一碗水(いーわんすい)
堺筋本町駅にほどちかい人気の中華料理店。夜の予約を何度か試みたが叶わず、今回は常連客である桑山先生と一緒の訪問となった。先生によると、この店の夜は基本2回転するらしく、1回転目の予約は難しいものの、2回転目は比較的とりやすいという。
店内はカウンター席のみで狭く、料理は店主一人が作っている。料理はコースのみで、一人一皿ずつ供するスタイル。料理はどれも独創性に溢れ、シェフの創作的な要素の強い料理である。スープなどベースとなる料理は広東料理であるが、麻婆豆腐や締めの山椒を使った湯麺などは四川料理スタイル。夜は1コースだけの6500円であるが、料理の質を考えるとコスパは抜群である。
ちなみに、一部の常連客は、その日のメニューでどうしても食べたい1品(この日の客は麻婆豆腐)があるときには、事前にその旨を告げているらしく、コースの料理を差し替えてもらっていた。(2016年1月追加)
大阪市中央区安土町1-4-5 大阪屋本町ビル1階
電話番号:06-6263-5190
定休日:水曜、第2・第4木曜
営業時間:【ランチ】12時~14時:月曜、火曜、金曜は中華粥ランチ、土日・祝日はランチコース(要予約)、【ディナー】18時~21時
予算:夜6500円
アクセス:地下鉄堺筋線、中央線・堺筋本町駅1番出口(帝人ビルディング前)を出て、中央大通を進む。「サンコービル」を過ぎた信号を左折する。「収納ピット・トランクルーム」を過ぎ、本町通を渡り、次の交差点(富士ホーム)を左折するとすぐ右側(「大阪東郵便局」の一筋南側)。堺筋本町駅から徒歩10分
最寄りのランドマーク:大阪東郵便局
お勧めポイント:コスパの良い独創的な中華料理
かなり分かりにくいところですが、ここです
店内はカウンター席のみ
お酒のメニュー。瓶だしの紹興酒がお勧めです
本日のメニュー
デキャンタで注文した瓶だしの紹興酒はワイングラスで
カーシュナッツと山クラゲのつまみ
前菜は鴨のロースト
フカヒレのスープは乾物の香りと深い味
ホタテのピリ辛炒めは火の通し方が絶妙
白菜を使ったロールキャベツのような料理(仏掌白菜)
蝦子を使った干しナマコの煮物
山椒の香りのピリ辛湯麺
中国茶のメニュー(別途有料)
柿の蒸しカステラ

ここです
店内はカウンター席がメイン。スタッフは料理人2人だけ
紹興酒のメニュー
ワインもそこそこあるようです。お茶のメニューも充実してました
メニュー(前菜)
メニュー(本日の料理)
メニュー(肉料理、乾物料理)
メニュー(スープ、海鮮料理、野菜料理)
メニュー(ご飯、麺、デザート)
「フカのひれの前菜・生姜ダレ」。実は、これを食べる前に「特製前菜盛り合わせ8品」も食べていたのだが、すっかり撮り忘れてしまいました。「特製前菜盛り合わせ8品」の中では、「磯ツブ貝の香港漁師風ピリ辛煮」が良かった。この料理は生姜醤油といいう単純な味で、神戸で食べるような「塩ごま油のタレ」で食べる方が美味しいと感じた
「塔牌・純10年瑠璃彩磁・壺」をグラスでいただいた。とてもまろやかでバランスも良く、最高レベルの紹興酒
「金目鯛の包み蒸し餃子」は、香菜と一緒に食べるとそれなりに美味しいが、特に蒸し餃子にしなくても良いのでは?と思うような味だった
「北京風煎り豆腐の海老子煮」は、トロトロの絹ごし豆腐を使用しており、海老子の深みのある香りが何とも言えない美味しさ。お勧めだ
「フカヒレの姿煮65g(ヨシキリザメ尾ビレ)」は、値段は張るがそれなりに美味しい
「ハリイカといろいろ野菜の漬物炒め」は、漬物がアクセントになっていて、ハリイカの火の通し方も最高だった
「スッポンと葱の麺」は、スッポンもスープが美味しいが、麺とは絡まず、全体的に物足りない。やはり、ご飯ものの方が良かったかも
「バニラの香りの杏仁豆腐」は、食べた瞬間はバニラアイスのようだが、後から杏仁の香りがして美味しい。お勧めです
こんな感じなので、注意していなければ通り過ぎてしまいます

店内はカウンター席のみ
壁の黒板に書かれた本日のお勧めメニュー1
壁の黒板に書かれた本日のお勧めメニュー2
定番メニュー
「紋甲イカとザーサイの和え物」は普通の美味しさ
「ムシドリのピリ辛ソースがけ」は「よだれ鶏」に近いものだが、あまり本格的な味ではなかった
「四川水餃子」はあまりスパイシーさは感じられない
「中国黒酢の酢豚」は、黒酢のソースの味自体は良かったが、肉が薄めのスライス肉で、しかもカリッと揚げられていない
この日最も美味しかった「上海蟹の紹興酒漬け(酔っ払い蟹)」は、ちょっと甘めの味付けだったが美味しかった
「四川担々麺」と並ぶ人気の「四川麻婆豆腐」は確かに美味しいが、食べた後に既製調味料の味が残ってしまうのがたまにきず
杏仁豆腐は豆腐が硬めで杏仁の香りに乏しい
この「ジーストア大阪」の横の小路を左折すると・・・
こんな感じです
来た方向を振り返るとこんな感じです
開店してまだ10分というのにこの行列
店内は狭いカウンター席のみ
メニューは「(東大阪高井田風)中華そば」と「和歌山・中華そば」、「秋刀魚(サンマ)醤油」の3種類のみで、「東大阪高井田・中華そば」以外は数量限定だ
和歌山のラーメン屋でよく見かける「早寿司」もある
これが「早寿司」。中は鯖寿司です
人気ラーメン店の証しである「らの道CLIMAX」にも出ます
その案内(意外にもその店でやるようです)
これが「(東大阪高井田風)中華そば」の小サイズ




1番出口をでると右斜め向かいに「三菱東京UFJ銀号」が見えるのでそちらへ渡ります
さらに、左へ進むと(高架橋と反対側)、2つめのファミリーマートが見えるので右折します
オレンジの看板の行列ステーキ店「タケル 西中島店」が見えるので、その角を左折します
「タケル 西中島店」から僅か10mのここです
まずは自動券売機で食券を購入
ここで使用している「鶏節」の説明文
まず「やきめしハーフ」が出てきた
オーソドックスなタイプの塩味のチャーハン。パラッとしていて味にコクがあり、「塩らーめん」と共に是非味わって頂きたい一品
「鶏節」とトッピングの「味玉」が入った「味玉塩らーめん」
鰹節の製造技術で鶏の旨みを“ぎゅっと”閉じ込めたという「鶏節」と共にいただくと、鮮烈な魚介系の旨みを感じる
スープはやや透明な薄濁りで、表面に背脂が浮かんでいる。口に含むと昆布のような優しい魚介系の香りと野菜の甘みが広がる
麺は極太の縮れた平麺で、適度なコシともモチモチ感があって麺とも良く絡む
1階が中華料理店、2階がこの店が経営する飲茶店です
カウンター席にお奥から入口側を眺めたところ。店員が立っている入口側にテーブル席があります
5000円のおまかせコース
8000円のおまかせコース
12000円のおまかせコース
高級店のような「本日の特選食材」のメニューもあった。これらの食材をお好みの調理法で料理してもらえるようだ
アラカルトメニューもいろいろとある
アラカルトメニューのアップ1
アラカルトメニューのアップ2
アラカルトメニューのアップ3
アラカルトメニューのアップ4
おまかせコースの最初は「牛肉の煮こごり・山椒風味」に白菜の甘酢漬けが添えられていた
続いて出てきたど派手な「5種前菜の盛り合わせ」はボリュームたっぷり
「四川 よだれ鶏」は、モモの骨付きなのが珍しい。あまり辛くはないが、味に深みがあって良かった
「青椒肉牛絲もどき・マグロの紹興酒漬け」は紹興酒の味がマグロにイマイチ合っていない
「くらげ福建海苔和え・かにもどき添え」のかにもどきは、白い湯葉みたいなもの
「麻婆茄子もどき・フォアグラドライフルーツ」の濃厚な味付けが、意外なほどフォアグラを美味しく食べさせてくれる
「タコの爽やか山椒ソース」は美味しい
ワイングラスに入れられて出てきたのは・・・・冷たいウーロン茶です
「ウニ小籠包」は炙った生ウニがのせられているが、小籠包にウニが合うかどうかは微妙だ
「有頭海老の濃厚チリソース煮込み」は、カリッと揚げられた海老と濃厚な旨みのあるソースが最高だった。思わず、ソースをご飯にかけて食べたくなる衝動に駆られるほどの美味しさだった
「フカヒレの姿煮(半枚)」は松茸入りは、山椒と松茸の香りがして味は良かったが、フカヒレ自体は乾物から戻したような食感ではなかった

「アワビの肝とトリュフの煮込み」は、アワビの天ぷらに肝トリュフソースがかかったもの。揚げたアワビは火の通り過ぎていて硬かった。肝トリュフソースが最高の出来だっただけに、非常に残念だった
この店の名物「空心流 上州和牛イチボの青椒牛肉絲」は、肉と野菜が分かれて出てくる。低温調理された牛肉自体に味は付いておらず、味の付いた野菜と混ぜて合わせることで丁度良い塩加減となるように調整されている

「四川麻婆豆腐」は炊きたての土鍋ご飯付き。山椒や唐辛子が強くないのでそれほど辛さは強くない。その分、豆?が効いているので深みがある。土鍋ご飯の米は、ジャスミン米という長粒米で、このパラパラ感と香りが麻婆豆腐と意外によく合うのだ


温かい中国茶
「くみ上げ杏仁豆腐」は客の前ですくって供され、良さそうだがイマイチ
「マンゴープリンブリュレ」は表面を炙ってから出されるが、これもイマイチ



右にオープンキッチンのカウンター席があり、左にテーブル席があります
奥には自家製麺室があり、小麦の袋が山積みされています
メニューは「中華そば」、「塩そば」、「ワンタンめん」、「煮干し中華そば」、「煮干しワンタンめん」、「つけそば」、「黒豚旨みそば」、「カレー中華そば」などいろいろあります
お土産用の「棒ラーメン」も販売
お腹が空いていれば、「名古屋コーチンの玉子かけご飯」と一緒にスープを飲みたかった
これが「中華そば」
スープに鶏油が浮かび、中央の大きなものは穂先メンマ
「鹿児島産黒王」と「淡海地鶏」の丸鶏からとったという清湯スープ飲み干したくなるような美味しさ
麺はまるで冷や麦のようで、ツルッとしていてコシがない
厚めに切られたチャーシューはなかなか美味しい
歩道の右側が靱公園
ゆっくりと左へカーブしている「京橋堀2」交差点の角にある
このビルの1階です
サイドメニューの「チャーシュー丼」を含めて基本はこの3つ

味玉煮干ラーメン
チャーシューは薄ピンク色をしており、まるでローストビーフ
スープは清湯の醤油魚介系スープ
麺はほぼ割り箸の太さに近い極太の平ちぢれ麺
これが群青の煮干し醤油「雨劇」。チャーシューメンではありません
スープは対照的に混濁している
エスカレーターで地下2階へ降りると・・・土日のランチタイムは、開店後すぐにこのような大行列となります(日曜日の開店30分後の様子)
平日の開店30分後の様子はこんな感じになります
それでも入口前には人だかりが・・・
店内はかなりの大箱ですが、開店後すぐに満員となります
中央の広い空間を囲むように、壁沿いにパーティッションされた部屋がいくつも配置されています
アラカルトメニュー1
アラカルトメニュー2
アラカルトメニュー3
8種類の中から2種類の料理を選択できる人気の「スーパーランチ」
1番人気の「料理長のちょっと贅沢な週替わりランチ」は限定10食
まずは無料のお茶がポットで出てくる
この日はアラカルトメニューの中から「カニの身と豆腐の煮込み」を注文
生姜が効いていて美味しいには美味しいが、本店の「上海蟹のミソ入り豆腐」とは雲泥の差だった
「自家製玉子春巻き(小)」は、ボリュームタップリで美味しく、これはお勧めだ

「マンゴープリン」トロッとしていて美味しい
添えられたソースをかけていただく
今回は人気の「パワーランチ」をいただくことに
まずは「玉子スープ」が出てきた
「海鮮サラダ」なのか?鯛のような白身の刺身がのっている
お粥は数量限定でこの「蒸し炒飯」に変更できる。但し、おかわりはお粥となる

「海老マヨネーズソース」
「海老とカーシュナッツの炒め」
「お粥」はうっすらと味が付いている程度
デザート

店内は中華料理店と言うよりもフレンチ店のようなモダンなインテリア
今回いただいた隔月で変わる「特選ランチコース」
ディナーコース1
ディナーコース2
冷たい烏龍茶はワイングラスで供される
「季節の海の幸のオードブル盛り合わせ」は、どれもイマイチだった
この店の真価はスープにある。今回いただいた「河豚となめこ入りとろみスープ」は、これまでに味わった中でもトップクラスの清湯スープ。具材の河豚がカリッとしていて、極小ナメコの食感も良く、全てのバランスがとれた深みのある素晴らしい清湯スープだ
「黒毛和牛の鉄板焼き・黒豆ソース」は、テーブル席でソースをかけて最後の仕上げをしてくれる。メインの和牛も火の通し方も申し分なく、豆?のほんのりとしたコクと苦みのバランスが絶妙にいい


「タラバ蟹の海老巻き・クリームソース」は、タラバ蟹の海老巻き自体は少し火が通り過ぎていたが、ソースは洗練されていて、しかもフレンチのソースのようなくどさがなくて美味しい
「紋甲烏賊のガーリック蒸し」のイカは、明らかに火が入りすぎだが、ガーリック風味のソースは悪くない
コースト別に頼んだ「海老蒸し餃子とシュウマイ」はイマイチ

「ピータンの生姜入り中華粥」は、塩味とコショウがきつめで上品さに欠ける。しかし、全体的な味としては香港で食べるお粥と遜色ない

「デザート2種盛り合わせ」の「胡麻団子」は、カリッとフワッとした感に欠けてイマイチだったが、「マンゴープリン入りマンゴージュース」はトロミがあって美味しかった





通りを挟んだ向かいには人気ラーメン店が2軒ある
奥に入っていくと・・・
ココです
オープンキッチンのカウンター席
テーブル席
メニュー
辛さのメニュー
セットメニューと肥後橋店の説明
ポークカレーラーメン
具材の豚の小間切れ、九条ネギ、モヤシ、コーンが見える
麺は中細のやや縮れたストレート麺

ここです
「麺屋 はなび」の直系を伝える看板が・・・
「台湾まぜそば」のお土産品もあります
まずは自動券売機で食券を購入する
店内は赤と黒を基調としたポップなインテリアで、手前にカウンター席、そして奥にテーブル席がある
「台湾まぜそば」のHow to
これが自家製「昆布酢」。自家製昆布酢を入れるとサッパリとした甘みが出て、また違った味わいに変化するというが、「追い飯」のことを考えると僕的には入れない方がベストだと思う
「台湾まぜそば」はビジュアル的にも味も「麺屋 はなび」そのもの
箸とレンゲを使って混ぜてから食べる
混ぜた完成形
追い飯を投入したところ
やはり混ぜて食べる
中華リゾットのような魚介香る美味しさに大満足
右奥のマンションの1階です。左奥の壁のあるところが阿倍野郵便局
初日に訪れた時、開店20分前の様子
10分くらい辺りをブラブラして戻るとこのような行列が・・・
店の前に並びきれない方は郵便局の壁に沿って並ぶ
日曜日の13時頃の状態。この行列で30分くらい待ったので、やはり開店前の方が良いかも
カウンター席
カウンター席の後ろには2種類の小麦粉が積まれていたので、自家製麺なのか?
メニュー
外に張ってあったスープの説明
これが数量限定の「清澄鶏塩らーめん」
炙られた鶏チャーシューは弾力がありながらシットリとしていて美味しい

麺は中細縮れ麺
これが「白鶏塩らーめん」。「清澄鶏塩らーめん」と共通なのが水菜だけという点に、店主のこだわりが感じられる

中細ストレート麺
こちらは豚チャーシュー
更に進むと黄色い看板が見えます
ココです
メニュー
居酒屋的な使い方もできるようで、サイドメニューでは餃子が一番人気だそうです
テーブルの上には関西のラーメン店ではよく見かける、白菜キムチとニラ、さらに「とんこつラーメン」用なのか?紅ショウガも
これが「こってりしょうゆラーメン」
スープは薄濁りの豚骨スープで、表面に僅かに背脂が浮いています
麺は中細のストレート麺で、これはなかなかコシがあっていい
右に「りそな銀行」が見えるともうすぐ
この黄色の看板の店です
このヴィジュアルがいい味出しています
店内はこんな感じ
メニューはこれだけ
「中華そば」はワンコインなのにチャーシューが4枚も入っていた
スープにはほとんど脂が浮いていない。まるで和風コンソメスープのよう
麺はまるでスパゲッティのような極太麺



禁煙、携帯禁止、ヘッドホンでの音楽禁止です
メニュー
まずは店内にある自動券売機で食券を購入
コの字型のオープンキッチンのカウンター席
券売機横には棚があり、荷物を置けるようになっている
七味をかけると美味しいらしい
突き出しのワカメの酢の物
サービスタイムのコーヒーゼリーのサービス
水ではなく冷たいお茶
コップがステンレス製なのにもこだわりを感じる
この店の定番「かけラーメン」の肉増しバージョン「肉かけラーメン」
ぶつ切りの白ネギが美味しい
ほうれん草も入っています
スープは鶏白湯というよりやや混濁した程度
煮干しが丸ごと入っていた
麺は西山製麺の中細縮れ麺で、コシがない
このマンションの1階です
ココです
メニュー
店内は狭い
これが「つけ麺」です

通常のつけ麺では、濃厚なつけ汁に合わせて極太麺を使用することが多いが、この店の麺は太麺である。にもかかわらず十分なコシがあり、小麦の香りもあって、しかもスープにも合う最高の麺である
つけ汁は化学調味料の後味を感じさせないマイルドで深みのある濃厚な豚骨スープ。全てが完璧に調和しており、このようなスープはありそうで、なかなか出会えない
つけ汁のスープには魚粉が浮かんでいる
後半は麺にレモンを搾っていただく
最後はスープ割りでつけ汁を飲む