深化
谷町6丁目にある少し変わった隠れ家的なバー。この店はお酒が美味しいとか、食べ物が美味しいとかといったことで掲載したわけではなく、この雰囲気を楽しんでもらいたくて掲載したバーである。何でも正式名称は「潜水艦バー 深化」というらしい。その名の通り、店内は潜水艦を模した映画のセットのようなインテリアで、「劇団維新派」の美術さんが手がけたのだという。
まず、この店がどこにあるかを探すのが大変だ。暗い通りに面した家と家の隙間の細い小路の突き当たりにあるのである。しかも、暗い店の前に立ってみても、このドアを本当に開けても良いかどうか躊躇してしまうほどミステリアスなのだ。
ドアを開けると、店内は「海底二万里」の潜水艦ノーチラス号を彷彿させるようなクラシックな潜水艦の艦内。暗くてとても狭く、左側にカウンター席、右側に小上がりと言おうか、何か不思議なテーブル席がある。どちらの席もディズニーランドでしか見かけないような独特の雰囲気がある。そのディテールはトイレにまで及び、よくぞ作ったなあ~という美術さん世界観がそこに広がっている。
しつこいようだが、この店はダイニングバーでもオーセンティックバーでもないので、美味しいアテや気の利いたカクテルの類いはない。あくまでも、唯一無二の世界観を楽しめる素敵なデザイナーズバーなのである。(2016年2月追加)
http://macaro-ni.jp/11372
大阪市中央区安堂寺町1-1-10
電話番号:06-6766-2768
定休日:水曜
営業時間:19時~翌3時
予算:メニューがなかったので不明だが、とにかく安い
アクセス:地下鉄谷町線、長堀鶴見緑地線・谷町六丁目駅6番出口を出て左へ。一つ目の交差点(オレンジ薬局)を左折し、最初の交差点をすぐに右折する。「Times駐車場」を過ぎ、「川本鋼球」の手前のT字路を左折するとすぐ右側の民家の間の小路奥。谷町六丁目駅から徒歩4分
最寄りのランドマーク:川本鋼球株式会社
お勧めポイント:まるで映画のセットのような潜水艦バー
この通りから入った小路にありますが、小路がどこにあるか分かります?ココですが、外に看板が全くないので、小路を入っていって良いのかどうかも微妙な雰囲気です意を決して入っていきます。フラッシュを焚いたのこのように見えますが、実際は真っ暗です突き当たったココです。僕のキャノンの高感度カメラで写してもこんなに暗い感じです暗すぎるのでフラッシュを焚くとこんな感じ。「深化」という文字がハッキリとアに浮かんで見えますカウンター席。小上がりの席も撮影しようとしましたが、あまりの暗さに何が何だか分からなかったので、掲載することは断念唯一カクテルらしい「ジントニック」を注文他に気の利いたものはなかったので、同じような「ジンライム」を注文トイレに向かうと、なにやら怪しい通路が・・・トイレのドアを開けたら真っ暗で何も見えない。これがスイッチ?トイレを高感度カメラでオート撮影するとこんな感じフラッシュを使うとこんな感じになります