病棟医長挨拶

  皆様こんにちは、病棟医長5年目になりました大口剛司です。今年は北大病院の病棟再編があり、幸い眼科病棟の引っ越しはなかったのですが、病床数がこれまでの32から36床に増えました。ただこれまでもオーバーすることが多々あったので、実際のところ大きな変化は感じておりません…。今年の印象としては、重度の精神疾患を抱える患者さんや、寝たきりで全介助を必要とする患者さんなど眼科疾患以外のケアが必要で頭を悩ますことが多かった1年でした。こういった患者さんの手術は全身麻酔を必要としますが、手術部でも今年は再編があり、眼科に割り当てられた全麻枠がこれまでの週2列から1列に減少しました。また、認知症患者さんも増えており、緊急性のない全麻白内障手術などは半年以上の待機期間が生じてしまっている現状です。ただ、やはり大学病院以外では対応が困難なケースもあり、さらに夏休みや冬休み期間中は斜視や眼瞼疾患の子供たちが待機しており、全身麻酔手術のやりくりにも苦労した1年でした。

 手術室は現在、局所麻酔専用の眼科手術室が2室あり、全身麻酔下での手術がある日は朝から3室同時に稼働しております。今年1年の手術件数は下記の表の通りで、昨年に続き2000件を超えました。北大病院では、外科的治療は白内障手術の他、硝子体手術、緑内障手術、角膜移植、斜視手術、眼瞼手術、眼腫瘍、外傷など、内科的治療は原田病、急性網膜壊死、視神経炎、甲状腺眼症、角膜潰瘍など様々な疾患に対応しております。病棟満床時の緊急入院に対しては、他病棟の共通床を利用して対応し、眼科以外の疾患を抱える患者さんにつきましては他科とも連携しながら対応しておりますので、患者さんがいらっしゃいましたらご紹介のほど宜しくお願い致します。

 病棟医長6年目を目指して皆様と協力して頑張って今後も安全な医療を心掛けてまいりますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

  

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