12.スイーツ、カフェ

厨(くりや)くろぎ

 予約がとれない日本料理店として知られる芝公園の「くろぎ」が展開する和のスイーツ店。海外も含めていろいろな姉妹店があるが、唯一のかき氷の専門店なのがこの「厨くろぎ」である。店舗は上野松坂屋別館のパルコヤの1階にある。店内は天井が高く、昼に訪れると、黒を基調としたモダンなフレンチレストランのような雰囲気。また、夜に訪れてみると、モノトーンの色調に木のテーブルを照らすライトが映え、まるでカフェバーのような雰囲気となる。
 先ずは、入口にあるレジで注文して先払いし、客席に案内される。メニューを見ると、人気のかき氷は定番と季節限定のメニューがある。かき氷のサイズは「通常サイズ」と「小サイズ」の2サイズがあり、価格設定はかなり高めだ。小サイズでも通常の1.5倍くらいはあるので、小サイズで十分だと思う。定番のメニューのかき氷は、「黒蜜きなこ」と「みたらしみるく」、「森抹茶」の3つで、この他に「蕨もち」と「塩アイス」がある。季節限定のかき氷は、5月が「昔ぷりん」と「苺姫」、7月が「南国マンゴー」と「和ぼがど」と各2種類ずつあった。また、かき氷には、様々なトッピングも追加できる。定番メニューの僕のお勧めはズバリ!「みたらしみるく」、「黒蜜きなこ」「蕨もち」、「森抹茶」の順である。
 「みたらしみるく」は、ミルククリームではなく、クリームチーズにみたらし餡がかかったもの。氷の中には小豆のこし餡と胡桃が入っている。氷は滑らかで細かく、通常のかき氷よりもシロップが少なめだ。どれも一見ミスマッチとも思える素材だが、氷とのバランスが実に良く、想像以上に美味しい。完成度の高い和のスイーツである。どのかき氷も共通してシロップが少なめなので、時間が経つにつれて下の氷が硬くガリガリになってしまう。味が申し分ないだけに、最後まで氷がもっとふんわりしていれば3つ星なのだが。「黒蜜きなこ」は、全体的な甘さもほどほどで、表面にかかっているきな粉に塩味を感じる。「みたらしみるく」と同様にシロップ少なめで、代わりに黒蜜が別添えとなっている。氷の中には黒蜜クリームと小豆粒あんが入っており、胡桃がアクセントとなっている。きな粉ときな粉クリーム、粒あん、胡桃の奏でる四重奏は、これまでに味わったことがないテイスト。かき氷というより、全く別次元の和のデザートを食べているようにも思える。「森抹茶」は、氷の中にクリームチーズと小豆の粒餡、砕いたクッキーが入っている。ほろ苦い抹茶との組み合わせは悪くないが、お勧めと言うほどのレベルではない。「蕨もち」は練りたてなので、ネットリと柔らかい。先ずはそのまま食べるよう言われたが、そのまま食べても食感は分かるものの、やはり味も香りもないので、何かつけて食べた方が良い。黒蜜の他、きな粉と抹茶入りの鶯きな粉が添えられてくるが、鶯きな粉よりも通常のきな粉の方が、きな粉だけよりもきな粉に黒蜜をつけた方が味に重層感が生まれて美味しい。黒蜜は甘すぎず美味しいが、きな粉は炒りたての香ばしさが感じられない。これできな粉の香りが高ければ3つ星レベルの蕨餅である。(2023年7月追加)
https://kurogi.co.jp

台東区上野3丁目24-6 パルコヤ1階  
電話番号:03-6284-2796
定休日: 不定休(パルコヤに準ずる)
営業時間:10時〜20時
予算:みたらしみるく(通常サイズ)1950円 、(小サイズ)1750円
アクセス:東京メトロ銀座線・上野広小路駅、都営大江戸線・上野御徒町駅、JR御徒町駅から徒歩1分(松坂屋上野店の隣)
最寄りのランドマーク:松坂屋上野店
お勧めポイント:オリジナリティあふれる和テイストのかき氷

奥に松坂屋が見えるこのビル ココです! 店内は天井が高く、昼に訪れると、黒を基調としたモダンなフレンチレストランのような雰囲気。また、夜に訪れてみると、モノトーンの色調に木のテーブルを照らすライトが映え、まるでカフェバーのような雰囲気に メニューを見ると、人気のかき氷は定番と季節限定のメニューがある。かき氷のサイズは「通常サイズ」と「小サイズ」の2サイズがあり、価格設定はかなり高めだ。小サイズでも通常の1.5倍くらいはあるので、小サイズで十分だと思う。定番のメニューのかき氷は、「黒蜜きなこ」と「みたらしみるく」、「森抹茶」の3つで、この他に「蕨もち」と「塩アイス」がある。季節限定のかき氷は、5月が「昔ぷりん」と「苺姫」 7月が「南国マンゴー」と「和ぼがど」 「みたらしみるく」 ミルククリームではなく、クリームチーズにみたらし餡がかかったもの 氷の中には小豆のこし餡と胡桃が入っている。氷は滑らかで細かく、通常のかき氷よりもシロップが少なめだ。どれも一見ミスマッチとも思える素材だが、氷とのバランスが実に良く、想像以上に美味しい。完成度の高い和のスイーツである。どのかき氷も共通してシロップが少なめなので、時間が経つにつれて下の氷が硬くガリガリになってしまう。味が申し分ないだけに、最後まで氷がもっとふんわりしていれば3つ星なのだが 「黒蜜きなこ」は、全体的な甘さもほどほどで、表面にかかっているきな粉に塩味を感じる 「みたらしみるく」と同様にシロップ少なめで、代わりに黒蜜が別添えとなっている。氷の中には黒蜜クリームと小豆粒あんが入っており、胡桃がアクセントとなっている。きな粉ときな粉クリーム、粒あん、胡桃の奏でる四重奏は、これまでに味わったことがないテイスト。かき氷というより、全く別次元の和のデザートを食べているようにも思える 「森抹茶」 氷の中にクリームチーズと小豆の粒餡、砕いたクッキーが入っている。ほろ苦い抹茶との組み合わせは悪くないが、お勧めと言うほどのレベルではない 「蕨もち」は練りたてなので、ネットリと柔らかい。先ずはそのまま食べるよう言われたが、そのまま食べても食感は分かるものの、やはり味も香りもないので、何かつけて食べた方が良い。黒蜜の他、きな粉と抹茶入りの鶯きな粉が添えられてくるが・・・ 鶯きな粉よりも・・・ 通常のきな粉の方が・・・ きな粉だけよりもきな粉に黒蜜をつけた方が味に重層感が生まれて美味しい。黒蜜は甘すぎず美味しいが、きな粉は炒りたての香ばしさが感じられない。これできな粉の香りが高ければ3つ星レベルの蕨餅である。

リール ギンザRire Ginza

 かつて、「銀座グルメバイブル2012」に掲載されていた「ミキモト ラウンジ」が閉店となり、横田シェフのスペシャリティである「マンゴープリン」が食べられなくなってしまった。しかし、この東銀座の「リール ギンザ」でも食べられることが分かり、早速の訪問。
 古いビルの2階へ続く階段を上がると、手前にカウンター席、奥の窓側にテーブル席がある。洗練されたインテリアだった「ミキモト ラウンジ」に比べると、かなりチープで手狭な感じがする。メニューを見ると、この店のオーナーである横田シェフのスペシャリティ・濃厚なインドマンゴーを使用した「マンゴープリン」が確かにあるではないか。聞くところによると、「マンゴープリン」だけは通年してあるメニューで、他は季節によって変わるという。
 久しぶりに「マンゴープリン」食べてみると、とろけるような柔らかさで、甘さも絶妙。さらに、ココナッツミルクとの相性もバッチリである。具材として、生のマンゴーやタピオカ、アロエなどが入っている。まさに、「ザ・ペニンシュラ東京BOUTIQUE & CAFE(→ 銀座グルメバイブル・のスイーツの頁を参照)」のマンゴープリンと双璧の美味しさ。その他のお勧めは、「(ジンと)ライムパンナコッタと黄柚子のシャーベット」。パンナコッタが円やかで、味わいに深い余韻がある。言われれば微かにジン?としか感じられないくらい繊細なデザートだ。パフェやフォンダンショコラの内容は季節毎に変化するが、とくにお勧めというほどではない。ちなみに、現在のメニューは、2020年の3月2日から変わるという。(2020年3月追加)
http://rireginza.com

中央区銀座3丁目10-14 東銀ビル2階  
電話番号:03-6278-8270
定休日:無休(年末年始を除く)
営業時間:【月曜〜金曜】11時半〜20時半、【土日・祝日】11時半〜19時半
予算:マンゴープリン1300円
アクセス:東京メトロ銀座線、日比谷線・銀座駅A8出口を出て、晴海通りを東銀座・築地方向へ向かう。4つ目の昭和通りの手前の交差点を左折する。「二葉鮨」、「東急ステイ銀座」を過ぎ、1つ目の交差点を渡った右側にある。銀座駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:東急ステイ銀座
お勧めポイント:かつての「ミキモト ラウンジ」のマンゴープリンが味わえる

このビルですドアを開け・・・ 階段を上ると・・・手前にカウンター席があり、奥の窓側にテーブル席がある テーブル席側からみたカウンター席デザートメニュー1 デザートメニュー2 デザートメニュー3 デザートメニュー4 デザートメニュー5 デザートメニュー6 フードメニュー 横田シェフについて 横田シェフのスペシャリティである濃厚なインドマンゴーを使用した「マンゴープリン」 久しぶりに食べてみると、とろける柔らかさで、甘さも絶妙。さらに、ココナッツミルクとの相性もバッチリ。具材として、生のマンゴーやタピオカ、アロエなどが入っている。まさに、「ザ・ペニンシュラ東京BOUTIQUE & CAFE」のマンゴープリンと双璧の美味しさ その他のお勧めは、「(ジンと)ライムパンナコッタと黄柚子のシャーベット」 パンナコッタは円やかで味は実に深い余韻がある。言われれば微かにジン?としか感じられないくらい繊細かつ洗練されている 「ピスタチオとグリオットチェリーのフォンダンショコラ」フォンダンショコラの内容は季節毎に変化する

エッグスンシングス Eggs’n Things銀座店

 銀座1丁目のビルにあるハワイで人気のパンケーキ店。関東では「銀座店」の他、「原宿店」、「横浜山下公園店」、「湘南江の島店」、「お台場店」が、そして関西では、大阪の「心斎橋店(→ 大阪 グルメバイブル・朝から食べるの頁を参照)」と「神戸ハーバーランド店」、「京都四条店(→ 京都グルメバイブル・朝から食べ るの頁を参照)」がある。今回の銀座店は、時間の都合上、実際に食べてはいない。なので、実際に行った「心斎橋店」と「京都四条店」の記事を元に作製した。
 この店のコンセプトは“All Day Breakfast”ということで、朝に限らず、昼でも夜でも美昧しくボリューム感のあるブレックファーストメニューを楽しめるのである。ホームページによれば、料理は朝食アラカルトを中心としたボリューム感のあるグランドメニュー、17時以降のディナータイムには、ハワイを感じられるロコフードやボリュームのあるアメリカンな料理など等が楽しめるらしい。
 店のコンセプト通り、この店は朝の9時から営業しているため、朝食を食べるにはうってつけの店なのである。しかしながら、平日でも開店前から店の前には行列ができ、土日・祝日は子供連れ客で長い行列となる。
 店内は白を基調とした明るい雰囲気で、1階だけでなく2階にもテーブル席があり、かなりの大箱店である。入店すると「おはようございます!アロハ〜!!」というディズニーランドのキャストのようなノリで、明るい声をかけられる。
 メニューを見ると、人気のパンケーキやワッフル、クレープの他、肉卵料理、オムレツ、そして地元ハワイアンに人気のスペシャルメニューなどがある。もちろん、この店の名物はホイップクリームが山盛りのパンケーキであるが、朝から山盛りのホイップクリームはちょいと厳しいので、朝食にお勧めしたいのが、もう一つの人気商品「ホウレン草とベーコンエッグス・ベネディクト」。これはイングリッシュマフィン(食べてみるとほぼ食パンのよう)にベーコンとホウレン草の炒めものをのせ、そこに更にポーチドエッグをのせてオランデーズソース(薄いマヨネーズのようなソース)をかけたもの。これが意外にも美味しく、朝食としてはお勧めである。付け合わせに皮付きのフライドポテトが大量に付いてくるが、塩味だけだと飽きるので、後半はハインツのケチャップをつけて食べるといい。飲み物の定番は、ブラジル原産のアサイーを使った「アサイーバナナヨーグルト」。アサイー自体には若干香りがあるものの、酸味や甘みなどの個性はないので、バナナとヨーグルトがそれを補っていて飲みやすい。
 「エッグスンシングス」で人気のパンケーキは、生地がプレーンのものと生地に好みのフルーツやチョコなどを入れて焼いたものの2種類がある。生地に素材を入れたパンケーキにはホイップクリームが付かないが、プラス200円で追加することも可能だ。一番人気の「ストロベリーホイップクリームとマカデミアナッツ」は、ホイップクリームは軽くて良いのだが、イチゴがフレッシュなものではなく、煮たいわゆるコンポートなので食べ飽きてしまう。しかも、生地は薄いタイプで、フワッとした厚めの生地が好みの僕の評価は、どうしても低くなってしまう。
 この日の店内はほぼ満員状態だったにもかかわらず、料理は注文後10分くらいで出てきた。この種の店としては回転が早い方なので、行列に並んでも思ったほど待たされないかも。しかしながら、開店15分前の8時45分に並べば、ほぼ1回転目で食べられるので、その方がより確実かも知れない。店内は禁煙であり、ベビーカーも利用できるなど、子供連れの客に対する細かな配慮がなされているのもいい。(2020年2月追加)
https://www.eggsnthingsjapan.com/ginza/

中央区銀座1丁目8-19 キラリトギンザ4階  
電話番号:03-6264-4949
定休日:無休(不定休あり)
営業時間:9時〜22時
予算:ストロベリーホイップクリームとマカデミアナッツのパンケーキ1180円、ホウレン草とベーコンのエッグスベネディクト1200円
アクセス:東京メトロ銀座線、日比谷線・銀座駅A8出口を出て、銀座中央通りを京橋方向へ進む。「松屋銀座」、「銀座 伊藤屋」、「メルサ銀座二丁目店」を過ぎたら右側にあるビル。銀座駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:メルサ銀座二丁目店
お勧めポイント:朝から夜まで本格的なハワイアン・ブレックファーストが食べられる

このビルの4階です ランチタイムは大行列です 店の中でも待っています ビルの店舗なので、大阪や京都のような1階にある平屋の店舗とは雰囲気が異なる 飲み物の定番は、ブラジル原産のアサイーを使った「アサイーバナナヨーグルト」。アサイー自体には若干香りがあるものの、酸味や甘みなどの個性はないので、バナナとヨーグルトがそれを補っていて飲みやすい 人気商品「ホウレン草とベーコンエッグス・ベネディクト」 これはイングリッシュマフィン(食べてみるとほぼ食パンのよう)にベーコンとホウレン草の炒めものをのせ、そこに更にポーチドエッグをのせてオランデーズソース(薄いマヨネーズのようなソース)をかけたもの。これが意外にも美味しく、朝食としてはお勧めである ポーチドエッグの断面 付け合わせに皮付きのフライドポテトが大量に付いてくるが、塩味だけだと飽きるので、後半はハインツのケチャップをつけて食べるといい 「ストロベリーホイップクリームとマカデミアナッツ」のパンケーキ ホイップクリームは軽くて食べやすいイチゴはフレッシュなものではなく、煮たいわゆるコンポートなので食べ飽きてしまう

幸せのパンケーキ 銀座店 

 全国展開している大人気のパンケーキ専門店。大阪グルメバイブル作成時に、「南船場店(→ 大阪グルメバイブル・スイーツの頁を参照)」を初めて取材したが、その後も店舗を増やし、今や関東エリアに11店舗、関西エリアに6店舗、その他のエリアを含めると、計26店舗を展開している。実は、「札幌店(→ 札幌グルメバイブル・スイーツの頁を参照)」にはよく行くが、時間の都合上、この銀座店では実際に食してはいない。なので、札幌店と熊本店(→ 熊本グルメバイブル・スイーツの頁を参照)の記事を引用して紹介したい。

 古いビルのエレベーターでビルの7階に上がり、まずは自動発券機で順番が印刷されたチケットを発行して待つ(開店前でも発行が可能)。番号が呼ばれ、店員に券を渡して席に案内される。メニューを見ると、パンケーキは通常のスイートパンケーキと食事のミールパンケーキがある。スイーツパンケーキは、レギュラーメニューが7種類、そして季節限定メニューが1種類ある。プラス200円でドリンクとセットにすることができる。スイーツパンケーキのソースやクリームはパンケーキ毎に予め決まっているが、ホイップクリームとアイスクリープだけは、プラス100円で追加できる。僕のお勧めは、やはり店名を冠した「幸せのパンケーキ」にホイップクリームをトッピングしたもの。
 
 パンケーキの生地は、最近流行のメレンゲが入ったフワフワタイプのパンケーキ。しかし、それらパンケーキとの決定的な違いは、カステラのような玉子感と小麦の風味が感じられることだ。スフレタイプのパンケーキは、食感が良くなる一方、小麦の香りが乏しく味が単調になってしまう。ベーキングパウダーを加えず、これほどまでにシットリフワフワで深みのあるパンケーキはなかなかないだろう。加えて、「幸せのパンケーキ」に添えられたアイスクリームのような姿のホイップバターが最高に美味しい。このホイップバターは、ニュージーランド産のマヌカハニーと北海道産の発酵バターを使用して作れているというが、このパンケーキとの相性は抜群である。しかしながら、ビターテイストのカラメルシロップとの相性は微妙で、何故メイプルシロップにしなかったのか?という疑問が残る。それ故にそれを補うために、プラス100円でホイップクリームを追加することを是非お勧めしたい。
 ちなみに、土日・祝日は相当混み合う人気店なので、開店10分くらいに行くか、15時〜16時のオフタイムに行くのがお勧めである。(2020年2月追加)

https://magia.tokyo

中央区銀座5丁目8-5 ニューギンザビル10号館7階 地図 
電話番号:03-6255-1111
定休日:無休(不定休あり)
営業時間:【平日】10時半〜19時40分、【土日・祝日】10時〜19時40分
予算:幸せのパンケーキ1000円(ドリンクセットはプラス200円、ホイップクリームやアイスクリームのトッピングはプラス100円)
アクセス:東京メトロ銀座線、日比谷線・銀座駅を出て、銀座4丁目交差点「NISSAN CROSSING」前を東銀座・築地方向へ向かう。「竹葉亭 銀座店」を過ぎた「マドラス」と「NOA CAFE」の入っている角のビル。銀座4丁目交差点から徒歩1分
最寄りのランドマーク:銀座4丁目交差点、NISSAN CROSSING、madras
お勧めポイント:フンワリシットリとした最高レベルのパンケーキ

銀座4丁目交差点近くのこのビルです 古いビルのエレベーターでビルの7階に上がると・・・ まずは自動発券機で順番が印刷されたチケットを発行して待つ(開店前でも発行が可能) 現在の待ち状況が、モニターで表示されている パンケーキの写真メニュー スイーツパンケーキのメニュー ミールパンケーキのメニュー 季節メニューからレギュラーメニューに格上げされた人気の「ティラミスパンケーキ」 順番に焼くため、すぐに焼いても20分以上かかる 順番に焼くため、すぐに焼いても20分以上かかる 「幸せのパンケーキ」に、ホイップクリームをトッピングしたもの アイスクリームのような姿をしたホイップバターが最高に美味しい。このホイップバターは、ニュージーランド産のマヌカハニーと北海道産の発酵バターを使用して作れているというが、このパンケーキとの相性は抜群ビターテイストのカラメルシロップとの相性は微妙で、何故メイプルシロップにしなかったのか?という疑問が。それを補うために、プラス100円でホイップクリームを追加するのがお勧め

閉店 俺のBakery & Cafe 松屋銀座 裏

 俺のシリーズの中で、グルメバイブル初の掲載となった高級食パンの店。1階はショップ、2階がカフェとなっており、カフェでは焼き立ての食パンが味わえる。
  エレベーターで2階へ上がると、ワンフロア全てがカフェとなっている。店内は広く、落ち着いた雰囲気のインテリア。今回注文したのは「窯出し食パン・銀座の食パン〜夢〜」であったが、食べている途中で、「窯出し食パン・銀座の食パン〜香〜」が焼き上がりました!というアナウンスがあり、焼き上がったパンをお盆の上にのせて、店員が鈴を鳴らしながら店内を回っていた。
 運ばれて来た「窯出し食パン・銀座の食パン〜夢〜」は、4つ切りよりも分厚く、軟らかいので中心部がやや窪んでいる。食感はシルクの様にきめ細やかで、フワッと、しっとりとしていながらモチモチ感がある。ほんのりとした甘みを感じ、バターと小麦の香りがする。これはこれで美味しいが、トーストでないので、耳がカリッとしていないのが唯一残念。蜂蜜、ホイップバター、苺ジャムの3つが付くが、生パンなので、ホイップバターかそれに苺ジャムを加えて食べるのが美味しい。
 「銀座の食パン〜香〜」を使った「厚切りトースト」は、小麦の香りは強くないが、やはりモッチリ、ネットリとしたきめ細やかな食感。「〜夢〜」よりも甘みが少ない分バランスが良く、確かに「〜夢〜」よりトースト向きかもしれない。トーストにはバターと、それ以外に苺ジャム、ブルーベリージャム、蜂蜜の中から1つを選べる。「本日のスープ」はカボチャのポタージュであったが、これは普通に美味しい。
 ちなみに、「俺のBakery & Café」は、銀座エリア内では「東銀座歌舞伎座前店」と「京橋中央通店」がある。また、未だ試してはいないが、「パン・オブ・ザ・イヤー2018」のクロワッサン部門で金賞を受賞した「パン・デ・フィロゾフ」の榎本 哲シェフ監修による「クロワッサン食パン(1200円)」が、最近新発売されたとのこと。(2020年2月追加)
https://www.oreno.co.jp/restaurants/bakery

中央区銀座3丁目7-16 銀座NSビル1階・2階  
電話番号:03-6263-2985
定休日:無休(不定休あり)
営業時間:10時〜20時(ショップは21時まで)
予算:窯出し食パン・銀座の食パン〜香〜、〜夢〜ともに600円
アクセス:東京メトロ銀座線、日比谷線・銀座駅A13出口を出ると、「松屋銀座」の裏通りにある。銀座駅から徒歩1分
最寄りのランドマーク:松屋銀座
お勧めポイント:フワフワの焼きたて食パンを味わえるカフェ

松屋銀座裏の通りにあります。スターバックスの並びのレンガ色のビルです このビルです1階のショップ カフェメニュー エレベーターで2階に上がると、ワンフロア全てがカフェ。店内は広く、落ち着いた雰囲気のインテリア 僕のお勧めの「窯出し食パン・銀座の食パン〜夢〜」。時間帯によって「窯出し食パン・銀座の食パン〜香〜」や「窯出し食パン・山型の食パン」も食べられる トーストメニュー1 トーストメニュー2 これが「窯出し食パン・銀座の食パン〜夢〜」 4つ切りよりも分厚く、軟らかいので中心部がやや窪んでいる。食感はシルクの様にきめ細やかで、フワッと、しっとりとしていながらモチモチ感がある。ほんのりとした甘みを感じ、バターと小麦の香りがする。これはこれで美味しいが、トーストでないので、耳がカリッとしていないのが唯一残念 蜂蜜、ホイップバター、苺ジャムの3つが付くが、生パンなので、ホイップバターかそれに苺ジャムを加えて食べるのが美味しい 「銀座の食パン〜香〜」を使った「厚切りトースト」 小麦の香りは強くないが、やはりモッチリ、ネットリとしたきめ細やかな食感。「〜夢〜」よりも甘みが少ない分バランスが良く、確かに「〜夢〜」よりトースト向きかもしれない。トーストにはバターと、それ以外に苺ジャム、ブルーベリージャム、蜂蜜の中から1つを選べる「本日のスープ」はカボチャのポタージュであったが、これは普通に美味しい

資生堂パーラー サロン・ド・カフェ

 資生堂ビルの中にあるカフェ&デザートの店。このビルの中には銀座グルメバイブルでも紹介した人気イタリアン 「ファロ資生堂(→ 銀座グルメバイブル・イタリアンの頁を参照)」 や洋食で有名な「資生堂パーラー 銀座東京」も入っている。この喫茶の人気も高く、土日は行列ができてすぐに満席となってしまうほど。店内は天井が高く、ビルの外観と同じエンジ色の装飾が施され、どこかしら昭和の香りが漂う。ウェイトレスもレトロなユニフォームを着用しているところを見ると、意図的に演出しているのかもしれない。
 最初に言っておくが、どのメニューも資生堂らしく値段設定が高めである。メニューにはケーキなどいろいろなスイーツがあるが、僕のお勧めはパフェ。パフェはどれも美味しいが、中でも「ストロベリーパフェ」がいい。この日は季節限定の「“美濃姫” プレミアムストロベリーパフェ(3150円)」もあったので注文。しかし、値段ほどの差はなくどちらも美味しいと思った。特にパフェの生クリームが秀逸で、生乳臭さがなくとても軽い。さらに、アイスクリームも甘さ控えめで美味しい。もしも、これで今の倍くらい生クリームがのっていれば、さらにバランスが良くなって完璧なパフェとなるだろう。1番人気の「資生堂パーラー物語」は、この店を代表するパフェやプリンなどを盛り合わせたスイーツアソート。また、「自家製ケーキセット」は、ワゴンのケーキ(この日は11種類)の中から好みのケーキを選ぶことができる。セットに付いてくる紅茶がキャンドルウオーマーで保温されているなど、ちょっとした心遣いもさすがだ。(2013年6月追加)

中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル3階  
電話番号:03-5537-6231
定休日:月曜(祝日営業)
営業時間:火曜〜土曜11時半~21時、日曜・祝日11時半~20時
予算:パフェ(ストロベリー、チョコレート)1680円、自家製ケーキセット1500円
アクセス:①東京メトロ(銀座線、丸ノ内線、日比谷線)銀座駅A2番出口を出て、銀座中央通りを新橋方面に進む。「フェラガモ」、「とらや」の前を通り、 少し進むと角にある赤褐色の建物。東京メトロ銀座駅(4丁目交差点)から徒歩3分。②東京メトロ新橋駅1番出口を出て野村証券の前を通り、次の信号を左折 して中央通りに出る。銀座方面に進み、高速道路の下をくぐって「博品館」の前を少し進むと角にある赤褐色の建物。東京メトロ新橋駅から徒歩3分。 
最寄りのランドマーク:トイパーク博品館(玩具店) お勧めポイント:生クリームを使ったパフェが美味しい

ブロンデル銀座 Blondel

 「Blondel」は1850年にスイスのローザンヌで創業した老舗のチョコレート店。この店は世界初出店の店舗らしく、スイス以外では日本の銀座だけにしかない。店舗の1階にはショップが、2階にはカフェがある。ショップのメインは、全部で24種類もある量り売りの板チョコ「マルトー」で、食べたい大きさのものを金槌で割って食べるという変わったスタイル。この他に、砂糖漬けされたフルーツを使ったチョコ「コンフィズリー」やお酒を使った「トラディション」、アーモンドを使った「パッションプラリネ」、チョコレートトリュフを棒状にした「アンシエンヌ5」などがある。チョコはどれもスイスらしくカカオをストレートに感じるクラッシックタイプなチョコで、僕好みではない。むしろお勧めは、この店のチョコを使用したチョコレートドリンク「ショコラショー」とそのケーキが味わえるカフェ。 
 階段を上ると、カフェには2人席が7つしかなく、ちょっと窮屈な感じがする。名物のチョコレートドリンク「ショコラショー」は、ビタータイプの「ダークショコラショー」とスイートタイプの「ミルクショコラショー」があり、ホットの他にアイスもある。ダークとミルクの違いは、ビターなカカオの風味を出すか、ミルクの濃厚さと甘さをより強く出すかの違い。「ダークショコラショー」はミルクを多く使用することで甘さを抑え、沸騰させずにチョコレートを溶かしてカカオの風味を際立たせているのに対し、「ミルクショコラショー」の方はミルクの使用を少なくすることで甘くし、更に沸騰させることでミルクを濃縮してコクを出しているらしい。「ショコラショー」は、カカオの産地や含有濃度、バニラやシナモンなどフレーバーの有無により計15種類ある。どの「ショコラショー」も滑らかでカカオの香りが十分感じられて美味しい。但し、ウィスキーを入れる前にヴァニラを加えて作る「ウィスキー」は、ココアのビターな味が増強されて複雑な味になるので、好みがかなり分かれると思う。
 4種類あるケーキの中でのお勧めは、「ブロンデルフォンダンショコラ」と「ブロンデルヘーゼルナッツロールケー キ」の2つ。「ブロンデルフォンダンショコラ」は通常のフォンダンショコラような厚みがない。また、中心部がトロトロしているだけでなく全体的にトロトロしている感じで、まるでチョコテリーヌのような美味しさである。「ブロンデルヘーゼルナッツロールケーキ」は、フンワリとしたカカオスポンジの中にチョコクリームと、ドライフルーツやヘーゼルナッツ入りの生クリームが入っているて、とても甘さ控えめで美味しい。「ブロンデルザッハトルテ」は酸味を感じる甘さで、濃厚かつシットリとしていてこちらも悪くない。但し、外側がチョコとナッツでコーティングされた「クグロフ」は、ドライなパウンドケーキのようなハードな食感で、これはお勧めできない。
 ドリンクもケーキもどちらかと言えば甘めだが、どちらも許容範囲内である。「ショコラショー」はアイスの方が安い価格設定になっており、ホットは1200円と高い。しかし、ドリンクとケーキのセットにすれば1580円となり、かなりお得である。(2013年4月追加) 

中央区銀座8-10-1  
電話番号:03-6228-5985
定休日:不定休 
営業時間:ショップ11時〜20時、カフェ11時〜19時半 
予算:ショコラショーとケーキのセット1580円 
アクセス:①東京メトロ銀座駅A3番出口を出て、銀座中央通りを新橋方面に進む。「松坂屋」、「ライオンビアホール」の前を通り、「三菱東京UFJ銀行」の信号を左折するとすぐ右側。東京メトロ銀座駅より徒歩4分。②東京メトロ新橋駅1番出口を出て野村証券の前を通り、次の信号を左折して中央通りに出る。銀座方面に進み、高速道路の下をくぐって「博品館」の前を少し進むと赤褐色の「資生堂ビル」と向かいに「三菱東京UFJ銀行」がある。その信号を右折するとすぐ右側。東京メトロ新橋駅より徒歩4分。
最寄りのランドマーク:資生堂ビル、三菱東京UFJ銀行 
お勧めポイント:ホットチョコレートドリンク「ショコラショー」とケーキが美味しいスイスの老舗チョコレート店

現在テイクアウトのみの営業
ザ・ペニンシュラ東京
BOUTIQUE & CAFE

 海外も含めて、各地でいろいろなマンゴーデザートを食べてきたが、現時点で最も美味しいと思うのはこの店の「マンゴープリン」である。とくに、カフェでいただく「マンゴープリンとココナッツアイスクリーム・季節のフルーツ添え」は、世界最高 レベルのマンゴーデザートと言っても過言ではない。品のいい濃厚なマンゴーの香りとクリームのように滑らかな食感のマンゴープリンは、まさに特筆すべきもの。また、ショップでは、通常の「マンゴープリン」と2.5倍量の「ごほうびマンゴープリン」の2種がテイクアウトできる。
 なお、他のスイーツのレベルも非常に高く、エグゼクティブ・ペストリーシェフである野島氏が、お菓子のワールドカップ「クープ・ド・モンド・ラ・パティスリー」で銀賞を獲得した「アリヤ」もいただける。ちなみに、この店のチョコレートは、香港から空輸されるものと、この店で作られるものの2種類がある。

千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラホテル東京 地下1階   
電話:03-6270-2888
定休日:無休
営業時間:10時半~19時半
予算:マンゴープリンとココナッツアイスクリーム・季節のフルーツ添え1100円、ケーキセット1500円
アクセス:東京メトロ(日比谷線、千代田線)日比谷駅のA6とA7から直通。東京メトロ(丸ノ内線、銀座線、日比谷線)銀座駅から数寄屋橋出口から出て、晴海通りを皇居方面に向かう。有楽町マリオンを過ぎ、高架下をくぐり、有楽町電気ビルヂングのすぐ隣。東京メトロ銀座駅(数寄屋橋交差点)から徒歩3分。
最寄りのランドマーク:有楽町マリオン
お勧めポイント:世界最高レベルのマンゴープリンを味わえるスイーツ店

イデミ・スギノ

 日本を代表するパティシエ・杉野英美氏の店。かつて彼の店は神戸にあり、神戸時代も京橋に移ってからも人気の店だった。しかし、土日を除けば行列店というほどではなかった。しかし、NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」に出てからは一変。平日でも開店前から行列を作るようになり、昼過ぎには売り切れてしまうことも。彼の真骨頂はムース系ケーキで、この店では、菓子のワールドカップ「クープ・ド・モンド・ラ・パティスリー」で優勝したチョコレートケーキ「アンブロワジー」を食べてほしい。しかし、食べるためには土日を避け、平日の開店少し前に並ばねばならない。販売されるケーキは、テイクアウト可能なものと不可のイートイン限定のものがあるが、「アンブロワジー」はイートインのみである。ちなみに、杉野氏と共に同じチームで戦い、このケーキで優勝した林 雅彦氏の店「ガトー・ド・ボワ(奈良・西大寺前)」でもアンブロワジーを食べたことがあるが、甘さやムースの含気率が若干異なり、「イデミ・スギノ」の方が美味しく感じられた。

中央区京橋3-6-17 京橋大栄ビル1階   
電話:03-3538-6780
定休日:月曜日(火曜日不定休)
営業時間: 11時~19時
予算:アンブロワジー740円
アクセス:東京メトロ(銀座線)京橋駅2番出口を出て左・銀座方面へ向かう。「INAX銀座」の角、「警察博物館」手前の角を左折するとすぐ左。東京メトロ京橋駅から徒歩2分。
最寄りのランドマーク:警察博物館、ホテル西洋銀座
お勧めポイント:大人気のチョコレートスイーツ「アンブロワジー」がイートインで味わえる

トシ・ヨロイズカ ミッドダウン
Toshi Yoroizuka Mid Town

 2007年に六本木ミッドタウン内にオープンした有名パティシエ鎧塚氏の店。黒を基調としたカウンターバーのようなサロンは、シックで大人の雰囲気。鎧塚氏のスイーツは、滑らかでとろけるような食感が素晴らしく、「イデミ・スギノ」よりも甘さも含めて洗練された味わい。特に、ムース系スイーツやピスタチオを使ったスイーツが秀でており、スポンジケーキ類や焼き菓子なども高いレベル。店頭のショーケースで販売されているケーキは、+50円でサロン内で食べることもできる。イートイン限定なら、「チョコパフェ」がお勧めだが、僕的にはショーケースの中からケーキ2つと飲み物、という組み合わせがベストチョイスだと思う。ケーキのお勧めは、アプリコットの滑らかなレアチーズケーキ「アンジュ」、コクのある滑らかなチョコレートムースとピスタチオ・ブリュレの「ジャン・ピエール」、滑らかなホワイトチョコムースとパッションフルーツの酸味が絶妙な「フォンティーヌ・パッション」など。奥さんの川島なお美さんの影響か、グラスシャンパンとデザートといった楽しみ方もできるようだ。カウンターは14席しかないので、サロンで食べたければ、平日の早い時間帯か15時以降がいい。

港区赤坂9-7-2 東京ミッドタウン・イースト1階(B – 0104)   
電話:03-5413-3650
定休日:無休(1月1日のみ)、火曜日はサロンのみ営業
営業時間:11~21時
予算:クレムピスタージュ330円、アンジュ、フォンティーヌ480円、ジャン・ピエール500円
アクセス:アクセス:東京メトロ(日比谷線)六本木駅の地下通路と、(都営大江戸線)六本木駅の8番出口と直結。 
お勧めポイント:日本のトップ・スイーツ店

ピエール・マルコリーニ銀座店

 僕の最も好きなチョコレートは、この店の薄型プラリーヌ「パレファン」。一口でいただける大きさやカカオの香りと苦み、そして、表面が硬く中が柔らかな食感のグラデーションなど、全てが完璧。銀座店の他に、新幹線で帰るときには東京駅の「グランスタ(→ 銀座グルメバイブル・お土産の頁を参照)」で、飛行機で帰るときには羽田空港第2ターミナル(全日空側)で購入ができる。
 この店の1階はチョコレートショップ、2階がカフェとなっており、チョコレートやオリジナルデザートがいただける。2種のチョコアイスとパレファンがのった「チョコレートパフェ」が人気である。どちらも甘さが程良く、男性でも食べられる美味しさ。まだ食べていないが、季節のパフェも美味しいらしい。

中央区銀座5-5-8   
電話:03-5537-0015
定休日:無休
営業時間:11時~18時半
予算:マルコリーニ・チョコレートパフェ1680円、パレファン(9枚)2205円
アクセス:東京メトロ(銀座線、丸ノ内線、日比谷線)銀座駅A1番出口を出て、2つめの角「Dior」を左折するとすぐ右側。東京メトロ銀座駅(4丁目交差点)から徒歩2分。
最寄りのランドマーク:Dior
お勧めポイント:パフェが美味しいチョコレート店

デル・レイ銀座店

 ベルギーの高級老舗チョコレート店。チョコはベルギー北部のアントワープの本店より空輸されている。お勧めのチョコは、ダイヤモンドの形が美しい「ダイアモンドショコラ」。これは、世界のダイヤモンド取引の中心地であるアントワープをイメージしたものらしい。その芸術的なデザインだけでなく、中のトロッと濃厚な風味とカカオのバランスがとても良く美味しい。また、テイクアウト用のチョコレートソフトクリーム「クレーム・ド・ショコラ」は、濃厚かつ滑らかで、カカオの香りと酸味が絶妙。甘さも丁度良く、このレベルのチョコソフトはなかなかない。

中央区銀座5-9-19 銀座MCビル1階   
電話:03-3571-5200
定休日:無休
営業時間:11時~19時
予算:クレーム・ド・ショコラ480円
アクセス:東京メトロ(銀座線、丸ノ内線、日比谷線)銀座駅A5番出口を出て、次の角「SONOKO美白銀座」を右に曲がると左に見えるビル。東京メトロ銀座駅(4丁目交差点)から徒歩1分。
最寄りのランドマーク:日産ギャラリー
お勧めポイント:「ダイアモンドショコラ」とチョコレートソフトクリーム「クレーム・ド・ショコラ」が旨い

ラ・メゾン・デュ・ショコラ丸の内店

 本店がパリにあるこの店のお勧めは、半生状の「ガナッシュ」と 「プラリネ」。もしも、カカオの香りが楽しみたければガナッシュを、バラエティに富んだ豊かな味を楽しみたければプラリネがいい。ともにカカオの香りと中のトロッとした滑らかな食感が絶妙である。もちろん、セットで購入してもいいが、好きなチョコを選んで箱詰めするのがお勧め。箱詰めで購入すると、量り売りで購入できる。チョコレート以外のアイテムには、「プレイエル」や「トリュフ」、「エクレア」などがある。「プレイエル」は、クラッシク・ショコラのようなケーキで悪くはない。「トリュフ」には、プレーンとブランデーがあり、どちらも個性的で好き嫌いが分かれるかも。「エクレア」は、ショコラ、キャラメル、カフェの3種類あるが、いずれも濃厚すぎてお勧めできない。パリのブティックでは「ミルクチョコのエクレア」も販売されており、これが一番美味しかったのに、何故か日本では販売されていない。
 なお、店内にはカフェが併設されており、これらスイーツをドリンクと共に楽しむことができる。また、銀座エリア内には、「松屋銀座店(→ 銀座グルメバイブル・お土産の頁を参照)」もあり、こちらでもチョコレートを購入できる。

千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1階   
電話:03-3201-6006
定休日:無休
営業時間:11時~20時(カフェは19時半)
予算:プラリネ4粒入り1785円、16粒入り5250円、357円/ 10g
アクセス:①東京メトロ(銀座線、丸ノ内線、日比谷線)銀座駅A2番出口を出て、左の反対方向(日比谷側)に向かう。「ペニンシュラホテル東京」の手前角を右折し、「ロイヤルコペンハーゲン」の角を右折するとすぐ左。東京メトロ銀座駅から徒歩3分。②JR有楽町駅国際フォーラム口を出て左へ。東京国際フォーラムとビックカメラの間の通りを皇居方面に進み、信号を渡るとすぐ右。JR有楽町駅から徒歩2分。東京国際フォーラムから徒歩1分。
最寄りのランドマーク:東京国際フォーラム、ペニンシュラホテル東京
お勧めポイント:ガナッシュとプラリネがとろける美味しさ

アンリ・シャルパンティエ 銀座本店

 阪神芦屋駅前に本店があり、多くの百貨店に支店を持つ有名スイーツ店。しかし僕の知る限り、イートインを持つ店は「芦屋本店」と西宮の「酒造通り店」、そしてこの「銀座本店」の3店。芦屋本店にも行ったことがあるが、銀座本店の方がはるかに箱が大きくエレガントな雰囲気。お勧めはイートインでしか食べられない季節のスイーツだが、一年中食べられるメニューのお勧めは、この店の名物「クレープ・シュゼット」。「クレープ・シュゼット」はアンリ・シャルパンティエ自身がレシピを作ったスイーツなので、この店のものがオリジナル。オレンジ果汁とオレンジリキュールのコアントローが良くマッチしていて、酸味と甘みのバランスが絶妙だ。また、お約束のお客の目の前で作ってくれるパフォーマンスもいい。

中央区銀座2-8-20 ヨネイビル1階、地下1階    
電話:03-3562-2721
定休日:無休
営業時間:11時~20時半
予算:クレープ・シュゼット1575円
アクセス:東京メトロ(銀座線、丸ノ内線、日比谷線)銀座駅A13番出口を出て京橋方面に進む。「松屋銀座」、「ブルガリ」、「英国屋」を過ぎ、「メルサ」の角を右折するとすぐ右。東京メトロ銀座駅(4丁目交差点)から徒歩3分。
最寄りのランドマーク:ブルガリ、メルサ
お勧めポイント:シックな雰囲気を楽しめるスイーツ店

カカオ サンパカ丸の内本店

 「カカオ サンパカ」は、スペイン王室御用達のショコラテリア。自慢の「ボンボンチョコレート」は、カカオの香り豊かで、まさに通好み。ブランデーなど蒸留酒との相性もいい。しかし、やや滑らかさに欠け、むしろ、意外に美味しかったのが、チョ コレートソフトクリームの「ジャラッツ」と冷凍ロールケーキの「ブラッソ・デ・ショコラタ・ネグロ」、そして季節限定の栗のチョコ「カスターニャス」。「ジャラッツ」は、厳選された最高級カカオを使用しており、毎日その日の分だけ手作りされているらしい。すっきりとした甘さと適度なカカオ感がとてもいい。「ブラッソ・デ・ショコラタ・ネグロ」は、スポンジはしっとり柔らかく、中のガナッシュクリームもビターな甘さで美味しい。「カスターニャス」は、栗の入ったボンボンショコラ。栗の香りこそ強くないが、とろける様にまろやか。
 この店は東京国際フォーラムの通りを挟んだ向かいにあるので、隣の「エシレ」のクロワッサンやバターケーキとともに、ちょっと抜け出して食べてみてもいいかも。

千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックススクエア1階   
電話:03-3283-2238
定休日:無休
営業時間:11時~21時(日曜祝日は20時まで)
予算:ジャラッツ450円
アクセス:東京メトロ(銀座線)京橋駅5番出口を出て、明治製菓本社ビルを過ぎ、広い外堀通りの信号を渡る。首都高速とJR高架下を抜け、東京ビルTOKIAを過ぎるとすぐ右のビル「ブリックススクエア」前庭の別棟1階。東京メトロ京橋駅から徒歩5分。東京国際フォーラムから東京駅側に向かうと斜め左隣のビル。東京国際フォーラムから徒歩1分。
最寄りのランドマーク:東京国際フォーラム、東京ビルTOKIA
お勧めポイント:チョコレートソフトクリーム「ジャラッツ」が美味しい

ジェラテリア・テオブロマ
GELATERIA THEOBROMA

 「ラトラス L’Atlas」に行ったときに偶然見つけたイタリアンジェラートの店。明治神宮近くにある有名ショコラティエ・土屋氏の「ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ」が経営しているらしい。10種類くらいあるジェラートは、含気率の低い滑らかな食感で、日本で食べるイタリアンジェラートとしてはかなり上出来。フルーツ系よりナッツ・チョコ・ミルク系が美味しい。甘さがもう少し抑えられていれば更に良いと思う。わざわざこのために行くほどの店ではないかもしれないが、「ラトラス L’Atlas(→ 銀座グルメバイブル・フレンチの頁を参照)」や「神楽坂 芝蘭」の帰りに寄るにはいいかも。

新宿区神楽坂6-8 BORGO大〆1階   
電話:03-5206-5195
定休日:無休
営業時間:10時半~19時半
予算:ジェラート2種735円
アクセス:①東京メトロ(東西線)神楽坂駅の1番出口を出て、早稲田通りを左へ飯田橋方面に下る。スーパー「神楽坂KIMURAYA」を過ぎ、右に「りそな銀行」が見えたら、手前の和菓子店「清閑院」角を左折する。すぐ右側に黄色の建物が2つ見えるが、手前の方の建物。②東京メトロ(東西線、南北線、有楽町線、大江戸線)神楽坂駅のB3出口を出て、早稲田通りを右へ上る。「ファミリーマート」、「善国寺」、「第一勧業信用組合」を過ぎ、信号を渡って再び上ると、左に「りそな銀行」が見える。その斜め右向かえにある和菓子店「清閑院」角を右折すると、すぐ右側に黄色の建物が2つ見えるが、手前の方の建物。牛込神楽坂駅から徒歩3分、飯田橋駅から徒歩7分。
最寄りのランドマーク:りそな銀行
お勧めポイント:ショコラティエの作るイタリアンジェラート

ミカド珈琲 日本橋本店

 軽井沢の有名老舗コーヒー店。この店のお勧めは、コーヒーではなく「モカソフト」の方。僕の地元でる函館にも、かつて「ソーダファウンテン・カメイ」というモカソフトの有名店があったが、今は無きカメイのモカソフトを彷彿させるような味わい。六本木店があった頃に、初めてこの店のモカソフトを食べ、また食べたいなあと思っていたら既に閉店となっていた。久しぶりにモカソフトを食べてみると、コーヒーの苦みと酸味の絶妙なバランスに加え、甘さ控えめの滑らかな食感が素晴らしい。コーヒーの風味をもっと味わいたいという方は、「コーヒーフロート」が良いかも。
 この店は、1階がセルフサービスのスタンドになっており、2階と3階は全面禁煙の通常の喫茶である。

中央区日本橋室町1-6-7   
電話:03-3241-0530
定休日:無休
営業時間:平日:7時~19時半、土曜:8時~17時半、日曜・祝日:10時~17時半
予算:モカソフト430円(テイクアウトもしくは1階利用は300円)
アクセス:アクセス:東京メトロ(銀座線、半蔵門線)三越前駅A3番出口を出て、信号を「かつおぶしの大和屋」側に渡り、高速道の見える方へ更に直進し、「青山ごはん亭」の手前右。
最寄りのランドマーク:日本橋三越本店・本館
お勧めポイント:コーヒーの苦みと酸味のバランスが絶妙なモカソフト

宮越屋珈琲 東京新橋店、東京本店

 札幌の円山坂下に本店を構えるコーヒー店。この店のコー ヒーは、基本的にハイロースト系のものが多い。とくに、強深煎りの「フレンチフレンド」は、ハイローストファンにはお勧めである。苦みと酸味のバランスが素晴らしく、そのままブラックで飲んでも、カフェオレにしても最高である。
 店内でいただく場合には、「フレンチブレンド」と「マイルドブレンド」は、“スタンダード”、“粗挽き(強め、普通、弱め)”、“デミタス”の3つのスタイルから選ぶことができる。僕的には、まずはスタンダードから飲んでみて欲しい。
 2012年頃は「東京新橋店」と「東京本店」の2店だけだったが、その後、「東京本店」がなくなり、「銀座店」、「日本橋三越店」、「目白店」、「恵比寿店」、「恵比寿三越店」、「霞ヶ関店」、「町田店」と増えて、現在は東京エリアに8店舗を展開している。

【東京新橋店】
港区新橋1-7-10 汐留スペリアビル1階、2階
電話:03-3573-8188
定休日:無休
営業時間:平日:10時~23時半、土日・祝日:10時~22時半
定休日:無休(不定休あり)
予算:フレンチブレンド650円(スタンダード)
アクセス:①JR新橋駅銀座口を出て「ビックエコー」側に渡り、右の汐留方面に進む。②東京メトロ(銀座線)新橋駅1番出口を出て直進する。「新橋玉木屋」角の信号を汐留方面(海側)へ渡るとすぐ。東京メトロ・JR新橋駅から徒歩3分。
最寄りのランドマーク:ビックエコー、新橋玉木屋
お勧めポイント:ハイロースト系が美味しいコーヒー店


【銀座店】
中央区銀座5-10-6 第一銀座ビル1階
電話:03-6274-6333
定休日:無休(不定休あり)
営業時間:9時~22時
アクセス:東京メトロ (銀座線、丸ノ内線、日比谷線)銀座駅A1番出口を出て、「ミレニアム 三井ガーデンホテル東京」へ向かう。「ミレニアム 三井ガーデンホテル東京」と「獺祭ショップ」の間の通りを進むと右側に見える。銀座駅(4丁目交差点)から徒歩4分。
最寄りのランドマーク:ミレニアム 三井ガーデンホテル東京