(2019年)

清野 修平


 私は愛知医科大学を2017年に卒業し、初期研修では1年目にJCHO北海道病院、2年目に北大病院で研修を行い、2019年4月から専攻医として北大眼科で勤務させていただいております。
学生の頃から豚眼実習などで眼科に関心がありましたが、初期研修2年目のときに眼科で研修させていただき、手術などの手技が多いこと、診断から治療まで自科で一貫して行うことができることに魅力を感じ、また歓迎会で先生方が眼について熱く語っている姿をみて、北大眼科に入局させていただきました。
入局後まずは病棟係からスタートしましたが、眼底や隅角所見の取り方が難しく、さらに顕微鏡でものを見ると二重に見えてしまうため、最初は不安でした。そのことを先生方に話すと親身に相談に乗ってくださり、わからないことがあっても忙しい合間を縫って丁寧に教えていただきました。また、手術で助手に入ったときも手技をやらせていただける機会が多く、とても勉強になりました。その後顕微鏡で二重に見えることも徐々になくなり、ある程度所見を取れるようになりましたが、まだまだ一人ではわからないことが多いです。10月からは外来係となり、新患や専門外来で難しい症例を経験することが多く、戸惑うこともありますが、忙しい中でも一つ一つの症例を大事にして学んでいきたいと思っています。至らない点も多くあるかと存じますが、今後もご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。