第2回北海道メディカルアカデミー

南場 研一

 2016年7月16日(土)第2回北海道メディカルアカデミーが開催されました。第1回は2014年に中標津町でおこなわれましたが、今回は北大眼科医局カンファレンスルームでおこなわれました。陳進輝先生の座長により6つの講演がおこなわれましたが、東大医科研の中西真先生による「細胞老化」の話に始まり、阿部俊明先生、志村雅彦先生、臼井英晶先生、江口秀一郎先生、新明康弘先生による網膜硝子体、RPE 移植、髄液減少症、乱視矯正と様々な分野のご講演をお聞きすることができました。また、演者と聴講者との距離が近い会場でしたので、忌憚のないディスカッションがおこなわれ活気ある講演会となりました。その後の懇親会も1次会イタリアン、2次会焼き鳥屋(普通の焼き鳥屋ではありません)と大変楽しく盛り上がりました。

7月17日(日)エクスカーション1日目:
後志地方島牧村にて渓流釣り

 早朝に札幌を出発し、積丹半島を通り越し、岩内、寿都を越え、約3時間で島牧村に到着しました。このあたりも禁漁河川が多いのですが、山奥へと分け入り滝の上流まで行くと、その川は禁漁ではなくなり渓流釣りを楽しむことができます。滝のすぐ上流にある吊り橋から入る下流から釣り登るチームと、さらに1キロ上流から入る上流から釣り下がるチームに分かれたのですが、上流チームは川に入るまでに相当大変な「藪こぎ」行軍を強いられたようです。釣り方はエサ釣り、テンカラ釣りとそれぞれ様々です。天気にも恵まれ、夏の北海道の渓相は大変素晴らしく、また、魚影は濃く、良い型のヤマメやイワナ、そしてニジマスを楽しむことができました。

 僕も初めてテンカラに挑戦したのですが、明石の田村先生のご指導もあり幸いにも釣り上げることができました。引き上げる時刻になって江口先生遭難か!?という事件もありましたが、無事戻っていらして、その日はニセコに宿泊、素晴らしいフレンチ(三つ星!)をいただいたのでした。

7月18日(月・祝)エクスカーション2日目:
ニセコ昆布川で渓流釣り

 宿泊ホテルを出て車で20分も走ると昆布川に到着です。ポイント3カ所に分かれて川に入りましたが、やや水温が低かったためか、ポイントにより当たり外れがありました。我々が最初に入ったところは全く当たりもなく釣れませんでしたが(その後場所を変えて釣ることができましたが)、新明先生親子が入ったポイントは良かったようで、入れ食い状態(ヤマメ、ニジマス)で、しかもブラウントラウトというちょっと珍しい鱒も釣れたようです。

 釣れた人も釣れなかった人もいましたが、素晴らしい北海道の景観を楽しむことができたことと思います。釣り好きの皆さん、来年も北海道にお集まりくださ
い! もちろん、学会ですので演題のご用意も忘れずに、、、。