そば喜り よし田
2019年の11月に開店した昼間営業のみの蕎麦店。店の前には駐車スペースがあり、店内の奥にはカウンター席、そして手前にはテーブル席がある。
メニューは通年のものと季節のものがあるが、いずれにせよ、この店は冷たい蕎麦がいい。何故ならば、この店は細切り蕎麦の店だからである。石臼挽きされた自家製粉で打たれた冷たい蕎麦は、しっかりとコシがあって喉越しも良いが、細めなだけに、温かい蕎麦になるとこの良さが半減してしまう。また、冷たい蕎麦のつけ汁は辛口の本格的な江戸前風であるが、温かい蕎麦になると、何故かつゆが薄く感じられてしまう。
お勧めの冷たい蕎麦は、「月見とろろ」、「青さのりせいろ」、「鴨せいろ」の順にお勧め。とくに「月見とろろ」は、トロロに汁がよく絡み、黄身の濃厚さが冷たい蕎麦の美味しさを最大限に引き出している。季節メニューである「青さのりせいろ」は、アオサ海苔の香りとつけ汁が最高の相乗効果を生み出している。「鴨せいろ」には、鴨肉のスライスと鴨ツクネが入っており、具材と汁のバランスが最高である。温かい蕎麦で唯一お勧めなのは、「カレー(南蛮)」。辛さが全くなくスパイシーさもないが、旨味あふれる汁の美味しさが秀逸で、思わず一気に飲み干してしまうほど。
ちなみに、天ぷらは特に秀でている訳ではないが、火の通し方は悪くない。また、蕎麦湯は薄めの普通の蕎麦湯である。(2020年10月取材)
白石区中央2条5丁目4-3
電話番号:011-799-1869
定休日:水曜
営業時間:11時〜15時
予算:月見とろろ900円、鴨せいろ1350円
アクセス:地下鉄東西線・白石駅5番出口を出て、ツルハドラッグの角を左折する。パチスロDaiwa、札幌北楡病院、白石内科クリニック、日産プリンス札幌、やわらぎ斎場を過ぎ、オートバックスの交差点を左折し、300mほど進むと左側にある。白石駅から徒歩15分
最寄りのランドマーク:オートバックス札幌白石、麺や虎鉄 白石店
お勧めポイント:「月見とろろ」が秀逸な新進気鋭の蕎麦店
店の前には駐車スペースがあります 店内の奥にはカウンター席が、そして手前にはテーブル席があります この店の蕎麦は、厳選された北海道産の蕎麦実の殻をむいた状態(丸抜きの蕎麦の実)を、毎日石臼で自家製粉して打っているとのことです 冷たい蕎麦のメニュー 温かい蕎麦のメニュー 使用している蕎麦と食材の産地や季節の蕎麦メニューは、黒板に書かれています 僕の一押しの冷たい蕎麦「月見とろろ」 トロロに汁がよく絡み、黄身の濃厚さが冷たい蕎麦の美味しさを最大限に引き出している 石臼挽きされた自家製粉で打たれた冷たい蕎麦は、しっかりとコシがあって喉越しも良い 冷たい蕎麦のつけ汁は辛口の本格的な江戸前であるが、蕎麦湯は薄めの普通の蕎麦湯 季節メニューである「青さのりせいろ」は、アオサ海苔の香りとつけ汁が最高の相乗効果を生み出している 「鴨せいろ」 鴨肉のスライスと鴨ツクネが入っており、具材と汁のバランスが最高である 「海老天ぷら(せいろ)」 天ぷらは特に秀でている訳ではないが、火の通し方は悪くない 「かしわせいろ」 温かい蕎麦で唯一お勧めなのは、「カレー(南蛮)」。辛さが全くなくスパイシーさもないが、旨味あふれる汁の美味しさが秀逸で、思わず一気に飲み干してしまうほど 温かい蕎麦「かしわ」温かい蕎麦「月見山かけ」