斜視・小児眼科外来 Strabismus and Pediatric Ophthalmology
【責任医師】安藤 亮
【担当医師】清野 有紀子、岡村 理紗子、中村 佳代子、庄子 尚子

2024年度の斜視・小児眼科外来も火曜日午前・午後(午前は主に新患)と木曜午後(隔週)に行っております。常勤医師は安藤 亮、清野 有紀子先生、福津 佳苗先生、千葉 麻夕子先生の4人、月2回はKKRの庄子 尚子先生が火曜午前を手伝ってくれ、小児手術で手薄になる外来を助けてくれています。すぐに馴染んでくれた千葉先生ですが、残念ながら10月で退職されてしまいました。
斜視手術は2023年度が46件、2024年度は半年で23件でした。北辰病院や函館中央病院でも斜視手術を執刀しています。小児白内障手術は2023年度が9件、2024年度は半年で10件と例年の倍近くありました。 2023年は小児全麻手術は1年待ちでしたが、2024年4月から全麻枠が増えたためだいぶ解消でき、現在は3~4か月待ちとなっています。
2024年は弱視斜視学会で角田佑香先生がポスター発表をしてくれました(写真の内容)。その原著論文は2025年の眼科臨床紀要に掲載予定です。
今後とも、当外来をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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生後8か月で紹介されたmonocular elevation deficiency(double elevator palsy)の1例。本来上直筋がある位置は結合組織のみで筋線維はなく、極度の低形成だった(写真)。外直筋狭小化・菲薄化があったが、Knapp法を行ったところ術後は正位となった。 |