眼形成手術外来 Oculoplastic Surgery

【責任医師】石嶋漢

【担当医師】水門由佳、董陽子

2019年度までは、木曜日午前が手術、午後が外来でしたが、本年度は順番を入れ替え、毎週木曜の午前に診察や処置を中心とした外来、午後に日帰り外来手術を行っております。対応疾患は眼瞼下垂、内反症、流涙症、外反症、結膜弛緩、腫瘍などです。

 

2020年度8月に責任医師の石嶋漢がさっぽろ眼科・眼形成クリニックを開業しましたが、指導のため、引き続き外来に出ています。手術は、水門由佳が担当しております。本年度から、西村萌美が新たに加わり、3人で外来診療を対応させて頂いております。

 

さっぽろ眼科・眼形成クリニックと連携し、急ぎで手術を希望される方や涙囊鼻腔吻合術はクリニックで手術を行うことも可能です。

 

眼瞼下垂は頻度の高い退行性だけでなく、神経原性や、筋原性、先天性なども診療しております。眼瞼下垂を訴える症例の中には、皮膚弛緩や眉毛下垂、腫瘍などの偽眼瞼下垂もみられます。瞳孔異常や眼球運動制限などを確認し、必要に応じてMRIなどの画像診断や採血等を行い、正しく診断をし、適切で安全な治療を提案するように努めています。

 

2020年度は、IgG4関連眼疾患による眼窩内圧上昇に伴って生じた難治性内反症に対し、プレドニゾロン内服で内反症が消失した症例を経験しました。内反症においてもその発症機序の診断が大切であると実感しました。

 

腫瘍では、良性疾患と思われる症例の1%は悪性です。例えば、霰粒腫と思われる中にも、脂腺癌が混ざっていることが知られています。ご紹介いただいた患者様は多くの場合当日の切除を行い病理検査に提出します。初回の切除のみで比較的良好な経過をたどる症例も多いのも外眼部の腫瘍の特徴です。

 

トラブルになりやすい疾患やその相談も、ご紹介いただければ可能な限り迅速に対応させて頂きます。

 

今後とも眼形成手術外来を宜しくお願い致します。

眼瞼腫瘤を呈した、涙小管炎。

涙点の肉芽摘出、菌石の排出により治癒した。

上下の先天性睫毛内反症。

上下に皮膚切開法(Hoz法)+lid margin splittingを行い、内反症は治癒した。