網膜硝子体外来 Vitreo-Retinal Surgery

 

【責任医師】齋藤理幸

【担当医師】野田航介、加瀬諭、安藤亮、品川真有子、酒井正人、清野有紀子、田中孝幸、櫻井友梨

 

 

2020年度は、清水 啓史先生が地元に戻られるため退局、時計台記念病院から安藤 亮先生、KKR医療センターから酒井 正人先生、弘前大学から田中 孝幸先生が加わり総勢9名体制で診療を行っております。2020年度から専門外来が午前中にシフトしたことによって時間的な余裕が生まれ、局麻全麻を問わずに臨時手術を専門外来の終了後の日中にも行うことが出来るようになりました。これは、医師だけでなく外来・病棟・手術室など多くのスタッフの協力によって成り立っており誠に感謝しております。

 

網膜グループでは診療カンファレンスを毎週月曜日の夕方に開いており、全ての網膜外来新患症例の受診前後と造影検査症例・手術症例を皆でチェックして共有し検討することによって診療・診断レベルの向上に努めています。手術は主にトレーニングプログラム医師と指導医の組み合わせで行っており、眼球破裂や増殖硝子体網膜症などの難疾患から黄斑前膜などの一般的な疾患まで高い治療レベルを保ちつつ最大限の教育効果を得られるように取り組んでいます。手術手技は積極的に最新の方法を導入しており、眼内レンズ強膜内固定術や黄斑浮腫嚢胞切開術、黄斑下出血に対するtPA網膜下注入、網膜切開をすることなく網膜下増殖を除去する経強膜網膜下増殖除去法など最新の治療を行っています。

 

また、学会発表や論文などの学術活動も積極的に行っており、2020年は残念ながらコロナ禍で現地での参加はかないませんでしたが、可能なメンバーは皆が発表者と指導医として網膜硝子体学会に参加することが出来ました。

 

今後ともお困りの症例がございましたら御紹介頂けますと幸いです。

 

54歳男性 裂孔原性網膜剥離/増殖硝子体網膜症
①術前、②術後、③術中所見。網膜下に直接トロカールを挿入して行う経強膜網膜下増殖除去法により最小限の網膜への侵襲で網膜下増殖を除去可能。