斜視・小児眼科外来 Strabismus and Pediatric Ophthalmology 

 

【責任医師】安藤亮

【担当医師】清野有紀子、福津佳苗、中村佳代子、門郁

 

 

いつも患者さんをご紹介いただき、誠にありがとうございます。

 

2020年度から外来体制が大きくかわりましたが、斜視・小児眼科外来は火曜日午後のみだったものが火曜午前から開始となりました(午前は7枠と少ないです)。医師は安藤亮、清野(柴田)有紀子先生(10月から産休)、大学院生の福津佳苗先生、非常勤の中村佳代子先生、門(菊地)郁先生(12月から)です。小児・成人の斜視をはじめ、眼瞼下垂や眼振、先天性角膜疾患などによる弱視の治療や先天白内障の診療などを行っております。

 

斜視手術は2019年度は47件(うち時計台記念病院で19件、函館中央病院で3件)、2020年度は半年で9件でした(神経眼科での斜視手術を除く)。4月から6月末まで手術が行えなかったため、年度末まで手術予定が詰まっています。

 

このコロナ禍で、小学校が休校の間は外来診療を最小限とし、ほとんどは予約日を数か月後に変更することで対応しました。医師から電話をし、家での患児の様子を聞き、困っていることがあれば助言することでうまく対応できたと感じています。秋にはほぼ例年通りに戻りましたが、その後のコロナ流行第3波を受け、徐々に予約をキャンセルする患者さんが増えています。また、ステイホームで屋内にいることが増えたことで、スマホなどのデジタルデバイス使用時間が増加し、急性内斜視が増えるかと予想していましたが、今のところ例年とかわりありません。発症しても病院に来たくないのか真実はわかりませんが、少し意外でした。近方作業が増え、かつ屋外活動が減ったことは近視進行に対しての悪影響が懸念され、そちらも心配です。

 

紹介元の先生方には屈折検査や眼鏡合わせ、術後の経過観察などをお願いすることもありますが、いつもご協力いただき誠にありがとうございます。今後とも、当外来をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

6歳、間欠性外斜視の手術所見

左図 斜視鈎で外直筋を確保しているところ。斜視鈎と同じ幅の筋があるように見える。
右図 外直筋の上半分は結合組織のみで、実際の筋は5mmと正常の半分程度の幅しかなかった。このような外直筋の低形成は間欠性外斜視で時々みられる。上半分の低形成が多い印象がある。手術ではこの幅のまま後転し、術後眼位は良好である。