宮城県

JR 仙台駅 牛たん通り・すし通り


「牛たん通り・すし通り」は、JR仙台駅3階にある牛タンと寿司に特化したテナントが集まるフードストリート。牛タン店は入り口から順に「伊達の牛たん 本舗」、「牛たん炭焼き 利久」、「味の牛たん 喜助」、「たんや 善治郎」の4店舗がある。今回はこの「牛たん通り」に入っている全店舗のスペシャリティの牛タン定食を食べ比べてみた。その結果、残念ながら4店舗とも1つ星以上の星を獲得することが出来なかったので、本来ならば掲載せずにボツとなる企画であったが、JR仙台駅を利用する知人が是非知りたいという要望があったので、この際、読者の皆様のためにも掲載することに決めた。しかしながら、その差は僅差であったのでランキング形式で掲載することに。

日本料理e

 変わったネーミングで人気を集めている日本料理店。人気を二分するもう一つの食べログ高得点の店も訪れてみたが、トータルでこの店の方が優れていたのでこちらを掲載することに。この白と黄色の建物?!かつて、2階に年配のマダムがやっていたイタリア料理店があったような気がする。この1階も何度か入れ替わっているようだ。
 店内に入ると、木と白を基調とした明るくモダンな雰囲気。奥にカウンター席があり、入口手前側にパーティションで仕切られたテーブル席2つがある。全ての内装はリニューアルされているようだが、トイレだけは古いそうなので、前店のものをそのまま使用しているのかも。
 この店は完全予約制なので、もしも当日予約であれば、少なくとも2時間前までの予約が必要。また、ランチタイムでも夜のコースを注文可能である。出てきた店主は、若くて腰が低く、とても良い感じ。料理は特にずば抜けて美味しいというものはなかったももの、全体的な印象としては、とにかくコスパが良い。1万円のコースで、地方レベルでこのレベルの料理が食べられればお得かな、といった感じだ。とくに、最後を締める炊きたての土鍋ご飯が良かった。今回は干した鮎をカリッと焼き上げてのせた「鮎ご飯」であるが、とにかく炊き方が抜群で、赤だしの味噌汁も美味しかった。残ったご飯は、お土産としておにぎりにしてる心遣いもまた嬉しい。日本酒の品揃えはそれほど多くはないものの、品揃えのセンスが良かった。(2018年3月追加)
http://www.cuisine-e.jp

仙台市青葉区片平1丁目1ー18 バレンタインハウス1階  
電話番号:022-797-7668
定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜)
営業時間:12時~13時半、18時~19時半
予算:【昼】4500円、【夜】10500円
アクセス:仙台地下鉄東西線・大町西公園駅の東1出口を出て、青葉通りを左へ進む。一つ目の信号(ENEOSがある)を過ぎ、2つ目の信号(晩翠草堂前交差点)手前にある右のT字交差点を右折するとすぐ左側にあるマンションの1階
最寄りのランドマーク:良覚院丁公園、晩翠草堂前交差点、青葉通り
お勧めポイント:コスパ抜群な洗練された日本料理

この白と黄色の建物?!かつて、2階に年配のマダムがやっていたイタリア料理店があったような気がする。この1階も何度か入れ替わっているようだ 1階にある白いココです! 前の店のもの?日本料理店としては違和感を感じるドア 木と白を基調とした明るくモダンな雰囲気。奥にあるカウンター席 入口手前側にパーティションで仕切られたテーブル席2つがある テーブルには箸だけでなく、外国人客を意識しているのか、ナイフ、フォーク、スプーンがセッティングされていた 日本酒の品揃えは多くないものの、品揃えのセンスは良い その他のドリンクメニュー 最初に出てきた蛤は旨味が十分出ていて美味しかった 真鯛の揚げ出しはちょっと火が通り過ぎていて、塩味も少し足りなかった 八寸は盛りたくさん クラやウニ、コーンなどが入ったゼリー寄せ 生タコの黄身酢 鶏レバーのレンコンの挟み揚げと、焼き魚は甘鯛?あるいは金目鯛?だったかなあ 青のりの入った茶碗蒸しにはフォアグラが入っていたが、繊細な味にはフォアグラはは不要だと思った ホタテ豆腐には冬瓜とミョウガが入っていて、これは意外と旨い! 鰺の笹寿司は美味しかったが、酢飯に少し塩味が足りない お椀は「甘鯛のお吸い物」 甘鯛の他に玉子豆腐、ジュンサイが入っていた。出汁は意外なことに鰹節よりも昆布の香りと旨味が勝っていて美味しい 「お造り」は、シマアジとマコガレイ マコガレイのプリプリとした食感が良かったが、どちらも切り方が若干薄く物足りない印象 焼き物は、南部せんべいのような姿をした「イサキの南部焼き」 火の入りは良かったが、塩味に欠けてぼんやりとした味わいに「タコの柔らか煮」は美味しい 食感も味付けも完璧! 仙台牛のステーキももちろん美味しい 焼き方はミディアムでジューシー 今回は「鮎ご飯」 とにかく炊き方が抜群で、赤だしの味噌汁も美味しかった 鮎出汁で炊いたご飯に、干した鮎をカリッと焼き上げてのせたもの 水菓子は,キウイ,温室ミカン、メロン、ブルーベリー 黒蜜入りの「葛切り」 美味しそうなその姿とは裏腹に、味は普通だった残ったご飯をお土産としておにぎりにしてる心遣いが嬉しい

鮨 江なみ

 ご夫婦でやっている小さな寿司店。それはL字型のカウンターが僅か8席しかないくらいの広さ。店内には静かにジャズピアノが流れ、癒されるような居心地の良い店である。入ってすぐ目に付いたのは木製の氷冷庫。東京の本格的江戸前寿司店でもなかなかお目にかかれない高級品である。
 この店の店主は東京で修行したということもあって、握りは基本的に江戸前風である。つまみや握りはどれを取っても美味しく、地方の寿司店としてはかなりのスキルである。特に、西麻布「分とく山」名物の「鮑の磯焼き」に関しては、こちらの方がオリジナルよりも美味しいくらい。また、この日は残念ながら頂けなかったが、通常は5月末から入荷する宮城名物の殻付きムラサキウニは、季節が合えば是非頂きたい逸品である。酒の種類は少ないようだが、日本酒のセレクトは比較的良かった。この日のお酒は福井の「黒龍」を除き、「伯楽星」や「乾坤一」など全てが地元宮城県産の地酒であった。(2014年6月追加)

仙台市青葉区国分町1丁目3-21 エビスヤパークサイド 1F  
電話番号:022-215-2844
定休日:日曜・祝日
営業時間:17時~23時
予算:お任せで15000円くらい
アクセス:
最寄りのランドマーク:
お勧めポイント:仙台では珍しい本格的な江戸前寿司

氷冷庫

スルメイカ

平目に山葵を添えて

北海道産バフンウニ

ウニを平目で巻く

それを醤油につけて食べる

茹で毛ガニ

鮑の磯焼き

カツオのたたき

穴子の炙り焼き・梅干し添え

口直しのフルーツトマト

近海本マグロのトロ

閖上産赤貝

茹で車エビ

近海本マグロの赤身

冷やし茶碗蒸し

鯛の炙り

コハダ

ヒモキュウ巻き(赤貝の紐と貝柱、キュウリの簾巻き)

玉子焼き

伊藤商店

 客がボタンを押して開け閉めする仙山線のワンマン列車に乗り、仙台駅から山形方面へと向かう。山間を抜けると、約25分で「陸前落合駅」に到着。駅舎も駅周辺もまだ目新しく、どうやらこの辺りは仙台郊外の新興住宅街のようである。ロータリーを抜けて駅前通りを進むと、マンションの1階に店舗が見える。朝7時から午後3時まで営業しているようだが、これは福島・喜多方市のラーメン店で見かける営業パターンである。レジの横には「会津若松ラーメンマップ」が置かれていたり、「ソースかつ丼」などがあったりする。さらに、ラーメン自体も喜多方ラーメンにかなり類似しており、この店のラーメンは恐らく“福島ラーメン”であると勝手に推測。
 店内に入ると左側にL字型のカウンター席が、そして右側にテーブル席がある。混んでいるときには、まず入り口で人数と名字を書かなければならない。ラーメンは基本2種類あり、「金の中華そば」とそれに背脂をトッピングした「白の中華そば」である。この他にチャーシューメンに当たる「肉そば(+200円)」と海老ワンタンをトッピングした「えびわんたんそば(+200円)」も。
 「金の中華そば」は、スープの色は喜多方ラーメンと同様、醤油ラーメンと言っても色が淡く、まるで塩ラーメンのよう。チャーシューやスープに「とちぎ ゆめポーク」というブランド豚を使用しており、それに昆布を含む魚介や野菜の旨味が加わることで最高のスープに仕上がっている。このスープに背脂が加わった「白の中華そば」は、スープが優しい味なだけに、背脂入りとは思えないくらいサッパリとしている。それに海老ワンタンがトッピングされた「白のえびわんたんそば」は、海老ワンタンにゴマ油が香ってとても美味しいが、皮の大きさに比べて餡の量が少なすぎてバランスが悪くお勧めできない。
 この店の麺は北関東から福島にかけて多く見受けられる太めの縮れ平麺で、コシはそれ程ではないもののモチモチとしている。太い平麺は苦手という方には、限定25食で中細の縮れ麺も用意されているが、食感が悪くお勧めではない。「金の中華そば」のネギは通常のネギであるが「白の中華そば」には更に玉葱が加わる。特に、トロトロのバラ肉のチャーシューが秀逸で、「白の肉そば」が僕のこの店の一押しである。この他、脇役であるシナチクやホウレン草などの具材も全て美味しく、例えて言うなら、「白の中華そば」は秋葉原にある 「中華そば専門店 田中そば店(→ 銀座グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 にかなり近いかも知れない。また、朝限定メニューである肉抜きの素ラーメン「朝ラ~」は、何とワンコインの500円で味わえる。もしも、ラーメンファン自認するなら、仙台に来たときには是非味わって頂きたい「朝ラー」である。(2013年12月更新)

青葉区落合1-18-10 クラフトワン1階  
電話番号:022-391-5253
定休日:水曜(祝日の場合には営業、翌日が休み)
営業時間:7時から15時
予算:金の中華そば650円、白の中華そば700円
アクセス:仙山線JR陸前落合駅を出て南口へ。ロータリーを通り、駅前通りを進むとすぐ左側に見えるマンションの1階(パチンコ店・メルヘンワールドの向かい側)。JR陸前落合駅から徒歩3分。
最寄りのランドマーク:メルヘンワールド
お勧めポイント:朝から食べられる極上の福島ラーメン

宮城一撰ずんだ淡餅“寸゛ZUN”

 “ずんだ餅”と言えば、ついた餅の上に「ずんだ(枝豆)」の餡がのった仙台を代表するお菓子だが、美味しいが素朴すぎて、どうも洗練した美味しさが感じられない。関連した商品である「ずんだどら焼き」や「ずんだ餡の冷凍大福」などのずんだ商品をいろいろ試してみたが、これまでお勧めできるほどのレベルでのものはなかった。今回、仙台空港の売店で新発売された冷凍菓子「ずんだ淡餅“寸゛ZUN”」を見つけ、購入してみた。箱を開けると、餅一つ一つがパッケージされており、半透明の餅の中に淡い緑色が透けて見える。一見すると“ずんだ餡”が入った水饅頭のようにも見えるが、水饅頭よりも粘り気があって柔らかく、プニュっとした食感がいい。中に入っている餡もトロッとしていて、時間差で口の中に広がる。甘さも丁度良く、いくらでも食べられそうな美味しいお菓子だ。
 解凍後は要冷蔵で3日間保つので、仙台土産としては「萩の月」を上回るベストアイテムである。宮城県栗原市の「欧風菓子&石釜パン工房 PALETTE」という店が作っているらしく、仙台空港売店や仙台駅地下のS-PAL店などの他、下記アドレスからもオンライン購入できる。(2013年12月追加)
http://www.palette-b.co.jp/zun.html 

味の店 牛たん料理 閣(かく)

 商店街に面したビルの地下にある牛タン専門店。入り口を抜けると、左にオープンキッチンのカウンター席が、右には広めの小上がりがある。この店は純粋な牛タン専門店であるため、メニューは極めてシンプル。牛タンのメニューはお通しの「たんの角煮」の他、「たん焼き(5枚、定食もあり)」、「たんたたき」、「たん刺身」の4種類のみ。刺身やたたきのタンについての表示はないが、「たん焼き」のタンはアメリカ産牛タンを使用しているらしい。
 席に着き、先ず生ビールを注文すると、お通しの「たんの角煮」が出てきた。よく煮込まれた肩ロースのように、筋のゼラチン質を感じる食感でとても美味しい。「たんの刺身」は醤油とワサビでいただくが、厚めに切られたタンは筋繊維がしっかりとしているので、もう少し薄く切った方が美味しいのではと感じた。「たんのたたき」は「たんの刺身」と同じ厚切りであるが、たっぷりの青ネギや玉葱のスライスが入ったポン酢と良く合い、こちらの方がお勧めである。「たん焼き」は厚めで他店よりも塩味が強いが、歯切れも良く悪くない。また、テールスープもなかなか美味しい。(2013年12月追加)

仙台市青葉区一番町3−8−14 鈴喜陶器店地下1階  
電話番号:022-268-7067
定休日:日曜
営業時間:17時~21時
予算:たんたたき2100円、たん焼き(5枚)1050円
アクセス:地下鉄南北線・広瀬通駅西4出口を出てマクドナルドを過ぎ、仙台フォーラスの角を左折。アーケードを進むと左側にあるソフトバンクが入っているビル。広瀬通駅より徒歩3分。
最寄りのランドマーク:仙台フォーラス
お勧めポイント:生の牛タンが食べられる

バー アンダンテ

 地下鉄・広瀬通駅近くのビルにあるオーセンティックバー。3階の店まではエレベーターがないので階段を上がらなければならない。店内は9席のカウンター席のみと狭いが、シックで落ち着いた雰囲気。店主の水戸さんにはいろいろなこだわりがあり、バーでありながら全席禁煙で、しかも落ち着いた静かな雰囲気でお酒を楽しんでもらいたいという思いがあるため、1グループ3名までというレギュレーションがある。
 シェイカーを振る水戸さんの独特なフラメンコのようなスタイルは、パフォーマンスとしても面白い。チャームは3種類の中から選べる(写真はプチトマトのヴィネガー風味)。「ギムレット」はやや甘めで、シェイクした氷片の他に氷が1個が浮いている。このスタイルは福岡の 「バー オスカー(→ 福岡グルメバイブル・バーの頁を参照)」 と同じクラシックスタイル。スタンダードカクテルも決して悪くないが、僕としては日替わりの「フルーツカクテル」がお勧めである。
 水戸さんはかなり気難しい方かと思いきや、とても真面目で話しやすい方だった。それにしても、僕のようなタバコを吸わない客にとっては、ホスピタリティ溢れるサービスも含めてとても良い店である。しかも、日曜日も営業しているので使い勝手も良い。(2013年10月追加)

仙台市青葉区中央2丁目11-13 ユーメントビル3階  
電話番号:022-265-6117
定休日:月曜
営業時間:【火曜~土曜】17時~翌0時、【日曜】15時~22時
予算:ギムレット1000円、フルーツカクテル1200円~、チャージ700円
アクセス:地下鉄南北線・広瀬通駅東1番出口を出て、右へ進む。次の信号を右折して左にあるサンクスの入っているビル。広瀬通駅から徒歩3分。
最寄りのランドマーク:地下鉄南北線・広瀬通駅
お勧めポイント:日曜日も営業している素晴らしいオーセンティックバー

JR 仙台駅 牛たん通り・すし通り


「牛たん通り・すし通り」は、JR仙台駅3階にある牛タンと寿司に特化したテナントが集まるフードストリート。牛タン店は入り口から順に「伊達の牛たん 本舗」、「牛たん炭焼き 利久」、「味の牛たん 喜助」、「たんや 善治郎」の4店舗がある。今回はこの「牛たん通り」に入っている全店舗のスペシャリティの牛タン定食を食べ比べてみた。その結果、残念ながら4店舗とも1つ星以上の星を獲得することが出来なかったので、本来ならば掲載せずにボツとなる企画であったが、JR仙台駅を利用する知人が是非知りたいという要望があったので、この際、読者の皆様のためにも掲載することに決めた。しかしながら、その差は僅差であったのでランキング形式で掲載することに。

第1位 牛たん炭焼き 利久

 全国展開する牛タンの有名店。「牛たん・極・焼定食」は厚切りの芯の部分の牛タン焼き。かなり厚いタンには臭みはなく、肉質も悪くない。肉の熟成感には欠けるがギリギリの合格といったところ。残念だったのは焼きムラがあり、タンの硬さにバラツキがあった。テールスープの味は普通で、テールの肉質も悪くない。

【電話番号】022-214-3255 
【定休日】無休
【営業時間】10時~22時
【予算】牛たん「極」焼定食1995円

第2位 たんや 善治郎

 1日20食限定の「上撰極厚・真中たん定食」を注文。焼き方に問題があるのか、食べていると焦げた苦みが気になった。タンの味は極めてシンプルで、タン自体に熟成感や旨味ないが、肉質はまあまあ悪くない。テールスープは最も美味しく、テールも柔らかで良かった。開店時間が早いので、朝食として食べてもいい。

【電話番号】022-722-5081  
【定休日】無休
【営業時間】8時~22時
【予算】上撰極厚・真中たん定食2100円

第3位 伊達の牛たん 本舗

 仙台空港で購入した冷凍塩牛タン・コンペでは残念ながら掲載されなかった有名店である。今回はすぐに売り切れとなってしまう数量限定の「極厚芯たん定食」にトライ。この店の牛タンの特徴は旨味があること。漬けダレに魚介の乾物でも入っているのではないかと思わせるような旨味があり、4店中最も味にコクと深みがあって良かった。しかしながら、牛タン自体の肉質が硬く、後味に肉の臭みが残ってしまった。また、テールスープは一転して旨味やコクがなく、テール自体も美味しくなかった。開店時間が早いので、朝食として食べてもいい。

【電話番号】022-715-5056 
【定休日】無休
【営業時間】8時~22時
【予算】極厚芯たん定食1890円

第4位 味の牛たん 喜助

 数量限定の「特切り厚焼定食」を注文。焼き肉屋で食べる塩タンのように、熟成感がなく旨味もなし。但し、肉質自体は良く臭みも全くない。可もなく不可もなしといったインパクトに欠ける牛タンである。また、テールスープもコクがなく、テールに臭みがあった。

【電話番号】022-221-5612 
【定休日】無休
【営業時間】10時~22時
【予算】特切り厚焼定食2000円

すし蓑

 仙台で僕が最も好きな寿司店。先ずは靴を脱いで上がると、店内はL字型のカウンター席と4人までの個室が1つある。この店は基本的におまかせのみ。以前は東京四谷の  「すし匠(→ 銀座グルメバイブル・寿司の頁を参照)」  や秋田の 「すし匠(→ その他日本の旨い店・秋田県の頁を参照)」  のように、つまみとつまみの間に寿司が出てくるというスタイルだった。最近訪れてみると、まずつまみが出て来て、その後に寿司が出るという通常の寿司店と同じスタイルになった。
 この店の特筆すべきは、店主の地物素材に対するこだわりとそれを調理するセンスである。江戸前スタイルの寿司はもちろん美味しいが、つまみも美味しいのである。特に、ネットリときめ細やかな自家製カラスミは是非味わって頂きたい。しかし、黙っていると、次々とつまみが出てくるので、寿司も楽しみたいがお腹には自信がないという方は、早めにつまみのストップを告げていただきたい。
 日本酒は地元の純米酒にこだわっており、この日は3種類あった。中でも「山和」は洗練した香りが素晴らしかった。今回の握りは鯛に煮山椒を挟んだり、〆鯖に梅肉を挟んだり、少しやり過ぎではないのかと思うミスマッチな寿司もあった。(2013年11月更新)

仙台市青葉区国分町2-12-19 第三協立ビル1階  
電話番号:022-714-7147
定休日:日曜
営業時間:17時半~23時半くらいまで
予算:お任せで15000円前後
アクセス:地下鉄南北線・勾当台通り駅南3出口を出て逆方向へ進み、「三越本館」と「三越常禅寺通り館」の間の小路を進む。「七十七銀行」を過ぎ、角にある「サンクス」を過ぎるとすぐ左側にある。
最寄りのランドマーク:仙台三越、七十七銀行一番町支店
お勧めポイント:つまみが豊富な仙台トップレベルの寿司店

陣中の「高級霜降り牛タン」

 かつて講演で仙台を訪れた際、牛タン好きの僕は、仙台空港で販売されていた全メーカーの冷凍の牛タン(塩味)を購入して比較してみたことがある。その結果、唯一美味しかった牛タンがこの会社のものであった。お土産品の牛タンには通常“薄切り”と“厚切り”の2種類があるが、この「高級霜降り牛タン」は厚切りである。“芯タン(タンの中心部)”を使用しているため、サクッとかみ切れ、しかもジューシー。オーストラリア産とアメリカ産の2種類の牛タンを使用しているために当たり外れがあり、どちらかの牛タン(恐らくオーストラリア産?)に穀物牛のような臭みが感じられる。なので、焼くときにブラックペッパーを多めに振り掛けて食べることをお勧めしたい。また、パックのまま水道水につけて解凍し、すぐに焼くことができるので、いざという時の我が家の一品としてとても重宝している。同製品には100gと200gのパッケージがあり、200gの方が若干お得となっている。この他に、天日塩仕立ての「冠タン」という製品もあるが、これは予め火を通した柔らかい牛タンを冷凍したものであり、ジューシーさがなくお勧めできない。
 僕のお勧めの「高級霜降り牛タン」は、仙台空港2階のお土産店の他、空港直営店でも購入できる。JR仙台駅2階のお土産品売り場にも同店の直営店があるが、この仙台空港限定の「高級霜降り牛タン」は販売していない。しかしながら、この「高級霜降り牛タン」が最高のフラッグシップ牛タンかと思いきや、実はこの上に「特選・上たんしお」という製品があるのだ。空港・駅の両直営店で購入できるが、この製品は500gの製品しかなく、価格は何と1万円である!!未だ試していないので、次回仙台を訪れた際に購入して是非リポートしてみたい。ちなみに、仙台空港の1階にはこの会社が経営する牛タン専門レストラン「冠牛屋」がある。(2013年8月追加)

【陣中 お土産店 仙台空港】  
仙台空港2階
定休日:無休
営業時間:7時~19時45分
予算:高級霜降り牛タン(100g)1600円、(200g)3000円
【陣中 お土産店 仙台駅1号店、2号店】
JR仙台駅2階
定休日:無休
営業時間:7時~21時30分(2号店は21時45分まで)

かき氷 梵くら

 ビルの3階にある“かき氷”の専門店。実はこの店、以前は1年を通してかき氷を食べることができたが、今年から4月~10月までの期間限定となってしまった。現在は休業中で、これ以外の期間はタイ焼きを販売する予定で準備中という。 
 この店はエレベーターがないので階段を上ると、そこには行列が・・・。それもそのはず、店内は12畳くらいのワンフロアしかなく、大きな一枚板のテーブル席(7名)と窓際のテーブル席(2名~4名)の2テーブルしかないのである。なので、この店では基本相席。まずは入り口で靴を脱ぎ、店員に指示された椅子に座る。
 かき氷は基本的に季節のかき氷とレギュラーのかき氷がある。壁に1番人気は「いちごみるく」、2番人気は「宇治抹茶金時みるく」、3番人気は「金時みるく」と書かれていたが、僕のいた時間帯では2番人気や3番人気のかき氷を頼んだ客はいなく、断トツで「いちごみるく」が人気であった。他には「和三盆」や「めろんみるく」、「まんごーみるく」などが注文されていた。僕はもちろん1番人気の「いちごみるく」を注文。
 若い店主は、氷を削る前にまずうちわで扇いで氷塊を少し柔らかくしてから使用するなど、氷の温度には気を使っているようだ。氷は手動の機械で削られていくが、1杯作るのに5~6分くらいかかっている。なぜなら、この店のかき氷は通常のかき氷とは違い、「いちごみるく」は、イチゴシロップ→氷→ミルク→氷→ミルク→氷→イチゴシロップというような感じで作られていると思われ、かなり手間暇がかかっているのである。つまり、よくかき混ぜなくても、どこをすくって食べても均一な甘さなのだ。しかもイチゴシロップは薄めのジャムのような果実味溢れる味なのである。また、削られた氷は僕好みの名古屋の 「甘味処 相生(→ 名古屋グルメバイブル・スイーツの頁を参照)」 のような一塊の極薄で泡雪のような氷片ではなく、細かいパウダースノーのような芸術的なかき氷なのである。ここまで来ると、まるで良質なイタリアンジェラートのようでさえある。間違いなく日本一のイチゴミルクかき氷であり、高額な値段であるにも関わらず、また食べに来たいと思わせるかき氷だ。
 もしも、この店の近くにある 「牛たんの一仙(→ その他日本の旨い店・宮城県の頁を参照)」 で「真とろたん焼定食」を食べた際には、是非デザートとしてお勧めである。(2013年11月追加)

仙台市青葉区立町23-14 スクエアビル3階  
電話番号:022-346-9027
定休日:不定休
営業時間:11時~20時(但し、シロップがなくなり次第終了となるので要確認)、(秋~冬12時~18時)
予算:いちごみるく1080円
アクセス:地下鉄南北線・勾当台公園駅2出口を出て、定禅寺通を仙台市民会館方向へ進む。「宮城県民会館」、「仙台市民図書館」を過ぎ、「定禅寺ガーデンヒルズ」の信号を過ぎると左側にある。勾当台公園駅から徒歩10分。
最寄りのランドマーク:宮城県民会館、仙台市民図書館、定禅寺ガーデンヒルズ
お勧めポイント:唯一無二の日本一のイチゴミルクのかき氷が食べられる

奥州仙台 七福・牛たんの一仙

 ビルの地下にある牛タン専門の居酒屋。店内はやや暗めで、入って左側にカウンター席が、右側に小上がりとテーブル席がある。この店のお勧めは「真とろたん焼定食」。通常の牛タン定食に比べるとちょいと値段は張るが、牛タンの芯の部分をミディアムに焼き上げているので、歯切れも良くとてもジューシー。また塩味も適度で、牛の臭みがなくとても美味しい。定食はこのクオリティーの高い半切りにされた牛タンが8枚とボリュームも十分。さらに、定食に付いてくる「三升味噌」をのせて食べれば、また別な美味しさに変化してこれがまた美味しい!!「テールスープ」は普通であるが、「キャベツと白菜の漬け物」も美味しい。定食は「とろろ」か「ビーフシチュー」の小鉢を選択できるが、「ビーフシチュー」はまあまあのレベル。ちなみに、通常の牛たん焼きは芯の部分と歯ごたえのある部分のミックスである。日本酒は地酒を中心とした品揃えである。(2013年8月追加)

仙台市青葉区一番町4-3-3 金富士ビル地下1階  
電話番号:022-265-1935
定休日:無休
営業時間:【月曜~金曜】11時~15時、17時~24時、【土曜・祝日】11時~24時、【日曜】11時~22時
予算:真とろたん焼定食2572円
アクセス:地下鉄南北線・広瀬通駅西5駅を出て広瀬通りを西公園方向(西)へ進む。「ファミリーマート」、「シダックス」を過ぎた「すき家」の並び。広瀬通駅より徒歩3分。
最寄りのランドマーク:シダックス、すき家
お勧めポイント:真とろたん焼定食が美味しい居酒屋

村上屋餅店

 フレンチの「ナクレ」に行く途中で見つけた餅店。日曜日だったせいか、外まで客が並んでいたのが気になり、「ナクレ」の帰りに入ってみた。店内にはイートインスペースが10席あり、席について注文すると、注文を受けてから厨房で餅を餡と絡める。餅はピンポン球くらいの大きさで、鏡餅のような形状をしている。もっと柔らかく伸びるのかと思ったが、意外としっかりとした弾力があり、冷えた白玉団子のような感じだ。よく考えてみると、これが添加物の入らない冷えた餅の自然の弾力のような気がする。お勧めの「三色餅」は、仙台名物の「づんだ餅」と「くるみ餅」、「ごま餅」の3種類の餅が入っている。「づんだ餅」は、山形の「だだ茶豆」のような香りがして、3種の中で「づんだ餅」が最も美味しかった。どの餅も掛かっている餡の甘さが丁度良く、素朴な美味しさがストレートに感じられた。(2012年12月追加) 

仙台市青葉区北目町2-38  
電話番号:022-222-6687 
定休日:不定休 
営業時間:9時~18時半(日曜・祝日は9時~18時) 
予算:三色餅620円、づんだ餅588円 
アクセス:地下鉄南北線・五橋駅北2出口を出て、歩道橋の見える交差点(五橋駅前交差点)を左折。次の五ツ橋交差点を過ぎ、「NISSAN」の看板の見える交差点を右折。並木道を進み「ビックママ」を過ぎて進むと、右側にローソンが見えてくるので、その右側手前。五橋駅から徒歩13分。 
最寄りのランドマーク:宮城日産自動車・五橋店 お勧めポイント:づんだ餅の美味しい餅店

ナクレ nacre

 現在は閉店してしまった世界で最も有名なレストラン「エル・ブリ」のシェフ・フェラン アドリアは、「前衛的料理は、味以外に感覚を刺激することが重要」と語っているが、そういう意味でも、この店の料理は、「エル・ブリ」の料理にインスパイアされた?前衛的な料理である。しかし、客とシェフの感性が一致しなければ、前衛的な料理は理解しがたい哲学的な料理になってしまう。敢えて仙台で、このようなレストランをオープンしたスタッフの勇気は敬服に値する。店内には静かにピアノの曲が鳴り響き、白を基調としたモダンなインテリア。僅か5テーブルと狭いながらも、センスが良く椅子もゆったりしていて居心地が良い。また、サービスもとても軽やかでいい。若いシェフはイタリア料理店をかわきりにフランスの3つ星店で修行し、この店を開店したという。使用する食器類もかなり凝っていて、シェフのセンスを伺わせる。料理は1コースのみの小ポーション多皿料理で、昼は10品、夜は15品の構成となっている。前述のように、この店の料理は、調理法や素材の組み合わせにサプライズ感を持たせた前衛的なフレンチ。しかし、フレンチを食べ慣れた僕でも理解しがたいような料理が何品かあり、この料理が一般客に理解できるかどうか不安になったほど。パンはカンパーニュで、酸味とイーストの香りが特徴的。ミネラルウオーターが無料である点も含めて、とても良心的な価格設定で、コストパフォーマンスは抜群だ。また、エスプレッソは香り高くて美味しかった。ちなみに、完全予約制なのでご注意を。(2012年11月追加) 

仙台市青葉区北目町5-9 アトレ北目町2階  
電話番号:022-395-6496
定休日:月曜 
営業時間:12時~13時15分、18時15分~19時半 
予算:ランチ4500円、ディナー11000円 
アクセス:地下鉄南北線・五橋駅北2出口を出て、歩道橋の見える交差点(五橋駅前交差点)を左折。次の五ツ橋交差点を過ぎ、「NISSAN」の看板の見える交差点を右折。並木道を進み「ビックママ」を過ぎると、左側にヤクルトの看板が見える白いマンションがあるのでその2階。 
最寄りのランドマーク:宮城日産自動車・五橋店
お勧めポイント:仙台では珍しい前衛的フレンチの店

お茶の井ヶ田
 一番町本店の抹茶ソフトクリーム

 JR仙台駅から続くアーケード街を横断する一番町アーケードを歩いていると、不意に「茶」の看板が目に留まった。そういえば、正月のニュース番組で見かける大きな茶箱の福袋を売る仙台のお茶屋さんの初売りシーンって、この店ではなかったっけ?近づいて見ると、入り口横に抹茶ソフトなどを販売するスイーツコーナーが。店内にはイートインスペースもあるが、店内外いずれで食べる場合にも、まずは店頭で購入するセルフ方式のようだ。名物は「抹茶ソフト」らしく、「プチ抹茶パフェ」や「プチずんだパフェ」など、抹茶ソフトを使った多くのスイーツが見られる。抹茶ソフトは、京都宇治の抹茶をタップリと使用しているらしく、僕は迷わず基本の抹茶ソフトを試してみることに。カップとコーンのどちらかを選べるのだが、僕は満腹だったため、カップの方を選択。スプーンですくって一口頬ばると、抹茶の香りが口いっぱいに広がる。ミルキー感もあり、食感がとても滑らかで甘さも丁度良い。それでいながら後味もスッキリしており、ありそうでない秀逸な抹茶ソフトクリームだ。(2012年11月追加) 

仙台市青葉区一番町3-8-11  
電話番号:022-261-1351
定休日:無休(元旦のみ) 
営業時間:10時~19時半 
予算:抹茶ソフト200円 
アクセス:地下鉄南北線・広瀬通駅西4出口を出て「仙台フォーラス」を過ぎた角を左折。アーケード街に入るとすぐに左側に見える。地下鉄南北線・広瀬通駅から徒歩2分 
最寄りのランドマーク:仙台フォーラス
お勧めポイント:ミルキーで滑らかな抹茶ソフト

移転 リンデンバウム Lindenbaum

 食べログで人気の喫茶店。本当に大丈夫か?と不安げに古いビルの階段を上ると、暗い入り口が。店内に入ると、コンクリートの打ちっ放しと、黒塗りの木を使ったモノトーンなインテリア。土曜日の昼だったせいか、既に女性客で満員状態。1階には目立たない小さなスタンド看板しか出ていないのに、何故にこのような人気が?スイーツを食べてみると、すぐにその理由が判明。喫茶店とは思えないくらいスイーツのレベルが高いのである。マスターは元パティシエなのでは?と思えるくらいレベルが高いのである。中でも、僕の一押しは「デビルスケーキ」。ねっとりと滑らかなチョコムースケーキで、フランボワーズソースとの相性もいい。「ショートケーキ」は、チョコスポンジの間に生クリームとキュウイが入っていて、こちらも甘さが抑えられたチョコソースとの相性もバッチリ。店内で食べていると、クッキーだけを買い求める客が次々と来店。ちょっと気になったので僕も購入して食べてみた。すると、クッキーの中にトリフチョコのかけらが入っていて、シットリとしたマフィンのような食感。冷蔵庫で冷やして食べると、とても美味しかった。冷蔵庫で1週間ほどもつので、お土産としてもお勧めである。また、ブレンドコーヒーの豆はハイローストタイプであるが、薄めに入れるため、重くなく意外と美味しかった。(2012年11月追加) 

仙台市青葉区一番町3-11-27 かねはち一番町ビル3階  
電話番号:022-223-2200
定休日:火曜 
営業時間:12時~21時(土日・祝日13時~20時) 
予算:デビルス470円(デビルスケーキセット860円) 
アクセス:地下鉄南北線・広瀬通駅西4出口を出て「仙台フォーラス」の手前(マクドナルド)の角を左折する。すぐに「電力ビル新館」前のT字路を右折すると、カレー屋の並びにある右側のビル。 
最寄りのランドマーク:仙台フォーラス、電力ビル新館 お勧めポイント:スイーツの美味しい喫茶店

中華そば 嘉一

 仙台国際ホテルの総支配人・野口さんから教えて頂いた中華そばの店。着いた時間はまだ開店間もない午前11時20分であったが、店の外には既に行列が。店の中を覗くと、カウンター席の後ろにもズラッと客が並んでいるので、都合20人以上が並んでいる計算になる。店主は意外と若く、独特のリズミカルな麺の湯切りが印象的だ。「中華そば」は通常の醤油味と100円増しの「塩中華そば」がある。単品の他、これら中華そばとライスがセットになったランチメニューがある。Aは鶏飯とのセット、Bは白飯と鶏皮とのセット、Cはアサリ御飯とのセットである。野口さんのお勧めはBセット。麺は栃木県佐野ラーメンのような平麺っぽい手打ち風の中太麺。スープは鶏ガラベースの透明な清湯スープ。口に含むと鶏の旨さがストレートに伝わり、それは一流中華料理店を凌ぐ美味しさ。一口飲むとまた飲みたくなり、まさにエンドレスな美味しさなのである。地鶏なのだろうか?鶏チャーシューは歯ごたえがあって硬いが、味わいは深い。細めのシナチクはやや甘めだ。セットに付いてくる鶏皮はトロトロで柔らかく、ライスと一緒に食べると丁度良いくらいの塩辛さ。麺を食べ終えた後、白飯の上に鶏皮をのせて食べ、そしてスープを飲む。御飯がなくなるまでこの行為を繰り返すことで、鶏の旨味の全て堪能したような満足感が得られた。ちなみに、開店直後から13時頃までは混み合うので、13時過ぎに行くのが良いかも。(2012年10月追加)

仙台市青葉区国分町3-8-12  
電話番号:022-265-5907
定休日:日曜 
営業時間:11時~15時 
予算:ランチセットA~C各780円 
アクセス:地下鉄南北線・勾当台公園駅公園2出口を出て「三井のリハウス」の見える方に進む。定禅寺通を更に進んで「吉野家」を過ぎ、「カフェ・ヴェローチェ」の角を国分町通りに右折する。パチンコタイガーを過ぎてしばらく進むと、右に「中居堂」が見えるのでその手前左側。勾当台公園駅より徒歩5分。 
最寄りのランドマーク:パチンコタイガー国分寺店、中居堂
お勧めポイント:鶏の旨味を全て味わい尽くせる中華そば店