白内障外来 Cataract Surgery 

 

【責任医師】笹本洋一

 

 

成熟白内障

2020年度の白内障外来は、笹本 洋一客員臨床教授をチーフとし、長谷敬太郎先生と初期・後期研修医のうち1〜2名で診療を行っています。診療時間は金曜午後2時半からです。一般再来あるいは新患外来から予約をとって受診するシステムとなっています。基本的には手術を希望する患者さんが受診しますが、手術を迷っており、説明を詳しく聞いてから決めたいという方もいます。診療内容については、術前検査を施行、白内障の程度や眼合併症を正しく評価し、前眼部写真や眼底写真を記録します。また全身合併症の再確認をし、必要であれば、かかりつけ医への問い合わせや、他科へコンサルトします。眼内レンズのターゲットも相談の上、決定します。さらに、医師・看護師双方から、手術や入院についての説明をします。

 

当科での白内障手術の入院期間は片眼であれば、4~5日、両眼であれば、7~10日です。新型コロナウイルスの感染拡大の問題で緊急性の低い手術を中止していた時期があったため、一時的に待機時間が長くなりましたが、最近では以前と同様、4か月程度となっています。
当科で白内障手術を受ける患者さんは、一人暮らしや遠方にお住まいなどの理由で、術後の通院が困難な方、緑内障やぶどう膜炎などの眼合併症を有する方、全身合併症が多い方、全身麻酔が必要な方など様々な背景があります。術前に、眼・全身の評価、社会背景の確認をすることにより、執刀医や病棟担当医が周到な準備ができるように取り組んでいます。

 

患者さんは事前に手術に関する知識を持っていることが多いですが、中には過度な期待を抱いていたり、誤った情報を信じている場合もあります、白内障外来では、患者さんとしっかりお話しし、患者さんが手術について正しく理解できるように努めています。今後ともどうぞよろしくお願いします。