16.エクスカーション&エンターテイメント

歌舞伎座

 東銀座にある、言わずと知れた歌舞伎の殿堂である。東京での歌舞伎の公演は、ここ歌舞伎座での他、時期によっては国立劇場や新橋演舞場、明治座などでも行われている。学会が行開催される4月には、新橋演舞場で「四月大歌舞伎」が予定されている。
 現在の歌舞伎座の建物は2013年に新しく建て直された5代目で、歌舞伎座タワーという近代的な高層ビルの中にある。1階から4階は歌舞伎が上演されるホールがあり、4階から5階には「歌舞伎ギャラリー回廊」がある。この歌舞伎ギャラリー回廊には、「屋上庭園」やお土産処の「楽座」、日本茶喫茶の「寿月堂(→ 銀座グルメバイブル・お土産・銀座周辺の頁を参照)」、さらには歌舞伎を体験できる空間「歌舞伎ギャラリー」がある。「寿月堂」では、僕のお勧めである「抹茶のフィナンシェ」を購入できる。
 歌舞伎を見る一般席は1階から3階にあり、「1等席」、「2等席」、「3階A席」、「3階B席」、「桟敷席」に分かれている。一般席のチケットは、演目が上演される順に販売され、各幕の販売時刻の詳細については、決定次第、下記の「歌舞伎美人」サイトにて公開される。また、好きな幕だけを気軽に鑑賞できるのが「一幕見席」である。値段が安いので、歌舞伎を初めて見るという方にとってはうってつけの席である。一幕見席は歌舞伎座4階にあり、自由席となっている。通常公演では椅子席約90名、立見約60名、合わせて約150名が定員。土日祝日は空いていないことも多々あるが、平日なら空いていることが多い。また、初めての人には、解説付きの有料イアホンサービスや英語字幕タブレットの有料貸し出しサービスがあるのがとても親切。
 僕のお勧めの「歌舞伎ギャラリー」は、まず5階の受付でキップを買い、先ずはギャラリーを見学する。ギャラリー内には、実際の歌舞伎で使用される馬や舟など、さらには擬音を出す小道具などがあり、馬にまたがって写真撮影ができたり、小道具を使って音を出すこともできる。また、ギャラリーの奥には歌舞伎の舞台セット(「楼門五三霧」の南禅寺山門の場面)があり、その横に展示されている小道具を身につけ、舞台上で写真撮影もできる。舞台横にある液晶モニターでは、毎時15分スタートと45分スタートの2種類の特別映像(17分くらい)を見ることができる。とくに、毎時45分スタートの梅王丸に扮する片岡愛之助のメイクや着付け映像は一見の価値ありだ。ちなみに、通常の600円でなく、800円の観覧室コース付きの券を購入すれば、3分間だけガラス越し、スピーカー越しに、4階の最上段から演目を見ることができるので、お勧めである。5階のお土産品売り場「楽座」では、歌舞伎関連グッズや書籍、DVD、前月の公演の生写真などといったマニア向けグッズが販売されているが、広い地下2階の「木挽町広場」では、お菓子やバッグなどの和装小物などいろいろ販売されている。(2020年2月追加)
https://www.kabuki-za.co.jp
https://www.kabuki-bito.jp

中央区銀座4丁目12−15 歌舞伎座タワー  
電話番号:03-3545-6800(歌舞伎座ギャラリー:03-3545-6886)
定休日:不定休
営業時間:歌舞伎座ギャラリーは10時〜17時
予算:歌舞伎座ギャラリーの入場券600円、入場券+3分間の観劇見学800円
アクセス:東京メトロ日比谷線・東銀座駅3番出口方向で直結
最寄りのランドマーク:歌舞伎座タワー
お勧めポイント:歌舞伎の観劇だけでなく、歌舞伎の小道具に触れたり歌舞伎関連グッズを購入できる

現在の歌舞伎座の建物は2013年に新しく建て直された5代目で、歌舞伎座タワーという近代的な高層ビルの中にある 新橋演舞場 国立劇場 歌舞伎座の正面入口 5階にある「歌舞伎座ギャラリー」のポスター 地下2階にあるお土産店「木挽町広場」ギャラリー回廊の営業時間 4階から5階には「歌舞伎ギャラリー回廊」がある。この歌舞伎ギャラリー回廊には、「屋上庭園」やお土産処の「楽座」、日本茶喫茶の「寿月堂」、さらには歌舞伎を体験できる空間「歌舞伎ギャラリー」がある 5階でエレベーターを降りると、早くも写真の撮影ポイントが5階のお土産品売り場「楽座」では、歌舞伎関連グッズや書籍、DVD、前月の公演の生写真などといったマニア向けグッズが販売されている 前の月の公演の生写真を購入できる スヌーピーの歌舞伎バージョングッズもある 歌舞伎のDVDも・・・ 歌舞伎関連書籍も販売されている 「寿月堂」のショップでは・・・ 僕のお勧めである「抹茶のフィナンシェ」を購入できる 「寿月堂」の喫茶では、薄茶や抹茶パフェなどがいただける 「歌舞伎ギャラリー」は、まず5階の受付でキップを買い
先ずはギャラリーを見学する。ギャラリー内には、実際の歌舞伎で使用される馬や舟など、さらには擬音を出す小道具などがあり、馬にまたがって写真撮影ができたり・・・ 小道具を使って音を出すこともできる。これは雨の音を出す「雨団扇(あまうちわ)」 これは、波の音を出す「波ざる」 ギャラリーの奥には歌舞伎の舞台セット(「楼門五三霧」の南禅寺山門の場面)があり その横に展示されている小道具を身につけ、舞台上で写真撮影もできる 歌舞伎の化粧「隈取」のパターン 舞台横にある液晶モニターでは、毎時15分スタートと45分スタートの2種類の特別映像(17分くらい)を見ることができる。 2つ見るのがベストだが、とくに、毎時45分スタートの梅王丸に扮する片岡愛之助のメイクや着付け映像は一見の価値ありだ ちなみに、通常の600円でなく、800円の観覧室コース付きの券を購入すれば、3分間だけガラス越し、スピーカー越しに、4階の最上段から演目を見ることができるので、お勧めである。4階に降りて、このドアから入る 広い地下2階の「木挽町広場」では、お菓子やバッグなどの和装小物などいろいろ販売されている いろいろなミニ雛人形 櫛やかんざし バッグや和装小物もある 木製ミニチュア建物可愛い缶に入った金平糖も売っている好きな幕だけを気軽に鑑賞できるのが「一幕見席」である。値段が安いので、歌舞伎を初めて見るという方にとってはうってつけの席である。一幕見席は歌舞伎座4階にあり、自由席となっている。通常公演では椅子席約90名、立見約60名、合わせて約150名が定員。土日祝日は空いていないことも多々あるが、平日なら空いていることが多い

無期限休業 六本木 金魚

 六本木にあるニューハーフのショーパブである。受付で予約していることを告げて劇場に入ると、中は意外と天井が高く、左側にステージ、右側に階段状のテーブル席がある。テーブル席はいわゆる教室パターンで、テーブルは狭く若干レトロな感じがする。ショーを見るには、30分以上前に席に着き、1人ワンドリンク・ワンフードを注文しなければならない。なので、ショーの料金に加えて、ドリンクとフード代が必要となるが、フードやドリンク、ショー代全てが込みとなったコースも用意されている。ドリンク類はごく普通だが、フード類はあまり美味しくないので、フードを注文するなら「フルーツの盛り合わせ」か「フライドポテト」が無難である。ショーの合間には、踊り子(キャスト)さんたちが客席を訪れるので、彼女(?)たちとの会話を楽しむこともできる。ほとんどは地方からの一見客のようだが、中にはキャストと親しげに話す常連さんと思しき客も見受けられた。後ろの席はかなり見づらそうなので、予約の際にはできるだけ前の席を予約することが重要。
 1日2回行われるショーが始まると、天井が高い理由が判明。ステージ奥の壁が階段状に動き、これを舞台で上手く利用しているのである。艶やかな衣装に身を包んだキャスト全員がニューハーフの男性?かと思って店員さんに聞いてみると、意外や意外、全員が男性ではないとのこと。ということは女性も含まれているということになるが、僕も含めて一緒に行った3人全員が、最後までどの方が女性なのか?分からずじまいであった。
 ショーは新宿でよく見られるコミックおかまショーなどではなく、基本的にはストーリー性のある至極真面目なダンスショーなのである。ほとんどのキャストが男性であることを忘れるくらい妖艶で美しい。ショーは約1時間にわたっていろいろなストーリーのショーが繰り広げられる。シリアスなものから明るいアップテンポなものまで、想像以上に見応えがあった。なお、ショーの終了時にキャスト全員と無料の写真撮影ができるが、これを希望するには、来店時ではなく予約時に申し込まなければならないらしい。また、ショーの写真撮影は禁止であるのでご注意を。(2012年9月追加)
http://www.kingyo.co.jp/shp01.html
港区六本木3-14-17 地図
電話:03-3478-3000
定休日:月曜 
営業時間: 18時~24時:1回目19時半〜、2回目22時〜
予算:ショーチャージ4000円、ドリンク800円〜、フード780円〜、税・サービス料は飲食代の25% 
アクセス:東京メトロ(日比谷線)、都営地下鉄(大江戸線)六本木駅の3番出口を出て、右側へ進む。「ROLEX」の看板の見える側へ信号を渡って右へ進む。「板前寿司六本木店」、「たんや又兵衛」を過ぎた角(ドンキホーテ手前の角)を左折すると右に見える赤いビル。六本木駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:板前寿司六本木店、ドンキホーテ

国立科学博物館

 上野公園内にある1877年創立の科学博物館。この博物館は「人類と自然の共存をめざして」をテーマに、展示スペースが作られている。かつて、銀座グルメバイブル作成時に一度掲載したことがあるが、2015年7月に地球館がリニューアルオープンしたため、改めての再取材となった。
 階段を降りて建物に入るとラウンジやショップなどが目に留まるが、まずは券売機で入場券を購入。館内は「地球館(新館)」と「日本館(旧館)」という2つの大きな建物に分かれているが、まずは2つの建物の中央にある地下の“シアター360”を見てみよう。文字通りシアター全面が球体のスクリーンになっており、その時期毎に映し出される映像が異なっている。目の前に360°広がる映像が次々と動き、それによって独特の浮遊感を体感できる。続いて、古い建物の中にある日本館を見てみよう。2階は4万年前に日本列島に渡ってきた日本人の生活の様子を、リアルな人形を交えて再現している。3階は日本列島誕生前やその後の生き物についての展示であるが、ここでは日本を代表する首長竜化石「スズキフタバリュウ」の復元骨格標本を是非見ておきたい。
 もう一つぜひ見てほしいのは、地球館の地下3階「自然のしくみを探る」にある“霧箱”。東日本大震災のときに放射能汚染が問題となったが、普段我々が暮らしている日常空間にも、目に見えない宇宙線などの素粒子が飛んでいるのが視覚的に分かって非常に面白い。また、帰りにはミュージアムショップに立ち寄り、海洋堂の製品をお土産に購入したい。(2017年5月更新)
http://www.kahaku.go.jp

台東区上野公園7-20  
電話番号:03-5777-8600
定休日:月曜(祝日、振替休日の場合は火曜)、年末年始
営業時間:9時~16時半(金曜と土曜は19時半まで)
予算:一般・大学生620円
アクセス:JR上野駅・公園口を出るとすぐ
最寄りのランドマーク:JR上野駅、上野公園
お勧めポイント:地球と日本、科学の全てを知ることができる素晴らしい博物館

上野公園を歩いていると・・・ココです!手前の茶色のタイル張りの古い建物が「日本館」と入口入口近くにあるラウンジ入口近くにあるショップ入口近くにある「フーコーの振り子」地球が自転していることを確認できるこれが「シアター360”」。文字通りシアター全面が球体のスクリーンになっていて、その時期毎に映し出される映像が異なる。目の前に360°広がる映像が次々と動き、それによって独特の浮遊感を体感できる。残念ながら写真撮影禁止なので、内部の様子をお伝えできない「日本館」にあるこの骨格標本化石は?「スズキフタバリュウ」でしたこの目新しい建物が「地球館」内部にはエスカレーターが動物たちの剥製の数々が圧巻地下3階が僕のお勧め!これが「霧箱」飛行機雲のような白い線が宇宙線が次々と舞い降りる。普段我々が暮らしている日常空間に、この様な目に見えない宇宙線が降り注いでいることが驚きだ!

東京スカイツリーと東京ソラマチ

 今回の目的は、「銀座バイブル2012」の作成時に完成していなかった“東京スカイツリー”を取材しようというもの。東京メトロ銀座線に乗って終点の浅草駅まで行き、東武スカイツリーラインに乗り換え、新しい名称に変更された隣駅の“東京スカイツリー駅”で下車。ちなみに、東京スカイツリーへは押上駅からも行ける。東京スカイツリーの下には「東京ソラマチ」があり、中にはショッピングセンターや「プラネタリウム天空」、「すみだ水族館」などがある。 
 まずは目的である東京スカイツリーへ。土日・祝日には未だ行列ができるらしいが、この日は平日だったので5分でエレベーターに乗ることができた。料金 2000円を払い、地上350mにある「展望デッキ」へと向かう。1000円を支払えば、更に地上450mにある「展望回廊」まで行くことが出来る。4機あるエレベーターは中のデザインは全て異なっており、天上の一部がガラス張りになっているというサプライズも。エレベーターは加速感や揺れを感じず、 あっという間に展望デッキへと到着。気になったので帰りにどのくらいの時間がかかったのか測ってみると、地上までおよそ50秒で到着した。「展望回廊」から眺める景色は、東京から神奈川、千葉、埼玉までを一望でき、晴れていれば富士山はもちろん、鳥瞰図のような東京の景色を堪能できる。また、フロアの一部がガラス張りになっているところもあり、身のすくむような直下の景色を見ることもできる。 
 次に東京ソラマチにある「プラネタリウム天空」へと向かう。このプラネタリウムは「コニカミノルタ」がスポンサーとなっていて、入場料は1000円。この日のプログラムは、「星空は時を越えて」と「コブクロ 星に願いを」、「アジアンヒーリング」の計3本。10時〜21時までの間にそれぞれの作品が交代で計12回上映される。内容はプラネタリウムを使ったストーリー性のある仕立てになっていて、名古屋の 「名古屋市科学館(→ 名古屋グルメバイブル・エクスカーションの頁を参照)」 のプラネタリウムにも似ていた。このプラネタリウムの1つ下の階には、つけ麺の「六厘舎TOKYO」や大ぶり餃子の「銀座天龍」などの人気店を集めたレストラン街がある。もちろんお勧めは 「六厘舎TOKYO(→ 銀座グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 。この店は銀座グルメバイブルでも3つ星を獲得した超人気店。東京駅にある店舗は常時1時間待ちの状態であるが、「ソラマチ」にあるこの店舗は、10時半の開店時に行けば並ばなくても入れる。その後同じ東京ソラマチにある「すみだ水族館」へと向かう。広いペンギンの水槽があり、それを取り囲むように立体的に通路が配置されている。ペンギンの餌付けショーもあるが、残念ながら入場料2000円分の価値はなかった。312もの店舗が入る“東京ソラマチ”は、大きく分けて「イーストヤード」と「ウエストヤード」の2つの建物があり、それらが挟むように真ん中に東京スカイツリーが鎮座する。ちなみに、前述の「プラネタリウム天空」とレストラン街は「イーストヤード」にある。「ウエストヤード」には、「すみだ水族館」とデパートのように巨大なショッピングセンターがあり、雑貨やファッション関係のショップの他、デパ地下にも負けないくらい食料品が充実している。また、こちらにも飲食店があり、特にムーミンをテーマにしたカフェ「Moomin House Cafe」は、行列ができるほどの超人気店である。(2013年2月追加)

墨田区押上1-1-2  
電話番号:0570-55-0634(9時〜20時) 
定休日:無休 
営業時間:8時〜22時 
予算:地上350mにある「展望デッキ」まで2000円。「展望デッキ」から地上450mにある「展望回廊」まで1000円。 
アクセス:東武スカイツリーライン・東京スカイツリー駅から徒歩0分。都営浅草線、東武線・東京メトロ半蔵門線、京成押上線・押上駅から徒歩1分。 
最寄りのランドマーク:東京スカイツリー駅、押上駅 
お勧めポイント:鳥瞰図のような東京の景色を堪能できる

花見に出かけよう!東京お花見ベスト5

 今回の学会の開かれる時期は、ちょうど東京のソメイヨシノの満開時期。もしも空き時間があれば、気分転換に少し足をのばして桜を愛でてみてはいかがだろう。  1番のおすすめは、今年東京スカイツリーがオープンする「隅田公園」。ここからはスカイツリーをバックに、隅田川沿いに咲き誇る桜を見ることができる。次にお勧めなのは、皇居の千鳥ヶ淵緑道。特にボートを乗りながら見る桜は、水面近くにまで垂れ下がり、いつもと違った目線で鑑賞することができる。さらに、JR駒込駅近くにある「六義園(有料)」には京都の円山公園にあるような枝垂れ桜の大木がある。また、緑美しい「新宿御苑(有料)」では、早咲きから遅咲きまで様々な種類の桜が観賞できる。もしも恵比寿、中目黒方面に食事に行く機会があったら、目黒川沿いに並ぶ桜もなかないい。

【隅田公園】

      

東京メトロ(銀座線)、(都営浅草線)浅草駅5A出口を出て右へ進む。途中に「平成中村座」の小さな幟(のぼり)が掲げられているので、それに沿って12分くらい歩くと右の隅田川沿いに見える。
【千鳥ヶ淵緑道】

      

東京メトロ(東西線・半蔵門線・都営新宿線)九段下駅から徒歩5
【六義園(300円)】

      

JR 山手線「駒込」駅下車 徒歩7
【新宿御苑(200円)】

      

東京メトロ(丸ノ内線)新宿御苑駅1番出口から徒歩5分
【目黒川沿いの桜】

      

東京メトロ(日比谷線)中目黒駅から徒歩2分

2階建てオープンバスO Sola mioによる「はとバスツアー」

 東京国際フォーラムから最も近くお手軽なエクスカーション&アクティビティである。フォーラムの東京駅側出口を出て信号を渡り、東京駅丸の内南口へ向か途うとすぐに乗り場が見える。「’O Sola mio」とは、屋根のない2階建てオープンバスのことで、イタリア・カンツォーネ「オー・ソレ・ミオ」からつけられたらしい。この2階建てバスから見える景色は視線が高く、しかも屋根がないので爽快感がハンパでない。「’O Sola mio」を使った東京駅発バスツアーは3コースあるが、来年完成予定の「東京スカイツリー」を間近に見られる「ベストビュードライブ・東京スカイツリー」がお勧め。約1時間のコースなので、時間的にも丁度良い。晴れた温かい日に乗ると、オープンカーと同じ爽快感を体感でき、とても心地よい。あまりにも心地よかったので、新田先生と1回、新明先生と1回、計2回も乗ってしまった。もちろん2度目は、景色を見ずにほとんどグッスリ夢心地。バスはハローキティ仕様なので、周りの注目度も抜群。4歳以上が乗車可能なので、お子さんやお孫さんにも喜ばれること間違いなし。しかし、人気ツアーなので事前の予約は必須。

千代田区丸の内1-10-15   
電話:03-3201-2725
定休日:無休(ベストビュードライブ・東京スカイツリーツアーは、第3火曜と水曜日は運休)
営業時間:8時~19時(東京スカイツリーツアーは9時、11時、13時、15時、17時発)
予算:ベストビュードライブ・東京スカイツリー1500円(子供750円)
アクセス:JR東京駅丸の内南口出口を出て左へ進むとすぐ。東京フォーラムの東京駅側出口を出て信号を渡り、東京ビルTOKIA前の信号を右に高架下側に渡る。高架下をくぐらずに線路に沿って手前を左に進むとすぐ。JR東京駅丸の内南口より徒歩2分。東京国際フォーラムから徒歩3分。
最寄りのランドマーク:JR東京駅丸の内南口、東京ビルTOKIA

江戸東京博物館

 今年、テレビドラマ「JIN仁」の続編が放映され再び人気を博したが、江戸時代のテーマパークとしてお勧めなのがこの江戸東京博物館。僕の想像していたものよりもずっとお金がかかっており、かなり見応えがある。売店では、浮世絵のレプリカや古い江戸地図の復刻版なども販売されており、東京お土産としてとてもいい。

墨田区横綱1-4-1   
電話:03-3626-9974
定休日:月曜(祝日、振替休日の場合はその翌日)
営業時間:9時半~17時半(土曜は19時半まで)
予算:大人(常設展示)600円
アクセス:東京都営地下鉄(大江戸線)両国駅A4出口を出て左へ進むとすぐ目の前。JR(総武線)両国駅西口を出て右へ行くと、両国国技館が見え、手前の壁に右に行くと江戸東京博物館の表示がある。JR両国駅西口より徒歩2分。都営地下鉄大江戸線両国駅から徒歩1分。
最寄りのランドマーク:両国国技館

国立科学博物館

 人類や動物、宇宙、科学、自然などについてとても分かりやすく展示されており、今回取材した中で最も良かった。展示物も豊富で、ゆっくり見ていたら半日くらいかかってしまうほど凄い。館内は地球館と日本館に分かれており、まずは入り口に近い中央ホールの“シアター360”を見よう。文字通り球体全面がシアターとなっており、画面が動くと独特の浮遊感を感じる。もう一つぜひ見てほしいのは、地球館の地下3階にある“霧箱”。東日本大震災で放射能汚染が問題となっているが、我々が日常暮らしている空間にも宇宙線などの素粒子が飛んでいるのが視覚的に分かって面白い。海洋堂のガシャポンなど、ミュージアム ショップで売っているお土産もいい。今回の学会期間中には「インカ帝国展(3/10〜6/24)」が開催されており、マチュピチュ遺跡を上空から見ることができるスリリングな3Dのスカイビューシアターが見所。

台東区上野公園7-20   
電話:03-5777-8600
定休日:月曜(祝日、振替休日の場合は火曜)、年末年始
営業時間:9時~16時半
予算:大人600円

国立西洋美術館

 学会の開かれる時期には、「ユベール・ロベール〜時間の庭(3/6〜5/20)」の特別展示が行われている。これに加えて“松方コレクション”が核となっている常設展示のビュッフェやモネ、ゴーギャン、ドラクロワなど巨匠たちの作品も一見の価値がある。

台東区上野公園7-7   
電話:03-5777-8600
定休日:月曜(祝日、振替休日の場合はその翌日)
営業時間:9時半~17時半(金曜は19時半まで)
予算:大人(常設展示)420円
アクセス:JR上野駅公園口を出て上野公園に入るとすぐ。JR上野駅から徒歩4~5分。
最寄りのランドマーク:JR上野駅公園口

アーティゾン美術館
 (旧・ブリジストン美術館)

 1952年に開館したブリジストン美術館が、名前も建物も新たに2020年に「アーティゾン美術館」として生まれ変わった。館内には石橋財団が所有する約2800点におよぶ美術作品のコレクションの一部が展示され、その所蔵作品は、古代美術から印象派、日本の近世美術、日本近代洋画、20世紀美術、現代美術など様々に及ぶ。
 まずは、1階でチケットを購入し、エスカレーターで2階へ上がる。2階には美術館のショップがあり、収蔵作品のカードや収蔵作品集などのグッズが購入できる。さらに、エスカレーターで3階まであがると、ここに美術館のロビーがある。ウェブで予約をした場合には直接3階まで行き、チケットを引き替えるようだ。3階でチケットを提示して入館し、専用エレベーターで5階まで上がる。そして、6階から順次、5階、4階へと下がりながら作品を鑑賞するというシステムなのである。
 ちなみに、当日チケットが1500円なのに対し、ウェブで予約すると1100円とかなりお安くなるので、必ずウェブ予約してから行くことをお勧めしたい。(2020年2月取材)
https://www.artizon.museum

中央区京橋1丁目7-2 
電話:03-5777-8600
定休日:月曜(祝日、振替休日の場合はその翌日)
営業時間:10時~17時半
予算:1500円
アクセス:東京メトロ銀座線・京橋駅6番出口を出て反対方向の日本橋方面へ向かう。「サンマルクカフェ」を過ぎ、「紳士服のコナカ」を過ぎてすぐの信号手前の右角のビル。東京メトロ京橋駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:紳士服のコナカ、京橋千疋屋

このビルです まずは、1階でチケットを購入する。ウェブで予約をした場合には直接3階まで行き、チケットを引き替えるようだ 1階入口付近。2階のミュージアムショップが見える 奥に案内とチケット売り場がある エスカレーターで2階へ 2階には美術館のショップがあり、収蔵作品のカードや収蔵作品集などのグッズが購入できる さらに、エスカレーターで3階まであがると、ここに美術館のロビーがある。ウェブで予約をした場合には直接3階まで行き、チケットを引き替えるようだ。3階でチケットを提示して入館専用エレベーターで6階まで上がる。そして、6階から順次、5階、4階へと下がりながら作品を鑑賞するというシステムなのである 無料の音声ガイドも使えます6階入口 休憩場所もオシャレです(6階) 休憩場所もオシャレです(6階) 基本写真撮影はOKです(フラッシュの使用や動画はNG) 6階展示室 5階展示室 4階展示室 4階にはインフォメーションルームもあります 中には書籍やタブレットがあります ルノワール「すわるジョルジェット シャルパンティエ嬢」青木繁「海の幸」 ピカソ「腕を組んですわるサルタンバンク」 エジプト「セクメト神像」 藤島武二「天平の面影」 モディリアーニ「若い農夫」 ルオー「郊外のキリスト」 クリスチャン・ダニエル・ラウホ「勝利の女神」

東京宝塚劇場

 宝塚歌劇は世界で日本だけにしかない女性だけのミュージカル。残念ながら東京では未だ見たことがないが、小学校の頃、古い宝塚大劇場で観たときの生演奏による圧倒的な迫力に、とても感動したことを憶えている。現在では、この「東京宝塚劇場」と兵庫県宝塚市の「宝塚大劇場」の2カ所で見ることができるようになった。なお、学会期間中は「エドワード8世(3/23〜4/22)」が上演されている。ちなみに、学会期間中の4月5日(木)は新人による公演なので、値段は半額くらいになる。コアなファンが多くいつも満員なので、早めの予約が必要。

千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル内    
電話:03-5251-2001
営業時間:基本は昼と夜の2回公演 
予算:SS席11000円、S席8500円、A席5500円、B席3500円
アクセス:東京メトロ(銀座線、丸ノ内線、日比谷線)銀座駅A5番出口を出て帝国ホテル方面に進むとすぐ。東京メトロ銀座駅(数寄屋橋交差点)から徒歩5分。
最寄りのランドマーク:帝国ホテル(の向かい)
お勧めポイント:日本だけの女性ミュージカル。