13.朝から食べる

エッグスンシングス Eggs’n Things銀座店

 銀座1丁目のビルにあるハワイで人気のパンケーキ店。関東では「銀座店」の他、「原宿店」、「横浜山下公園店」、「湘南江の島店」、「お台場店」が、そして関西では、大阪の「心斎橋店(→ 大阪 グルメバイブル・朝から食べるの頁を参照)」と「神戸ハーバーランド店」、「京都四条店(→ 京都グルメバイブル・朝から食べ るの頁を参照)」がある。今回の銀座店は、時間の都合上、実際に食べてはいない。なので、実際に行った「心斎橋店」と「京都四条店」の記事を元に作製した。
 この店のコンセプトは“All Day Breakfast”ということで、朝に限らず、昼でも夜でも美昧しくボリューム感のあるブレックファーストメニューを楽しめるのである。ホームページによれば、料理は朝食アラカルトを中心としたボリューム感のあるグランドメニュー、17時以降のディナータイムには、ハワイを感じられるロコフードやボリュームのあるアメリカンな料理など等が楽しめるらしい。
 店のコンセプト通り、この店は朝の9時から営業しているため、朝食を食べるにはうってつけの店なのである。しかしながら、平日でも開店前から店の前には行列ができ、土日・祝日は子供連れ客で長い行列となる。
 店内は白を基調とした明るい雰囲気で、1階だけでなく2階にもテーブル席があり、かなりの大箱店である。入店すると「おはようございます!アロハ〜!!」というディズニーランドのキャストのようなノリで、明るい声をかけられる。
 メニューを見ると、人気のパンケーキやワッフル、クレープの他、肉卵料理、オムレツ、そして地元ハワイアンに人気のスペシャルメニューなどがある。もちろん、この店の名物はホイップクリームが山盛りのパンケーキであるが、朝から山盛りのホイップクリームはちょいと厳しいので、朝食にお勧めしたいのが、もう一つの人気商品「ホウレン草とベーコンエッグス・ベネディクト」。これはイングリッシュマフィン(食べてみるとほぼ食パンのよう)にベーコンとホウレン草の炒めものをのせ、そこに更にポーチドエッグをのせてオランデーズソース(薄いマヨネーズのようなソース)をかけたもの。これが意外にも美味しく、朝食としてはお勧めである。付け合わせに皮付きのフライドポテトが大量に付いてくるが、塩味だけだと飽きるので、後半はハインツのケチャップをつけて食べるといい。飲み物の定番は、ブラジル原産のアサイーを使った「アサイーバナナヨーグルト」。アサイー自体には若干香りがあるものの、酸味や甘みなどの個性はないので、バナナとヨーグルトがそれを補っていて飲みやすい。
 「エッグスンシングス」で人気のパンケーキは、生地がプレーンのものと生地に好みのフルーツやチョコなどを入れて焼いたものの2種類がある。生地に素材を入れたパンケーキにはホイップクリームが付かないが、プラス200円で追加することも可能だ。一番人気の「ストロベリーホイップクリームとマカデミアナッツ」は、ホイップクリームは軽くて良いのだが、イチゴがフレッシュなものではなく、煮たいわゆるコンポートなので食べ飽きてしまう。しかも、生地は薄いタイプで、フワッとした厚めの生地が好みの僕の評価は、どうしても低くなってしまう。
 この日の店内はほぼ満員状態だったにもかかわらず、料理は注文後10分くらいで出てきた。この種の店としては回転が早い方なので、行列に並んでも思ったほど待たされないかも。しかしながら、開店15分前の8時45分に並べば、ほぼ1回転目で食べられるので、その方がより確実かも知れない。店内は禁煙であり、ベビーカーも利用できるなど、子供連れの客に対する細かな配慮がなされているのもいい。(2020年2月追加)
https://www.eggsnthingsjapan.com/ginza/

中央区銀座1丁目8-19 キラリトギンザ4階  
電話番号:03-6264-4949
定休日:無休(不定休あり)
営業時間:9時〜22時
予算:ストロベリーホイップクリームとマカデミアナッツのパンケーキ1180円、ホウレン草とベーコンのエッグスベネディクト1200円
アクセス:東京メトロ銀座線、日比谷線・銀座駅A8出口を出て、銀座中央通りを京橋方向へ進む。「松屋銀座」、「銀座 伊藤屋」、「メルサ銀座二丁目店」を過ぎたら右側にあるビル。銀座駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:メルサ銀座二丁目店
お勧めポイント:朝から夜まで本格的なハワイアン・ブレックファーストが食べられる

このビルの4階です ランチタイムは大行列です 店の中でも待っています ビルの店舗なので、大阪や京都のような1階にある平屋の店舗とは雰囲気が異なる 飲み物の定番は、ブラジル原産のアサイーを使った「アサイーバナナヨーグルト」。アサイー自体には若干香りがあるものの、酸味や甘みなどの個性はないので、バナナとヨーグルトがそれを補っていて飲みやすい 人気商品「ホウレン草とベーコンエッグス・ベネディクト」 これはイングリッシュマフィン(食べてみるとほぼ食パンのよう)にベーコンとホウレン草の炒めものをのせ、そこに更にポーチドエッグをのせてオランデーズソース(薄いマヨネーズのようなソース)をかけたもの。これが意外にも美味しく、朝食としてはお勧めである ポーチドエッグの断面 付け合わせに皮付きのフライドポテトが大量に付いてくるが、塩味だけだと飽きるので、後半はハインツのケチャップをつけて食べるといい 「ストロベリーホイップクリームとマカデミアナッツ」のパンケーキ ホイップクリームは軽くて食べやすいイチゴはフレッシュなものではなく、煮たいわゆるコンポートなので食べ飽きてしまう

よもだそば 銀座店

 日本橋と銀座に2店舗を展開するファストフード蕎麦店。店内には椅子があるものの、ほぼ駅にある立ち食いそば屋と考えた方が分かりやすいかも。店の看板には、蕎麦屋らしからぬ「自家製麺とインドカレーの店」と書かれているが、やはり、この店のお勧めは、決して蕎麦ではなくインドカレーなのである。
 先ずは、入口にある自動券売機で食券を購入。朝の7時〜11時までの時間帯には、「半よもだカレー」と「たぬき蕎麦」がセットになったセットメニュー(Cセット)がある。しかし、お腹いっぱいになると後の取材に影響するので、「よもだカレーライス」の方をチョイス。ちなみに、ハーフサイズもあるが、写真を撮影する都合上、無理してフルサイズにした。
 奥の調理場で食券を渡すと、すぐにトレイにのせられたカレーが渡される。縦長の細長いカウンター席に座り、じっくり見てみると、具材は手羽元が1本だけ入ったシンプルなカレーである。口に含むと、まずトマトによる酸味が口の中を覆い、続いてタマネギやココナッツミルクによる甘みが押し寄せる。ルーはサラサラで、クミンやブラックペッパーなどのホールスパイスを感じさせる南インド風のカレーだ。インド料理の専門店であれば、掲載しないくらいのレベルであるが、朝から食べられる立ち食い蕎麦屋のカレーと考えれば、十分美味しいと思う。(2020年1月追加)
http://www.yomoda-soba.com

中央区銀座4-3-2 銀座白亜ビル1階 
電話番号:03-3566-0010
定休日:無休
営業時間:7時~22時半
予算:よもだカレーライス520円、半よもだカレー290円、Cセット410円(7時〜11時)
アクセス:東京メトロ銀座線・銀座駅A9出口を出て、「山野楽器」を過ぎ、「「FURLA」、「Apple銀座」の角を左折する。100mほど進むと左側にある。
最寄りのランドマーク:FURLA、Apple銀座
お勧めポイント:早朝からスパイスの香る南インド風カレーが食べられる

昨年オープンしたイタリアのチョコレート店「Venchi(残念ならグルメバイブルには掲載されず)」の並びにあります ココです! 入口はかなり狭いです 朝の7時〜11時までの時間帯には、「半よもだカレー」と「たぬき蕎麦」がセットになったセットメニュー(Cセット)があります 「よもだカレーライス」の方をチョイス。ちなみに、ハーフサイズもあるが、写真を撮影する都合上、無理してフルサイズに 具材は手羽元が1本だけ入ったシンプルなカレーである。口に含むと、まずトマトによる酸味が口の中を覆い、続いてタマネギやココナッツミルクによる甘みが押し寄せる。ルーはサラサラで、クミンやブラックペッパーなどのホールスパイスを感じさせる南インド風のカレーだ

赤坂一龍 別館

 雪濃湯(ソルロンタン)の専門店。雪濃湯とは韓国伝統料理の1つで、牛骨や牛肉を長時間煮込んで作るコムタンスープのような白濁したスープ。韓国料理店で見かけることがあるが、専門店というのは、僕は初めて。副菜として、中皿の韓国海苔とキムチ、カクテキ、他に小皿が8皿と、ライスがセットで出てくる。小皿の副菜だけがおかわり自由で、副菜は何人で行っても同じ量しか出てこないらしい。雪濃湯はほどんど味付けしていないので、卓上の塩コショウを加え、各々の好みの味に調節して食べる。とてもアッサリしているので、朝食として食べるには最適だ。専門店と言っても、他に頬肉の蒸した“スユック”や海鮮と野菜の“チジミ”、牛肉と春雨の炒め物“チャプチェ”などもあるので、これらでマッコリや生ビールを飲んだ後、締めに雪濃湯というパターンもありだ。

港区赤坂2-13-16 シントミ赤坂第2ビル1階   
電話:03-3582-7008
定休日:無休
営業時間:24時間営業
予算:雪濃湯セット1575円、スユック2100円、チャプチェ2100円
アクセス:東京メトロ(丸ノ内線、銀座線)赤坂見附駅のエスカレーターを上り、ベルビー赤坂1階に出る。赤坂エクセル東急ホテルが見える広い外堀通りとは逆の右の裏通りに出て左へ。すぐに右に「富士そば」が見えるので、その角を右折。次の「Daily YAMAZAKI」、「ダイコクドラッグ」の交差点を左折し、「土佐料理・祢保希」、「赤坂 四方」を過ぎ、更に「築地 すし好」の通りを渡る。「富谷薬局」を過ぎ、「小肥羊」の向かい。東京メトロ赤坂見附駅から徒歩4分。

最寄りのランドマーク:ベルビー赤坂

お勧めポイント:本場ソウルの雪濃湯が24時間食べられる専門店

六厘舎TOKYO(朝限定の朝つけめん)

 >>うどん、蕎麦、ラーメンの頁を参照

 今回モーニングで取り上げる「朝つけめん」は、通常のつけ麺とは異なり、つけダレには魚粉が入っておらず、味も薄くあっさりとした感じ。具の内容も若干異なっているが、その分価格も安い。朝からガッツリいきたい方には、180円プラスで「朝つけ定食」というお得なセットがある。セルフで、お新香、生卵、納豆、カレー、御飯が付く。そのまま御飯と食べても、生卵を麺に絡めて釜玉風にしても、スープにカレーを足してカレーつけ麺として食べてもいいとのこと。しかし、六厘舎オリジナルの濃厚魚介系つけ麺(こちらは超お勧め!!)を食べたい方は、11時以降に行くべし。

東京都千代田区丸の内1丁目9−1   
電話:03-3286-0166
定休日:無休
営業時間:朝ラーメン7時半~9時45分(通常のつけ麺は11時~22時)
予算:朝つけめん630円(7時半~9時45分)
アクセス:JR東京駅の八重洲口地下中央改札口より出てすぐの一番街地下1階ラーメンストリート内
お勧めポイント:大人気店「六厘舎Tokyo」のつけ麺が朝から食べられる

茂助だんご

>>築地散歩の頁を参照

高はし

>>築地散歩の頁を参照

天房

>>築地散歩の頁を参照

鳥めしや 鳥藤分店

>>築地散歩の頁を参照

ミカド珈琲 日本橋本店

>>スイーツの頁を参照