ル・カネトン Le Caneton
谷町六丁目駅にほど近い鴨料理が有名なフレンチ店。店舗は2階建ての小さな一軒家で、1階にカウンター席があり、2階にテーブル席がある。さらに、地下にはワインセラーもある。
この店の料理はどれも塩味にブレがなくて美味しい。しかも、コスパ抜群で、とりわけランチは3500円とお値打ち。ランチはプラス1000円でメインを鴨料理に変更ができる。この日の鴨はフランス産シャラン鴨だったが、とてもジューシーで味わい深く、トリュフソースともベストマッチであった。また、添えられている野菜の火の通し方も良く、素材の組み合わせも含めてどれも素材が生かされていた。
ちなみに、小さな店なので各階にはサービスの方が一人しかいないが、対応は淀みなくて良かった。(2015年12月追加)
http://www.le-caneton.com
大阪市中央区上本町西2-6-23
電話番号:06-6761-1717
定休日:月曜(不定休あるのでホームページで要確認)
営業時間:11時半~14時、18時~22時
予算:【ランチ】3500円(プラス1000円で鴨肉に変更可能)、【ディナー】4000円、7000円(7000円のコースは鴨肉料理あり)
アクセス:地下鉄谷町線、長堀鶴見緑地線・谷町六丁目駅3番出口を出て、すぐに左の交差点を左折した突き当たりの店。谷町六丁目駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:谷町六丁目駅3番出口
お勧めポイント:鴨料理が美味しいフレンチ店
谷町六丁目駅3番出口を出てすぐに左の交差点を左折した様子。突き当たりの白い店がこの店
ここです
1階のカウンター席
2階のテーブル席
本日は500円増しの特別メニューだった
「蝦夷ジカのパテのサンド」
バゲット
「紅ズワイガニのタルタル」。紅ズワイガニの素材自体は既製のほぐし身の冷凍物で良くなかったが、ビーツとトマトのソースや、キャビア、サワークリームとの組み合わせは絶妙で、とても美味しかった
「フォアグラのムース」は、ネットリと濃厚なフォアグラのムースと角切りのリンゴに、貴腐ワインのジュレのマッチングが最高
「和歌山産サワラのポワレ」は、サワラの上に牡蠣と春菊ペーストがのっており、ソースは白味噌のゆず風味のソース

メインの「シャラン鴨のソテー・トリュフソース」。ニンジンピューレとカラスミパウダーがアクセントになっている
ロゼ色の見事な焼き上がり
デザート


エスプレッソは香り高く最高レベルのもの
小菓子
このビルの角を左折するとすぐ
このビルの1階
左の円形に突き出た部分が、カーテンでパーティション可能な円形空間のテーブルスペース
右の奥に見えるのが、カーテンでパーティション可能な円形空間のテーブルスペース
ルーフバルコニー風の鮮やかな朱色の壁のテーブル席
グラスワインメニュー1
グラスワインメニュー2
今回はランチの10800円のコースをチョイス。最初に出てきたのは「アミューズ5種類」
右側3つは特にコメントすることがない
左から2番目のブータンノワール(血のソーセージ)を炭入りアメリカンドッグ風にアレンジしたものは美味しかった。左のラビオリのような形をしたものは、チーズとピスタチオ入りのパイ包み焼きのようなもので、これも美味しかった
生のタコとゴーヤにレモンソースを瞬間冷凍したソルベをかけたもの。これは微妙
混ぜるとこんな感じ
パンは小麦が香り、中がしっとりとして美味しい。思わずお代わりしたくなるほど。デンマーク産のバターのもコクがあっていい
函館産イワシとオクラのトマトソース
手前がパプリカのソース、左のオレンジ色の粉がトマトパウダー、右の白い粉は何かの粉だったか忘れました
円筒状のフォアグラと冷凍して削ったフォアグラの盛り合わせに酸味のあるルバーブとカシスのソースを盛ったものだったかな。東京広尾 
焼き茄子のピューレの上にのせられた鰻のソテーは結構美味しかった。上に栗を揚げたものと銀杏がのっている
2つめのパンはバゲット。ライ麦パンのような酸味を感じた
金目鯛のソテー・ガーリックソース。添えられているカボチャみたいのは、ホタテと里芋のムースを蒸して焼いたものだったかな
シェフの出身地の鹿児島牛を1度塩漬けし、ローストしたもの
焼き方はパーフェクト。説明はなかったが、ソースはワインやフォンドボーを煮詰めたような深い味
付け合わせは、ツルムラサキのソテーとクミンなどで煮たカレー風味の古代小麦粉。白いのはココナッツパウダー
メロンのコンポートとミントのソルベ
フランボワーズのデザート。上にのっている緑のバジルのアイスはミスマッチかと思いきやこれはマッチしていた
エスプレッソは香り高く良かった
小菓子はどれも美味しい
あみだ池筋を進み、最初のT字路(ファミリーマートあり)を右折します
この建物の1階です
ココです
初めて見た「オープンキッチンのカウンター席」ならぬ「オープンキッチンのテーブル席」
ショー的な要素もあって見ていて面白い
ランチメニューはこれで2000円
飲み物のメニュー
ベルギー生ビールの「ヒューガルデンホワイト」
アミューズは何と「ドライトマトとチーズのロールケーキ」
前菜は「カツオと温玉・ピペラード(甘唐辛子とトマトの煮込み)添え」
野菜をどけると温玉とカツオが出現・・・
バゲット
オーリブオイルをかけていただく
魚料理は「ヒラマサのソテー・桜エビと蕎麦の実のリゾット添え」

肉料理は「岩手プラチナポーク・スパイスとココナッツのソース」

デザートはラベンダーの香りがする「ホワイトチョコでコーティングしたヌガーグラッセとフルーツのマリネ・カルピスソース」
小菓子とコーヒー
ココです
1階
ランチコースのメニュー
最初の料理はスモークに閉じ込められて出てきた
開けると「上にパンチェッタがのったカボチャのケーキ」
スプーンに載った「ホタテ貝のアイスと黒ニンニクパウダー」

これらをのせて一緒にいただくと不思議な味
なんだこれは?
出てきたのは「チョコパイ」?
ビターなカカオパイの中にフォアグラ、黒コショウ、フランボワーズが入っていた
外見からは何の料理か全く不明だが、秋の枯れ葉をイメージしているという
近づくと、数種類の葉っぱの中に甘エビとゴボウ、外側に紫芋のソースが
葉っぱをどけると、真鱈の白子が茶色のゴボウパウダーと黒い竹炭パウダーにまぶされている。食べてみると、一体感のないバラバラの味だった
ウニソースをかけて供される
下にゆり根ペーストが敷かれ、キノコパウダーがかかった煮豚のような料理

バゲット
無塩バターと塩
フォアグラのソテーに青リンゴと大根のスライスがのった料理
フォアグラの上にはオリーブのペーストが・・・
目鯛とムール貝、長いもの胡麻ソース
この前に、「鴨のイチゴソース」という肉料理があったが、撮り忘れました。これはデザートの「キンカンとセロリのゼリー、マスカルポーネのアイスと蕪のムース添え」
エスプレッソ
小菓子


ココです。エントランスの右横には「初代・中村鴈治郎誕生の地」の石碑があります
店内にはテーブルが5つ
アミューズは「フォアグラムース入りスクランブルエッグ」は非常に美味しい!!
「クロックムッシュ(チーズトーストみたいなもの)」が添えられている
前菜の1つ目は「真ツブのフローズンガスパチョ仕立て」
前菜の2つ目は、ケーキと見紛うばかりに美しい「ブータンノワールのガトー仕立て」。これはこの店の名物とも言える逸品だ
最初のパンはトーストされたブリオッシュ
前菜3つめは「剣先イカのソテー・ハマグリソース」

2つ目のパンは2種類
魚料理の「スズキのソテー・焦がしバターソース」は普通
肉料理は4~5種類から選べる。僕が選んだのは「カタルーニャ豚のロースト・エスニックソース」だったような気がするが、ソースがイマイチだった
ジャガイモをくり抜いてフォアグラが詰められている
口直しの「桃のソルベ」
デザートは「ブラッドオレンジのソルベとフレッシュフルーツ」
これは?
デザートにかけるものでした
小菓子はワゴンサービスされ、食べ放題です
選んだ小菓子とエスプレッソ
ココです
オープンキッチンのカウンター席
箸もあります
夜のコース
アラカルトメニュー1。夜はアラカルトの注文が可能です
アラカルトメニュー2
ワインリストの1部
料理教室もやっているようです
アミューズ「蜂蜜入りリコッタチーズと生野菜」は、甘さがチーズや野菜と合って意外と美味しい
「ルール ブルー前菜盛り合わせ」はボリュームがある
ノルディックサーモン、鹿肉とフォアグラのテリーヌ、低温調理の鶏肉、温野菜、どれも美味しい
最初のパン
パンの断面はこんな感じ
「マッシュルームのポタージュ」は、生クリームをあまり使っていないのか、サラッとしていてマッシュルームの旨みだけが凝縮されている
次に出てきたパン
フレンチなのに「海老のソテーと大根のおでん」が出てきた。これが意外にも美味しかった
メインは「越後もち豚ロースの炭火焼き ピクルス・ケッパー・トマトソース」は、ソースの酸味が美味しい
この値段で国産のナチュラルチーズが付いている
デザートは「温製チョコレートケーキとバニラアイス」。バニラアイスはホイップクリームのように滑らかで、サクッととろける様に濃厚なチョコレートケーキにピッタリ
エスプレッソ





















































このビルです
北新地のビルらしく、昼間は閑散としたスナックだらけのビルです
ココです
夜の防音対策なのか、扉は2重扉です
L字型のオープンキッチンのカウンター席
お昼のコース。ライチタイムはクレジットカードが使えないようです
まずはシュー皮のような熱々の「グジェール」から
続いてアミューズの本日の一品「ホタテのポワレ・バニラ香の菊芋スープ」が出てきたが、これは本当に美味しかった
バゲット
前菜の1品目は、「赤かぶのムース、蟹と柚子の香りで」
前菜の2品目は「蛤の温製、ビスク焦がしバター風味」
魚料理は「淡路の真鯛、アンティチョークとイカのソテーを添えて」
肉料理「エゾ鹿のグリル」、「牛モモのグリル」、「牛頬肉のワイン煮」の中から「エゾ鹿のグリル・スグリの実のソース」をチョイス
「モワールショコラ、レモンのヴェリーヌ(アイス)」も美味しい
焼きたてのパイ
エスプレッソだけはイマイチ





















ココです
外にはアラカルトメニューが書かれた黒板が
カウンター席側から入口側を見たところ(陰になって見えないところに、小さなテーブル席もある)
入口側から見たオープンキッチンのカウンター席(シェフが黙々と作っている)
コース料理の名物の「赤ピーマンのムース」はとても滑らか
パンは普通で、バターは付かない
この日最も良かったのは「ノルディックサーモンのスモーク」。冷薫したノルディックサーモンを軽く炙り、半生状にして供される。脂がのっていて火の通りも良く、添えられた加賀太キュウリとの相性もバッチリ
コースとは別に注文した「緑黄色野菜のガスパチョ」は、キュウリや大葉、透明なトマトピューレなど酸味が効いた爽やかなスープ。添えられたミョウガのピクルスや水茄子もマッチしていた
コースの「アコウダイのロースト」は、ビネガーが効いており、皮目はパリッと焼かれ、身はシットリとしている。ソースは僕好みでなかった
コースは「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」だったが、これも「子羊の背肉のロースト」にチェンジ
火の通りは最高に良かったが、全体的にはまあまあのレベル
コースの中のデザートは「クレームブリュレ」だったが、「ガトーショコラ・バニラアイス添え」にチェンジ
これは美味しかった
エスプレッソは香りなくダメだった































































