チェンチcenci
 今、京都で、「キメラ(→ 京都グルメバイブル・イタリアンの頁を参照)」と共に、最も予約が取りにくいイタリアンである。店名はフィレンツェの方言で、素朴なという意味。イタリア料理店とはとても思えない外観の建物は、元々普通の日本家屋だったものを、地下に掘り下げてリノベーションしたものだという。なので、現在の2階が元の1階であり、1階のメインダイニングの部分は地下にあたる。
 ドアを開けるとアンティークなイメージの不思議な空間。ドアが2つあり、正面のドアは2階に、そして左はカウンター席とメインダイニングへ繋がっている。木材をふんだんに使用したメインダイニングは吹き抜けになっており、中央にはヨーロッパ的なR(丸み)をイメージした木の柱が鎮座している。このような斬新なインテリアのレストランを見たのは初めてで、一見の価値があるデザインだ。
 この日はランチだったが、ディナーと同じ12000円のコースで予約。まずは、オーナーシェフである坂本さんが挨拶に来てくれ、その後「グリッシーニ」とオリーブオイルが運ばれてきた。ドリンクメニューにあった料理毎に出てくるペアリングワインは、酒の弱い人ならば少量にしてくれる。料金は飲んだ分に換算してもらえ、これはありそうでなかなかない優れたサービスだ。
 続いて、新潟産の豚を使って岐阜で作ったという国産のパルマ風生ハム「ペルシュウ」に、作り立てのモッツァレラチーズ、刻んだ蓮根が入った蓮根餅、そして自家製「熊本高菜のマスタード」が添えられて出てきた。作り立てのモッツァレラチーズは、焼いた「カチョカヴァロ」のような美味しさで、極薄にスライスされた「ペルシュウ」は、出来としては悪くはないが、豚肉の嫌な香りが少し気になった。「フォカッチャ」は、パンは表面がカリッとしていてオイリーで、バゲットのように香ばしくて美味しい。「青森マグロのカツレツ・カルダモンのサワークリームソース」は、マグロがレアに揚げられているので、マグロの旨味が感じられる。また、香ばしい焼きナスとカルダモン、オリーブオイル、マグロと一体となっていて調和していた。全粒粉で作ったという「冷たいトレネッテ・牡蠣とオクラ、ツルムラサキのタルタルのせ」は、広島県産のレモンを絞っていただく。酢の物のように酸味が前面に出てしまい、牡蠣が生かされていなかったが、ペアリングで、酸味のある食べ物とリースリング種(白ワイン)が合うことだけは分かった。「伝助穴子と椎茸、舞茸のスープ仕立て」は、プルンとした肉厚な伝助穴子とバジル、キノコ、松の実のスープがよく合う。「アボカドムースと生ウニ ビーフコンソメジュレ」は、茶豆や冬瓜、カボチャなどが複雑なパズルとなった微妙な美味しさ。「岩手県産ホロホロ鳥のロースト」は、トウモロコシのピューレとブルーベリー、スモークしたメキシコ産唐辛子パウダーが添えられていた。トウモロコシのピューレは甘いので、唐辛子パウダーに付けて食べた方が美味しかった。また、胸肉よりもモモ肉の方が旨味があって良かった。「フレッシュトマトとニラ、サザエのスパゲティ」は、鷹の爪が入ったピリ辛味。悪くはないが、例えて言うなら中華料理っぽく、洗練された味とは言えない。1つ目のデザート「銀杏のクレープ・晩柑のコンフィチュール」は、クレープというよりもモチっとした「どら焼き」の皮に近い感じ。なかなか美味しいが、銀杏の実は不要かなと感じた。2つ目のデザート「蓮根餅カカオパウダー」は、食感も含めてイマイチだった。3つ目のデザート「桃とマスカットのデザート・ヨーグルトソース 酒粕アイス添え」は、まさに想像通りの味。飲み物の「カプチーノ」には、店名を冠した素朴なクッキーが添えており、これにて終了となった。
 なお、下記ホームページからはネット予約も可能なので、ネットで予約した方が便利である。(2019年10月追加)
http://cenci-kyoto.com
左京区聖護院円頓美町44-7  
 
電話番号:075-708-5307
定休日:月曜(月に2回、不定で日曜休みがある)
営業時間:12時〜13時、18時〜20時
予算:【ランチ】6000円、10000円、12000円、【ディナー】12000円
アクセス:京阪本線・神宮丸太町駅出入口1を出て、丸太町通を東へ進む。「京都大学・熊野寮」、「熊野神社」のある東大路通りを過ぎて次の信号を右折すると、すぐ右側にある。神宮丸太町駅より徒歩12分
最寄りのランドマーク:熊野神社、丸太町通り、東大路通り、平安神宮
お勧めポイント:古い日本家屋をリノベーションしたアーティスティックなモダンイタリアン
 2階を見ると、古い日本家屋であることが分かる
2階を見ると、古い日本家屋であることが分かる これがドア
 これがドア ドアを開けるとアンティークなイメージの不思議な空間。木材をふんだんに使用したメインダイニングは吹き抜けになっており、中央にはヨーロッパ的なR(丸み)をイメージした木の柱が鎮座している。これは2階のテーブル席からの様子で、直接1階のメインダイニング席は見えないが、中央の柱だけは垣間見える
 ドアを開けるとアンティークなイメージの不思議な空間。木材をふんだんに使用したメインダイニングは吹き抜けになっており、中央にはヨーロッパ的なR(丸み)をイメージした木の柱が鎮座している。これは2階のテーブル席からの様子で、直接1階のメインダイニング席は見えないが、中央の柱だけは垣間見える ドリンクメニュー1。料理毎に出てくるペアリングワインは、酒の弱い人ならば少量にしてくれる。料金は飲んだ分に換算してもらえ、これはありそうでなかなかない優れたサービスだ
 ドリンクメニュー1。料理毎に出てくるペアリングワインは、酒の弱い人ならば少量にしてくれる。料金は飲んだ分に換算してもらえ、これはありそうでなかなかない優れたサービスだ ドリンクメニュー2
 ドリンクメニュー2 本日のコースについて
 本日のコースについて 本日のコースの素材だけが表示されている
 本日のコースの素材だけが表示されている まずは、「グリッシーニ」とオリーブオイルが運ばれてきた
 まずは、「グリッシーニ」とオリーブオイルが運ばれてきた 続いて、新潟産の豚を使って岐阜で作ったという国産のパルマ風生ハム「ペルシュウ」に、作り立てのモッツァレラチーズ、刻んだ蓮根が入った蓮根餅、そして自家製「熊本高菜のマスタード」が添えられて出てきた。作り立てのモッツァレラチーズは、焼いた「カチョカヴァロ」のような美味しさで、極薄にスライスされた「ペルシュウ」は、出来としては悪くはないが、豚肉の嫌な香りが少し気になった
 続いて、新潟産の豚を使って岐阜で作ったという国産のパルマ風生ハム「ペルシュウ」に、作り立てのモッツァレラチーズ、刻んだ蓮根が入った蓮根餅、そして自家製「熊本高菜のマスタード」が添えられて出てきた。作り立てのモッツァレラチーズは、焼いた「カチョカヴァロ」のような美味しさで、極薄にスライスされた「ペルシュウ」は、出来としては悪くはないが、豚肉の嫌な香りが少し気になった 「フォカッチャ」は、パンは表面がカリッとしていてオイリーで、バゲットのように香ばしくて美味しい
 「フォカッチャ」は、パンは表面がカリッとしていてオイリーで、バゲットのように香ばしくて美味しい 青森マグロのカツレツ・カルダモンのサワークリームソース」
 青森マグロのカツレツ・カルダモンのサワークリームソース」 マグロがレアに揚げられているので、マグロの旨味が感じられる。また、香ばしい焼きナスとカルダモン、オリーブオイル、マグロと一体となっていて調和していた
 マグロがレアに揚げられているので、マグロの旨味が感じられる。また、香ばしい焼きナスとカルダモン、オリーブオイル、マグロと一体となっていて調和していた 全粒粉で作ったという「冷たいトレネッテ・牡蠣とオクラ、ツルムラサキのタルタルのせ」
 全粒粉で作ったという「冷たいトレネッテ・牡蠣とオクラ、ツルムラサキのタルタルのせ」 広島県産のレモンを絞っていただく
広島県産のレモンを絞っていただく 酢の物のように酸味が前面に出てしまい、牡蠣が生かされていなかったが、ペアリングで、酸味のある食べ物とリースリング種(白ワイン)が合うことだけは分かった
 酢の物のように酸味が前面に出てしまい、牡蠣が生かされていなかったが、ペアリングで、酸味のある食べ物とリースリング種(白ワイン)が合うことだけは分かった
 「伝助穴子と椎茸、舞茸のスープ仕立て」に、スープを注いでいるところ
 「伝助穴子と椎茸、舞茸のスープ仕立て」に、スープを注いでいるところ プルンとした肉厚な伝助穴子とバジル、キノコ、松の実のスープがよく合う
 プルンとした肉厚な伝助穴子とバジル、キノコ、松の実のスープがよく合う 「アボカドムースと生ウニ ビーフコンソメジュレ」は、茶豆や冬瓜、カボチャなどが複雑なパズルとなった微妙な美味しさ
 「アボカドムースと生ウニ ビーフコンソメジュレ」は、茶豆や冬瓜、カボチャなどが複雑なパズルとなった微妙な美味しさ 「岩手県産ホロホロ鳥のロースト」
 「岩手県産ホロホロ鳥のロースト」 トウモロコシのピューレとブルーベリー、スモークしたメキシコ産唐辛子パウダーが添えられていた。トウモロコシのピューレは甘いので、唐辛子パウダーに付けて食べた方が美味しかった。また、胸肉よりもモモ肉の方が旨味があって良かった
 トウモロコシのピューレとブルーベリー、スモークしたメキシコ産唐辛子パウダーが添えられていた。トウモロコシのピューレは甘いので、唐辛子パウダーに付けて食べた方が美味しかった。また、胸肉よりもモモ肉の方が旨味があって良かった 「フレッシュトマトとニラ、サザエのスパゲティ」は、鷹の爪が入ったピリ辛味。悪くはないが、例えて言うなら中華料理っぽく、洗練された味とは言えない
 「フレッシュトマトとニラ、サザエのスパゲティ」は、鷹の爪が入ったピリ辛味。悪くはないが、例えて言うなら中華料理っぽく、洗練された味とは言えない 飲み物のメニュー1
 飲み物のメニュー1 飲み物のメニュー2
 飲み物のメニュー2 香りをかぐことを出来る
 香りをかぐことを出来る 1つ目のデザート「銀杏のクレープ・晩柑のコンフィチュール」は、クレープというよりもモチっとした「どら焼き」の皮に近い感じ。なかなか美味しいが、銀杏の実は不要かなと感じた
1つ目のデザート「銀杏のクレープ・晩柑のコンフィチュール」は、クレープというよりもモチっとした「どら焼き」の皮に近い感じ。なかなか美味しいが、銀杏の実は不要かなと感じた 2つ目のデザート「蓮根餅カカオパウダー」は、食感も含めてイマイチだった
2つ目のデザート「蓮根餅カカオパウダー」は、食感も含めてイマイチだった 3つ目のデザート「桃とマスカットのデザート・ヨーグルトソース 酒粕アイス添え」は、まさに想像通りの味
 3つ目のデザート「桃とマスカットのデザート・ヨーグルトソース 酒粕アイス添え」は、まさに想像通りの味 「カプチーノ」
 「カプチーノ」 「カプチーノ」には、店名を冠した素朴なクッキーが添えられていた
「カプチーノ」には、店名を冠した素朴なクッキーが添えられていた
 
		
















 
   烏丸三条から西の路地に入ったところにある・・・
 烏丸三条から西の路地に入ったところにある・・・ ココです!
 ココです! 2階はテーブル席となっており、2名〜12名様までの個室区切りが可能。しかしながら、吹き抜けとなっている2階はどうしても1階の音が反響してしまうため、1階の客の話し声の大きさによっては接待などには向かないことも
 2階はテーブル席となっており、2名〜12名様までの個室区切りが可能。しかしながら、吹き抜けとなっている2階はどうしても1階の音が反響してしまうため、1階の客の話し声の大きさによっては接待などには向かないことも 本日のメニューの素材
 本日のメニューの素材 「秋分のサラダ」に使われる野菜とハーブの一覧
 「秋分のサラダ」に使われる野菜とハーブの一覧 「サワークリームを挟んだ黒炭入りビスケット」
 「サワークリームを挟んだ黒炭入りビスケット」 オレオを模したビスケットは硬めで、サワークリームは柚子七味風味。黒色のペーストは黒ニンニクによるもの
 オレオを模したビスケットは硬めで、サワークリームは柚子七味風味。黒色のペーストは黒ニンニクによるもの 「シナモン風味のサツマイモの冷たいポタージュ」自体は、塩味が足りずぼやけた味
 「シナモン風味のサツマイモの冷たいポタージュ」自体は、塩味が足りずぼやけた味 しかし、生イクラには塩味があるのでトータル的には丁度いい
 しかし、生イクラには塩味があるのでトータル的には丁度いい 焼き立ての「胡麻のパン」
 焼き立ての「胡麻のパン」 表面がカリッとしていて中がふっくらとしている。胡麻の香りは良いが、小麦の香りに欠ける
 表面がカリッとしていて中がふっくらとしている。胡麻の香りは良いが、小麦の香りに欠ける 「鰻と青リンゴ(ブラムリー)」は写真を撮り忘れ、続く店名のオルト(菜園)をモチーフにした「秋分のサラダ」には、洋梨のピューレにローズマリーのジュレとスダチの皮が入っている
 「鰻と青リンゴ(ブラムリー)」は写真を撮り忘れ、続く店名のオルト(菜園)をモチーフにした「秋分のサラダ」には、洋梨のピューレにローズマリーのジュレとスダチの皮が入っている 野菜そのものは美味しいが、このソースと合うかと言えば微妙だ。むしろ、こんな多くの野菜を混ぜて食べると、それぞれの野菜の美味しさが分からなくなってしまうので、温野菜のようにもっとシンプルでもよいのではないだろうか
 野菜そのものは美味しいが、このソースと合うかと言えば微妙だ。むしろ、こんな多くの野菜を混ぜて食べると、それぞれの野菜の美味しさが分からなくなってしまうので、温野菜のようにもっとシンプルでもよいのではないだろうか 「マナガツオのソテー・バターナッツと青ミカンソース」
 「マナガツオのソテー・バターナッツと青ミカンソース」 マナガツオの火の通り方がミディアムレアで最高だ。キリッと塩味の効いた青ミカンのソースも良かった
 マナガツオの火の通り方がミディアムレアで最高だ。キリッと塩味の効いた青ミカンのソースも良かった 「冬瓜と子持ち鮎の自家製フェットチーネ」
 「冬瓜と子持ち鮎の自家製フェットチーネ」 タイのグリーンカレーのような味付けで、これは美味しい!
 タイのグリーンカレーのような味付けで、これは美味しい! 「焼きナスのジェラート・粒ヘシコとキノコのマリネ添えて」
 「焼きナスのジェラート・粒ヘシコとキノコのマリネ添えて」 ジェラートの焼きナス以外は、ほぼ和食と言っても良いくらいの味で微妙だ
 ジェラートの焼きナス以外は、ほぼ和食と言っても良いくらいの味で微妙だ 「京都で養殖された七谷鴨のフリットとロースト」は、モモがフリット、ロースがローストに調理されており、ピーナッツソースはまあまあ
 「京都で養殖された七谷鴨のフリットとロースト」は、モモがフリット、ロースがローストに調理されており、ピーナッツソースはまあまあ 締めの「鴨カレー」
 締めの「鴨カレー」 スパイシーな辛口のカレー。これは、もはやイタリア料理店のレベルと言うよりもカレー専門店のレベルだ
 スパイシーな辛口のカレー。これは、もはやイタリア料理店のレベルと言うよりもカレー専門店のレベルだ 「台湾ウーロン茶のゼリーと梨」は、梨がシャーベット、すりおろし、角切りといろいろ混ざっていて、サッパリとして美味しい
 「台湾ウーロン茶のゼリーと梨」は、梨がシャーベット、すりおろし、角切りといろいろ混ざっていて、サッパリとして美味しい 「イチジクのコンポートとシナモンのジェラート」
 「イチジクのコンポートとシナモンのジェラート」 コーヒーで炊いた小豆がアクセントになっている
コーヒーで炊いた小豆がアクセントになっている エスプレッソと小菓子で終了となった
 エスプレッソと小菓子で終了となった 小菓子
小菓子 二条城南側の御池通りの・・・
 二条城南側の御池通りの・・・ ココです!
 ココです! 明るいオープンキッチンのカウンター席の店内には、ゆったりとジャズが流れている
 明るいオープンキッチンのカウンター席の店内には、ゆったりとジャズが流れている ドリンクメニュー。本日のグラスワインは、スパークリングワインが1種類と赤白各2種類ずつで、この他にプレミアムモルツの生ビールもあった
 ドリンクメニュー。本日のグラスワインは、スパークリングワインが1種類と赤白各2種類ずつで、この他にプレミアムモルツの生ビールもあった 昼はコースメニューしかないようだが、逆に夜はアラカルトメニューしかなく、シェアして食べるスタイル。手書きのアラカルトメニューを見ると、とにかく魚貝類が豊富だ。とくに冷前菜は、目移りするほどの品揃えである
昼はコースメニューしかないようだが、逆に夜はアラカルトメニューしかなく、シェアして食べるスタイル。手書きのアラカルトメニューを見ると、とにかく魚貝類が豊富だ。とくに冷前菜は、目移りするほどの品揃えである 「香住のかにクリームコロッケ・トマトソースで」や「リストランテ野呂のメンチカツ・デミグラスバルサミコで」、「京丹波高原豚のトンテキ・りんごじょうゆソースで」などといったこれってイタリアン?と思うようなメニューも見受けられるが、これはシェフが「洋食 おがた」にいたことが影響しているものと思われる。アラカルトメニューには価格が表示されていないが、実際には京都の日本料理ほどの値段ではなかった。また、この店の一皿は通常の1.5人前ほどであるが、僕のような一人飯客でも、品数が食べられるよう量を調整してもらえるのがありがたい
 「香住のかにクリームコロッケ・トマトソースで」や「リストランテ野呂のメンチカツ・デミグラスバルサミコで」、「京丹波高原豚のトンテキ・りんごじょうゆソースで」などといったこれってイタリアン?と思うようなメニューも見受けられるが、これはシェフが「洋食 おがた」にいたことが影響しているものと思われる。アラカルトメニューには価格が表示されていないが、実際には京都の日本料理ほどの値段ではなかった。また、この店の一皿は通常の1.5人前ほどであるが、僕のような一人飯客でも、品数が食べられるよう量を調整してもらえるのがありがたい 京都のイタリアンらしく箸もある
 京都のイタリアンらしく箸もある まず、出てきた突き出しの「人参のマリネ」は、ほんのりと甘く、サッパリとしていた
 まず、出てきた突き出しの「人参のマリネ」は、ほんのりと甘く、サッパリとしていた 本日の冷前菜の盛り合わせを、1名用のスモールポーションにしてくれた。中でも「天然真鯛」、「マナガツオの炙り」、「ハマチのタタキ」、「金目鯛の炙り」、「海老と完熟アボガドのタルタル」などが良かった。
 本日の冷前菜の盛り合わせを、1名用のスモールポーションにしてくれた。中でも「天然真鯛」、「マナガツオの炙り」、「ハマチのタタキ」、「金目鯛の炙り」、「海老と完熟アボガドのタルタル」などが良かった。 こちらもスモールポーションにしてくれた「香住のかにクリームコロッケ・トマトソースと」
 こちらもスモールポーションにしてくれた「香住のかにクリームコロッケ・トマトソースと」 トマトソースで食べるよりも、ウスターソースで食べた方が美味しかった
 トマトソースで食べるよりも、ウスターソースで食べた方が美味しかった 「スナップえんどうのカルボナーラ仕立て」は、濃厚な黄身ソース自体は良かったが、スナップエンドウには火が通り過ぎていたのが残念
 「スナップえんどうのカルボナーラ仕立て」は、濃厚な黄身ソース自体は良かったが、スナップエンドウには火が通り過ぎていたのが残念 バゲット
 バゲット 人気の「リストランテ野呂のメンチカツ・デミグラスバルサミコで」も、スモールポーションにしてくれた
 人気の「リストランテ野呂のメンチカツ・デミグラスバルサミコで」も、スモールポーションにしてくれた マスタードをたっぷりと塗り、ソースと絡めるように食べると美味しい。しかし、ナイフで切ると肉汁が溢れ出してしまうので、切らずにそのまま食らいついた方が、もっと美味しく食べられるかも。また、付け合わせのマッシュポテトをソースに絡めて食べても最高だった
 マスタードをたっぷりと塗り、ソースと絡めるように食べると美味しい。しかし、ナイフで切ると肉汁が溢れ出してしまうので、切らずにそのまま食らいついた方が、もっと美味しく食べられるかも。また、付け合わせのマッシュポテトをソースに絡めて食べても最高だった パスタは素材を選び、客の好みの味をリクエストできる。この日の素材は、「活オマール海老」、「釜揚げシラス」、「天然真鯛の一夜干し」、「アサリ」、「海老」など。僕は「活オマール海老」をチョイスし、トマトソース味、スパゲッティを50gで注文
 パスタは素材を選び、客の好みの味をリクエストできる。この日の素材は、「活オマール海老」、「釜揚げシラス」、「天然真鯛の一夜干し」、「アサリ」、「海老」など。僕は「活オマール海老」をチョイスし、トマトソース味、スパゲッティを50gで注文 残念ながらトマトソースには深みがなく、オマール海老の旨味が十分出ているとは言えなかったが、それでも、十分合格点を出せるレベル
 残念ながらトマトソースには深みがなく、オマール海老の旨味が十分出ているとは言えなかったが、それでも、十分合格点を出せるレベル 
  この日のデザートは、「番茶のパンナコッタ」と「ヘーゼルナッツセミブレッド」、「グレープフルーツのプリン」の3つであったが、珍しい「グレープフルーツのプリン」をチョイス
 この日のデザートは、「番茶のパンナコッタ」と「ヘーゼルナッツセミブレッド」、「グレープフルーツのプリン」の3つであったが、珍しい「グレープフルーツのプリン」をチョイス トロトロとした食感に加え、クレームブリュレのように濃厚な味だ。カラメルソースに微かにグレープフルーツの香りが感じられて美味しかった
トロトロとした食感に加え、クレームブリュレのように濃厚な味だ。カラメルソースに微かにグレープフルーツの香りが感じられて美味しかった

























 


















 
  





















 祇園花見小路から少し入った小路の・・・
 祇園花見小路から少し入った小路の・・・ ココです!
 ココです! オープンキッチンのカウンター席
 オープンキッチンのカウンター席 本日のコースの食材
 本日のコースの食材 料理は「レアな車海老と梨のスリ流し・生姜風味」からのスタート
 料理は「レアな車海老と梨のスリ流し・生姜風味」からのスタート これは微妙な美味しさ
 これは微妙な美味しさ 続く「2種のウニと人参のピューレ・オマール海老の出汁」は海の旨味満載で、これは美味い!と思うような逸品
 続く「2種のウニと人参のピューレ・オマール海老の出汁」は海の旨味満載で、これは美味い!と思うような逸品 パンはフォカッチャのように柔らかい
 パンはフォカッチャのように柔らかい 「白甘鯛のフォアグラ入りサバイヨンソース」らしい。酸味のあるマヨネーズのようなソースで、味が複雑で調和がなくこちらも微妙。白甘鯛は皮が揚げられおり、身の火の通し方は良かった。また、グリーンアスパラには生ハムが巻かれてローストされている
「白甘鯛のフォアグラ入りサバイヨンソース」らしい。酸味のあるマヨネーズのようなソースで、味が複雑で調和がなくこちらも微妙。白甘鯛は皮が揚げられおり、身の火の通し方は良かった。また、グリーンアスパラには生ハムが巻かれてローストされている 「伝助穴子の炭火焼・ビーツのリゾット」
 「伝助穴子の炭火焼・ビーツのリゾット」 関西風の鰻の蒲焼のようにカリッとしていて、蒲焼きのタレの様なソースも香ばしさを感じる。ビーツのリゾットともよく合い、ゴールドラッシュのかき揚げも美味しい
 関西風の鰻の蒲焼のようにカリッとしていて、蒲焼きのタレの様なソースも香ばしさを感じる。ビーツのリゾットともよく合い、ゴールドラッシュのかき揚げも美味しい 「じっくりとローストした淡路島の新玉葱」
 「じっくりとローストした淡路島の新玉葱」 玉葱の蓋を開けると・・・
 玉葱の蓋を開けると・・・ くり抜かれた中には、牛頰肉の煮込みとフォアグラ、サマートリュフが入っていた
 くり抜かれた中には、牛頰肉の煮込みとフォアグラ、サマートリュフが入っていた 口直しの「柚子のソルベ」には、原了郭の柚子辛が振られている
 口直しの「柚子のソルベ」には、原了郭の柚子辛が振られている パプリカとトマトソース
 パプリカとトマトソース 手渡しされた「鮎の唐揚げ」の尻尾にはキャビアがのっており、先ずはキャビアの部分をそのまま食べ
 手渡しされた「鮎の唐揚げ」の尻尾にはキャビアがのっており、先ずはキャビアの部分をそのまま食べ 頭から腹の部分はパプリカとトマトソースを付けて食べる
 頭から腹の部分はパプリカとトマトソースを付けて食べる 「淡路島の鱧・神戸牛のコンソメと京野菜」。コンソメを注いでくれているところ
 「淡路島の鱧・神戸牛のコンソメと京野菜」。コンソメを注いでくれているところ 想像通りの美味しい味
 想像通りの美味しい味 「熟成された神戸牛のロースト」
 「熟成された神戸牛のロースト」 焼肉のタレの様にほんのりと甘い。サマートリュフと京都産の静むらさきが添えられていた
焼肉のタレの様にほんのりと甘い。サマートリュフと京都産の静むらさきが添えられていた 「フランス産チーズの盛り合わせ」
 「フランス産チーズの盛り合わせ」 デザートの「フランス産チョコのガナッシュと奄美大島のパッションフルーツ」が出てきたが、これはとろけるように美味しかった
 デザートの「フランス産チョコのガナッシュと奄美大島のパッションフルーツ」が出てきたが、これはとろけるように美味しかった 完熟マンゴーとマンゴーピューレ・ホワイトチョコ、ココナッツミルク」
完熟マンゴーとマンゴーピューレ・ホワイトチョコ、ココナッツミルク」 
  カプチーノ
 カプチーノ 小菓子
小菓子
 




































































































