滋賀県

一湖房(いっこぼう)

 食通で知られる大阪の桒山先生から教えていただいた「鴨ロース」が評判の店。本店は琵琶湖のほとり滋賀県長浜市にあり、もともとは小鮎の佃煮で有名になった店である。現在も定番の「小鮎と木の芽煮」の他、洋風に仕上げた「鮎のコンフィ」などもある。 
 前述のように、この店の僕のお勧めは何と言っても「鴨ロース」。合鴨ロースの皮面をきっちりと焼き落とし、特製のダシ醤油で煮浸し状態で仕上げられた「鴨ロース」は、切るとほんのりとしたピンク色。噛むと脂がのった皮下脂肪の甘さと鉄分タップリの鴨肉の深みや旨味が口の中に広がる。これまで日本料理店や居酒屋などで様々な「鴨ロース」を食べたが、「一湖房」の「鴨ロース」ほど完璧に仕上げられたものは初めて。お酒のアテに良し、ご飯のお供としても最高である。実は通常の「鴨ロース(合鴨ロース煮)」の他にもう一つ「プレミアム鴨ロース」という名のフラッグシップアイテムもあるが、これは通常の「鴨ロース」よりも一回り大きい肉塊である。しかしながら食べ比べてみると、通常の「鴨ロース」でも十分美味しいと感じた。もう一つの名物「鴨みそ」は鴨ロースを作るときに生じた合鴨肉の切れ端をニンニクと玉葱で炒め、味噌、みりん、酒などで味を調えたもの。割と甘めであるが鴨の旨味タップリで、ご飯にのせて良し、生野菜のディップとしても良し、タレの薬味として使っても美味しい。
 なお、「鴨ロース」は、タカシマヤ:東京店・新宿店・大阪店・堺店・泉北店・JR名古屋店、梅田阪神百貨店、JR大阪三越伊勢丹、三越:日本橋本店・福岡店・名古屋星ヶ丘店、西武渋谷店、岡山平翠軒、名古屋伊勢福の他、下記ネットショップからも購入できる。(2013年7月追加) 
http://www.ikkobou.com/access

滋賀県長浜市三ツ矢元町11-20  
電話番号:0749-65-3978
定休日:日曜・祝日 
営業時間:9時半~17時半 
予算:鴨ロース(合鴨ロース煮)2152円(125g)、4200円(250g)、プレミアム鴨ロース5250円 
アクセス:JR長浜駅から駅前通りを進み、「元浜町」信号を左折。「曳山博物館」を過ぎ、600mほど進むと左側にある。JR長浜駅から900m。 
最寄りのランドマーク:三ツ矢大神宮、曳山博物館 
お勧めポイント:日本最高レベルの「鴨ロース」が味わえる