神経眼科外来 Neuro-Ophthalmology 

【責任医師】新明康弘

【担当医師】新海晃弘、片岡慶次、木野田さくら、中村佳代子

 

いつも患者を紹介してくださる皆様に感謝しております。

 

2021年度は、新明 康弘、新海 晃弘、中村 佳代子で神経眼科外来を行 っています。

 

新海先生は、明日の神経眼科を背負っていくべく、麻痺性斜視の手術を行い、甲状腺眼症や視神経炎患者の入院患者を受け持っています。最近は、新型コロナの影響で、最も急がない手術と考えられる斜視手術の入院待機期間が、どんどん長くなっているのが悩みの種です。

 

中村先生は、眼瞼痙攣に対するボトックス治療や、北海道医療センターとの共同研究である脳脊髄液減少症に対する臨床研究などにも取り組んでいます。また、長年参加することで神経眼科外来にも、中村先生ファンの患者が増えつつあり、患者さんとの会話も楽し気です。

 

最近は視神経炎治療も、抗AQP4抗体や抗MOG抗体の発見、ガンマグロブリン、サトラリズマブやイネビリズマブといった新規治療薬の登場などにより、様変わりしつつあります。

 

よく分からない症例やお困りの症例がございましたら、是非ご相談にのります。今後とも神経眼科外来をよろしくお願いいたします。

 

抗AQP4抗体陽性視神経炎患者の動的視野。ステロイドパルス後に大量ガンマグロブリン療法を追加することで視野狭窄は改善した(A:治療前、B:治療後)