8.焼肉、肉料理

中央区

炭火やきとり 森田

 淡路町にある人気の焼き鳥店。客席はカウンター席しかなく狭いが、煙が立ちこめないとても清潔感のある焼き鳥店である。メニューを見ると、この種の焼き鳥店にしてはコースの値段がリーズナブルである。お酒は日本酒やワインなどいろいろとある。ノーベル賞の晩餐会でも使われたシャンパン「フランク・ボンヴィル」のブラン・ド・ブランや純米酒を中心とした日本酒のセレクトが良かった。特に日本酒は、山形の「十四代」や「山法師」、「洌」、三重の「而今」、秋田の「新政」、青森の「田酒」、宮城の「日高見」、長野の「大信州」、岡山の「多賀治」などがあった。
 まずはキリンの「ハートランドビール」と「塩ダレきゅうり」、鶴岡の「だだ茶豆」を注文。「塩ダレきゅうり」と「だだ茶豆」ともに日本料理店のような丁寧な仕事がされていて、美味しかった。メニューを見ると、焼き鳥の種類は思ったほどなく、どうしようかと迷ったあげく、結局は1650円とお得な「おまかせ串7種コース」を注文。
 若い店主が焼く焼き鳥は、どれも塩味、焼き方ともに良く、ジューシーだった。ただ唯一、「笹身・本わさび」だけはちょっと火が入りすぎていたのが残念。コースの中で最も美味しかったのは、赤身の旨みと歯ごたえが良かった「心(ハツ)」とトロトロの「とろ肝(白レバー)」であった。コスパが抜群に良く、憶えておいて損のない店であろう。(2016年2月追加)

大阪市中央区淡路町3-4-13 東和ビル1階  
電話番号:06-6232-1810
定休日:日曜・祝日
営業時間:18時~なくなり次第終了
予算:おまかせ串7種コース1650円
アクセス:御堂筋線・本町駅・北改札口1番出口を出て、広い御堂筋を右へ。「淡路町3」交差点(サンクスあり)を右折し、1つ目の交差点を左折してすぐ右側のビル。本町駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:淡路町3交差点
お勧めポイント:コスパ抜群な人気の焼き鳥店

このビルです店の前には「十四代」と「而今」の瓶が並べられていますカウンター席ワインリストすぐできる一品メニュー焼き鳥のメニューサラダと揚げ物のメニュー食事のメニュー日替わりのメニュー日本酒のメニュー。「十四代」と「而今」はプレミアム価格で高めキリンの「ハートランドビール」とウーロン茶山形県鶴岡産の「だだ茶豆」は、日本料理店のような丁寧な仕事がされていた「笹身・本わさび」だけはちょっと火が入りすぎていたのが残念口直しの大根おろしは味がないので醤油を入れた「捏ね(つくね)」は柑橘系の味がして少し甘め「とろ肝(白レバー)」はトロトロの美味しさ「塩ダレきゅうり」「せせり(首肉)」「椎茸」はスダチを搾って塩で、あるいは醤油でも美味しかった「心(ハツ)」これが最も美味しかった「大手羽」「焼きチーズ」

レッドロックRed Rockアメ村店

 淡路町にある人気の焼き鳥店。客席はカウンター席しかなく狭いが、煙が立ちこめないとても清潔感のある焼き鳥店である。メニューを見ると、この種の焼き鳥店にしてはコースの値段がリーズナブルである。お酒は日本酒やワインなどいろいろとある。ノーベル賞の晩餐会でも使われたシャンパン「フランク・ボンヴィル」のブラン・ド・ブランや純米酒を中心とした日本酒のセレクトが良かった。特に日本酒は、山形の「十四代」や「山法師」、「洌」、三重の「而今」、秋田の「新政」、青森の「田酒」、宮城の「日高見」、長野の「大信州」、岡山の「多賀治」などがあった。
 まずはキリンの「ハートランドビール」と「塩ダレきゅうり」、鶴岡の「だだ茶豆」を注文。「塩ダレきゅうり」と「だだ茶豆」ともに日本料理店のような丁寧な仕事がされていて、美味しかった。メニューを見ると、焼き鳥の種類は思ったほどなく、どうしようかと迷ったあげく、結局は1650円とお得な「おまかせ串7種コース」を注文。
 若い店主が焼く焼き鳥は、どれも塩味、焼き方ともに良く、ジューシーだった。ただ唯一、「笹身・本わさび」だけはちょっと火が入りすぎていたのが残念。コースの中で最も美味しかったのは、赤身の旨みと歯ごたえが良かった「心(ハツ)」とトロトロの「とろ肝(白レバー)」であった。コスパが抜群に良く、憶えておいて損のない店であろう。(2016年2月追加)

大阪市中央区淡路町3-4-13 東和ビル1階  
電話番号:06-6232-1810
定休日:日曜・祝日
営業時間:18時~なくなり次第終了
予算:おまかせ串7種コース1650円
アクセス:御堂筋線・本町駅・北改札口1番出口を出て、広い御堂筋を右へ。「淡路町3」交差点(サンクスあり)を右折し、1つ目の交差点を左折してすぐ右側のビル。本町駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:淡路町3交差点
お勧めポイント:コスパ抜群な人気の焼き鳥店

ビルの1階にあるココです開店前にすでに行列ができていますが、東京店と比べるとかなり少ないですまずは券売機で食券を購入メニューです2人で分けて食べるにはドリンクを注文する必要があります。観光客対策?・・ドリンクメニューにはお酒がいろいろステーキメニューも充実店内は丼屋というよりパブのようなインテリアこれが「ローストビーフ丼」卵の黄身がのっています。そしてマヨネーズのような特製ヨーグルトソースもよくマッチしています肉をどけるとタレのかかったご飯が出現「ボルケーノキッチン」のローストビーフ丼。「レッドロック」より高めで、ガーリックバターソースはご飯に染みていません「ボルケーノキッチン」のローストビーフ丼の背が高い理由は、半熟卵が先端に入っているからでした肉をどけるとタレが染みていない白米が

淀川区

請来軒(ちんらいけん)

 昭和36年創業の十三の人気焼肉店。店舗が火事で焼失してしまったため、昨年この場所に仮店舗をリニューアルオープンした。以前に、名古屋市立大眼科の臼井先生からこの店のことを教えてもらい、ずっと行きたいと思っていた。今回、たまたま大阪を訪れる機会があり、ついに念願の訪問となった。しかしながら、利用した飛行機の到着時間が遅かったため、遅めの時間で電話予約を入れると、予約できるのは18時までとのこと。それ以降の時間は、混んでいたら並ばなければならないらしい。なので、18時以降に訪れる場合には、必ず電話で混み具合を確かめることをお勧めしたい。
 ネットで調べてみると、土曜日だけはランチタイムから営業しており、昼間なら予約が必要のないくらい空いているとのことだったので、今回は昼間に訪問。店舗は酒屋の横の階段を上がった2階にある。開店時間の12時ジャストに訪れると、既に常連客がビールを飲んでいた。店内は、オープンキッチンのL字型のカウンター席とテーブル席が1つ、そして小上がりの個室が1つという小さな店である。店主も含め、従業員は全員競馬好きなのか?皆さんカウンター内にある競馬中継に夢中のようだった。
 この店ではオーダーを受ける度に、店員が肉の塊から肉を切り出す。まずは、その日のベストな肉を盛り合わせた「おまかせ6種盛り(1人前150g)」と生ビールを注文。生ビールはキリンの「ブラウマイスター」である。「おまかせ6種盛り」には、メニューに掲載されていない部位も含まれる。この日メニューに掲載されていない部位で良かったのは、牛の背中の肩ロース部分「クラシタ」とクラシタのさらに下にあるリブロース部分「ハネシタ(ざぶとん)」の2つ。両方とも赤身の熟成された肉の旨みが感じられてお見事の一言。とりわけ、肉の繊維が繊細で柔らかい「クラシタ」がお勧めだ。「ハネシタ」は「クラシタ」に比べると脂肪分がより多く、若干歯ごたえが感じられる。サイドメニューの「キムチ」は、魚介系の旨みたっぷり美味しさで、キュウリが入っていて白菜キムチとオイキムチが混ざったような感じだ。サッパリとした酢醤油でいただく「豆もやし」は、ビールのお供にピッタリ。さらに、締めは京都の 「新福菜館 本店(→ 京都グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 のヤキメシを彷彿させる黒っぽい色をした「焼き飯」。細かく刻まれたニンジンが微妙なアクセントとなっていて美味しい。
 ちなみに、ロースターの上の換気扇口が小さいため、店内は多少煙たい。また、店内が狭く人気店なため、2時間の制限時間がある。さらに、クレジットカードが使えないのでご注意を。それにしても、メニューに掲載されていない「クラシタ」や「ハネシタ」などの「上肉(1600円~)」以外の肉の値段は安く、また来たいと思わせる素晴らしい店である。(2015年7月追加)

大阪市淀川区十三本町1-14-20 2階  
電話番号:06-6390-173
定休日:日曜、祝日の月曜
営業時間:【平日】16時~23時、【土曜】12時~22時
予算:おまかせ6種盛り2000円、焼き飯700円
アクセス:阪急・十三駅西改札を出て、アーケード街を進み、通りに出たら東京三菱UFJ銀行があるので左折。「松屋」の前の信号を右に渡り、吉野家のあるサカエマチ商店街からは入り、最初の交差点角の酒屋の2階。阪急・十三駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:サカエマチ商店街、東横イン西口
お勧めポイント:熟成した牛肉の旨みを味わえる素晴らしい焼肉店

右奥のマンションみたいなのが、東横イン西口

この酒屋の2階にある

階段を上って2階へ

L字型のカウンター席

テーブル席

右が小上がりの個室

メニュー

メニューのアップ。レギュラー肉の値段は400円~1400円とそれほど高くないが、メニューに掲載されていない「クラシタ」や「ハネシタ」などの「上肉」は、1600円~と高めなのでご注意を

生キャベツはタレに漬けて口直しに

タレには刻みネギ入り

生ビールはキリンのブラウマイスター

「おまかせ6種盛り」

豆もやし

キムチ

オイキムチが入っている!?

左がクラシタ、右がハネシタの盛り合わせ

これがクラシタ

これがハネシタ

締めはパラッと焼かれた「焼き飯」がお勧め

細かく刻まれたニンジンが入っています

北区

焼鳥 市松

 北新地にある日本トップレベルの焼き鳥店。日本料理の 「弧柳(→ 大阪グルメバイブル・日本料理の頁を参照)」へ伺うときに通りがかり、気になったので後日取材することに。
 店内は、デザイナーズレストランのようにとてもスタイリッシュで高級感がある。L字型のカウンター席の奥には、スポットライトで浮かび上がるように焼き台が配置されている。まるで、全てが計算し尽くされているかのようなインテリアだ。奥には4名用の半個室のテーブル席が一つだけある。
 この店は比内地鶏をメインに河内鴨なども使った焼き鳥店で、6500円のコースしかない。コースを一通り食べ終えた後で、コースで出た焼き鳥やコースにない焼き鳥を別料金で追加注文できる。お酒は日本酒やワインなど一通り揃っているが、特別目を引くものはなかった。唯一気になった大阪の地ビール・箕面ビールは、「ヴァイツエン」と「スタウト」の2種類しかなかったが、スモーキーな「ヴァイツエン」よりも「スタウト」の方がよかった。
 コースに出てくる料理は全て、素材、火の通し方、塩加減ともに完璧で、申し分ない。特に、コースの中に出てきた「リコッタチーズのおでん」や「低温調理されたレバーと漬物」などといったアイディアに富んだ驚きのものもあった。「鶏ご飯」だけは炊きたてではないのでイマイチだったが、それ以外はどれも美味しく、十分満足できるものであった。このレベルの味でかつこの雰囲気の店であれば、東京の銀座なら倍以上の値段であってもおかしくはないかも。大阪の銀座といわれる北新地にありながら、 実に良心的な店である。(2016年2月追加) 

大阪市北区堂島1-5-1 エスパス北新地23 1階  
電話番号:06-6346-0112
定休日:日曜
営業時間:18時~22時半
予算:コース6500円
アクセス:地下鉄四つ橋線・西梅田駅、JR東西線・北新地駅から「ドージマ地下センター」を進み、C92番出口から出て左へ。「みずほ銀行」の角を左折して進むと、一つ目の交差点の左角にある。JR東西線・北新地駅、地下鉄四つ橋線・西梅田駅から徒歩4分
最寄りのランドマーク:みずほ銀行堂島支店
お勧めポイント:大阪ナンバーワンの焼き鳥店

「堂島ホテル」の向かいにある「みずほ銀行」の角を左折しますこのビルです焼き鳥店とは思えないシックでモダンな外観店内もデザイナーズレストランかなと思えるくらいの良い雰囲気「箕面ビール」と烏龍茶を注文したら、両方とも錫のコップで出てきたコースの最初に出てきたのは何と「リコッタチーズのおでん」続いて出てきたのは「鶏のタタキ」。中央にあるのはジュレ状の醤油ムースだったような気がするたぶん「せせり(首肉)」焼き具合はこんな感じで、ベストな火の通し方だ「ずり(砂肝)」忘れたが「鶏の卵管」のように見えるが・・・「チューリップ(手羽中)の唐揚げ」もかなり美味しいはっきり憶えていない「手羽」も完璧な焼き上がり驚くほど粘り気があった「山芋」もネットリとした美味しさ「三角(ぼんちり)」「蕪」も甘くて柔らか「皮」「低温調理されたレバーと漬物」は絶妙な取り合わせ「河内鴨のあんかけ」「焼きチーズ」は北海道のものを使用「レバー」「つくね」「鶏ご飯」と「スープ」最近の焼き鳥店で出されるスープは、混濁あるいは臼濁りの鶏白湯のことが多いが、この店のスープは澄んだ清湯スープデザート

どおぞの

 北新地にある人気の鯨料理専門店。すぐ近くに支店の「新どおぞの」があるが、こちらの方は小上がりになっていて、鯨料理以外に「おでん」も出すカジュアル店である。ビルの1階にあるこの本店は、入口の右側にカウンター席、左側に2名用のテーブル席が2つ、そして奥に掘りごたつの個室がある。メニューを見ると、鯨肉のいろいろな部位を使った料理が目白押しである。また、近くの「新どおぞの」からは、おでんもデリバリーできるという。グラス売りの日本酒は6種類しかないのが残念だが、四合瓶売りの日本酒やグラス売りの焼酎の品揃えは充実している。
 この店の名物は何と言っても「鯨はりしゃぶ鍋」。これは大阪名物の「はりはり鍋(水菜と鯨肉の鍋)」のしゃぶしゃぶバージョンであるが、「ころ(脂肪の多い鯨肉を揚げ、油を絞った残りを乾燥させたもの)」、「鹿の子(顎から頬にかけての関節周辺の肉で、脂肪の中に筋肉が散り霜降り状態のもの)」、「赤身」の3種類の鯨肉を使ったしゃぶしゃぶなのだ。食べてみると、「赤身」は熟成した肉の酸味があり、「ころ」は独特のクセがある。脂肪と赤身のバランスの良い「鹿の子」がクセがなくお勧めである。追加アイテムとして、「鯨うね須(下あごから腹にかけての肉で鯨ベーコンに使う部位)」もある。「鯨はりしゃぶ鍋」には、黒七味のような山椒系の薬味が出てくるが、これは鯨の風味が好きな人は入れなくても良いが、苦手な人は入れた方が美味しく味わえるかも。「鯨はりしゃぶ鍋」で最も魅力的なのは実は水菜や鯨肉などの具材ではなく、最後の締めの「雑炊」なのである。ふわっふわの卵でとじられた雑炊は、鯨の出汁の旨みが染み出ていて、これだけ食べても十分元が取れるくらい美味しい。
 鍋以外では「鯨ベーコン」がお勧め。質の高い鯨肉のベーコンは生姜醤油に玉葱のスライスを添えてにいただくともう最高である。「鯨竜田揚げ」は味付けが甘く、かつての給食の竜田揚げとは全く異なるのでお勧めではない。凍ったルイベ状態で出される「特選鯨・尾の身」は、美味しいと言えば美味しいが、溶けると線維がバラバラになってしまい、食感が良くなく、値段を考えるとお勧めと言うほどではない。おでんでは、「鯨さえずり」は臭いが独特だが、柚子胡椒をき効かせて食べるとヌルッとした食感がいい。「鯨ころ」は普通で、「牛すじ」はボンズ味で出だされるがこちらも普通。
 ちなみに、お土産として「どおぞのの鯨カレー」や「鯨大和煮缶詰」、「鯨須の子大和煮缶詰」、「鯨玄界漬け缶詰」、「釜飯(要40分)」などがある。それにしても、鯨料理は素材自体が高いため、どうしてもコスパが悪くなってしまうが、この点は悪しからずご了承願いたい。(2016年1月追加)

大阪市北区曽根崎新地1-5-6 新地VIPビル1階  
電話番号:06-6345-5221
定休日:日曜・祝日
営業時間:17時半~23時半(土曜は22時半まで)
予算:鯨はりしゃぶ鍋2700円、コース5300円、6300円、8500円
アクセス:JR東西線・北新地駅、地下鉄四つ橋線・西梅田駅からドージマ地下センターへ向かい、C60出口の右側から出る。すぐに角を左折して北新地を進む。「カラオケ館」、「セブンイレブン」、「REX BILD」を過ぎるとすぐ左側のビル。北新地駅、西梅田駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:カラオケ館
お勧めポイント:北新地にある人気の鯨料理専門店

ビルの1階の奥にありますカウンター席狭いテーブル席奥の掘りごたつのある個室鯨料理メニュー鯨以外のメニューお酒のメニュー生ビールはサントリーの「マイスターズドリーム」で、突き出しは「加賀の金時草のお浸し」「鯨ベーコン」非常に質の良いベーコンだ生姜醤油に玉葱のスライスを添えてにいただくのがベスト生姜醤油と辛子も悪くない「特選鯨・尾の身」は凍ったルイベ状態で出される「鯨竜田揚げ」は味付けが甘く、かつての給食の竜田揚げとは全く異なる。添えられているのはズッキーニの天ぷら断面「新どおぞの」のおでんメニュー1 「新どおぞの」のおでんメニュー2おでん「牛すじ」はボンズ味でおでん「鯨さえずり」は臭いが独特だが、柚子胡椒をき効かせて食べるとヌルッとした食感がいいおでん「鯨ころ」は普通鍋の準備これが「はりはり鍋」の語源となったシャリシャリっとした水菜店の人が何と言ったか覚えていないが、黒七味のような山椒と七味を合わせたような薬味左が鯨肉三で、右が追加注文した「鯨うね須(下あごから腹にかけての肉で鯨ベーコンに使う部位)」上から「赤身」、「鹿の子(顎から頬にかけての関節周辺の肉で、脂肪の中に筋肉が散り霜降り状態のもの)」、「ころ(脂肪の多い鯨肉を揚げ、油を絞った残りを乾燥させたもの)」「鯨うね須」鍋がスタンバイ最初は店員さんがお手本を見せてくれる完成状態これが最後の締めの「雑炊」。ふわっふわの卵でとじられた雑炊は、鯨の出汁の旨みが染み出ていて、これだけ食べても十分元が取れるくらい美味しい茶碗によそったところ。まずはこのまま食べるそして、海苔を入れて食べるさらに、薬味を入れてピリ辛で食べる

一鶴 西梅田店

 丸亀市に本店を持つ創業60年の「一鶴」の支店。登録商標となっている名物の「骨付鶏」は、骨付きの鶏モモ肉を鉄板で焼いたもので、今や香川県のソウルフードとも言われている。
 店内は焼き鳥店とは思えないくらい明るく、まるでファミレスのように広い。右側にはカウンター席もあり、居酒屋にもかかわらず分煙されていているのがいい。現在のところ、四国以外では 「横浜西口店(→ 横浜グルメバイブル・焼き鳥の頁を参照)」 と「心斎橋店」、そしてこの「西梅田店」の3店舗しかないので、香川以外では貴重な店といえる。
 先ずは「サッポロ生」と「エビスの黒生」を使った「ハーフアンドハーフ」を注文。この店の名物「骨付鳥」は、前述のように骨付き鶏のモモ肉を丸ごと1本使用したもの。「おやどり」と「ひなどり」の2種類があるが、「おやどり」は硬く噛みごたえがあり、常連好みの濃厚な味わい。また、「おやどり」は硬いため、予め切れ目が入っている。これに対し、「ひなどり」は柔らかくてジューシー。「硬いものが苦手な初心者にはひなどりの方が良いだろう」と横浜グルメバイブルでは書いたが、実際のところ、本当に硬いのは肉と言うよりむしろ皮の方で、肉自体は地鶏程度の硬さ。なので、皮を除いて食べさえすれば、圧倒的に味の濃い「おやどり」の方が美味しく、お勧めである。
 「骨付鳥」はステンレスの平皿で供され、皮目はカリッとしている。同じ歯ごたえのある「骨付鳥」でも、宮崎の「丸万焼鳥 本店」で食べたシンプルで香ばしくレア感のあるものとは全く違う。特製スパイスで味付けされているそうだが、基本は塩味で、唐辛子のようなピリ辛の味が食欲をそそる。ステンレス皿には肉汁と脂が滴り落ち、添えられた生キャベツを付けて食べると、サッパリとリセットされる。この他に人気なのは「かわ酢」。揚げた鶏皮にポン酢と削り節がかかっているだけなのだが、これはごく普通の美味しさ。
 締めのご飯は「とりめし(スープ付き)」と「おむすび(スープ付き)などがあるが、お勧めは「とりめし」。「とりめし」は上に錦糸玉子と生姜がのっていて濃い醤油味。これが、味の濃い「おやどり」と交互に食べることで至福の美味しさとなる。付いてくる鶏皮入りのスープも美味しい。
 ちなみに、かなりの人気店なので、予約してから行くことをお勧めする。下記のウェブ上ホームページからは真空パックのものを地方発送してくれる。(2016年1月追加)
http://www.ikkaku.co.jp

大阪市北区曽根崎新地1-3-26 ぐらんぱれビル4階  
電話番号:06-4798-0817
定休日:無休
営業時間:【月曜~金曜】17時~22時半、【土日・祝日】11時~22時半
予算:おやどり1008円、とりめし(スープ付き)462円
アクセス:JR東西線・北新地駅、地下鉄四つ橋線・西梅田駅からドージマ地下センターへ向かい、C60出口の右側から出る。すぐに角を左折して北新地を進む。「カラオケ館」、「カラオケBIG ECHO」を過ぎ、右のセブンイレブンの入っているビル。北新地駅、西梅田駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:カラオケ館、カラオケBIG ECHO
お勧めポイント:香川県のソウルフードの骨付鶏が食べられる

このビルの4階です店内は焼き鳥店とは思えないくらい明るく、まるでファミレスのように広いカウンター席もありますメニュー1 骨付鶏メニュー2 骨付鶏以外骨付鶏の食べ方テイクアウトメニュー「サッポロ生」と「エビスの黒生」を使った「ハーフアンドハーフ」とウーロン茶「かわ酢」は。揚げた鶏皮にポン酢と削り節がかかっているだけのごく普通の美味しさ「おやどり」が運ばれてきた紙エプロンをもらってスタンバイ紙ナプキンを巻いて手づかみ口直しに、むしりキャベツを脂に漬けて食べる締めの「とりめし」「とりめし」は、上に錦糸玉子と生姜がのっていて濃い醤油味鶏皮の入ったスープは優しい味

バルバッコア

 “シュラスコ”とは、鉄串に刺した牛肉や豚肉、鶏肉、果物などを炭火による遠赤外線でじっくりと焼き上げた料理。塩で味付けがされており、ニンニクやハーブなどで香り付けされたものもある。もちろん、そのまま食べても美味しいが、どの店も2種類くらいのソースが付いてくる。銀座グルメバイブルを作成したときに初めて本格的なシュラスコを食べ、アメリカで食べた赤身肉のステーキ以来の肉の旨みに感動。決して和牛のような高級肉ではないが、肉をよく知る文化からでこそ生まれた料理である。
 大阪には現在のところ「梅田店」と「心斎橋店」の2店舗があるが、今回は「梅田店」を訪問。「梅田店」の入口には大きなガラス張りのワインセラーが置かれている。客席は計113席とかなりの大箱店でるが、土日は予約しなければ入られないほどの人気である。「シュラスコ」の料金には、シュラスコとデザート、サラダ、その他ブラジル料理の食べ放題が含まれている。また、平日のランチタイムのみノンアルコールドリンクの飲み放題もついている。デザート、サラダ、ドリンクは自分で取りに行かなければならないが、肉はプラスチックの札を緑にすると、札を裏返しにしてストップしない限り、鉄串を持った店員が入れ替わりやって来て切り分けてくれる。
 牛肉はいろいろな部位を楽しむことができるが、特に「ピッカーニャ(腰から尻にかけての部位=イチボ)」や「コステラ・デ・ボイ(スペアリブ)」、「ローストチキン」などが美味しい。また、肉以外の食べ物も充実している。ポテトチキンスープ「カウド・ヴェルテ」は、ケールを入れて飲むとクミンの様な香りがして食前のスープとして最適。また、きめ細かなパン粉で揚げられた鶏肉ジャガイモコロッケ「コッシーニャ」も、ネットリとしていて意外と美味しい。とりわけ、サラダバーの充実ぶりには目を見張る。しかし、シュラスコについてきた醤油ガーリックソースとビネガーソースはどれもイマイチで、むしろつけない方が美味しく感じられる。食べ飽きてきたときには、サッパリとしたビネガーソースか、サラダバー横のブラックペッパーや香辛料を使って変化をつけるといい。
 ちなみに、「梅田店」は、東京の「丸の内店」に比べると塩味や火の通りが不安定だったので、行くのなら、「心斎橋店」の方が良いのかもしれない。また、土日・祝日に行くなら早めの予約が必要となる。(2015年11月追加)

【梅田店】
大阪市北区梅田2-2-22 ハービスプラザエント5階  
電話番号:050-5571-7156
定休日:無休(年末年始を除く)
営業時間:11時~14時、17時~22時
予算:シュラスコ・ランチ3200円(土日・祝日は3600円)、シュラスコ・ディナー4800円、フリードリンクセット(ランチ90分)1500円、(ディナー120分)1500円~2500円
アクセス:JR大阪駅を大丸梅田店側から出て、阪神梅田本店へ渡って右へ進むと正面に「ヒルトンプラザウェスト」があるのでその隣のビル(大阪四季劇場が入っているビル)。JR大阪駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:JR大阪駅、大丸梅田店、阪神梅田本店、ヒルトンプラザウェスト
お勧めポイント:本格的なシュラスコが食べられる
http://barbacoa.jp/umeda/

【心斎橋店】
大阪市中央区心斎橋筋1-1-10 キュープラザ(Q PLAZA)心斎橋8階  
電話番号:050-5868-5973
定休日:無休(年末年始を除く)
営業時間:【月曜~金曜】11時半~14時、17時半~22時、【土日・祝日】11時半~15時、17時半~22時
アクセス:地下鉄御堂筋線、長堀鶴見緑地線・心斎橋駅から地下街・クリスタ長堀に入り、キュープラザ心斎橋・南10出口のエスカレータを上がるとすぐ目の前。心斎橋駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:心斎橋筋、長堀通、ZARA大阪心斎橋店
http://barbacoa.jp/shinsaibashi/

左の高い建物が「ヒルトンプラザウェスト」で、右の丸いビルが「ハービスプラザエント」ライオンキングのこのビルです8階のエントランス受付横にはカウンターバーが・・・ガラス張りのワインセラーも・・・店内は細長い構造サラダバーやその他の料理コーナー横にも席がある充実したサラダバーポテトチキンスープ「カウド・ヴェルテ」は、ケールを入れて飲むとクミンの様な香りがして食前スープとして最適きめ細かなパン粉で揚げられた鶏肉ジャガイモコロッケ「コッシーニャ」もネットリとしていて美味しいシュラスコのメニューシュラスコの「醤油ガーリックソース」と「ビネガーソース」はどちらもイマイチで、つけない方がむしろ美味しく食べられる。しかしながら、食べ飽きてきたときのビネガーソースは悪くないオフ状態のプラスチック札裏返すとオン状態になり、スタート「ソーセージ」は皮が厚くてスモーキー「ローストチキン」は柔らかくハーブの味が「ハラミ」は少し牛肉の臭みがあるが、肉の旨みを感じていい「ランプ」はジューシーさがなくイマイチイチボの「ペッパーステーキ」は味が濃くそれなりに美味しい「豚肩ロース」は火が入りすぎで脱水状態「イチボ」は切らずに塊ごと供される東京・丸ビル店で食べた「イチボ」は最高だったが、この店の「イチボ」は残念ながら焼きすぎで、表面が焦げている部分もイチボの「ガーリックステーキ」は旨い

福島区

一十(いちじゅう)

 若い店主が営む福島の焼き鳥店。JR福島駅から商店街を抜けると、角に白壁の店舗が見える。店内に入ると、そこには僅か10席だけのカウンター席が・・・。 
 実は、この店の店主は近くにある福島の名店 「あやむ屋(→ 大阪グルメバイブル・肉料理の頁を参照)」 の出身らしい。確かに焼き鳥メニューを見ると、品数こそ少ないが「あやむ屋」とほぼ同じで、焼き鳥の種類によって味が選べるのも同じだ。違いは、塩、タレ、ポン酢、梅肉の他に「スパイス」がないことと、単品でも1本から注文できることくらいだ。また、「あやむ屋」の「八串セット」が2100円であるのに対し、この店の「おまかせコース(7串・自家製豆腐付き)」は1250円と格安。単品もこちらが150円~200円なのに対し、「あやむ屋」の同じ単品は250円~330円で、こちらの方がかなり安めとなっている。
 問題の味は、通常の焼き鳥店に比べればもちろん良いのだが、修業先の「あやむ屋」と比較すると、いろいろな面で物足りない感じが否めない。しかしながら、コスパは抜群に良く、店主のこれからの伸び代にも期待したいところだ。(2016年2月追加)

大阪市福島区福島8-17-5  
電話番号:06-6442-0423
定休日:不定休
営業時間:17時半~12時(素材がなくなり次第終了となるので要確認)
予算:せせり200円、はつ160円
アクセス:JR環状線・福島駅出口を出て左へ。踏切を渡り、「ミスタードーナツ」の手前を左折して線路に沿って進む。Y字路を右に進むと「大阪信用金庫」、「上福島診療所」、「セブンイレブン」を過ぎ、あみだ池筋を渡って福島遊歩商店街のアーチ(「聖天通」沿い、「ゆたか歯科クリニック」がある)を過ぎると右角にある。JR福島駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:大阪信用金庫・上福島支店、あみだ池筋、聖天通
お勧めポイント:福島の名店「あやむ屋」出身の若手料理人による焼き鳥

この「福島遊歩商店街」のアーチを過ぎ・・・向かい側に渡ると、右角に白い建物がありますココです店内はカウンター席のみ焼き鳥のメニューは「あやむ屋」とほぼ同じで、焼き鳥の種類によって味が選べるのも同じ。違いは1本でも注文できることと、こちらの方が価格が安いことその他の食べ物メニューコースでなかったので「豆腐」はないが、突き出しのキャベツは「あやむ屋」と同じここからは「あやむ屋」の焼き鳥と比較してみてほしいが、「ささみわさび」も見た目がそっくり「ずり(砂肝)」「皮」「せせり(首肉)」「はつ」「つくね」だけはタレでいただく「なんこつ(ひざナンコツ)」この日は焼き鳥2軒目でお腹いっぱいだったので、口直しに「フルーツトマト」を注文

あやむ屋

 福島にある丹波地鶏を使ったミシュラン1つ星の焼き鳥店。店内は入口側に小さなテープル席と奥にL字型のカウンター席があり、ミシュラン1つ星店とは思えないくらい昭和の雰囲気が漂う店だ。
 それにしても、この店にはいろいろなこだわりが感じられる。まず、ウーロン茶がウーロン茶のシャンパンと言われる「香檳(しゃんぴん)烏龍茶」で、ビールはサントリーの「プレミアムモルツ」とキリンの「ハートランド」なのである。また、お酒の種類こそあまり多くはないが、日本酒、焼酎、ワインなどがまんべんなく揃っている。
 この店は基本的にコースからスタートすべきである。というものも、通常の単品の焼き鳥は2本単位で注文しなければならないが、コース後ならば1本単位での注文が可能となるのだ。さらに、コースでなければ食べられないものもある。例えば、鶏のお造り一番人気の「つくね」は、「あやむコース」では食べられるが、もしも単品で食べたければ、「お造り盛り合わせ」として注文しなければならない。
 「あやむコース」はこの店で最も高いフルコースメニューであるが、「八串セット」が最もコスパが良いと思う。単品の焼き鳥は素材によって、「塩」、「タレ」、「スパイス」、「ポンズ」の味付けから選べるが、肉は塩で、内臓はタレで食べるのがお勧めだ。しかし、この店で使用する塩は多少舌に刺激を感じる辛めの塩なので、口当たりの柔らかな塩であれば更に完璧になると思う。
 まず出てきた突き出しは、何故か埼玉県の川越市から取り寄せているという「豆腐」。鶏のお造りの僕の一押しは「鶏ユッケ」で、真っ赤な玉子の黄身とコチュジャンがブツ切りのササミと良く合う。半分はそのまま食し、残り半分を一味と山椒をかけて食べれば2度美味しく味わえる。一方、焼き鳥のお勧めは「三角(ボンジリ)」と「せせり(首肉)」、「ズリ(砂肝)」。通常の「三角」は、ほぼ皮と皮下脂肪だけだが、この店のボンジリは肉が付いていて他では味わえない食感だ。「せせり」も首肉とは思えないほど厚みがあり、とてもジューシー。実をいうと、一番のお勧めは「つなぎ」と「背肝」で、両者ともホルモンのようなトロトロの脂の何とも言えない食感がいい。「肝(レバー)」は特に頼まなくても良いが、「つなぎ」と「背肝」だけは是非タレでいただきたい逸品である。さらに、塩で食べる「まるナンコツ」も美味しい。これは一般に言う「ひざナンコツ」のことで、一般の店ではなかなか食べられない逸品だ。この他では、「ハツ」や「ねぎま」なども良かった。さらに、ワサビを使った焼き鳥は「ささみワサビ」と「ムネわさび」の2種類あるが、もしも食べるなら、「ささみ」の方がお勧めだ。これには白醤油のようなタレがかけられているのがこの店のオリジナルである。
 ちなみに、カードは1万円以上でなければ使えないのでご注意を。また、店内は禁煙かつ携帯電話禁止なので、とても居心地がいい。週末は混み合うが、平日なら意外と入ることができるかも。(2016年2月追加)

大阪市福島区福島5-17-39  
電話番号:06-6455-7270
定休日:日曜・祝日
営業時間:17時半~21時半
予算:あやむコース4600円、八串セット2100円
アクセス:JR環状線・福島駅を出て右へ。駅前通(なにわ筋)を進み、「福島交番」と「マクドナルド」の間の交差点を右折する。「養老乃滝」、T字路を過ぎ、次の「止まれ」の標識のある交差点を左折する。右に公園を見ながら進むとすぐ右側にある。JR福島駅より徒歩5分
最寄りのランドマーク:JR福島駅、福島交番
お勧めポイント:ミシュラン1つ星のB級焼き鳥店

寂しい通りにある・・・ココですカウンター席この店で最も高額なフルコースメニュー「あやむコース」焼き鳥の単品メニュー1焼き鳥の単品メニュー2お酒メニュー1お酒メニュー2お酒メニュー3お酒メニュー4一品メニューご飯メニューコスパの良い「八串セット」鶏のお造りのメニューまず出てきた突き出しは、何故か埼玉県の川越市から取り寄せているという「豆腐」と「キャベツ」「わさび焼き」は「ささみワサビ」と「ムネわさび」の2種類あるが、これは弾力のある「ムネわさび」だったような気がする「ねぎま」「皮」「つくね」はイマイチ「まるナンコツ」は食べておきたい逸品「ズリ(はつ)」「こころ(ハツ」鶏のお造りの僕の一押しの「鶏ユッケ」真っ赤な玉子の黄身とコチュジャンがブツ切りのササミと良く合う半分はそのまま食し、残り半分を一味と山椒をかけて食べれば2度美味しく味わえる「背肝」「せせり(首肉)」「つなぎ」「わさび焼き」の「ささみワサビ」「肝(レバー)」「三角(ボンジリ)」は肉が付いていて他では味わえない食感

都島区

京松蘭

 京橋にある食べログで人気の焼肉店。エレベーターで4階まで上がると、店の前には芸能人お断りの表示が・・・。聞くところによると、これは焼肉に集中してほしいという店主のポリシーから書いたことらしい。店内はボックス型のテーブル席しかないが、僕のような一人飯の客にも対応してくれるのがありがたい。
 メニューを見るとコースメニューしかなく、しかも「レディースコース」と「京松蘭コース」の2コースのみ。「レディースコース」は女性向けに量が少なめになっているが、肉のクオリティは全く同じである。しかも、男性でも「レディースコース」の注文が可能とのこと。コースにはおかわり自由なライス、キムチ、モヤシのナムル、スープ、そして無料のウーロン茶が付いている。また、霜降り肉が苦手な人には赤身肉に、ホルモンが苦手な方は他の肉に変更してくれるサービスもある。
 初めてとなる今回は、量が少なめの「レディースコース」を注文した。どの肉も肉質が最高レベルの霜降り肉だったので、むしろ赤肉にすれば良かったと思ったほど素晴らしい肉だった。しかし問題は、甘いタレも含めて肉の食べさせ方がイマイチだということ。タレ、ポン酢、醤油、塩コショウ、ワサビ塩など、いろいろと食べ方を指示されたが、その食べさせ方がせっかくの肉のポテンシャルを引き出していなかったのである。しかし、その値段とこのボリュームを考えれば、コスパの良い優良店であること間違いないと思う。
 ちなみに、当日以外の予約12時~16時までの受付という縛りがあることと、クレジットカードは使えないのでご注意を。(2016年2月追加)

大阪市都島区片町2-11-22 京橋ROOBO4階  
電話番号:06-6881-7555
定休日:不定休(月曜日が多い)
営業時間:17時半~売り切れまで
予算:レディースコース(男性もOK)4800~5500円、京松蘭コース6000~6500円
アクセス:JR京橋駅北出口を出て、京阪電車・京橋駅へ向かう。「京阪百貨店」の右側の通路を抜け、京阪モールにある「新星堂書店」、「ケンタッキーフライドチキン」を過ぎ「京阪電車・京橋駅・片町口改札口」方向へ向かう。交差点に出て左に曲がるとすぐ右に見えるビル。JR京橋駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:京阪電車・京橋駅・片町口改札口
お勧めポイント:コスパの良い京橋の人気焼肉店

JR京橋駅の北口を出て、向かいにある京阪電車・京橋駅へ向かいます右横の通路を通って片町口改札口方面へ向かいますこの通路を進みます片町改札口を過ぎたこの交差点を左折して、高架下をくぐると・・・このビルが見えますエレベーターで4階へ上がりますメニューはアラカルトメニューはなく、2つのコースのみ京松蘭コースレディースコースギンギンに冷えた生ビールと無料のウーロン茶コースに付いているおかわり自由な「白菜キムチとカクテキ」コクがあって美味しい「もやしのナムル」は普通タレは少し甘めで僕好みではないまず最初に出てきたのは「ローストビーフ」ポン酢で食べるこれは「リブロース」だったかな?「サーロイン」と「厚切りタン」は塩コショウで「ヒレ肉」このワサビをのせて塩で食べたものは忘れましたすき焼き風にして食べたのは確か「ミスジ」だったような・・・この時点になると全く覚えていません途中でコースに付いているスープも注文してみました。見よ!このボリューム。魚介系の風味も感じられる玉子スープだ