中村藤吉郎本店の「抹茶ガトーショコラ」
中村藤吉郎本店は、宇治市にある1854年創業の茶舗。実はこの店、お茶だけでなく、いろいろなお茶関連のスイーツも販売している。
中でも、ホワイトチョコレートを使用したガトーショコラは、カップケーキのように小振りなケーキ。現在のところ、「ほうじ茶ガトーショコラ」と「抹茶ガトーショコラ」の2種があるが、「ほうじ茶ガトーショコラ」の方はほうじ茶の香りに乏しい。しかし、「抹茶ガトーショコラ」の方は、食べると口一杯に抹茶の芳醇な香りが広がる。スポンジがシフォンケーキのように滑らかで、シットリとした食感もいい。
「ジェイアール京都伊勢丹(→ 京都グルメバイブル・ショッピングを参照)」や大丸京都店、中村藤吉京都駅店などの他、下記の中村藤吉郎本店のオンラインストアから購入もできる。(2019年9月追加)
https://store.tokichi.jp
予算:1個680円
ホワイトチョコレートを使用したガトーショコラは、カップケーキのように小振りなケーキ。現在のところ、「ほうじ茶ガトーショコラ」と「抹茶ガトーショコラ」の2種がある。箱を開けると・・・
紙に包まれたケーキが
包み紙を開けるとこんな感じ
「抹茶ガトーショコラ」の方は、食べると口一杯に抹茶の芳醇な香りが広がる。スポンジがシフォンケーキのように滑らかで、シットリとした食感もいい
「ほうじ茶ガトーショコラ」の方はほうじ茶の香りに乏しい
箱を開けると
シンプルなデザインの包装
「抹茶フィナンシェ」は、抹茶特有の香りや苦みなどが感じられ、さらに、バターとアーモンドによるリッチなコクも加わり、生地もしっとりとしていて量産品とは思えない出来
「ほうじ茶フィナンシェ」の方は、ほうじ茶があまり香らず、お勧めできるほどのレベルではない
箱を開けると・・・
個別にパッケージされています
茶師十段・小林裕氏が選んだという石臼挽き宇治抹茶は、しっかりと抹茶が香り、通常の抹茶フィナンシェが薄茶であれば、こちらは濃茶レベル。また、バターの風味も良く、塩味が味の輪郭を作っている。これで更に生地がシットリと滑らかであれば、完璧な和のフィナンシェとなるかも
箱を開けると・・・
個別にパックされています
ほうじ茶
煎茶
抹茶
国産最高峰の本わらび粉を100%使用したというわらび餅「至高」
箱を開けると、きな粉が付いている
限界までトロトロ感を出すために固めることができない。なので、箱に流し込まれているタイプのわらび餅
スプーンですくうと、トロッとしていてかなり柔らかいことが分かる
皿に入れ・・・
添えられている黒豆きな粉をかけて食べると、その滑らかな食感が何とも言えず美味しい。しかし、「KISSHOKARYO KYOTO吉祥菓寮の本わらび餅」ほどきな粉が香らず、この点だけ少し物足りない。もしも、「KISSHOKARYO KYOTO吉祥菓寮」のきな粉と合わせることができれば、夢の究極わらび餅になることは間違いない























































































































































































































東大路通り(ひがしおおじどおり)沿いにあります
隣にある「マルシン生餃子直売店」
冷凍餃子を全国配送してくれるので、お土産としてもいいかも
今回は開店10分前に到着したが、店の前には既に行列ができていた
店の前には食品サンプルがあり、昭和の町中華の雰囲気
店内も外観と同様に昭和を感じさせる佇まい。テーブルが6つと狭いので、基本は相席
まずは、餃子に合うよう開発されたというオリジナルクラフトビール「GYO-SEN」を注文
メニュー1
メニュー2
原料に八朔を入れているというが、特に柑橘系のフルーティーさが増しているというわけではなく、よくあるホップの香りのするドライタイプのドラフトビールだ。餃子に合うかと問われれば、もちろん、ビールなだけに間違いなく合う
「熟成豚肉ギョーザ」は、京都産の厳選された熟成豚肉を使用しているという。京都らしい小振りな餃子は、表面がカリッと焼かれ、野菜や肉の繊維をあまり感じない餃子だ。味的に大きな差はないものの、やはり熟成豚肉の方が肉のコクがあって美味しい
通常の「ギョーザ」
もう一つの名物「天津飯」は、餡掛けがたっぷりとかけられている。玉子は半熟トロトロで、餡も酸味がなくて美味しい。「京都 王将」の京風ダレの天津飯と共通する味ではあるが、玉子の柔らかさも含めて、こちらの方が完成度は高い
「きなの宮サンド」
箱を開けると・・・
深煎りきな粉で作られたホワイトチョコをクッキーでサンドしたお菓子。クッキーは、サクッとしていながらほろほろと崩れて食べにくい。小麦やアーモンド、オートミールなどが入っているせいか、食感はまるで胚芽入りのクッキーのよう
茶色いきな粉チョコも甘さがそれほど強くなく、きな粉の香りをしっかりと感じることができて美味しい
「本わらび餅」
蓋を開けると、特別自家焙煎のきな粉が見える
さらに中のパッケージを開けると、わらび餅が見える。口溶けを良くするために、とことん柔らかくしているため、切られているタイプではなく、流し込んで固められたタイプ
きな粉と黒蜜をかけ・・・
スイスの伝統菓子「エンガディナー」を、和風にアレンジして作ったのが、この店の「花くるみ」
蓋を開けるとこんな感じ
キャラメルの中のクルミがしっかりと存在感を示していて美味しい。残念ながら黒豆に関しては、濃厚なキャラメルの味の中に埋没してしまっている。キャラメルを挟んでいるサブレもサクッとして美味しく、甘さもちょうどいい感じ
鞠をイメージした丸いスフレサンド。フワッとしていて、しっとりした口当たりのスフレ生地に、甘さ控えめの軽いチーズクリームがサンドされている。通常の「プレーン」の他に、「季節のお味(この時はイチゴとチョコ)」があり、中でも「プレーン」がお勧め
イチゴ
チョコ
ショーケースの見本
レギュラー商品は、「抹茶」と「ラムレーズン」の2種類があり、この他に季節商品が1つある(この時は「塩キャラメル」)。ちなみに、僕のお勧め順は、「ラムレーズン」、「抹茶」、「塩キャラメル」の順
僕の一押しの「ラムレーズン」
シットリとしたビスケット様のサブレにバタークリームを挟んでいるのだが、クリームは甘さが絶妙で滑らか。クリームは、「鞠すふれ」のラムレーズンと共通するまろやかな味わい
一見すると「ラムレーズン」のようだが・・・
中味は「塩キャラメル」
「抹茶」
京都宇治「森半」の抹茶を使用しており、小豆が入っているのがいい




































銀座グルメバイブル(→ 銀座グルメバイブル・ショッピングの頁を参照) でも取り上げた「東京鳩居堂」は、銀座四丁目の一等地にあるため、地価のニュースなどで耳にしたことがある方も多いだろう。銀座店とは対照的に、京都にある本店は、寂れた感のある寺町通にひっそりとある。1663年(寛文3年)の創業で、もとは寺町の本能寺門前にあった薬種商だったという。現在の「鳩居堂」は、日本伝統文具の専門店である。
風情のある黒塗りの店内では、筆や硯などの書画用品や季節の便せん、封筒、絵葉書、お香、線香、和紙工芸品などを扱っている。特に、書道用品の硯には100万円を超えるようなものもある。お勧めは、美しく煌びやかな和紙や絵葉書、便せん、封筒、金箔シールなど。これらは日本土産としても外国人受けしそうなアイテムである。(2014年12月追加)
http://www.kyukyodo.co.jp/index.html