ

後ろに見える上通アーケードの屋根がなくなったらすぐにある。赤い屋根のイタリア食堂ではなく・・・ 看板のないココです! 開店前から待っている人が。らせん階段横のテントのようなところが1階のテラス席です ナポリピッツァの専門店です 開店前から予約で満員なようです 客席は1階と2階にあり、キッチンも1階です 元はカフェかブティックだったのだろうか?吹き抜けになった倉庫のような空間と2階へ向かう螺旋階段が何とも不思議。らせん階段横のテラス席はほぼ外のオープン状態なので、夏はいいが冬場は厳しそう。
2階席は、吹き抜けの空間を取り囲むように配置されている メニュー1 メニュー2 メニュー3 メニュー4 メニュー5 ランチセットのドリンク 今回は取材なので、「マルゲリータ」と「クワトロフォルマッジ」の2種類が入ったハーフアンドハーフ「イタリア」を注文 「マルゲリータ」は全体的には良いが、トマトソースとモッツァレラチーズが物足りない感じがする 「クアトロフォルマッジオ」は、ゴルゴンゾーラの風味が抑えられていて、どちらかといえば、万人受けするマイルドでクリーミーなチーズブレンドとなっていた

アンティコ カステッロ

 今年で10周年を迎えた西辛島町のイタリアン。店内に入ると、町家のような縦長となっており、全てがテーブル席でカウンター席はない。また、真ん中が半個室となっているという非常に珍しい造りである。ワインリストを見ると、グラスワインが赤864円、白756円、3種類のお試しワインコースが3700円で、ボトルワインは、スパークリングが2376円〜9070円、赤が3564円〜48600円、白が3240円〜10800円であった。メニューは、夜のコースが3780円、5400円、7500円の基本3コースで、この他に季節のコースが2つある。特に、7500円のコースは魚と肉が入ったフルコースで、今回は7500円のコースをいただくことに。
 最初に出てきたのは、「ビーツのスープ カプチーノ仕立」。フワッとした軽い食感とクリーミーな味わいで、細かく刻まれたビーツの食感もいい。2品目は「前菜の盛り合わせ」。「パンチェッタのイチゴ巻き」という取り合わせは初体験であったが、悪くなかった。「自家製リコッタチーズ」はフレッシュかつミルキーで、ボソボソした感じが全くなくて美味しい。「ハーブ鳥のドライトマト巻き」と「スモークサーモン」はごく普通。「自家製のバジルパン」とセモリナ粉で作ったという「自家製パン」は、まるでバゲットの皮のように香ばしく、オリーブオイルとよく合う。ノコギリのようにギザギザした「メカブのパスタ」は、イタリアカラスミのソースが濃厚で美味しかった。恐らく、これまで食べたパスタの中でトップテンに入る美味しさであろう。「ウンブリア産黒トリュフのリゾット」は、米までがイタリア産というこだわりよう。ポーチドエッグを崩して食べると、まるで天国にのぼるような美味しさ。ブラボー!「天草産天然真鯛のカルトッチョ(紙包み焼き)」は、非常にシンプルな調理法ながら、塩味がしっかりと効いていて野菜までもが美味しい。「熊本産赤牛のグリル エシャロットの赤ワイン煮バター添え」は、黒人参、スナップエンドウ、レッドドラゴンポテトのグラタンなどといった付け合わせも良かった。肉はやや硬めのモモ肉であったが赤身の旨味たっぷりで、エシャロットバターの塩味ともよくマッチしていた。「デザートの盛り合わせ」は、「生姜のパンナコッタ」、「フランボワーズのジェラート」、「チーズケーキ」の3種類で、これはまあまあの味。エスプレッソは香り高く、美味しい!と思える味だ。
 ちなみに、サービスは主にマダムが担当しているが、他のスタッフも含めて、ホスピタリティある対応が良かった。(2019年8月追加)

熊本市中央区桜町2-31 地図 
電話番号:096-327-9109
定休日:日曜
営業時間:11時半〜14時半、18時~22時
予算:夜のコース3780円、5400円、7500円
アクセス:熊本市電・西辛島町電停で降り、赤い看板の24hパーキングの方向へ向かう。セブンイレブンのある次の信号を右折し、蕎麦「船場花屋」、タイムスパーキングを過ぎると左にある。西辛島町電停より徒歩4分
最寄りのランドマーク:西辛島町電停
お勧めポイント:コスパが良く塩味にブレのない優良イタリアン

西辛島町電停近くの通りにある・・・ ココです! 夜のメニュー1 夜のメニュー2 夜のメニュー3 グラスワインは赤が864円、白が756円で、3種類のお試しワインコースもある キッチンに近いk奥のテーブル席 最初に出てきたのは、「ビーツのスープ カプチーノ仕立」 フワッとした軽い食感とクリーミーな味わいで、細かく刻まれたビーツの食感もいい 2品目は「前菜の盛り合わせ」。「パンチェッタのイチゴ巻き」という取り合わせは初体験であったが、悪くなかった。「自家製リコッタチーズ」はフレッシュかつミルキーで、ボソボソした感じが全くなくて美味しい。「ハーブ鳥のドライトマト巻き」と「スモークサーモン」はごく普通 「自家製のバジルパン」とセモリナ粉で作ったという「自家製パン」は、まるでバゲットの皮のように香ばしく、オリーブオイルとよく合う 「メカブのパスタ」は・・・ ノコギリのようにギザギザしたパスタ。イタリアカラスミのソースが濃厚で美味しかった。恐らく、これまで食べたパスタの中でトップテンに入る美味しさだろう
「ウンブリア産黒トリュフのリゾット」は、米までがイタリア産というこだわりよう。 ポーチドエッグを崩して食べると、まるで天国にいるような美味しさ。ブラボー! 「天草産天然真鯛のカルトッチョ(紙包み焼き)」非常にシンプルな調理法ながら、塩味がしっかりと効いていて野菜までもが美味しい 写真を撮り忘れた「熊本産赤牛のグリル エシャロットの赤ワイン煮バター添え」。黒人参、スナップエンドウ、レッドドラゴンポテトのグラタンなどといった付け合わせも良く、肉はやや硬めのモモ肉であったが赤身の旨味たっぷり。エシャロットバターの塩味ともよくマッチしていた デザートの盛り合わせ」は、「生姜のパンナコッタ」、「フランボワーズのジェラート」、「チーズケーキ」の3種類で、これはまあまあの味プレッソは香り高く、思わず美味しい!と思える味

イル カジーノ IL CASINO

 市役所の裏通りにあるイタリアン。ウッディで独特な外観のドアを開けると、店内も同じく木の温もりを感じさせるインテリア。店は、シェフ1人、サービスの方1人、カウンター席のみという小さな店である。
 コースは1万円のおまかせコースのみで、少量多皿のコースとなっている。最初の一皿目は、イタリアの秋の野菜・タルティーボ(チコリの仲間)を使った「タルティーボ・アンチョビとパルミジャーノチーズのサラダ」。タルティーボの柔らかな苦みとチーズが良く合う。二皿目は、「北海道産・真鱈の白子のデュラム・セモリナ粉フリット」。デュラム・セモリナ粉の衣は、かき餅のようにカリッとしていて独特だ。続く3皿目は、「金目鯛のロースト」。モンサンミッシェルのムール貝を使ったスープが、金目鯛に深みを与えている。皮目がカリッと、身がシットリと焼かれていていい。「宮崎・尾崎牛のカツレツ」は、火の通し方がミディアムだったせいか食感がやや硬く、もう少しレアな仕上げにした方が良いのではと感じた。また、赤身とチーズとの組み合わせもイマイチ合っていないような気がした。「岩手産天然キノコのパスタ」は、香茸が加わったことによるキノコの重層香が素晴らしかった。デュラム・セモリナ粉100%で作ったという自家製のタリアテッレは少し細めで、キタッラのような感じだ。「サルシッチャのリゾット・トリュフの香り」は、サルシッチャのリゾットだけでも美味しい上に、トリュフの香りが相乗効果を発揮していた。「シャラン鴨のロースト」は、鴨の身の火の通し方もソースも上出来だった。しかし、皮をカリッとさせようという意図で、医療用メスで皮目に細かく切れ目を入れたことにより、カリッとした食感は良くなったものの、逆に皮に火が通りすぎて焦げて苦みが出てしまったのが残念。「焼きチョコレートとジェラート」は、クラッシクショコラのようなシットリネットリとした焼きチョコレート。塩のきいたジェラートと和栗の組み合わせが最高だった。
 それにしても、今回はシェフの意図が空回りしている残念な皿もあったが、裏を返せば、それは新しい料理の可能性を追い求めるシェフの探究心や向上心を感じさせる料理でもあった。もちろん、今回はそれを差し引いての評価であるが、地方のイタリアンとして考えれば、実にコスパの良い素晴らしい店であることには変わりはない。また、シェフはワインにも造詣が深いためか、グラスワインのセレクトも良かった。(2019年5月追加)

熊本市中央区手取本町3-7 地図 
電話番号:096-355-8305
定休日:日曜
営業時間:18時〜22時
予算:おまかせコース10000円
アクセス:熊本市電・熊本城・市役所前電停で降り、市役所側に渡る。市役所と市役所別館の間の交差点を左折し、市役所通りを進む。最初の交差点(ファミリーマートがある)を左折し、またすぐ交差点を右折し、さらにT字路を左折したら右側。熊本城・市役所前電停から徒歩3分
最寄りのランドマーク:熊本市役所、市役所通り
お勧めポイント:少量多皿の創作イタリアン

市役所の裏通りの・・・ 独特なウッディーな外観のこの店です 木の温もりを感じさせる店内は、カウンター席のみの小さな店 最初の一皿目は、イタリアの秋の野菜・タルティーボ(チコリの仲間)を使った「タルティーボ・アンチョビとパルミジャーノチーズのサラダ」。タルティーボの柔らかな苦みとチーズが良く合う 二皿目は、「北海道産・真鱈の白子のデュラム・セモリナ粉フリット」 デュラム・セモリナ粉の衣は、かき餅のようにカリッとしていて独特だ 続く3皿目は、「金目鯛のロースト」 モンサンミッシェルのムール貝を使ったスープが、金目鯛に深みを与えている。皮目がカリッと、身がシットリと焼かれていていい「宮崎・尾崎牛のカツレツ」 火の通し方がミディアムだったせいか食感がやや硬く、もう少しレアな仕上げにした方が良いのではと感じた。また、赤身とチーズとの組み合わせもイマイチ合っていないような気がした
これが岩手産の天然キノコ 「岩手産天然キノコのパスタ」 香茸が加わったことによるキノコの重層香が素晴らしかった。デュラム・セモリナ粉100%で作ったという自家製のタリアテッレは少し細めで、キタッラのような感じだ。 「サルシッチャのリゾット・トリュフの香り」 サルシッチャ(自家製ソーセージ)のリゾットだけでも美味しい上に、トリュフの香りが相乗効果を発揮していた「シャラン鴨のロースト」 鴨の身の火の通し方もソースも上出来だった。しかし、皮をカリッとさせようという意図で、医療用メスで皮目に細かく切れ目を入れたことにより、カリッとした食感は良くなったものの、逆に一部の皮に火が通りすぎて焦げて苦みが出てしまったのが残念 「焼きチョコレートとジェラート」 クラッシクショコラのようなシットリネットリとした焼きチョコレート。塩のきいたジェラートと和栗の組み合わせが最高だったエスプレッソ