円山鈴木眼科
院長 鈴木 智浩
円山鈴木眼科は、私の父である鈴木 信敬医師が1987年に開業し、2008年には現在のハートランドビルに移転しました。そして2024年6月から、私が当院で勤務を始めると同時に院長に就任いたしました。
当院は、円山公園駅から徒歩1分という利便性の高い場所に位置し、開院以来、幅広い世代の患者さんにご利用いただいております。開院当初から長年通ってくださる患者さんもおり、その厚くなったカルテに歴史を感じます。また、特にコンタクトレンズや緑内障の患者さんが多いのが当院の特徴かと思います。ス タッフは経験豊富で、患者さんに寄り添った対応を心がけ、安心して診療を受けられる環境を整えてくれています。
スタッフの誕生日にはホールケーキでお祝いをする習慣があるようで、なぜか私の院長就任の時もケーキで祝ってもらいました。そんな温かい職場になっています。
2023年には手術室を新設し、手術が可能な体制を整えることができました。もともと外来診療を中心としたコンパクトなクリニックであったため、院内での手術室設置には大変苦労しましたが、院長室をほぼなくし、検査スペースの配置を見直すなどして、患者さんに負担をかけない環境をなんとか作ることができました。多くの方々からご助言やご協力をいただいたことに感謝しております。
現在、当院では日帰り白内障手術や硝子体内注射を中心に、徐々にSLT、眼瞼手術、MIGSなどの治療も順次導入し、診療の幅を広げていっているところです。スタッフ体制や手術の運用を改善し、 白内障手術も以前より安定して行えるようになり、件数も徐々に増えてきています。引き続き、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供できるよう努めてまいります。
2024年度は週に半日ずつ、手術日と時計台記念病院への外勤日があり、それ以外の日は1日を通して外来診療を行っています。医局時代と比べると生活は大きく変わりましたが、運動や気分転換も心がけながら、健康を維持しつつ診療に取り組んでまいります。
今後も地域の皆様に信頼されるクリニックとして、より質の高い医療を提供できるよう努力してまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
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