熊本城とその周辺
● 熊本城と馬具櫓(ばぐやぐら)
2016年4月16日の熊本地震の本震で一部が崩壊した熊本城。2019年10月5日の特別公開に向けて大天守の復旧が進行しており、遠くからではあるが工事の進行状態を眺めることができる。「復興城主」寄付も20億円を突破し、2018年4月には2体の鯱も設置され、11月末には大天守の石垣の積み直しも完了した。
馬具櫓は、熊本城の南口を守る1階建ての櫓。馬具を納めていたと伝えられている櫓で、本震によって石垣に膨らみが生じ、度重なる余震の影響により5月10日に崩壊。現在も未だ修復が完了しておらず、震災の凄さ目撃できる。
● 「桜の馬場 城彩苑」と「熊本城ミュージアム わくわく座」
「桜の馬場 城彩苑」は、熊本城に隣接する道の駅のような商業施設。中には、お食事とお土産処の「桜の小路」や「熊本城ミュージアム わくわく座」などがあり、広場では「熊本城ミュージアム わくわく座」の役者によるライブショーなども開催されている。また、ここからも熊本城に入ることができるので、熊本城を訪れる際には、是非ここからスタートすることをお勧めしたい。
「桜の馬場 城彩苑」にある「香梅庵」は、お菓子「誉の陣太鼓(グルメバイブルには掲載されず)」で有名な「お菓子の香梅」の支店。この店の名物は、「誉の陣太鼓」が入った「陣太鼓ソフト」で、これはJR熊本駅の「肥後よかモン市場(→ 熊本グルメバイブル・ショッピングの頁を参照)」にある支店でも食べることができる。ミルキーかつ滑らかな食感で、ソフトクリーム自体は普通か普通よりもちょっと美味しい程度であるが、そこに小豆と求肥という鉄板ネタが入ること美味しくなっている。凄く美味しいと言うほどではないが、熊本城へ来たときに食べてみてもよいかも。
「熊本城ミュージアム わくわく座」は、熊本城をテーマにした歴史と文化のミュージアム。館内には3つのテレビモニターが設置されており、熊本城内部に設置された8 台のカメラによるリアルタイムな復旧状況を見ることができる。この施設の僕のお勧めは2つ。一つは、「熊本城の被災・復興プロジェクションマッピング」である。地震による熊本城の被災状況と復旧イメージを、音と映像で再現しており、こんな見せ方もあるのかと感心した。もう一つは、2階にある「ものがたり御殿」で上演される映像ショー。熊本城に関する映像に、ショーを進行する役者の芝居も加わり、なかなか面白い。演目の「熊本城バーチャルリアリティ映像・不落の名城を読み解く(10分)」では、江戸時代の熊本城の姿を見ることができる。また、この演目だけは外国語にも対応しており、字幕スクリーン(日・英・韓)と翻訳機(英・韓・中・独)の設備もある。その他にも演目もあるので、下記サイトからご確認を。
http://www.sakuranobaba-johsaien.jp/20190702-2/
http://www.sakuranobaba-johsaien.jp/waku-index/
熊本市二の丸1-14
電話番号:096-288-5600
定休日:無休(年末年始を除く)
営業時間:【11月〜3月】、8時半〜18時、【12月〜2月】8時半〜17時
予算:大人300円、子供(小中学生)100円
アクセス:熊本市電・花畑町電停で降り、「太陽生命」、「りそな銀行」側へ進む。「りそな銀行」の角を右折し、「国際交流会館(→ 熊本グルメバイブル・熊本を見るの頁を参照)」、「市民会館・シアーズ夢ホール」、「馬具櫓」を過ぎて堀を渡ったら、すぐ左側に見える。花畑町電停から徒歩5分
最寄りのランドマーク:市民会館・シアーズ夢ホール、熊本城・馬具櫓
お勧めポイント:熊本城をテーマにした歴史と文化のミュージアム
• 熊本県立美術館
熊本城の二の丸公園の一角にある熊本県を代表する美術館。古代から現代美術までを網羅する総合美術館として1976年に開館。日本古代の造形美を展示した「装飾古墳室」や熊本ゆかりの永青文庫の名品を見ることができる「細川コレクション永青文庫展示室」などが有名である。なお、学会開催期間中には、細川コレクション展「第Ⅱ期 大名細川家の歴史と美 〜細川斉茲と絵画〜」が開催されている。
http://www.museum.pref.kumamoto.jp/default.aspx?site=1
熊本市二の丸2-2
電話番号:096-352-2111
定休日:不定休(休館日はホームページから要確認)
営業時間:9時半〜16時45分
予算:大人420円、大学生250円
アクセス:熊本城二の丸公園
最寄りのランドマーク:リブワーク藤崎台球場
お勧めポイント:熊本城の二の丸公園の一角にある熊本県を代表する美術館
● 7本の巨大クスノキ「国指定天然記念物・藤崎台クスノキ群」
熊本城公園内にある藤崎台球場のスコアボード裏にある7本の巨木。僕が熊本で見て印象に残っている巨木は、「立田自然公園(→ 熊本グルメバイブル・熊本を見るの頁を参照)」と北岡神社の「夫婦楠」、そしてこの熊本城の巨大クスノキ群である。
樹齢1000年とも推測される巨木が7本も群生している例は他にないことから、1924年に国指定の天然記念物となっている。この場所には、1877年の西南戦争で焼失するまで藤崎八旛宮があり、その神社の森として保護されていたという。圧倒されるその姿は、見ているだけでわれわれに生命力を与えてくれ、必見である。
熊本城・馬具櫓(ばぐやぐら) 2016年4月16日の熊本地震の本震で熊本城の一部が崩壊。馬具櫓は、熊本城の南口を守る1階建ての櫓。馬具を納めていたと伝えられている櫓で、本震によって石垣に膨らみが生じ、度重なる余震の影響により5月10日に崩壊。現在も未だ修復が完了しておらず、震災の凄さ目撃できる「桜の馬場 城彩苑」 「桜の馬場 城彩苑」は、熊本城に隣接する道の駅のような商業施設。中には、お食事とお土産処の「桜の小路」や「熊本城ミュージアム わくわく座」などがある 広場では「熊本城ミュージアム わくわく座」の役者によるライブショーなども開催されている 「桜の馬場 城彩苑」にある「香梅庵」は、お菓子「誉の陣太鼓(グルメバイブルには掲載されず)」で有名な「お菓子の香梅」の支店
この店の名物は、「誉の陣太鼓」が入った「陣太鼓ソフト」で、これはJR熊本駅の「肥後よかモン市場(→ 熊本グルメバイブル・ショッピングの頁を参照)」にある支店でも食べることができる「陣太鼓ソフト」ミルキーかつ滑らかな食感で、ソフトクリーム自体は普通か普通よりもちょっと美味しい程度であるが、そこに小豆と求肥という鉄板ネタが入ること美味しくなっている。凄く美味しいと言うほどではないが、熊本城へ来たときに食べてみてもよいかも観光案内所があり、ここではボランティアによる無料の熊本城ガイドも行われている 観光案内所の隣にあるのは、「熊本城ミュージアム わくわく座」 熊本城をテーマにした歴史と文化のミュージアム。館内には3つのテレビモニターが設置されており、熊本城内部に設置された8 台のカメラによるリアルタイムな復旧状況を見ることができる 「熊本城の被災・復興プロジェクションマッピング」は、地震による熊本城の被災状況と復旧イメージを、音と映像で再現しており、こんな見せ方もあるのかと感心した 自動券売機で入場券を購入 大人が300円と安い 2階にある「ものがたり御殿」。ここで上演される映像ショーも必見! 場内には座面が畳の椅子があり、その前あるのは、 翻訳機(英・韓・中・独)の設備。演目の「熊本城バーチャルリアリティ映像・不落の名城を読み解く(10分)」では、江戸時代の熊本城の姿を見ることができ、この演目だけは外国語にも対応している 熊本城に関する映像に、ショーを進行する役者の芝居も加わり、なかなか面白い 熊本城の再現写真も見所熊本城公園内にある藤崎台球場のバックネット裏の駐車場を入っていくと・・・ スコアボード裏に7本のクスノキの巨木がある。これが「国指定天然記念物・藤崎台クスノキ群」であるこの場所には、1877年の西南戦争で焼失するまで藤崎八旛宮があり、その神社の森として保護されていたという
圧倒されるその姿は、見ているだけでわれわれに生命力を与えてくれ、必見である