24. 札幌で見る

中央区

大倉山ジャンプ競技場とその展望台

 大倉山ジャンプ競技場」は、1972年の札幌オリンピックで90m級ジャンプ競技(現在で言うラージヒル)が開催された場所である。これに対し、笠谷、金野、青地の日の丸飛行隊が金、銀、銅を独占したのは、70m級(現在で言うノーマルヒル)の「宮の森ジャンプ競技場」である。宮の森ジャンプ競技場は特に行かなくても良いが、この大倉山ジャンプ競技場は、最上部の展望台から見渡せる札幌の景色と、移動するリフトから見えるラージヒル競技場の迫力ある姿が素晴らしく、一見の価値がある。
 まずは車を駐車場にとめ、長いドーム型エスカレーターでジャンプ競技場へと向かう。上がってすぐ見えるガラス張りの建物「クリスタルハウス」前にある切符売り場でチケットを購入する。「クリスタルハウス」の1階にはお土産品店があり、2階にはレストランがある。さらに、半円形の広いジャンプ台のランディングスペースに沿うように迂回する通路を抜け、リフト乗り場へと向かう。
 リフトは乗る人や降りる人によってスピードが変わるため、そのつもりで乗っていないと、突然停止することなどもあるので注意したい。また、最上部の展望台から眺める景色も最高に良いが、帰りの移動するリフトから見える景色は、まさにジャンプしたアスリートが札幌の街中へ飛び出していく体感そのもので、素晴らしい。
 ちなみに、「札幌ウィンタースポーツミュージアム」には、冬季オリンピック札幌大会の展示品とウィンタースポーツの体感型のゲーム機がある。時間があれば寄ってみてもいいが、こちらは特にお勧めというほどではない。(2016年8月追加)
http://okura.sapporo-dc.co.jp/index.html

中央区宮の森1274  
電話番号:011-641-8585
定休日:無休(但し、4月の整備期間やジャンプ大会とその公式練習日を除く)
営業時間:【夏季:4月29日~11月3日】8時半~18時、【冬季:11月4日~翌4月28日】9時~17時
予算:往復リフト料金500円、札幌ウィンタースポーツミュージアムとのセット券1000円
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅から車で5分、徒歩30分
最寄りのランドマーク:札幌聖心女子学院高校
お勧めポイント:ラージヒルジャンプ台の上から見える大迫力の札幌の街並み

駐車場とエスカレーターエスカレーター入口エスカレーターで上ると、クリスタルハウス前に出る。クリスタルハウスの1階にはお土産品店があり、2階はレストランとなっている1階のお土産品店ペナントと並ぶ昭和土産の定番、記念メダルもあったチケット売り場でリフト券を購入する下から眺めたラージヒル競技場リフト乗り場コンクリート打ちっ放しの観客席。ちなみに、赤い看板は146mという「伊藤大貴」選手の大倉山ジャンプ競技場バッケンレコードこのように1m毎に着地点の札があるこれが最上部の展望台名物は夕張メロンソフトここで購入味は今ひとつ。洗練された美味しさでない建物内からの札幌の景色展望台の屋上からの札幌の景色選手からはこの様に見えるこの建物が札幌ワインタースポーツミュージアム入場口札幌オリンピック関連の展示品ジャンプを体験するゲームボブスレーを体験するゲームスピードスケートを体験するゲームこれもまたジャンプを体験するゲームクロスカントリーの対戦型ゲーム