21.編集後記
 
グルメバイブルを読んだ皆様にいつも質問されるのは、“掲載している店全部に行っているのか?”ということです。答えは“もちろんYES!”です。それどころか、必要だと思った店には必ず複数回行っています。さらに言わせていただくなら、取材した全店をグルメバイブルに掲載しているわけではなく、僕が載せるに値すると思った店しか掲載していないのです。実際に掲載している店の数は、総取材店のおよそ1/2~1/3くらいです。ですので、掲載している店は、多くの有名店の中から一定レベルにあると判断された店なのです。
さらに皆さんが分かりやすいよう3つにランク分けしました。 
“美味しいものを食べられて良いですねえ”とも良く言われますが、一日最低5~6軒以上取材するというノルマは、正直結構きついです。目標を達成するには、お腹いっぱいにならないよう残さなければなりませんので、心も痛みます。特に、1人で数品を注文する中華料理店やフレンチのコース料理などを取材するときが最もつらいときです。 
 今回の「Dr.陳の名古屋B級グルメバイブル」は、2009年の日本網膜硝子体学会版「Dr.陳の名古屋B級グルメバイブル」をベースにリメイクしたものです。前回に比べると、掲載店舗数は4倍以上になりました。また、B級枠の予算をちょっと超えてしまうものの、ぜひ掲載したいと思った店には「ちょっとA級」という表示をつけて掲載させていただきました。何分手作りですので至らぬところもあるかと思いますが、現在発売されているどの名古屋グルメ本や食べログなどより、タイムリーかつ有用な情報を網羅できたと思っています。ちなみに、今回の冊子のアップデート版は、「名古屋グルメバイブル2012」として北大眼科ウェブサイトにも掲載されています。学会ホームページからか、検索エンジンで“グルメバイブル”と入力して頂ければ閲覧することができますので、こちらの方も是非ご覧になってください。 最後に、この冊子を制作するにあたり、取材を手伝っていただきました名古屋市立大学眼科の臼井英晶先生に感謝致します。

2011年12月7日 北海道大学大学院眼科学分野