歌舞伎座
東銀座にある、言わずと知れた歌舞伎の殿堂である。東京での歌舞伎の公演は、ここ歌舞伎座での他、時期によっては国立劇場や新橋演舞場、明治座などでも行われている。学会が行開催される4月には、新橋演舞場で「四月大歌舞伎」が予定されている。
現在の歌舞伎座の建物は2013年に新しく建て直された5代目で、歌舞伎座タワーという近代的な高層ビルの中にある。1階から4階は歌舞伎が上演されるホールがあり、4階から5階には「歌舞伎ギャラリー回廊」がある。この歌舞伎ギャラリー回廊には、「屋上庭園」やお土産処の「楽座」、日本茶喫茶の「寿月堂(→ 銀座グルメバイブル・お土産・銀座周辺の頁を参照)」、さらには歌舞伎を体験できる空間「歌舞伎ギャラリー」がある。「寿月堂」では、僕のお勧めである「抹茶のフィナンシェ」を購入できる。
歌舞伎を見る一般席は1階から3階にあり、「1等席」、「2等席」、「3階A席」、「3階B席」、「桟敷席」に分かれている。一般席のチケットは、演目が上演される順に販売され、各幕の販売時刻の詳細については、決定次第、下記の「歌舞伎美人」サイトにて公開される。また、好きな幕だけを気軽に鑑賞できるのが「一幕見席」である。値段が安いので、歌舞伎を初めて見るという方にとってはうってつけの席である。一幕見席は歌舞伎座4階にあり、自由席となっている。通常公演では椅子席約90名、立見約60名、合わせて約150名が定員。土日祝日は空いていないことも多々あるが、平日なら空いていることが多い。また、初めての人には、解説付きの有料イアホンサービスや英語字幕タブレットの有料貸し出しサービスがあるのがとても親切。
僕のお勧めの「歌舞伎ギャラリー」は、まず5階の受付でキップを買い、先ずはギャラリーを見学する。ギャラリー内には、実際の歌舞伎で使用される馬や舟など、さらには擬音を出す小道具などがあり、馬にまたがって写真撮影ができたり、小道具を使って音を出すこともできる。また、ギャラリーの奥には歌舞伎の舞台セット(「楼門五三霧」の南禅寺山門の場面)があり、その横に展示されている小道具を身につけ、舞台上で写真撮影もできる。舞台横にある液晶モニターでは、毎時15分スタートと45分スタートの2種類の特別映像(17分くらい)を見ることができる。とくに、毎時45分スタートの梅王丸に扮する片岡愛之助のメイクや着付け映像は一見の価値ありだ。ちなみに、通常の600円でなく、800円の観覧室コース付きの券を購入すれば、3分間だけガラス越し、スピーカー越しに、4階の最上段から演目を見ることができるので、お勧めである。5階のお土産品売り場「楽座」では、歌舞伎関連グッズや書籍、DVD、前月の公演の生写真などといったマニア向けグッズが販売されているが、広い地下2階の「木挽町広場」では、お菓子やバッグなどの和装小物などいろいろ販売されている。(2020年2月追加)
https://www.kabuki-za.co.jp
https://www.kabuki-bito.jp
中央区銀座4丁目12−15 歌舞伎座タワー
電話番号:03-3545-6800(歌舞伎座ギャラリー:03-3545-6886)
定休日:不定休
営業時間:歌舞伎座ギャラリーは10時〜17時
予算:歌舞伎座ギャラリーの入場券600円、入場券+3分間の観劇見学800円
アクセス:東京メトロ日比谷線・東銀座駅3番出口方向で直結
最寄りのランドマーク:歌舞伎座タワー
お勧めポイント:歌舞伎の観劇だけでなく、歌舞伎の小道具に触れたり歌舞伎関連グッズを購入できる
現在の歌舞伎座の建物は2013年に新しく建て直された5代目で、歌舞伎座タワーという近代的な高層ビルの中にある 新橋演舞場 国立劇場 歌舞伎座の正面入口 5階にある「歌舞伎座ギャラリー」のポスター 地下2階にあるお土産店「木挽町広場」ギャラリー回廊の営業時間 4階から5階には「歌舞伎ギャラリー回廊」がある。この歌舞伎ギャラリー回廊には、「屋上庭園」やお土産処の「楽座」、日本茶喫茶の「寿月堂」、さらには歌舞伎を体験できる空間「歌舞伎ギャラリー」がある 5階でエレベーターを降りると、早くも写真の撮影ポイントが5階のお土産品売り場「楽座」では、歌舞伎関連グッズや書籍、DVD、前月の公演の生写真などといったマニア向けグッズが販売されている 前の月の公演の生写真を購入できる スヌーピーの歌舞伎バージョングッズもある 歌舞伎のDVDも・・・ 歌舞伎関連書籍も販売されている 「寿月堂」のショップでは・・・ 僕のお勧めである「抹茶のフィナンシェ」を購入できる 「寿月堂」の喫茶では、薄茶や抹茶パフェなどがいただける 「歌舞伎ギャラリー」は、まず5階の受付でキップを買い
先ずはギャラリーを見学する。ギャラリー内には、実際の歌舞伎で使用される馬や舟など、さらには擬音を出す小道具などがあり、馬にまたがって写真撮影ができたり・・・ 小道具を使って音を出すこともできる。これは雨の音を出す「雨団扇(あまうちわ)」 これは、波の音を出す「波ざる」 ギャラリーの奥には歌舞伎の舞台セット(「楼門五三霧」の南禅寺山門の場面)があり その横に展示されている小道具を身につけ、舞台上で写真撮影もできる 歌舞伎の化粧「隈取」のパターン 舞台横にある液晶モニターでは、毎時15分スタートと45分スタートの2種類の特別映像(17分くらい)を見ることができる。 2つ見るのがベストだが、とくに、毎時45分スタートの梅王丸に扮する片岡愛之助のメイクや着付け映像は一見の価値ありだ ちなみに、通常の600円でなく、800円の観覧室コース付きの券を購入すれば、3分間だけガラス越し、スピーカー越しに、4階の最上段から演目を見ることができるので、お勧めである。4階に降りて、このドアから入る 広い地下2階の「木挽町広場」では、お菓子やバッグなどの和装小物などいろいろ販売されている いろいろなミニ雛人形 櫛やかんざし バッグや和装小物もある 木製ミニチュア建物可愛い缶に入った金平糖も売っている好きな幕だけを気軽に鑑賞できるのが「一幕見席」である。値段が安いので、歌舞伎を初めて見るという方にとってはうってつけの席である。一幕見席は歌舞伎座4階にあり、自由席となっている。通常公演では椅子席約90名、立見約60名、合わせて約150名が定員。土日祝日は空いていないことも多々あるが、平日なら空いていることが多い