網膜硝子体外来

【責任医師】森  祥平

【担当医師】野田 航介、加瀬  諭、安藤  亮、齋藤 理幸、鈴木 智浩

 今年度は、鈴木先生が加わり、6人体制で診察しております。2016年3月 迄我々を引っ張ってくださっていた齋藤航先生が退職されたため戦力不足は否めませんが、今まで以上に一致団結してMedicalもSurgicalも充実させた外来にしたいと考えております。

Surgical retinaに関しては、硝子体手術ではコンスティレーションとリサイトを使用しながら25ゲージと症例によってはより低侵襲な27ゲージで手 術を行っております。近年は症例に関わらずなんでも硝子体手術を行う風潮がありますが、若年者の裂孔原性網膜剥離などには今まで同様に網膜復位 術を行い良好な成績を得ております。巨大黄斑円孔や黄斑円孔網膜剥離には、inverted ILM flap法を行っており、良好な円孔閉鎖率、網膜復位率を 報告しております(Kase, et al. Clin Ophthalmol. In press) 。今後も症例 にあった適切な手術を行ってまいります。

 

 Medical retina(AMD、RVO、DRを除く)ですが、神田特任講師のご尽力のもと、抗網膜抗体の検索によって、自己免疫性網膜症についての非常 に興味深い知見が得られております。今後、学会や論文で結果を発表していく予定です。我々は、これからも網膜疾患に対して、病態を考えながら診察 し、かつsurgicalとmedical retina両方を診ることができる専門医を育成していきたいと考えております。外来でよくわからないなと思っている疾患 がございましたらご紹介していただけましたら幸いです。

 

 

 

硝子体手術後の駆逐性出血で紹介となった症例に対して強膜開窓をし出血・血腫を排出し 眼内にシリコンオイルを注入した。 術後1週間で視力は手動弁から(0. 4)まで改善し網膜剥離 は認めていない。