青森県

 津軽(青森)ラーメンについて

青森市のラーメンのレベルが高いことは、意外と知られていない。しかし、最近では地元の観光協会も「津軽(青森)ラーメンの街」として売り出すことにより、少しずつではあるが、全国的に知られるようになってきた。「津軽(青森)ラーメン」の特徴は、何と言っても「煮干し」や「焼き干し」をふんだん に使用していること。青森の「焼き干し」は、むつ湾で捕れた良質なイワシのハラワタを取って素焼きにし、それを干して作ったもの。煮干しに比べてかなりの手間暇がかかっているため、値段も高く高級素材でなのである。その「焼き干し」を使ったラーメン店は青森市に多く、「煮干し」を使ったものよりもエグ味がなく上品な味がする。店によっては「日本蕎麦の汁にラーメンを入れているのでは?」と思うくらいサッパリとした魚介系ラーメンなのである。その一方、内陸にある弘前市のラーメンは、「煮干し」を使っており、しかもスープが濁って見えないくらい煮干しを使用している店もあり、青森市のラーメンよりも魚介の風味がかなりキツイように思う。

青森市

中華そば おのむら

 青森空港にほど近い浪岡エリアにある中華そば専門店。住宅街の中にひっそりと隠れるようにあるため、カーナビを使ってもなかなか見つからない。あきらめかけていたところに、偶然通りがかった近所の人に聞いたらすぐに場所が判明。どうやら、近所ではかなりの有名店のようだ。
 普通の住宅のような店の前には2〜3台分の駐車スペースがあるが、客のほとんどは徒歩や自転車で来店する地元客のようだ。店内はコの字型のカウンター8席のみと狭いが、ご夫婦2人でやられているので、このくらいが丁度良いのかもしれない。壁に掲示されたメニューを見ると、何とメニューは「中華そば」1種類しかない。麺はストレートと手もみ縮れの2種類から選べ、大盛りは50円増しである。
 出てきた中華そばのスープは、薄めの色をした清湯醤油スープ。青森の津軽ラーメンにありがちな煮干し・焼き干しの効いたパンチのあるものではなく、どこか懐かしさを感じる上質な清湯スープである。さらに、肩ロースを使ったチャーシューも大ぶりで、これで400円とは奇跡的な安さである。麺は好みもあると思うが、僕的には中細のストレート麺の方がお勧めだ。
 間違いなく浪岡エリアではナンバーワンの名店であり、青森空港から帰る際に是非寄って食べてみてほしい。(2016年6月追加)

青森市浪岡大字浪岡字佐野31-45  
電話番号:非公開
定休日:木曜
営業時間:11時〜15時
予算:中華そば400円
アクセス:青森空港から車で10分
最寄りのランドマーク:ツルハドラッグ浪岡店、道の駅なみおか
お勧めポイント:コスパ抜群の中華そばの名店

看板がないので、暖簾が掛かっていなければただの住宅です店内はコの字型のカウンター席のみカウンター席からみたキッチンメニューは中華そばのみと潔いこれが僅か400円という奇跡の中華そば肩ロースを使ったチャーシューこんなに大きいのです!中細のストレート麺中細の縮れ麺旨味たっぷりの清湯スープは、煮干しなどの魚介風味が出過ぎず、まさに中華そばのお手本のようなスープ

ラーメン ぼーんず

 JR青森駅近くのパサージュ広場にある小さなラーメン店。実はこの店、博多風の豚骨ラーメンが人気の店らしい。しかし、せっかく青森まで来たので店主お勧めの「青森鶏だし中華そば」を試してみることに。
 店内は右にL字型のカウンター席があり、左にテーブル席がある。まずは、自動券売機で食券を購入。メニューを見ると、人気の「TONKOTSU(塩)」や「豚骨醤油」などのトンコツベーススープの他に、鶏ガラベースの「青森鶏だし中華そば」や「昔風の中華そば」など計4種類のラーメンがある。さらに、名前を忘れたが季節限定のラーメンもあった。
 出てきた「青森鶏だし中華そば」は、豚バラチャーシューと鶏チャーシューの他に、ネギや穂先メンマが入っており、麺は中細のストレート麺。スープは、「青森シャモロック」や「青森県産桜姫鶏」など、地元青森県産にこだわった食材を使用しているという。また、醤油も昔ながらの木桶仕込みで1年発酵熟成された「生揚げ醤油」を使用している。スープはシンプルな鶏清湯スープで、津軽ラーメンの煮干しなど魚介系による深みは感じられない。しかしその分、青森シャモロックの凝縮した鶏の旨味が十分味わえる美味しさなのだ。札幌で例えるなら、「らーめん 竹馬(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 のスープと方向性がかなり類似している。もしも、煮干しなど魚介風味のラーメンを食べたければ、鶏ガラ・豚骨ベースに魚介系(鯵煮干し、ひらこ煮干し、海老煮干し、サンマ節、根昆布などを使用)を加えたWスープの「昔風の中華そば」を注文しよう。(2016年4月追加)

青森市新町1-8-5 パサージュ広場  
電話番号:017-734-4310
定休日:不定休
営業時間:11時~14時、17時~21時半(但し、金曜・土曜および祝日の前日は23時まで)
予算:青森鶏だし中華そば680円
アクセス:JR青森駅・東口を出て、駅前のアーケード通りを進む。「アウガ」を過ぎ、信号を渡ると右側に「パサージュ広場」がある。JR青森駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:JR青森駅、アウガ
お勧めポイント:青森シャモロックの旨味が凝縮された中華そば

これが「パサージュ広場」ココですこんな張り紙が・・・ラーメンのメニュー店内まずは券売機で食券を購入この〆の「おじやセット」も魅力的夜に訪れると青森名物「黒ニンニク餃子」もあるらしいこれが「青森鶏だし中華そば」具材はこんな感じだが・・・・よく見るとメンマは穂先メンマチャーシューも豚バラチャーシューと鶏チャーシューの2種類スープはシンプルな鶏清湯スープで、津軽ラーメンの煮干しなど魚介系による深みは感じられない。しかしその分、青森シャモロックの凝縮した鶏の旨味が十分味わえる美味しさ麺は中細のストレート麺で、スープとの相性も良かった

青森県立美術館

 今年で開館11年目を迎えた新しい美術館である。実際に行ってみて驚くのは、その奇妙な構造の建物と展示エリアを巡る導線の複雑さである。建築家・青木 淳氏によると、隣の「三内丸山縄文遺跡」の発掘現場から着想を得て設計したという。確かに、発掘現場のトレンチ(壕)のように地面が幾何学的に切り込まれ、その上から白く塗装された煉瓦の量塊が覆いかぶさっているようにも見える。そのため、地下スペースでも窓の外に壕があるため、太陽光が差し込んで明るい。前述のように展示物を見て回る導線が上下に、外に移動するので、老人には優しくないかもしれない。
 駐車場に車を止めて通路を進み、正面入口を捜す。すると、建物がシンプル過ぎるせいか、ぱっと見、入口が分からりづらい。入口の扉を抜け、まずトイレに入ると、全てが 真っ白で不思議な雰囲気のトイレだ。その後切符を購入すると、エレベーターで階下へ降りるよう案内される。エレベーターの中も真っ白で、ベンチシートに座れるようなアーティスティックなインテリアとなっている。
 エレベーターの扉が開くと、天井が高い広い空間から、マルク・シャガールの巨大な絵画が目に飛び込んでくる。これらは、彼が亡命先であるアメリカで描いたバレエ「アレコ」の舞台背景画である。全部で4幕からなる背景画のうち、青森県立美術館で3点を所蔵し、残る1点はアメリカのフィラデルフィア美術館が所蔵している。しかし、何と現在、フィラデルフィア美術館の1点も含めて全4点がここにあるのだ。実は、フィラデルフィア美術館が改装を行うことになったため、2021年3月まで長期借用できることになったのである。なので、この舞台美術の傑作を、今なら4幕同時に見ることができるのでる奇跡的なチャンスなのだ。さらに、青森県が生んだアーティストである棟方志功や阿部合成、奈良美智(ならよしとも)などの作品も見る価値がある。特に、奈良美智の彫像作品「あおもり犬」と八角堂の「Miss Forest / 森の子」は、ポップでしかも愛らしい。また、現在開催中の「ラブラブショー2(2017年7月2日まで)」は、モダンアートの企画展として実に素晴らしい。しかし、自分的には4月28日〜5月21日開催される「ぼのぼの展」も見てみたい気もする・・・。(2017年4月追加)
https://www.youtube.com/watch?v=povyUR4JoAM 
http://www.aomori-museum.jp/ja/schedule/calendar/

青森市安田字近野185  
電話番号:017-783-3000
定休日:不定休(ウェブ上から確認を)
営業時間:【10月〜5月】9時半〜16時半、【6月〜9月】9時〜17時半
予算:一般510円、高校・大学300円、小学・中学100円
アクセス:JR青森駅からタクシーで20分(7km)、青森インターチェンジ(東北縦貫自動車道)から車ですぐ(2キロメートル)
最寄りのランドマーク:青森インターチェンジ
お勧めポイント:マルク・シャガールのバレエ「アレコ」の舞台背景画は必見

ココです 手前右が正面入口ですが、自動ドアがあるだけで、それらしき入口の表示がありません 自動ドアを抜けると、白い空間が エレベータの中はこんな感じでシンプル。右がベンチシートになっている 基本的に館内の作品の写真撮影はできないが、この「あおもり犬」は可能 「八角堂」へと向かう 何故か階段を降りて外に出なければならない これが「八角堂」。八角形の煉瓦の構造の先には何か角みたいなものが飛び出ている・・・ 八角堂のらせん階段のような通路を進むと、急に入口から日の光が差し込んでいるところが・・・ 苔と石畳の通路で囲まれたの中には、「奈良美智」の彫像作品 「Miss Forest / 森の子」が見える。この髪の毛が角のように見えたのであった ショップ 

地酒庵 さとう

 JR青森駅近くにある小さな酒店。この店は青森県産の地酒にこだわった酒店である。とは言っても、店内の入口側半分がワインで占められ、日本酒のスペースは奥の半分のスペースだけである。冷蔵庫の中をガラスケース越しに見ると、「田酒」、「喜久泉」、「豊盃」、「稲村屋」、「亀吉」、「陸奥八仙」などのブランドが目に付く。
 僕がお勧めしたいのは、弘前市の三浦酒造が造る「豊盃」と青森市の西田酒造が造る「田酒」・「喜久泉」、そして黒石市の鳴海醸造店が造る「稲村屋文四郎」の3つ。「田酒」は既に全国トップブランドなので言うまでもないが、「豊盃」は最近人気上昇中のブランドである。とくに、「豊盃」はコスパがよく、通称レインボーと呼ばれる「豊盃 純米大吟醸生酒」がいい。人気の「田酒」の純米酒は常に品薄なので、もしも純米や純米大吟醸を見つけたらすぐに購入すべき。また、「稲村屋文四郎」は全国ブランドではないため、今のところ地味な存在だが、2015年の青森県産清酒鑑評会では三冠を達成したほどの実力蔵だ。なので、今後全国的にブレイクスルーする可能性を秘めている。中でもお勧めしたいのが「大吟醸 稲村屋文四郎」で、この大吟醸には純米大吟醸とアル添した通常の大吟醸の2種類があるが、どちらもお勧めである。(2016年3月追加)
http://www.zizakean.jp/

青森市安方1-4-5  
電話番号:017-722-3087
定休日:日曜
営業時間:9時半〜20時
予算:大吟醸 稲村屋文四郎(720ml)5400円 
アクセス:JR青森駅を出て左へ。突き当たりにある「ねぶたの家 ワ・ラッセ」前を道なりに右折し、信号を過ぎたらすぐ右側にある。JR青森駅より徒歩4分
最寄りのランドマーク:ねぶたの家 ワ・ラッセ
お勧めポイント:青森県の地酒にこだわる日本酒店

この建物の1階にあります店の外には豊盃の文字が・・・入口手前にワインがあり、奥の半分ほどのスペースに日本酒があります

スウィーテスト デイSWEETEST DAY

 JR青森駅近くに昨年開店した人気のスイーツ店。中三百貨店の斜め向かいにある店内には、入口にテイクアウトコーナーが、そして左奥にはオープンキッチンのカウンター席と右奥に僅かながらテーブル席がある。実はこの店、すぐ近くのカフェダイニング「ペント ハウスPENT HOUSE」が新たにオープンさせたデザートバーである。“デザートバー”とは、バーテンダーならぬパティシエが、カウンター越しにスイーツを作る様子を眺めながらスイーツを楽しめる店のことだ。
 この店のコンセプトは「ワインとスイーツのマリッジ」。なので、重めのワインに合う様なスイーツを作っているという。そのためか、ポルチーニやトリュフ、ゴルゴンゾーラ、フォアグラ,キャビアなど、ワインに合いそうな素材をケーキに使用している点も面白い。しかも、これら一見ミスマッチとも思える素材の香りや特徴を生かしつつ、見事なスイーツに仕上げているのである。今回は時間の都合上、テイクアウトでいただいたが、店内で食べると目の前でデコレーションを加えて仕上げるという。
 ランチタイムにはパンケーキやフレンチトーストのような軽食も用意されているが、デザートバータイムのコースは、本日のアミューズとメインのデザート、一口サイズの小菓子からなる。さらに400円を追加すると、食前酒と季節のフルーツサラダが加わる。
 今回はテイクアウトで色々なケーキを食してみたが、「プレミアムストロベリーショートケーキ」のスポンジだけがボソボソとして唯一ダメだったが、その他のケーキは全て良かった。特にお勧めは、「ポルチーニ茸を使ったモンブラン」や「黒トリュフのチョコレートムース」、「リンゴとゴルゴンゾーラのミルフィーユキャビア添え」、「ミックスベリーのタルト」など。「ポルチーニ茸を使ったモンブラン」は、フンワリとしたクリームとポルチーニの香りを全く違和感なく楽しめる逸品。「黒トリュフのチョコレートムース」は、トリュフの香りとチョコムースが絶妙にマッチしている。「林檎とゴルゴンゾーラのミルフィーユキャビア添え」は、ゴルゴンゾーラという難しい素材を見事なミルフィーユとして仕上げている。「ミックスベリーのタルト」は、食感を感じさせないくらい軽いクリームとフレッシュベリーを、ショコラタルトのビターチョコが引き締めている。(2015年1月追加)

青森市古川1-17-1 あかとんぼビル1階  
電話番号:017-763-5114
定休日:水曜
営業時間:【ランチ】12時~15時、【スイーツバー】15時~17時、19時~22時半、【テイクアウト】12時~22時半
予算:コース800円(+400円で食前酒と季節のフルーツサラダが付く)
アクセス:JR青森駅から新町通を進み、「アウガ」、「エクセルシオール カフェ」を過ぎた次の信号(青森さくら野の手前)を右折する。次の交差点にある「中三・青森本店」の斜め左にある。JR青森駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:アウガ、中三・青森本店

入口近くにあるテイクアウトショップ

カウンター席

ポルチーニ茸を使ったモンブラン

黒トリュフのチョコレートムース

ミックスベリーのタルト

「カシスとショコラのムース」は、カシスとフランボワーズムースの酸味が前面に出ているが、シットリと軽いムースの食感は上出来

「プレミアムストロベリーショートケーキ」は、クリームは美味しいがスポンジはダメ

レモンピールのレアチーズケーキ

林檎とゴルゴンゾーラのミルフィーユキャビア添え

「抹茶とほうじ茶のエクレア」は、ナッツのカリッとした食感がいい

運ぶ途中で崩れてしまったが、これは「カシスクリームとフォアグラフラン」。カシスを上手く使ってサッパリと仕上がっている

うなぎの川よし

 JR青森駅近くにある人気の鰻専門店。青森には鰻の専門店がほとんどないため、鰻と言えばこの店なのである。土日は開店と同時に客席がすぐに埋まり、入口から廊下へと順番待ちの行列ができる。入口を抜けるとすぐ左に鰻を焼く調理場が見渡せ、そこから何とも言えぬ香ばしい香りが漂う。さらに、順番待ちをしている客の横を通って進むと左に2階の座敷へと続く階段が、そして廊下の右側の戸を開けると1階のテーブル席がある。 
 メニューを見ると、「鰻丼」と「鰻重」、そして蒲焼きと御飯が別々になった「蒲焼き御飯」の3種類しかなく、専門店の定番「白焼き」や「鰻ざく」、「う巻き」、「肝焼き」などは見当たらない。「鰻重」と「蒲焼き御飯」は更に“上”と“特上”の計3種類がある。この日は土用の丑の日の後であったため、大振りの鰻を使用した「特上鰻重」や「特上蒲焼御飯」、「特上蒲焼」はなかったため、全員が「鰻重上」を注文。それぞれのメニューにはお新香と肝吸いが付いている。この日は満員ということで、注文してから出てくるまでは20分以上を要した。出てきた蒲焼きは多少焦げ目があるものの、とてもフックラと焼き上がっていて美味しく、地方レベルの鰻としては十分のレベルである。タレのかけ方は控えめなので、食べる際には卓上のタレを追加して食べた方がいい。
 ちなみに、調理場の前にはこの日使用している鰻の産地(静岡県産)と米の産地(秋田県産・あきたこまち)の表示があった。青森県ナンバーワンの人気鰻店なので、訪れる際には必ず予約してから行くことをお勧めする。(2014年9月追加)

青森市本町3丁目2−4  
電話番号:017-776-3480
定休日:月曜、第4日曜
営業時間:11時~19時40分
予算:鰻重上2800円
アクセス:JR青森駅の駅前通り(新町通り)を進み、「さくら野百貨店」、「青森銀行」、「秋田銀行」を過ぎ、広い通りの「本町1丁目交差点」を左折する。「青森ワシントンホテル」を過ぎ、「青森警察署」を過ぎた次の信号を右折するとすぐ右側。JR青森駅から徒歩15分
最寄りのランドマーク:青森ワシントンホテル
お勧めポイント:青森県ナンバーワンの鰻専門店

入り口左の調理場

廊下には順番待ちの行列が

細く縦長のテーブル席の部屋

鰻重上

       

中華そば 田むら

 地元客に人気の津軽ラーメンの店。店はかなりの大箱店で、右奥に小上がりが、左奥にテーブル席と手前左にカウンター席がある。まずは、券売機で食券を購入。
 基本のラーメンは「鬼にぼし」、「あっさり煮干し」、「背脂しょうが中華」の3種類であるが、この他季節により、「魚介豚骨味噌」、「中華ざる」、「魚介辛子中華」、「特製魚介つけ麺」などが登場する。実はこの店、青森県で今流行の濃厚煮干しスープ「鬼にぼし」ラーメンで有名。しかしながら、僕がお勧めしたいのは「あっさり煮干し」の方。「鬼にぼし」のスープは、黒く混濁したトロトロのトンコツスープで、同じく濃厚な煮干しスープで有名な 「中華そば ひらこ屋(→ その他日本の旨い店・青森県の頁を参照)」 を彷彿させる。煮干しの風味が限りなく深く、後を引く美味しさである。?は自家製の中太の縮れ麺で、コシがなくモチモチとした感じも「中華そば ひらこ屋」に似ている。ただ、「中華そば ひらこ屋」や姉妹店の 「麺屋 らいぞう(→ その他日本の旨い店・青森県の頁を参照)」 に比べると、煮干しの風味がより強く、エグ味があって洗練されていないような気がする。なので、この店の「鬼にぼし」は1つ星で、「あっさり煮干し」は2つ星の評価とした。一方、「あっさり煮干し」のスープは透明な醤油スープで、そのサッパリとした魚介系スープはまるで日本蕎麦の汁のよう。「背脂しょうが中華」は、背脂の旨味がスープに生かされておらず、生姜との組み合わせも微妙だ。また、「あっさり煮干し」と「背脂しょうが中華」の2つは、通常の中太縮れ麺か細麺かのどちらかを選べるが、「あっさり煮干し」には細麺の中細縮れ麺の方が合う。
 通常のチャーシューは肩ロースを使用しているが、トッピングの「バラチャーシュー」は豚バラ肉を使用しており、こちらの方が美味しい。さらに、「煮玉子」は味が凝縮したような半熟の黄身が美味しい。(2014年5月追加)

青森市緑3丁目4-12  
電話番号:017-722-8667
定休日:水曜(祝日の場合には営業)
営業時間:11時~16時
予算:あっさり煮干し(中)600円
アクセス:JR青森駅から車で10分
最寄りのランドマーク:奥野中央公園、サンロード
お勧めポイント:濃厚煮干しラーメン「鬼にぼし」で有名な店

「鬼煮干し」に バラチャーシューと煮玉子をトッピング

トッピングのバラチャーシューと通常のチャーシュー

煮玉子の断面

あっさり煮干し

背脂しょうが中華

特別史跡 
 三内丸山(さんないまるやま)遺跡

 実は、青森県は縄文時代や弥生時代の遺跡の宝庫である。特に、宇宙人のような「遮光器土偶」が出土した「亀ヶ岡石器時代遺跡」が良く知られているが、この「亀ヶ岡石器時代遺跡」以上に有名なのが、日本最大規模の縄文集落遺跡であるこの三内丸山遺跡なのである。広い敷地内には、当時の縄文集落が見事に再現されており、広大な屋外遺跡の他に、立派なミュージアム「縄文の丘三内まほろばパーク・縄文時遊館」などがある。建物内には三内丸山遺跡の全てを映像で分かりやすく見ることができる「縄文シアター」や、出土した展示物を見ることができる「さんまるミュージアム」、遺跡全体のジオラマやそれぞれのスポットの説明をタッチパネルで見ることができる「模型の間」、さらに有料で土器や土偶作りを体験できる「体験工房」などがある。また、外国人向けには、英語、中国語、韓国語のパンフレットが用意されており、そして「縄文シアター」で使用できる英語、中国語、韓国語対応の翻訳機の貸し出しも行っている。さらに、定時にボランティアガイドの案内も行っていて、地方の施設とは思えないくらい至れり尽くせりなのである。特筆すべきは、この素晴らしい遺跡が通年して自由に見学できるだけではなく、全ての入場料が無料であるということだ。青空の下、遺跡を眺めながら縄文時代の思いにふけっていると、まるで彼らの息吹が伝わってくるような素晴らしい施設である。(2013年8月追加)

青森市大字三内字丸山  
電話番号:017-781-6078
定休日:年末年始(12月30日~1月1日)
営業時間:【6/1~9/30】9時~17時半、【10/1~5/31】9時~16時半
予算:無料
アクセス:JR青森駅からタクシーで20分(7km)、青森インターチェンジ(東北縦貫自動車道)から車ですぐ(2キロメートル)
最寄りのランドマーク:青森インターチェンジ
お勧めポイント:日本最大級の縄文集落遺跡とミュージアムを無料で見学できる

津軽割烹 未来

 地産地消をテーマに、青森県の食材にこだわった日本料理店。しかも、食材だけでなく、津軽塗など地元の器にもこだわっている。元は倉庫か何かだったのをリフォームしたのだろうか?店内は天井が高く、和食店としては多少違和感を感じる。正面左側にカウンター席が、そして右側にはテーブル席がある。さらに、入り口側には12名まで収容できる個室もある。料理は店主1人が作り、そして女将さんがサービスを担当している。 
 品数が同じコースの値段の違いは食材の質の違いで、ボリュームは基本的に同じである。今回は初めての訪問なので、10800円のおまかせコースを注文。すると、先ずバフンウニの「イチゴ汁」と「八寸」が出てきた。「イチゴ汁」は海の風味が満載の潮汁で、青森に来て良かった~と思うような逸品だった。続いて出てきた刺身が素晴らしい!!地物の平目や真鯛、本鮪、トマト、オクラがのっているが、切り口と厚さが絶妙で、見事に素材の弾力と甘み、旨味を引き出していた。特に、最後の青森牛(倉石牛)のステーキが圧巻で、これ以上ないくらいの素晴らしい火の通し方っであった。さらに特筆すべきはお酒である。店主はお酒にもかなりのこだわりがあるらしく、とりわけ地酒が凄い!!「田酒」などは全銘柄があるのではないか?というほど揃っている。また、最近人気の「豊盃」に至っては入手困難なレアな酒まであった。しかもワインに至っては、これだけの日本産ワインを置いている日本料理店は全国探してもないのではないか?思うほどの品揃えである。加えて地ビールも揃えるという抜かりのなさ。これでもう少し雰囲気が良ければ、酒好きなら必ず3つ星にしたいと思わせる日本料理店である。(2013年7月追加) 

青森市安方2-3-16  
電話番号:017-775-2005
定休日:日曜・祝日(月曜が祝日の場合には日曜も営業) 
営業時間:11時~14時(ランチは2名様以上の予約でのみ営業)、17時~23時 
予算:おまかせ料理コース:【8品】5800円と7800円、【10品】10800円と12800円 
アクセス:JR青森駅を出て駅前通り(新町通り)を進む。百貨店「さくら野」を過ぎた次の信号を左折し、三角形のビル「アスパム」に向かって進む。「ホテルJALシティ青森」の角を右折するとすぐ左側。JR青森駅から徒歩10分 
最寄りのランドマーク:さくら野 青森店、アスパム、ホテルJALシティ青森
お勧めポイント:青森ナンバーワンの和食店

中華そば ひらこ屋

 青森郊外の青森西バイパス沿いにある人気の煮干しラーメン店。土日などの休日には開店前から客の車が駐車場にスタンバイし、そして開店と同時に席が埋まり、11時前には行列ができるといった具合。メニューを見ると、煮干し中華そばの「あっさり」、とんこつ煮干しそばの「こいくち」、背脂中華そばの「せあぶら」、煮干し肉そばの「バラそば」の4種類がある。しかし、基本のスープは鰹節と煮干しのバランスが良い澄んだ清湯・魚介系スープと、濃厚な煮干しがタップリ入った混濁した魚介系スープの2種類のみで、「こいくち」以外は、澄んだ清湯スープの方を使用する。この他に、夏季限定であるが「つけそば(つけ麺)」もあった。席に着いて注文し、まずは無料の漬け物を食べながら待つ。
 予め言っておくが、この店は煮干しラーメン好きの方にお勧めであって、煮干しはちょっと・・・と言う方や、麺にコシを求める方にはお勧めできない。しかしながらそれを差し引いても、この店のラーメンには素晴らしい個性と味わいがあるのである。この店の一押しは、これでもか!というくらい煮干しが効いた「こいくち」。それは弘前にある「中華そば あらや」と同じくらいインパクトがある混濁した煮干しスープであるが、「中華そば あらや」と比べると、こちらの方が遙かに洗練された旨味を感じる。スープの表面には煮干しのアクが浮かび、ドンブリの縁に付着するほどである。スープを口に含むと、煮干しや鰹節に由来する酸味が広がり、イノシン酸の旨味全開なのである。麺はどの麺も中太のストレート麺で、独特のモチモチ感がある。コシはなくちょっと物足りなさを感じるが、麺を固めにと注文している客は見受けられない。
 もしも煮干し系がダメという方は、「こいくち」以外のラーメンを注文しよう。「バラそば」は、青森特有の澄んだ魚介系スープにバラ肉のチャーシューをのせたチャーシューメンである。しかし、チャーシューの脂身が多すぎて途中で飽きてしまうので、「あっさり」か「せあぶら」にして、チャーシューをトッピングするのがお勧め。トッピングのチャーシューはサッパリとした厚切り肉で、200円とは思えないくらいボリュームがある。また、もう一つのトッピングの「味付け玉子」も中がトロッとして最高に美味しいのでお勧め。「せあぶら」は背脂増しの「鬼あぶら」に変更可能である。 「特別史跡 三内丸山遺跡(→ その他日本の旨い店・青森県の頁を参照)」 から比較的近いところにあるので、遺跡を見た帰りに是非寄って味わいたい津軽ラーメンである。(2013年9月追加)

青森市新城山田588-16  
電話番号:017-787-0057
定休日:火曜(祭日は営業)
営業時間:10時~20時45分(スープがなくなり次第終了)
予算:こいくち(中)600円、せあぶら(中)600円、チャーシュー200円
アクセス:JR青森駅から車で12分(新青森駅から車で3分)
最寄りのランドマーク:青森西バイパス、宇佐美GS
お勧めポイント:濃厚な煮干しとトンコツスープが絶妙な味わいを見せるラーメン

麺屋 らいぞう

 青森市郊外にある魚介ラーメンの店。ピーク時には行列が出来るほどの人気店である。実はこの店、煮干しラーメンで有名な 「中華そば ひらこ屋(→ その他日本の旨い店・青森県の頁を参照)」 の別ブランド店である。手前にカウンター席、左にテーブル席、右奥には小上がりがある。先ずは自動券売機で食券を購入して列に並ぶ。
 この店のスープは、混濁したスープの「濃厚魚介ソバ」と透明なスープの「煮干ソバ」の2種類。「濃厚魚介ソバ」のスープは、あっさりに薄めた「あっさり」と、より濃厚にした「超濃厚(限定30食)」に変更できる。さらに「濃厚魚介ソバ」は、唐辛子・エビ・ホタテなどを混ぜてボール状に固めたスパイス「辛玉」が載った「濃厚魚介ソバ 辛み玉ソバ」とつけ麺である「つけソバ」がある。
 僕の一押しは何と言っても「濃厚魚介ソバ」。これは「中華そば ひらこ屋」の「こいくち」に相当するラーメンであるが、「中華そば ひらこ屋」よりも煮干しがきつくなくて食べやすい。スープは、鶏ガラ、豚骨、野菜を大量に使用し、これに煮干し、鰹節、鯖節などの魚介系を併せたもの。濃厚なスープに魚介系由来の酸味が見事にマッチしており、極太麺であるにも関わらず全く違和感じさせない。一方、「煮干ソバ」は「中華そば ひらこ屋」の「あっさり」に相当するラーメンであるが、鰹節は用いず片口イワシ、平子イワシ、ウルメイワシの4種の煮干しを使用したもの。煮干し由来の酸味が何とも言えず素晴らしく美味しいが、太麺とは残念ながらマッチしていない。
 具材のチャーシューは、味は悪くないものの厚くやや硬め。200円の追加で「特製トッピング」というボリュームタップリの具材を追加できるが、これは豚筋のチャーシューと大量のシナチク、味玉、海苔が入ったもの。ラーメンに直接載せることも別盛にもできる。トロトロの豚筋のチャーシューは単独で食べると美味しいものの、魚介スープとは合わないような気がする。「濃厚魚介ソバ」の麺はモチモチとした極太麺で、「煮干ソバ」の麺は加水の多めのちょっとコシのない太麺である。トッピングのお勧めはトロッとして濃厚な「味玉」で、「魚粉」と「玉ネギ」は無料である。(2014年1月追加)

青森市小柳5-19-5  
電話番号:017-742-6929
定休日:火曜(祝日は営業)
営業時間:11時~20時45分
予算:濃厚魚介ソバ(中)630分
アクセス:青い森鉄道・小柳駅を出て左に団地を見ながら直進する。信号を左折して小柳小学校を過ぎて200mほど進むと左にある。小柳駅から徒歩10分。靑森中心部から車で10分くらい
最寄りのランドマーク:靑森市立小柳小学校
お勧めポイント:靑森ならではのパンチの効いた魚介系ラーメン

麺や ゼットン

 昭和がコンセプトの人気ラーメン店。外観はバラックの様な建物で、店内にはポスターなどの昭和アイテムが展示され、BGMに昭和歌謡曲が流れる。特に目を引くのは、「札幌・中島スポーツセンター」で開催されたプロレスのポスターである。若き日のジャイアント馬場やアントニオ猪木の他、黒い魔神「ボボ・ブラジル」や当時NWA世界ヘビー級チャンピオンだった「ドリー・ファンク・ジュニア」、ミル・マスカラスなどの懐かしい面々が・・・。
 この店のラーメンはとにかくスープが美味しい。中でも僕のお勧めは「バラそば」。かつての人気メニューだった「背脂煮干し(チャーシュー入り)」がメニューから消え、現在はマニアックな「ドロ煮干し」や「デス煮干し」、「濃厚魚介つけ麺」などが人気である。特に、4年ぶりの新作「爆裂煮干し」が新たにメニューに加わったのが目を引く。「ドロ煮干し」は、5段階のドロドロから選べ、ドロ1〜4までが無料、ドロ5が100円増しとなっている。また、このドロ5スープを更にパワーアップした「ドロ煮干し・最強」が一日5食限定で味わえる。ちなみに、これを完食すれば、店から賞状がもらえる。
 僕の一押しの「バラそば」は、青森の有名ブランド「シャモロック」と旨味のある「桜姫鶏」、そして力強い味わいの「五穀味鶏」を強火で炊きあげ、それに豚骨や野菜を加えて、12時間かけてスープを作っているという。これに3種類の煮干しと鯖節、鰹節などを加えることで、うっすらと濁ったスープが出来上がる。口に含むとの動物系と魚介系による重層感と深い旨味が感じられる。ラーメンが運ばれてくると、目の前で店員がバーナーで炙ってチャーシューを仕上げてくれる。これはチャーシューのとろみと香りを出すために行っているようだが、パフォーマンスとしても受けそうだ。麺は中太の縮れ麺で、モチッとしているがそれほどコシがない。チャーシューは多少塩辛いが、それが気にならないくらいの美味しさである。
 僕のもう一つのお勧めは「デス煮干し」。津軽ラーメン特有の「焼き干し」の他、「平子」、「片口いわし」、「サンマ」、「イリコ」など計5種類の煮干しと豚骨スープと合わせて作られている。煮干しの風味に加え、煮干しに由来する酸味を感じさせ、煮干し系では「中華そば ひらこ屋」の「こいくち」と共に青森を代表する煮干しスープである。「デス煮干し」の麺は中太のストレート麺で、こちらの方がコシがあっていい。また、新作の「爆裂煮干し」や「ドロ煮干し」は特にお勧めではない。(2017年3月更新)

青森市緑2-7-19  
電話:017-777-6577
定休日:木曜
営業時間:11時~15時、17時~21時(土・日・祝日は11時~16時、17時~22時) 
予算:バラそば750円 
アクセス:JR青森駅からタクシーで12分 
最寄りのランドマーク:市立南中学校、青森山田高校、イオン
お勧めポイント:重層感のあるスープが旨いバラそば

店内には昭和のアイテムが一杯カウンター席特に目を引くのは、「札幌・中島スポーツセンター」で開催されたプロレスのポスターである。若き日のジャイアント馬場やアントニオ猪木の他、黒い魔神「ボボ・ブラジル」や当時NWA世界ヘビー級チャンピオンだった「ドリー・ファンク・ジュニア」、ミル・マスカラスなどの懐かしい面々が・・・メニュー1メニュー2メニューにはお子様ラーメンもある一日5食限定の「ドロ煮干し・最強」を食べると、店からミニ賞状がもらえる4年ぶりの新作メニュー店のこだわりテーブルにはホワイトペーパーとブラックペッパー、そしてふりかけがある僕の一押しの「バラそば」は、目の前で店員がバーナーで炙ってチャーシューを仕上げてくれる「バラそば」の完成形スープはうっすらと混濁している。青森の有名ブランド「シャモロック」と旨味のある「桜姫鶏」、そして力強い味わいの「五穀味鶏」を強火で炊きあげ、それに豚骨や野菜を加えて、12時間かけてスープを作っているという麺は中太の縮れ麺で、モチッとしているがそれほどコシがない「デス煮干し」津軽ラーメン特有の「焼き干し」の他、「平子」、「片口いわし」、「サンマ」、「イリコ」など計5種類の煮干しと豚骨スープと合わせて作られている。煮干しの風味に加え、煮干しに由来する酸味を感じさせ、煮干し系では「中華そば ひらこ屋」の「こいくち」と共に青森を代表する煮干しスープ「デス煮干し」の麺は中太のストレート麺で、コシがあっていい4年ぶりの新作メニュー「爆裂煮干し」味にアクセントをつけるために辛味佃煮はのっているスープは鶏ガラベースの濃厚煮干しスープ

出し屋 五丈軒

 もしも魚介系ラーメン店ベスト100を選ぶとすれば、僕はまずこの店を推したい。この店は煮干し醤油味の「中華そば」と「バラそば」で有名であるが、僕のお勧めは「バラそば」。この店のチャーシューは、「豚バラ」、「豚モモ」、「豚肩ロース」の3種類があり、ラーメンの種類によって使い分けるほどのこだわりよう。「中華そば」のチャーシューはサッパリとしたモモ肉なのに対し、「バラそば」のチャーシューは豚バラを使っているため、トロッとしていて抜群に美味しい。表面にうっすらと油膜が張ったスープは、旭川ラーメンの様で一見脂っこそうだが、飲んでみ見ると意外とサッパリとしている。しかも、洗練された煮干しのコクを感じ、かなりのインパクトがある。麺は自家製にこだわっており、かん水の少ない白っぽい中太縮れ麺である。これが魚介系スープと良く絡み、最後の一滴まで飲み干してしまうほど旨い。(2012年8月) 
ちなみに、青森津軽煮干専門ラーメン通販サイト「ら針盤」でこの店の冷凍ラーメンを購入できる。
http://ra-shinban.com/?pid=34179442

青森市浜田1-10-15  
電話:017-762-2255
定休日:無休
営業時間:11時~21時45分
予算:バラそば780円 
アクセス:イトーヨーカドーの北側、青森山田高校の南側。青森自動車道・青森中央インターからすぐ。JR青森駅からタクシーで13分 

最寄りのランドマーク:イトーヨーカドー、青森山田高校

お勧めポイント:チャーシューが抜群に美味しい魚介系チャーシュー麺

八戸市

蕪嶋神社とウミネコ

 八戸市水産科学館「マリエント」のすぐ近くにある蕪島は、種差(たねさし)海岸とならぶウミネコの繁殖地である。ここには「蕪島神社」があり、財弁天が祀られている。江戸時代には、この蕪島周辺が八戸藩唯一の貿易港・漁港として藩の経済を支えてきたという歴史がある。大正8年には橋が架けられ、その後、昭和18年に埋め立てられて現在のような陸続きのひょうたん型の島となった。
 蕪島は、大正11年にウミネコの繁殖地として天然記念物に指定され、毎年2月頃からウミネコが集まり始める。そして、3月末には3万羽を越え、4月に産卵、5月には孵化して子育てが始まり、6月末から巣立ち、7月末から徐々に飛び立ち、8月上旬には全てのウミネコが蕪島から離れるという(蕪島ホームページから抜粋改変)。なので、もしも訪れるなら3月~6月までの期間限定である。見ていると、まるで映画のワンシーンのようなその迫力に圧倒される。しかしながら、ウミネコの糞が落ちるので、車からで出て見るときには傘は必須である。(2014年4月追加)
http://kabushima.com/index.html

八戸市大字鮫町字鮫57  
電話番号:0178-34-2730
アクセス:八戸中心部から車で10分
最寄りのランドマーク:八戸市水産科学館・マリエント
お勧めポイント:まるで映画のシーンのようなウミネコの繁殖地

駐車場から蕪島神社を眺めたところ

傘がなかったので上には上れませんでした

怖いくらいの数がいて、迫力があります

八食センター

 「八食センター」は観光地によくある大規模市場であるが、八戸中央卸売市場に隣接していることから、観光市場というよりもむしろ場外市場的な市場なのかもしれない。
 この中にはメインである鮮魚店や乾物店の他、精肉店や青果店、さらに飲食店まで含めると60店舗が入っている。いろいろまわって見てみると、とにかく鮮魚が安い!!特に、キンキやアブラコ(アイナメ)、真サバ、ウニ、ホタテ、ホヤなどが安くて鮮度も抜群であった。珍しい物では、青森名産の「トゲクリカニ」や「平ガニ」、そして深海魚の1種である「ドンコ」などもあった。また、地元でしか買えない幻の牛「倉石牛」なども販売されており、下記オンラインショッピングからも購入が可能だ。(2015年4月追加)
http://www.849net.com
http://www.849shop.com

八戸市河原木字神才22-2  
電話番号:178-28-9311 
定休日:水曜(祝日を除く)
営業時間:【市場棟】9時~18時、【味横丁】9時~18時半、【厨スタジアム】9時~21時(ここだけ年中無休)
アクセス:八戸中心部より車で10分
最寄りのランドマーク:八戸市中央卸売市場
お勧めポイント:八戸の美味しい物がここで購入できる

外観はいかにも観光市場といった感じ

中は広い普通の市場です

是川縄文館

 青森県には縄文時代の遺跡が多数ある。大規模集落の 「三内丸山遺跡(→ その他日本の旨い店・青森県の頁を参照)」 や、宇宙人の姿のような遮光器土偶の「亀ヶ岡遺跡」が全国的に有名である。しかしながら、地元の方や古代史マニア以外にこの「是川遺跡」を知る人は意外に少ない。この施設は、是川遺跡群の中に作られた小さいながらも素晴らしい博物館である。
 1階の入口近くには土偶グッツを販売するショップがある。まずは吹き抜けになった1階を抜けて2階へ上がり、入場券を購入する。2階へ向かう階段の手すりが赤い縄で装飾され、縄文らしいポップなインテリアがいい。2階入場口の右側には特別展示室があり、左に常設展示施設がある。この常設展示室に展示されている土偶と土器が実に見事である。芸術家の岡本太郎が縄文土器からインスピレーションというが、まさに三角形に突き出た縄文式土器のデザインは、例えば素焼きのワインクーラーとして使えば現在でも通用するのではないかと思うほど。また、遮光器土偶は亀ヶ岡遺跡というイメージがあるが、この是川遺跡からも多数出土しているのには驚いた。さらに、特筆すべきは世界最古の漆塗り文化が、縄文時代からこの地に花開いていたということである。そして、締めくくりは何と言っても国宝の「合掌土偶」であろう。(2015年4月追加)
http://www.korekawa-jomon.jp

八戸市大字是川字横山1  
電話番号:0178-38-9511
定休日:月曜(第1月曜・祝日・振替休日の場合は開館)、祝日・振替休日の翌日(土・日、祝日の場合は開館)
営業時間:9時~17時
予算:一般250円、高校生150円、小中学生50円
アクセス:八戸市中心部より車で10分
最寄りのランドマーク:八戸是川インターチェンジ
お勧めポイント:国宝・合掌土偶が見られる

2階へ向かう階段の手すりは真っ赤な縄でできている

常設展示施設にある縄文時代の生活を知るシアター

土器や土偶の展示室

是川遺跡でもこのような遮光器土偶が多数出土しています

国宝の合掌土偶

今年封切りされるこの映画は、ここが舞台となっているらしい

ほむら

 現在、青森県・食べログ総合ランキング第2位の日本料理店。店はJR八戸駅(JR本八戸駅ではなく、新幹線の駅の方)の目の前にあり、駅からのアクセスも抜群である。店は間口が非常に狭く、まさに居酒屋のような雰囲気。入口には5席のカウンター席があり、奥にはテーブル席と小上がりがある。店主は東京で日本料理を修業したというが、まだ若そうに見える。
 この店の料理はコースのみで、アラカルトメニューはない。コースは6000円から10000円まであり、コースの中に水菓子(デザート)はつかない。まず、生ビールを注文すると、キリンのハートランドであった。店主は日本酒の知識があまりないのか、セレクトが良くなく大吟醸も置いていなかった。
 この日は8000円のコースをいただいた。料理全体の印象としては、青森県の日本料理店としては、居酒屋料理に迎合しない至極真っ当な日本料理であった。また、ボリュームも十分で、コスパも悪くなかった。これでもう少し雰囲気が良ければ堂々の2つ星で良いと思うが、現在のような居酒屋のような状態では、ギリギリ2つ星といった評価となるだろう。(2015年4月追加)

八戸市一番町1丁目1−30  
電話番号:0178-27-2632
定休日:不定休
営業時間:17時~(ラストオーダーはなく要相談)
予算:コースのみ6000円~10000円
アクセス:JR八戸駅前を出ると、左角にローソン、右角に焼き鳥店がある。右角の焼鳥店の右並びにある。JR八戸駅前から徒歩1分
最寄りのランドマーク:JR八戸駅
お勧めポイント:八戸でいただける至極真っ当な日本料理

入口近くにあるカウンター席

ハートランドビールと先付けの「煮ダコの桜風味」

煮ダコの下に桜の葉が見える

ホタルイカの長芋素麺

かき混ぜるとこんな感じ。葉ワサビと筍入りです

揚げ物は、稚鮎とコゴミの天ぷら、あん肝のレンコンはさみ揚げ

刺身は手前左「カワハギのウニのせ」、手前右は「カワハギの肝のせ」、後方左は「鯖の棒寿司・柚子こしょう風味」、後方右は「サクラマスのスモーク」

本来は和牛のステーキ2切れと筍のソテーですが、気がついたときには食べ終えてしまい、写真は撮り忘れました

毛ガニのカニ味噌のせ

かと思いきや、メカブトロロの他に中に蒸しアワビが入っていました

これが一番美味しかった「新ワカメの炊き合わせ」

土鍋で炊いた「穴子ご飯」。アクセントに刻んだ新フキが入っていました

お新香とともに出てきた青森名物「ニンニク味噌」をのせて

五所川原市

麺屋 遊仁(あそびと)

 五所川原市の観光名所 「立佞武多の館(→ その他日本の旨い店・青森県の頁を参照)」 の斜め向かいのビルにあるラーメン店。店内に入ると、左側に5席のカウンター席、右側に4名用のテーブル席が2つだけの小さな店だ。土曜日の昼には、開店直後から行列ができるほどの人気店である。
 メニューを見ると、人気の「蛤そば」の他、「鶏そば」や「中華そば」、「背脂中華」、さらに青森の夏の名物という「中華ざる」の5種類がある。「中華そば」と「背脂中華そば」、「中華ざる」は醤油味だが、「蛤そば」と「鶏そば」には、醤油の他に塩もある。
 お勧めは、「鶏そば」とこの店の名物「蛤そば」で、必ずトロトロの味玉を付けて欲しい。「鶏そば」には鶏油(チーユ)と柚子皮が入っており、後味がスッキリとした現代的な中華そばに仕上がっている。「蛤そば」は蛤のエキスが濃厚で、「鶏そば」とはまた違った深い味わいがあっていい。両者とも麺は中細のストレート麺で、こちらは可もなく不可もなしといった感じだが、これらのスープには合っていると思う。「中華そば」と「背脂中華」は、青森らしい煮干しが香るベーシックなラーメンである。「中華そば」と「背脂中華」の麺は中細縮れ麺で、これはあまり良くない。スープは美味しいだけに多少残念な気がする。しかし、全体的なレベルは高く、「立佞武多の館」を訪れた際には、ぜひ一度食べてみて欲しい店だ。(2016年9月追加)

五所川原市大町501-2 トカトントンスクエア1階  
電話番号:0173-33-6338
定休日:日曜・祝日
営業時間:11時~15時、17時半~20時
予算:蛤そば・味玉1000円、鶏そば・味玉800円
アクセス:JR五所川原駅から直進して、交差点の左角。JR五所川原駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:立佞武多の館
お勧めポイント:地方店とは思えない洗練されたラーメンが食べられる

向かいには五所川原市の観光名所「立佞武多の館」が見えますこの建物の1階にあります暖簾の見えるココですメニュー1メニュー2カウンター席には無料の漬物が置かれていますシソ風味のキュウリとキャベツの漬物です鯛スープの中華そば「鯛中華」のフェアも定期的に行っているらしい「鶏そば・味玉(醤油味)」柚子皮は海苔に添えられているので、柚子が苦手な人はどけて食べれば良い麺は中細のストレート麺で、ツブツブが見えるので全粒粉を使用しているようだトロトロの半熟と味加減が絶妙な味玉「蛤そば・味玉(醤油味)」スープは和食の出汁のように繊細「背脂中華」この中細縮れ麺はコシがないスープは煮干し風味の津軽そばのスープ

立佞武多の館
 (たちねぷたのやかた)

 五所川原市の観光名所 「立佞武多の館(→ その他日本の旨い店・青森県の頁を参照)」 の斜め向かいのビルにあるラーメン店。店内に入ると、左側に5席のカウンター席、右側に4名用のテーブル席が2つだけの小さな店だ。土曜日の昼には、開店直後から行列ができるほどの人気店である。
 メニューを見ると、人気の「蛤そば」の他、「鶏そば」や「中華そば」、「背脂中華」、さらに青森の夏の名物という「中華ざる」の5種類がある。「中華そば」と「背脂中華そば」、「中華ざる」は醤油味だが、「蛤そば」と「鶏そば」には、醤油の他に塩もある。
 お勧めは、「鶏そば」とこの店の名物「蛤そば」で、必ずトロトロの味玉を付けて欲しい。「鶏そば」には鶏油(チーユ)と柚子皮が入っており、後味がスッキリとした現代的な中華そばに仕上がっている。「蛤そば」は蛤のエキスが濃厚で、「鶏そば」とはまた違った深い味わいがあっていい。両者とも麺は中細のストレート麺で、こちらは可もなく不可もなしといった感じだが、これらのスープには合っていると思う。「中華そば」と「背脂中華」は、青森らしい煮干しが香るベーシックなラーメンである。「中華そば」と「背脂中華」の麺は中細縮れ麺で、これはあまり良くない。スープは美味しいだけに多少残念な気がする。しかし、全体的なレベルは高く、「立佞武多の館」を訪れた際には、ぜひ一度食べてみて欲しい店だ。(2016年9月追加)
http://www.tachineputa.jp/pavilion/index.html

五所川原市大町501-2 トカトントンスクエア1階  
電話番号:0173-33-6338
定休日:日曜・祝日
営業時間:11時~15時、17時半~20時
予算:蛤そば・味玉1000円、鶏そば・味玉800円
アクセス:JR五所川原駅から直進して、交差点の左角。JR五所川原駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:立佞武多の館
お勧めポイント:地方店とは思えない洗練されたラーメンが食べられる

この大きな建物です入口を入り、自動券売機で入場券を購入してはいると中はこんな感じで、下から立佞武多を眺めることができる外が見えるエレベーターで4階に向かう今度は上から立佞武多を眺める間近で見ると、巨大な立佞武多の傘はまるで花火ののよう螺旋状の通路を降りていくと、観覧席がある向かいにある壁はスクリーンになっていて、30分ごとにこのような立佞武多の映画を上映している「立佞武多祭り」の時にはここの扉が開き、ここに展示されている立佞武多が出陣する通路の最後には地元出身の「吉 幾三」さんの等身大写真があり、彼が毎年参加している立佞武多祭りの時の映像が流されている 

弘前市

福や銀次郎

 弘前大学の先生から教えてもらった、今、弘前で最も予約の取れない人気日本料理店である。いや、実際には「炭火焼き居酒屋」と言った方が正確なのかもしれないが、あくまでも僕のお勧めは、日本料理のコースなのである。店内に入ると、入口側にはガラス張りの炭火焼き台があり、左側にはオープンキッチンのカウンター席が7席、そして右側には掘りごたつの小上がりが奥まで続く。
 予め誤解のないように言っておくが、今回は最高レベルの3つ星としたが、決して味や素材、雰囲気、サービスなどが最高というわけではなく、弘前に来たなら「また絶対に訪れたい」と思わせる評価なのである。評価した最大の理由は、18万人弱という地方都市にありながら、コース料理のコスパが日本一であるという点だ。美味しいことはもちろんのことであるが、とにかくコスパがどの店よりも抜きんでているのである。同じ価格帯のコース料理は全国に数多あるとは思うが、ディナータイムで、この量と質を兼ね備えた店は見たことがない。コースは僅か3400円で、プラス1800円で飲み放題にできるので、日本料理初心者の入門店としては最適であろう。
 この日のコース料理を見てみると、先付け「石蟹内子とウニの白胡麻豆腐」、前菜「油坊主(銀ダラ科の深海魚)とキノコの笹の葉包み」、お造り「真鯛、生本マグロの赤身、ボタン海老、カンパチ、帆立貝」、炭火串焼き「自家製生つくね・月見」、「(刺身で使った)ボタン海老の頭の焼き物」、鍋「3種からチョイス可(鳥のつくね鍋、豚のしゃぶしゃぶ鍋、海鮮鍋)」、蒸し物「松茸と甘鯛の蕪蒸し」、焼き物「北海道産・氷温熟成牛のサーロインと十和田産・牛ロースの炭火焼き」、炊きたての土鍋飯「広島県産牡蠣と焼き銀杏」、甘味「北海道産小豆と栗のアイスクリーム・きな粉とメープルのソース」といった具合。
 居酒屋の雰囲気で、しかも若いバイトのサービス陣ということだったので、実は全く期待していなかったが、この若いサービス陣がよくトレーニングされており、しかも6名もいるせいか、滞りなくサービスされて心地よかった。また、電話対応もそれなりに良く、前日にはキチンとコンファーム電話も届いた。このサービスを含めた点も今回の加点対象とした!(2018年10月追加)

弘前市新鍛冶町63  
電話番号:0172-35-9501
定休日:日曜
営業時間:17時〜24時
予算:コース料理3400円(プラス1800円で飲み放題)
アクセス:JR弘前駅からタクシーで5分
最寄りのランドマーク:弘南鉄道・中央弘前駅
お勧めポイント:日本一のコスパの日本料理店

店の前は暗いですがココです! 入口側にはガラス張りの炭火焼き台が見える 炭火を使った焼き台は専属の調理人が担当
左側にはオープンキッチンのカウンター席が7席。左が店主
右側には掘りごたつの小上がりが奥まで続く(今回は途中で仕切られていたが、この奥にも同じような小上がりが続く) 本日のコースメニュー(前半) 本日のコースメニュー(後半) アラカルトメニューの中から「炭火串焼」 アラカルトメニューの中から「揚げ物」と「焼き物」 アラカルトメニューの中から「土鍋めし」と「鍋物」、「甘味」
アルコールメニューも充実している。生ビールはサントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」と「マスターズドリーム・ピルスナー」があり、ハイボールは「響」や「山崎12年」、「白州12年」もある ボトルワインはお手頃価格。赤白のグラスワインは580円、グラスのスパークリングワインは680円 日本酒は青森県産の地酒。大吟醸は弘前の「豊盃」のみ 先付けの「石蟹内子とウニの白胡麻豆腐」から、早くも味の先制パンチを受けた。国産フカヒレの煮こごりに青柚子の風味を付けているので、日本料理といえばそうだが、食べた感じはフレンチの「ウニとコンソメのジュレ」を彷彿させるとろける逸品だった
続いての前菜は「油坊主(銀ダラ科の深海魚)とキノコの笹の葉包み」 紙包み焼きのように加熱された笹の包みを開けると、まるで秋を彩る宝石箱のよう。様々なキノコや銀杏、ネギなどが柚子味噌で味付けされており、油坊主はまさに脂ののった銀ダラと真鱈を足して2で割ったような味わい 安いコースだからといって、ビジュアル、質ともに手抜きなしのお造りだった 手前右から、真鯛の松皮造り、生の本マグロの赤身、とろけるボタン海老、コリコリのカンパチ、身がぶ厚い帆立貝 炭火串焼きの「自家製生つくね・月見」は、黄身を溶いたタレに漬けて食べる。ナンコツの歯ごたえが何とも言えずいい
刺身で使用したボタン海老の頭を香ばしく焼いてくれた 一口で一気に食べると、殻のカリッとした香ばしさと、時間差で頭の味噌の濃厚さが味わえて最高だった! 店員が鍋に自家製つくねを入れてくれる 自家製つくねと季節の野菜鍋の完成! 自家製つくねはもちろん美味しかったが、野菜の中で、特に地元の豆付きモヤシのシャキシャキ感がとくに良かった 蒸し物「松茸と甘鯛の蕪蒸し」 脇役のトロッとした焼き茄子と蕎麦の実が実に良いアクセントになっていた 「広島県産牡蠣と焼き銀杏の土鍋飯」が炊きあがったようだ オープン!牡蠣と銀杏の他に、キノコやベビー帆立貝、三つ葉が入っている
焼き物「北海道産・氷温熟成牛のサーロインと十和田産・牛ロースの炭火焼き」も同時に出てきた 「広島県産牡蠣と焼き銀杏の土鍋飯」は、まずは最初はそのまま炊きたてを食べる 2杯目は黄柚子風味の出汁をかけ
茶漬けとしていただく
デザートは「北海道産小豆と栗のアイスクリーム・きな粉とメープルのソース」

トラットリア リパージオLIPAGIO

 弘前の人気寿司店「鮨 たむら(→ グルメバイブル特別編・その他日本の旨い店・青森県を参照)」の店主から教えてもらったイタリアン。今年で7年目を迎えるという。何故今まで気がつかなかったのか?と不思議に思い、食べログで調べてみると、果たしてその点数は現時点で3.07と、既にグルメバイブルに掲載されている有名イタリアン「オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ(→ グルメバイブル特別編・その他日本の旨い店・青森県を参照)」の3.73とは比べようもない低スコア。しかし、食べログよりも人づての情報の方が確かであることはこれまでの経験から明らかなので、行ってみることに。
 白い外観の店舗に入ると、店内は天井が高く、白と黒を基調とした明るい雰囲気。テーブル間隔も広く、「オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ」の雰囲気とは対極にあり、コース設定も安めだ。今回の評価としてはローカル評価で1.5星くらいであったが、「オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ」との相対的な評価で2つ星とした。
 この店の料理はとにかく塩味にブレがなく、デザート以外はどれも美味しかった。特に、パスタと温野菜が秀逸で、アイディアに富んだ自家製パンも旨かった。また、「オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ」と同様に、とにかく青森県産の素材にこだわっているのが特徴。さらに、地方の飲食店としては珍しいくらいサービスが良く、ホスピタリティを感じる素晴らしい店であった。(2017年11月追加)
http://www.lipagio.com

弘前市百石町56 
電話番号:0172-88-6219
定休日:水曜(不定休あり)
営業時間:11時半〜13時半(土日のみ)、18時〜21時
予算:【ランチ】2500円、3800円、【ディナー】3800円、7000円
アクセス:JR弘前駅からタクシーで750円くらい
最寄りのランドマーク: 弘前笹森郵便局、ホテルニューキャッスル
お勧めポイント:青森県ナンバーワンのイタリアン

白い外観のココです! ドアを開けると 店内は天井が高く、白と黒を基調とした明るい雰囲気。テーブル間隔も広めだ 半個室のテーブル席も ランチメニュー(土日のみ) ディナーメニューのコースは2種類 アラカルトメニュー1 アラカルトメニュー2 ワインリストの1例 今回はディナーのフルコース7000円のメニューを注文。まず出てきたアミューズは、「ワカサギのフリット」。青森のワカサギは漁獲量日本一との説明も

アンティパストは盛り合わせで。左から「イカスミのライスコロッケ」、「田舎風パテ」、「天使のエビのグリル」、「トマトとモッツァレラチーズの生ハム巻き」、「トリッパ」

パンは左から「ジャガイモのパン」はキャラウェーシードの香りがいい、「パセリのロールパン」はフワッとしていてパセリの苦みが印象的 最初のパスタは「小エビと紫白菜のスパゲッティ」。魚介と野菜の旨味が出ていて、しかも絶妙なバランス 魚料理は「スズキのグリル・ブロッコリーソース」。皮目がカリッとしていて、塩味もピッタリ 2つ目のパスタは「トマトと鶏のフェットチーネ」。手打ち麺がモチモチとしていてこれも美味しい! メインの肉料理は「十和田牛のブイヨンソース」。添えられた温野菜も含めて美味しい 3つ目のパンは「ビーツパン」 外はカリッと中はシットリとしていて美味しいマフィンのよう 「ガトーショコラとアイスクリーム」。これはどちらもイマイチ 相方の「牛乳のパンナコッタ(一口食べた)」。これはまあまあ美味しいエスプレッソ

鮨 たむら

 市内中心部の「かくみ小路」のビルの中にある寿司店。食べログでの点数は高くはないものの、店主・上原さんセンスがキラリと光る店である。店内に入ると天井が高く、BGMにジャズが流れ、寿司店としてはモダンなインテリアだ。また、カウンター席の他に、パーティションで仕切られたテーブル席もある。
 夜のメニューを見ると、5000円と8000円の「店主おまかせコース」の他、「上にぎり3000円」と「特上にぎり4000円」がある。ランチメニューは、1000円と1500円のサービスメニューの他、「上にぎり」が2000円、「特上にぎり」が3000円と、夜よりも1000円安く食べることができる。お酒は青森の地酒である「田酒」や「豊盃」、さらに店主の地元の山口県の地酒「獺祭」や「五橋」、「貴」などがあった。意外なことに、アドバイザーによるワインのセレクトも良く、特に白のグラスワインは美味しかった。ボトルワインはお手頃価格のものから、2009年の「オーパスワン(46000円)」まであった。
 この店では、残念ながら寿司のコースだけを食べても評価を実感できないかもしれない。なぜなら、寿司だけでなく、つまみなどの料理も含めた総合的な評価だからである。特に、8000円の「店主おまかせコース」がいい。それは、バラエティーに富んだつまみが出てくる大阪の寿司店とも似ている。決して大都市の寿司店と肩を並べるほどの高いレベルではないものの、青森・深浦産マグロや甘鯛などの地物素材が素晴らしく、酢の締め方や素材の火の通し方なども含めて、地方の寿司店としてはかなり健闘している方だ。さらに、店主・上原さんの人柄も良く、ホスピタリティーを感じる。ちなみに、食べログでこの店よりも遙かに評価の高かった青森市の有名寿司店よりも圧倒的に満足度が高かった。加えて、日曜日も営業しているのも観光客にとって親切。(2016年9月

弘前市土手町31 土手町コミュニティーパーク ごちそうプラザ1階  
電話番号:0172-88-8378
定休日:月曜
営業時間:【火曜~土曜】11時半~14時、17時半~21時半、【日曜】11時半~14時半
予算:夜の店主おまかせコース5000円と8000円
アクセス:土手町にある「中三(百貨店)弘前店」の斜め向かい。JR弘前駅からタクシーで5分
最寄りのランドマーク:中三・弘前店、みちのく銀行・下土手町支店、かくみ小路
お勧めポイント:つまみをいろいろ食べて最後は握りで、という方向けのコスパのいい寿司店

「かくみ小路」沿いのビルの1階は、何軒かの飲食テナントが入っていますココです外のメニューランチメニュー1ランチメニュー2ランチメニュー3夜メニューカウンター席ワインリスト・ボトル1ワインリスト・ボトル2青森県の地酒メニュー山口県の地酒メニュー握りの単品メニューも価格が表示された明朗会計巻物のメニューも同様本日の一品料理8000円の「店主おおまかせコース」にした。まずは、胡麻豆腐が出てきた青森名物の「毛豆」は、だだちゃ豆のような香りはないが、甘味十分地元青森産の松茸を使った「土瓶蒸し」。これが意外にも香りがあって美味しい青森・深浦産の本マグロの背トロ青森・深浦産のノドグロの焼き物真イカの刺身に自家製イカゴロをのせてズワイガニズワイガニは香りも味噌も最高ホタテの炙り海苔に巻いていただく青森県産ヒラメ青森・深浦産の本マグロの赤身赤イカには細かい隠し包丁が入れられていたコハダの締め方は抜群青森では見かけない天然のシマアジ炙った甘鯛を握りで頂く青森・深浦産の本マグロの中トロ青森県・十三湖産シジミの味噌汁65度でボイルしたという煮ハマグリはシットリとして美味追加で注文した「鮨たむら巻(550円)」は、トロと沢庵を使ったいわゆる「トロタク巻」。これも美味しい 

ふじや

 土手町の「かくみ小路」にある人気の郷土料理店である。白いビルの2階へと続く階段を上がると入口が見える。店内は入口側にカウンター席が、そして奥に小上がりのテーブル席がある。窓側のテーブル席の方が掘りごたつになっていていい。この店とよく比較されるのは弘前市の「すずめのお宿」や青森市の「はた善」などの郷土料理店であるが、実際に行ってみると、サービスやコスパも含めてこの店の方がお勧めである。
 今回は前日までの予約が必要な最も高い夜のコース5400円を注文してみた。料理はどれも郷土料理店とは思えないセンスを感じさせる。日本酒の品揃えもなかなかで、なりより値段が良心的である。特にお勧めは、地元青森の善知鳥(うどう)百四拾(やくよんじゅう)大吟醸。ほんのり甘く、とてもフルーティーでハイレベルな日本酒である。
 コースはまず「冷たいトウモロコシのスープ」、「鯵の煮浸し」、「ふじつぼの酒蒸し」の3点セットからのスタート。フジツボは蟹の甲羅の内側にある白い皮に似たような味で、この店の味付けは少し甘めの醤油味である。これに関しては「はた善」の塩味のフジツボ方が美味しかった。続いて出てきた刺身は、青森県産ムラサキウニ(塩水ウニ)、タコ、ツブ貝、真鯛の4品。特に塩水ウニのムラサキウニは最高レベルの逸品であった。「喜知次(きじじ = 青森でキンキのこと)の塩焼き・生ズッキーニ添え」は、焼き加減・塩加減が絶妙で、添えられたズッキーニも鰹節をまぶした浅漬けのように歯ごたえが最高であった。「冷やし茄子と季節の野菜」は、ヤングコーンやオクラの歯ごたえとトロトロの茄子のコントラストが良くメチャ旨い。「海老しんじょう揚げと魚介の春巻き」は、春巻きの中にベシャメルソースのようなものが入っていて火傷しそうなくらい熱々で美味しい。そして最後は「かに雑炊」で締めて水菓子(デザート)は付かないが、金額を考えると十分満足できる内容だった
 コースメニューの他にアラカルトメニューもあるが、コースメニューの方がやはりお得なので、コースで注文し、足りなければ追加するのがお勧め。また、ランチ営業も行っているが、お昼にはコースメニューはなく、昼に行く場合には前日までのコース予約が必要。そして、夜のコースも5400円の要予約コースがお勧め。ちなみに、この店は最大22名までの宴会に対応できるようである。(2014年9月追加)

弘前市土手町36-6 プラザシャルマン2階(かくみ小路)  
電話番号:0172-34-9082
定休日:日曜
営業時間:11時半~14時(水曜日は昼営業なし)、17時~22時
予算:【昼のコース(前日までの予約が必要)】3240円と4320円、【夜のコース】3240円、4320円、5400円のみ前日までの予約が必要、善知鳥・百四拾・大吟醸(一合)1500円
アクセス:土手町にある「中三(百貨店)弘前店」の斜め向かい。JR弘前駅からタクシーで5分。
最寄りのランドマーク:中三・弘前店、みちのく銀行・下土手町支店、かくみ小路
お勧めポイント:青森の美味しい郷土料理が食べられる

冷たいトウモロコシのスープ

ふじつぼの酒蒸し

取り出すとこんな感じで、柔らかい部分を吸うようにして食べる

鯵の煮浸し

刺身4点盛(青森県産ムラサキウニ、タコ、ツブ貝、真鯛)

塩水ウニである青森県産ムラサキウニ

喜知次(きじじ = 青森でキンキのこと)の塩焼き・生ズッキーニ添え

冷やし茄子と季節の野菜

海老しんじょう揚げと魚介の春巻き

かに雑炊

アールキャンプ Rcamp

 今年移転してリニューアルオープンした弘前の人気ラーメン店。昼間はラーメンの専門店であるが、Facebookを見ると夜にはいろいろなフードメニューと酒も楽しめるラーメンダイニングのようである。店名となっている「Rcamp」のRが、ラーメンのRなのかどうかは分からないが、その名前からは何の店かは想像できないであろう。実際、シャッターが半開きになった店の前に立ってみても、ラーメン店とは思えない外観だ。
 白いカフェバーのようだった前店に比べると、新しい店内はよりラーメン屋らしくなった。入って左奥にカウンター席があり、右側に小上がり、そして手前にテーブル席が2つある。インテリアはちょっとチープな気もするが、コンクリートと木を使った落ち着いた雰囲気がいい。
 土日の昼のメニューは、「濃厚鶏白湯煮干しラーメン」と「特盛」、「SAKURA」の3つのラーメンメニューとサイドメニューの「辛味噌丼」のみ。平日のサイドメニューには、「チャーシューとザーサイのミニチャーハン」や「ランチプレート」があるようだ。
 この店の僕の一押しは「濃厚鶏白湯煮干しラーメン」。「特盛」は「濃厚鶏白湯煮干しラーメン」の具材増しバージョンで、基本的に麺も味も同じであるが、具材が多すぎでラーメンとのバランスが良くない。「濃厚鶏白湯煮干しラーメン」の麺は、特注なのか?とにかく美味しい。麺は含水率がやや少なめの中太のストレート麺で、コシのある独特の歯ごたえが堪らない。スープは若干甘めであるが、煮干しと鶏白湯のバランスが絶妙にいい。魚介や野菜に由来するコクがあって、弘前の津軽ラーメンとは思えないくらいの完成度である。具材はチャーシューと煮玉子、糸唐辛子、白髪ネギ、そして酸味の効いた香草が香る鶏団子であるが、鶏団子だけはイマイチに思える。一方、厚く切られたチャーシューはトロトロでとても美味しい。
 「SAKURA」の麺は極太の平麺で、ラーメンと言うよりもイタリアのフェットチーネに近い食感。干しエビや桜海老などの香りがして、まるで海老のクリームパスタといった感じだ。これはこれで美味しいが、僕的にはそれ程お勧めではない。「辛味噌丼」は、刻み海苔とネギに豆板醤で味付けされた刻みチャーシューが入ったドンブリで、味が濃いめなので無料の生卵をトッピングして混ぜて食べると最高に美味しい。これもお勧めだ!!(2017年4月更新)
https://ja-jp.facebook.com/Ramen.Aomori.Hirosaki.Rcamp/

弘前市北瓦ケ町8-1  
電話番号:0172-80-9219
定休日:木曜
営業時間:11時半〜14時半、18時〜22時半(日曜は昼営業のみ)
予算:濃厚鶏白湯煮干しラーメン800円(並)、900円(大)
アクセス:JR弘前駅を弘前城側へ出て、駅前通を進む。「東横イン」、「イトーヨーカ堂」、「みちのく銀行」を過ぎ、「そば処 吉野家」が見えたらその向かいの建物の1階(小野金商店の並び)
最寄りのランドマーク:イトーヨーカ堂弘前店、みちのく銀行弘前営業部
お勧めポイント:現代的にアレンジされた津軽ラーメン

「そば処 吉野家」の向かいにあるワインカラーのビルです ビルの隣が、縄で一時代を築いた「小野金商店」です ココです 店内 オリジナルTシャツも販売しています 土日の昼のメニュー デザートには何故か沖縄のブルーシールアイスがあります 昼にもお酒が飲めます 僕のお勧めの「濃厚鶏白湯煮干しラーメン」 具材は厚切りチャーシューと煮玉子、糸唐辛子、白髪ネギ、そして酸味の効いた香草が香る鶏団子 「特盛」は「濃厚鶏白湯煮干しラーメン」の具材増しバージョン 魚介や野菜に由来するコクがあって、弘前の津軽ラーメンとは思えないくらいの完成度 麺は含水率がやや少なめの中太のストレート麺で、コシのある独特の歯ごたえが堪らないSAKURA ミニ辛味噌丼 生卵を混ぜたところ       

アンジェリック
   Angelique弘前店

 今、弘前で最も人気のあるスイーツ店。失礼ながら、地方レベルのスイーツ店とは思えないほど規模がでかく、1階にはショップが、さらに2階にカフェがある。カフェではケーキや飲み物の他、パフェやサラダ、ピザなどを食することができ、土日には行列が出来るほどの大人気。この弘前店の他に、青森店と鶴田店の計3店舗を展開している。特に公表はしていないが、恐らく店の規模などから考えて、この弘前店が本店だと思われる。
 この店のケーキは季節毎に大幅に入れ替わるため、通年した同じ商品のものは少ない。中でもチョコレート系ケーキはどれもハズレがないので、もしも迷ったらチョコレート系を選ぼう。しかし、何と言っても僕の一番のお勧めは「アンジュプリン」。このプリンは言葉では言い表せないくらいフワフワトロトロで、これまで食べたプリンのトップ3に入れても良いくらい旨い。敢えてもう一つ選ぶならば、練乳を使ったイチゴミルクケーキのような「いちごみるく」など。しかし、実はこの店の現在の一番人気は「アップルパイ」。薄いパイの上にスライスされたリンゴがのっており、カラメルの香ばしさとサクッとしたパイの風味が存分に楽しめる。この様なアップルパイは、どちらかと言えばパイが主役であるが、この店以外の青森の他店でも見かけた。何故このタイプが青森で人気であるのかは不明だが、僕としてはゴロッとした煮リンゴが中に入っている通常タイプか、上にのせるなら、タルトタタンのようにシットリとした煮リンゴがタップリ入っている方が好みかも。
 お土産品で特にお勧めしたいのは焼き菓子。どの焼き菓子もバターやチョコの香りに加え、しっとり感があって美味しい。特に、「ケーク・オ・ショコラ」は、シットリと濃厚なチョコレートの焼き菓子で、必ず購入してほしい逸品。また、「マドレーヌ」はレモン風味のバターの香りがしてこれも美味しい。しかし一番のお勧めは「ポルボローネショコラ」。これは仏・カカオバリー社製チョコ「オール・ノアール」を使用したチョコクッキーで、サクッとした食感とビターなカカオのバランスが何とも言えず良い。「津軽香々欧(かかお)」は、サクッとしたクッキーの表面にチョコレートをコーティングしたお菓子。その模様が素晴らしく、まるで津軽塗の唐塗(からぬり)にそっくりなので、青森のお土産としてもインパクト大である。さらに、フワッとしたシフォンケーキ生地にトロリとした練乳のようなミルキークリームが入った「アンジェミルク」もなかなかいい。これらに対し、厳選素材を使用したカステラ「弘前物語 奏(かなで)」は、特に特徴のないオーソドックスな味なのでお勧めできない。(2014年8月追加)

弘前市大字野田1丁目3-16  
電話番号:0172-35-9894
定休日:火曜
営業時間:10時~19時(カフェは11時~18時半)
予算:ポルボローネショコラ1134円(6袋入り)
アクセス:JR青森駅を出て斜め右の駅前通を進む。「イトーヨーカドー」、「みちのく銀行」を過ぎ、「弘前郵便局」や「ENEOS」のある交差点を右折する。「ろうきん」、「パッケージプラザ」、「北大通り交差点」を過ぎて300mほど進むと「健生病院」が見えるのでその真向かい。JR青森駅から徒歩15分、車で4分(健生病院の向かい)
最寄りのランドマーク:健生病院
お勧めポイント:青森トップクラスのスイーツ店

1階のショップ

2階カフェの入り口

パフェのカフェメニュー

アンジュプリン

いちごみるく

オペラ津軽

プラリネシトロン(チョコレートムースにレモンクリーム+ヘーゼルナッツ)

ショートケーキ

アップルパイ

レアチーズ

マンゴーのタルト?(詳しい名称は忘れました)

桃のタルト?(詳しい名称は忘れました)

AKIRA(チョコクリーム+生クリームとチョコスポンジ)とモンブラン

焼き菓子

オール・ノアール

津軽香々欧(かかお)

アンジェミルク

弘前物語 奏(かなで)

黒糖(クロワッサン生地で作った黒糖味のデニッシュ)

クイニーアマン・フロマージュ(クリームチーズ入りのクイニーアマン)

自然房 万作庵

 弘前郊外のかつて相馬村と呼ばれていたエリアにある人気の蕎麦店。店舗は駐車場から通りを挟んだ少し小高い場所にあるため、雪のある季節には転ばないよう注意が必要である。店内に入るとすぐ右手に石臼の自動製粉器があり、右の窓側に沿ってカウンター席が、そして左側にはテーブル席がある。
 この店の蕎麦は、「二八(蕎麦粉8割)」、「十割蕎麦」、「田舎太蕎麦」の3種類。毎朝、石臼の自動製粉器で挽かれ打たれている。通常の蕎麦は「二八」で、「田舎太蕎麦」は100円増し、「十割蕎麦」は200円増しとなる。もちろん、お勧めはつなぎを使わない「十割蕎麦」の生粉打ち。特に、冷たい「天ぷらせいろ」がいい。海老天2本と季節の野菜天ぷらが付き、どれもカリッと揚がっている。蕎麦はやや緑がかった細打ちの蕎麦で、十割の生粉打ちとは思えないくらい喉越しが良い。つけ汁はそれ程辛くなく、可もなく不可もなしといった感じ。「鴨せいろ」は肉が厚く大振りすぎで、バランスが悪くお勧めではない。また、温かい蕎麦では細打ちは弱すぎ、温かい蕎麦を注文するなら「田舎太蕎麦」の方が良いかも。
 ちなみに、この店の店主はお酒にはかなりのこだわりを持っていると見受けられた。メニューを見ると、ビールだけでも「プレミアムモルツ」と「スーパードライ」、「エビスビール」の3種類あり、日本酒は地酒の「豊盃・特別純米酒」の他、山口県の「獺祭」は「純米大吟醸 磨き二割三分」、「純米大吟醸 三割九分」、「純米大吟醸 50」、「温め酒 50」、さらにワインもあるといった具合。この日のつまみは、「日替わり小鉢」、「小柱天」、「えび天(2匹)、「たらの芽の天ぷら」、「銀の鴨のソテー」、「出し巻き卵」、「イガメンチ」など。なので、この店はまずはビールや日本酒を飲んでつまみを頂き、最後に冷たい蕎麦をたぐるというスタイルの方が似合っていると思う。ちなみに、この店を堪能したいと思う方は、前日の午後2時までの予約でコース料理が頂けるので、是非試してみてほしい。(2014年5月追加)

弘前市大字水木在家字桜井113-9  
電話番号:0172-84-3622
定休日:月曜、火曜(祝日の場合には営業)
営業時間:11時~15時
予算:天ぷらせいろ1400円、コース料理2500円、3000円、4000円
アクセス:JR弘前駅から車で20分くらい
最寄りのランドマーク:そうまロマントピアスキー場
お勧めポイント:喉越しの良い十割蕎麦が食べられる

天ぷらせいろ

十割蕎麦

鴨せいろ

豚肉そば

閉店 江戸前てうち蕎
     一閑人(いっかんじん)

 名水「富田の清水」の近くにひっそりと構える江戸前手打ち蕎麦の店。BGMにジャズが流れ、和洋折衷のモダンなインテリアがいい。また、テーブル席からは見事な「大石学流庭園」を眺めることが出来る。店内にはカウンター席の他、椅子のテーブル席が4卓と小上がりのテーブル席が2卓ある。 
 この店の蕎麦は二八の細めの蕎麦である。冷たい蕎麦は見事なコシと香りが楽しめるが、温かい蕎麦はその素晴らしさが失われてしまうのでお勧めできない。つけ汁は辛口で、ほんのり甘く本枯れ節が香る。恐らく、東北でトップレベルのつけ汁であろう。なので、僕のお勧めは「せいろ」か「天せいろ」。特に、この店のえび天は専門店のようにスキルが高いため、「天せいろ」が僕の一押しである。天セイロにはつけ汁の他に天つゆも付いてくるが、天種をどちらにつけて食べるかはお好み次第である(僕はつけ汁が好み)。これで薬味の本わさびが擦りたてで香り高ければ完璧であろう。また、メニューには津軽名物のモヤシを使用した「そばもやしそば」なる変わり種もある。 
 この店は基本的に昼の営業のみであるが、4名以上で前日までの予約に限り、夜のコース料理も頂ける。今回は3名での予約であったが、他の予約客もいたので3名以下でも全く問題なかった。今回注文したコースは5250円。まず、日本酒のメニューを見ると、地元の「豊盃」は純米大吟醸生を含めて6種類あった。中でも、活性にごり酒「雪燈籠(ゆきどうろう)」は、初めて見たのでこれを注文。飲んでみると、フルーティーな微発泡で美味しかったが、山口県の「純米大吟醸 発泡にごり酒50」や 「雁木 活性にごり 発泡純米手原酒(→ 1万円未満の劇旨日本酒の頁を参照)」 、和歌山県の 「雑賀 純米吟醸 にごり ネージュブラン(→ 1万円未満の劇旨日本酒の頁を参照)」 、三重県の「而今 特別純米 にごりざけ生」ほどではなかった。5250円のコースには冷たい更科蕎麦が2回出てきて、そのうち、1つは「桜切り」の変わり蕎麦であった。デザートまで含めると計9品あり、十分満足できるものだった(写真のコースの中に、玉子焼きと焼き味噌、新筍焼きの盛り合わせもあったが、うっかり撮り忘れた)。
 ちなみに、昼の営業も蕎麦が売り切れ次第終了となるので、できるだけ早めに出かけよう。(2015年5月更新)
http://ikkanjin.com/index.html

弘前市吉野7-11  
電話番号:0172-36-6477
定休日:火曜、第1・第3月曜(祝祭日営業) 
営業時間:11時半~14時、18時~21時 
予算:夜のコース(原則4名以上だが、他にも予約があればそれ以下の人数でも可能、前日までの完全予約)3150円と5250円 。天せいろ1450円
アクセス:JR弘前駅から車で12分
最寄りのランドマーク:富田の清水、クロサキ生花店 
お勧めポイント:最高レベルの天せいろが食べられる

この住宅のような建物が蕎麦店です

手前がテーブル席、奥が入口側にあるカウンター席

見事な「大石学流庭園」を眺めることが出来る

「天せいろ」には海老天が2本付く

天つゆも付いてくるが、僕は味が濃いつけ汁につけて食べるのが好み

鴨せいろ

とろろ蕎麦

「天ぷら蕎麦(温かい)」は天ぷらが別盛で供されます

これが名水「富田の清水」

中ではこの様に汲めるスペースがあります

メニューの冒頭には日本酒を厳選している旨が書かれてあった

弘前の地酒・豊盃の種類はこの他にもあり、計6種類あった

これが豊盃の活性にごり酒「雪燈籠(ゆきどうろう)」

日本酒もワイングラスで飲む

「最初の小鉢は左が「身欠きにしんの切り込み」と右が津軽名物の「そばもやしとカニのサラダ」

「天ぷらの盛り合わせ」。この前に「玉子焼きと焼き味噌、新筍焼きの盛り合わせ」もあったが、うっかり撮り忘れていまいました。

変わり蕎麦は桜の葉が香る「桜切り」

陸奥湾産・真鯛のカルパッチョ

仙台牛の陶板焼き

陶板焼きの薬味。左から塩コショウ、ポン酢、ワサビ

トマトの酢の物・柚子こしょう添え

更科と大根の千切りを和えたぶっかけ「すずしろ」は、栃木県で食べる食べ方

アイスクリームと蕎麦おこし

ピッツェリア ダ サスィーノ 
     pizzeria DA SASINO

 弘前市内にある 「オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ(→ その他日本の旨い店・青森県を参照)」 が経営するピッツェリア。イタリア料理店が経営するだけあって、ピザだけでなくパスタやイタリア前菜などもある。なので、前菜と共にワインを飲んで、最後はピザやパスタで締めるということも可能。アルコールが飲めないという方には、「青森シードル」という珍しいものもある。しかし、パスタはまあまあで悪くないが、基本的にピザ以外はあまりお勧めできない。この店のピザはナポリ風で、リンゴの木の薪を使って香ばしく焼かれ、モチモチとしていて美味しい。
 入り口にナポリから取り寄せたという石窯が配置され、奥にはカウンター席とテーブル席がある。店内はとてもカジュアルな雰囲気で、カップルや家族連れ客が目立つ。この店を経営している「オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ」の売りは、様々な素材や食材を自ら作っているところ。自家製ハムや自家製モッツァレラチーズ、自家製辛子オイル、自家製パンチェッタ、自家製ピクルスから自家菜園のハーブや野菜に至るまで様々。この点は“餅は餅屋”だろ!と言われるように賛否両論があるかもしれない。ピザで使用しているモッツァレラチーズも鯵ヶ沢の「アビタニア牧場」のジャージー牛乳で作った自家製モッツァレラチーズで、これと生のプチトマトを使った「マルゲリータ アル フィレット」がいい。フレッシュなトマトソースと生地のバランスも良くお勧めである。ちなみに、冷めると美味しくないのでお勧めはしないが、テイクアウトも可能だ。(2013年7月追加)

弘前市土手町62-1  
電話番号:0172-33-2139
定休日:月曜(祝日の場合には火曜) 
営業時間:11時半~14時、17時~20時半 
予算:マルゲリータ アル フィレット1350円 
アクセス:土手町にある「中三(百貨店)弘前店」の隣。JR弘前駅からタクシーで5分。 
最寄りのランドマーク:中三弘前店 
お勧めポイント:青森県で味わえる本格的なナポリピザ

パティスリー ル・ショコラ

 弘前の中心部にあるスイーツ店。一軒家の店内には狭いながらもカフェが併設されている。この店のケーキは容姿が美しいだけでなく美味しい。しかも、洗練された味なのである。1番人気の「焦がしロール」は、断面にパリパリのカラメルをコーティングし、フランス産ハチミツを入れた生クリームロールケーキであるが、予想通りの味で特にお勧めではない。 
 僕の一押しは何と言っても「苺のショートケーキ」。シンプルながら甘さ控えめなクリームとスポンジ、そしてスライスされた苺のバランスが絶妙なのである。現時点で、東京ホテルニューオータニの「SATSUKI」や名古屋の「フォルテシモ アッシュ(→ 名古屋グルメバイブル・スイーツの頁を参照)」 と並び、僕の日本ショートケーキトップ3である。その他のお勧めは「いちごみるく」や「キャラメル・バニーユ」、「ちょこばなな」、「nagatomo」など。「いちごみるく」は上にマカロンがのったムースケーキで、甘さが控えめのイチゴムースが美味しい。見た目がシュークリームのような「ちょこばなな」は、ミルクチョコクリームと生バナナの組み合わせが絶妙で、下の焼き菓子と一緒に食べると美味しい。「キャラメル・バニーユ」はドライイチジクとキャラメルの焼き菓子の上にフワッとしたムースがのったケーキで、これも濃厚で旨い。「nagatomo」はチョコとマスカルポーネムースのティラミス風ケーキで、中に入ったクッキーがアクセントになっていていい。 
 店名を関した「ル・ショコラ」は、ビターテイストのチョコレートケーキで、「津軽平野」は洋菓子としては珍しい「フジ」リンゴを使用した厚めのタルトタタン。「シシリー」はピスタチオムースの中にミルクチョコムースが入ったケーキで、「クラッシックショコラ」は真ん中に生クリームのタップリ入った焼きチョコレート菓子。これらはお勧めと言うほどではないが、いずれも平均以上のレベルにある美味しいケーキである。チョコレートは試していないが、焼き菓子はフンワリとビターテイストな「ガトーショコラ」とアーモンドの香りの「パレ」、そして濃厚でバターが香る「ベルジョワース」や黒糖の「フィナンシエ」などがいい。
 ケーキに加えて焼き菓子も美味しく、弘前では断トツの美味しさのスイーツ店である。(2013年6月追加)

弘前市徒町17-1  
電話番号:0172-37-6761
定休日:水曜 
営業時間:9時半~20時(日曜・祝日9時半~19時) 
予算:苺のショートケーキ294円、いちごみるく336円、キャラメル・バニーユ347円 
アクセス:JR弘前駅からタクシーで3分。 
最寄りのランドマーク:ホテルニューキャッスル 
お勧めポイント:日本トップレベルの苺ショートケーキが食べられる

 

オステリア・
エノテカ・ダ・サスィーノ

 全国的にも知られた弘前市の有名イタリアン。オーナーシェフの笹森さんは、自分で野菜を作ったり生ハムを作ったりするなど、素材に対する探求心が尋常ではない。そのせいなのか、ランチはやっておらずディナーのみだが、店はいつも常連客で溢れている。曜日によっては満席となることもしばしばで、僕も4回予約の電話をして2回入ることができたほど。弘前大学医学部附属病院前の路地を入ってすぐの場所にあるため、客層は医療関係者が多いように思う。メニューを見ると、「大鰐(青森)シャモロック」や「弘前・高杉の馬肉(さくら肉)」、「奥入瀬ガーリックポーク」など魅力的な素材が多数。パスタは常に安定して美味しいが、他の料理はシェフの意図が空回りしているものもあった。メイン料理は、「うずら」か「馬肉」をチョイスするがお勧め。イタリアワインのリストは、地方のイタリア料理店とは思えないくらい素晴らしく、90年代のヴィンテージも結構あった。難点としては店が2階にあり、どうしても階段を上らなくてはならないので、雪の積もる冬期や老人にはちょっとキツイかも。コースは4200円から10500円まであるが、これは共通のアラカルトメニューの中から選ぶ品数と素材の違いである。(2012年8月追加)

弘前市本町56-8 グレイス本町2階 

電話:0172-33-8299
定休日:日曜
営業時間:18時~21時 
予算:4200円、6300円、8400円、10500円
アクセス:JR弘前駅からタクシーで10分 

最寄りのランドマーク:弘前大学医学部附属病院

お勧めポイント:全国的にも知られた人気イタリアン

十和田市

十和田市現代美術館

 十和田市にあるモダンアートをテーマにした美術館である。モダンアートと言えば、パリの「ポンピドゥーセンター」が世界的にも有名である。実際、両美術館を見てみると、規模こそ全く比較にならないものの、この美術館はコンパクトながらも実に上手くまとめられて面白い。
 先ず目についたのは、白い建物の壁に描かれている巨大なイラスト。これは青森県弘前市出身のポップアート作家・奈良美智の作品。さらに、正面玄関前にある花でデコレーションされたカラフルな馬の像も目立つ。これは韓国を代表するアーティスト・チェ・ジョンファの作品。この他に、周辺の建物や広場にも奇妙で面白いアート作品が立ち並ぶ。加えて、特筆すべきは、地方の施設とは思えないような従業員のサービスである。一体どこが運営しているだろうか?と思うくらい一流ホテル並みに洗練され、かつホスピタリティあふれる接客対応である。
 館内は写真撮影が禁止なため、今回の写真は屋外にあるアート作品しか掲載できなかったが、詳しくはホームページから見てみてほしい。僕のオススメ作品は、 ずばり、オーストラリアの作家・ロン・ミュエクの「スタンディング・ウーマン」と栗林 隆の「ザンプランド」の2点。4mもの高さの巨大な白人のおばさん像「スタンディング・ウーマン」は、まるで生きているかのような圧倒的な迫力がある。 そして、「ザンプランド」は、無機質な白いテーブルに上って穴から階上の世界を覗きみると、アザラシが見ている有機で意外な世界に感嘆するであろう。(2015年5月追加)
http://towadaartcenter.com/web/collection.html

十和田市西二番町10-9  
電話番号:0176-20-1127
定休日:月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)
営業時間:9時~16時半
予算:1000円(企画展によって値段が異なるが、高校生以下は無料)
アクセス:JR八戸駅から車で1時間くらい
最寄りのランドマーク:十和田市役所
お勧めポイント:現代アートが身近に感じられる美術館

正面玄関前にあるチェ・ジョンファの「フラワー・ホース」

「フラワー・ホース」と奈良美智のイラスト

奈良美智のイラスト「夜露死苦ガール2012」

巨大なアリのオブジェは椿 昇の作品「アッタ」

マシュマロマンの家のような作品は、エルヴィン・ヴルム(オーストリア)の「ファット・ハウス」という作品

白珊瑚のような作品は、R&Sie(n)(フランス)の「ヒプノティック・チェンバー」という作品

アリスインワンダーランドの様な作品は、草間彌生の「愛はとこしえ十和田でうたう」という作品

ジブリ作品に出てきそうな像は、インゲス・イデー(ドイツ)の「ゴースト」という作品

中のエントランスの床も作品になっている

自動券売機で入場券を購入する

写真撮影は禁止です

レストランも作品の一つ

メニュー

レストランに併設されたショップ

南津軽郡

田舎館村の田んぼアート

 「田んぼアート(たんぼアート)」という言葉をご存じだろうか?それは、田んぼをキャンバスに見立て、複数の異なる色の稲を植えて巨大な絵を描くアートである。最近では日本各地で行われるようになったが、そのオリジナルは弘前市からほど近い田舎館村(いなかだてむら)である。村起こしの一環としてとして田舎館役場裏手の田んぼで始められ、マスコミで取り上げられるようになるにつれて全国的にも知られるようになった。
 2003年に一会場からスタートし、現在では二会場で行われるようになった。今年は第1会場の田舎館村役場庁舎東側では「風と共に去りぬ」を、第2会場の道の駅いなかだて・弥生の里では「スター・ウォーズ・フォースの覚醒」を見ることができる。いずれの会場も今年は10月12日までの開催となっている。(2015年9月追加)
http://www.vill.inakadate.lg.jp/docs/2013050200014/

青森県南津軽郡田舎館村大字田舎舘字中辻123番地1  
電話番号:0172-58-2111(商工観光係・内線242、243)
定休日:期間中は毎日(10月4日のみ第1会場は休館)
営業時間:9時〜17 時半
予算:各会場とも大人200円
アクセス:JR弘前駅から黒石市方面へ向かい、車で15分。第2会場は弘南鉄道弘南線・田んぼアート駅から徒歩1分
最寄りのランドマーク:道の駅いなかだて・弥生の里
お勧めポイント:元祖・田んぼアート

第2会場の弥生の里展望所自動券売機で切符を買いますエレベーターで上りますこれが田んぼアート人の大きさと比べるとその大きさが分かります何故かその横にある高倉健さんのアート。白、黒、灰色の砂利で作られています道の駅いなかだて・弥生の里遊具施設もあり、子供が楽しめますこれも村おこしなのか?JRAの馬券売り場もありますすぐ横には弘南鉄道弘南線「田んぼアート駅」があります田んぼアートで使っている稲の説明

シュバルツバルト

 弘前城の石垣が改修されるため、堀に映る桜は今年から10年間見納めになるということを聞きつけての今回の弘前訪問。その際に訪れた弘前市郊外の大鰐温泉にあるデザート専門店である。店名の「シュバルツバルト」とはドイツ語で黒い森という意味だが、店内に白鳥城・ノイシュヴァインシュタイン城の写真があるところを見ると、この店のデザートはドイツ風なのだろうか?白い壁が印象的な店内にはクラシック音楽が流れ、天井が高く、まるでヨーロッパの教会や山荘にいるような雰囲気である。テーブル席は5つのみしかなく、4名用が4つと2名用が1つ。もちろん、客のほとんどは女性客である。
 メニューを見ると、デザートの盛り合わせが5種類しかなく、専門店のわりには意外と品数が少ない。中でも、何と言っても僕がお勧めしたいのは「クレームアンジュ フランボワーズソース」。フワッとしたフレッシュクリームチーズの食感が最高で、甘さも絶妙。また、フランボワーズソースとの相性も抜群で、男性客でも美味しい!!と思えるライトな味である。この日はこの他に「シュバルツバルダー キッシュトッルテ ピスタチオのアイスクリーム添え」や「萌葱色(もえぎいろ)の散歩道」も頂いたが、やはり「クレームアンジュ フランボワーズソース」が断トツ良かった。 
 「シュバルツバルダー キッシュトッルテ ピスタチオのアイスクリーム添え」は、黒い(森の)チェリーケーキにピスタチオのアイスクリーム添えられたもので、重くしっとり感に欠ける。「萌葱色(もえぎいろ)の散歩道」は、ベイクドチーズケーキにキウイのパルフェを添えたものであるが、ベイクドチーズケーキはコクがあって良かったが、キウイのパルフェは今一つ。意外にも、ペーパーフィルターでいれられた中煎りの「モカ・・(詳細は忘れた)」と深煎りの「・・(ブレンドではない何か)」の2つのホットコーヒーが美味しかったことをつけ加えておきたい。
 近くに線路があるため、時々通る貨物列車の音がするのと、冷房は見当たらないが、夏季は暑い?というのが少し気になった。ちなみに、“写真撮影をご遠慮ください”というひっそり張られた掲示に気がついたのは撮影後であったので、今回はごめんなさい。もちろん店内は禁煙である。(2014年4月追加)

南津軽郡大鰐町字川辺5-28  
電話番号:0172-48-2895
定休日:火曜、第3水曜
営業時間:11時~18時
予算:クレームアンジュ フランボワーズソース890円
アクセス:JR大鰐温泉駅、弘南鉄道・大鰐駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:JR大鰐温泉駅、弘南鉄道・大鰐駅
お勧めポイント:山荘のような見事な建物の中で頂けるデザート専門店

その他

城ヶ倉(じょうがくら)大橋と八甲田山からの眺望

(秋)

(夏)

 青森県の観光と言えば「十和田湖」とそこから流れ出る「奥入瀬渓流」が有名であるが、目の肥えた方ならそれだけでは満足できないであろう。お勧めなのが「城ヶ倉大橋」と「八甲田山」を含むこのドライブルート。このルートには「酸ヶ湯」、「猿倉温泉」、「蔦温泉」、「星野リゾート・奥入瀬渓流ホテル」などの有名温泉はもちろん、定番の「十和田湖」や「奥入瀬渓流」に加え、「城ヶ倉大橋」や「八甲田山」という僕のお勧め絶景ポイントも含まれており、しかもこれら全てを1日で体験することができるルートなのである。特に、秋の紅葉のシーズンがお勧めであるが、夏でも十分見応えがある。また、「酸ヶ湯」近くには「酸ヶ湯キャンプ場」もあるので、キャンプして温泉に入っても良し、奮発して「星野リゾート」でゆっくりと温泉につかっても良いのである。恐らく、このドライブルートは今最も青森の大自然を満喫できるベストルートであろう。

【城ヶ倉大橋】  
 全長360mを誇る日本一の上路式橋である。約120mの高さから望む城ヶ倉渓谷の清流と夏の青々とした木々、そして秋の紅葉は圧巻である。駐車場から橋の中央部まで歩き、川を見下ろすと身がすくむほどの絶景だ。ちなみに、橋の上は駐停車禁止なので、橋を挟んだ両側のパーキングに駐車しなければならない(黒石側のパーキングの方が橋の中央まで近くて便利)。

【八甲田山】  
 八甲田スキー場にある八甲田ロープウェーを利用すると便利。夏~秋季は9時から16時20分まで20分毎に運行しており、山麓駅から山頂駅まではおよそ10分。僕が訪れたこの日の弘前市内の気温が34℃であったのに対し、朝の山頂駅の気温は15℃という涼しさ。山頂駅の展望台からは青森市内や陸奥湾が一望できる。また、空気が澄んだ日には正面に名峰・岩木山も見える。もちろん、秋の紅葉シーズンがお勧めだが、冬期には全長5kmのスキーのロングランコースと樹氷が楽しめるのだそうだ。
http://www.hakkoda-ropeway.jp

【酸ヶ湯、猿倉温泉、蔦温泉、星野リゾート・奥入瀬渓流ホテル】
 この中で最も有名なのは「酸ヶ湯(すかゆ)」。左にある宿泊棟は、湯治が盛んだった昭和頃の雰囲気漂う建物。まずは、正面の本屋入り口にある自動券売機で入湯券を購入してから温泉に入る。体育館のような巨大建物の中には総ヒバ造りの「ヒバ千人風呂」という混浴の大浴場があり、もう一つの浴場「玉の湯」は男女別である。女性客のために午前8時~9時までは「ヒバ千人風呂」も女性専用となり、ほとんどの客は日帰り入浴客である。また、本屋の入り口横には名物の「生姜味噌おでん」や「五平餅」を販売する売店がある。特にお勧めしたいのが、青森特有の「生姜味噌おでん」で、コンニャクの他に地元で採れる姫竹(根曲がり竹)と練り物が串に刺さっており、生姜が効いた濃厚な味噌が素朴な地元素材に絶妙にマッチしている。さらに、温泉前の駐車場には「辰五郎清水」という名水があり、これから上る登山客がせっせと水筒につめていた。
 「星野リゾート・奥入瀬渓流ホテル」は新しくできた施設ではなく、元は「奥入瀬渓流ホテル」と呼ばれていた温泉施設。近年になってこの施設をはじめとして、三沢市の「星野リゾート 青森屋(旧名・古牧温泉 青森屋)」や弘前大鰐温泉の「界 津軽(旧名・南津軽錦水)」などを星野リゾートがリニューアルして温泉リゾートとして運営しているのである。
http://www.sukayu.jp 
http://www.sukayu.jp/camp/ 
http://www.oirase-keiryuu.jp 
http://www.tsutaonsen.com

【奥入瀬渓流、十和田湖】
 十和田湖のアウトレッドから続く奥入瀬渓流沿いには遊歩道が整備されているため、渓流を眺めながらのトレッキングを楽しめる。また、下流側にある「奥入瀬渓流館」などでは電動機付き自転車のレンタルも行っているので、渓流沿いのサイクリングも可能。このエリアのレンタサイクルは、乗り捨て料金を支払えば途中のポイントや片道での乗り捨ても可能なのでとても便利。渓流の有名なビューポイントである「銚子の滝」は、かなり近くから眺められるので、水しぶきとマイナスイオンを身近に感じられる。「十和田湖」では遊覧船が運行しており、ここから眺める湖や山の景色も悪くないが、湖周囲を囲むように通っている道路に点在するいくつかの展望台から眺める景色の方がダイナミックで僕好みだ。
http://hirotravel.com/towadako/rentasaikuru.html 
http://www.toutetsu.co.jp/ship.html 
http://www.mapple.net/bythemearea/a13b65c74/0201010300/spots_official.htm

アクセス:【黒石インターからのルートモデル】東北自動車道「黒石インター」を出て右へ「奥入瀬渓流、十和田湖」方面へ向かう。5㎞ほど進むと地元コンビニのある交差点があるので左折し、「青森、酸ヶ湯」方面へ向かう。30分ほど走ると「城ヶ倉大橋」に到着(橋を挟んで両側にパーキングあるが、黒石側のパーキングの方が便利)。「城ヶ倉大橋」を過ぎるとすぐにT字路となるので、「三内丸山遺跡、青森市街」方向に左折する。5分ほど走ると「八甲田スキー場、八甲田ロープウェー」の看板が見えるので右折すると、八甲田ロープウェーの乗り場が見える。先ほど来た道を引き返し、T字路をそのまま直進して「十和田湖、酸ヶ湯、七戸」方向へ向かう。T字路から3分ほど走ると「酸ヶ湯」に到着。「酸ヶ湯」を出て酸ヶ湯キャンプ場前の駐車場を過ぎ、「八甲田ホテル」、「猿倉温泉」を過ぎ、Y字路を右へ「蔦温泉」へ向かう。T字路を右折し、「星野リゾート・奥入瀬渓流ホテル」、「奥入瀬渓流館」を過ぎて進むと「奥入瀬渓流」、そしてその源流となる「十和田湖」へと出る。
お勧めポイント:紅葉シーズンには最高の絶景ポイントを含むドライブコース

黒石インターを降りて、先ずは「十和田湖、奥入瀬渓流」を目指す

このコンビニの角を左折

コンビニ横の看板(左折して青森、酸ヶ湯を目指す)

城ヶ倉大橋手前のパーキング

城ヶ倉大橋

城ヶ倉大橋からの眺め(山側)

城ヶ倉大橋からの眺め(黒石側)

八甲田ロープウェー・山麓駅

自動券売機で往復キップを購入

山頂駅付近の景色

山頂駅の上にある展望デッキから下を眺めた

展望デッキから青森市内を望む

復路のロープウェーからの眺め

車窓からは見事なブナの森が見える

酸ヶ湯が見えた!

酸ヶ湯に到着

本屋入り口

宿泊棟

生姜味噌おでん

辰五郎清水

奥入瀬渓流 銚子の滝