涙道外来 Lacrimal Endoscopy and Surgery

【責任医師】山本哲平

【担当医師】董陽子

涙道外来は月に一回第2木曜日の午後に診療を行っており、主に涙道内視鏡を用いて鼻涙管閉塞の患者さんの治療を行っています。担当は2020年と変わりありません。ただ、山本は滝川市の近藤医院、董 陽子先生は大塚眼科で勤務しており、水門先生は大学院生で、北大病院に常勤の担当がいないため、月に一度のみの外来となっています。DCRなどの眼科外来での治療が難しい患者さんはさっぽろ眼科・眼形成クリニックの石嶋先生に治療をお願いしています。

 

涙道外来のトピックスとしては、涙道内視鏡が新しくなりました。いままで年季のはいったものを使用していましたが、2021年12月にファイバーテック社の最新のものを導入することができました。ブラウン管のモニターともお別れし、たいへんみやすくなって感動しています。

 

2020年度は新型コロナウイルスの感染予防のために涙道治療を控えている施設もありましたが、最近はだいたい今まで通りにもどってきているようです。ただ、涙道疾患の勉強会として北海道では毎年秋に北海道流涙症研究会が開催されていたのですが、新型コロナウイルスの影響で2年連続中止となってしまいました。来年こそは開催できることを祈っています。

 

流涙で困っている方がいたらご紹介をよろしくお願いいたします。

 


鼻涙管閉塞症の涙道造影写真。造影剤が涙嚢内に貯留している。