北1条田川眼科

院長 秋元 亨介

 当院は北海道大学客員臨床教授であった田川 義継先生が2010年に開院された診療所です。

 開業後も精力的に診療されており、大学病院の角膜外来でもご活躍されておりましたが、2022年6月にご逝去されてしまい、この度院長として継承させていただくこととな

りました。

 今でも田川先生が大学病院の頃より診られていた角膜疾患の患者様が多くいらっしゃり、中には数十年来の付き合いという方もいらっしゃるので驚きです。

 立地としては地下鉄大通駅のすぐそばにあり、バス乗り場や市電乗り場からも大変近いため交通の便が良く、また、札幌駅と大通駅を結ぶ地下歩行空間から直結しているため、風

 

雨や雪の日でも通院しやすいことが利点であると考えております。 私自身はしっかりと綿密な計画を立てた上で開業ができたかと聞かれると、決してそのようなことはなく、開業してから税金や労務などの勉強をするような状態で

とても褒められたものではないスタートだったと思います。しかしながら、幸いにして先に開業された先輩方からの親身なアドバイスをいただける機会にも恵まれ、継承にあたっては

田川 義晃先生からの多大なサポートや前院長先生の頃より当院で勤めてくださっているスタッフの頑張りなど、私自身は未熟ながらも周囲の方々に支えられて継承から1年、なんとか大きなトラブルもなく過ごすことができまし

た。また普段から大学病院や市中病

院にて、当院で対応できない患者さんの受け入れを行ってくださることのありがたさが身に染みており、いつもお世話になっております皆様にこの場を借りて心より感謝申し上げます。

 眼科医を志したきっかけでもありますが、昔から健康運には恵まれず私は先天緑内障を罹患し、札幌医大で2回の手術を受け、その後地元で江別大木眼科クリニック院長大木 一隆先生や大学病院にて陳 進輝先生に診療していただいたことから、出来る限り緑内障で悩む人、苦しむ人の力になりたいと考えております。そのため、今後の展望として緑内障の早期発見・治療にも力を入れて診療していくことを目標とし、それを

実現するためにも少しずつではありますが、自分自身の知識の研鑽と医療機器の充実を図っていきたいと存じます。

まだまだ眼科医としても、開業医としても未熟であり、皆様にはご迷惑をおかけすることも多々ございますが、今後とも精進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

↑童話「この道」の舞台とされる北1条宮の沢通に面した黄色いレンガ風の建物が目印です。

↑スタッフ一同で毎日掃除をし、清潔感ある空間を心がけております。

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