緑内障外来 Glaucoma

 

【責任医師】陳 進輝

【担当医師】新明康弘、大口剛司、木嶋理紀、金谷莉奈、新海晃弘、菊地香澄、山本拓、青柳麻衣子

 

 

「年を追う毎に開業医の先生や地方病院からの紹介患者数が増え、終業時間である午後5時を過ぎることもしばしばです」と昨年書きましたが、時間外労働をなくするための外来改革が、新明外来医長の下で今年4月からスタートしました。それに伴い、水曜日午後からの緑内障外来が、水曜の午前と午後の一日体制に変わりました。この変更によって、終業時刻の午後5時を過ぎる診療はなくなり、さらに待ち時間も短くなりました。この改革が、患者さんへの更なるサービスの向上に繋がるものと確信しております。

 

現在の緑内障外来は、常勤医に加え、ベテラン非常勤医師である辻野奈緒子先生や勝田佳世先生、青柳麻衣子先生、宇野友絵先生、そして大学院生の菊地先生と山本先生にもお手伝いいただき、昨年以上に外来スタッフも充実しております。

 

臨床面では、昨年度の入院を要する緑内障手術件数は326件と、毎年日本トップクラスの手術件数を誇っており、コロナ禍である本年度も、それを上回るペースで手術が行われております。また、チューブシャント手術は、通常の前房型に加え、より角膜障害の少ない後房型チューブシャント手術も積極的に行っております。従来の緑内障手術に、北大オリジナルのスーチャートラベクロトミー変法などの流出路再建術やチューブシャント手術が加わったことで、これまででは対応の難しかった発達緑内障や難治性緑内障への対応もできるようになりました。

 

研究面は引き続き新明先生が実務を担当し、基礎研究プロジェクトは、東京都神経科学総合研究所・部門長の原田高幸先生の協力を得て行っております。また、臨床研究は、木嶋先生に加えて、指導医を養成するトレーニングプログラムに入った金谷先生や新海先生も加わりました。

 

緑内障治療に関することはもちろんのこと、緑内障研究をも含めた最先端の医療を皆様に提供できるよう、これからも邁進してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

術中写真

MIGSのデバイスの1つであるiStent®を線維柱帯に挿入している。

術後の隅角鏡検査所見。

iStent®がシュレム管内に固定され、シュノーケルが隅角に開口している。