医局対抗野球大会 2018年

長谷 敬太郎

 

これまでの医局対抗野球大会では、長い間安藤先生が主将を務めてこられましたが、関連病院へ転勤されたため、2018年度医局対抗野球大会は、私が代わりに主将を務めさせていただきました。しかしながら、選手は例年とほぼ変わりはなく、安定感のあるメンバーでした。

今年の1回戦は太平公園野球場で泌尿器科と対戦致しました。結果は、11対3と眼科の圧勝でした。先発の大口先生の伝家の宝刀であるスローボールに相手のバッターは全くタイミングを合わせることができず、初回を0点で抑えております。その後、数点を取られますが、リリーフの福原先生がしっかり抑えて、堅い守備により、結果3点しか失点をゆるしませんでした。攻撃面では、相手に猛打を浴びせ、極めつけは齋藤航先生のライト方向へのサヨナラホームランでした。コールド勝ちを決める劇的なホームランでした。

2回戦は円山公園坂下野球場で、脳神経外科と対戦しました。脳神経外科は、昨年眼科がコールド負けをしている強豪です。しかしながら、今年は6対7とかなり善戦をすることができました。最終回は、1点差という状況でまたしても清水先生が見せ場を作ってくれました。

2ベースヒットを放った清水先生が2塁におり、2アウトでバッターは野球部出身の福原先生という最高のシチュエーションでした。ここで、清水先生が相手の意表をつく三塁への盗塁を仕掛けます。動揺した相手チームのキャッチャーは3塁へ悪送球をしてしまい、ボールがレフトへ転がっている間に3塁ベースを回ります。誰もが同点に追いつけると確信致しました。ところが、清水先生が相手の3塁手と交錯してしまい、転倒しタッチアウトという、なんとも面白い結末で幕を閉じました。敗戦はしましたが、昨年コールド負けだった相手に今年は1点差というのは、かなりの進歩です。眼科メンバーのチームワークの良さと最後まで諦めない気持ちの賜物であると感じております。今後もさらなる成長を続け、いつかは3回戦進出まで行けると信じております。

今年もお忙しいなか試合に出場してくださった先生方をはじめ、応援に来てくださった方々に、厚く御礼申し上げます。来年も眼科野球部を何卒宜しくお願い致します。