トラットリア・ダ・オクムラ(TRATTORIA DA OKUMURA)
2017年にオープンした古いビルにあるイタリアン。地下へと続く階段を降りて一つ目のドアを開けると細長い通路があり、中古レコード店などが入った独特な雰囲気。一番奥にある扉を開けて店内に入ると、左側にオープンキッチンのカウンター席と右側に狭いテーブル席がある。オーナーシェフは、かつて円山にあった「クロ(閉店)」の奥村さんである。この店は奥さんと二人でやっており、こぢんまりとした店の雰囲気も含めて、かつての「サボ(→ 札幌グルメバイブル・イタリアンのページを参照)」を彷彿とさせる。
ドリンクメニューを見てみると、グラスワインは1000円から、デカンタワインは1700円(250ml)から、ボトルワインは5000円からとリーズナブルで、この他にイタリアビールのモレッティやグラッパなどの蒸留酒などもある。ワインリストはなく、好みを言えば数本のボトルをテーブルまで持ってきてくれる。コースは、おまかせのフルコースとお腹がそれほど空いていない人のための前菜コースがあり、さらには、日替わりのアラカルトメニューもある。
今回はアラカルトメニューを人数に合わせて作ってもらったが、出てきたそのボリュームが凄い。どちらかというと、豪快な体育会系イタリアンといった感じで、繊細な「サボ」のイタリアンとは対照的であるが、食べてワイワイ話しながらワインを飲むには打ってつけイタリアンであろう(2024年2月追加)
中央区南2条西4丁目 乙井ビル 地下1階
電話番号:011-215-0655
営業時間:16時~23時
定休日:不定休
予算:おまかせコース7700円、前菜コース4500円、竹島さんの水牛のモッツアレラと生ハム3800円
アクセス:地下鉄南北線、東西線、東豊線・大通駅の出口から、パルコや三越のある南1西4丁目交差点へ出て、薄野方面へ向かう。西へ向かう電車通りから2本薄野側(南側)の交差点(水のメガネ店)を右折して西へ進むと右側にある。地下鉄大通駅より徒歩3分
最寄りのランドマーク:水野メガネ店、リッチモンドホテル札幌大通
お勧めポイント:ワインバーのような使い方もできる小さなイタリアン
この小さな古いビルです 地下へと続く階段を降りて一つ目のドアを開けると・・・
細長い通路があり、中古レコード店などが入った独特な雰囲気一番奥にある扉を開けて店内に入ると・・・
左側にオープンキッチンのカウンター席と右側に狭いテーブル席がある(テーブル席側からカウンター席を見たところ) ドリンクメニューを見てみると、グラスワインは1000円から、デカンタワインは1700円(250ml)から、ボトルワインは5000円からとリーズナブルで、この他にイタリアビールのモレッティやグラッパなどの蒸留酒などもある
コースは、おまかせのフルコースとお腹がそれほど空いていない人のための前菜コースがある
日替わりのアラカルトメニュー1
日替わりのアラカルトメニュー2
ワインリストはなく、好みを言えば数本のボトルをテーブルまで持ってきてくれる(泡)
今回はアラカルトメニューを人数に合わせて作ってもらったが、出てきたそのボリュームが凄い。「竹島さんの水牛のモッツアレラと生ハム」
「マガーリ」でも出てきた木更津のモッツアレラチーズ。フレッシュな生クリームの風味を感じて素晴らしい。ネットリとした生ハムの塩味ともぴったり
サルディニア島の石焼パン「カラサウ」は、煎餅のよう。小麦が香るドライな食感で、薄いのグリッシーニのよう
ワインリストはなく、好みを言えば数本のボトルをテーブルまで持ってきてくれる(赤ワイン)
「白トリュフのオムレツ」はシンプルで美味しいけど、値段ほどの価値はない
「ちぢみホウレン草のソテーとそら豆のピューレ」。やや食感はザラつくが、空豆の香りとホウレンソウの苦味がよくまとまっていて、味付け自体も悪くない
「アナゴのフリット」
カリッとあがっていて香ばしい。穴子に泥臭さはなく、塩味もしっかりめについている。レモン絞ってたべると、より味の輪郭はっきりとして旨みも感じる
「サワラ アサリとオーブン焼き」。いわゆるアクアパッツァで、イタリアンパセリが香り、シンプルで美味しい。塩味もドンピシャで、火の通りも抜群 「豆イカ オリーブ ケーパー アンチョビのスパゲッティ」
味は濃いめで、素材の味が際立っている