黄斑外来

【責任医師】:野田 航介

【担当医師】:齋藤 航、吉澤 史子、加瀬 諭、森 祥平、藤谷 顕雄、鈴木 智浩

 黄斑外来は、毎週木曜日午後2時から主に黄斑部疾患の診療をおこなっております。抗VEGF 製剤などを用いた薬物治療やPDT などのnonsurgicalな治療を必要とする、AMD など脈絡膜新生血管をともなう疾患、糖尿病黄斑浮腫や網膜静脈閉塞症などが主な対象疾患ですが、その他の黄斑疾患も診療させていただいております。
 近年では、AMDやCSCに関する病態理解もずいぶんと変化してきました。ご存じの狭義AMD とPCV、RAP という厚生労働省研究班の分類とは別に、pachychoroid diseases という概念が生まれ、脈絡膜の解剖学的厚みや循環動態がAMD の一部やCSC の病態に関わっていることが提唱されています。またそれにともなって、本邦で有病率の高いPCV に対する治療としてPDT 併用療法が見直される気運があり、齋藤航先生が北大で長くおこなってこられたPDT トリプル療法に国内外から注目が集まっています。当外来では、今後も詳細な病態観察に基づいて治療手段を選択し、再発時の注射治療においても従来の再発してから投与するpro renata 投与だけでなく、より積極的なtreat-and-extend 投与をおこなうなど、長期的な視力の維持・改善を目指して参ります。
 当外来への変わらぬご支援を引き続きどうぞよろしくお願い致します。

Pachychoroid spectrum