眼アレルギー外来 Ocular Allergy
【責任医師】南場 研一
【担当医師】鈴木 佳代
【初診・再診】月曜日・火曜日

眼アレルギー外来では、春季カタルやアトピー性角結膜炎を中心に、眼アレルギー疾患の診断・治療をおこなっています。これらの疾患は、角膜上皮障害から角膜混濁に至り、恒久的な視機能障害をきたす可能性がある重篤な疾患です。一方で、2種類の免疫抑制点眼薬が奏効することは、皆様ご存じのことと思います。しかし残念ながら、2024年の能登半島地震を契機にシクロスポリン点眼薬の生産ラインが停止し、先日ついに今後の販売中止が発表されました。現在使用できるタクロリムス点眼薬は高い有効性を有していますが、感染症の発現に注意しながら使用する必要があります。春季カタル、アトピー性角結膜炎でお困りの症例がいましたら、ご紹介いただけますと幸いです。
また、2024年4月から抗アレルギー眼瞼クリームが発売になりました。 1日1回の塗布でよいことや、小児など点眼を嫌がる方に使いやすいことが分かってきています。現在、北大病院ならびに関連病院、診療所と連携し、その使用実態などを明らかにする臨床研究を計画していますので、ご協力をいただけますと幸いです。

アトピー性皮膚炎を伴う春季カタルの増悪例
1年前に巨大乳頭を伴う春季カタルで受診し、タクロリムス点眼薬で軽快したが、点眼が疎かになって再発し受診。再び巨大乳頭形成、角膜上皮障害がみられる。この後、タクロリムス点眼薬の点眼回数の遵守により改善した。



