角膜細胞生物学

グループチーフ:大口 剛司

 角膜グループの基礎研究部門である角膜細胞生物学のご紹介をさせて頂きます。現在新たなdrug delivery system としての「結膜リング」(写真参照)について開発をすすめております。これはリングに含有した薬剤を効率よく後眼部に送達できるリングデバイスで、例えば加齢黄斑変性などに対し、繰り返し硝子体注射を行う代わりの治療になり得るデバイスです。まず、マウスおよびヒトに対し装用試験を行い、ocular surface への検討を行ったところ安全性が確認されました。次に臨床応用へ向け、薬剤の移行性および徐放性の上昇と装用感の改善のためリングのさらなる改良を行っております。動物実験ではエンドトキシン誘発ぶどう膜炎モデルマウスを用い薬剤の移行性を検討しました。少しでも早く臨床応用できるよう頑張ってまいりますので、今後ともご指導のほどどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

結膜リングの装用写真