2025年 専攻医体験記

早川 敦

 2025年から北大眼科に入局した早川です。私は初期研修を沖縄県の宮古島で行い、地域医療の現場で幅広い症例を経験しました。4月より後期研修を開始し、最初の半年間は外来診療を中心に経験を積みました。外来では、白内障や緑内障、網膜疾患から眼表面疾患まで幅広い症例を担当し、眼科診療の奥深さを日々実感しました。患者さんの訴えを的確に拾い、検査所見と照らし合わせて診断を組み立てるプロセスには難しさもありますが、その分やりがいも大きく、初期研修では得られなかった専門的視点を身につける良い機会となりました。また、病状説明や治療方針をわかりやすく伝えることの重要性も強く感じ、コミュニケーション能力の向上を意識しながら取り組んでいます。

 現在は病棟業務や手術の研修が主となり、より実践的な学びが増えてきました。入院患者さんの全身管理や術前・術後の評価に携わる中で、眼科にとどまらない広い視点を持つ必要性を実感しています。手術研修では白内障手術を中心に基本手技の習得を目標としており、指導医の先生方から細かな点までご指導いただきながら、一つ一つ理解を深めている段階です。緊張感のある場面も多いものの、自身の成長を実感できる貴重な経験になっています。

 後期研修は始まったばかりですが、日々の診療を通して学びを重ね、確かな臨床力を身につけたいと考えています。北大眼科の恵まれた環境で研修できることに感謝し、今後も研鑽を積んでまいります。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。