中華旬菜 燕燕
辛島町電停近くにある要予約の人気四川料理店。自動ドアを抜け、手動の扉を開けて店内に入ると、テーブル席が並んでいる。カウンター席はなく、外観から想像したよりもちょっと狭めだ。まず、最初に気になったのは、床やメニューが油でベタベタしていること。元は何の店だったのだろう?中途半端に厨房が丸見えで、中華料理店の造りとは思えない。客席と調理場が仕切りなしにそのまま繋がっているため、換気が良くないのだ。
しかしながら、料理はどれも平均点以上のレベルで美味しい。特に、「四川麻婆豆腐」や「海老チリ(干焼蝦仁)」などがお勧め。「四川麻婆豆腐」は、花山椒と唐辛子がほどよく効いており、豆豉のバランスも良く、洗練された味に仕上がっている。「海老チリ」は、海老がふっくらとした食感となるよう火が通されていて、シェフのスキルが高いことを伺わせる。「チャイニーズカフェ&バー リンシャンRIN SYAN(→ 熊本グルメバイブル・中華料理の頁を参照)」の海老チリを彷彿させる美味しさであった。「太平燕」は美味しいが、「紅蘭亭(今回は掲載されず)」のようなスタンダードタイプの太平燕で、特にまた食べたいと思うほどのものではない。さらに、この店は極細麺を使用しているため、食感に欠けて物足りなさを否めない。また、この店オリジナルの太平燕の四川版「麻辣湯燕」は、酸辣湯のようにほんのりとした酸味と辛味があるが、むしろ「太平燕」の方が良かった。
ちなみに、ランチとディナではメニューが異なっており、ランチタイムにはランチメニューしか注文できない。また、今回は食べることができなかったが、ディナータイムの熊本らしいメニューとして「馬肉のガーリック炒飯」や「赤牛のニンニクソース」などがある。また、大人数であれば、この店のスペシャリティ「鯛の山椒塩釜焼(時価、3日前までの要予約)」や「フカヒレの姿煮(前日までの予約)」、「ナマコのオイスター煮(前日までの予約)」などもいただける。(2019年8月追加)
https://enen-kumamoto.com
熊本市中央区練兵町54-4 松崎ビル1階
電話番号:096-353-3913
定休日:日曜
営業時間:11時半〜14時、18時〜21時半
予算:四川麻婆豆腐800円、海老チリ950円
アクセス:熊本市電・辛島町電停で降り、サンロード新市街アーケードと反対側へ渡って左へ電車通りを進む。線路に沿って交差点を右折し、次の交差点をファミリーマート側へ渡る。さらに「肥後銀行・本店」を左に見ながら進むと右側にある。辛島町電停から徒歩7分
最寄りのランドマーク:辛島町電停、肥後銀行・本店
お勧めポイント:コスパの良い四川料理店
辛島町電停から歩いて「RKK熊本放送」の方へ向かうと ココです! 自動ドアを抜け、手動の扉を開けて店内に入ると、テーブル席が並んでいる ランチとディナーではメニューが異なっており、ランチタイムにはランチメニューしか注文できない。これは黒板に書かれている夜のメニュー ランチメニュー 「四川麻婆豆腐」 花山椒と唐辛子がほどよく効いており、豆豉のバランスも良く、洗練された味に仕上がっている 「海老チリ」は、海老がふっくらとした食感となるよう火が通されていて、シェフのスキルが高いことを伺わせる。「チャイニーズカフェ&バー リンシャンRIN SYAN(→ 熊本グルメバイブル・中華料理の頁を参照)」の海老チリを彷彿させる美味しさであった「木須肉片」は、中国東北地方の家庭料理の「木須肉片」とは異なり、キクラゲが入っていななかったが、ザク切りキャベツと豚肉の食感が良かった 「太平燕」紅蘭亭(今回は掲載されず)」のようなスタンダードタイプの太平燕で、特にまた食べたいと思うほどのものではない。さらに、この店は極細麺を使用しているため、食感に欠け物足りなさも否めない この店オリジナルの太平燕の四川版「麻辣湯燕」酸辣湯のようにほんのりとした酸味と辛味があるが、むしろ「太平燕」の方が良かった