病棟医長挨拶

 

皆様こんにちは、病棟医長の大口 剛司です。この号が出る頃にはコロナウイルス感染はどうなってるのでしょうか?インフルエンザも大流行なんてことになっていないことを祈るばかりです(10月末日現在)。アデノウイルスの存在も眼科は絶対に忘れてはいけません。2020年1年の手術件数はコロナ禍による入院・手術制限を受けながらも下記の表の通りで、昨年に続き2,000件を超えました。疾患別でみますと多い順で白内障、緑内障、硝子体、眼瞼(眼窩)手術とほぼ例年通りでした。 さて、2019年ここで手術までの待機期間が半年間になってると問題提起しました。コロナ禍で入院・手術制限したときは8か月近くまでさらに延びてしまいましたが、現在は患者さん側の受診、入院自粛もあり、4か月程度まで短縮されました。しかし、2020年はなぜか全身麻酔症例が急増しました。やはり高齢化に伴う認知症患者さんの増加が主な理由ですが、眼科に割り当てられた全身麻酔枠は週1列のみとなっており、やりくりに苦慮しております。 

 

手術室は現在、局所麻酔専用の眼科手術室が2室あり、全身麻酔下での手術がある日は朝から3室同時に稼働しております。北海道という土地柄もあり、幅広い疾患に対応していく必要があります。外科的治療は白内障手術の他、緑内障手術、硝子体手術、角膜移植、斜視手術、眼瞼手術、眼腫瘍、外傷など、内科的治療は原田病、急性網膜壊死、視神経炎、甲状腺眼症、角膜潰瘍など様々な疾患に対応しております。病棟満床時の緊急入院に対しては、他病棟の共通床を利用して対応し、眼科以外の重度な疾患を抱える患者さんにつきましては他科とも連携しながら対応しておりますので、患者さんがいらっしゃいましたらご紹介のほど宜しくお願い致します。

 

副医長時代も含めますと9年間病棟の仕事に携わ ってきました。その間の医療技術や器械の目覚ましい進歩と若者たちのやる気に刺激を受けながら頑張 ってまいりました。今後も安全な医療を心掛けてまいりますので、今後ともご指導の程どうぞ宜しくお願い申し上げます。

(文責 前病棟医長 大口剛司)