エッグスンシングス
Eggs ‘n Things 心斎橋店
京都グルメバイブルで取り上げた「エッグスンシングスEggs ‘n Things」の大阪店である。大阪にはこの心斎橋店の他に、ユニバーサルスタジオ前の「ザ パーク フロント ホテル店」がある。また、関西には「京都四条店」や「神戸ハーバーランド店」が、関東には第1号店である「原宿店」の他、「横浜山下公園店」、「湘南江の島店」、「お台場店」、「銀座店」、「さいたま新都市店」などが、さらにその他のエリアでは、「名古屋PARCO店」と「福岡天神店」がある。
店のコンセプトは“All Day Breakfast”。つまり、朝に限らず、昼でも夜でも美昧しくボリュームのあるブレックファーストメニューが楽しめるのだ。ホームページによれば、料理は朝食アラカルトを中心としたボリューム感のあるグランドメニューで、17時以降のディナータイムは、ハワイを感じられるロコフードやボリュームのあるアメリカンメニューも楽しめるらしい。
店のコンセプトのそのままに朝の9時から営業しているため、朝食を食べるのにもうってつけな店なのである。しかも意外なことに、京都店とは違って平日には行列ができないため、とても入りやすい。
店内は白を基調とした明るい雰囲気で、結構な大箱店である。メニューを見ると、人気のパンケーキやワッフル、クレープの他、肉卵料理、オムレツ、そして地元ハワイアンに人気のスペシャルメニューなどいろいろある。この店の名物はホイップクリーム山盛りのパンケーキであるが、朝から山盛りのホイップクリームはちょいときつい。なので、僕が朝食にお勧めしたいのは、もう一つの人気商品「エッグスベネディクト」。これはイングリッシュマフィン(食べてみるとほぼ食パンのよう)にベーコンとホウレン草の炒めものをのせ、そこにポーチドエッグをのせてオランデーズソース(薄いマヨネーズのようなソース)をかけたもの。これが意外にも美味しかったので、ついつい他の店のエッグベネディクトも食べてみたくなった。
そこで調べてみると、この店の他に大阪にはハワイやアメリカで人気の朝食店、いや、正確には朝食メニューのある有名店がいくつか見つかった。まずは、国際会議場がある福島のハワイの店「ボガーツカフェBOGART’S CAFE」を訪れた。この店はダイアモンドヘッドの麓にあるカフェの支店で、マクドナルドのようなセルフ方式である。メニューを見ると。複数店を取材する僕にとって嬉しいハーフサイズのモーニングメニューがあったのでそれを注文。この店のオランデーズソースはトリュフ風味が特徴とのことであったが、全体的な味も含めて星なしの評価となった。続けて2店目の「サラベスSarabeth’s大阪店」を訪問。この店は「ニューヨークの朝食の女王」と賞され、多くのセレブリティに愛される人気のレストランである。この日を含めて2日間にわたって、この店の名物の「クラッシックエッグベネディクト」と大阪限定発売の「バターミルクパンケーキ」を食べてみたが、結果はどちらも星なしの評価となった。
話がそれてしまったが、「エッグスンシングス」で人気のパンケーキは、生地がプレーンのものと生地に好みのフルーツやチョコなどを入れて焼いたものの2種類がある。生地に素材を入れたパンケーキにはホイップクリームが付かないが、プラス200円で追加することも可能だ。一番人気の「ストロベリーホイップクリームとマカデミアナッツ」は、ホイップクリームは軽くて良いのだが、イチゴがフレッシュなものではなく、煮たいわゆるコンポートなので食べ飽きてしまう。しかも、生地は薄いタイプで、フワッとした厚めの生地が好みの僕の評価はどうしても低くなってしまう。
この店の飲み物の定番は、ブラジル原産のアサイーを使った「アサイーバナナヨーグルト」。アサイー自体には若干香りがあるものの、酸味や甘みなどの個性がないので、バナナとヨーグルトがそれを補っていて飲みやすい。しかし、僕のドリンクのお勧めは、パイナップルとマンゴーのスムージーにパッションフルーツソースをかけた「ハワイアンスムージー」である。ちなみに、料理は注文後10分くらいで出てくるため、客の回転が早く、たとえ、休日の混む時間帯であったとしても思ったほど待たされない。(2015年10月追加)
https://www.eggsnthingsjapan.com/
大阪市中央区西心斎橋2-10-2 Crice Nikko西心斎橋1階
電話番号:06-6214-6214
定休日:不定休
営業時間:9時~21時
予算:エッグスベネディクト(スタンダード)1250円、(カナディアンベーコン)1350円、(スモークサーモン)1400円
アクセス:地下鉄御堂筋線、長堀鶴見緑地線・心斎橋駅4B出口を出て、「心斎橋OPA」側へ信号を渡って御堂筋を左(南側)へ進む。「アップルストア心斎橋」と「東京三菱UFJ銀行」の間の交差点を右折し、次の交差点をすぐに左折すると右側にある。心斎橋駅より徒歩4分
最寄りのランドマーク:心斎橋OPA、アップルストア心斎橋
お勧めポイント:エッグスベネディクトが美味しいハワイの人気レストラン


店内は白を基調とした明るい雰囲気
パンケーキ用ソース
アサイーバナナヨーグルト
エッグス・ベネディクト

ポーチドエッグを割ると・・・
全体の断面はこんな感じ
皮付きフライドポテトにハインツのケチャップを
パイナップルとマンゴーのスムージーにパッションフルーツソースをかけた「ハワイアンスムージー」
一番人気の「ストロベリーホイップクリームとマカデミアナッツ」
ホイップクリームは軽くて食べやすい
イチゴはフレッシュなものではなく、煮たいわゆるコンポートなので食べ飽きてしまう
ダイアモンドヘッドの麓にあるカフェの支店「ボガーツカフェBOGART’S CAFE」
セルフなのでまずはレジで注文

ハーフサイズの「エッグベネディクト」
マフィン生地は普通の角切りトーストのよう
アボガドが入っている
「サラベスSarabeth’s大阪店」は、「ニューヨークの朝食の女王」と賞され、多くのセレブリティに愛される人気のレストランの支店
名物の「クラッシックエッグベネディクト」
マフィンは3店中もっとも厚くフワッとしているが、この生地がエッグベネディクトとマッチしているか?といえば、微妙だ


このマンションの1階です
ココです! 前室のような屋根付きのウエイティングスペースと椅子があります
待っているときにウエイティングスペースから見た入口
お一人様だったが、店の奥のテーブル席に通された。相席でなかったのでゆったりと座れた
スイートパンケーキのメニュー
ミールパンケーキのメニュー
ドリンクメニュー
季節限定の「ティラミスパンケーキ」は、マスカルポーネチーズムースとホイップクリーム、ホットチョコレートがタップリ
プラス200円でドリンクセットに。ホットのアールグレイは美味しい
これが「幸せのパンケーキ」
フワフワのパンケーキが3枚と左のアイスクリームのような姿をしたのがホイップバター。このホイップバターは、ニュージーランド産のマヌカハニーと北海道産の発酵バターを使用して作れているらしいが、このパンケーキとの相性は絶妙である
左がカラメルシロップ、右がプラス100円で追加したホイップクリーム。カラメルシロップはビターテイストなのでパンケーキとの相性は微妙だ。なので、何故メイプルシロップにしなかったのか?という疑問が残った。それを補うために、プラス100円でホイップクリームを追加することをお勧めしたい
「大阪松竹座」の隣にあるためか、この赤と緑の歌舞伎色の庇が目印です
わずか一坪くらいの小さな店です
それでも、食べログのお取り寄せプリン第1位や「ぜっぴん」スイーツグランプリ初代チャンピオンにもなったこともある至高のプリンなのだ





谷町筋を進み・・・
この交差点を右折します
ココです
開店前から行列ができ、開店後は常にこんな感じです
デニッシュやクイニーアマンなどいろいろあります
焼き菓子も人気のようです
今回購入したケーキ。ケーキが移動しないように配置された細かいパッケージはお見事
「グリオット・ピスターシュ」。杏仁のような香りのするグリオット(サクランボ)がのった9層のケーキ。食べるとまずフランボワーズの香りと酸味が口の中に広がる。それに抹茶、イチゴ、チョコのスポンジの味とフワッと滑らかなピスタチオの味が複雑に絡み合って美味しい
「ラクテ」。中にチョコスポンジとチョコムースが入っており、フランボワーズの酸味が味に深みを与えている。「なかたに亭」のチョコレートケーキよりも甘めで、完成度は「なかたに亭」の方が高かった
「リヴォワール」。カシス、コーヒー、ホワイトチョコのムースのコントラストが美しいケーキである。全体的にコーヒーの味が前面に出てしまっていて、これだけはイマイチ
「ペシェ・シトロン」。モモのムースとレモンクリームのケーキ。上にモモのコンポートがのり、中にフランボワーズが入っている。これは繊細な味で美味しかった

今回購入した焼き菓子はどれも普通で、お勧めと言うほどのものではなかった
この店のストレートなネーミングの看板が気になります
ローラさんが来たことを書いたブログの記事
店主一人でやっています
メニュー
盛り付けはかなり細長いです

4つ目の交差点を右折したところ
ここです
店内
黒豆大福
小豆が香る粒餡と柔らかな羽二重餅との相性は、他店の大福では味わえない美味しさ
いちご大福
白餡との相性も悪くない
「桜大福」には羽二重餅には桜の花びらが練り込まれている
刻まれた桜の葉が入った白餡の香りも素晴らしい
すりゴマ入りの羽二重餅の「ごま大福」
小豆の粒餡とスイートポテトのようなサツマイモ餡が入っている。「サツマイモ大福」というネーミングであれば美味しいと思うが、「ごま大福」としては胡麻の風味がイモ餡に埋没してしまっている
抹茶ミルク大福
餡と言うよりは抹茶チョコと表現した方がよいくらいしっかりとした風味と食感である。クリームとの相性も悪くないが、最近他店の冷凍大福でよく見かけるような大福であり、新鮮味に欠ける
ココです
長テーブルの手前がショップ、奥がカフェという、面白い構造。インテリアもモダンで和菓子店とは思えません
カフェメニュー1
カフェメニュー2
購入した大福いろいろ
蓋を開けるとこんな感じ
「フランボワーズ大福」は、木イチゴとほんのりラム酒を効かせた白餡をビーツで染めた求肥で包んでいる
「栗大福」は柔らかく蒸した栗を一粒使用し、粒あんを求肥で包んた大福
「丹波黒豆大福」は、丹波篠山産の黒豆を使用し、豆本来の味と食感を生かすために毎朝塩ゆでして作られているという
「発芽玄米餅」は、無農薬の玄米の生命力を生かすために発芽させた玄米を使用し、餡はミネラルたっぷりの塩餡だ
「くるみ餅・枝豆あん」。これはツブツブ感のある「ずんだ餅」と違って漉したずんだを使用しているため、とても滑らかで洗練されている。甘さも絶妙で、しっかりとした歯ごたえの餅ともマッチしている


「新町しぐれ」は、純粋な小豆の風味と、ほんのりと甘さを引き立たせた蒸し菓子。第21回全国菓子大博覧会で内閣総理大臣賞を受賞した
漉し餡を圧縮してドライにしたような食感のお菓子で、お勧めではない。栗はあってもなくても印象は変わらないような気がする

試食を希望すると小さなカップで供されます
フレーバーメニュー
試食で気に入った3点を購入
これが丸いマッシュルームタイプのポップコーン
ココです
店員は笑顔が素敵な女性です
これが「新地わらび」で、「深炒きなこ」と「宇治抹茶」の2種類があります
2種類とも購入しても1100円でお釣りがくるくらいリーズナブルな値段です
今回は箱を撮り終えた時点で油断してしまい、中の写真を撮る前に食べ終えてしまいました。取材していると、たまにこんな事があるんです!
堂島ロールで有名な「パティスリー モンシェール」の別ブランド「銀座 瑠璃」のロールケーキも販売しています
ドリンクやソフトクリームのテイクアウトコーナーもあります
店内の様子
メニューより「堂島あずきロール・ソフトクリームドリンクセット」
メニューより「堂島お抹茶ロール・ソフトクリームドリンクセット」
老舗日本茶葉専門店「袋布向春園」の緑茶メニュー
「天然水削り氷」のメニュー
季節の「天然水削り氷」のメニュー
「べっぴん茶」のメニュー
「堂島お抹茶ロール・ソフトクリームドリンクセット」
「ほうじ茶ソフト」は香りに欠ける
「べっぴん茶」の「リラックス」は、緑茶とレモングラスをブレンドしたハーブティー。スッキリとしていて緑茶ともよくマッチしていた
「堂島あずきロール・ソフトクリームドリンクセット」
「抹茶ソフト」は濃くて滑らかで、甘さもちょうど良い
本日の季節のお茶「ゆず茶」も良かった
「袋布向春園お抹茶と北海道あずきの削り氷」
低温時の新雪のようにフワッとしていながらパラパラとしている。半分に濃厚な抹茶シロップが、もう半分に練乳がかけられている。北海道あずきは少なめで、全体に少し甘すぎるような気がする


12番出口の階段を上ります。上りたくない場合には、近鉄百貨店のエスカレーターで1階まで行き、近鉄タクシー乗り場から出ると、新歌舞伎座前に出ます
「新歌舞伎座」が入っている「上本町YUUFURA」
この信号を左折します
左の大きな建物が「上本町YUUFURA」。通りを挟んだPの看板のクリーム色の建物の1階にあります
入口近くにあるケーキの入ったショーケース
イートインから入口側を見たところ。手前に見える奥のショーケースはボンボン・ショコラのケース
奥のイートインスペース
ドリンクメニュー
レギュラーフードメニュー1
レギュラーフードメニュー2
日替わりフードメニュー
「カライブ(左)」と「タブレット・ド・ショコラ(右)」
「カライブ」の断面。上からビターチョコソース、チョコムース、チョコスポンジ
「タブレット・ド・ショコラ」の断面。2種類のチョコムースとしっかりとした食感のチョコスポンジが見える。チョコムースは酸味のある独特のテイスト
「アンファン」
「アンファン」の断面。キャラメルムースをミルクチョコムースで包み込んでおり、さらに外側にほろ苦いキャラメルソースがかけられている
ミルクチョコの中にカカオ香が際立つ「アプリマク」
バニラ風味のクレームブリュレとプラリネ風味のミルクチョコムースの重層感が楽しい「スフレ・オ・ショコラ・プラリネ」
「クレーム・オ・ショコラ」はカカオが濃厚であるが、少し粉っぽく滑らかさに欠ける
山椒のような香りのするネパールの胡椒が入った「ティムット」はかなり個性的で意見が分かれるだろう
「カプリスショコラ」はフルーツケーキのようなチョコレートケーキなので、これも好き嫌いが分かれると思う
「ショコラショー・カライブ」はアーモンドテイストのホットチョコレートドリンク。少し甘めであるが、テクスチャーはとても滑らかで、ミルキーかつリッチなカカオのテイストがいい。

サービスで付いてきたショコラ・ボンボン。美味しいケーキの後に食べたので、今ひとつ美味しさを感じなかった
「ラムレーズンのカトルカール」は食感が今ひとつ




地上に出ると高速が目の前に
左へ進むと「OCAT]が見える
さらに進むと「富永病院」とその関連施設である「エルカーサ富永」が見えるのでその交差点を右折する
交差点の向こうに見えるクリーム色の建物の1階がカフェ
このビル
店の外観
店内はトロピカルリゾート風のインテリア
メニューの1番人気は「リコッタチーズパンケーキ」
2番人気は「ココナッツカスタードパンケーキ」
新商品の「グラノーラパンケーキ」
エッグベネディクトもあります
パスタもあります
カプチーノは普通
これが僕のお勧めの「リコッタチーズパンケーキ」
通常のパンケーキよりも厚めの3枚
これが「ココナッツカスタードパンケーキ」
ココナッツカスタードクリームは最高に美味しい
パンケーキは薄く通常の厚さ
ホットのアールグレイはポットでサービス
角のビルの1階がこの店
ここです
入口に掲示してあったのは、「11時販売の分のプレミアムパンケーキはSOLD OUT」の表示
店内は白と赤を基調としたポップなインテリア
メニュー1「プレミアムパンケーキ」
メニュー2「季節のパンケーキいろいろ」
メニュー3「レギュラーのスイーツパンケーキ」
メニュー4「レギュラーのスイーツパンケーキ」と食「事用のパンケーキ」
メニュー5「レフレンチトースト」と「トッピングメニュー」
メニュー6「サンドイッチ」、「サラダ」、「スープ」
メニュー7「ドリンク」と「デザート」
これが「プレミアムパンケーキ」
添えられたホイップクリームとメイプルシロップ。生地のボリュームに比してホイップクリームが少ないのが残念
生地の厚さは半端ない
メイプルシロップとホイップクリームの組み合わせが最強
カプチーノは意外と美味しかった

大阪国際空港店