札幌グルメバイブル

新千歳空港4階

じゃがポックルシアター
万葉の湯
APINA
DAISOダイソー
Flyers
animate
雪ミク スカイタウン
北海道ぐるっとシアター

【新千歳空港4階】
 最近、新千歳空港4階が大幅にリニューアルしたと聞き訪問してみた。 
 この階には、映画館「じゃがポックルシアター」をはじめ、温泉施設「万葉の湯」や全身・足裏マッサージ施設「体・癒し處」などがあり、時間に余裕のある旅行者にとってこの4階は最高のエリアであろう。
 また、隣接する「Calbeeショールーム」では、2階のアンテナショップ「Calbee」で販売されていない北海道限定の人気商品「じゃがポックル」などが販売されている。この他に、ゲームセンターの「APINA」や海外旅行客に人気の100円ショップ「DAISOダイソー」などもある。「Flyers」は航空機模型やその関連グッズが充実しており、中には「自衛隊御用達・迷彩グッズ」といった新千歳空港ならではのアイテムもある。「animate」ではアニメやコミックス、そのキャラクターの関連商品などを販売している。特に、中央のフリースペースに設置されている妖怪ウォッチ「妖怪おみくじ神社零」には、常に行列待ちができるほどの大人気。
 今回新たに作られたのは、」冬の北海道を応援する人気キャラクター「雪ミク(初音ミク)」の「雪ミク スカイタウン」。この中には雪ミク関連グッズを販売するショップや等身大の雪ミク・フィギアが展示されているミュージアム、そして北海道の自然を360°のパノラマ映像で見られる「北海道ぐるっとシアター」などがある。特に人気なのが、ここに来なければ入手できない「雪ミク スカイタウン」のパンフレットや雪ミク・記念スタンプ、雪ミクのガシャポンなど。(2015年3月追加)

最新のロードショー作品を上映している映画館「じゃがポックルシアター」

温泉施設「万葉の湯」

全身・足裏マッサージ施設「体・癒し處」

ゲームセンターの「APINA」

海外旅行客に人気の100円ショップ「DAISOダイソー」

航空機模型やその関連グッズが充実している「Flyers」

アニメやコミックス、そのキャラクターの関連商品などを販売している「animate」

中央のフリースペースに設置されている妖怪ウォッチ「妖怪おみくじ神社零」には常に行列待ちが

「雪ミク スカイタウン」

奥に見えるのが等身大の雪ミク・フィギア

雪ミクメダル

雪ミクのガシャポン

「雪ミク スカイタウン」のパンフレット

「雪ミク スカイタウン」の記念スタンプ

北海道の自然を360°のパノラマ映像で見られる「北海道ぐるっとシアター」は映像が不鮮明で、つなぎ目の処理もイマイチだった。(撮影は禁止なので上映前のもの)

新千歳空港3階

ロイズチョコレートワールド
シュタイフ ネイチャーワールド
ドラえもん わくわくスカイパーク
Hellow Kitty Japan

【新千歳空港3階】
 新千歳空港3階には「ロイズチョコレートワールド」と「ハ ローキティハッピーフライト」、「ドラえもん わくわくスカイパーク」の3つのエンターテイメント施設がある。
 「ロイズチョコレートワールド」はチョコレートに特化したエンターテイメント施設で、ガラス張りのチョコレート工場を外から眺めることができる。また、併設されたショップではここでしか買うことの出来ない様々なロイズのチョコレート製品を購入できる。中でもお勧めなのは「マカダミアチョコレート(→ 新千歳空港・ロイズチョコレートワールドの頁を参照)」。
 「シュタイフ ネイチャーワールド」は動物のぬいぐるみのエンターテイメント施設で、ティディベアなどのぬいぐるみ好きな方にお勧め。また、関連するぬいぐるみのショップが施設の向かいにある。
 「ドラえもん わくわくスカイパーク」は「ドラえもん」に関連したテーマパーク。ドラえもんの世界を楽しむことができる「パークゾーン」やビニール焼きや立体塗り絵などの工作体験ができる「ワークショップ」、ドラえもん“どら焼き”や“たい焼き”、“パンケーキ”、飲み物などを味わえる「カフェ」、キャラクターと一緒に写真を撮ったりプリクラが撮れる「フォトスタジオ」、いろいろなドラえもんの関連書籍を読むことができる「ライブラリー」、新千歳空港限定のドラえもんグッズなどを購入できる「ショップ」、そして小さな子供が遊べるまた、 「ドラえもん」とならぶ人気キャラクター「ハローキティ」の商品を取り扱うショップ「Hellow Kitty Japan」は「ハローキティハッピーフライト」の中にある。こちらも新千歳空港限定アイテ ムも多数取り揃えている。

新千歳空港2階

ポケモンストア 新千歳空港店

 2014年7月にオープンした「ポケモンストア」の新千歳空港店である。店内にはポケモンキャラクターのぬいぐるみの他、シール、文具、リュック、タオル、アクセサリーなどが販売されている。また、「プリントクッキー・パイロットピカチュウ」や「マスコット・パイロットピカチュウ」、「ぬいぐるみ・パイロットピカチュウ」などの新千歳空港店限定グッズもある。

新千歳空港国内線ターミナルビル2階
電話番号:0123-45-5865
定休日:無休 
営業時間:8時半〜20時
予算:プリントクッキー・パイロットピカチュウ463円(税別)
お勧めポイント:ポケモングッズが新千歳空港内で購入できる

今、あらゆる食の中で、ラーメンほどダイナミックな進化を遂げているジャンルはない。札幌ラーメンもその例外ではない。僕は、現在の札幌ラーメンが第三世代に突入していると考えている。第一世代とは、「純連、すみれ」に代表される、かん水の多い西山製麺系の黄色い中太縮れ麺を使用し、たっぷりのラードで炒めた野菜が載っているラーメン。第二世代とは、「山頭火」や「五丈原」などのように、ラード炒めの野菜を用いず、より細めのかん水の少ない麺を使用し、清湯にこだわることなくスープが持つ本来の旨みを追求したラーメン。第二世代になると、脇役だったチャーシュー、煮卵などの具材にも力を入れるようになり、オリジナルご飯なども登場した。魚介系の旭川ラーメンや「山岡家」などの家系ラーメンも、札幌ラーメンでは第二世代と考えて良いだろう。第三世代のラーメンとは、腰の強い中太~極太麺と、より濃厚な豚骨あるいは白湯スープの組み合わせが特徴の新世代ラーメン。最近流行のつけ麺などもこの中に入る。この種の店は、濃厚なスープにベストマッチな魚粉や魚介系ジュレを使用するのも特徴。この組み合わせが病みつきとなり、一度食べたらハマル味だ。

中央区

ロランジェ L’ORANGE

 薄野の古いビルの2階にあるカウンターフレンチの店。若きオーナーシェフである大原さんは、「ル・バエレンタル(現・オーベルジュ・ド・リル サッポロ → 札幌グルメバイブル・フレンチの頁を参照)」の他、ひらまつグループのレストランで修行し、大阪の「ラ・フェット ひらまつ」の料理長を勤めた人物。
 この店の料理は、北海道産素材にこだわった少量多皿コースである。ワインリストはないので、料理に合わせて6杯出るというお得なペアリングコースに。一品目の「秋鮭のムース」は、生イクラにイクラのパウダーが香る。二品目の「ゆり根と玉ねぎのロワイヤル」は、玉ねぎの甘みがいい。三品目の「カリフラワー・真鱈の白子のムースかけ」は、カレーの様な香りとクリーミーな白子の相性が抜群。四品目の「真ツブのカルパッチョとカブのポタージュ」は、滑らかなカブのポタージュに、シャキシャキとしたリンゴの食感が合うが、残念なら真ツブの存在感はなかった。五品目は、この店のスペシャリティである「毛蟹のラビオリ・アメリケーヌソース」。ラビオリというよりはむしろ、毛蟹をハンペンのようなメレンゲで包んだような感じだ。ソースは多少甘めであるが、濃厚なインパクトがあって悪くはない。六品目は「真鱈の顎のカダイフ揚げ」。酸味のあるマヨネーズ様のディップにつけて食べると、フィッシュ&チップスのようなサクッとした衣(トルコの食材で、小麦とトウモロコシなどでできた極細麺状の生地)が合う。七品目は「熟成した赤平産小鳩の炭火焼き」。スモークされた香り、肉質、塩加減、火の通し方、シェリービネガーの効いた酸味のソース、どれもが調和され、この日最高の逸品だった。そして、デザートが出て、ジャスミン茶とチョコレートのマカロンで終了となった。
 この店は、基本的に店主一人で調理している完全予約制の店であるため、混んでいると、出てくるのに多少時間がかかるかもしれない。しかし、どの料理も、美味しいものを食べさせたいというシュフの熱意が伝わってくるものばかりだ。これで、もう少し料理の完成度が高まれば、ブレイクスルーしそうな予感がする。現時点では1.5星くらいであるが、コスパ抜群であることと、今後の期待を込めて2つ星とした。(2020年1月追加)
https://lorange-sapporo.com

中央区南五条西3-1 5・3BLD 2階  
電話番号:011-213-0803 
定休日:日曜
営業時間:17時半〜22時半
予算:お任せコース8000円(完全予約制)
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅3番出口を出て、右の薄野交番側に向かわず、左の交差点を左折し、駅前通を南へ進む。「ROUND1」の信号を過ぎ、次の交差点を左折して進むと左側のビル。地下鉄南北線・すすきの駅から徒歩4分
最寄りのランドマーク:ROUND1
お勧めポイント:コスパ抜群のカウンターフレンチ

このビルの2階です エレベーターを出て廊下を進むと ココです! 客席はオープンキッチンのカウンター席のみ この店の料理は、北海道産素材にこだわった少量多皿コース。一品目の「秋鮭のムース」 生イクラにイクラのパウダーが香る 二品目の「ゆり根と玉ねぎのロワイヤル」 玉ねぎの甘みがいい 三品目の「カリフラワー・真鱈の白子のムースかけ」は炙られ、カレーの様な香りとクリーミーな白子の相性が抜群 四品目の「真ツブのカルパッチョとカブのポタージュ」 滑らかなカブのポタージュに、シャキシャキとしたリンゴの食感が合うが、残念なら真ツブの存在感はなかった 五品目は、この店のスペシャリティである「毛蟹のラビオリ・アメリケーヌソース」 ラビオリというよりはむしろ、毛蟹をハンペンのようなメレンゲで包んだような感じ。ソースは多少甘めであるが、濃厚なインパクトがあって悪くはない 六品目は「真鱈の顎のカダイフ揚げ」。酸味のあるマヨネーズ様のディップにつけて食べると、フィッシュ&チップスのようなサクッとした衣(トルコの食材で、小麦とトウモロコシなどでできた極細麺状の生地)が合う 七品目は「熟成した赤平産小鳩の炭火焼き」 スモークされた香り、肉質、塩加減、火の通し方、シェリービネガーの効いた酸味のソース、どれもが調和され、この日最高の逸品だった デザート(詳細は忘れました) ジャスミン茶と小菓子で終了小菓子はチョコレートのマカロン

とんかつ檍(あおき)札幌店

 東京・蒲田が本店の人気とんかつ店。蒲田店、大門店、銀座店に続き、東京以外で初出店となるのがこの札幌店。何と言っても「とんかつ檍」は、旨味が半端ないことで知られる無菌豚「林SPF豚」を使用しているということで有名。
 店は薄野に近い札幌中心部のビルの1階にある。確か以前ここは、有機珈琲を扱う店だった様な気がする。トンカツ屋とは思えない明るく清潔な店内は、L字カウンター席とテーブル席が1つのみ。テーブル上には、ソースや醤油の他、岩塩が置かれている。肉によほどの自信があるのか、店では塩で食べることを勧めており、ヒマラヤ岩塩ナマック、ペルシャホワイト、マチュピチュ・インカ天空塩、パキスタン・ピンクロックソルトという4種類の岩塩を揃えている。メニューは、「上ロースかつ定食(肉200g)」、「特ロースかつ定食(肉300g)」、「リブロースかつ定食(肉400g)」、「ひれかつ定食(肉170g)」、「特ひれかつ定食(肉220g)」の5つのみだが、15時までのランチタイムには、サービスの「ロースかつランチ定食(肉170g)」がある。
 どの肉も、揚げてからじっくりと寝かせて火を通してから供される。ほんのりロゼ色に揚げられたカツを食べると、旨味が凄いというのは言い過ぎかもしれないが、確かに肉質が柔らかく、脂身は甘くて美味しい。なので、僕のお勧めは「特ロースかつ定食」か「上ロースかつ定食」である。サクッとした衣は、油ぎれがよく、軽く感じられる。塩と辛子で食べても美味しいが、トッピングの薬味「茎わさび(50円)」と塩で食べるのが僕のお勧め。ちなみに、4種の塩による味の差はほとんど感じられなかったが、結晶の大きさによる差は感じられた。僕と一緒に行ったU先生は、やはり辛子とソースの方が好みだという。
 定食に付いてくる豚汁には生姜が入っており、肉はゴロゴロとして厚く、僕好みではない。何よりもダメなのがご飯である。ボソボソとしていてツヤがなく、折角の美味しいとんかつを食べるテンションが下がってしまい残念。これらが改善されれば、3つ星にしても良いかも。(2019年7月追加)

中央区南3条西2丁目7-1 地図 
電話番号:011-281-2929
定休日:月曜
営業時間:11時〜15時、17時〜21時
予算:特ロースかつ定食2000円、特ひれかつ定食2500円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅1番出口を出て、カラオケ・ビックエコーを過ぎ、次のカラオケ・ジャンカラの信号を右折する。すぐに左に札幌スポーツ館本店が見えてくるので、その交差点右側にある。すすきの駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:札幌スポーツ館本店、狸小路3丁目〜2丁目
お勧めポイント:脂身が美味しいサクサクのとんかつ

薄野の東横インの見える・・・ ココです L字型のカウンター席 テーブル席 カウンター内ではカツを揚げる様子が見える メニューはこれだけ 4種類の岩塩 ソースと醤油 硫黄が入っているために灰色をしているヒマラヤ岩塩ナマックとペルシャホワイト マパキスタン・ピンクロックソルトとチュピチュ・インカ天空塩 トッピングの薬味「茎わさび(50円)」 「特ロースかつ定食(肉300g)」 ほんのりロゼ色に揚げられたカツ ご飯はボソボソとしていてツヤがなく、折角の美味しいとんかつを食べるテンションが下がってしまう 定食に付いてくる豚汁には生姜が入っており、肉はゴロゴロとして厚く、僕好みではない 「リブロースかつ定食(肉400g)」 リブロース自体は美味しいが、肉が厚すぎて顎が疲れてしまうので、お勧めではない 「特ひれかつ定食(肉220g)」火の通りは完璧。衣の剥がれもなく、揚げのスキルが高い

ファットリア・ビオ Fattoria Bio マルヤマクラス店

 以前、東京の人気イタリアン「エリオ ロガンダ イタリアーナ(→ 銀座グルメバイブル・イタリアンの頁を参照)」で食事をしたときに、これまで味わったことがないフレッシュなチーズを食べる機会があった。店主に聞いてみると、まさに灯台もと暗しで、そのチーズは本場イタリアのチーズ職人が北海道の牛乳を使い、札幌で作っている「ブッラータ」であるという。早速ネットで調べてみると、それは「Fattoria Bio」という会社であった。オンラインショップでのチーズ販売も行っているものの、「ブッラータ」は人気があるため、飲食店向けのみの販売か、限定販売であるらしい。確かに、新千歳空港国内線ターミナルビル2階にある「Wine & Cheese 北海道興濃社(→ 札幌グルメバイブル・新千歳空港の頁を参照)」でも毎週金曜日しか入荷せず、「フーズバラエティすぎはら(→ 札幌グルメバイブル・お土産の頁を参照)」や札幌駅の「ワインの円山屋パセオ店」、「ラッキー山の手店」などでも滅多に入荷しない。しかしながら、このマルヤマクラス店だけはいつでも購入できるのである。
 この「ブッラータ」は、イタリアの生ハム「プロシュート」の塩味とすこぶる相性が良く、食べるときにナイフで細かく切り、フルーティーなエクストラバージンオイル(フルーティーなオリーブオイルでなければ、かえってかけない方が美味しい)とブラックペッパーをかけ、生ハムと一緒に食べると、もうそれはチーズとは思えないくらい美味しい。この際、切ったときに出るミルク成分とチーズをよく絡めて食べることが肝心である。
 もう一つのお勧めは「リコッタ」。これまでボソボソと脱水したようなリコッタチーズを、一度も美味しいと思ったことがなかったが、この会社の「リコッタ」を食べて、初めて美味しいと思った。「ブッラータ」と同じくらいミルクの風味が強く、ボソボソ感が全く気にならない。とくに美味しいと思った食べ方は、半分に切って種を取り出したピーマンに詰め、オーブンもしくはオーブントースターで、ピーマンに軽く火が通るくらい炙るという方法。そして、食べる直前に塩コショウをまぶして、フルーティーなエクストラバージンオイルをかけて食べると最高である。また、蜂蜜やメイプルシロップをかけてそのままデザートのように食しても美味しい。さらに、もう一つお勧めするなら「カチョカヴァロ」がいい。スライスしてフライパンでキツネ色に焼くと、ネットリと餅のような食感となる。塩分も抑えられていて日持ちもするため、何もないときのワインのアテとしてお勧めである。ちなみに、人気の「モッツアレラチーズ」は、僕的にはそれほどお勧めではない。(2019年5月追加)
https://fattoriabio.jp

中央区南1条西27丁目1-1 
電話番号:011-215-5800
定休日:無休
営業時間:10時〜20時
予算:ブッラータ1620円、リコッタ1296円
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅6番出口直結
最寄りのランドマーク:円山公園駅
お勧めポイント:札幌中心部でファットリア・ビオ北海道の商品を購入できる店

リストランテ カノフィーロ

 2002年にオープンしたイタリアン。当初は「リストランテ テルツィーナ」としてオープンしたが、その後現在の店名に変更となった。シェフの小川さんは、堀川シェフの「トラットリア テルツィーナ」で腕を磨き、その後「リストランテ カノフィーロ」のオープンに伴って異動となった才能溢れるシェフである。
 エレベーターでビルの2階に上がり、店内に入ると、シックで落ち着いた空間が広がる。思っていたよりも大箱であり、ボックス席のような背もたれの高い席もある。また、最大10名までの個室も用意されている。今回は僕が払わない会なのでコースの値段は不明だが、恐らく高い方のコースだと思われる。ソムリエは「焼き鳥&ワイン しろSHIRO(→ 札幌グルメバイブル・焼鳥の頁を参照)」にいた安戸さんである。メニューは、アラカルトはなくコースのみである。
 最初の一皿目は、「北あかりのニョッキと白トリュフオイル」。一口サイズのジャガイモのニョッキで、トリュフの香りと上手くマッチしている。二皿目の「オマール海老のトンナートソース」のトンナートソースとは、ピエモンテ州で食べられているアンチョビ風味のツナマヨソース。自家製パンはまあ普通で、添えられたバターは、最近流行のバターやオリーブオイル、クリームなどを混ぜたソフトバターだ。三皿目の「石狩産羊乳ロビオラチーズと和梨のインサラータ(カプレーゼ)」は、チーズと梨を使ったサラダで、チーズと梨の相性が意外に良かった。四皿目の「天然しめじとパンチェッタ、秋トリュフのソース タリアッテレ」は、幅広の麺と塩辛いパンチェッタにトリュフの香りが加わることで、相乗効果を発揮していた。五皿目の「オーストラリア産仔羊の背肉のグリーリア」は、仔羊の火の通し具合が絶妙で、外がカリッと、中がジューシーに仕上がっていて、ソースも素晴らしかった。何故か、最後の六皿目となる締めは「さつま芋とフォアグラ リゾット」で、これも良かった。また、デザートの「ゴルゴンゾーラとくるみのセミブレッド ハチミツとブドウ」は、アイスクリームのようなデザートで美味しい。「エスプレッソ」は普通だが、この店の名物ともいえるチョコレートのワゴンサービスは華やかでいい。
 料理全般に言えるのは、火の通し方、塩味、素材の組み合わせ、全てが申し分ないことだ。また、雰囲気やワインの品揃えも良く、「マガーリ(→ 札幌グルメバイブル・イタリアンの頁を参照)と並び、北海道を代表する素晴らしいイタリアンである。(2019年5月追加)
http://www.canofilo.jp/index.html

中央区南2条西1丁目 アスカビル2階  
電話番号:011-242-0808
定休日:不定休
営業時間:【ランチ】11時半~13時半、【ディナー】18時~20時半
予算:【ランチ】1800円、3000円、5000円、7000円、【ディナー】6500円、8000円、12000円(税・サービス料別)
アクセス:地下鉄大通駅36番出口を出て右へ進む。「ダイソー」と「BOOK OFF」のある交差点を左折して進むと、最初の交差点の右角にあるビル。地下鉄大通駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:丸井今井本店一条館、ザ・ダイソー札幌中央店
お勧めポイント:コスパのいい優良イタリアン

このビルの2階です シックで落ち着いたインテリア。手前にボックス席のような背もたれが高い席があり、そして一番奥に見えるのが個室である 個室は最大10名まで対応できる 本日のメニュー 最初の一皿目は、「北あかりのニョッキと白トリュフオイル」 一口サイズのジャガイモのニョッキで、トリュフの香りと上手くマッチしている二皿目は「オマール海老のトンナートソース」 クリーム色をしたトンナートソースとは、ピエモンテ州で食べられているアンチョビ風味のツナマヨソース 自家製パンはまあ普通で、添えられたバターは、最近流行のバターやオリーブオイル、クリームなどを混ぜたソフトバター 三皿目は「石狩産羊乳ロビオラチーズと和梨のインサラータ(カプレーゼ)」 チーズと梨を使ったサラダで、チーズと梨の相性が意外に良かった 四皿目は「天然しめじとパンチェッタ、秋トリュフのソース タリアッテレ」 幅広の麺と塩辛いパンチェッタにトリュフの香りが加わることで、相乗効果を発揮していた 五皿目のメインは「オーストラリア産仔羊の背肉のグリーリア」 仔羊の火の通し具合が絶妙で、外がカリッと、中がジューシーに仕上がっていて、ソースも素晴らしかった 日本流なのか?何故か、最後の六皿目となる締めは「さつま芋とフォアグラ リゾット」 この組み合わせも意外に良かった デザートの「ゴルゴンゾーラとくるみのセミブレッド ハチミツとブドウ」は・・・ アイスクリームのようなデザートで美味しい 「エスプレッソ」は普通 この店の名物ともいえるチョコレートのワゴンサービスは華やかでいい

カフェ・パニ Pani cafe

 南須原先生から教えてもらったスリランカ風カレー店。敢えて「スリランカ風」と表示する理由は不明だが、既製調味料を全く使用しない本格的なカレー店である。スリランカカレーは、最近増えてきた南インドのサラサラカレーに近く、鰹節のようなモルディブフィッシュやココナッツミルクなどを使い、ライスや豆煎餅・パパダンと共にいただく。グルメバイブルには、札幌の「チャンドリカ(→ 札幌グルメバイブル・カレーの頁を参照)」や大阪の「ヌワラカデ(→ 大阪グルメバイブル・カレーの頁を参照)」などが掲載されている。
 古い喫茶店のような狭く雑然とした店内に入ると、右側に2名用のテーブル席が1つとカウンター席が3席、左の窓側に4名用のテーブル席が2つある。この店は、調理からサービスまで全てをお母さん一人でやっているため、込んでいると多少時間がかかる。
 メニューを見ると、カレーは肉ベースのレッドカレーと野菜ベースのイエローカレーの2つを選び、相盛りするのが基本のようだ。レッドカレーはレギュラーの「辛辛チキン」、「和風甘辛ポーク」、「甘辛ポークキーマ」、「甘甘マンゴーポーク」の4種があり、この他に、その日の気まぐれレッドカレー(この日は「辛ポーク」)が奥のホワイトボードに掲示されていた。イエローカレーは、「今日の野菜」と「季節の野菜(100円増し)」の2種。この日の「今日の野菜」は、玉ねぎとキャベツで、「季節の野菜」は長芋であった。さらに、メニューには「お子様カレー」もある。また、開店から15時までのランチタイムには、ヨーグルトと紅茶がサービスされる。
 レッドカレーは辛さがカレー毎に決まっていて辛さを選ぶことができないが、食べてみるとどのカレーも中辛から辛口くらいで、さほど辛さに大きな差はないようだ。イエローカレーはココナッツミルクが入った野菜カレーで、全く辛くない。また、添えられている「ひよこ豆やレンズ豆のカレー」は、サービスのカレーらしい。僕のお勧めは「辛ポーク」と「キャベツ」のコンビで、さらに、辛味調味料の「ルヌ ミリス」が必須のトッピングアイテムである。ライスは、「クミンライス」よりも「白米」の方がカレーの味が良く分かる。ライスの量は350gまで無料であるが、250〜350gぐらいがベストであろう。
 まずはレッドカレーとライスとで食べ、途中でイエローカレーとライス、さらに、「ルヌ ミリス」を少しずつレットカレーに投入してライスと共に食べると、一気に味に重層感と深みが増して最高である。最後には2つのカレーが混ざりあって味変して面白い。(2019年4月追加)

中央区南19条西7丁目3-26  
電話番号:011-206-7189
定休日:金曜(隔週の木曜日など不定休あり)
営業時間:11時45分~14時半、17時~19時(木曜は夜の営業なし)
予算:和風甘辛ポーク+今日の野菜1100円
アクセス:札幌市電・静修学園前電停と幌南小学校前電停の間にある。幌南小学校前電停から徒歩3分
最寄りのランドマーク:山鼻19条交差点(西7丁目通と環状通の交差点)
お勧めポイント:女性店主が作る本格的なスリランカ風カレー

電車通り沿いの・・・この建物です 建物の左側にあるこの店です! 古い喫茶店のような狭く雑然とした店内に入ると、右側に2名用のテーブル席が1つとカウンター席が3席 左の窓側に4名用のテーブル席が2つ 基本の定休は金曜であるが、隔週の木曜日など不定休や早く閉店する日があるようだ このようなレッドとイエローカレーの相盛りが基本。あくまでも「スリランカ風カレー」と表示している レッドカレーのレギュラーメニューイエローカレーは、「今日の野菜」と「季節の野菜(100円増し)」の2種。この日の「今日の野菜」は、玉ねぎとキャベツで、「季節の野菜」は長芋であった ライスの量は350gまで無料であるが、250〜350gぐらいがベスト ライスは何と!「焼き味噌おにぎり」にも変更できる。これがスリランカではなくスリランカ風と表示している理由? ライスは何と!「蕎麦やうどん」にも変更できる さらに、ライスは何と!ダイエットに適した「クミンしらたき」にも変更できる 「クミンライス」にも変更できるが、「白米」の方がカレーの味が良く分かる 自家製辛味調味料が有料で2種類用意されている これがランチのセット レットカレーは「辛辛チキン」 イエローカレーは「長芋」 「クミンライス」 豆の揚げ煎餅「パパダン」は美味しい! 自家製ピクルスはサッパリとしていい ヨーグルトは美味しい 紅茶は普通 「ルヌ ミリス」は、塩、レモン、鰹節、玉ねぎ、唐辛子が入った旨辛味のペーストで、必須のトッピングアイテム 「ポル・サンボル」は、ココナッツの辛味調味料であるが、これは特になくてもいい レッドカレーは「辛ポーク」 イエローカレーは「玉ねぎ」 添えられている「ひよこ豆やレンズ豆のカレー」は、サービスのカレーらしい 白ライスにはクコの実がのっている レッドカレーは「甘辛ポークキーマ」イエローカレーは「キノコと青菜」

カリーヤ!コング CURRY YA! CONG

 北海道の人気俳優ユニットTEAM NACSが行きつけというスープカレー店。重たいスライドドアを開けると、左手にカウンター席があり、右側にテーブル席が2つある。初めに言っておくが、この店は店主一人で全てをやっているため、混んでいるときには時間がかかることを覚悟しなければならない。
 メニューを見ると、「チキン野菜」、「ポーク野菜」、「チキン・ポーク野菜」、「ハンバーグ野菜」、「ラムステーキと野菜」、「モリチキ」の6種類。この他に、お子様向けの「お子様用バーグ」と「お子様チキン」がある。辛さは、子供も食べられる1からピッキーヌが1本入った60まであるが、8は中辛程度で物足りない。なので、僕のお勧めは辛口の10以上である。卓上にはカイエンペッパーが置かれているので、辛さが足りない方は追加もできる。
 この店では北海道産素材にこだわり、化学調味料を一切使用していない。シチリア産海塩とスパイスのみで作られたスープが実に美味しい!他にはないピュアな美味しさなのである。鶏ガラと豚骨で6〜7時間煮込まれて作られたスープは、香味野菜による深みと炒めた玉ねぎの甘みを感じる優しい味。
 僕のお勧めは、知床産の鶏を使用した「チキン野菜」と北海道産豚挽肉を使用した「ハンバーグ野菜」の2つ。未だ食べていないが、チキンが1.5人前でスープが大盛りになった「モリチキ」も良いかも。
 この店のカレーは確かに美味しいが、価格も恐らく全国一高いのではないだろうか。なので、コスパを考えると1つ星にしようかとも思ったが、やっぱり美味しいので、敢えてコスパ度外視での2つ星とした。(2019年4月追加)
http://www.curry-ya-cong.com

中央区南16条西6丁目2-10 IR山鼻1階  
電話番号:011-211-0019
定休日:不定休
営業時間:11時半~15時
予算:ハンバーグ野菜1850円、チキン野菜1700円
アクセス:札幌市電・静修学園前の電停で降り、札幌静修高等学校の角を左折する(「クリーニング店」と「北大学力増進会」のある交差点)。札幌静修高等学校の玄関を過ぎ、ローソンが見えたら左にある。静修学園前の電停より徒歩3分
最寄りのランドマーク:札幌静修高等学校
お勧めポイント:化学調味料を一切使用せず、シチリア産海塩とスパイスのみで作るスープカレー

右奥に見えるのが静修高等学校で、手前右が店です。店の前には3台分の駐車スペースがあります ココです! 店の前にはこだわりのボード表示が・・・ 重たいスライドドアを開けると、左手にカウンター席があり・・・ 右側にテーブル席が2つある メニューを見ると、「チキン野菜」、「ポーク野菜」、「チキン・ポーク野菜」、「ハンバーグ野菜」、「ラムステーキと野菜」、「モリチキ」の6種類。この他に、お子様向けの「お子様用バーグ」と「お子様チキン」がある 辛さは、子供も食べられる1からピッキーヌが1本入った60まであるが、8は中辛程度(この店の表示は辛口)で物足りない。なので、僕のお勧めは辛口の10(この店の表示は大辛)以上である 食後に自家製のプレーンラッシーが付いてくるが、これは美味しい 店主のこだわり1 店主のこだわり2 一度にチキンとポークの両方が楽しめる「チキン・ポーク野菜」 ソテーされた骨なしチキンが見える ライスの上には、ソテーされた豚バラ肉がちりばめられている 化学調味料を一切使用せず、シチリア産海塩とスパイスのみで作られたスープが実に美味しい!他にはないピュアな美味しさだ スープの中には豚の角煮もある 「ハンバーグ野菜」 豚肉のハンバーグはフックラとした昭和のハンバーグだ

こまつ

 円山西町の住宅街にひっそりと佇む隠れ家的な日本料理店。この店の店主の小松さんは、「エルムガーデン」の総料理長を10年勤めた後、この店をオープンさせた。今回は、「焼き鳥&ワイン しろ(→ 札幌グルメバイブル・焼鳥の頁を参照)」のオーナーシェフである石川さんから、美味しいと聞きつけての訪問。
 谷側の傾斜地に建てられた奇抜なデザインの建物は、以前カフェだった建物をそのまま改装して使っているという。景色の見える窓側には、4人がけテーブルが3つあるが、人数によってテーブルの組み合わせが変わり、さらに料理を照らすスポットライトの配置を変える。スポットライトにした理由は、照明がガラスに反射して外の景色が見えづらくならないようにするためだという。また、調理場側には、シェフステーブルのようなカウンター席が2つある。
 メニューを見ると、ワインは高級なものもいろいろとあるが、日本酒や焼酎などの品揃えはごく普通。料理はどれも洗練されていて美味しく、京都や大阪などの日本料理店にも引けをとらないハイレベルなものだ。
 ちなみに、ランチタイムの支払いだけは現金のみとなっているので、ご注意を。(2019年3月追加)
http://nihonryori-komatsu.jp

中央区円山西町8丁目4-26  
電話番号:011-303-6495(完全予約制)
定休日:不定休
営業時間:12時~15時、18時~23時
予算:【昼のコース】8000円、10000円、15000円、20000円、【夜のコース】10000円、15000円、20000円
アクセス:札幌中心部から「円山動物園」を目指す。「円山動物園」の西横を左折して「宮ヶ丘交差点」を通り、「藻岩山麓通」を上る。「道立心身障害者総合相談所」、「北海道中央児童相談所」前にあるバスの停車場の交差点を左折し、
川を渡ってすぐのT字路を右折すると左側にある。地下鉄東西線・円山公園駅から車で5分
最寄りのランドマーク:円山動物園、道立心身障害者総合相談所、北海道中央児童相談所
お勧めポイント:自然を感じながら食事を楽しめる魅力的な日本料理店

奇抜な四角い建物 入口を入ると・・・ 正面に木のドアがあるが・・・ 入口はこのドアではないらしい 白いスライドドアを開けると・・・ 下に降りる階段が見える 階段を下りるとまた扉が・・・ 扉を開けると、ようやく店内に景色の見える窓側には、4人がけテーブルが3つあるが、人数によってテーブルの組み合わせが変わり(この日は2つのテーブルを付けた8席に)、さらに料理を照らすスポットライトの配置を変える。スポットライトにした理由は、照明がガラスに反射して外の景色が見えづらくならないようにするためだという。 調理場側には、シェフステーブルのようなカウンター席が2つある 狭いが、ここがカウンター席 まずは、「花咲カニの内子と外子の飯蒸し」 濃厚な内子とプチプチとした外子の食感がいい 「苫小牧のマツモ とコハダの酢のもの」 「煮アワビ」 「黄身とウニで作ったクリームソース」でいただく 黄身で増幅されたウニの風味が口いっぱいに広がる。残ったソースに大和イモの千切りを付けいただく お椀は「蛤の真丈」 出汁が濃く、車海老に自家製カラスミを挟むなど仕事が細かい これが蛤の真丈 最初のお造りは・・・ サッと湯引きした「生のトリ貝。海苔醤油でいただく。甘くとろけるような食感だ 2つ目のお造りは、「サヨリ」 細切りにされたサヨリは、煎り酒でいただく。生姜の香りとミョウガの食感がよく合う 3つめのお造りは「ノドグロの藁焼き」 ネットリと、とろけるような美味しさ 八寸 「うすい豆(グリンピース)」は和三盆の蜜で、「鯛の子の煮物」、「イイダコ煮」、「白魚」は大根おろしと山ワサビ土佐酢で 「焼き新筍」 茹でて下味を付け、されにに皮で包んで木の芽と共に焼いたもの。紐解いた時の春の香りが素晴らしい 含め煮した大根を焼いたものだったかなあ?忘れました 「メソアナゴとホワイトアスパラのスダチ酢」 「鯛の白子と湯葉の舟昆布煮」。生姜と濃厚な出汁と昆布の風味が最高でとろけるような美味しさ 「毛ガニの土鍋ご飯」 カニ味噌が入っているので、味の深みが半端ない

御料理 ふじ田

 昨年秋に、南円山の住宅街にオープンした日本料理店。実はこの店、「壽山(→ 札幌グルメバイブル・日本料理の頁を参照)」の店主・高橋さんから教えてもらった店である。店主の藤田さんは、京都の「桜田」で修行し、「ニセコ浪花亭」で料理長を務めた後、この店を開店したという。
 ドアを開けて通路を抜けると、オープンキッチンのカウンター席がある。シックなモノトーン調の店内には、ジャズが流れる。カウンター席は最大8席まで使用可能であるが、通常は7席で使っているそうだ。また、5名以上で貸し切も可能とのこと。
 夜のコースは2コースあるが、今回は15000円のコース。先付は「活車海老と炙りホッキ貝の黄身酢とジュレ酢がけ」で、コゴミやウド、赤貝なども入っていて美味しい。お凌ぎは、宮城産「真アナゴの飯蒸し」。特殊な技法で皮を剥いで使用しているらしく、脂があって大ぶりなのに柔らかい。お椀は「ホタテの真丈」で、ウルイや京人参が入っている。客が来店してから鰹節を削って出汁を引いているので、とても香りがいい。向付のお造りは3回出てきた。まずは「熟成したサワラ」。皮目を瞬間的に炭火に押しつけて炙っているため、香ばしさがアクセントになっている。2つ目の「藁で炙った金目鯛と辛味大根」は、厚めに切られた金目鯛の食感が最高。3つ目の「本マグロのトロと黄身の醤油漬け」は、黄身の醤油漬けがネットリと濃厚で、こんな食べ方があるかと思うくらい美味しい。焼き物は八寸に含まれており、「ノレソレ(穴子の稚魚)とうすい豆」、「ゆり根と菜の花の和え物」、「フキノトウの天ぷら」、「イイダコの煮物」、「サクラマスの焼き物」。炊き合わせは「蒸し鮑と汲み上げ湯葉」。揚げ物は「甘鯛とタラの芽の揚げもの・蕪おろし」で、甘鯛のアラでとったという出汁が柔らかく絶品。肉料理は「鴨ロース」で、厚く切られたジューシーな鴨肉と九条ねぎ、ポロねぎの組み合わせがいい。季節の土鍋ご飯は「ホタルイカと新筍のご飯」。濃厚なホタルイカの風味と、新筍のサッパリとした食感の組み合わせが絶妙。水菓子は「フルーツとブランマンジェ」で、さらに「わらび餅」と「薄茶」で終了となる。
 それにしても、カウンター前で鰹節を削り、素材を切ったり、盛り付けたりするパフォーマンスもなかなか良く、このようなカウンター席でのパフォーマンスは「祇園さゝ木(→ 京都グルメバイブル・日本料理の頁を参照)」以来だ。ちなみに、支払いは現金のみなのでご注意を。(2019年3月追加)

札幌市中央区南6条西21丁目4-6  地図 
電話番号:011-215-0318
定休日:不定休
営業時間:【昼】12時〜、【夜】18時~、20時〜
予算:【昼】5000円、【夜】10000円と15000円の2コース
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅4番出口を出て右へ、大通を進み、西25丁目の信号を右折して南へ向かう。「愛育病院」、「信広寺」を過ぎると、左に「ふたば動物病院」が見えるので、その交差点を左折する。住宅街を進み、「焼肉JIN」を過ぎ、交差点を2つ過ぎると左側に24時間パーキングが見えるので、その奥にある。円山公園駅から徒歩15分
最寄りのランドマーク:信広寺、ふたば動物病院
お勧めポイント:新進気鋭の店主による日本料理店

住宅街の通りから・・・ 少し入った奥にあります。行灯が目印 この建物です 玄関を開け・・・・ 細い通路を抜けると・・・ オープンキッチンのカウンター席がある。シックなモノトーン調の店内には、ジャズが流れる。カウンター席は最大8席まで使用可能であるが、通常は7席で使っているそうだ。また、5名以上で貸し切も可能とのこと 先付は「活車海老と炙りホッキ貝の黄身酢とジュレ酢がけ」で、コゴミやウド、赤貝なども入っていて美味しい お凌ぎで使う真アナゴは、特殊な技法で皮を剥いで使用しているらしく、脂があって大ぶりなのに柔らかい アナゴを焼いているところ お凌ぎは、宮城産「真アナゴの飯蒸し」 客が来てから鰹節を削る 目の前でお椀の具材を盛り付け、引いたばかりの出汁をかけて完成 お椀は「ホタテの真丈」。ウルイや京人参が入っている。客が来店してから鰹節を削って出汁を引いているので、とても香りがいい 1つめのお造りは「熟成したサワラ」 皮目を瞬間的に炭火に押しつけて炙っているため、香ばしさがアクセントになっている 2つ目のお造りは「藁で炙った金目鯛と辛味大根」 厚めに切られた金目鯛の食感が最高 3つ目のお造りは「本マグロのトロと黄身の醤油漬け」 黄身の醤油漬けがネットリと濃厚で、こんな食べ方があるかと思うくらい美味しい 焼き物が含まれた八寸 「ノレソレ(穴子の稚魚)とうすい豆」 「ゆり根と菜の花の和え物」 「フキノトウの天ぷら」と「イイダコの煮物」 「サクラマスの焼き物」 炊き合わせは「蒸し鮑と汲み上げ湯葉」揚げ物は「甘鯛とタラの芽の揚げもの・蕪おろし」で、甘鯛のアラでとったという出汁が柔らかく絶品 次の肉料理「鴨ロース」を切っているところ 厚く切られたジューシーな鴨肉と九条ねぎ、ポロねぎの組み合わせがいい 季節の土鍋ご飯は「ホタルイカと新筍のご飯」 海苔の味噌汁と香の物と一緒に 濃厚なホタルイカの風味と、新筍のサッパリとした食感の組み合わせが絶妙 季節の果物とブランマンジェ 自家製わらび餅薄茶

みるくsan

 札幌パルコ地下の「FOODIES MARKET」に、昨年オープンしたミルク専門店。この店では、「土地や作り手毎に異なるミルクの美味しさを伝えたい」というコンセプトで、全道各地から選りすぐった牧場直送ミルクを取り扱っている。
 店の前に掲げられたメニューを見ると、この日扱っていたのは「天塩町・宇野牧場のホルスタイン&ジャージー種」、「浜中町・浜中ブレンド」、「根室市・伊藤牧場のホルスタイン種」、「帯広市・十勝加藤牧場のジャージ種」、「滝上町・井上牧場のブラウンスイス種」、「阿蘇市・阿部牧場」、「大沼町・山川牧場」など計7つ。商品の内訳は、牛乳が5種類とソフトクリームが3種類、さらにシェイクやサンデーなどもあった。さらに、夏期にはイチゴソースで味わうフワフワの「みるくかき氷」も登場するらしい。
 今回、時期を変え、計2回にわたってソフトクリーム食べ比べてみた。その結果、それぞれが非常に個性的であり、その違いが分かって面白かった。
 食品のミシュランと称される「世界味覚検査機構」で3つ星を獲得した熊本県・阿蘇市「阿部牧場」の牛乳を使ったソフトクリームは、口に含むと鮮烈な生クリームのような濃厚な香りが口一杯に広がる。とにかくリッチで味わい深く、余韻がとても長い。例えて言うなら、ワインのフルボディのような味わいであり、3つ星だ。タカナシ乳業が使用していることで知られる浜中町「浜中ブレンド」のソフトクリームは、サッパリとした中にもしっかりとしたミルクのコクがあり、バランスも良くこちらも3つ星である。函館に近い七飯町「山川牧場」のソフトクリームは、北海道におけるスタンダードな牛乳ソフトの味であるが、乳脂肪分のバランスが若干悪く1つ星。別な日に味わった滝上町「井上牧場ブレンド」のソフトは、サッパリと甘さ控えめで、ピュアな牛乳そのものの味がして1つ星。「帯広市・十勝加藤牧場のジャージ種」は、乳脂肪分が高く、独特のクセのある味がして星なし。
 それにしても、季節によっていろいろなソフトクリームと牛乳を味わうことができ、今までありそうでなかった素晴らしいコンセプトの店である。(2019年3月追加)
http://milk-san.com

中央区南1条西3丁目3 札幌パルコ地下2階 FOODIES MARKET
電話番号:090-8904-5517
定休日:札幌パルコに準ずる
営業時間:10時~20時(土曜のみ10時~20時半)
予算:ソフト食べ比べ730円
アクセス:地下鉄大通駅から三越、地下街ポールタウンへ向かい、パルコ出口に直結
最寄りのランドマーク:4丁目交差点、三越、地下街ポールタウン
お勧めポイント:最高レベルのソフトクリームと牛乳が味わえる

地下街ポールタウンのパルコ出口から直結しています 地下2階のFOODIES MARKETにあります ココです! 牧場紹介のまとめ 牧場紹介・浜中町・浜中ブレンド 牧場紹介・根室市・伊藤牧場 牧場紹介・滝上町・井上牧場 牧場紹介・帯広市・十勝加藤牧場 牧場紹介・熊本県・阿蘇市・阿部牧場 牧場紹介・七飯町・山川牧場 牧場紹介・天塩町・宇野牧場 ソフトクリーム関連メニュー 牛乳のドリンクメニューは、50mlと150mlの2種類 お勧めメニュー ソフト食べ比べ1ソフト食べ比べ2

カフェレストラン ヒュッゲ hygge

 「hygge(ヒュッゲ)」とは、デンマーク語で「人と人のふれあいから生まれる、温かな居心地の良い場所」という意味らしいが、まさに宮の森にある居心地のいいカフェである。店の前にある駐車場に車を止めて店内に入ると、優しい色調のインテリア。外観から受ける印象よりもずっと広い感じがする。
 メニューを見ると、カフェというよりもレストランといった方が良いくらいフードメニューが充実している。特にディナータイムメニューには、本格的な料理が並んでいる。中でも、僕のお勧めは「リコッタ(チーズ)パンケーキ」であるが、パスタなど他のフードメニューもカフェと思えないくらい美味しい。
 リコッタパンケーキには、レギュラーメニューと月替わりメニューの2種類があり、さらに、リコッタパンケーキは、メニューによって3枚ものと2枚ものがある。この店のパンケーキは、とにかく生地が美味しい。豆腐を使っているせいなのか、フワッとしていながらメレンゲっぽくなく、パンケーキ本来の小麦の香りや食感、そして、しっとり感や厚みなどバランスが最高なのである。
1番人気の「ティラミスパンケーキ(2枚)」は、パンケーキの上にマスカルポーネチーズで作られたティラミスのクリームがのっており、エスプレッソをかけて食べる。甘さも丁度良く悪くはないが、お勧めというほどではない。むしろ僕のお勧めは、2番人気の「ナッツと塩キャラメルソースのパンケーキ(3枚)」と「マカダミアンナッツパンケーキ(2枚)」である。「ナッツと塩キャラメルソースのパンケーキ」は、キャラメルの風味がもう少し強くても良いかなと思わせるが、程よいキャラメルの塩味が心地よくお勧めだ。最初はクリームで、後はメープルシロップで食べるともう最高である。「マカダミアンナッツパンケーキ」は、まろやかなクリームが美味しく、添えられたバナナと絶妙にマッチしている。さらに、サクサクで塩気のあるマカダミアンナッツがアクセントとなっている。また、札幌では珍しいフレンチプレスで供される「フレンチプレズコーヒー」の「さわやか“空”ブレンド」は、程よい酸味とロースト香のバランスが良くお勧めである。
 ちなみに、開店後の11時〜12時までの時間帯は予約が可能なので、混み合う土日には是非予約をしてから出かけたい。また、この店はカードが使えなので現金のみの精算となる。(2019年1月追加)
https://www.sawai-k.co.jp/hygge/

中央区宮の森2条14丁目1-14  地図 
電話番号:011-613-3820
定休日:月曜(祝日の場合には火曜)
営業時間:【平日】11時~15時、17時~20時、【土日】11時~15時、17時半~20時
予算:ナッツと塩キャラメルソースのパンケーキ(3枚)1100円、マカダミアンナッツパンケーキ(2枚)1110円
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅から環状通を進み、北1条宮の沢通を西へ向かう。北海道神宮を過ぎ、宮の森フランセス教会のある「宮の森4−10」交差点の信号を左折し、進むと左側にある。円山公園駅から徒歩15分
最寄りのランドマーク:北1条宮の沢通、北海道神宮、宮の森フランセス教会
お勧めポイント:パンケーキだけでなく、料理も美味しいカフェレストラン

店の前には駐車場があります ココです! 優しい色調のインテリア。外観から受ける印象よりもずっと広い感じがする リコッタパンケーキのメニュー パフェメニュー 人気のパスタメニュー その他のフードメニュー 一番人気の「ティラミスパンケーキ(2枚)」 パンケーキの上にマスカルポーネチーズで作られたティラミスのクリームがのっており、エスプレッソをかけて食べる。甘さも丁度良く悪くはないが、お勧めというほどではない 2番人気の「ナッツと塩キャラメルソースのパンケーキ(3枚)」 キャラメルの風味がもう少し強くても良いかなと思わせるが、程よいキャラメルの塩味が心地よくお勧めだ 「ナッツと塩キャラメルソースのパンケーキ」 まろやかなクリームが美味しく、添えられたバナナと絶妙にマッチしている。さらに、サクサクで塩気のあるマカダミアンナッツがアクセントとなっている 添えられたチョコレートアイスとは合わない 月替わりの「ピオーネとクリームチーズのパンケーキ」 ピオーネの香りが強すぎてイマイチ ランチのサラダとスープ。サラダの自家製ドレッシングは酸味が抑えられていて美味しい 「オムライス・デミグラスソース」 トロトロのオムレツの中のライスは、チキンライスやバターライスではなく白米だある週の限定ランチ「オーストラリア産・ラム肩ロースの完熟トマト煮込み」 トマトとチーズ、ラム肉が三位一体となった美味しさ ランチに付いてくるコーヒーは香りがイマイチ 単品のフレンチプレズコーヒー「さわやか“空”ブレンド」は、程よい酸味とロースト香のバランスが良くお勧めである 札幌では珍しいフレンチプレスで供される アイスコーヒーは普通人気の「ストロベリー&ローズ」アイスティーは、爽やかで美味しい

幸せのパンケーキ 札幌店

 全国展開している大人気のパンケーキ専門店。大阪グルメバイブル作成時に、「南船場店(→ 大阪グルメバイブル・スイーツの頁を参照)」を初めて取材したが、その後も店舗を増やし、今や関東エリアに11店舗、関西エリアに6店舗、その他のエリアを含めると、計26店舗を展開している。この札幌店を含めて、土日・祝日は相当混み合う人気店なので、開店10分くらいに行くか、15時〜16時のオフタイムに行くのがお勧めである。
 エレベーターでビルの2階に上がると、白を基調とした明るく女子受けしそうな店内。まずは自動発券機で順番が印刷されたチケットを発行して待つ(開店前でも発行が可能)。店舗によってシステムが若干異なるが、札幌店であれば平日3組限定で、ホームページから2週間先までの先着順のオンライン予約ができる。
 番号が呼ばれ、店員に券を渡して席に案内される。メニューを見ると、パンケーキは通常のスイートパンケーキと食事のミールパンケーキがある。スイーツパンケーキは、レギュラーメニューが7種類、そして季節限定メニューが1種類ある。プラス200円でドリンクとセットにすることができる。スイーツパンケーキのソースやクリームはパンケーキ毎に予め決まっているが、ホイップクリームとアイスクリープだけは、プラス100円で追加できる。僕のお勧めは、やはり店名を冠した「幸せのパンケーキ」にホイップクリームをトッピングしたもの。
 パンケーキの生地は、最近流行のメレンゲが入ったフワフワタイプのパンケーキ。しかし、それらパンケーキとの決定的な違いは、カステラのような玉子感と小麦の風味が感じられることだ。スフレタイプのパンケーキは、食感が良くなる一方、小麦の香りが乏しく味が単調になってしまう。ベーキングパウダーを加えず、これほどまでにシットリフワフワで深みのあるパンケーキはなかなかないだろう。加えて、「幸せのパンケーキ」に添えられたアイスクリームのような姿のホイップバターが最高に美味しい。このホイップバターは、ニュージーランド産のマヌカハニーと北海道産の発酵バターを使用して作れているというが、このパンケーキとの相性は抜群である。しかしながら、ビターテイストのカラメルシロップとの相性は微妙で、何故メイプルシロップにしなかったのか?という疑問が残る。それ故にそれを補うために、プラス100円でホイップクリームを追加することを是非お勧めしたい。(2018年12月追加)
https://magia.tokyo/shop

中央区南1条西4丁目15−1 第21ビッグビル2階  
電話番号:011-251-6666
定休日:不定休(基本的に無休)
営業時間:【平日】10時〜19時15分、【土日・祝日】10時〜19時40分
予算:幸せのパンケーキ1100円(ドリンクセットはプラス200円、ホイップクリームやアイスクリームのトッピングはプラス100円)
アクセス:地下鉄・大通駅10番出口を出て反対方向の「4丁目プラザ」と「TSUTAYA」のある交差点へ向かう。「TSUTAYA」交差点を右折するとすぐ右側。大通駅から徒歩1分
最寄りのランドマーク:4丁目プラザ、TSUTAYA
お勧めポイント:シットリフンワリとした最高レベルのパンケーキ

4丁目交差点が見えるココです エレベーターで2階に上がると、白を基調とした明るい店内 店内はかなりの大箱で、ガラス張りの調理室が見える エレベーター前にある自動発券機 まずは自動発券機で番号順の券を発行する 予約客は優先となる パンケーキの写真メニュー スイーツパンケーキのメニュー ミールパンケーキのメニュー 10月からの季節メニューである「かぼちゃのパンケーキ 国産栗のレーズンパターのせ」 最近、季節メニューからレギュラーメニューに格上げされた人気の「ティラミスパンケーキ」 順番に焼くため、すぐに焼いても20分以上かかる 2杯目からの水は、セルフサービスとなる 「幸せのパンケーキ」に、ホイップクリームをトッピングしたもの アイスクリームのような姿をしたホイップバターが最高に美味しい。このホイップバターは、ニュージーランド産のマヌカハニーと北海道産の発酵バターを使用して作れているというが、このパンケーキとの相性は抜群 ビターテイストのカラメルシロップとの相性は微妙で、何故メイプルシロップにしなかったのか?という疑問が。それを補うために、プラス100円でホイップクリームを追加するのがお勧め 「紅茶ミルクのパンケーキ 自家製グラノーラがけ」 ソースはアールグレイにミルクを加えたような感じだ。決して悪くはないが、お勧めと言うほどではない。グラノーラはアップルシナモンの風味 裏から見たところ。アールグレイソースの他にホイップクリームがのっている 「濃厚クリームチーズムースパンケーキベリーソースがけ」 クリームチーズムースは、ほんのり酸味があって、思ったよりも軽い。一緒にのっているホイップクリームもフレッシュミルクの香りがしてお互いに相乗効果を発揮している。但し、甘酸っぱいブルーベリーソースは、これに合うかどうかは微妙なところだ 「ホットチョコパンケーキ」をベースに作られた人気の「ティラミスパンケーキ」 ほんのりと酸味のあるティラミスのクリームはインパクトがなく、どうしてもホットチョコレートソースとホイップクリームの味が支配してしまう。しかし、エスプレッソをかけて食べると、あら不思議!キリッとした苦みが味に輪郭を与えてティラミスの味に変貌する。エスプレッソをかけなければ、ホットチョコレートソースが甘すぎていただけない 10月〜11月の季節のパンケーキ「かぼちゃのパンケーキ 栗のレーズンパターのせ」はお勧め 栗のレーズンパターは、ラムレーズ味のクリームでかなり美味しい。ホイップクリームとの相性も絶妙。かぼちゃのソースはカボチャの風味はあまり感じらず、ローズマリーの葉も含めて、これらはあってもなくても良い感じだ。これに対して、レッドペッパーはインパクトがある

レストラン MINAMI(旧 イル・チェントロ ひらまつ)

 今年の9月13日に「イル・チェントロ ひらまつ」からリニューアルオープンしたフレンチレストラン。ひらまつグループの中で、日本人シェフの名前を冠したレストランは僅かしかなく、南シェフに対する平松宏之氏の信頼が感じられる。南 大輔シェフは、代官山「シンポジオン」や広尾「レストランひらまつ 広尾」を経て、円山の「ル・バエレンタル(現 オーベルジュ・ド・リル サッポロ)」の料理長をされていた方で、僕を含めて多くの固定ファンを持つ人気シェフだ。
 エスカレーターで4階まで上がると、金属文字で「RESTAURANT MINAMI」と書かれたウッディなレセプションが見える。名前を告げて右側のウェイティングスペースへと進むと、そこにはソファーがあり、とてもゴージャスな雰囲気。レストラン中央には木の温もりを感じさせる広々としたパーティサロンがあり、結婚披露宴や各種パーティに利用できる。それを囲むようにメインダイニングや個室、キッチンなどがあり、メインダイニングは誰もが意外と思われるかもしれないが、窓側に沿って配置されたボックス席のようなモダンなテーブル席なのである。ここからは、赤レンガ庁舎や銀杏並木を望むことができ、変わり行く四季折々の札幌のロケーションを楽しむことができる。また、広さの異なる個室も充実しており、どんな人数にも対応できそうだ。
 肝心の料理であるが、かつての「ル・バエレンタル」の頃の南シェフの料理が、ようやく戻ってきた感じがする。火の通し方、塩味ともに完璧で、今後更に南シェフらしさが加われば、更に完成度が増すのではないかと思う。また、価格は「オーベルジュ・ド・リル サッポロ(→ 札幌グルメバイブル・フレンチの頁を参照)」よりも低く設定されており、コスパに関しても申し分ないと思う。メインとなるサービススタッフは、「ル・バエレンタル」や「オーベルジュ・ド・リル サッポロ」の頃からのベテラン陣が脇を固めており、我々をすばらしい非日常へと誘ってくれる。また、グラスワインも充実しているので、気軽にランチやディナーを楽しんでみてはいかがだろうか。(2018年10月追加)
https://www.hiramatsurestaurant.jp/minami/

中央区北2条西4丁目1番地 赤れんがテラス4階   
電話番号:011-252-3471
定休日:不定休
営業時間:【ランチ】11時半 ~ 13時半、【ディナー】17時半 ~ 20時半
予算:【ランチ】3000円、5000円、【ディナー】6500円(平日限定)、8000円、12000円(早めの予約であれば、それ以上の価格のコースも可能)
アクセス:JR札幌駅あるいは大通公園
最寄りのランドマーク:JR札幌駅や地下鉄さっぽろ駅、大通駅に繋がる札幌駅前通地下歩行空間「チ・カ・ホ」と直結
お勧めポイント:南シェフの作る洗練されたフレンチが味わえる

ここ赤れんがテラスの・・・ 4階です エスカレーターで4階まで上がると、金属文字で「RESTAURANT MINAMI」と書かれたウッディなレセプションが見える
本日のスペシャルメニューは、具体的な名前ではなく、今流行の想像力をかき立てる素材だけが書かれています 最初の突き出しは「グジェール」。チーズ味のシュー皮です 中味は何も入っていません はじまりの一皿はスープ? 「トリュフ風味のロワイヤル(茶碗蒸し)」でした 続いては「蕪、雲丹、シャルトリューズ」の冷製 見た目も美しい!しかも旨い!! 何?これ!「牡丹海老、ナッツ(ピスタチオ)、ゆり根」の冷菜
 半生のボタン海老に、濃厚なナッツのソースが意外にもよく合う カリッとシットリと焼かれたパン 無塩バター(別に塩も)の他に、オリーブオイルが 「蝦夷鮑、松茸」 エゾ鮑のグリルに焼いた国産松茸がのっている。シンプルながら美味しい 「甘鯛、根セロリ」 見たとおり、皮目が香ばしくカリッと焼かれており、柔らかな甘鯛の身とのコントラストも抜群 「鴨肉、イチジク」 鴨肉の質がいいのはもちろんだが、ソースも絶品 「西洋梨、キャラメル」 西洋梨のコンポートと何だったけなあ〜 キャラメルのジェラート
エスプレッソと「小菓子 これで終わりと思っていたら、チョコレートがいろいろと出てきた

紫陽花珈琲

 円山西町にある人気のカフェ。基本的に駐車スペースは4台分しかないので、駐車場を確保したい方は、開店10分以上前に到着していなければならない。階段を上って2階にある入口のドアを開けると、店員さんから「タバコを吸いますか?」と聞かれる。「吸いません」と答えると、3階に案内された。もしかすると、3階だけが禁煙スペースなのかも。フロアのフローリングは古めかしい木の床になっており、全体的に民家をイメージしたようなシックなインテリアとなっている。
 この店のお勧めは何と言ってもパンケーキ。基本のパンケーキ(3枚)に、お好みのソース(100円)とトッピング(200円)を組み合わせて注文するスタイルである。北海道牛乳で作ったという自家製リコッタチーズを使用したパンケーキの生地は、ベイクドチーズケーキとスフレを合わせたような細やかで独特の食感。ソースはカスタードクリームのような「アングレーズソース」の他、蜂蜜を使った「ハニーソース」、「メイプルソース」、「ミックスベリーソース」、「キャラメルソース」、「チョコレートソース」の6種類。トッピングは、「バナナ」、「イチゴ」、「ローストナッツ」、「マロン」、「アイスクリーム」の5種類であるが、一緒にドリンクを注文すれば「アイスクリーム」のトッピングは無料となる。
 今回は、一番人気のアングレーズソースにバナナをトッピングしたパンケーキを注文。一緒に「フレンチブレンド」のホットを注文したので、アイスクリームのトッピングが無料でついてきた。パンケーキには、この他にホイップクリームも付いてくる。自家製リコッタチーズを使用したパンケーキの生地は、シットリ、ネットリとしていてホイップクリームと良く合って美味しいが、アングレーズソースやアイスクリームは、特徴がなくごく普通。自家焙煎のコーヒーも可もなく不可もなしといった感じだ。他店のように、ホイップクリームをもっと多めにするか、トッピングでもいいのでホイップクリームを追加できれば、2つ星にしても良いかも。(2018年10月追加)

中央区円山西町7丁目1-18  
電話番号:011-215-5101
定休日:水曜(不定休あり)
営業時間:11時〜18時
予算:パンケーキ(3枚)700円+ソース100円+トッピング200円+ドリンク300円
アクセス:札幌中心部から「円山動物園」を目指し、「円山動物園」の西横を左折して「宮ヶ丘交差点」を通って「藻岩山麓通」を上る。「道立特殊教育センター」を過ぎ、「円山西町3交差点」を左折すると、すぐ右側にある。地下鉄東西線・円山公園駅から車で5分
最寄りのランドマーク:円山動物園、道立特殊教育センター
お勧めポイント:パンケーキが美味しいカフェ

コンクリートの打ちっ放しのモダンな外観入口には人気店らしい張り紙が  2階から3階へ上がる階段 3階のフロア 木の椅子以外にこの様なローテーブルと椅子が・・・ パンケーキのメニューパンケーキのメニュー「生地とソース」 パンケーキのメニュー「トッピング」 コーヒーメニュー1 コーヒーメニュー2 「フレンチブレンド」 注文したパンケーキは、一番人気の「アングレーズソースにバナナをトッピングしたパンケーキ」 パンケーキのアップ。一緒に「フレンチブレンド」のホットを注文したので、アイスクリームのトッピングが無料でついてきた。パンケーキには、この他にホイップクリームも付いてくる 自家製リコッタチーズを使用したパンケーキの生地は、シットリ、ネットリとしていてホイップクリームと良く合って美味しいが、アングレーズソースやアイスクリームは、特徴がなくごく普通北海道牛乳で作ったという自家製リコッタチーズを使用したパンケーキの生地は、ベイクドチーズケーキとスフレを合わせたような細やかで独特の食感

奏春楼(そうしゅんろう)

 「ジャルダン・ドゥ・ボヌール」や「ピエトラ・セレーナ」などの人気結婚式場を運営する(株)創和プロジェクトが新たに展開するスイーツ店。これら結婚式場で食べたことがある方なら分かると思うが、結婚式場なのに意外とスイーツが美味しい!と感じられたことがないだろうか。それもそのはず、この会社はフランス料理だけではなく、スイーツにも力を注いでいるのである。
 店舗は札幌中心部から定山渓へ向かう通り沿いにある。白い外観の店舗に入ると、右側にケーキが並ぶガラスのショーケースがあり、真ん中にデニッシュやクロワッサンなどのパンが並ぶテーブルが、そして左側にはカフェスペースがある。
 お勧めは、現時点で僕が北海道ナンバーワンだと思っている「なめらかプリン」。口に含むと、食感がトロトロで、プリンの持つ美味しさだけを凝縮したような味だ。僕が日本一だと思う「エスコヤマ es koyama(→ 神戸グルメバイブル・お土産の頁を参照)」の「養老牛プレミアム 小山ぷりん」を彷彿させるような美味しさである。
 まずはそのまま食べてみて欲しい。食感のみならず甘さも絶妙で、甘いもの好きでなくとも素直に旨い!!と思えるような美味しさである。後半にカラメルソースを垂らして食べると、さらに味に深みが増し、これまた堪えられない至高の美味しさへと変化する。これに対し、ケーキ類は、スポンジが良くないせいか、どれもお勧めというほどのレベルには達していない。また、チョコレート類も、トリュフを除けばそれほど悪くはないが、お勧めというほどではない。デニッシュやクロワッサンなどもごく普通であり、あくまでも、2つ星は「なめらかプリン」の評価だと思っていただきたい。(2018年4月追加)
http://soushunro.co.jp

中央区南16条西10丁目3ー21  
電話番号:011-522-5851
定休日:水曜
営業時間:10時~19時(カフェは平日のみ10時〜17時)
予算:なめらかプリン320円
アクセス:札幌中心部から車で石山通を定山渓方向(南)へ進む。「ガスト札幌石山通店」、「札幌中央病院」、「山鼻公園」を過ぎたらすぐ左側。大通から車で4分
最寄りのランドマーク:石山通
お勧めポイント:北海道ナンバーワンのトロトロプリン

石山通沿いにある白い建物です 入口を入ると、右側にガラスのショーケースがある 真ん中にはデニッシュやクロワッサンなどのパンが並び、左側にカフェスペースがある。 ショーケースには、美味しそうなボンボンショコラも 僕のお勧めは「なめらかプリン」。現時点で北海道ナンバーワンのプリンだ 見た目通り、食感はトロトロで滑らか プリンが美味しいだけに「シュークリーム」のカスタードも美味しいかなと思ったが・・・ 意外なことにイマイチだった イチゴのタルト イチゴのショートケーキ

メリメロ méli mélo

ミシュラン北海道2017年度版で1つ星を獲得した狸小路のビルにあるフレンチレストラン。かつて円山エリアにあり、コスパが良いことで人気だった店だ。しかし、その後一度閉店となり、シェフが修行し直してリニューアルオープンとなった。前の店舗に比べるとやや狭くなり、明るくカジュアルな感じとなった。前店舗でのグルメバイブルの掲載は残念ながら見送られたが、新店舗となってからは今回が改めての訪問となる。
 ワインリストを見ると、グラスワインは、シャンパンが1種類、白、赤それぞれ3種類。ボトルワインは若いワインが中心で、5800円〜220000円という価格幅であった。シェフが同じなので、料理の印象は大きくは変わってはいない。以前の店舗の頃に比べると、素材がより厳選され、現代的な洗練された料理を出すようになったが、その分価格も上がった。ちなみに、コースのラストオーダーとなる20時以降は、コースのメニューから抜粋したアラカルトメニューを注文可能となるようだ。(2017年11月追加)
http://melimelo-sapporo.com

中央区南3条西3丁目11 メッセビル2階 
電話番号:011-223-5075
定休日:月曜(祝日の場合は営業)
営業時間:【ランチ】12時〜13時半(水曜〜日曜、祝日)、【ディナー】18時〜
20時(24時閉店)
予算:【ランチ】3000円、5000円(税別)、【ディナー】8000円、10000円、14000円(税・サービス料別)
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅1番出口を出て「ケンタッキーフライドチキン」を過ぎ、狸小路を右折すると右側のビル。すすきの駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:ケンタッキーフライドチキン(薄野交差点近くの)、狸小路3丁目
お勧めポイント:厳選された素材によるモダンフレンチ

狸小路3丁目のこのビルの2階です そうです!「びっくりドンキー」のビルです 2階の雑貨店の横にあります 店内は狭く、カジュアルな感じ。キッチンもオープンで見えます この日のグラスワイン ワインリストの中からブルゴーニュワイン 1万円のコースのスタートは、このアミューズ2品から ガスパチョ? イワシが入っている!? 自家製パンとバター ホタテとホッキ貝のソテー 鱗付きの甘鯛のソテーにブイヨンをかける 完成・・・ 仔羊のロースト 火の入り方は完璧! 肉料理は引き出しの中のこのナイフで 口直しのソルベ デザート 小菓子エスプレッソ

き花

 「き花」は、昭和4年創業の旭川のお菓子メーカー「壷屋総本店」を代表するお菓子で、北国の厳寒が作り出すダイヤモンドダスト「霧華(きばな)」をイメージして作られたという。チョコクリームをアーモンドガレットでサンドしたお菓子で、何でも、27年連続モンドセレクション金賞を受賞しているらしい。類似の石屋製菓のラングドシャ「白い恋人」に比べると、クッキーの食感が独特。まるでカルメ焼きやメレンゲ菓子のように、空気を含んだサクッとした食感なのだ。
 「き花」には通常サイズと、一回り小さい「き花プティモ」の2サイズあるが、小さい「き花プティモ」の方が大きさが丁度良くお勧め。クーベルチュール・ホワイトチョコを挟んだ定番の「き花」の他、ビターなクーベルチュールチョコを挟んだ「ショコラ」と乾燥イチゴをチョコに練り込んだ「いちご」ラズベリー」の4種類がある。僕の一押しは、ずばりビターチョコを挟んだ「ショコラ」である。ちなみに、これらの製品は道内各地のお土産品店で購入できる。(2015年3月追加)
http://www.tsuboya.net/products/list58.html

予算:き花プティモ(6枚入り)700円
お勧めポイント:チョコを挟んだ独特の食感が美味しい

クーベルチュール・ホワイトチョコを挟んだ定番の「き花」

ビターなクーベルチュールチョコを挟んだ「ショコラ」

乾燥イチゴをチョコに練り込んだ「いちご」

定番の「き花」

「ショコラ」

「いちご」

ゴッドバーグ GODBURG

 二条市場近くのビルの2階にあるハンバーグ専門店。店内は写真撮影が禁止されているため、今回の写真は外観だけである。もしも、どうしてもどんな感じかを知りたければ、同じ「牛亭」系である「シジュウ(→ 札幌グルメバイブル・ハンバーグの頁を参照)」の写真を見て欲しい。
 ビルの階段を上がってドアを開けると、左にカウンター席、右側にテーブル席がある。店内は天井が高く、開放感があっていい。入口正面のカウンター席とテーブル席の間にはハンバーグを焼く鉄板のスペースがあり、それをガラス越しに眺めることもできる。
 メニューを見ると、ハンバーグメニューがグラム毎に値段表示されている。まずはグラス数を決めて、焼き方をオーダーしよう。メニューの焼き方には、レア、ミディアム、ウェルダンの3種類しかないが、もちろんその中間であるミディアムレアでもオーダーが可能だ。極細に挽いた100%牛である肉は、「手作りハンバーグ工房 Toshi(→ 札幌グルメバイブル・ハンバーグの頁を参照)」と違って豚肉やつなぎなどが一切入っていないため、レアで食べた方がネットリとしていて美味しい。なので、是非一度レアで体験して見て欲しい。しかし、どうしてもレアが苦手という方は、加熱された鉄板の上で適度に放置すれば、すぐに火が通るので全く問題ないはず。
 ハンバーグは加熱された鉄板の上にのせられ、ジュージューとソースが音を立て出てくる。一口食すれば、あの「牛亭」系のソースであることが分かる。牛亭系のソースは、コショウによるスパイシーかつインパクトのある濃い系の味が特徴的なのだが、この店のソースは最もマイルドでバランスがとれている。
 ちなみに、ハンバーグに付いてくるライスはいつもツヤツヤで美味しいが、水分が多すぎてネットリし過ぎていることがたまにあることも付け加えておく。(2017年8月追加)

中央区南2条東1丁目1-19 ロベージMS2階  
電話番号:011-241-8090
定休日:日曜
営業時間:11時〜13時50分、18時〜20時20分 予算:780円(100g)、980円(150g)、1200円(200g)、1380円(250g)ライス付き
アクセス:地下鉄大通駅35番出口を出て、「ダイコクドラッグ」、「BOOK OFF」を過ぎた交差点を左折。「萬田記念病院」を過ぎて創成川通を渡り、「二条市場」を過ぎた交差点を左折するとすぐ左側の建物。大通駅から徒歩6分
最寄りのランドマーク:萬田記念病院、二条市場
お勧めポイント:レアでトロトロな牛亭系ハンバーグ

このビルです階段を上がった2階にあります店の前には「店内撮影禁止」の表示が・・・ 

もち処 一久 大福堂
(いちきゅう だいふくどう) 札幌円山店

 「もち処 一久 大福堂」は、旭川に本店を構える1924年創業の老舗餅店。実はこの店、旭川よりも札幌の店舗数の方が圧倒的に多いのである。札幌エリア第1号店の円山店の他、「札幌月寒中央店」、「札幌南郷8丁目店」、「札幌東区役所前店」、「札幌琴似店」、さらに「丸井今井札幌店」や「札幌三越」、「大丸札幌店」などの百貨店にも入っている。
 この店のこだわりは、小豆餡に美瑛産「しゅまり」という小豆を使用していること。「しゅまり」は小豆の中でも良質で知られる「えりも小豆」を改良した新品種で、小豆の赤のイメージから「しゅまり(朱鞠)」と名付けられたという。さらに、餅米も北海道産を使用し、つきたての柔らかさを長時間保つような処理は一切していない。時間が経つにつれて硬くなるが、逆に、餅本来の自然の美味しさが味わえるのだ。
 この店のお勧めは、何と言っても「苺大福」と「黒豆大福」である。「苺大福」は通常「つぶあん(赤色)」と「こしあん(白)」の2種類があるが、年明けから4月にかけて練乳餡の「練乳いちご大福」も登場する。「苺大福」は1粒丸ごとの苺を使用しており、苺は季節によって産地が変わる。一方、「黒豆大福」も「つぶあん」と「こしあん」の2種類があるが、僕的にはどちらの大福も粒餡の方がお勧めである。ちなみに、季節限定の「練乳いちご大福」や2番人気の「くるみ大福」は、イマイチなのでお勧めできない。(2015年3月追加)

札幌市中央区北1条西24丁目  
電話番号:011-614-1990
定休日:無休
営業時間:9時〜19時
予算:苺大福173円、黒豆大福130円
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅5番出口を出て左へ。すぐに、「大通西24丁目」の信号を左折し、北海道銀行の信号を右折するとすぐ右(東光ストア円山店の南向かい)。円山公園駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:北海道銀行・中央区鳥居前支店、東光ストア円山店
お勧めポイント:北海道産原料を使った良質な大福が味わえる

苺大福のつぶあん

苺大福のこしあん

練乳いちご大福

練乳いちご大福は白い練乳餡

黒豆大福

くるみ大福

The Sun蔵人の「生チョコサブレ 蔵生」

 丘の上の菓子工房「The Sun蔵人(ザ・さんくろうど)」は、旭川市の「株式会社 ロバ菓子司」が運営する菓子店。同会社はこの他に「ロテルド北倶楽部」などの別ブランド菓子店も運営している。
 美瑛軟石を使って作られた風情のある外観は、かつての酒蔵(旧・登鶴酒造)だった建物をリノベーションして作られたもの。旭川市内に計4店舗の直営店があるが、もしも訪れるなら広くて雰囲気の良い本店がお勧め。店舗の2階には、店内を見渡す事のできるセルフカフェ「ぷらたなす」があり、コーヒーやミネラルウォーターを無料で提供している。なので、購入した商品をそのまま店内で食べることもできる。
 この店のお勧めは「生チョコサブレ 蔵生(くらなま)」。北海道産小麦粉とビートグラニュー糖を100%使用して作るソフトクッキーで、現在のところ、「黒」と「白」の2種類が販売されている。見た目は丸くてとても薄く、触れるとフニャッとして柔らかい。噛むと、クッキーというより、まるで生チョコトリュフのような食感。しかも、水飴も入っているので、ネットリ・シットリとしている。さらに、ザラッとした砂糖の食感が残り、甘さも控えめでいい。「黒」はビターチョコクリームのような味で、「白」はホワイトチョコクリームというより、どちらかといえばバタークリームのような味。どちらかと言えば、「黒」の方が僕好みである。 
 ちなみに、新千歳空港の 「美瑛選果(→ 札幌グルメバイブル・新千歳空港の頁を参照)」 では、美瑛産ハスカップを使った蔵生の限定品「クラナマ プチ」が購入できる。(2015年2月追加)http://www.robakashitsukasa.co.jp

旭川市神楽岡8条1丁目(旭川ロマンチック街道入口)  
電話番号:0166-66-3961
定休日:無休
営業時間:8時〜19時
予算:蔵人(1枚)90円、(6枚入り)620円、(12枚入り)1190円
アクセス:JR旭川駅から神楽岡公園を目指し、神楽岡通沿いにある。JR旭川駅から2000m、JR富良野線・神楽岡駅から500m
最寄りのランドマーク:神楽岡公園
お勧めポイント:シットリと生トリュフのような食感のソフトクッキー

旭川ら〜めん むら山

 札幌では少ない本格的な旭川ラーメンを食べさせてくれる店。店内はカウンターの他、テーブル席が2つだけと狭い。この店のお勧めは、旭川ラーメンなのでもちろん「醤油ラーメン」。スープはそれ程ラードが浮いていないが、煮干などの魚介系の風味を感じる典型的な旭川ラーメンである。初めは違和感を感じるかもしれないが、飲むほどに次第に美味しく感じられるスープである。麺は中細縮れ麺でそれ程コシはない。チャーシューやメンマはごく普通である。ちなみに、11時〜14時までは小ライスが無料でサービスとなる。(2013年4月追加)

中央区南6条西17丁目2-3  
電話番号:011-552-8888
定休日:木曜 
営業時間:11時〜22時(当分の間20時まで) 
予算:醤油ラーメン700円 
アクセス:地下鉄東西線・西18丁目駅2番出口を出て右側へ。1つ目の大通の信号を右折し、南1条通の信号を渡る。札幌医大の横の通りを進み、信号を渡ってサンクスを過ぎて進むと、右にローソンが見えるのでその並び。地下鉄東西線・西18丁目駅駅より徒歩10分。 
最寄りのランドマーク:札幌医科大学、北星学園女子中学・高校 
お勧めポイント:典型的な旭川ラーメンが食べられる店

八天堂 SATELLA(サテラ)
        札幌エスタ店

 「八天堂(はってんどう)」は、広島三原市にあるクリームパンの専門店。以前はごく普通の地方のパン屋であったが、クリームパンに特化したことで一躍有名となった。また、東京進出が成功したことによって全国展開し、さらには、「はなまるマーケット」や「メレンゲの気持ち」、「がっちりマンデー」などのテレビ番組で紹介されたことでその人気に火がついた。それは、ローソンでも類似品が発売されたほどの人気で、これまで、神戸グルメバイブルや大阪グルメバイブルでも取り上げたことがある。今年になって見事札幌進出を果たし、札幌グルメバイブルでも掲載することに。 
 この店のメイン商品である冷やして食べる「くりーむパン」は、パン生地がとても薄いのが特徴。恐らく、パンだと思って食べると、パン生地の食感のなさに戸惑ってしまうかもしれない。まるで、パン生地で作ったシュークリーム皮のようで、フンワリしっとりしている。
 人気ナンバーワンの「くりーむパン」の「カスタード」は、甘さが程良くクリームが軽めだ。何個でも食べられるようなサッパリとした美味しさである。2番人気の「生クリーム&カスタード」は、カスタードに生クリームのコクが加わってさらに美味しく、僕の一押しである。この他に「抹茶」や「小倉」、「チョコレート」と期間限定品(現在はマロン)があるが、「カスタード」や「生クリーム&カスタード」ほどお勧めではない。
 後に追加発売となった・温めて食べる「くりーむパン」・「チーズケーキ」は、まるでフワフワのチーズスフレのようで、甘いものが苦手な人にもお勧めできる。また、「あんぱん」シリーズは札幌では発売されていないが、こちらは「くりーむパン」に比べると生地が厚く、よりパンの食感が感じられ、「くりーむパン」に比べると若干甘めとなっている。
 もしも、店舗に行けない方は、冷凍の製品となってしまうが、下記のオンラインショップからも購入が可能である。(2016年11月追加)
http://shop.hattendo.jp

中央区北5条西2丁目 札幌エスタ 地下1階  
電話番号:011-213-2025
定休日:無休(年末年始は札幌エスタに準ずる)
営業時間:10時〜21時(売り切れ次第終了)
予算:カスタード210円、生クリーム220円
アクセス:JR札幌駅直結
最寄りのランドマーク:JR札幌駅
お勧めポイント:冷やして食べるトロトロの「くりーむパン」が美味しい

土日は行列ができますこれが札幌で販売している全種類セルフでカゴに入れ、レジで精算しますこの日購入した全種類一番人気の「カスタード」僕の一押しの「生クリーム&カスタード」「チョコレート」は意外と美味しいが。お勧めというほどではない「抹茶」はあまり抹茶の香りがしない「小倉」は予想通りの味季節商品の「マロン」は普通唯一の電子レンジで温める商品「チーズケーキ」温めるとトロトロになり、まるでチーズスフレのよう 

酒舗 七蔵(しちくら)

 中央区にある人気の地酒専門店。かつては飲食店だった店内は天井が吹き抜けになっており、酒屋とは思えないようなオシャレな雰囲気。
 この店では現在のところ、41の蔵元の日本酒がラインナップされている。日本酒以外にも焼酎や泡盛、リキュール、ワインなども取り扱っている。詳しくは下記のホームページから確認していただきたい。
 この店の特筆すべき点は、北海道ではなかなか入手しにくい島根県の地酒「出雲富士」が購入できることである。偶然にも、現在のこの店の一番人気も「出雲富士」の新酒「出雲富士・純米吟醸・無濾過生原酒」。この酒は五百万石という米を使用した精米歩合55%の日本酒で、コスパが抜群。この他の僕のお勧めは、秋田県の「雪の茅舎」と滋賀県の「松の司」、高知県の「美丈夫」、新潟県の「鶴齢」、埼玉県の「神亀」、長野県の「大信州」など。
 ちなみに、北海道の地酒は、新十津川の「金滴」、札幌の「千歳鶴・十一州」、栗山町の「北の錦」、増毛町の「国稀」、旭川の「男山」、倶知安町の「二世古」などがある。(2015年12月追加)

中央区南8条西23丁目4−11  
電話番号:011-561-3701
定休日:無休
営業時間:【日曜以外】10時〜20時、【日曜】10時〜19時半
予算:出雲富士・純米吟醸・無濾過生原酒(四合瓶)1536円
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅を出て、西25丁目通を旭ヶ丘方面に向かう。「西友」や「ツルハ」のある信号(南9西22交差点)を左折して最初の角を左折するとすぐ右側。円山公園駅から車で4分くらい
最寄りのランドマーク:西友旭ヶ丘店、ツルハ旭ヶ丘8条店
お勧めポイント:中央区ナンバーワンの日本酒専門店

店の外観店の入口店内はこんな感じ現在一番人気の「出雲富士・純米吟醸・無濾過生原酒(四合瓶)1536円」

鎌倉紅谷の「クルミッ子」

 神奈川県菓子コンクールにて最優秀賞を受賞した鎌倉市にある「鎌倉紅谷」の人気菓子。いつも美味しい情報を教えてくれる斗南病院の阿部先生からいただいたものである。阿部先生によると、札幌三越の地下2階にある全国銘菓「菓遊庵」で、金曜のみ購入できるらしい。しかし、とても人気のある商品なので予約しておいた方がベターとのこと。
 このお菓子は、クルミ入りの生キャラメルをクッキーで挟んだようなお菓子で、包みに描かれている親子のリスがなんとも愛くるしい。口に含むと、ネットリとしたソフトな食感と生キャラメルのリッチな風味を感じる。また、大きめのクルミのザックリとした歯ごたえがとても良いアクセントになっている。さらに、一口サイズの大きさや絶妙な甘さも良く、コーヒーとの相性もピッタリ。
 ちなみに、三越まで行けない方は、下記の鎌倉紅谷オンラインショップでも購入が可能なので、こちらから購入していただきたい。(2015年11月追加)

小樽店のみで購入可能に
小樽洋菓子本舗 ルタオ Le TAOの
   「ガトー アマンド フロマージュ」

 「小樽洋菓子本舗 ルタオ」は「ドゥーブルフロマージュ」で一躍全国区になった小樽の有名スイーツ店。しかしながら、実際は北海道のスイーツ会社ではなく、地域に根ざした菓子ブランドを作って全国展開している鳥取県米子市の「寿スピリッツ」の別ブランドなのである。  この「ガトー アマンド フロマージュ」は、いつもグルメ情報を提供してくれる斗南病院の阿部先生から教えていただいた新商品。現時点では、ルタオのネットショップでも販売 されておらず、JR札幌駅直結の「ルタオ大丸札幌店」と千歳の「ドレモ ルタオ(新千歳空港の直営店では販売していない)」、小樽の「ルタオ パトス」と「ルタオ プラス」、「エキモ ルタオ(JR小樽駅前)」の5店舗でしか販売されていない超レアアイテムなのである。
 この商品は、焦がしバターとアーモンド風味が特徴の「フィナンシェ」にナチュラルチーズ風味を加えた焼き菓子である。甘さ控えめで、中がシットリとしており、適度な塩味が何とも言えない美味しさ。南仏やスペイン、ニューワールドワインなどの華やかなフルボディーワインや蒸留酒などと一緒にいただいても美味しく、まさに大人のお菓子である。(2015年9月追加)

【ルタオ大丸札幌店】
中央区北5条西4丁目7 大丸札幌店 地下1階ほっぺタウン  
電話番号:011-828-1166
定休日:無休
営業時間:10時〜20時
予算:1620円(8個入り)
アクセス:JR札幌駅から直結
最寄りのランドマーク:JR札幌駅
お勧めポイント:限定発売のチーズ風味の大人のフィナンシェ

「じゃがポックル」と「いもまめ」

 かつて、「じゃがポックル」を2005年度版札幌グルメバイブルで紹介したときには、ブレイクしそうな予感があったが、果たして、今では誰もが知るお土産アイテムとなった。「じゃがポックル」は「じゃがりこ」と同様にスティック状のジャガイモ菓子である。「じゃがりこ」に比べると歯触りが独特で、皮付きのジャガイモを使用しているためか、ジャガイモの香りがより強く感じられる。例えて言うならば、フライドポテトをフリーズドライにしたような感じで、食感が軽く、オホーツクの焼き塩の塩加減も絶妙である。あまりの人気ぶりに現在でも生産が追いつかず、購入制限を設けているお土産品店も多い。北海道限定品であるため、全道のどこのお土産品店でも購入が可能。しかし、新千歳空港2階にある直営店 「Calbee(→ 札幌グルメバイブル・新千歳空港の頁を参照)」 では、「じゃがポックル」の限定三色芋バージョン「いも小町」を販売しているため、「じゃがポックル」は販売されていない。
 「いもまめ」は、北海道産ジャガイモのポテトチップスと北海道産枝豆をミックスさせたお菓子。ポテトチップスは堅揚げの醤油味なので、サクッと味が濃くて美味しい。枝豆とポテトを同時に頬ばると、ジャガイモと枝豆の香りが混じり合い、ビールのつまみとして最高である。
 この他に、「いも子とこぶ太郎」や「とうもりこ」、「ぽてコタン」、「ジャガJ」などの面白そうなCalbee製品もあるが、これらはいずれもイマイチで、お勧めするほどのものではない。(2014年3月追加)

新千歳空港ターミナル2階
予算:じゃがポックル(6袋入り)540円、(10袋入り)864円
お勧めポイント:北海道産ジャガイモを使った人気のジャガイモ菓子

ゃがポックル」左が10袋入り、右が6袋入り

小さなパックに小分けされている

「いもまめ」

「いも子とこぶ太郎」は塩味で薄味のポテトチップス

「とうもりこ」は、やや甘めのトウモロコシのスティック菓子

タマネギとジャガイモを使ったお菓子「ぽてコタン」

徳光珈琲 TOKUMITSU COFFEE

 「徳光珈琲」は石狩市にある有名コーヒー店。しかしながら、石狩市の住宅街にあるので非常に分かりにくく、札幌からのアクセスも悪い。なので、今回は札幌市内にある「大通店」と「円山店」の2店を紹介する。「大通店」は真新しい「大通ビッセ」ビルの2階にあり、併設されたカフェは天井が高くシンプルなインテリア。「円山店」はワインで有名な「エノテカ」のすぐ隣にあり、カフェは若干狭めだ。両店には「さっぽろビッセブレンド」や「円山オーガニック」、「円山ビター」など、その店でしか買えないスペシャルブレンドがある。
 全体的にこの店の豆は、どれも半端なくレベルが高い。恐らく、北海道ナンバーワンのコーヒー豆販売店であろう。また、北海道の名だたるシェフたちにも認められ、様々なレストランで使用されている。今回は9月から10月にかけて販売されていた両店のコーヒー豆を全てテイスティングしたので、その中から選りすぐりの豆をお勧め順に紹介したい。
 「エチオピア イルガチェフェ村 ナチュラル シティーロースト」は、桃やトロピカルフルーツにも似た複雑なフルーツ香と酸味が鼻腔に広がる。その何とも言えない華やかな香りが心地よい。「エチオピア イルガチェフェ村 ウォッシュ シティロースト」も似てはいるが、同じエチオピアでもこうも違うのかと思わせる味と香り。こちらの方が圧倒的に重厚感があり、カカオの風味が前面に押し出ている。酸味やフルーツ香もほどほどあり、バランスの良いこちらの方が万人受けすること間違いなし。「チョコ深ブレンド フレンチロースト」は、口に含むと深い香りと甘い香りが交叉するように鼻腔に広がる。確かにビターチョコのようなカカオのニュアンスも感じられ、酸味も抑えられていてバランスが絶妙。期間限定だった「プレミアムブレンド ハイロースト」は、パナマ・ゲイシャ種を贅沢にブレンドしたもの。ゲイシャ特有の華やかな柑橘系の酸味を感じ、フルーツ香やアフターも十分。これでもう少し値段が安ければ最高なのだが。期間限定にせず、また販売してほしい逸品である。「インドネシア フレンチロースト」は、口に含むと柔らかなプラムのようなフルーツ香と柔らかな酸が・・・。何て繊細な香りなのだろう!!インパクトこそないが素晴らしいフレーバーだ。「ケニア フレンチロースト」は、華やかな花の香りと柔らかな酸味。フレンチローストだからこそ引き出せた美味しさである。「はなやかブレンド シティロースト」は、フルーツ香というよりも花に近い妖艶な香りがする。苦みや酸味が少なく実にバランスいい。
 遠方にお住まいで是非購入してみたいという方は、下記アドレスのウェブストアからも宅配購入できるので、是非試してみてほしい。(2014年12月追加)

【大通店】
中央区大通西3丁目 大通ビッセ2階  
電話番号:011-281-1100
定休日:年中無休(年末年始のみ休み)
営業時間:10時~20時
予算:チョコ深ブレンド(200g)1080円
アクセス:地下鉄大通駅直結
最寄りのランドマーク:札幌グランドホテル
お勧めポイント:香り豊かな素晴らしいコーヒー豆を購入できる

【円山店】 
中央区大通西25丁目1-2 ハートランド円山ビル1階  
電話番号:011-699-6278
定休日:年中無休(年末年始のみ休み)
営業時間:10時~20時
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅5番出口横
最寄りのランドマーク:マルヤマクラス

大通店

大通店のカフェ

エノテカの左隣です

円山店

円山店のカフェに併設したショップ

丸美珈琲店 大通本店

 2003年にドイツのケルンで開かれた「ワールドカップテイスターズチャンピオンシップ」で第3位となった後藤さんがオーナーのコーヒー店。店内は右側にカフェが、そして左側にはコーヒー豆や器具、焼き菓子などを販売するショップがある。店内は天井が高く開放感があり、純喫茶店のようなクラシックな趣のインテリア。
 今回、数ヶ月間かけて冬〜春に販売されていたコーヒー豆のほとんど(コンテスト入賞豆などの特別な豆を除く)を試してみた。その結果、僕が一押しのコーヒー豆は5つ。まずは、この店を代表する「丸美ブレンド」。グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルを用いたブレンドである。ブルーマウンテンのような適度な酸味と果実香のハーモニーが素晴らしく、アフターも十分感じられる。「ホンジュラス・サンティアゴ プリングラ・ラ・サバナ農園」は、口に含むとフルーティーな香りが口いっぱいに広がる。そのため、しっかりとした酸味も然程気にならなく、むしろ甘みさえ感じられる。完璧とまでは言えないが僕好みの味である。「エルサルバドル・アラドナ農園」は、口に含むと柔らかい酸味とフルーツ香が一気に広がる。カカオ香も感じられるが、全体的にはスッキリとしていてアフターはそれほど強くなく、酸味が好きな方にはかなりお勧めである。「エクアドル・セルビオ パルド」は、柔らかな酸味とフルーツ香が特徴。突出したところがないものの、ブルーマウンテンのような絶妙なバランス。ベストパナマ2012年ナチュラル部門第4位の「パナマ・ロス ラホネス農園」は、これまで味わったことのないような複雑な香りがする。ほんのりと品のある酸に、パンや桃、トロピカルフルーツ、ナッツ、カカオなどの香りが重なり合うように感じられる逸品。
 さらに一押しではないが、比較的お勧めできるのは3つある。「ケニア」は初めにスッキリとした酸味を感じ、アフターは短いものの、桃や柑橘系のような香りが広がる。「マンデリン・ゲガラン農協」は、溢れるフルーツ香とカカオの風味が特徴で、スッキリと柔らかい酸味が感じられる。「コロンビア・パレスティナ」は、力強い香りと程よい酸味、フルーツ香などが感じられ、強烈なインパクトこそないがバランスが良くていい。
 この店では焼き菓子も販売しており、これもなかなか悪くない。人気の「カナダ産メープルシロップのフィナンシェ」は、シットリとしていてメープルシロップとバターの香りがいい。表面のアーモンドとメープルシュガーバニラのカリッとした食感が何とも言えない。しかしながら、僕の1番のお勧めは「メープルシュガーのガレット」である。パイのような香ばしさと、甘さ控えめな生地とカーシュナッツのホロッと崩れる食感が何とも言えない。
 この本店では 「工房 横井珈琲(→ 札幌グルメバイブル・お土産の頁を参照)」 同様に、スタッフによる珈琲教室(受講料1000円)も開催している。「丸井今井 札幌本店」の地下食料品売り場にも販売店があり、こちらの方がコンテスト豆などを含めた豆の種類が本店よりも多い。ちなみに、専門学校の講師などで多忙な店主の後藤さんは、いつも店にいるわけではないようだ。(2014年5月追加)

中央区南1条西1丁目2番地  
電話番号:011-207-1103
定休日:無休
営業時間:【月曜〜土曜】8時〜20時、【日曜・祝日】10時〜19時
予算:丸美ブレンド(100g)540円
アクセス:地下鉄大通駅・32番出口を出て左折する。すぐに南1条通りの交差点を左折し、「縁」を過ぎたらすぐ左側。大通駅より徒歩2分。
最寄りのランドマーク:札幌丸井今井本店・大通別館
お勧めポイント:世界大会入賞経験を持つ店主が営むコーヒー店

北の和菓子 四代 嘉心

 円山にある人気の和菓子店。この店の一番のお勧めは、何と言っても「づくめ団子」。蓋を開けると一瞬何?と思うようなビジュアルがいい。摺った黒ゴマと和三盆の粒で満たされた真っ黒な粒の中を掘り起こすと、中から串に刺さった団子が5本出てくる。通常の黒胡麻ペーストの団子とは異なり、煎った黒胡麻の香りとザラッとした粒々の食感が格別だ。また、和三盆を使用しているため、甘さも丁度良く品のある甘さである。食べた後にはかなりの胡麻粉が残るので、それを料理で利用できるようレシピも添えられている。さらに、通年で売られているもう一つのお勧めは「くるみゆべし」である。これは“きび団子”の中にクルミが入ったような餅で、ほんのりと感じられる醤油風味と良く合う。医局秘書の小野江さんのお勧めは「大島万十」。ネットリとした黒糖生地の食感は確かに魅力的ではあるが、僕的には漉し餡の小豆の風味が物足りないと感じられ、「雪舞」の方が良かった。
 ちなみに、「上生菓子」や「きんつば」、味噌風味の「北辰月」、生キャラメルのようなミルク餡の「酪遊菓」、胡麻餡の「胡麻小鼓」などはいずれも僕の好みではなかった。また、季節限定の菓子では、春の「わらび餅」は食感、きな粉の風味ともに良くなかったが、冬季限定の「冬のぷりん」は酒粕風味なので好みがかなり分かれると思うが、滑らかな食感も良く、もしも和食店のデザートとして出てきたら、かなり客受けする味であろう。(2014年4月

中央区南2条西20丁目2-20  
電話番号:011-623-0185
定休日:月曜、第2火曜(定休日が祝日と重なる場合には変更になることも)
営業時間:10時〜18時
予算:づくめ団子650円
アクセス:地下鉄東西線・西18丁目駅1番出口を出て大通を西へ(右へ)進む。「ASPIREビル」、「ホンマ矯正歯科」のある西20丁目の交差点を左折して、さらに次の信号を右折して南1条通(裏参道)を進む。2本目のT字路を左折するとすぐ左側。
最寄りのランドマーク:ASPIREビル、ホンマ矯正歯科
お勧めポイント:名物の「づくめ団子」が美味しい和菓子店

づくめ団子

くるみゆべし

大島万十

雪舞

季節の上生菓子

北辰月

きんつば

わらび餅

酪遊菓

胡麻小鼓

冬のぷりん

ジャッキーペッパー 旭ヶ丘店

 旭ヶ丘の「西友」前にある昭和の香り漂うステーキ店。この店のステーキは値段の割には美味しいが、僕のお勧めはステーキやハンバーグなどの料理メニューではなく、実はテイクアウト用の「ドレッシング」と「ステーキソース」である。
 オレンジ色をしたドレッシングは、フレッシュな擦り玉葱がタップリと入ったもの。日持ちはそれほどしないものの、冷やしてパリッとさせた生野菜にかけて食べると最高に美味しい。それほど野菜好きでない方でも、今まで以上に美味しく生野菜を食べることが出来るはず。
 ステーキソースはガーリック味の醤油ベースの和風ソースで、どんな肉にもマッチするベストアイテムである。恐らく、現在札幌で入手可能なステーキソースの中でもトップレベルの美味しさで、医局バーベキューや御用納めパーティーなどの際にも好評を博している。もちろん、我が家の冷凍庫にも常備されており、焼きたての牛肉をこのソースにつけて食べると、我が家のステーキもたちまちプロの味に変身する。(2013年12月追加)

中央区南7条西24丁目5-12  
電話番号:011-563-9441
定休日:水曜
営業時間:11時半〜21時
予算:ドレッシング400円、ステーキソース350円
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅4番出口を出て右、大通を進み、西25丁目の信号を右折して南へ向かう。「愛育病院」、「信広寺」を過ぎると、「SEIYU」や「ツルハドラッグ」の看板が見えてくるが、その手前「北洋銀行」隣の角にある。地下鉄東西線円山公園駅より20分。
最寄りのランドマーク:西友旭ヶ丘店、北洋銀行
お勧めポイント:お土産用のドレッシングとステーキソースが最高に美味しい

フーズバラエティ すぎはら

 北1条宮の沢通の北海道神宮前から少し入った小路にあるスーパー。この近くに20年以上住んでいるが、実は全国ネットのテレビ番組を見るまで、この店の存在を全く知らなかった。外観はよくある田舎のスーパーといった冴えない感じであるが、全国的に知られた知る人ぞ知るスーパーなのである。店内に入ると、次々と興味をそそる品々が目に付く。特に、野菜類の品揃えが素晴らしく、食べ物に詳しい僕でも初めて目にする野菜もあった。7月~8月には、様々な北海道産トマトやミニトマトがラインナップされる。特に、夏野菜のほとんどが北海道産で、甘みの強い「紫ニンジン」や「ホワイト茄子(鷹茄子)」、レタスの王様「ブーケレタス」、食用の「フルーツほおずき」の他、山形県産「殿様だだちゃ豆」や桃にマンゴーを足したような味の「黄金桃」などもあった。また、野菜の他にも、十勝帯広らーめんの「棒らーめん」や沖縄製粉の「サーターアンダギーミックス」、小豆島の「オリーブサイダー」、スコーンには欠かせない英国の「ダブルデボンクリーム」などといったマニアックなものも。さらに、北海道恵庭市寺田牧場「みるくのアトリエ」のモッツァレアチーズや大分県湯布院温泉の有名旅館「山荘 無量塔(むらた)」の粒マスタードなどといった食材などがあるところが凄い。特に、「みるくのアトリエ」のモッツァレアチーズは、モチモチとした食感が面白く、塩コショウにエクストラバージンのオリーブオイルをかけて食べたらもう最高。いつもと違う素材を入手したいと思っているこだわりの方に、是非お勧めしたいスーパーマーケットである。なお、全国宅配や午後2時までの受付で、札幌4区(中央区、西区、手稲区、豊平区)への即日配達なども行っている。また、取り寄せてほしいものの、リクエストオーダーも可能である。(2012年8月追加)

●中央区宮の森1条9丁目3-13  地図 
電話番号:0120-202447
営業時間:10時~19時半 
定休日:日曜 
予算:「みるくのアトリエ」のモッツァレアチーズ680円、「山荘 無量塔(むらた)」の粒マスタード1050円 
最寄りのランドマーク:北海道神宮 
アクセス:中心部から北1条宮の沢通を西へ進む。左に北海道神宮の鳥居がある階段が見えたら、カーブにさしかかる手前向かい側に黄土色のマンションが見えるので、斜め右に曲がるとすぐ右側。 
お勧めポイント:全国的にも知られたスーパーマーケット

円山坂下 宮越屋珈琲 本店

 円山エリアにある北海道最大の珈琲チェーン店の本店。この円山坂下にある本店の他に、札幌市内や新 千歳空港(→ 札幌グルメバイブル・新千歳空港の頁を参照) 、さらに 東京(→ 銀座グルメバイブル・喫茶の頁を参照) などを含めて現在は計26店舗がある。
 本店の1階にはカウンター席と大きな焙煎室があり、2階にはテーブル席がある。ホットコーヒーは、「ストレート」、「ブレンド」ともに、“スタンダード”、“粗挽き(強め、普通、弱め)”、“デミタス(濃厚)”の3つのスタイルから入れ方を選ぶことができる。挽いた豆はネルドリップで丁寧に落とされ、それを供するカップの種類も豊富だ。しかしながら、香りを楽しむ珈琲店であるにもかかわらず、店内が禁煙でないのが残念である。
 今回、本店と札幌駅パセオ店で購入できた珈琲豆の全てを味わってみたので、この中から僕のお勧めを紹介したい。試したブレンドは、「フレンチ」、「マイルド」、「ヨーロピアン」、「ソフト」、「イタリアン」、「カントリー」などの6種類、ストレートは9種類である。
 ブレンドの一押しは「イタリアンブレンド」。杏仁のように妖艶かつフルーティーな香りと長時間続く余韻。そして、ハイローストが醸し出す絶妙な苦み。ハイローストなのでほとんど酸は感じないが、それでもバランスはいい。もう一つのお勧めは「フレンチブレンド」。華やかな香りとほんのりとした甘み。ダークチョコを思わせるようなカカオの余韻。さらに、「ヨーロピアンブレンド」も、ファーストアタックがほんのり甘く、桃のような様なフルーツ香と絶妙な酸味と苦み。まさにブレンドのお手本とも言うべきバランスがいい。
 ストレートの一押しは「グアテマラ」。重厚感のあるフルーツ香。酸も少なく、ハイローストによる苦みも絶妙。このポテンシャルを引き出すには、通常の1.5倍くらいの濃めに抽出するのがお勧め。もう一つお勧めするなら「コスタリカ」。口に含むと甘く、杏仁のようなフレーバーが押し寄せ、アフターが長く続く。ハイローストながら苦みや酸味のバランスがとても良い。(2015年4月追加)

中央区南2条西28丁目1  
電話番号:011-641-7277
定休日:無休
営業時間:10時〜24時
予算:イタリアンブレンド500円、グアテマラ450円/各100g
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅6番出口をでて、「マルヤマクラス」前の大通を通って円山公園へ向かう。「ケンタッキーフライドチキン」の交差点を左折し、すぐに南1条(裏参道)を右折するとすぐ(札幌リラベル教会の隣)。
最寄りのランドマーク:マルヤマクラス、札幌リラベル教会
お勧めポイント:ハイロースト系が美味しい自家焙煎の珈琲店

ガラスケースの奥に見えるのが、広い焙煎室

2階へ上がる階段

1階カウンター席

「チョコブラウニー」はまあまあ。「チーズケーキ」の方が美味しい。

この日購入した珈琲豆

丸美珈琲店 大通本店

 2003年にドイツのケルンで開かれた「ワールドカップテイスターズチャンピオンシップ」で第3位となった後藤さんがオーナーのコーヒー店。店内は右側にカフェが、そして左側にはコーヒー豆や器具、焼き菓子などを販売するショップがある。店内は天井が高く開放感があり、純喫茶店のようなクラシックな趣のインテリア。
 今回、数ヶ月間かけて冬〜春に販売されていたコーヒー豆のほとんど(コンテスト入賞豆などの特別な豆を除く)を試してみた。その結果、僕が一押しのコーヒー豆は5つ。まずは、この店を代表する「丸美ブレンド」。グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルを用いたブレンドである。ブルーマウンテンのような適度な酸味と果実香のハーモニーが素晴らしく、アフターも十分感じられる。「ホンジュラス・サンティアゴ プリングラ・ラ・サバナ農園」は、口に含むとフルーティーな香りが口いっぱいに広がる。そのため、しっかりとした酸味も然程気にならなく、むしろ甘みさえ感じられる。完璧とまでは言えないが僕好みの味である。「エルサルバドル・アラドナ農園」は、口に含むと柔らかい酸味とフルーツ香が一気に広がる。カカオ香も感じられるが、全体的にはスッキリとしていてアフターはそれほど強くなく、酸味が好きな方にはかなりお勧めである。「エクアドル・セルビオ パルド」は、柔らかな酸味とフルーツ香が特徴。突出したところがないものの、ブルーマウンテンのような絶妙なバランス。ベストパナマ2012年ナチュラル部門第4位の「パナマ・ロス ラホネス農園」は、これまで味わったことのないような複雑な香りがする。ほんのりと品のある酸に、パンや桃、トロピカルフルーツ、ナッツ、カカオなどの香りが重なり合うように感じられる逸品。
 さらに一押しではないが、比較的お勧めできるのは3つある。「ケニア」は初めにスッキリとした酸味を感じ、アフターは短いものの、桃や柑橘系のような香りが広がる。「マンデリン・ゲガラン農協」は、溢れるフルーツ香とカカオの風味が特徴で、スッキリと柔らかい酸味が感じられる。「コロンビア・パレスティナ」は、力強い香りと程よい酸味、フルーツ香などが感じられ、強烈なインパクトこそないがバランスが良くていい。
 この店では焼き菓子も販売しており、これもなかなか悪くない。人気の「カナダ産メープルシロップのフィナンシェ」は、シットリとしていてメープルシロップとバターの香りがいい。表面のアーモンドとメープルシュガーバニラのカリッとした食感が何とも言えない。しかしながら、僕の1番のお勧めは「メープルシュガーのガレット」である。パイのような香ばしさと、甘さ控えめな生地とカーシュナッツのホロッと崩れる食感が何とも言えない。
 この本店では 「工房 横井珈琲(→ 札幌グルメバイブル・お土産の頁を参照)」 同様に、スタッフによる珈琲教室(受講料1500円)も開催している。「丸井今井 札幌本店」の地下食料品売り場にも販売店があり、こちらの方がコンテスト豆などを含めた豆の種類が本店よりも多い。ちなみに、専門学校の講師などで多忙な店主の後藤さんは、いつも店にいるわけではないようだ。(2014年5月追加)

中央区南1条西1丁目2番地  
電話番号:011-207-1103
定休日:無休
営業時間:【月曜〜土曜】8時〜20時、【日曜・祝日】10時〜19時
予算:丸美ブレンド(100g)540円
アクセス:地下鉄大通駅・32番出口を出て左折する。すぐに南1条通りの交差点を左折し、「縁」を過ぎたらすぐ左側。大通駅より徒歩2分。
最寄りのランドマーク:札幌丸井今井本店・大通別館
お勧めポイント:世界大会入賞経験を持つ店主が営むコーヒー店

佐藤珈琲

 宮の森の住宅街にある素敵なカフェ。店内はロフトのようにガランとしており、大きなTANNOYのスピーカーから流れるクラッシック音楽とウッディなインテリアが大人の雰囲気を醸し出している。自家焙煎されたコーヒーは、どれも香り高く美味しい。特に、深入りのストロングタイプコーヒー「胡桃」は、複雑な香りがよくお勧めである。しかし、僕がこの店に惹かれるのは、コーヒーだけでなく、デザートが他のカフェとは比較にならないくらい美味しいことである。特に、ラズベリーソースがかかった「レアチーズケーキ」は、デザート専門店と間違うくらいの美味しさ。他に「ティラミス」も悪くない。これで禁煙であれば、行きつけの店にしたいくらいの魅力的な店だ。(2013年11月更新)

中央区宮の森1条6丁目5-15 宮の森ビル1階  
電話番号: 011-688-6697 
営業時間:10時~19時(土日・祝日は10時~21時) 
定休日:不定休 
予算:胡桃500円、レアチーズ(飲み物+)200 
アクセス:地下鉄東西線・西28丁目駅2番出口を出て左(西)方向へ。右に「東光ストア」、左に「セイコマート」を見ながら進み、しばらく行くと、道がやや右側にカーブし、Y字路の信号が見えるので、その角。西28丁目駅から徒歩6分。 
最寄りのランドマーク:東光ストア 
お勧めポイント:コーヒーもスイーツも美味しい

ファビュラス FAbULOUS

 大通バスセンター近くにあるリノベーションカフェ。この店の最大の売りはハイセンスなインテリアとバラエティに富んだフードメニュー。前は倉庫だったのだろうか?店内は天井が高く、ロフトのような独特の雰囲気。家具も新しく統一性のあるものではなく、中古家具やアンティーク家具を使用しているため、全てバラバラで味わいがある。また、店の奥には食器や洋服、版画などを販売するショップも併設されている。 
 コーヒーなどのドリンク類は種類が豊富で味もそれ程悪くはないが、お勧めと言うほどのレベルではない。一方、スイーツやパスタなどのフードメニューはお勧めである。スイーツのお勧めは、サッパリとしていながらコクがある「ベイクドチーズケーキ」とシットリとした「生ショコラ」。フードメニューのお勧めは、「ジェノベーゼパスタミートソースがけ」と「旬野菜のキッシュ」。特に「旬野菜のキッシュ」は、生地がサクッとしていて卵とチーズの香りがいい。店のお勧めの「ラム肉と野菜の洋風グリルライス」は味自体は美味しいものの、肉が固くて微妙だ。もう一つのお勧めの新メニュー「熟成ビーフシチュー」もごく普通でむしろ「ファビュラス熟成ハヤシライス」の方が良かった。さらに、かつて人気のあった「アメリケーヌ海老カレー」は現在はやっていないようだ。 
 人気店のため、ランチタイムはかなり混み合うが、その時間帯を除けば比較的入りやすい。それにしても居心地が良く、ついつい長居してしまいそうな素敵なカフェである(2013年7月追加)。

中央区南1条東2丁目3-1 NKCビル1階  
電話番号:011-271-0310
定休日:無休 
営業時間:11時〜23時 
予算:ベイクドチーズケーキ540円、旬野菜のキッシュ540円 
アクセス:地下鉄東西線・バスセンター前駅3番出口を出て、大通を「札幌テレビ塔」や「大通バスセンター」と反対方向へ進む。最初の信号を右折するとすぐ右側。バスセンター前駅より徒歩2分。 
最寄りのランドマーク:札幌テレビ塔、大通バスセンター 
お勧めポイント:ハイセンスなインテリアのロフト風カフェ

 
 

森彦、アトリエモリヒコ

 札幌のカフェの中でも今や指折りの有名店となった「森彦」は、現在7店舗からなる。円山公園近くの本店「森彦」は、古民家を利用した独特の雰囲気。雑貨店が併設された南一条電車通り沿いの2号店「アトリエモリヒコ」は、スタイリッシュでアクセスの良さが魅力。これら2店舗とコンセプトが異なるサッポロファクトリー前の3号店「D×M」は、ドーナッツの香りが立ちこめるカフェプレス式コーヒー(エスプレッソやカフェラテなど)がメインのロフト風カフェ。
 「D×M」以外のホットコーヒーは基本的にネルドリップで供され、特に深煎りのブレンド「フレンチ」は、香り、コク、苦み、酸味のバランスが際立っていて美味しい。浅煎りブレンドの「マイルド」や人気の「深モカ」よりもお勧めだ。ケーキなどのデザート類は「D×M」のパティシエが作っているとのことだが、中でもチーズケーキ「ガトーフロマージュ」は、甘さが抑えられてコーヒーとの相性がいい。3店舗の中でも、4台の駐車場がある「アトリエモリヒコ」は比較的空いていて便利。「D×M」のドーナッツは、パンタイプとケーキタイプの2種類があり、ミスタードーナッツよりも生地の密度が高い。お勧めは、アマンダ、マメ、ベリー、マラケシュ。

●森彦 本店   
中央区南2条西26丁目2-18 
電話番号:011-622-8880
営業時間:【平日・祝日】11時〜21時、【土曜・日曜】10時〜21時半
定休日:無休
予算:ブレンド(フレンチ:カップ)550円、ガトーフロマージュ400円(ケーキとセットでコーヒーは50円引きとなるが、土日祝日にセットにすると、コーヒーはフレンチとマイルドの2種しか選べない) 
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅4番出口を出て、南の裏参道側へ進む。少し右へずれながら南へ向かう道を進み、T字路を過ぎると正面にマンション見え、一見行き止まりに思える交差点を右折。細い道を進むと右側に見える赤い屋根の白い一軒屋。地下鉄東西線円山公園駅から徒歩5分。

coffee square do

 薄野のはずれにひっそりと佇むコーヒー店。やや暗めで落ち着いた雰囲気の店内は、この辺りの店とは思えない良い感じ。豆は自家焙煎でなく、宮越屋の豆を使用している。僕の好みはストロングタイプの「フレンチブレンド」だが、ネルドリップで抽出される日替わりのストレートコーヒーも香り高く旨い。何より、自家製ケーキが充実している点がいい。敢えて欠点を言えば、タバコを吸う客が多いのと換気が悪いこと。できれば禁煙にしてほしいなあ。

中央区南8条西1丁目3-28   
ハビターエイトビル1階 
電話番号:011-521-4225
営業時間:11時~23時 
定休日:無休(年始を除く) 
予算: フレンチブレンド550円 
アクセス:地下鉄南北線中島公園駅1番出口を出て、ローソン側へ信号を渡る。渡ったら右方向へ進み、「アートホテル」前の信号をホテル側に渡ってホテル奥の通りへ左折すると次の角。地下鉄南北線中島公園駅から徒歩6分。

セ・ボー・エ・ボン C’est BO et BON

 2016年9月にオープンしたスイーツ店。西25丁目通りの裏通りに面したマンションの1階にあるため、偶然通りがかるということはまずない店だ。また、駐車場はあるものの、冬期は道幅が極めて狭く、車で行くのに躊躇してしまうかもしれない。
 店の前の駐車場に駐め、ドアを開けると、そこは白を基調とした明るい店内。透明なガラスケースの中には色鮮やかなケーキやマカロン、そしてケースの上にはクロワッサンやブリオッシュなどの美しいパンが並ぶ。
 聞くところによると、オーナーパティシエである藤井さんは北見出身で、東京・青山の 「ピエール・エルメ パリ(https://www.pierreherme.co.jp)」 でスーシェフをしていたという。マカロンで有名な「ピエール・エルメ パリ」はフランスを代表する洋菓子店であり、フランス以外では日本を中心に世界展開している。「ピエール・エルメ パリ」と同様に、この店のマカロンも美味しいといえば美味しいが、僕のお勧めと言うほどのものではない。また、ケーキはどれも洗練はされてはいるものの、味の重層感がバラバラで調和していないので、こちらもお勧めではない。お勧めは、4種類あるクロワッサンのうちの「クロワッサン」と「クロワッサン・ショコラ」。この店のクロワッサンは外がカリッとしていて、かむと口の中に芳醇なバターの香りが広がる。このレベルのクロワッサンは、北海道では小樽の忍路にある 「Aigues vivesエグ・ヴィヴ(→ その他北海道の旨い店・小樽市を参照)」と、真狩村にある「ブーランジェリー ジンBoulangerie JIN(→ その他北海道の旨い店・真狩村を参照)」でしか味わったことがないくらい素晴らしい。もしも、クロワッサンだけで評価するなら3つ星店にしたいくらいの美味しさ。しかしながら、クロワッサンはこの店の人気アイテムなので、もしも確実に購入したければ、開店間もない午前中に訪れたい。さらに、もう一つお勧めしたいのが「ガレット・デ・ロワ」。クロワッサン同様、パイ生地がサクサクしており、スイートポテトのような優しいアーモンドクリームが甘過ぎず美味しい。(2017年1月追加)

中央区南7条西24丁目2−3 カルムマルヤマ1階  
電話番号:011-213-1065
定休日:火曜
営業時間:10時〜19時
予算:クロワッサン200円、ガレット・デ・ロワ(ワンホール)2500円
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅4番出口を出て右へ、大通を進み、西25丁目の信号を右折して南へ向かう。「愛育病院」、「信広寺」を過ぎると、左に「セイコーマート」が見えるのでその手前の信号を左折し、そして1つ目の交差点を右折すると右に見えるマンションの1階
最寄りのランドマーク:信広寺、セイコーマート旭ヶ丘店
お勧めポイント:ピエール・エルメ出身のパティシエが作る札幌ナンバーワンのクロワッサン

このマンションの1階です ココです 白を基調とした明るい店内 透明なガラスケースに入った色鮮やかなケーキやマカロン、そしてケースの上にはクロワッサンやブリオッシュなどの美しいパンが並ぶ お勧めの「クロワッサン」 外がカリッとしていて、かむと口の中に芳醇なバターの香りが広がる。このレベルのクロワッサンは、北海道では小樽の忍路にある「Aigues vivesエグ・ヴィヴ」や、真狩村にある「ブーランジェリー ジンBoulangerie JIN」でしか味わったことがないくらい素晴らしい。もしも、クロワッサンだけで評価するなら3つ星店にしたいくらいの美味しさ もう一つのお勧め「クロワッサン・ショコラ」 「クロワッサン・シュクレ」 ソーセージ入りの「クロワッサン・ソーシソン」 さらに、もう一つお勧めしたいのが「ガレット・デ・ロワ」 クロワッサン同様、パイ生地がサクサクしており、スイートポテトのような優しいアーモンドクリームが甘過ぎず美味しい マカロン全種類と「マドレーヌ」、「マドレーヌ・ミエル・エ・シトロン」。「ピエール・エルメ パリ」と同様、この店のマカロンも美味しいといえば美味しいが、僕のお勧めと言うほどのものではない クリスマスの名物「シュトーレン」 「Aigues vivesエグ・ヴィヴ」のシュトーレンのように、もう少し生地の美味しさを出してくれれば完璧なのだが・・・ 「ミルフィーユ・タヒチ」は、クリームがパイの美味しさを生かし切れていない キャラメル風味のクリームを使った「ミルフィーユ・エビス・フランボワーズ」もバランス悪し 熊本産の和栗を使った「モンブラン熊本」 和栗を生かすにはもっとシンプルで良いのでは? 「タルト・カフェ みちみち」 バルサミコバニラクリームとドライフルーツジュレの「モデナ」は微妙な味 「クレーム・キャラメル」 チョコレート・トリフのように濃厚な「アンタンス」も味のバランスが微妙 「ロン・サカバ」 「サバラン」や「ババ」のようなラム酒が効いたケーキだが、この種のケーキにしては意外と洗練された味がする 「シャン・ドウ・ラ・ネージュ・ケベック」は、メープルシロップベースの味に、ナッツ、ドライフルーツが入っている 「ノーブル」はカルダモン風味のクリームをのせたチョコケーキ 

ジェラテリア クレメリーチェ

 栃木県の「Gelateria 伊達いちご園」で修業した店主が、2016年7月にオープンした人気のジェラート店。北海道の新鮮な低温殺菌牛乳と全国の厳選素材を使用し、季節ごとに16種類のフレーバーが並ぶ。店内に入ると、左にイートインスペースがあり、右側にレジとジェラートのショーケースがある。まずは、レジでお金を支払い、希望のジェラートを注文する。
 この店のジェラートは、シットリと滑らかで軽く、甘さも丁度良い。どちらかと言えば、北広島の名店 「アルトラーチェ ARTLACZÉ(→ 札幌グルメバイブル・スイーツの頁を参照)」 のジェラートに近いイメージだ。
 この店の僕のお勧めは、「バナナ」と「ミルク」、「抹茶」、「フロマージュ」など。「バナナ」はバナナの濃厚さとミルクのバランスが良く、「抹茶」は香り高い。「ミルク」は想像通りの美味しさで、「バニラ」よりもピュアで良かった。「フロマージュ」は、クリームチーズのリッチな美味しさが何とも言えずクセになる。この他では、「レモンヨーグルト」はサッパリと爽やかで、夏には良いかも。「メロン」やコーヒー(名前は忘れたがエスプレッソだったかな?)は普通の美味しさで、「アールグレイ」や「チャイ」などの紅茶系はやや甘めだ。プラス50円の「ピスタチオ(ピスタッキオ)」はやや塩辛く、バランスが悪かった。
 ちなみに、この店では日本初となる「チョコレート・ディスペンサー」を売りにしている。要するに、蛇口からトロトロのチョコレートが流れ落ちる循環型の器械で、ビュッフェ(バイキング)でよく見かけるチョコレートファウンテンの改良版のようなもの。これをアイスクリームにかけてトッピングするわけだが、ジェラートそのものが美味しいだけにこれは不要だと思う。(2016年8月追加)

中央区南7条西25-3-1  
電話番号:011-200-999
定休日:木曜(祝日の 場合は営業)
営業時間:11時〜21時
予算:デュオ(2種)450円、トリオ(3種)500円
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅4番出口を出て右へ、大通を進み、西25丁目の信号を右折して南へ向かう。「愛育病院」、「信広寺」を過ぎると、左に「セイコーマート」が見えるので、その向かいの建物(つぼみ幼稚園の隣)
最寄りのランドマーク:信広寺、つぼみ幼稚園
お勧めポイント:南円山の美味しいジェラート店

西25丁目の通り沿いにありますここです入口を入って左側にあるイートインスペース右側にレジとジェラートのショーケースがあります本日のジェラートはこんな感じこれが日本初というチョコレート・ディスペンサー。蛇口からトロトロのチョコレートが流れっぱなしになっている循環型のマシンです

パンの店 アンジュ

 電車通りから少し入ったところにあるかわいらしいパン屋さん。この店はかつて札幌グルメバイブルに3つ星で掲載されていた店であるが、その後の改訂で取材する機会がなく、そのまま未掲載でいた店である。
 この店の人気はハード系パンで、とりわけ「バゲット」が人気である。以前取材したときには、外がカリッと香ばしい小麦の香りがして、中がシットリとモチモチした「バゲット」という風に表現した。しかし、今回改めて何度か食してみると、小麦粉を変えたのか?まず小麦が以前ほど香らず、モチッとした感じもそれ程感じられなかった。オーブンで温めてみても同様で、少しガッカリ。とは言っても一定レベル以上の美味しいパンであることには変わりない。
 僕のお勧めは「バタール」と全粒粉を使った小さめの「スコーン」。「バタール」と「バゲット」は基本的に同じハード系パンだが、「バゲット」は細く長いため、外のカリカリ感とした食感と小麦の香りを楽しみたい方向け。ズングリとした「バタール」は、モチモチした食感を楽しみたい方向けである。「スコーン」は、「プレーンスコーン」と「チョコスコーン」の2種類があるが、「プレーンスコーン」の方がお勧め。外がカリッと中がサックリシットリしていて、粒々の全粒粉の香りが感じられる。甘さも丁度良く、このレベルのスコーンには中々出会えない。「クロワッサン」もカリッとしてバターの香り豊かで美味しい。「パン・オ・オランジュ」は、クロワッサン生地の上にクッキー生地が載せられ、バターの香りとクッキー生地の歯ごたえが何ともいい。「ヌスボーゲン」はギザギザの奇妙な形をしたパンで、「パン・オ・オランジュ」より更に多くのクッキー生地が載っており、クロワッサン生地にヘーゼルナッツペーストが入っていてとても美味しい。2種類ある「リュスティック」は、どちらもカリッと香ばしくて深い味わいがある。「バターロール・レザン」は、まさにバターロールの王道を行くシットリ感とソフトタッチが何とも言えない。しかしながら、ネットで評判のアルザス地方のリング状パン「クグロフ」は普通で、特にコメントするほどのものではない。
 ちなみに、この店の最大の欠点は、店主1人で焼いているためか、全ての商品が一同に揃う時間帯がないことである。つまり、時間帯を選んで行かないと希望のパンを買えないのである。店員によると、人気の「バタール」や「バゲット」は、15時半〜16時頃に焼き上がるので、購入したい方は電話予約して夕方に来店すれば良いとのこと。また、ネット情報によると、午前中にクロワッサンやスコーン、昼過ぎに食パン、タルトなど、夕方に惣菜パンやバゲットやバタールが焼き上がるそうである。(2014年12月追加)

中央区南19条西14-2-7 仲通り南向き  
電話番号:011-563-0083
定休日:日曜・祝日
営業時間:9時〜19時頃(売切れ 次第閉店)
予算:バタール270円、バゲット270円、プレーンスコーン108円
アクセス:市電・ロープウェイ入口電停から徒歩1分
最寄りのランドマーク:市電・ロープウェイ入口電停
お勧めポイント:ハード系パンが人気の有名店

お勧めのバタール

リュスティック

バターロール・レザン

バゲット

ブーランジェリー カキザワ

 STVの近くにある小さなパン屋で、以前は「リヨンドール カキザワ」と名乗っていた店である。先月、「メルキュールホテル札幌」で食事をしたときに、出できたパンがとても美味しかったので「自家製ですか?」と尋ねてみると、実はこの店から購入しているとのこと。
 早速伺ってみると、失礼ながら、外観や店内の様子からは決して本格的で美味しいパン屋とは思えないような雰囲気。また、調理パンなども揃っていて、商店街などにありがちなパン屋なのである。しかしながら実際に食してみると、特に天然酵母と道産小麦を使ったハード系パンの出来が素晴らしく、それぞれが実に個性的な味わいなのである。例えば、昔風の呼び名で表示されている「フランスパン(バゲット)」は、天然酵母に由来するほんのりと酸味があり、実に小麦らしい心地よい香りがする。食べる前に軽くトースターで温め、バターを塗って食べると美味しい。
 中でも僕の一押しは「フロマージュ ブロード」と「ベーコン エピ」、「クルミ・レーズン・チーズ」、「スモークチーズ」など。「フロマージュ ブロード」はドライレーズンとカマンベールチーズが入った楕円形のハード系パンで、とても濃厚な味。「ベーコン エピ」は6つのポーションが繋がったハード系パンで、ベーコンとコショウの香りが食欲をそそり、噛めば噛むほど旨味が増す美味しさ。「クルミ・レーズン・チーズ」は四角い小ぶりのパンで、中の生地がフワッと柔らかくクリーミーなチーズとよく合う。「スモークチーズ」は香ばしいチーズの香りのハード系パンで、後からジンワリと美味しさがこみ上げてくる。
 調理パンは特に際立って美味しいものはないが、「ムーントースト」だけはかなりお勧めだ。食パンに目玉焼きをのせて焼いたありそうでなかった調理パンで、耳の部分がカリッとしていてマヨネーズ風味もベストマッチ。更に追加するとすれば、オレンジピールの香りがいい「オレンジピール・クランベリーとチーズパン」や焼きチーズの香りが良いハード系パン「チーズフランス」など。また、変わり種では、中に道産黒豆と餅が入った「塩豆大福」やマヨネーズゴボウが入った「ゴボウサラダチーズ」などもある。これらに対し、黒パンなどのライ麦系パンやシフォンケーキなどはイマイチで、お勧めできない。
 見た目や雰囲気はともかく、価格も良心的で、コストパフォーマンスに優れた素晴らしいパン屋である。しかも、平日の朝は8時から営業している点もマルである。それにしても、マスコミへの露出がないせいなのか見た目の雰囲気が良くないせいかは不明だが、店はいつも閑散としている。この店のポテンシャルを考えると、もっと評価されても良い店である。(2014年3月追加)

中央区北1条西10丁目 フラッツ北1条1階  
電話番号:011-261-4741
定休日:日曜・祝日
営業時間:8時〜18時半(土曜は8時半〜18時)
予算:フロマージュ ブロード252円、ベーコン エピ210円、ムーントースト157円
アクセス:地下鉄東西線・西11丁目駅4番出口を出て右へ進む。「ロイトン札幌」や「合同庁舎」のある北1条宮の沢通を右折。「一番堂」を過ぎた信号を左折するとすぐ左側。西11丁目駅から徒歩4分
最寄りのランドマーク:ロイトン札幌、合同庁舎
お勧めポイント:コストパフォーマンスが抜群な街中の美味しいパン屋

ブランジェリー ラ・フォンティヌ・ドゥ・ルルド

 宮の森の高級住宅街にひっそりと店を構える小さなパン店。天然酵母「ルヴァン」を使用したフレンチスタイルにこだわって作っているという。この店の女性店主と「ブーランジェリー ジン(→ その他北海道の旨い店・道央版を参照)」の店主・神さんは、共にザ・ウィンザーホテル洞爺の「オテル・ド・カイザー」で一緒に働いていたらしい。「オテル・ド・カイザー」と言えば、クロワッサンが有名である。この店のクロワッサンは、通常のものと全粒粉の2種類がある。しかし、何れもサクッと感やバターの香りに欠け、僕のお勧めではない。むしろ、僕がおすすめしたいのは「フィグ」、「ノア・レザン」、「セモリナ」、「イタリアン」、「ブリオッシュ・ブレッサン」、「クランベリー・ヘーゼルナッツ」、「パン・ドゥ・ミ」、「ドゥ・ミ・バゲット」など。
 特に、「フィグ」はトルコ産イチジクを使ったハード系パンで、1番のお勧め。「ノア・レザン」は、クルミとレーズン入りのハード系パンで、これも香りと甘さのバランスが良かった。「セモリナ」は中が黄色のパンで、シットリとした中に小麦の旨味がある。「イタリアン」は外がビスケットのようにカリッとしていて、何とも言えないシットリとした食感が味わえる。「ブリオッシュ・ブレッサン」はフワッサクッとしていてバターの香りが口一杯に広がる。これに洋梨がのった「ブリオッシュ・ポワール」ももちろん美味しい。「クランベリー・ヘーゼルナッツ」は甘みと酸味、カリッとした食感が絶妙なハーモニーを醸し出す。「パン・ドゥ・ミ」はいわゆる食パンであるが、通常のものと全粒粉で作られたものの2種類がある。お勧めは通常の方で、外がかなりカリッと焼かれているため、切ったときのザクッとした感覚が何とも言えない。また、中もフックラとしていて美味しい。「ドゥ・ミ・バゲット」は外の皮がパリッと香ばしく風味が豊か。
 また、この店ではアルザスで修行した真狩村在住の有名コンフィチュール(ジャムのこと)職人・MASAKOさんのコンフィチュールも販売している。季節によって種類が入れ替わり、この日販売されていた「ぶどう・ナイアガラ」と「りんごとバニラ」を購入してみたが、両品ともフルーツの凝縮感が半端なく凄かった。「ぶどうのナイアガラ」は、ぶどうのジュレをそのまま食べているような瑞々しさがいい。「りんごとバニラ」は甘みと酸味が程良く、シャリシャリとしたリンゴの果肉の食感が残されている。いずれもどちらかと言えば少し甘めなので好みが分かれるかもしれないが、是非一度パンと共に味わってみてはいかがだろうか。(2013年12月 追加)

中央区宮の森4条12丁目10-1
電話番号:011-616-2320
定休日:火曜と水曜
営業時間:平日10時〜18時、土日・祝日8時半〜18時
予算:フィグ230円、ノア・レザン240円、ブリオッシュ180円
アクセス:中心部から宮の森「札幌彫刻美術館」を目指し、その先を真っ直ぐ大倉山シャンツェ方向に坂を上る。「札幌彫刻美術館」より車で2分。
最寄りのランドマーク:札幌彫刻美術館
お勧めポイント:ハード系パンが美味しい

ブーランジェリー コロン(本店)

 マンションの1階にあるスタイリッシュなベーカリーショップ。この店は東京・世田谷の「シニフィアン・シニフィエ」が経営するショップである。若きシェフ・ブーランジェである高崎氏は、「ユーハイム」が経営している銀座・赤坂「ペルティエ」、銀座・日本橋の「フォートナム・アンド・メイソン」、丸ビルの「ユーハイム・ディー・マイスター」で経験を重ね、その後「ユーハイム」時代に彼の師匠であった志賀勝栄氏が立ち上げた「シニフィアン・シニフィエ」に参加し、この店をオープンさせた。
 外壁には大きめのガラスを使用しているため、店内は明るく、外からも中を見渡すことができる。この店のパンを一言で表現するなら、非常に洗練されているということ。甘み、塩味、小麦の香り、全てが絶妙なバランスなのである。また、北海道素材にもこだわっており、もちろん小麦は北海道産小麦を100%使用している。しかも、パンは自然酵母を使用し、低温で長時間発酵させて作られているのだ。
 店内には目移りするくらい多くのパンが綺麗に並べられている。その半分以上がハード系のパンで、多くのパンは小ぶりなスモールサイズ。今回は8月に販売されていたほとんどのパンを試食してみた。その中から僕のお勧めの商品をご紹介すると、まず、甘いパンの一押しは、クリームが円やかな「山中牧場クリームパン」とブランデーが香るドーナッツのような「ほろ酔いサヴァラン」。その他に、アーモンドのサクサク感が何とも言えない「クロワッサン・ノワゼット」やオレンジピールがアクセントになっている「メロンパン」、バターの香りがリッチなブリオッシュ生地の「シュクルカスター」などもいい。さらに、パンではないがデニッシュ生地の中にキャラメルカスタードが入った「シュー coron」もお土産として最高の逸品。それ以外のパンのお勧めは、「もっちリュスティック」というモチッとしたパンで、具材はオリーブ、(函館産)枝豆、インカの目覚め(8月にはなかった)などがいい。極めつけはレーズンやクルミ、クリームチーズが入った「カンパーニュ・フリュイ」で、「もっちリュスティック」と共にワインのお供にはピッタリ。さらに、外がカリッとした「焼きカレーパン」や「2種のオリーブパン」なども悪くない。それにしても、どのパンもハズレのない美味しさで、パン好きでない僕でも全種類を試してみたいと思わせた店である。(2013年9月追加)

中央区北2条東3丁目2-4 prod.23 1階  
電話番号:011-221-5566
定休日:火曜、年末年始
営業時間:9時〜18時半
予算:シューcoron 200円、カンパーニュ・フリュイ840円(スライスした小パッケージ270円)
アクセス:JR札幌駅南口・地下鉄さっぽろ駅を出て(手稲)北5条通を東へ進む。「東急百貨店」、「ベガスベガス」、「札幌ホテル モントレ」、「アメリカ屋漁具」を過ぎた次の信号(南への一方通行)を右折し、3つ目の信号の北東角。JR札幌駅南口・地下鉄さっぽろ駅から徒歩12分。
最寄りのランドマーク:東急百貨店、ベガスベガス、札幌ホテル モントレ、アメリカ屋漁具
お勧めポイント:クリームパンやメロンパンなどの甘いパンからワインにピッタリパンまでバラエティに富んだいろいろなパンが揃っている

フルーツケーキファクトリー 総本店

 札幌に10店舗を展開するフルーツタルトの専門店。静岡から全国展開するフルーツタルトの専門店「キルフェボン」にスタイルが似ており、大きな違いと言えばタルト生地くらい。この総本店には奥にカフェが併設さてており、店内でもタルトを味わうことが出来る。フルーツタルトの値段は高めだが、店内で飲み物とセットにすれば安く。タルト1つと飲み物で700円、タルト2つと飲み物で1000円なのである。飲み物では温かい「ロイヤルミルクティー」がお勧め。決して紅茶に深みがあるわけではないが、上にのっているホイップクリームとの組み合わせが美味しい。まずは入り口近くのショーケースでタルトを選び、奥のレジで会計するする。タルトはフルーツによってカスタードクリームと生クリーム、パイ生地とタルト生地を使い分けている。特に、「チョコバナナ」や「日向夏とヨーグルトのタルト」などの季節のフルーツタルトは、レギュラータルトよりも味に変化があって美味しい。なので、例えばレギュラータルトの1番人気「いちごのタルト」を食べるなら、春限定の「福岡産あまおうのタルト」の方を選ぼう。タルトはどれも甘さを抑えたクリームが美味しいものの、生地の香りや風味がイマイチなので、ぎりぎり1つ星といった感じである。ちなみに、レギュラータルトの中では、唯一「ブルーベリーのタルト」がお勧めできない。(2013年4月追加) 

中央区南1条西4丁目  
電話番号:011-251-0311
定休日: 無休 
営業時間:10時半〜21時 
予算:ケーキ1つと飲み物のセット700円、ケーキ2つと飲み物のセット1000円 
アクセス:地下鉄・大通駅10番出口を出て反対方向の「4丁目プラザ」と「TSUTAYA」のある交差点へ向かう。「TSUTAYA」交差点を右折するとすぐ右側。地下鉄・大通駅から徒歩1分。 
最寄りのランドマーク:4丁目プラザ、TSUTAYA
お勧めポイント:季節のフレッシュフルーツを使ったタルトが美味しい

HOKKAIDOミルク村
  (ミルク村SAPPORO本店)

 アイスクリーム(ソフトクリーム)とお酒のマリアージュをコンセプトにした店。かつて銀座にも支店があったが、現在は閉店してしまったので、もうここ薄野でしか味わえなくなった。ソフトクリームは凄く美味しいと言うほどのものではないが、とてもサッパリしていて、どこかしら「札幌 新倉屋本店」のソフトに似てなくもない。しかし、このサッパリ感が食べて飲んだ後に丁度良いのである。僕のお勧めは「Bセット シェルトワ」で、カップに入った ソフトクリームとお酒(蒸留酒やリキュール)が3種、そしてコーヒーとクッキーが付いてくる。ソフトクリームはもう1杯お代わり可能で、お酒の中で高価なものだけは追加料金を支払わなければならない。
 ソフトクリームに合わせるお酒は約100種類あり、追加料金を要するお酒の中には「ヘネシー・リシャール」や「レミーマルタン・ルイ13世」といった目が飛び出るほどの高価なコニャックも。僕のお勧めの酒は「どんぐり」や「テキーラ」、「ブラックベリー」などであるが、実はサービスで付いてくる「紅茶」のリキュールが最も美味しい。食べ方はまずはスプーンでソフトクリームをすくい、そこに小さなスプーンですくったお酒をかけて食べる。お酒によって味が次々と変化するため、飽きることなくいくらでも食べられ、気がつくとソフトをお代わりしているのである。ちなみに、昼からも、そして日曜日も営業している。行列が出来る人気店なので、必ず電話で予約して行くことをお勧めする。(2013年4月追加)

中央区南4条西3丁目7−1 ニュー北星ビル6階  
電話番号:011-219-6455
定休日:月曜 
営業時間:12時〜23時 
予算:Bセット シェルトワ1390円 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅1番出口の階段を上り、出たら「ケンタッキーフライドチキン」とは反対方向の薄野交差点へ向かう。薄野交差点を左折すると「すしざんまい」が見えるので、その隣のビル。南北線・すすきの駅から徒歩1分。 
最寄りのランドマーク:地下鉄南北線・すすきの駅1番出口、北海道すしざんまい 
お勧めポイント:お酒とソフトクリームのマリアージュが楽しめる店

クィーンズ ソフトクリームカフェ

 エスタの最上階にあるソフトクリーム店。この店のソフトは、小樽の近くの赤井川村にある“山中牧場”の牛乳を使用したもの。山中牧場のミルクを使用したソフトクリームは、 「札幌ミルクハウス本店(→ 札幌グルメバイブル・スイーツの頁を参照)」 が有名であるが、この店のソフトもそれに負けないくらい美味しい。最もシンプルな「ソフトクリーム」がお勧めであるが、コーヒーを入れた「エスプレッソソフト」や小豆をトッピングした「あずきソフト」なども美味しい。さらに、山中牧場の牛乳も風味が良く濃厚で美味しい。しかしながら、「牧場プリン」は食感が悪くお勧めできない。もしも、同じ階にある「四川飯店」や「ら〜めん共和国」で食事を取った後に、デザートを食べたくなったら是非寄ってみては。(2013年4月追加)

中央区北5条西2丁目 エスタ10階  
電話番号:011-213-2603
定休日:無休(エスタに準ずる) 
営業時間:11時〜22時 
予算:ソフトクリーム250円(コーン、カップ)、山中牧場牛乳120円 
アクセス:JR札幌駅直結 
最寄りのランドマーク:JR札幌駅 
お勧めポイント:赤井川の山中牧場のソフトクリームが味わえる

ミッシュハウスと
     PARFAIT TERRACE

 札幌の藻岩山麓通にあるアイスクリーム店。JRの車内販売でこの店の“季節のアイスクリーム”が販売さているので、僕はいつも食べている。(3月現在は「さくらアイス」)。建物1階にアイスクリームショップ、2階には手作りパフェの専門店「PARFAIT TERRACE」がある。
 アイスクリームは1階のショップでわざわざ食べるほどではなく、お持ち帰り用や下記インターネットショップから購入出来るカップアイスでも十分美味しい。その中には「ご当地アイスグランプリ2012」で最高金賞を受賞したナッツのようなアイス「ひまわり」や甘じょっぱい「かに」などといった変わり種のアイスもある。僕のお勧めは、「PARFAIT TERRACE」で食べるこの店のアイスクリームとソフトクリームを使ったパフェ。パフェはレギュラーメニューの「アールグレイパフェ」、「抹茶パフェ」、「木イチゴのヨーグルトパフェ」、「カカオパフェ」と、月替わり(抹茶ティラミスパフェ)と期間限定(この日はレアチーズパフェ)のパフェがある。アイスクリームは含気率が低くとても滑らかで、甘さも絶妙。特に、「抹茶アイス」は抹茶の香りが高く、文句のつけようもないくらい美味しい。「アールグレイパフェ」は、上にのっているアールグレイアイスの香りが心地よく、その下にソフトクリームとゼリーが入っている。パフェのベースとなっているソフトクリームがピュアでサッパリとして美味しいだけに、どのパフェも美味しい。週末には限定の「伏見の森プレート」が登場し、アイスクリーム1種のミニパフェと手作りケーキ(この日はサクラロールケーキ)、焼き菓子、ムースやゼリーなどが2〜3種類が盛り合わせとなる。また、平日はかなり空いているが、週末はカップルや家族連れで賑わう。大通の丸井今井百貨店の地下にも支店があり、こちらでもパフェと同じようなアイスクリームとソフトの盛り合わせが頂ける。(2013年3月追加)

中央区伏見2-2-20  
電話番号:011-552-5531
定休日:月曜(祝日の場合には翌日休み) 
営業時間:【夏期】11時〜18時、【冬期】11時〜17時 半
予算:アールグレイパフェ830円、伏見の森プレート1000円 
アクセス:札幌中心部から旭ヶ丘、そして藻岩山麓通を通り、「いわ山ロープウェイ」を目指して行くと右側にある。 
最寄りのランドマーク:藻岩山麓通、もいわ山ロープウェイ 
お勧めポイント:アイスクリームとソフトクリームが美味しいパフェ専門店

バーラー ペンギン堂

 グルメバイブルでも紹介した 「またたび餃子(→ 札幌グルメバイブル・B級グルメの頁を参照)」 など、個性的な店舗を展開するオガコーポレーションの店。店名の“バーラー”とは誤植ではなく、「バー」と「パーラー」を掛け合わせた造語である。お酒を飲む人とパフェを食べる人が一緒に楽しんでほしいという新しいコンセプトの店なのである。昼間は「アイスクリーム・ペンギン堂」としてソフトクリームとジェラートのテイクアウト店、そして夜は「バーラー ペンギン堂」という2つの顔を持つ。
 入り口にはカウンター席があり、雰囲気は本当にバーのよう。客のほとんどは女性客かカップルで、深夜でもほぼ全員がパフェを食べており、2軒目、3軒目を回った“締めのパフェ”としてこの店を利用しているのである。パフェのベースとなっているのが、厳選された良質な道東産ミルクで作ったソフトクリームと自家製ジェラート。ジェラートは季節によって変わり、アイスクリームと果物を使ったソルベがある。どちらも甘さが控えめで、特に「ほうじ茶」と「メイプル」のアイスが美味しい。トッピングとしてチョコ、キャラメル、マンゴーなどのソースを追加できる。ソフトクリーム自体は濃厚な生乳の味がするので、ソフトクリーム単体として食べるよりも、昼間は「ソフトクリームとアイスのコンビ」を注文してジェラートと一緒に食べるか、夜なら「パフェ」として食べることをお勧めする。「パルフェ」は「グレープフルーツとメイプルのパルフェ」や「マンゴーとヨーグルトのパルフェ」などが美味しい。飲み物はウイスキーやブランデー、カルバドス、グラッパなどの蒸留酒の品揃えが良く、パフェと飲み物のセット「パルフェのセット」で注文すればお得。
 お勧めの食べ方は、先ずはパフェをそのまま半分くらい食し、残りのソフトクリームをスプーンにすくい、様々な蒸留酒を少しずつ垂らして食べると、ラムレーズンアイスのような味に変化し、この店の素晴らしさを余すことなく堪能できる。(2013年3月追加) 

中央区南4条西1丁目6-1左  
電話番号:011-261-2320
定休日:日曜 
営業時間:12時半〜16時45分、19時〜翌2時半 
予算:【昼】ソフトクリームとアイスのコンビ400円、【夜】パルフェのセット1360円 
アクセス:南北線すすきの駅1番出口の階段を上り、出たら「ケンタッキーフライドチキン」とは反対方向の薄野交差点へ向かう。薄野交差点を左折して直進し、「かに将軍」を過ぎ、次の信号を過ぎると左に「スガイビル(東豊線すすきの駅1番出口)」が見える。信号を渡ってさらに進み、次の小路を左折するとすぐ左側。南北線すすきの駅から徒歩2分。 
最寄りのランドマーク:地下鉄南北線・すすきの駅1番出口、スガイビル
お勧めポイント:深夜まで美味しいパフェが食べられる

千歳鶴 酒ミュージアムの
      「酒粕ソフトクリーム」

 千歳鶴は札幌唯一の地酒。この蔵を代表する最高峰の「大吟醸 吉翔」は、僕の日本酒ベスト30に入るくらい好きなお酒。この千歳鶴の「酒ミュージアム」内で販売されている「酒粕ソフトクリーム」がまた美味しい。酒粕と言えば、どうしても甘酒を連想してしまい、ソフトクリームとしてはミスマッチなように思えるが、この店の酒粕ソフトは酒粕が入ることでむしろ味に深みが出ている。アイスミルクと言っても良いほど乳脂肪分が少なく、ジェラートのように瑞々しく甘さも絶妙なのである。向かいにある 「すみれ南3条店(→ ラーメンの頁を参照)」 で味噌ラーメンを食べた後のデザートとしても最高である。酒粕ソフトはその場でしか食べることができないが、お土産品として「酒粕アイス」がある。これは酒粕ソフトクリームを冷凍したものではなく、レシピが若干異なり、やや甘めで含気率も高い。しかし、室温で少し放置し、押して柔らかくなるタイミングで食べると結構美味しく、お土産としては僕の2つ星のお勧めである。この酒ミュージアムでしか入手できない日本酒は、「大吟醸原酒 興次右衛門」や9年熟成古酒「越冬酒」など。店内の試飲コーナーではこれら日本酒も試飲できるので、試してみてから購入するのがお勧め(有料と無料のものがある)。この他に「千歳鶴大吟醸 新酒粕」や寿みその「塩こうじの素」などのレアアイテムもある。入り口では千歳鶴の仕込み水を飲むことができる。(2012年9月追加)

中央区南3条東5丁目1  
電話番号:011-221-7570
営業時間:10時~17時 
定休日:無休
予算:酒粕ソフトクリーム300円(入場無料)
アクセス:地下鉄南北線、東西線、東豊線・大通駅1番出口(大通バスセンター)を出て創成川通を左(南)へ。2つ目の信号(二条市場手前の信号)を左折。400mほど進むと右角。地下鉄大通駅より徒歩10分 
最寄りのランドマーク:二条市場
おすすめポイント:酒粕を使った完成度の高いソフトクリーム

札幌ミルクハウス本店

 小樽近郊の赤井川村にある山中牧場の牛乳を使ったソフトクリームが味わえる。僕のお勧めは定番の「バニラソフト」。バニラソフトは天然バニラを使用しているそうだが、バニラの香りはほとんどせず、フレッシュな牛乳そのものの味わいである。それもそのはず、この店のソフトは牛乳100%で、水を一滴も加えていないのである。その他のお勧めは、バニラソフトにマンゴーソースを加えた「マンゴーサンデー」や、ハーシーチョコソースをかけた「チョコサンデー」。もしも、その場で食べずにテイクアウトしたい場合には、冷凍ソフトがお勧め。冷凍ソフトには「バニラ」、「カフェオレ」、「チョコサンデー」、「イチゴサンデー」の4種類(下記通販ではこの他に「白いチーズ」も)がある。「プレミアムアイスクリーム」なるものも販売しているが、サッパリとしたミルク感のある冷凍ソフトの方が圧倒的にいい。お土産として、あるいは道外へのお中元ギフトとしても最適である。但し、冷凍して長期保存すると粒子が粗くなって舌触りが悪くなるので、到着後早めに食べるのがお勧め。また、食べ方は冷蔵庫で30~40分解凍するか、室温で溶かし、容器を押して柔らかくなったのを確認してから食べよう。
 息子さんがやっているインターヴィレッジ内の「札幌ミルクハウス大曲店」もあるので、 恵庭や北広島近郊の方はそちらが便利。本店では山中牧場の瓶牛乳も販売しており、値段は張るがこちらもお勧めである。  
(2012年9月更新)

中央区大通西17丁目2-38   
電話番号:011-642-2264
営業時間:11時~18時 
定休日:月曜(祝日の場合には火曜日)
予算:バニラシングル280円、バニラワッフル330円、マンゴーサンデー400円、冷凍ソフトクリーム(バニラ)280円 
アクセス:地下鉄東西線・西18丁目駅4番出口を出て右へ。信号を右折するとすぐ右側。西18丁目駅から徒歩2分。 
最寄りのランドマーク:地下鉄西18丁目駅
お勧めポイント:赤井川村にある山中牧場の牛乳を使ったソフトクリームが味わえる店

BARNES

 円山テニスコート向かいにあった人気のソフトクリームカフェが、今年2016年6月に移転してリニューアルオープンした。この場所はたしか蕎麦店「デナリ」があった「浄國寺」の駐車場である。店内に入ると、オーソドックスな喫茶店風だった前店とは異なり、今風のロハスカフェのような雰囲気だ。
 この店は女性店主がやっており、僕のお勧めはテイクアウトできる「濃厚ミルクソフトクリーム」。まるでショートケーキのクリームのように滑らかでコクがあり、 デル・レイ銀座店の「クレーム・ド・ショコラ(→ 銀座グルメバイブル、スイーツの頁を参照) 」 を彷彿させる味わい。それでいて後味もくどくなく、僅かに塩分を感じる。恐らく、よほど使用している原材料を厳選しているのであろう。北海道のソフトクリームはどちらかというと、ミルク味を前面に出したサッパリ系牛乳ソフトが多いだけに、この店のオリジナリティは際立っている。
 ソフトクリームはレギュラーの「濃厚ミルク」と「季節のソフト」の2種類があり、値段はコーンの種類(カップとサクサクコーンは320円、シュガーコーンは340円、ワッフルコーンはソフトクリームの量が1.5倍で420円)によって異なる。ちなみに、「キッズソフトクリーム」というカップに少量のソフトクリームに、コーンフレークやワッフルバーがトッピングされたソフトもある。(2016年8月更新)

中央区宮の森4条10-4-16 地図 
電話番号: 011-621-2580
営業時間:10時~18時(17時40分〜テイクアウトのみ) 
定休日:火曜日(臨時休業あり)
予算:濃厚ミルクソフトクリーム350円(通常のコーン)、キッズ ソフトクリーム350円
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅3番出口を出て、西28丁目の環状通を右折。「富士メガネ」、「すし善本店」を過ぎ、北1条宮の沢通の信号を左折して西へ向かう。「スターバックスコーヒー」、「北海道神宮」、「ケンタッキーフライドチキン」、「宮の森フランセス」、「ココス」を過ぎ、道を下ると右側の「浄國寺」の駐車場内にある。円山公園駅から徒歩20分
最寄りのランドマーク:宮の森フランセス、浄國寺
お勧めポイント:ショートケーキのクリームのように滑らかな濃厚系ソフトクリーム

この駐車場にあるチョコレート色の建物浄國寺の駐車場内のようですこれが入口中のインテリアはシンプルかつモダンですコーンのメニュー7月はレギュラーの「濃厚ミルク」と月替わりの「アプリマクチョコレート」ペルーのアプリマク産カカオマスを使って作ったというチョコレートソフトは、ほんのりとした酸味と芳醇なカカオの香りがいい「濃厚ミルク」は、ショートケーキのクリームをなめているように滑らか

ショコラティエ・マサール

 2007年度版で最後まで載せるかどうか迷い、結局掲載しなかったが、最近何回かに分けてほぼ全てのケーキを食べてみた。その結果、飛び抜けたケーキこそないものの、どれもかなりのハイレベルで、前回なぜ載せなかったのか?と思ったほど。僕がスイーツ店を選ぶ基準として、店の商品の半分くらいが美味しければ合格としているが、今回食べたケーキのうち、実に2/3以上が美味しかった。最高級チョコレートを使ったビターな「マリアテレサ」、フランボワーズのジュレとピスタチオのクリームの「フレポワ」、日高産フレッシュチーズとフランボワーズが爽やかな「フロマージュ」、アールグレイのブリュレの「マリー」、サクサクな食感のチョコが美味しい「F.ポワン」などがお勧め。電子レンジで温めて食べる冷凍フォンダンショコラ「ショコラショー」は、お土産としても家庭での保存用デザートとしてもいい。デニッシュも標準以上の出来。なお、本店にはカフェが併設されており、JR札幌駅パセオと札幌三越と千歳空港に支店がある。

中央区南11条西18丁目1-30   
電話番号:011-551-7001
営業時間:10時~20時  
定休日:火曜日 
アクセス:地下鉄東西線西18丁目駅の1番出口を出て、西20丁目の交差点をホンマ矯正歯科の方に渡る。西20丁目通りを南に向かい、南11条角のMITSUIガソリンスタンドが見えたら、その手前左側にある。徒歩15分。

Monic モニク

 注意して探さなければ通り過ぎてしまうほどのひっそりとした佇まい。女性パティシィエが作るケーキは、日替わりで10種類くらいとかなり少なめ。ケーキは、どれもプロっぽさを感じさせないホームメイドタイプのケーキ。基本的にはタルト中心の品揃えだが、一押しはフランボワーズソースをかけて食べる「洋なしのシャルロット」。「ブルーベリーのクリームタルト」や「チーズケーキ」などもいい。ケーキは季節によって変わるので、また食べたいと思っても同じケーキに出会えないことも。また、夕方には売り切れとなってしまうので、買うなら昼に行くべき。

中央区南2条西25丁目1-21   
電話番号:011-611-7540
営業時間:12時~18時  
定休日:月曜日、火曜日(水曜日はオーダーメイドの日) 
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅4番出口を出て、南の裏参道側へ進む。少し右へずれて南へ向かう通りを進むとすぐ左側。徒歩2分。

パティスリーSHIIYA

 ショコラティエ・マサール出身のパティシエ椎谷さんの店。店内にはタルトや焼き菓子がたくさん並んでいるのでそちらに目が行ってしまいがちだが、ムース系ケーキが秀でている。とくにフレッシュなムースの中に苺を閉じ込めた「フロマージュブラン」、アプリコットを閉じ込めた「ポーテ・ダブリコ」がお勧め。他にティラミス風の「ドウスール」、バニラビーンズとココナッツ風味の「フランボワジェ」、チョコ系の「タルトショコラフォンダン」もいい。カフェも併設されているので、その場で頂くことも出来る。また、店内には様々な自家製ジャムも販売されている。

中央区北5条西21丁目1-15   
電話番号:011-611-7003
営業時間:10時~20時  
定休日:水曜日、第3木曜日 
アクセス:地下鉄東西線西18丁目駅の1番出口を出て、西20丁目通りを北に向かい、北5条通り交差点(マクドナルド)を左折。そして、次の交差点を北に右折してすぐ左側。徒歩15分。

キャセロール

 円山、その後JR札幌駅近くに移り、そしてこの閑静な住宅街にカフェを併設した店を開いた。ケーキは半分が季節限定の旬のものであるため、季節によって商品の半分が入れ替わる。今流行の野菜を使ったスイーツも登場する。一見垢抜けない素朴な外見とは裏腹に、どのケーキも素材の味が丁寧に上手く引き出されている。苺のショートケーキはホームメイドケーキのような柔らかいスポンジと香り高い生クリームがいい。ニセコ産のゆり根を使い、和のテイストに仕上げた「ゆりねのモンブラン」、フランボワーズソースで頂くレアチーズケーキ「フロマージュブラン」、カボチャがしっかりと香る「カボチャのティラミス」、ダークチョコの「チョコレート」などがお勧め。

中央区南13条西23丁目2-3   
電話番号: 011-596-0525 
営業時間:10時~19時  
定休日:木曜、第1・第3水曜 
アクセス:西28丁目環状通を南に進み、西友旭ヶ丘通り店、ラルズマート、マクドナルドを過ぎ、伏見啓明整形外科の交差点を右折。そして、すぐ次の角を右折したら左。 
最寄りのランドマーク:ラルズマート、マクドナルド、伏見啓明整形外科 
お勧めポイント:素材の味が上手く引き出されたホームメイドケーキ

ティル・ブション Tire bouchon

 今年、薄野にオープンしたフレンチダイニングバー。この店は 「ブラン(→ 札幌グルメバイブル・バーの頁を参照)」 や「円山 バル・クロ(閉店)」でシニアソムリエを勤めた森さんがオープンした店である。シェフは「わいんや」でシェフをしていた佐々木さんである。
 ラーメン店横の階段を2階へ上がると、ガラス張りのワインセラーと入口が見える。ドアを開けると、右側にカウンター席、そして左側にテーブル席がある。白を基調としたインテリアは、どこかしら 「ブラン BLANC(→ 札幌グルメバイブル・バーの頁を参照)」 と似ている。
 グラスワインは750円からとリーズナブル。ボトルワインはフランスものがほとんどで、若いワインを中心に4000円からの品揃え。赤ワインに関しては90年代のものもあり、最高価格はポンソの1996年クロ・ド・ラロッシュであった。料理はオープンメニューのコース料理のみでどれも美味しかったが、これと言って特に印象に残るものはなかった。料理に関しては、もう少し店が落ち着いてからの再評価が必要かも。(2017年8月追加)

中央区南4条西5丁目5-1  
電話番号:011-215-0886
定休日:日曜
営業時間:18時〜翌2時
予算:グラスワイン白750円〜、赤850円〜、コース料理6480円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て、東急REIホテルのある交差点を右折すると左のビル。すすきの駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:東急REIホテル
お勧めポイント:シニアソムリエがオーナーのフレンチダイニングバー

薄野交差点近くのファミマとラーメン店「鶏まさ」が目印です 「鶏まさ」横に見える階段を上ります 正面にガラス張りのワインセラーと左に入口が見えます 奥に見えるのがカウンター席で、手前がテーブル席。「ブラン」と店の造りやインテリアが似ている グラスワイン ビールとソフトドリンクのメニュー ワインリストの中で最も高かったのは、ポンソの1996年クロ・ド・ラロッシュの10万円 オープニングコースメニュー この日のアラカルトメニューはこれだけ 「黒人参のムース オレンジの花の香り」 「カスベの冷静 山ウド、青トマト、完熟トマトのジュレ」 「ヴァニラの香りのトウモロコシのピュレ 牛乳のムース」 「タラバとホタテのパートブリック グリーンピースのピュレ」 「ハンガリー産合鴨のロースト ワサビ菜のピュレ、新ごぼう、真狩のゆり根」 デザートの「日高産フレッシュチーズと桃のコンポート ラベンダーの香り」 エスプレッソ

ライプシュパイゼ

 「小樽ビール」は、「びっくりドンキー」で有名な「株式会社アレフ」が経営する本格ドイツビールのクラフトビール(地ビール)会社である。「小樽ビール」は、アンテナショップとして直営のビアパブも運営しており、現在、この札幌の「ラ イプシュパイゼ」と小樽の「小樽倉庫 No.1」の2店舗を展 開している。
 店名となっている「ライプシュパイゼ」とは、ドイツ語で好きな食べ物という意味。その名の通り、つまみとなる食べ物もこの種のビアホールとしてはとても美味しいのである。例えば、ソーセージなどはドイツのソーセージ職人が作った物を使用しており、ドイツで流行っている「カリーブースト」まであった。特に、ビールとよく合うのは薄いピザのような「トスターダ」。メキシカン、イタリアン、メキシカンを辛くしたファヒター、シシリアンの4種類があるが、モッツアレラチーズとアンチョビが入った「シシリアン」が良かった。じっくりと焼き上げられた名物の「ロテサリーチキン」は、ドイツ風に仕上げるために、隠し味に小樽ビール「ドンケル」をかけているそうだ。また、未だ食べていないが、柔らかな「ブレッツェル」もとてもビールに合うという。
 この店で飲める樽生ビールは「ピルスナー」、「ドンケル」、「ヴァイス」、「季節のビール」の計4種類。この他に2種類のノンアルコールビールもある。ビールのサイズは小(300ml・480円)、中(500ml・630円)、大(1000ml・1260円)で、値段はちょっと高めだ。なので、よほどお酒が弱くない限りお勧めは2000円の2時間飲み放題である。どのビールもドイツ人のブラウマイスターであるヨハネス・ブラウン氏が造っている本物のドイツビール。他の地域のクラフトビールと違って味に全くブレがなく、輪郭がくっきりとした香りが素晴らしい。「小樽ビール」には、小樽ビールファンの会である「小樽ビール倶楽部(毎月第4金曜と翌週金曜の18時半〜22時半)」があり、ビールが1800円で飲むことができる。また、「小樽ビール」では札幌エリアへの無料宅配をやっており、「小樽ビール倶楽部」の会員になると、特別割引価格で購入できる。ちなみに、この「小樽ビール」の樽生は、ジンギスカンの 「結び亭(→ 札幌グルメバイブル・ジンギスカンの頁を参照)」 でも飲むことができる。(2015年5月追加)

中央区南2条西3丁目パレードビル3階  
電話番号:011-252-5807
定休日:無休
営業時間:【月〜金】17時〜23時半、【土日】12時〜23時半
予算:トスターダ・シシリアン580円
アクセス:地下鉄大通駅で下車し、地下道を通って「札幌三越」あるいは「札幌パルコ」を目指す。外に出て「札幌パルコ」の南裏の細い通りにあるビル。大通駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:札幌パルコ
お勧めポイント:小樽ビールと美味しいドイツ料理が味わえる

ドリンクメニュー

フードメニュー

「ピルスナー」小ジョッキと中ジョッキ

季節のビール・中ジョッキとドンケルの小ジョッキ

ヴァイスの小ジョッキとドンケルの小ジョッキ

これは黒ビールのようですが、ノンアルコールビールの「ブラック」です。黒糖麦芽汁のような感じでしょうか

グラッシュ シチュー (パンとサラダ付き)

シチューは味が濃いめなのでパンとよく合う

パンはフックラと香りがあっていい

ソーセージ盛り合わせ(3本)

「グルグルソーセージプレート」はジューシー

「トスターダ・シシリアン」は薄い生地が何とも美味しい

「ポークロースト ポテトとザワークラフト」ポークは火が入りすぎだが、フライドポテトの火加減は絶妙に良かった

 

ドゥ・エルミタアヂュ

 京都の 「八咫(→ 京都グルメバイブル・バーの頁を参照)」 の女性チーフバーテンダー・伊藤さんから教えてもらったオーセンティックバー。日本で最高齢の現役バーテンダーと言えば 「バー やまざき(→ 札幌グルメバイブル・バーの頁を参照)」 のオーナー・山崎さんが有名であるが、女性バーテンダーであればこの店のオーナー・中田さんであろう。実は、中田さんは「バー やまざき」の出身であり、70才になる現在も毎日シェーカーを振り続けている現役バーテンダーである。女性バーテンダーたちが目標とする憧れの人ということで、女性バーテンダーであれば必ず一度は訪れる店らしい。この新しい店に移転して20年、さらに旧店舗も含めると32年になるという。
 店内は重厚感のある雰囲気で、カウンター席の他、奥に6名まで座れるテーブル席がある。店主の他に2人の男性バーテンダーがいるが、カクテルは作っておらず、もっぱらサービスを担当している。この店のお勧めはスタンダードカクテルというより豊富なバリエーションのフルーツカクテル。さらに、チャームのカリカリのピーナッツ意外にも美味しく、思わずお替わりをしてしまうほど。客あしらいも素晴らしく、堂々の2つ星バーである。また、凛とした中田さんのシェイクや立ち振る舞いも素敵で、「バー やまざき」に勝るとも劣らない札幌の名物バーである。(2014年9月追加)

中央区南三条西4丁目 3・4ビル10階  
電話番号:011-232-5465
定休日:日曜
営業時間:18時〜翌1時
予算:チャージ1800円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て、札幌駅前通を大通方面へ向かう。「カラオケ館」を過ぎ、「モスバーガー」の角を左折し、「アーバン札幌ビル」のある次の信号を右折すると右側にある。すすきの駅から徒歩3分。
最寄りのランドマーク:アーバン札幌ビル
お勧めポイント:日本最高齢の現役女性バーテンダーがやっているオーセンティックバー

このビルの10階です

奥のテーブル席

本日のフレッシュフルーツ

女性バーテンダーの憧れ、中田さんのシェイク姿

ギムレット

サマータイム

山吹ロワイヤル

ブルーハワイだったかな〜?

マリーローランサン

本来のチャーム

美味しくてお替わりしたカリカリピーナッツ!

 

ザ・ボウ・バー the Bow Bar

 カルバドスの品揃え日本一という京都 「カルバドール(→ 京都グルメバイブル・バーの頁を参照)」 の店主・高山さんから教えてもらったマニアックなバー。ご夫婦でやっておられるこの店は、このビルに移転して今年で9年、開店して19年目を迎えるという蒸留酒マニア向けのバーである。まさに灯台もと暗しで、情報通の僕も教えてもらうまではこれほどの店だとは思わなかった。
 店内に入ると、入り口側にはカウンター席が、そして奥にテーブル席があり、なかなか重厚感のある雰囲気。カクテルやワインなども置いているが、この店に来たなら是非蒸留酒を飲んで頂きたい。特に、オールドヴィンテージのスコッチウィスキーやグラッパ、マール、コニャック、アルマニャックの品揃えが凄く、日本トップレベルの品揃えである。古酒を含むシングルモルトは数百種類あり、天使のようなグラッパ職人・ロマーノ・レヴィのグラッパの品揃えも圧巻である。僕がこれまで行ったことがある店の中で、この店と肩を並べる店と言えば、銀座の 「バロン Bar ON(→ 銀座グルメバイブル・バーの頁を参照)」 や「ブルーラベル  Blue Label 銀座(→ 銀座グルメバイブル・バーの頁を参照)」 、西麻布の 「エレバージュ(銀座グルメバイブル・バーの頁を参照)」 、京都の「カルバドール」くらいしか思い当たらないほど。店主の本間さんは年2回海外へ買い付けに行くというが、オークションものではなく、実は個人コレクションものを直接買い付けているという。100年以上を経た歴史を感じさせるもいろいろあり、マニアにとっては堪えられない店であろう。3つ星の評価でも良いが、マニアックな品揃え故の高額な値段を考えると、申し訳ないがどうしてもこのような評価となってしまう。 
 ちなみに、この店はハバナ産シガーも大型ヒュミドールにて保管されているので、シガーファンにとっても最高の店であろう。(2014年8月追加) http://www.thebowbar-sapporo.com/Menu.htm

中央区南4条西2丁目7-5 ホシビル8階  
電話番号:011-532-1212
定休日:日曜(日曜・月曜と連休の場合には日曜営業、月曜休業に)
営業時間:19時〜翌2 時、【日曜・祝日】19時〜翌0時
予算:チャージ1000円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅3番出口を出て右へ。「薄野交番」、「ミスタードーナッツ」を過ぎ、信号を渡って「うなぎのかど屋」を過ぎた並びのビル。すすきの駅から徒歩2分。
最寄りのランドマーク:薄野交番、ミスタードーナッツ、うなぎのかど屋
お勧めポイント:日本トップレベルのオールドヴィンテージのウィスキーやブランデーを飲むことができるバー

入り口側にある重厚感のあるカウンター席

奥のテーブル席

チャーム

オールドウィスキーはやはりチェイサーと共にストレートで頂きたい

1890年製マッカラン

1946年と1951年製マッカラン

100年もののスコッチ

DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)とルロワのマール

ルロワのマールは1947年製

100年越えです

これも100年越えです

またまた100年越えです

  

ランコントル Rencontre

 先輩の小竹先生に教えて頂いたワインバー。薄野の飲食店ビルの6階にあり、今年で9年目を迎えるそうである。店内に入ると、左にカウンター席、右に広いテーブル席があり、シックでとても落ち着いた雰囲気。ワインは他店よりも若干価格設定が高めであるが、比較的良質なワインを揃えている。メニューに載せていないワインも結構あるので、まずはソムリエの松尾さんに相談してみよう。しかし、これだけならグルメバイブルで取り上げられなかったかもしれないが、この店はワインバーでありながら、ダイニングバーのような食事もとれるのである。しかも、バーとは思えないくらいどれも美味しい。アラカルト以外にも前日の予約限定でコース料理も用意されている。チーズも一通り揃っており、食事も美味しく、雰囲気も良いという三拍子揃ったワインバーである。テーブル席は最大12〜15名まで、カウンター席を含めると最大20名までの人数に対応ができ、15名以上になると貸し切りにもできるそうだ。(2013年4月追加)

中央区南5条西5丁目 ジャパンランドビル6階  
電話番号:011-511-7789
定休日:日曜・祝日 
営業時間:18時〜翌1時15分 
予算:グラスシャンパン1000円〜、グラスワイン700円〜、チャージ500円、サービス料10%、コースは3000円から要相談 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅4番出口を出て「ラフィラ」と「札幌東急イン」の間の通りを左折。1つ目の信号を右折して50mほど進むと左角のビル。地下鉄南北線・すすきの駅より徒歩3分。 
最寄りのランドマーク:ラフィラ、札幌東急イン 
お勧めポイント:ワインを飲んで美味しい食事やチーズ頂けるワインバー

ザ バー ナノ

 ビルの7階の奥にある小さなオーセンティックバーである。この店のバーテンダーも同じビルの 「バー プルーフ(→ 札幌グルメバイブル・バーの頁を参照)」 と同様 「バー やまざき(→ 札幌グルメバイブル・バーの頁を参照)」出身者らしい。スタンダードカクテルはかなりのハイレベルで、とても美味しい。それだけでなく、定番カクテルを少しアレンジしたカクテルや、おもしろ素材を使った創作カクテルがいろいろあり、これが意外と美味しいのである。例えば「江丹別の青いチーズを使ったカクテル」や「ハチミツとシナモンのカクテル」、「ほうじ茶を使ったカクテル」、「三石昆布を使ったマティーニ」など、思わずどんな味?と頼んでみたくなるカクテルなのである。もちろん、フルーツカクテルも美味しく、この日頼んだ「苺をたっぷり使ったカクテル」が良かった。また、フードメニューもかなり面白く、特に北海道産のチーズの品揃えは凄い。(2013年4月追加)

中央区南3条西3丁目 都ビル7階  
電話番号:011-231-2688
定休日:日曜(連休の場合には最終日のみ定休) 
営業時間:【月曜〜木曜】17時〜翌 2時、【金曜・土曜】17時〜翌3時
予算:チャージ700円(20時まではノーチャージ) 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅1番出口を出て、ケンタッキーフライドチキンの角を右折するとすぐ左のビル。すすきの駅より徒歩2分。 
最寄りのランドマーク:川中スポーツ 
お勧めポイント:「バー やまざき」系でありながら創作系カクテルも楽しめるオーセンティックバー

バー プルーフ BAR PROOF

 木の扉を開けると左側にカウンター席が、そして右奥に4人用のテーブル席が2つだけという、こぢんまりとしたオーセンティックバー。バーテンダーは2人とも男性であるが、年輩の店主は 「バー やまざき(→ 札幌グルメバイブル・バーの頁を参照)」 出身の方である。
 スタンダードカクテルはどれもスキルが高く、外れなく美味しい。特に、フルーツカクテルがいい。さらに、ウィスキーなどの蒸留酒の品揃えも悪くない。客対応も素晴らしく、これで芳香剤のような店内の臭いを感じなければ、2つ星でも良いくらい居心地の良い店である。(2014年9月更新)

中央区南3条西3丁目 都ビル5階  
電話番号:011-231-5999
定休日:日曜 
営業時間:平日18時〜翌1時半、祝日19時〜23時 
予算:チャージ1100円 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅1番出口を出て、ケンタッキーフライドチキンの角を右折するとすぐ左のビル。すすきの駅より徒歩2分。 
最寄りのランドマーク:川中スポーツ 
お勧めポイント:「バー やまざき」系のオーセンティックバー

バー やまざき

 古いビルの4階にあるオーセンティックバー。今年で創業55周年を迎える同店は、札幌のバーの歴史を作ってきたといっても過言でない有名店である。93才になる店主の山崎さんは、「東京會舘スタイル」受け継ぐバーテンダーであり、第一線を退いた現在も週に2日ほど店に出ているという。昭和の香り漂う重厚感のある店内は横長で、左にカウンター席が、右にテーブル席がある。この日は山崎さんは出ておらず、3人のバーテンダーがいたが、その内の1名は女性バーテンダーであった。スタンダードカクテルは、どもキレがあって美味しい。もちろん、フルーツカクテルも同様。山崎さんがいなくても、そのスピリットが受け継がれた素晴らしいバーである。(2013年4月追加)

中央区南3条西3丁目 克美ビル4階  
電話番号:011-221-7363
定休日:日曜 
営業時間:18時〜24時 
予算:チャージ1000円、サービス料10%、ギムレット1400円 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅1番出口を出て、ケンタッキーフライドチキンの角を右折するとすぐ左のビル。すすきの駅より徒歩2分。 
最寄りのランドマーク:川中スポーツ 
お勧めポイント:札幌のバーの歴史を語る上で欠かせないオーセンティックバー

もろはく

 札幌では珍しい日本酒バー。僕の知る限り、札幌では居酒屋 「味百仙(→ 札幌グルメバイブル・居酒屋の頁を参照)」 に次いで日本酒の品揃えが良いと思う。いや、大吟醸酒だけに限って言えば、こちらの方が揃っているかもしれない。店内はバーとは思えないくらい広く、長いカウンターの他、左側には大人数にも対応できるテーブル席もある。日本酒バーと聞けば、居酒屋のようなイメージのバーを思い浮かべてしまうが、この店はオーセンティックバーのような雰囲気。雰囲気だけで言えば、 「バー リュトン(→ 札幌グルメバイブル・バーの頁を参照)」 「竹内(→ 札幌グルメバイブル・バーの頁を参照)」 などとともに雰囲気の良い店だ。しかし、フードメニューは本当に酒のあてのようなものしかないので、決して1軒目から行くような店ではなく、2軒目、3軒目で使うことをお勧めする。(2013年4月追加)

中央区南3条西6丁目1 インフィに桂和22ビル 6階  
電話番号:011-232-0689
定休日:日曜、月1回不定休 
営業時間:18時〜23時 
予算:チャージ1000円、阿波紅豆腐800円 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て、「すずらんビル」を過ぎ、サンクス側へ信号を渡る。更に進むと「F-45ビル」と「第4藤井ビル」があるので、信号を右折すると左のビル。すすきの駅より徒歩3分。 
最寄りのランドマーク:F-45ビル 
お勧めポイント:大吟醸の品揃えが素晴らしい日本酒バー

ブラン

 今年移転してリニューアルオープンした薄野のフレンチダイニングバー。「ブランblanc(フランス語で白)」という名のとおり、カウンター席は白を基調としたインテリア。広いガラス張りのワインカーブがあった前店とは異なり、通路に造られたワインカーブは小さめ。また、テーブル席は隣接するグループ店の中華料理「インズyinzu」との共有スペースであるため、残念ながらワインバーとしての雰囲気ではなくなってしまった。
 ワインは仏ブルゴーニュを中心とした品揃えで、中には数十万円もするクリュッグ「クロ・ダンボネ」のような高級シャンパンなどもある。最近では、ボルドーやイタリアワインも充実し、飲めるか飲めないかは不明だが、かなりのオールドヴィンテージワインも置いている。
 今年になってソムリエールの森田さんが退職し、ソムリエ不在の状況が続いているが、「IWBろまね」や「ルアンジュ・クー」のシェフを勤めた山田さんの料理は相変わらず美味しい。メニュー構成は、基本的に前・山内シェフの頃と変わっていないが、山田シェフが作る料理は、とてもダイニングバーとは思えないハイレベルな美味しさである。ワインと料理、両者のバランスがとれたワインバーなので、一次会からでも使えそうだ。
 ちなみに、店のインテリアが変わり、さらにソムリエの森田さんが抜けてソムリエ不在となったため、3つ星から一気に1つ星まで下げようかと考えたが、山田さんの美味しい料理とワインリストそのものは健在であるため、2つ星に留めることに。(2019年3月追加)
http://blanc.gallus.jp

札幌市中央区南5条西3丁目プレシャス6ビル 地下1階 
電話番号:011-513-4060
定休日:月曜
営業時間:【火曜~土曜】18時〜翌2時、【日曜・祝日】18時〜翌1時
予算:お通し代550円、グラスワイン1000円〜、田舎風パテ1520円、鮮魚のタルタル・トースト添え1620円、おまかせコース5400円(6品)、7560円(7品)
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅3番出口を出て、右の薄野交番側に向かわず、左の交差点を左折し、駅前通を南へ進む。「ROUND1」の信号を過ぎ、次の交差点を左折すると左側のビル(ROUND1の裏のビル)。地下鉄南北線・すすきの駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:ROUND1
お勧めポイント:美味しいフレンチが味わえるワインバー

ROUND1の裏にあるこのビルです! 地下にある店への入口は専用のもの 階段を下りると・・・ 扉が・・・ 扉を開けると長い通路がある 手前には同じグループ店である中華料理「インズyinzu」の扉がある さらに進むと奥に店の扉が・・・ 扉を開けるとカウンター席がある カウンター席横の扉を開けると、「インズyinzu」との共有スペースであるテーブル席がある テーブル席はパーティッションで仕切られた半個室 シャンパンはお手頃なものから、このような高いものまである ブルゴーニュの赤も、この様なお手頃なものから・・・ このような高級なものまであるコースメニュー メニュー(おつまみ)メニュー(前菜1)メニュー(前菜2)メニュー(メイン)メニュー(炭水化物)メニュー(チーズとデザート)この日の突き出しはジュンサイ入りの「ガスパッチョ」「富良野産ピュアホワイトの冷静ポタージュ」はトウモロコシの旨味タップリでお勧め!「鮮魚(この日はヒラメ)のタルタル トースト添え」「北海縞エビと牡蠣燻製の冷菜」「田舎風パテ(パテ・ド・カンパーニュ)」は、レバーが多めに入っていて美味しく、お勧め!メニューにはなかったこの日お勧めのジビエ「エゾ鹿肉のロースト」。左がフィレの部分、右が心臓エゾ鹿のフィレのアップエゾ鹿の心臓のアップ炭水化物は「蝦夷アワビのリゾット」は、天然キノコ(名前は忘れた)との相性が抜群だった

バーラー ペンギン堂

 グルメバイブルでも紹介した 「またたび餃子(→ 札幌グルメバイブル・B級グルメの頁を参照)」 など、個性的な店舗を展開するオガコーポレーションの店。店名の“バーラー”とは誤植ではなく、「バー」と「パーラー」を掛け合わせた造語である。お酒を飲む人とパフェを食べる人が一緒に楽しんでほしいという新しいコンセプトの店なのである。昼間は「アイスクリーム・ペンギン堂」としてソフトクリームとジェラートのテイクアウト店、そして夜は「バーラー ペンギン堂」という2つの顔を持つ。
 入り口にはカウンター席があり、雰囲気は本当にバーのよう。客のほとんどは女性客かカップルで、深夜でもほぼ全員がパフェを食べており、2軒目、3軒目を回った“締めのパフェ”としてこの店を利用しているのである。パフェのベースとなっているのが、厳選された良質な道東産ミルクで作ったソフトクリームと自家製ジェラート。ジェラートは季節によって変わり、アイスクリームと果物を使ったソルベがある。どちらも甘さが控えめで、特に「ほうじ茶」と「メイプル」のアイスが美味しい。トッピングとしてチョコ、キャラメル、マンゴーなどのソースを追加できる。ソフトクリーム自体は濃厚な生乳の味がするので、ソフトクリーム単体として食べるよりも、昼間は「ソフトクリームとアイスのコンビ」を注文してジェラートと一緒に食べるか、夜なら「パフェ」として食べることをお勧めする。「パルフェ」は「グレープフルーツとメイプルのパルフェ」や「マンゴーとヨーグルトのパルフェ」などが美味しい。飲み物はウイスキーやブランデー、カルバドス、グラッパなどの蒸留酒の品揃えが良く、パフェと飲み物のセット「パルフェのセット」で注文すればお得。お勧めの食べ方は、先ずはパフェをそのまま半分くらい食し、残りのソフトクリームをスプーンにすくい、様々な蒸留酒を少しずつ垂らして食べると、ラムレーズンアイスのような味に変化し、この店の素晴らしさを余すことなく堪能できる。(2013年3月追加) 

中央区南6条西4丁目 ホワイトビル1階(ススキノ新宿通り)  
電話番号:011-513-4060(要予約)
営業時間:18時~翌2時(日曜・祝日は翌1時まで)
定休日:月曜
予算:おまかせコース5400円、8640円(2日前の予約が必要)
アクセス:地下鉄南北線すすきの駅4番出口を出て反対方向の薄野交差点側へ向かう。交差点を右折して駅前通りを南方向に向かい、「レイク」の看板が見える1つ目の信号を渡り、「味の羊ヶ丘」の角を右折するとそこが新宿通り。新宿通りの少し奥の左側にあるビル。地下鉄南北線・すすきの駅より徒歩4分 
最寄りのランドマーク:ススキノ新宿通り 
お勧めポイント:美味しい料理とワインが楽しめるフレンチダイニングバー

φ(ファイ)

 薄暗い怪しい小路に面した古びた一軒家。冬には小路の路面が凍り、屋根からは落雪の恐れも。しかしそれでも、薄野周辺エリアでクオリティの高いイタリアワインが飲みたいと思ったら、真っ先に思い浮かべてほしいダイニングバーである。大人の隠れ家のようなひっそりとしたシックな雰囲気が人気で、イタリアワインの品揃えは北海道ナンバーワンだ。
 佐藤シェフが 「サカエ sacae(→ 札幌グルメバイブル・イタリアンの頁を参照)」 独立した後の料理も美味しく、店の名物「モッツアレラチーズのフライ」は、ワインのつまみとしては最高である。また、この店では、小樽近郊の忍路にある超人気ブーランジェリー 「エグ・ヴィヴ Aigues Vives(→ グルメバイブル特別編・その他北海道の旨い店・道央・小樽市を参照)」 のパンも食べられるのがうれしい。「エグ・ヴィヴ Aigues Vives」のパンは、休日は開店と共にすぐにソールドアウトとなってしまうほどパンマニア垂涎の逸品なので、こちらも是非ワインと共に頂きたい。(2016年8月更新)

中央区南2条西5丁目30-1   
電話番号:011-219-8244(要予約) 
営業時間:18時~翌1時 
定休日:水曜  
予算:軽くスモークしたクチグロ鱒(サクラマス)とアボガドのインサラータ1250円、モッツアレラチーズのフライ700円、牛トリッパと3種の豆の辛いトマト煮1000円 
アクセス:地下鉄南北線、東西線、東豊線・大通駅の「4丁目プラザ」出口を出て、南(薄野)側へ向かう。「4丁目プラザ」と「PIVOT」の間の通りを西に進み、「ホテル RESOL」を過ぎ、「コムシェモア」と「もっきりや」の間の小路を左折すると右側にある。地下鉄南北線・大通駅より徒歩5分。 
最寄りのランドマーク:4丁目プラザ、PIVOT、ホテル RESOL 
お勧めポイント:大人のイタリアンダイニングバール

バー リュトン

 薄野の飲食店ビルの中にあるオーセンティックバー。入り口を抜けると、左側にL字型のカウンターが、右側に広いスペースのテーブル席があ る。カウンター内にはJBLのスピーカーがあり、そこから流れるジャズピアノの調べが居心地良い。札幌の街場のオーセンティックバーとしては、ずば抜けて素晴らしい雰囲気である。専任の料理人がいるこの店を、オーセンティックバーとして評価するか?ダイニングバーとして評価するか?は難しいが、今回はオーセンティックバーとしての評価である。基本的にカクテルを作るバーテンダーは2人いるが、最近は若手の方が担当しているようだ。この日も若手バーテンダーが担当していたが、スタンダードカクテルは中の中といった感じ。それに比して、季節のフルーツを使ったフルーツカクテルはかなり美味しい。また、この店の特筆すべき点は蒸留酒。ウィスキーが良く、日本のウィスキーの品揃えが素晴らしい。また、オーセンティックバーとしては珍しく食べ物のメニューが豊富。前菜からメインやデザートまであるが、味はごく普通なので残念ながら1軒目の店としては使えそうもない。(2012年9月追加) 

中央区南5条西4丁目 Nセンタービル8階  
電話番号:011-513-3335
営業時間:18時〜翌3時 (フード翌2時、ドリンク翌2時半) 
定休日:日曜 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅5番出口を出て右へ進む。緑の「レイク」の看板や「東宝公楽会館」が見える最初の信号を渡って右折すると4つ目のビル。地下鉄南北線・すすきの駅から徒歩3分。 
最寄りのランドマーク:東宝公楽会館 
お勧めポイント:札幌にある街場のオーセンティックバーとしては、ずば抜けて素晴らしい雰囲気

イタリアンバール
       カンティネッタ サリュ

 リストランテ「 マガーリ(→ 札幌グルメバイブル・イタリアンの頁を参照) 」 でソムリエをしていた福島さんのワインバー。彼女はイタリアワインの専門家で、ワインスクールの講師としても活躍している。また、「φファイ(→ 札幌グルメバイブル・バーの頁を参照)」と並んでイタリアワインの品揃えが素晴らしく、グラッパなどはかなりマニアックなものまである。
 この店の凄いところは、バールと名乗っているにもかかわらず、食べ物が旨い上に、バーとは思えないくらい食べ物のメニューが豊富なこと。しかも、渡部シェフが作る料理は、パスタやナポリ風ピザはもとより、手作りジェラート(とくにアフォガードがお勧め)に至るまで美味しいのだ。特に、この店の夏のスペシャリティである「塩水ウニの冷製スパゲティ(現在は積丹半島の美国産)」はお勧め。残ったソースに、トリュフバターが香る「しめパン」をつけて食べればもう最高である。レギュラーメニューは、前菜が150円~980円、ピザが1400円、パスタが980円~1400円と、この種のバールとしては比較的お手頃な価格であるのも嬉しい。レギュラーメニューの安定した味も悪くはないが、旬の北海道素材を使った季節メニューの方がお勧めである。また、この店はグラスワインのセレクトも良く、しかもノーチャージなので、一人飲みの方や2軒目、3軒目にもう1杯だけ飲みたいといった方にも向いている(この日のグラスワインは11種で、イタリアビールが6種類)。もしも、締めにラムレーズンなどのシンプルなジェラートを注文した時には、是非Berta(ベルタ)のグラッパ(ブドウの絞りカスでつくった蒸留酒)も一緒に注文してみてほしい。食べた後のジェラートカップに注いで飲むと、ジェラートの風味と甘みとグラッパの香りが複雑に絡み合い、最高の食後酒となること請け合いである。
 この店は通路を挟むようにカウンター席とテーブル席があり、奥には個室がある。カウンター席の入口側の2席は対面式となっており、カウンター内に客が入れて面白い。いつも思うのだが、カウンターの特注椅子が何とも座り心地がよく、海外のバールにでもいるような喧噪感もいい。また、個室以外は全て禁煙で、タバコを吸わない人にとっても快適なバールである。(2018年7月更新)

中央区南3条西3丁目3番地    
電話番号:011-222-9003
営業時間:16時~23時半
定休日:日曜日
予算:ノーチャージ、サバの燻製550円、オリーブの肉詰め一口フリット550円、トリッパの煮込み780円、海水ウニの冷製スパゲティ2400円(しめパン250円)、グラスワイン550円~950円
アクセス:地下鉄南北線すすきの駅1番出口を出て、ケンタッキーフライドチキンを過ぎ、「ジャンカラ」の角を右に曲がる。30mくらいで右側に見えるビル。地下鉄南北線・すすきの駅より徒歩2分
最寄りのランドマーク:ジャンカラ
お勧めポイント:料理が美味しくカウンターの居心地も良いイタリアンバール

ココです! ワインバーですが、店内は禁煙なので快適です! 通路を挟んで右側がカウンター席、左側がテーブル席。奥には個室があります カウンター席にいた店主でソムリエールの福島さん左側のテーブル席側の壁にはボトルワインがビッシリと並んでいる レギュラーメニュー1 レギュラーメニュー2 季節メニュー ドリンクメニュー イタリアワイン・モレッティのドッピロモルト(ダブルモルト)は濃厚で旨い!お勧め!! イタリアワイン・モレッティのラ・ビアンカは、小麦のホワイトビールはまあまあ イタリアワイン・モレッティのラ・ロッサはスモーキーで、僕の好みではない レギュラーメニューの「オリーブの肉詰め一口フリット」はビールにピッタリ 「アンチョビのガーリックトースト」はシットリとして味は濃厚 レギュラーメニューの「イカとセロリのアンチョビとケッパーのソテー」 火の通し方、塩味とも申し分なく、実に美味しい! こちらもレギュラーメニュー「サリュ名物 トリッパの煮込み」 柔らかく煮込まれたトリッパとトマトソースの相性抜群 季節メニューの「愛媛産ハモとグリーンアスパラガスとバジルの自家製パスタ・フェットチーネ」 サッパリとしていていて、幅広の生パスタと良く合う。ただ、繊細なハモの個性が生かせているかどうかは疑問だ。イワシなどの青魚の方が良いかも サリュの夏のスペシャリテ「海水ウニの冷製スパゲティ」。細いカッペリーニではなく、太いスパゲッティを使っているのがいい 「しめのパン」とは、トリュフバターを挟んで焼いたホットサンドだった残ったソースにつけて食べても美味しいが、そのまま食べてももちろん美味しい!「ラムレーズンのジェラート」
「エスプレッソのアフォガート」これがBerta(ベルタ)のグラッパ(ブドウの絞りカスでつくった蒸留酒)。ジェラートと一緒に注文し、食べた後のジェラートカップに注いで飲むと、ジェラートの風味と甘みとグラッパの香りが複雑に絡み合い、最高の食後酒となること請け合い

佐世保バーガー LOG KIT 札幌狸小路店

 長崎県・佐世保市のトップ3に入る人気のハンバーガー店。店名のログハウス風の造りは本店と同じで、これはアメリカンカントリーをイメージしたものなのだろうか。縦に細長い店内には、小さなテーブル席が並んでいる。奥にはキッチンがあり、カウンターで注文すると番号札を渡され、ドリンク類はセルフサービスとなっている。
 ハンバーガーの他にもサンド類やホットドッグなどいろいろとあり、この札幌狸小路店オリジナルメニューもある。しかしながら、この店の名物は、何と言っても佐世保バーガーを代表する「スペシャルバーガー」であろう。イメージ的にはファーストキッチンの「ベーコンエッグバーガー」のような感じ。しかし、レギュラーサイズでも通常サイズの倍くらいはありそうな、直径16cm、500gというビッグサイズなのである。以前は、手で圧縮しなければ口に入らないくらいビッグなこの「スペシャルバーガー」を好んで食べていたが、最近ではスモールサイズで十分になってしまった。
 「スペシャルバーガー」の特徴は、まずカリっとトーストのように焼かれたバンズ。そして、黄味を混ぜて玉子焼きのようになった目玉焼きと厚めのカリカリベーコンである。具材は牛肉100%のパティの他、レタス、ベーコン、トマト、オニオン、チーズなどが全部入った豪華なバーガーである。ちなみに、ケチャップとオリジナルマヨネーズを使った少し甘めの味付けなので、この甘みが気になる人には向かない。(2015年3月追加)

中央区南3条西1丁目12 狸小路1丁目  
電話番号:011-219-0402
定休日:不定休
営業時間:11時〜21時
予算:スペシャルバーガー880円(スモール580円)
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅1番出口を出て、「ケンタッキーフライドチキン」、「餃子の王将」を過ぎ、「ドンキホーテ」のある狸小路を右折する。狸小路が終わる創成川通の手前にある。すすきの駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:狸小路1丁目
お勧めポイント:北海道で唯一長崎県の佐世保バーガーが味わえる

狸小路の端にあります(奥に見えるのが創成川通)

ログハウス風の店内

奥にキッチンと注文カウンターがあります

セルフのドリンクサーバー

番号札を渡され、テーブル席で待つ

分厚く大きな「スペシャルバーガー」

バンズはかなりカリッと焼かれています

チーポテ

「チーポテ」は、ハッシュドポテトに濃厚なチーズが入ったホッコリとしたフライドポテト

米風亭

 食べて、飲んで、歌って、そして最後の締めに行くのがこの店の医局員の使い方だが、実はこの店は昼から営業しているのである。店内は、アイリッシュバーと いうよりもアメリカンなバーに近い雰囲気。まず、僕らが注文するのは生ビール。生ビールは外国産が4種と日本のものが5種、そして「ハーフアンドハーフ」がある。この店の「ハーフアンドハーフ」は、サッポロクラシックとエビスの黒というサッポロビールのツートップを使用しているので、いつも迷ってたあげく、結局は「ハーフ・アンド・ハーフ」を注文してしまう。数えたことがないが、世界の瓶ビールを含めた数は相当な数があるようだ。メニューにはいろいろと美味しそうなつまみがあるが、あくまでもB級パブなので、それほどほど期待しないでもらいたい。
 僕らの鉄板メニューは、ロースハムのような豚の塩漬け「カスラー」。マスタードやラー油をちょいとつけて、ビールをグイッと流し込むと絶妙な相性を見せる。以前はもっとシットリとしていて美味しかったが、最近はロースハムのようでちょっと微妙である。そして、この店が1つ星である最大の理由は、締めに食べる「油そば」。まずは混ぜてそのまま食べ、次にラー油をかけて香りを味わい、最後に酢を少し垂らして食べると、美味しさの3重奏を楽しめる。麺は「西山ラーメン」を使用しており、コシがあって良い。すぐ並びのビルに、油そば専門の姉妹店「油そば 米風亭 (011-596-7269 )」があるので、油そばだけを食べたい場合にはそちらも利用できる。ちなみに、姉妹店の方には油そばだけでなく「汁なし担々麺」もある。(2013年4月更新)

中央区南3条西1丁目2-4 和田ビル1階  
電話番号:011-271-7397
営業時間:11時半~翌3時半  
定休日:無休 
予算:油そば760円、カスラー900円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅1番出口を出て、ケンタッキーフライドチキンを過ぎ、「川中スポーツ」の角を右に曲がる。郵便局の前と通って信号を渡り、「串鳥」の前を通ってもう一つ信号を渡ると右側に見えるビル。地下鉄南北線・すすきの駅より徒歩4分。 
最寄りのランドマーク:川中スポーツ、串鳥 
お勧めポイント:飲んだ後の締めの油そばとビールが美味しい店

やきとり・キィー

 店内はいつも多くの客でごった返しており、何故かタバコを吸う客が多くて煙たい。入り口側にはカウンター席とテーブル席が、奥には小上がりがある。「手羽屋」同様、店の人に聞くと、向いにある同じ手羽先が名物の「手羽屋」の姉妹店ではないというが、基本メニューや値段はほぼ同じである。古くから通っている客の話によると、両店はどうやら関係があるらしい。
 メニューは一般の居酒屋で見かけるごく簡単なメニューだけしかなく、それほど種類もない。中でもお勧めは、「手羽先」である。名物の「手羽先」は、「手羽屋」に比べると、焼き方がジューシーで良い。しかし、「ケンタッキーフライドチキン」のように味が濃いので、若者向きと言える。しかしながら、この濃さがビールと絶妙な相性を見せるのである。かなりのボリュームがあるので1人0.5人前の計算で十分だと思う。
 ちなみに、「手羽先」は注文して40分以上はかかるので、その間に何か食べ物を注文しなければならない。「手羽屋」同様「イカ刺し」が店のお勧めらしいが、正直「手羽先」以外はあまりお勧めではない。敢えて注文するなら「ザンギ」であるが、「手羽屋」ほど手が込んでなく完成度が低い。また、余った「手羽先」はお土産として持ち帰ることが出来る。この店は基本相席で、従業員のサービスは上から目線なので、この点は予めご容赦願いたい。(2013年4月追加) 

中央区南1条西5丁目敷島南1条ビルB1F  
電話番号:011-251-4539
営業時間:17時半~23時半 
定休日:日曜、祝日 
予算:手羽先(16〜18本)950円、ザンギ10個950円
アクセス:地下鉄大通駅10番出口を出て、「4丁目プラザ」、「TSUTAYA」の信号を右折して西側へ進む。「藤井スポーツ」、「ホテルオークラ札幌」の信号を過ぎ、次の信号手前の左側のビル(「手羽屋」は向かいのビル)。地下鉄大通駅から徒歩3分 
最寄りのランドマーク:TSUTAYA、4丁目プラザ、ホテルオークラ札幌、藤井スポーツ

手羽屋

 店の人に聞くと、向いにある同じ手羽先が名物の「やきとりキィー」の姉妹店ではないというが、基本メニューや値段はほぼ同じである。古くから通っている客の話によると、両店はどうやら関係があるようだ。
 メニューは一般の居酒屋で見かけるような簡単なメニューしかなく、種類もそれほどない。中でもお勧めは、「手羽先」と「ザンギ」である。名物の「手羽先」は、「やきとりキィー」に比べると、焼き方がコンガリしていて、塩味も抑えめである。また、「やきとりキィー」 に比べるとスパイシーさがあまりなく、大人しい感じだ。「やきとりキィー」の方は味がハッキリしていて、「ケンタッキーフライドチキン」のように味が濃くて分かりやすい。なので、若者向きなのは「やきとりキィー」で、年配者向きなのはこの「手羽屋」と言える。「ザンギ」は鶏のモモを使用し、肉側を内側に、皮側を外側にしてチューリップ様になっている。皿に載せられた姿は2段になっていて、上段は塩味、下段は洋辛子風味の甘醤油味のタレに浸っている。これが独特でオリジナリティがあって結構美味しい。余った「手羽先」はお土産として持ち帰ることが出来る。
 ちなみに、店独自のルールとして、食べ物を格安で提供しているため、1人1000円以上飲み物を飲んでもらうという規定がメニューに表示してある。(2013年4月追加)

中央区南1条西5丁目プレジデント松井ビルB1F  
電話番号:011-271-8008
営業時間:17時半〜22時15分 
定休日:土曜、日曜、祝日 
予算:手羽先(1kg、17本前後)950円、ザンギ950円
アクセス:地下鉄大通駅10番出口を出て、「4丁目プラザ」、「TSUTAYA」の信号を右折して西側へ進む。「藤井スポーツ」、「ホテルオークラ札幌」の信号を過ぎ、次の信号手前の右側のビル(「やきとり・キィー」は向かいのビル)。地下鉄大通駅から徒歩3分 
最寄りのランドマーク:TSUTAYA、4丁目プラザ、ホテルオークラ札幌、藤井スポーツ
お勧めポイント:「手羽先」と「ザンギ」が美味しい店

またたび餃子

 小笠原さん率いる「オガ・コーポレーション」が運営するB級グルメ店。彼の手がける店は実に個性的で、深夜にパフェが食べられる 「バーラー ペンギン堂(→ 札幌グルメバイブル・スイーツの頁を参照)」 や、立ち飲み居酒屋「立ち呑み・ちゃぼ」、焼酎居酒屋「たべごと屋ござる」など、どの店も思わず行ってみたくなるようなコンセプトで作られている。しかも、この近辺には同グループのほとんどの店が集まっているので、短時間にハシゴすることも可能。中でも僕のお勧めはこの「またたび餃子」である。しかし予め言っておくが、食べ物が少ないので1軒目から行くような店ではなく、2軒目、3軒目といったバー的な使い方で行って欲しい店だ。
 薄暗い階段を上り、狭い店内に入ると、右側にオープンキッチンのカウンター席があり、左に小上がりのテーブル席ががある。席に着いたら、まずはベルギービール「ヒューガルデン・ホワイト」と、三元豚入りの「焼き餃子」と「水餃子(豚・海老)」を注文。さらに、「牛メンチカツ」や「コロッケ」、「グラタンコロッケ」などの揚げ物も追加しよう。なぜなら、自由に使っていい各地の地ソースが、カウンターに所狭しと並べられ、ついつい試してみたくなる衝動に駆られてしまうからだ。しかし、開けてからかなり経っていそうなソースもあるので要注意。開封後店内で常温保存するのはまずいのでは?とは思いつつも、酔っているとあまり気にならなくなって、かけてしまうから不思議だ。締めのお勧めは、「油そば」。開店した頃とは異なり、「博多麺」、「中太麺」、「極太麺」、「魚粉」、「辛麺」の5種類の麺から選べるようになった。お勧めは極細の「博多麺」である。この細麺が酔ったときにシックリくるのだ。(2016年8月更新)

中央区南4条西1丁目 酒井ビル2階(同グループ「たべごと屋ござる」の2階)  
電話番号:011-261-7028
営業時間:【月曜〜土曜】18時〜翌5時、【祝日】18時〜23時半
定休日:日曜
予算:焼き餃子(6個)580円、水餃子(豚・海老)580円、コロッケ180円、油そば580円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅1番出口の階段を上り、出たら「ケンタッキーフライドチキン」とは反対方向にある薄野交差点へ向かう。薄野交差点を左折して直進し、「かに将軍」を過ぎ、次の信号を左折すると「スガイビル(東豊線・すすきの駅1番出口)」が見える。「スガイビル」の手前にある小路を右折するとすぐ。南北線・すすきの駅から徒歩2分。東豊線・すすきの駅から徒歩1分
最寄りのランドマーク:スガイディノス
お勧めポイント:深夜に美味しい餃子と油そばが食べられる

この薄暗い階段を上るカウンター席には所狭しと日本各地の地ソースが並ぶエビススタウトヒューガルデンホワイトポテトサラダ(280円)自家製ラー油キュウリ(380円)「牛メンチカツ(480円)」と「コロッケ(180円)」「焼き餃子(三元豚)」(580円)「水餃子(豚・海老)」(580円)「またたび餃子」はカリッとした揚げ餃子極細の「油そば・博多麺」中太の「油そば・辛麺」ドリンクメニューフードメニュー 

スペイン料理とワイン コチニージョcochinillo

 三条美松ビル2階にあるスペイン料理店。経営母体は変わっていないようだが、かつてはフレンチとして営業していた店だ。僕の記憶が間違っていなければ、現在の宮坂シェフが3人目のシェフで、確か、彼はイタリアンの 「サボ SABOT(→ 札幌グルメバイブル・イタリアンの頁を参照)」 でも働いたことがある料理人である。
 昭和のビルと一見ミスマッチとも思えるアーティスティックな外観を抜けると、2階分が吹き抜けになった開放感のある空間が広がる。外観は変わったようだが、店内はほとんど変わっていないように思える。
 この店の名物は、1時間近くかけて焼くという「スペイン産子豚のオーブン焼き」や一羽丸ごと焼く「スペイン産地鶏のオーブン焼き」、ウサギ肉や米を魚介のスープで煮込んだリゾットの料理「アロス・コン・コネッホ」など。「スペイン産地鶏のオーブン焼き」は、残念ながら鳥インフルエンザの影響で現在輸入停止となっているためにいただけない。なので、お勧めは「スペイン産子豚のオーブン焼き」である。「スペイン産子豚のオーブン焼き」は、カリッと焼かれた豚皮と豚肉に、焼くときに溶け出した脂に牛骨と鶏ガラのフォンを合わせたソースをかけていただくのだが、そのまま食べてももちろん美味しい。低温で長時間かけてローストしたその味わいは、最近食べた豚肉料理としては最高レベルの美味しさである。同じロースト系である中華料理の「子豚の丸焼き」とは、また違った味わいだ。
 ワインリストを見るとスペインワインの生産者についての記述もあり、ワイン初心者に対してとても親切。また、ボトルの価格も適正であり、ダイニングバー的な使い方もできるユーティリティーの高い店である。(2017年3月追加)

中央区南3条西5丁目 三条美松ビル2階  
電話番号:050-5592-3610
定休日:火曜
営業時間:【月~土】12時~14時、17時半~22時、【日曜・祝日】12時~14時、17時半~21時
予算:スペイン産子豚のオーブン焼き900円/100g(300gから)、スペイン産地鶏のオーブン焼き2500円(1羽)
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て、サンクスのある交差点を右折。観覧車のある「ノルベサ」の交差点を左折するとすぐ右側のビル。すすきの駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:ノルベサ
お勧めポイント:最高レベルの豚肉料理が味わえるスペイン料理店

古い昭和のビルのココだけ別世界 入口を抜けると・・・ 店内は天上が高く、2階分が吹き抜けになっており、入口側を見渡せる中2階にもテーブル席がある 本日のおすすめメニュー ワインリスト スペインワインの良質な生産者についての説明と詳細なワインデータが記載されており、ワイン初心者にとってとても親切 アラカルトで頼んだ一つ目は、スペインらしい「塩ダラと葉っぱのサラダ」 「ムール貝のコロッケ」 バゲット 「ハチノスと牛スジのトマト煮込み」 「豚肉とカブのアーモンド煮込み」は意外と美味しい。これもお勧め! 「イカスミのパエージャ」 この店のスペシャリティとも言える「スペイン産子豚のオーブン焼き(300g)」 店員がテーブルサイドで切り分けてくれる 切り分けられた状態。焼くときに溶け出した脂に牛骨と鶏ガラのフォンを合わせたソースをかけていただく ソースをかけた状態 

サイアムSIAM 大通店

 大通エリアにある人気のタイ料理店。調べてみると、実は琴似が本店のようである。ビルの2階にある店内に入ると、右側に何故か小さなバーカウンターがあり、左側から奥にかけてテーブル席がある。料理人は2人ともタイ人らしく、サービスは日本人とタイ人の2人の女性が担当している。 
 メニューを見ると、僕が何度も食べたことがある定番料理から食べたことのない料理までかなりの品数が並ぶ。今回食べた中でのお勧めは、「ガパオムーコォップ・ラードカオ」、「ラープガイ」、「ラープムー」、「パッブンファイデーン」、「シューシー・プラー」など。
 「ガパオムーコォップ・ラードカオ」は、ピリ辛の豚バラ肉のバジル炒めご飯で、そのまま食べても美味しいが、唐辛子入りナンプラーをかけて食べると更に味に深みが増していい。また、長粒米であるジャスミンライスもこの味にマッチしている。「ラープガイ」と「ラープムー」はタイ東北部の代表的な料理であるが、違いは肉の違いだ。「ラープガイ」は鶏肉を、「ラープムー」は豚肉を使用している。辛さをどうするか聞かれたので、「現地の辛さで!」と注文したら、これがかなり辛かったが実に美味しかった。「パッブンファイデーン」は、現地でポピュラーな空心菜を使ったピリ辛炒めで、これも外さない美味しさ。「シューシー・プラー」はレッドカレーを使った魚炒めで、バイマックルというハーブが何とも言えない美味しさを醸し出している。
 ちなみに、タイの人気焼きそば「バッタィ」と鶏肉のマッサマンカリー「ゲンマッサマンガイ」は少し甘め味付けなのでお勧めできない。さらに、デザートもお勧めと言うほどのレベルではなかった。(2016年4月追加)

中央区南1条西5丁目20 郵政福祉札幌第一ビル2階  
電話番号:011-200-1333
定休日:火曜
営業時間:11時〜15時、17時〜22時
予算:ガパオムーコォップ・ラードカオ1000円、ラープガイ830円、パッブンファイデーン1120円、シューシー・プラー880円
アクセス:地下鉄大通駅10番出口を出て、「4丁目プラザ」、「TSUTAYA」の信号を右折して西側へ進む。「藤井スポーツ」、「ホテルオークラ札幌」の信号を過ぎ、次の信号手前の右角のビル。地下鉄大通駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:TSUTAYA、4丁目プラザ、ホテルオークラ札幌、藤井スポーツ
お勧めポイント:札幌ナンバーワンのタイ料理店

このビルですココです店内食事メニュー1食事メニュー2食事メニュー3食事メニュー4デザートメニュー北海道限定の「サッポロクラシック」もありますが、もちろん「SINGHA」もあります。「パッブンファイデーン」は、現地でポピュラーな空心菜を使ったピリ辛炒めで、これも外さない美味しさ「シーコンムートード」は豚のスペアリブのブラックペッパーニンニク風味揚げで、予想通りの味「ラープガイ」はタイ東北部の代表的な料理。辛さをどうするか聞かれたので、「現地の辛さで!」と注文したら、これがかなり辛かったが実に美味しかった「ガイトー」は特製タレに漬け込んだこの店オリジナルのフライドチキン「ガパオムーコォップ・ラードカオ」は、ピリ辛の豚バラ肉のバジル炒めご飯で、そのまま食べても美味しい唐辛子入りナンプラーをかけて食べると更に味に深みが増していい「シューシー・プラー」はレッドカレーを使った魚炒めで、バイマックルというハーブが何とも言えない美味しさを醸し出しているタイの人気焼きそば「バッタィ」は甘い味付け調味料は「唐辛子」、「唐辛子入りナンプラー」、「粉末のナッツ」、「グラニュー糖」の4種鶏肉のマッサマンカリー「ゲンマッサマンガイ」は、少し甘め味付けなのでお勧めできない「タピオカ・ココナッツミルク」はサッパリとした普通の美味しいさ「カノムモーケン」はココナッツミルクとタロイモで作られたプリンのような食感のケーキ。作りたてなら美味しいと思うが、今回は恐らく解凍したと思われるものだった

新洋食 KAZU

 地下鉄・大通駅近くの古いビルの地下にある人気の洋食店。入口を入ってすぐにオープンキッチンのカウンター席があり、右奥にテーブル席がある。メニューを見ると、一般的な洋食メニューから創作メニューまでいろいろとあるが、シェフはフレンチ出身なの?というメニューも多い。ランチとディナーではメニューが若干異なり、値段はこの種の店としては高めである。
 この店の売りは、継ぎ足して作っているという自家製のデミグラスソース。なので、僕の一押しは「ハッシュドビーフ オムレツライス」か「エスカロップライス メンチカツ ハッシュドビーフソース」。「ハッシュドビーフ オムレツライス」はオムライスではなくオムレツライスなので、ケチャップライスではない。「エスカロップ」と言えば、炒めたバターライスの上にデミグラスソースがかかったポークカツレツがのった根室のご当地メニューである。しかし、この店の「エスカロップライス メンチカツ ハッシュドビーフソース」は、通常のライスにオムレツ、そしてメンチカツ、ビーフ入りデミグラスソースがかかったオリジナル料理である。つまり、「エスカロップライス メンチカツ ハッシュドビーフソース」との違いは、単にメンチカツがのっているかどうかだけの差なのだ。
 この店の料理は、どの料理も基本コース仕立てになっている。まず出てくるのは鰹だしベースのビーツのスープ。具材として小豆と黒豆が入っており、和洋が融合した素晴らしい出来のスープである。続いて日替わりのアミューズのような3種の小さな前菜が出され、そしてインディッシュとなる。メインには温野菜付きサラダが一緒に盛られ、そしてご飯かパンのどちらかを選べる。さらに、口直しのシャーベット、そしてコーヒーか紅茶などの飲み物が付き終了となる。
 価格は確かに高いと思うが、それなりに手間暇をかけて丁寧に作られたワンランク上の洋食と考えていただきたい。(2015年7月追加)

中央区南1条西5丁目 プレジデント松井ビル100地下1階  
電話番号:011-252-3711
定休日:月曜、第3日曜
営業時間:ランチ】11時半〜13時半(日曜は14時まで)、【ディナー】17時〜21時(日曜は19時半まで)
予算:ハッシュドビーフ オムレツライス1,404円
アクセス:地下鉄大通3番出口を出て、大通公園とは逆方向の電車通りへ向かう。ホテルオークラ札幌の角を右折し、電車通りと進むとすぐ右側のビル。大通駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:ホテルオークラ札幌
お勧めポイント:丁寧に作られたワンランク上の洋食

入口にあったランチメニュー1(もっと多くのメニューを掲載した正式なメニューもあります)

入口にあったランチメニュー2

料理はどれもコース仕立てになっており、いつも最初に出される「鰹だしベースのビーツのスープ」。具材に小豆と黒豆が入り、和洋が融合した旨みタップリのスープ

プチ前菜3種

「ハッシュドビーフ オムレツライス」

オムライスではなくオムレツライスなので、ケチャップライスではない

温野菜や生野菜の盛りつけも丁寧で美しい

シャーベット

コーヒー

この店の「エスカロップライス メンチカツ ハッシュドビーフソース」は、通常のライスにオムレツ、そしてメンチカツ、ビーフ入りデミグラスソースがかかったオリジナル料理である。つまり、「エスカロップライス メンチカツ ハッシュドビーフソース」との違いは、単にメンチカツがのっているかどうかだけの差だ

「よくばりコンビプレート」のメンチカツ(100g)+海老フライ2匹+ホタテフライ1コ、ライス付き

メンチカツのアップ

海老フライとホタテフライのアップ

真狩産ハーブポークと粗挽き牛を使用した「とろとろチーズ入り・デミグラス・ハンバーグ」とライス

断面はこのような感じ

文次郎(ぶんじろう)

 中華料理「茶月斎」が入っているオフィスビルの2階にある。店主の安田さんは、大阪高麗橋の吉兆で修行したこともある料理人。駆け出しの頃は、当時既に引退していた伝説の料理人・湯木貞一のマッサージをしたこともあったという。その後、大阪「四季のおでん」札幌店の店長を経て、今年念願の「文次郎」をオープン。店名の文次郎とは、彼のおじいさんの名前からとったそうだ。基本的には「四季のおでん」の頃とさほど変わらない創作おでんだが、「四季のおでん」時代と比べると若干味付けが濃くなり、素材の輪郭がくっきりとして美味しくなった。素材によっては京都の九条ネギや黒七味を使用するなど、京風テイストの関西風の味付けである。おでんは、季節によって変わる素材と、通年して味わえるものがある。お勧めは、「鴨ねぎ」、「豆腐」、「雪菜」、「玉子」、「こんにゃく」などである。前述のように、店主の安田さんは和食の経験があるため、「鯖の棒寿司」や「刺身」など、おでん以外の日替わりメニューも美味しい。(2012年7月追加)

中央区南3条西8丁目 大洋ビル2階  
電話番号:011-281-6557
営業時間:18時〜23時(ダシがなく なり次第終了)
定休日:月曜
予算:200~800円(500円前後が多く、季節メニューの鱧だけ1500円)
アクセス:南北線地下鉄・すすきの駅2番出口を出て、モスバーガー角の信号を左折。「ノルベサ」前を通り、左に「資生館小学校」を見ながら進み、遠くに「コンフォートホテル」の看板が見える南西角の白いビル。南北線地下鉄・すすきの駅から徒歩10分。 
最寄りのランドマーク:資生館小学校、シアターキノ、コンフォートホテル
おすすめポイント:元日本料理人が作る関西風創作おでん

うどんの そうまや

 最近はいりこ出汁を使った讃岐うどんが全国的に人気のようだが、この店は関西風ダシのうどん店である。麺は讃岐うどんのように太く角張ったしっかりとしたコシのある麺ではなく、柔らかくモチモチとした中太麺である。どこかしら、福岡にある 「博多 あかちょこべ(→ 福岡グルメバイブル・うどんの頁を参照)」 「黄金のだし」と命名されただし汁は、北海道の羅臼昆布と鹿児島県枕崎産の鰹節、さらに鰯節など数種類を用いて作られているらしい。口に含むと、良質な昆布と鰹節の香りが広がり、思わず大阪で食べたうどんを思い出してしまった。大阪を中心に今流行のうどんトッピング「フライドポテト」もお勧めだ。  ちなみに、B級グルメ心をそそる「チキンカツカレーうどん」は、繊細な出汁がスパイスに打ち消されてしまって普通のカレー汁となっており、お勧めできない。それでも、どうしてもカレーうどんを食べたいという方は、「ポテトカレーうどん」に「鶏天」をトッピングしていただくのがお勧めだ。(2015年8月追加)

中央区大通西5-8 昭和ビル1階  
電話番号:011-261-5553
定休日:日曜・祝日
営業時間:11時〜20時半(土曜は17時 まで)
アクセス:地下鉄東西線・大通駅1番出口のあるビルの南裏側。大通駅から徒歩1分
最寄りのランドマーク:ホテルオークラ札幌
お勧めポイント:関西風ダシのモチモチうどんが朝から食べられる

朝10時半までのメニュー 通常のメニュー1トッピングメニュー2滑ってつかみにくい箸(割り箸も用意しているらしい)スパイスは「七味」、「激辛唐辛子」、「柚子胡椒」「温かい朝うどん」に「鶏天」と「磯辺ちくわ天」、「ゴボウ天」の3種類をトッピングしたところ「ゴボウ天」は厚めのスライス「磯辺ちくわ天」「鶏天」は胸肉を使っていて食感もいい「冷たい朝うどん」は味が薄めのぶっかけタイプ。「生たまご」と「鶏天」をトッピング七味を投入(天かすは最初から入っていてトッピングではない)鶏天の断面冷たいうどんは意外とコシがある「チキンカツカレーうどん」に「フライドポテト」をトッピングこれが「フライドポテト」。最初はカリッとしているが、すぐにカレー汁を吸ってシナッとする。これがまた美味しい!チキンカツは衣や揚げ方がイマイチ汁はほどほどスパイシーだが、出汁の繊細な香りが感じられないカレー汁を吸ってシナッとしたフライドポテト

天ぷら あら木

 薄野に2014年にオープンした天ぷら店。清潔感溢れる店内は、右側にL字型のカウンター、そして左側に掘りごたつのテーブル席がある。店主の荒木さんは日本料理の修業経験もあるため、天ぷら以外の料理も含めてコースに出される料理全てが美味しい。
 天ぷらはどれもサクッと揚がっていて軽く、火の通し方が抜群にいい。しかも、札幌でありながら使用している素材の質が高い。なので、大根おろしを入れた天つゆは、寿司屋のガリのような口直し、あるいは香りある野菜を食べるときだけに漬けるにとどめ、基本、天ぷらは塩で食べるのが望ましい。カリッと揚がった穴子には擦りたての山葵をタップリと塗り、やはり塩でいただきたい。店主は未だ若く経験が浅いが、志が非常に高いだけにこれからの更なる発展が期待できる。
 意外なことだが、天ぷら店にしては最後のデザートまで手抜きなく美味しく、また、天ぷら店とは思えないくらい日本酒のセレクトが良かった。特に、福島県の人気酒「寫楽」の大吟醸は最近飲んだ日本酒の中では最高の逸品だった。逆に、スパークリングワインは、何故か山梨県の「アルガブランカ・ブリリャンテ」のみしか置いていないのが対照的であった。(2014年12月追加)

中央区南7条西4丁目 延寿堂1階  
電話番号:011-552-5550(前日までに予約するのが望ましい)
定休日:日曜、祝日
営業時間:17時〜21時 
予算:コース9000円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅4番出口を出て、札幌東急インの信号を左折して、一方通行を南へ進む。「すすきの市場」の信号を越えて次の「ススキノ会館」の角を左折するとすぐ右側。地下鉄南北線・すすきの駅から徒歩5分。 
最寄りのランドマーク:すすきの市場、ススキノ会館 
お勧めポイント:志の高い若手店主が揚げる本格的な江戸前天ぷら

ひでたか(→ 札幌グルメバイブル・寿司の頁を参照」 の隣りにあります

モズク酢からスタート

二品目は「カリフラワーとアサリのスープ」

いよいよ揚げ物がスタート。まずは「銀杏の素揚げ」

才巻き海老(車エビの小さい物)

天つゆに大根おろしを入れ、これがガリのように口直しにいい

塩とレモン

才巻き海老の頭

スミイカ

釧路町仙鳳趾産 牡蠣のオイル漬けとフルーツホオズキ、クルミ、小桑

マイタケ

キス

菊芋

三州生姜

バフンウニの海苔巻き

穴子

擦りたての山葵をタップリ載せて塩でいただく

新田先生の食べた天丼

僕らが食べたかき揚げ天茶

デザートの「ワインゼリーと牛乳プリンの黒みつがけ」とハーブティー

増田うどん

 食べログを見ると、北海道の方は口を揃えて「肉うどん」イコール、最近札幌にもオープンした福岡のフランチャイズチェーン店「肉肉うどん」をイメージしているようだが、それは大きな間違い。この店の薄口醤油を使ったダシ汁や薄切りで甘辛く炊かれた牛肉などは、明らかに関西風・大阪肉うどんの特徴を備えている。ダシの色が濃く肉が厚めで生姜テイストの「肉肉うどん」とは明らかに異なっており、僕のこれまでの経験では、吉本芸人御用達の大阪難波の「千とせ」の「肉うどん」や「肉吸い」にむしろ近い。但し、こと麺に関しては、コシが弱く角張っていない大阪うどんというよりも讃岐うどんに近く、「大阪+讃岐=増田うどん」なのでは?というのが僕の推論である。
 店に入ると、左側にガラス張りの製麺場があり、右側にはコの字型のカウンター席とテーブル席がある。白と黒、そして木を用いた現代的なインテリアがいい。
 この店の麺は、何故か温かいうどんになると急にコシが弱くなってしまう。なので、僕がお勧めしたいのは麺が冷たい“ぶっかけ(冷)”。中でも「増田肉ぶっかけ(冷)」が僕の一押しである。この店の名物「増田肉うどん(温)」の温かいダシ汁では麺のコシの弱くなってしまい、しかも甘辛く炊かれた牛肉の味が汁全体を支配してしまい、うどん全体のバランスが台無しなのである。やはり、甘く炊かれた牛肉と汁との相性を考えると、辛めの汁を使った“ぶっかけ”の方がピッタリとくる。さらに、これに七味唐辛子をタップリかけて食べると牛肉の風味が増してなおいい。“肉はちょっと”と言う方は、「えび天ぶっかけ」がお勧め。人気の「ごぼ天ぶっかけ」は、ごぼうの切り方が細すぎるために歯ごたえが悪く、何よりも油ぎれが悪いのでお勧めできない。さらに、ネーミングが魅力的で思わず頼んでしまいそうな「かまチーズカレーうどん」は、汁と麺が絡まない上にスパイシーさもなく、こちらもお勧めできない。(2014年4月追加)

中央区南3条西9丁目1000-6 イオ南3条ビル1階  
電話番号:011-231-8188
定休日:不定休
営業時間:営業時間:【月曜〜 金曜】11時〜16時、18時〜20時半、【土日・祝日】11時〜19時(売切れ次第終了)
予算:増田肉 ぶっかけ(冷)800円
アクセス:地下鉄東西線・西11丁目駅3番出口を出て石山通を左(南側)へ向かう。「札幌プリンスホテル」を過ぎ、中央区役所前の信号を左折して薄野方面へ向かう。「北海道美容専門学校」の前を過ぎるとすぐ右側。西11丁目駅から徒歩5分。 
最寄りのランドマーク:札幌プリンスホテル、中央区役所、北海道美容専門学校
お勧めポイント:肉ぶっかけうどんが美味しい

こはし

 札幌中央卸売市場の場外市場にあるミシュラン1つ星の蕎麦店。住宅街の中にあるため、一見するとただの住宅のように見える。玄関で靴を脱いで上がると、そこは珪藻土の土壁を使用した白い空間が広がっている。天井の曲線が柔らかく、木の温もりを感じる。また、昼間に訪れると、庭から差し込む日差しが心地良い。BGMにクラシックピアノが流れ、ゆったりと時間が流れていく。フローリングが床暖房になっているので、冬に訪れても快適である。
 この店では、朝に石臼で挽いた打ち立ての蕎麦が頂ける。この日は北海道清里町産ボタンソバの新蕎麦であったが、香りも申し分なかった。太さも僕好みで、しっかりとしたコシがあり、喉越しもいい。ワサビも摺り下ろした本わさびである。お勧めは冷たい蕎麦で、大盛りは210円増しとなる。お勧めは“天せいろ”であるが、野菜や穴子のようにしっかりと揚げる天ネタはカリッと揚っていて良いが、車エビなどのように繊細な揚げ方をする天ネタはサクッとしておらずイマイチである。なので、僕のお勧めはカリッ香ばしい「穴子天せいろ」。但し、穴子は季節や産地よってどうしても泥臭ささを感じることがあるので、そのリスクを承知の上で注文されたい。温かい蕎麦の方はどうしても蕎麦が弱くなってしまい、お勧めではない。それでもどうしても頼みたい方は、やはり「穴子天そば」が良いだろう。
 この店の蕎麦湯は、蕎麦粉を溶いたトロみのある蕎麦湯なので、冷たい蕎麦を食べた後に汁に注いで飲むとまるで蕎麦ポタージュのようで最高。お酒の種類や品揃えはあまり良くないが、お酒のアテに「焼きみそ」や「板わさ」、「穴子の煮こごり」、「焼き鴨」などのつまみが充実しており、お酒で一杯やってから蕎麦をといった使い方も出来る。デザートは通年してある「そば茶のアイス」の他、12月〜5月には「いちごのデザート」、6月〜11月には「いちじくのコンポート」といった蕎麦を使ったスイーツがある。最後を締める蕎麦湯や添えられる蕎麦クッキーなど、細部に至る心遣いも素晴らしい。(2013 年4月更新) 

中央区北10条西21丁目1-2    
電話番号:011-621-8482
営業時間:【月曜〜金曜】11時半〜14時半、 【土曜・日曜】11時半〜14時半、17時半〜19時半
定休日:毎週火曜、第3水曜
予算:鴨せいろ1,600円、穴子天 せいろ2,100円
アクセス:市内中心部から北5条通りを西に向かい、西24丁目の回転寿司「トリトン」の信号を(北に)右折。子供服の「西松屋」の信号を右折し、2つめの公園の角を左折して、再び公園の角を右折するとすぐ。 
最寄りのランドマーク:トリトン、西松屋 
お勧めポイント:冷たいせいろ蕎麦と蕎麦湯が美味しい

 

宮川本廛 大丸店

 銀座グルメバイブルでも紹介した札幌では数少ない江戸前の鰻店 (→ 銀座グルメバイブル・鰻の頁を参照) 。店内に入ると、思っていたよりも中は広く、価格は本店とほぼ同じ。しかし、札幌にある他の鰻店と比べると値段が高いせいか、美味しい割には行列を作ることはない。また、デパートの食堂街にありながら、本店と同じように、注文を受けてから蒸して焼き上げるというキチンとした仕事をするため、出てくるまで20〜30分くらいの時間を要する。なので、急いでいる方には向かない。蒲焼きは焦げ目なく見事な飴色に焼き上げられ、職人のスキルの高さを伺わせる。鰻ご飯は基本的に“鰻重”と“鰻丼”の2つがあるが、僕の好みは御飯の上に鰻がのった“鰻丼”。蓋付きの大きなドンブリに鎮座する姿は、これぞ鰻丼という感じで食欲がそそられる。
 銀座グルメバイブルでも述べたが、この店で使用している鰻はそれほど大ぶりではなく脂もほどほどで、辛口のタレによってサッパリとした感じに仕上がっている。もしも、トロッと脂ののった鰻が好みの方は、円山の 「うな明(→ 札幌グルメバイブル・うなぎの頁を参照)」 の方をお勧めする。また、鰻丼にはうっすらとタレがかけられているが、濃い味が好きな方はテーブルのタレを追加して食べることをお勧めする。ちなみに、セットメニューでなければ「赤出汁」や「肝吸い」は付いていないので、単品の場合は別注文となる。「肝吸い」は北海道の他の鰻店に比べ、頭一つ抜けた美味しさである。何度もほうじ茶を注ぎに来てくれたり、お茶を差し替えてくれるなど、老舗鰻店の名に違わず従業員のサービスも行き届いている。なお、全席禁煙である。(2013年3月追加)

中央区北5条西4丁目7 大丸札幌店8階  
電話番号:011-828-1251
定休日:不定休(大丸に準ずる) 
営業時間:11時〜21時 
予算:鰻丼「こいち」2,160円「、雪」3,150円「、花」3,675円「、中入」時価 
アクセス:JR札幌駅直結 
最寄りのランドマーク:JR札幌駅、大丸札幌店 
お勧めポイント:丁寧な仕事の江戸前鰻店

うなぎ うな明(うなめい)

 札幌では、大丸百貨店にある「宮川本廛・札幌大丸店」とともに、本格的な江戸前の鰻の蒲焼きが味わえる店。2011年版の札幌グルメバイブルと比べて大きく変わった点は価格で、最も安い「梅」は500円強、最も高い「特」では1000円弱の値上げとなった。その理由は、お分かりのように、近年のシラス鰻の不良が原因。一軒家の店内は、通常のテーブル席と小上がりにある掘りごたつ式のテーブル席がある。
 先ずは生ビールを注文。アルコールを注文すると鰻の骨せんべい(鰻の骨を素揚げにして塩と山椒風味で味付けした物)がお通しとして出てくる。そして次に「うざく」を注文。爽やかな酸味で味付けされたキュウリと鰻は、ビールや日本酒のあてにはピッタリ。メインである「鰻重」は、鰻の大きさと量の違いによって価格が異なる。予め御飯の上に蒲焼きがのって出てくる「松、竹、梅」は、鰻の大きさが異なる。鰻と御飯が別盛りになった「特」は、最も大きい鰻を使用している「松」の鰻1.5匹分を使用している。なので、プリッと身が厚く脂がのった鰻を食べたければ「松」か「特」を選ぼう。この店は他店と比べて値段が高く、ハッキリ言ってコストパフォーマンス的には良くないかもしれない。しかしながら、脂がのった九州産鰻は全く臭みを感じず、一口食べれば極めて良質なものであることが分かる。惜しまれつつも閉店した札幌・関西風鰻の名店「なが木」を彷彿させる美味しさである。焼き方も焦げ目がなく、見事な江戸前の仕事をしている。また、タレの甘さもサッパリとした薄味で良い。もしも濃い味が好みの方は、テーブルのタレを追加して食べればいい。付いてくる「肝吸い」も悪くなく、これで御飯がツヤツヤで美味しかったら3つ星である。前述のように、お酒の好きな方なら、先ずは「うざく」や「白焼き」で一杯やり、最後に「鰻重」というパターンが最高である。(2013年3月更新)

中央区北1条西27丁目3-3   
電話番号:011-612-5777 
営業時間:11時半〜15時、17時〜19時 半
定休日:火曜
予算:鰻重:梅2,700円、竹3,240円、松4,320円、特5,400円
アクセス:地下鉄東西線・円山公園駅3番出口を出て反対方向へ向かい円山バスターミナルの角を左折する。レンガ色のマンションの前を過ぎ、「渓仁会円山クリニック」を過ぎるとすぐ左側。地下鉄東西線・円山公園駅より徒歩2分。 
最寄りのランドマーク:円山公園駅、円山バスターミナル 
お勧めポイント:本格的な江戸前の仕事をした鰻の蒲焼き

ビールと骨せんべい 



うざく 



 白焼き 



特の鰻重 



 竹の鰻重 



梅の鰻重 

おにそば 豚退治

 実はこの店、豊平区にある 「おにそば(→ 札幌グルメバイブル・蕎麦の頁を参照)」 の支店であり、背脂豚骨ラーメンで有名な 「山嵐(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」 が新たに展開した店舗である。コンセプトは、肉系の大盛りつけ麺ならぬ“つけ蕎麦”。そのオリジナルは、漫画「島耕作」でも何度か登場した東京・西新橋にある 「そば処 港屋(→ 銀座グルメバイブル・蕎麦の頁を参照)」 という立ち食いつけ蕎麦店である。札幌も含めて、全国各地に「そば処 港屋」を真似た様々なつけ蕎麦店があるが、札幌の「おにそば」が最もオリジナルの「そば処 港屋」に迫っていると思う。それを思うと、「山嵐」の店主・大村さんの抜きんでた才能は凄いと思う。
 まずは、自動券売機で食券を購入。メニューは、「豚もり」、「鶏もり」、「海苔胡麻もり」、「もり」の他、背脂と煮干しの効いた「地獄のかけそば」、油そばの蕎麦バージョンである「あぶら蕎麦」、13時以降限定の1.5㎏の大盛り蕎麦「鬼退治」などがある。「おにそば」との決定的な違いは、牛肉の「肉もり」が豚肉の「豚もり」になっていること。この店が「おにそば」よりも星が一つ少なくなった理由としては、豚よりも牛肉の方が圧倒的にこのワイルドなつけ蕎麦にマッチしているからだ。
 お勧めは「豚もり(冷)」であるが、通常の蕎麦の量は「中盛り」の450g。少なめは「並盛り」300gで、どちらも同じ値段であるが、女性やお年寄りは「並盛り」にしておいた方が無難だ。麺は通常の日本蕎麦のような繊細な麺ではなく、田舎そばのような歯ごたえのあるストレート太麺。生卵を1個サービスしてくれるので、これは必ず頼んでおこう。また、「そば処 港屋」では、生卵や天かすは入れ放題であるが、この店では天かすと韓国産赤唐辛子(甘味があって辛くない)だけが入れ放題となっている。
 まずは唐辛子を2匙入れ、1/3くらい食べたところで、溶いた生卵をつけ汁に入れて食べると、アッサリ円やかとなって更に美味しい。天かすを入れるか入れないかは好みであるが、僕は入れない派だ。肉好きであれば、肉の量を増した「豚もり・豚増し(豚の量が2倍)」や「豚もり・豚退治(豚の量が3倍)」もいいが、最近は仕込みが間に合わないのか?何故か肉増しメニューはやっていないようだ。薄切りの甘辛肉と刻みネギ、そしてタップリの海苔と胡麻がのっていている点はオリジナルと同じだが、つけ汁に関しては「そば処 港屋」よりもラー油が少なめなので、この点は唐辛子を入れて調整するしかない。一方、「鶏もり」は、「そば処 港屋」の「温かい鶏そば」とは異なっており、鶏が全く切られていないので僕好みではない。ちなみに、各蕎麦はつけ汁を冷たい「冷」か、温かい「温」のいずれかを選ぶことができる。また、つけ汁を背脂入りの「背脂地獄」にすることもできるが、これは脂っこすぎてお勧めできない。(2017年1月追加)

中央区北一条西7丁目1-5-23 あおいビル1階  
電話番号:090-4878-2888
定休日:日曜・祝日
営業時間:11時~15時半、17時~20:30
予算:豚もり(冷)880円
アクセス:地下鉄南北線、東西線・大通駅5番出口を出て、駅前通りをJR札幌駅側に進む。「りそな銀行」を左折して北1条宮の沢通を西に進む。「中央警察署」、「日本銀行札幌支店」を過ぎ、「札幌トヨタ」が見えたらその北向いのビル(Honda Cars北海道の隣、STV札幌テレビ放送の手前)。地下鉄大通駅から徒歩8分、ロイトン札幌から徒歩5分
最寄りのランドマーク:札幌トヨタ、Honda Cars北海道、STV札幌テレビ放送
お勧めポイント:通常の日本蕎麦とは違う体育会系肉系そば

1階に「Hotto Motto」があるビルですビルの奥にありますメニューまずは自動券売機で食券を購入するオフィス街にあるせいか、夜の客を呼び込むサービスも店内はL字型のカウンター席と小さなテーブル席のみで、かなり狭め「そば処 港屋」では、生卵や天かすは入れ放題であるが、この店では天かすと韓国産赤唐辛子(甘味があって辛くない)だけが入れ放題となっているこれが「豚もり(冷)」の並盛り(麺少なめ)海苔に覆われて見えないので・・・海苔をどけるとこんな感じつけ汁に唐辛子と生卵を投入麺は田舎そばのような太麺で、噛みごたえがある甘辛い豚肉と一緒に食べると美味しい最後は蕎麦湯を入れて飲む

かれーうどん椿

 京都から進出してきたカレーうどんの専門店。北海道でカレーうどんの専門店を名乗っているのは、恐らくこの店だけではないだろうか。カレーうどんと聞いて先ず真っ先に思い浮かぶのは名古屋と京都である。名古屋は名古屋グルメバイブルでランキングをつけて掲載 (→ 名古屋グルメバイブル・カレーうどんの頁を参照) したほどのハイレベルな激戦区であったのに対し、京都のカレーうどんは、基本的にうどんが柔らかく、汁もスパイシーさに欠けるなど、残念ながら掲載できるレベルの店はなかった。なので、“やはり、カレーうどんは名古屋が日本一”と結論づけたのである。そのことを考えると、この店の京風カレーうどんは上出来だと言える。名古屋カレーうどんほどのスパイシーさや奥深さは感じられないが、食べているうちについつい最後まで汁を飲み干してしまうような出汁の旨みがある。
 店内の説明書きをみると、利尻昆布や鯖節、宗田節、ウルメイワシ、鰹節、丹波産干し椎茸などで出汁を取っているという。麺は讃岐うどんと張り紙で表示してあるが、一般の讃岐うどんほど太くはなく、それほどコシもない。しかし、これはこれで旨味のある汁と麺のバランスが調和していていい。また、基本的に天ぷらものはそれほどお勧めではないが、「ちく天かれーうどん」だけは別物で、僕の1番のお勧めである。「ちくわ天」はかき揚げと一緒にのっていて、中が柔らかく外がカリッとしていて旨味も十分。その一方、「かれー丼」は味付けが甘すぎてお勧めできない。ちなみに、この店は昼間の4時間だけしか営業していないのでご注意を。(2013年3月更新)

中央区大通西17丁目1-5 ノワム大通ビル1階  
電話番号:011-614-6766
営業時間:11時~15時 
定休日:火曜
予算:ちく天かれーうどん860円 
アクセス:地下鉄東西線・西18丁目駅の4番出口を出て左へ進む。さらに「札幌日産」の信号を左折する。そして次の北大通の信号を左折すると、クリーム色のマンションが見えるのでその1階。地下鉄東西線・西18丁目駅より徒歩3分。 
最寄りのランドマーク:札幌日産 
お勧めポイント:北海道では珍しい京風カレーうどんの専門店

さくら庵

 民家風のインテリアと木の床板が印象的な店内。暗めの入り口を抜けると、正面右にカウンター席、左側にテーブル席がある。この店の蕎麦はほぼ二八で打たれているが、8割が更科粉(さらしなこ:蕎麦の実の中心部だけの蕎麦粉)を使用しているため、更科蕎麦に近い喉越しの良さが自慢である。しかし、更科蕎麦は白くて美しく喉越しこそ良いが、蕎麦の香りや甘みに乏しいため、2割を香りの強い石臼挽きの蕎麦粉で補って打っているという。それでも、この店の蕎麦はどちらかというとやはり更科蕎麦に近いイメージだ。「一茶庵系」や「更科系」など更科蕎麦を打つ店は、どうしもグルメ雑誌や評論家の評価が低くなってしまう。これまで僕も同様な評価をしていたが、食べログなどではむしろ高く評価されている店が多いところをみると、一般的には蕎麦の香りや甘さは、蕎麦を評価する上でそれほど重視されていないことが分かる。
 この店の僕の一押しは「別製天せいろそば」。冷たいつけ汁の「天せいろ」と異なり、温かいつけ汁に天ぷらが浸されて出てくる。つけ汁に天ぷらから出るゴマ油の香りが移り、何とも香ばく香りが豊かである。つけ汁は東京・藪蕎麦系のような辛口で、鰹節の風味が抑えられていて酸味も少なくキリッとしている。もう一つのお勧めは、ぶっかけの「冷やしたぬきそば」。この店の蕎麦は切り方も太さも僕好みで、店主の蕎麦打ちの技術は、恐らく札幌の蕎麦店の中でもトップクラス。唯一の不満は、蕎麦の香りに乏しいところだけである。(2012年10月追加)

中央区南5条西24丁目1-34  
電話番号:011-533-0789
営業時間:月曜・木曜~日曜11時~15時、17時~20時、火曜11時~15時 
定休日:水曜 
予算:別製天せいろそば1350円、冷やしたぬきそば850円 
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅4番出口を出て右、大通を進み、西25丁目の信号を右折して南へ向かう。愛育病院とエネオスGSの信号を左折するとすぐ右側の黒い建物。地下鉄東西線円山公園駅より10分。 
最寄りのランドマーク:愛育病院
お勧めポイント:絶妙な喉越しとキリッと辛めのつけ汁が美味しい蕎麦店

 
 

相生坊

 ご夫婦でひっそりと営業されている隠れ家的な蕎麦屋である。蕎麦粉は主に道産の丸抜きを石臼で自家製粉したものを使用。蕎麦は外二(小麦粉:蕎麦粉が2:10)で打たれた、やや平べったい細麺である。蕎麦の香りや甘みは申し分ないが、特に9月から始まる新蕎麦の季節の蕎麦はまた格別である。この店のお勧めは何と言っても「鴨せいろ」。蕎麦は他の店に比べるとやや少なめなので、しっかりと食べたい方は大盛り(半増し盛+300円)がいい。温かい蕎麦なら、泡雪のように繊細なとろろがのった「山かけ」がお勧め。「天せいろ」はかなり値が張るが、これは九州産の活車エビを使用しているため。この店のもう一つの特徴は汁で、キリッと締まった江戸風の辛さと本枯れ節を思わせるリッチでスモーキーな香りがする。(2012年9月更新)

中央区宮の森2条15丁目7-15  
電話番号:011-615-1011
営業時間: 11時~19時(売り切れ次第閉店) 
定休日:木曜日、不定休 
予算:鴨せいろ1400円、天せいろ2200円、山かけ1100円 
アクセス:北1条宮の沢通を西に向かい、「宮の森1-11」の信号を左折して円山競技場方面に向かう。突き当たりT字路の信号を右折し、セイコマートのある藻岩山麓通交差点の信号を過ぎ、すぐに次の細い路を左折。坂を少し上ると左にネットで囲まれたグランドが見える。その右側に茶色の5階建てマンションが見えるのでその角を右折。道が突き当たったところの左側にある。 
最寄りのランドマーク:セイコマート 
お勧めポイント:鴨せいろの美味しい蕎麦店

 

モツの朝立ち

  「焼肉 グルマンズいとう(→ 札幌グルメバイブル・焼肉の頁を参照)」 系列の串焼き店。女性と一緒に行くとセクハラともとられかねないこのネーミングから、ホルモン専門の焼肉2号店かと思いきや、内臓料理が豊富な串焼き店なのである。実はこのエリア、 「生ラムジンギスカン 山小屋(→ 札幌グルメバイブル・ジンギスカンの頁を参照)」 や「焼肉世界チャンピオン南4条店」などの有名焼肉店がひしめく激戦区。この激戦区の中で、今やナンバーワンの人気店なのである。
 店内は串焼き店とは思えない白と白木を基調とした明るいインテリア。右にはオープンキッチンのL字型のカウンター席が、そして左側にテーブル席がある。壁には店名をイメージしているのか天狗のお面が飾られ、カウンターにはハブ酒やまむし酒が置いてある。サービスの女性は、「焼肉 グルマンズいとう」と同じような割烹着の和服姿だ。メニューを見ると、いろいろな焼き串や生肉を使ったメニューの他、中華料理?と思われるようなメニューもあった。
 まずは、生ビールのサッポロクラシックを注文。そして、この店の名物である「モツの煮込み・玉子入り」と「韮菜炒牛肚(レバテキ)」も注文。「モツの煮込み・玉子入り」は、良質なモツがトロトロと煮込まれており、ユッケジャンのようなピリ辛のスープと良く合う。「韮菜炒牛肚」はまさに美味しいレバニラ炒めで、火の通し方や鷹の爪のピリ辛も最高。これら2つはお勧めである。この他のお勧めは、「香酥炸鶏支羽(手羽先の香り揚げ)」や「五香粉 とん足」、串では「赤せん」や「さがり」など。串はそのまま何もつけずに食べるものとタレをつけて食べるものがあるが、基本的には味がついているので、あとは好み次第。
 さすが「焼肉 グルマンズいとう」の系列店だけあって、どのメニューも外れなく美味しい。とくに、中華メニューが美味しいので、もしかすると中華料理の経験のあるスタッフがいるのかもしれない。ちなみに、予約は受け付けておらず、満員の場合には外で待たなければならないのでご注意を。(2015年8月追加)

中央区南3条西4-9 カミヤビル1階  
電話番号:011-233-0088
定休日:月曜、第2火曜
営業時間:【火曜〜土曜】18時~翌2時、【日曜・祝日】17時~23時半
予算:モツの煮込み・玉子入り600円、韮菜炒牛肚(レバテキ)550円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て「すずらんビル」を過ぎ、サンクスの信号を右折。すぐに「かつや」が見えので、さらに右折するとすぐ左側。すすきの駅より徒歩2分
最寄りのランドマーク:すずらんビル
お勧めポイント:「焼肉 グルマンズいとう」系列のワンランク上の串焼き店

赤線で囲まれたドリンクメニューには「まむし」や「ハブ」、「高麗人参」などが・・・

白菜キムチ

「モツの煮込み・玉子入り」は、良質なモツがトロトロと煮込まれており、ユッケジャンのようなピリ辛のスープと良く合う

「韮菜炒牛肚」は、まさに美味しいレバニラ炒めで、火の通し方や鷹の爪のピリ辛も最高

中国の代表的な混合香辛料である「五香粉」の八角とシナモンの香りが僕は大の苦手。でも、「五香粉 とん足」は香りのバランスとゼラチン状のトロトロ感が絶妙で、美味しい!!

「香酥炸鶏支羽(手羽先の香り揚げ)」は表面がカリッと中がシットリとしていてビールにベストマッチ

「はちのすの和え物」は塩と辛和えをチョイスできるが、今回は辛和え

生肉はちょっと怖いので、今回は湯引きした薄造りのミノをフグに、センマイを皮に見立てた「ふぐもどき」を注文

ミノ串

タレに漬けていただく

しっかりとした歯ごたえの「こめかみ」

牛タン入りの「つくね」

「赤せん」は豚足のようにコラーゲンを感じる

「さがり」は赤身の旨さが濃厚

八仙 大通店

 札幌医大近くにある有名焼肉店。今年近くに移転し、店名も「炭火焼 八仙 二号店」から「八仙 大通店」へと変更となった。実はこの店、薄野の「炭火焼 八仙」から暖簾分けされた店なのである。本店は塩ホルモンがメインの店で、この店との共通メニューは「塩ジンギスカン」と「塩ホルモン」、「牛トロライス」など。この店のオリジナルメニューの方が多く、基本的には別な店と考えた方が良さそうだ。以前と変わらず、店の前には炭火を置いておく容器とその上に大きなヤカンが置かれているので、それが店の目印となっている。店内に入ると、かつての狭い店とは異なり、かなりの大箱店となった。にもかかわらず、狭い店の頃の制限時間2時間というレギュレーションが未だに続いているのは、腑に落ちない。
 メニューは全てが塩ダレに漬けて出されるため、塩コショウや醤油ダレなどは置いていない。この店の名物は「塩ジンギスカン」で、肩ロースを使用しているので味が濃厚で美味しい。サイドメニューの「からみネギ」を注文し、肉の上に載せて食べれば旨さが倍増する。その他、「金華豚肩ロース」も豚の旨味十分だし、「セセリ(ネック)」や「上ガツ」などもプリプリして最高に美味しい。また、道産牛を使った「特上サガリ」や「特上カルビ」なども値段は高いがお勧めである。三元豚を使った「スペアリブ」だけは店員が焼いてくれるが、これもはずせない逸品。締めの御飯は、テレビ番組で紹介され、今や十勝名物となった「牛トロライス」。冷凍牛のミンチと御飯を混ぜて食べると、本当に牛肉?と思うくらい美味しい。この他の御飯メニューには、「山わさびご飯」や「からみネギ玉ご飯」などのとても魅力的メニューも。「牛トロライス」で使用する「牛トロフレーク」や「塩ジンギスカン」は全国発送もしてくれるので、北海道土産としてもお勧め。
 この店はインパクトのある「塩ジンギスカン」ばかりが有名となってしまったが、それ以外の肉も熟成された旨味を十分味わえ、肉の美味しさを改めて感じさせてくれる店である。(2017年8月更新)
https://ja-jp.facebook.com/hassen.2.shio/

中央区南1条西14丁目321  
電話番号:011-272-4055
定休日:火曜(祝日の場合には営業) 
営業時間:11時半〜14時半(火曜・日曜・祝 日を除く)、肉がなくなり次第閉店
予算:塩ジンギスカン1200円、金華豚肩ロース2000円、からみネギ400円 
アクセス:地下鉄東西線・西18丁目駅の5番出口を出て大通を右へ。ローソン、北海道信用保証協会を過ぎ、2つ目のローソンとモスバーガーのある交差点を右折し、「光塩調理製菓専門学校」を右折するとすぐ左側。西18丁目駅から徒歩6分
最寄りのランドマーク:光塩調理製菓専門学校
お勧めポイント:北海道では珍しい塩ダレ専門の焼肉店

光塩調理製菓専門学校の角を右折すると・・・ココです!店の前には七輪、炭火、ヤカンが店内は以前と打って変わって大箱店に備長炭で肉を焼きます煙の臭いが付かないように、椅子の中に衣類を収納できますメニューフードメニュー1。以前と比べて、肉メニューの値段が2割アップしているフードメニュー2。2時間の飲み放題付き宴会コースは、4名からで3日前までの予約が必要ドリンクメニュー先付けは、鶏と鶏の煮物まずは、名物の「塩ジンギスカン」これの相棒は「からみネギ」。肉の上に載せて食べれば旨さが倍増する「セセリ(ネック)」これも外せない「塩ジンギスカン」と「セセリ(ネック)」を焼く「特上カルビ」は過度な脂肪の肉ではなく、肉の旨みが感じられる美味しさ「特上サガリ」は濃厚な肉の旨み「上ガツ」「金華豚肩ロース」も外せない美味しさ「とりコロ焼き」「からみネギ玉ご飯」は・・・生卵の黄身を混ぜて食べるが、これは想像通りの味「ピリ辛ナンコツ」全国発送もしてくれる

キュウ Q

 時計台のすぐ北側にある人気のラーメン店。いや、昼はラーメン店であるが、夜は焼き鳥店に変身する二毛作の店である。厳密言えば、夜の早い時間帯(17時〜19時)には昼とは別メニューのラーメンもやっているので、三毛作の店と言えるかも。
 地下への階段を下りると、ラーメンの自動券売機があるので、ランチタイムにはまず食券を購入する。鎖の付いた重い扉を開けると、中はワンフロアのロフト風のインテリア。奥にカウンター席が、そして真ん中には巨大なテーブル席と手前に小さなテーブル席がある。
 ランチタイムのラーメンは、「清湯(醤油)」と「白湯(塩)」の2種類があり、僕のお勧めは「清湯」。基本のラーメンには、具材としてチャーシューと穂先メンマ、そしてネギ、小松菜、柚子皮が入っている。この他に具材を増した、「チャーシュー(麵)」、「ワンタン(麺)」、そして全部をのせた「特製(麵)」がある。「清湯」は澄んだ鶏ガラベースの醤油スープで、煮干しや昆布などの魚介が香り、目をつむって食べると日本蕎麦のかしわ蕎麦のようなサッパリとした感じ。自家製の中細ストレート麵は、コシがあって良い。どちらのラーメンにも、豚チャーシューと鶏チャーシューの2種類が入っているが、僕的には豚チャーシューの方が好み。穂先メンマもとても柔らかで美味しいし、トッピングした「玉子(味玉)」も中がトロトロで悪くない。餃子のような「ワンタン」は、生姜が効いていてなかなかいい。一方、「白湯」には太めの平麺を使用しており、これはモチモチ感に欠ける平均点レベルの麵だ。また、「白湯」にはタマネギと揚げニンニクも入っている。しかしながら、「清湯」も「白湯」も鶏の旨味に今一つ欠け、もっと鶏の旨味を前面的に出して引きつけるようなインパクトがあれば、もっと評価を高くしても良いかも。
 サイドメニューの「チャーシュー丼」は、そのまま食べるよりもラーメンのスープを入れてお茶漬けのように清湯スープと食べればもう最高で、是非「清湯」と一緒に注文してほしい。山ワサビが薬味として付いてくるが、少なくとも清湯スープの様な繊細なスープには合わないので、そのまま頂くことをお勧めしたい。
 焼き鳥は、肉はブロイラーのように軟らかな鶏肉を使用しており、旨味に欠けるものの、塩加減と焼き加減はなかなか良い。お勧めは、インドネシア風のスパイシー串「サテ」や牛と豚の2種類の小腸を焼いた「マルチョウ串」、定番のハツ「こころ」、首肉の「せせり」など。サイドメニューでは、黄味がのった真っ黒な焼き飯「黒チャーハン」が僕の一押し。さらに、親子丼(ハーフサイズもあり)も炙った細かい鶏肉が香ばしく、こちらも悪くない。一方、甘いタレで焼いた「すき焼き串」や「とろ玉」などは、タレが甘過ぎてお勧めできない。また、今流行のドライエージングで熟成させた「熟成肉串」も、肉の旨味よりも臭みが出てしまっていてお勧めできない。(2015年3月追加)

中央区北1条西2丁目1−3 りんどうビル地下1階  
電話番号:050-5571-4494
定休日:日曜
営業時間:【ランチ (ラーメン)】11時〜15時(夜限定ラーメンは、月曜〜水曜17時〜19時15分)、【ディナー】17時〜22時半(金曜・土曜・ 祝前日は24時まで)
予算:清湯醤油750円、清湯特製1000円、チャーシュー丼380円
アクセス:地下鉄大通駅31番出口を出て、南へ一方通行の通りを北へ進む。「札幌市役所」、「オーク札幌ビルディング」を過ぎ、ローソンの角を左折するとすぐ左(札幌すみれホテルの隣り)。大通駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:札幌市役所本庁舎、札幌すみれホテル
お勧めポイント:昼はラーメン、夜は焼き鳥の二毛作店

重たい鉄の扉

清湯(醤油)

中細ストレート麵はなかなか良い

トッピングの玉子(味玉)。これに豚肉を巻いてタレで焼けば、夜メニューの「とろ玉」となる

チャーシュー丼

糸唐辛子、ネギ、海苔などが入っている

「チャーシュー丼」に清湯スープを投入。豚と鶏の2種のチャーシュー入り

白湯(塩)の「ワンタン(麵)」

タマネギと揚げニンニクがのっている

濃厚そうだが、意外にもサッパリしてインパクトに欠ける

餃子のようなワンタンは生姜が効いていて食感も良い

ベルギーの修道院ビール「レフ・ブラウン(左)」と「レフ・ブロンド(右)」

ホワイトビール・ヒューガルデンの生もあります

突き出しのチキンスープ

ゆず胡椒と鶏ささみのポテトサラダ

こころ(ハツ)

牛と豚の2種類の小腸を焼いた「マルチョウ串」

せせり(鶏の首肉)

今流行のドライエージングで熟成させた「熟成肉串」は臭みが

インドネシア風のスパイシー串「サテ」

甘いタレで焼いた「すき焼き串」はイマイチ

池田牛を使った「十勝串」はまあまあ

黄味がのった真っ黒な焼き飯「黒チャーハン」は僕の一押し

豚ほっぺ串(豚トロ)

「とろ玉」は焼き加減が最高で、タレをつけないで焼けば恐らく美味しい

親子丼(ハーフサイズもあり)は炙った細かい鶏肉が香ばしく、こちらも悪くない

じき 南2条店

 “近江軍鶏(おおみしゃも)”を使った高級焼鳥店である。18丁目にある「近江軍鶏と和食の店 直(じき)」2店目の店舗としてオープンして以来、既に3年目になるという。18丁目店の方は女性店長に任せ、店主はこの大箱の新店舗の方で調理している。なので、名乗ってはいないものの、実質的にこの新店舗の方が本店という位置づけであろう。
 重い大きなドアを開けると、中にもう一つの扉があり、それを開けて店内に入ると、焼鳥店とは思えないほど広くモダンなインテリアが広がる。BGMに流れるジャズがとても似合う店だ。 「焼き鳥&ワイン しろ(→ 札幌グルメバイブル・焼鳥の頁を参照)) や 「Qキュウ(→ 札幌グルメバイブル・焼鳥の頁を参照)」 など、最近こういうハイセンスなインテリアの焼鳥店が増えたおかげで、女性客も入りやすくなった。この店の入口側にはオープンキッチンのL字型のカウンター席があり、奥にテーブル席がある。さらに、トイレの横には個室も完備されており、18丁目店と比べると倍以上の広さとなった。
 この店で使用している鶏は、日本最高峰との呼び声の高い滋賀県産の“近江軍鶏”。この高級地鶏を北海道で初めて使用したことで一躍有名になったが、これを1羽丸ごと仕入れて使用しているため、メニューに載っていないようなレアな部位でも、予約時などに要望すれば食することができる。また、この店は焼鳥だけでなく、刺身など季節の食材を使ったメニューもレベルが高い。それもそのはず、この店の店主は和食出身なのである。そのため、サイドメニューである「鶏の炊き込みご飯(時間がかかるので最初に注文すべき)」や博多風の「鶏の水炊き(予約が望ましい)」などが特にいい。「鶏の水炊き」は博多で食べた鶏の水炊きを遙かに凌ぐ美味しさで、とりわけ、具の“つくね”が美味しいので、僕は予約時に「つくねを多めにして!」と注文している。「鶏の炊き込みご飯」は、鶏の内臓が入ることで以前にも増して深く濃厚な味わいとなった。
 焼鳥のお勧めは、限定品の「白レバー」や「ささみワサビ」、「つくね」、「ハツ」、「ネック」、「カタ」、「ソリ」など。しかし予め断っておくが、近江軍鶏自体がかなり高価であるため、単品での価格は1本250〜500円と北海道の焼鳥店としてはかなり高めである。なので、よほどグルメな方でないかぎり、基本的にコースで注文し、後で好みの物を追加する方がベターだと思う。
 西18丁目店と比べて良くなった点は、日本酒の品揃えが圧倒的に良くなったこととワインを置くようになったこと。「十四代」は6種類、「磯自慢」はブルーボトルも含めて4種類もあり、薄野の日本酒バー顔負けの品揃えである。悪くなった点は「親子丼」が美味しくなくなったこと。以前は黒七味を使った出汁の効いた京風の親子丼であったが、ランチに出てきた親子丼は味が薄く、肉以外にとくに特徴のない味がぼやけた親子丼であった。しかしながら、焼鳥店としては珍しく全面禁煙なので、タバコを吸わないものにとって快適でいい。2015年5月追加・更新)

中央区南2条西9丁目1-27 Riche reve1階  
電話番号:011-200-9396
定休日:日曜
営業時間:【ランチ(火曜〜土曜)】11時半〜13時【、ディナー(月曜〜土曜)】18時〜24時
予算:【ランチ】親子丼1000円、極上親子丼(内臓やつくね入り)1500円、【ディナー】串コース2500円と4000円、本日おまかせコース5500円、おまかせコース8000円、水炊きコース6500円
アクセス:地下鉄東西線・3番出口を出て通りを渡らず右へ、大通に沿って進む。「SoftBank」を過ぎ、「SIMONS」の交差点を右折する。電車通りを渡り進むと左に見えるマンションの1階
最寄りのランドマーク:北海道銀行南一条支店
お勧めポイント:厳選された日本酒と近江軍鶏を使った焼鳥

入ってすぐにあるオープンキッチンのカウンター席

奥のテーブル席

トイレ横の個室

ランチメニュー

夜のおすすめ日替わりメニュー

焼鳥のアラカルトメニュー

飲み物のメニューに日本酒はこれだけ?と思ったら・・・

ズラッ〜とこんなにありました

更にめくってもまだあります

ワインメニュー。よく見ると左頁の下に・・・

ビックリ!オーパスワンやムートン、ラフィットまであるが、一体誰が飲むの?

生ビールと突き出し

本日のメニューから、刺身は左から蒸しアワビ、のどぐろ、鮪の3点

日本酒はワイングラスで供される。この「十四代・白鶴錦・生詰」は、十四代とは思えないくらい、柔らかで気品のある香りが最高

「十四代・槽垂れ・おりがらみ」は、十四代らしい華やかな香りとコクがあり、あまり面白みがない

白レバーは美味しい

「しり皮」はボンボチ(ポンポチ)と鶏皮の中間くらいの食感

「かた」はプリッとした弾力がある

「スカモルツアチーズ串」は、「焼き鳥&ワイン しろ」の方が完成度が高い

焼く前の「和牛A5白老」

焼いた後は、左からトリュフ塩、柚子こしょう、塩、ワサビ、山ワサビの何れかでいただく

(焼き)穴子

軍鶏のタタキ

牛すじ煮込み

この日は「新生姜の炊き込みご飯」もあったが、定番の「鶏の炊き込みご飯」を注文

蓋を開けると鶏肉と臓物がいっぱい

お昼のランチに訪問

親子丼はかつての黒七味ではなく、青のりがかかっていた

以前の親子丼は黒七味がかかっていて、出汁が効いた京都風の親子丼だった

焼き鳥&ワイン しろSHIRO

 「しろ SHIRO」という店名のとおり、店内は白を基調としたインテリアで、とても焼鳥店とは思えないくらいスタイリッシュ。特に、広いL字型のカウンター席か手前のテーブル席がいい(ワインセラー奥のテーブル席はお勧めではない)。
 店主・石川さんの焼きの技術は円熟期迎えようとしており、今まさに旬な焼き鳥店である。鶏肉は秋田産の比内地鶏を丸ごと仕入れ、店で部位別に捌いて使用している。なので、稀少な限定部位も多い。
 まずは、シャンパンか日本酒、ビールを、そしてそれに合う「カラスミのあぶり」や「本干しシシャモ」、「大人のポテトサラダ」などを注文。お勧めは、限定品の「カタ」、「ソリ」、「アカ」、「ネック」、「胸肉わさび」の他、「丸ハツ」、「ボンポチ」、「豚しょうが巻き」、「スカモルツアチーズ串焼き」、「味付けうずら卵の串焼き」、「イベリコ豚の串焼き」、「穴子焼きのタップナードのせ」、「道産和牛の串焼き」など。また、滅多にお目にかかれない予約限定メニューでは、「塩つくね」や「イベリコハムのブッラータ添え」がいい。「ブッラータ」は、 「ファットリア・ビオ北海道(→ 札幌グルメバイブル・お土産の頁を参照)」 が作るイタリアチーズで、是非一度味わってもらいたい至高のフレッシュチーズだ。野菜では、「金針菜」や「ヤングコーン(春~夏)」、「ナス焼き」、「竹の子(春)」などがお勧め。最近メニューに掲載されるようになった「(黒豚を使った)ポークライス」も締めとしては最高の逸品。
 店内には大きなワインセラーがあり、ソムリエの佐藤さんがセレクトしたワインリストも充実している。さらに、種類は多くないものの、日本酒や焼酎など も厳選されていていい。酒や食べ物は焼鳥店の枠を超えており、唯一無二の、ありそうでない、まさに日本最高レベルの焼鳥店だ。限定ものはすぐになくなって しまうので、もしも食べたければ必ず予約してほしい。(2015年3月更新)
http://www.yakitori-shiro.com

中央区南4条西24丁目1-24  
電話番号:011-521-4060
営業時間:【火曜~土曜】18時~翌1時半、【日曜、祝日】18時~翌0時半
定休日:月曜
予算:コース4000円と5000円、カタ300円、豚しょうが巻き250円
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅4番出口を出て右へ、大通を進み、西25丁目の信号を右折して南へ向かう。「愛育病院」が見えたらすぐ左向かいの白い建物。地下鉄東西線円山公園駅より10分 
最寄りのランドマーク:愛育病院
お勧めポイント:日本最高レベルの焼鳥店

これがワインセラー

厚切りのカラスミの炙り

道産和牛の串焼きに擦った本ワサビを添えて

胸肉ワサビには擦りたての本ワサビをのせて

左がカタ、右がネック(首の肉)

左がソリ、右がアカ

穴子焼きのタップナード(黒オリーブ)のせ

北海道白糠酪恵舎に特注したスカモルツアチーズの串焼き

北海道産黒豚を使用したポークライス

親子丼

「ファットリア・ビオ北海道」のブッラータを使用した「イベリコハムのブッラータ添え」。ブッラータには味が付いていないので、生ハムの塩味とオリーブオイルをかけていただく

ジンギスカーン

 黒と赤を基調とした斬新な色調の店内。店内は4人掛けテーブルが2つとベンチ椅子のカウンター席があるだけの狭い店だが、ベンチタイプの椅子の中には鞄や衣類を収納できるのがいい。レギュラーメニューは、アイスランド産生ラム「生ラム(モモ)」、「塩ラム」、「ロース」、「塩カルビ」、オーストラリア産生ラム「肩ロース」の5種類であるが、この店はアイスランド産サフォーク種ラムにこだわっているらしく、これを一頭買いして使用している。なので、店主に言えば、メニューにない部位(例えば、アイスランド産の肩ロースやヒレなど)も出してくれる。肉はオーダーを受けてから手切りされるが、何分にも店主1人でやっているので、多少時間がかかるのは覚悟してほしい。この店は塩ジンギスカンの店ではないにもかかわらず、タレがなく、自家製「ブレンド塩」呼ばれる塩で食べる。これはあくまでも僕の推測であるが、「ブレンド塩」は、塩とコショウ、山椒、旨味調味料などが入っているのでは?というような味である。しかし、これをつけて食べる肉は意外にも美味しいのである。また、テーブルに韓国産一味もあるので、さらにこれを加えて食べてもいい。肉のお勧めは、アイスランド産「生ラム」と「塩ラム」であるが、店主お勧めの「ラムタン」も美味しい。また、シシカバブのようなスパイスが入った「ラムつくね」などの限定メニューや、変わり種として、「エゾ鹿肉」や「熊肉」もある。ちなみに、テーブルの近くには換気扇がないので換気は良くない。旨味調味料がそれほど気にならない人にとっては、肉質が素晴らしい良いジンギスカン専門店である。(2013年4月追加)

中央区南5条西6丁目 多田ビル1階  
電話番号:011-532-8129
定休日:不定休 
営業時間:18時〜24時(金曜、土 曜、祝日前日は翌2時まで。但し、肉が売り切れ次第終了)
予算:アイスランド産生ラム850円、塩ラム900円 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅4番出口を出て「ラフィラ」と「札幌東急イン」の間の通りを左折。1つ目の信号を右折して進むと左角に「ジャパンランドビル」があり、更に信号を渡ると左側にある「函館開陽亭」の隣ビル。地下鉄南北線・すすきの駅より徒歩4分。 
最寄りのランドマーク:ラフィラ、札幌東急イン、函館開陽亭 
お勧めポイント:自家製「ブレンド塩」で食べるアイスランド産生ラム

焼肉屋 かねちゃん

 薄野のビルの中にある人気の焼肉店。同じ1階のフロアには、こちらも人気の「やきにく舎 太好了(たいはーら) すすきの店」があり、どちらも同じくらいの広さの小さな焼肉店である。せっかくなので、今回は2日間にわたり、両店を食べ比べてみた。その結果、星を獲得したのはこの店だけであった。
 この店の最大の魅力は、何と言ってもコスパが良いこと。小さな焼肉店でありながら北海道産和牛の稀少部位がいろいろあり、特に内臓系メニューが魅力的である。メニューを見ると、北海道名物である「ジンギスカン」はもちろん、熊本県産の「馬刺し」まであった。また、種類こそ多くないものの、ワインや日本酒、焼酎などのアルコール類もいろいろとあった。
 店内は入口側にカウンター席、奥にテーブル席がある。テーブル席に案内され、まずは北海道限定の生ビール「サッポロクラッシック」を注文。牛肉のお勧めは、他店では出回っていないという名物の「牛わらじ(1980円)」。見た目はリブの周りの肉のようにも見えるが、味はサガリのように濃厚だ。この肉だけは店員が焼いてくれるので、焼いているときにどの部位なのかを質問したところ、ハッキリとは教えてもらえなかった。他の肉で良かったのは「ザブトン」。こちらも熟成肉のような深くリッチな味わい。また、内臓系で良かったのは「シマチョウ」と「脂付ハツ」。「シマチョウ」はトロトロとした脂の甘さを感じ、「脂付ハツ」は肉の旨みを牛脂ので包み込んだようなダブルテイストである。
 ちなみに、同じすすきのエリアには2号店「焼肉屋 かねちゃん 至粋亭」もできたので、もしもこの店が満員で入れない場合には2号店の方でも良いかも。(2015年10月追加)
http://kanechan8929.xsrv.jp 

中央区南5条西4丁目5−2 すすきの寿ビル1階  
電話番号:011-200-0979
定休日:無休(年末年始を除く)
営業時間:18時〜23時半
予算:シマチョウ720円、脂付ハツ590円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅5番出口を出て、「ラフィラ」前の駅前通を右へ進む。次の「カラオケ館」の信号を右折し、「セブンイレブン」の隣の「三井のリパーク」横の小路を入ると左側にある。地下鉄南北線・すすきの駅より徒歩4分
最寄りのランドマーク:カラオケ館 
お勧めポイント:牛の稀少部位やホルモン系が美味しい

このビルです1階に焼肉店が2店舗並んでいます入口側にあるのが「やきにく舎 太好了(たいはーら) すすきの店」奥にあるのが「焼肉屋 かねちゃん」店内(入口側)店内(奥)タレは3種類あるが「しょうゆ」が一番美味しい左から「しょうゆ」、「さっぱりおろし大根」、「辛味噌」メニュー1 名物の「牛わらじ」メニュー2メニュー3メニュー4メニュー5メニュー6メニュー7メニュー8メニュー9メニュー10メニュー11アルコールメニュー・ワインアルコールメニュー・日本酒アルコールメニュー・焼酎まずはサッポロクラッシックをいただく突き出しはホルモンの味噌和えキムチの盛り合わせ「ザブトン」はお勧め「シマチョウ」もお勧め「貝の身」「特選・上サガリ」「厚切り・牛タン」が売り切れだったので「特選・上牛タン」を注文名物の「牛わらじ」は店員に焼いていただく途中でファイア状態に焼き上がり味付の山ワサビでいただく「脂付ハツ」もお勧め「馬肉ユッケ」の混ぜる前混ぜた状態ユッケジャンクッパはサッパリと出汁の効いた和風テイスト

手作りハンバーグ工房 Toshi

 ビル地下のレストラン街にある大通エリアで人気のハンバーグレストラン。明るい感じの店内にはカウンター席がなく、全てがテーブル席である。この店のコンセプトは、“家庭で食べていたような優しい味のハンバーグ”。つまり、誰もがほっと癒されるようなハンバーグなのである。従って、使用する肉は牛肉、豚肉、鶏肉の合挽き肉で、これが肉臭さを一切感じさせない実に絶妙なブレンドとなっている。しかも、今流行の挽肉を丸めただけのミンチハンバーグではなく、ちゃんとタマネギが入っていて、フックラと柔らかな肉汁タップリのジューシーハンバーグなのである。あまりの柔らかさに箸で食べるとホロッと崩れてしまうのが難点だが、それを差し引いてもかなり美味しい。
 店主の素材へのこだわりは半端ではなく、牛肉は十勝の池田町の赤牛「いけだ牛」、豚肉は早来町のホエー豚「ムーミン豚」、鶏肉は厚真町の「桜姫鶏」、米は長沼産「夢ピリカ」といった具合。焼き上がるまでの間に、見た目も鮮やかなタップリ野菜のサラダが出てくるが、これら全ての野菜は、契約農家や無農薬自家菜園「Toshiファーム」のもの。根菜類のサクッとした歯ごたえと甘みは、新鮮な野菜であることの証しである。かかっているドレッシングはビネガーテイストではなく、シンプルな醤油マヨネーズ味。これが意外にも生の白菜や大根、ニンジンなどと良く合う。
 メニューを見るとハンバーグの種類はかなり豊富。店の1番人気は山わさびで食べる「わさびハンバーグ」で、2番人気は「ガーリックハンバーグ」と「おろしそハンバーグ」。しかし、これらに共通する醤油ベースのソースが若干甘く、お勧めというほどではない。今回の取材では、1カ月以上をかけてこの店のメニュー全種類を食べ比べてみたが、僕のお勧めは何と言ってもベーシックな「デミグラスソース ハンバーグ」。デミグラスソースはかなりのコクがあり、隠し味にチーズでも入っているのではと思うほど濃厚。このコクと濃厚さがサッパリとした合挽き肉に良く合うのだ。また、長沼産夢ピリカで炊いたご飯も艶々で、ハンバーグにピッタリの美味しさ。さらに、ハンバーグに添えられた温タマネギは火傷するくらいトロトロで、北あかりを使った皮付きジャガイモの素揚げも香り十分。そして、次にお勧めしたいのは「和風オニオンハンバーグ」。こちらも醤油ベースのソースであるが、醤油ベース中で最も辛口(塩分が)のソースである。この塩辛さがフンワリとジューシーなハンバーグとベストカップルなのである。この他、「シャリアピンハンバーグ」は、タマネギのみじん切りとコンソメバターの和風テイストが良いし、「きのこソース ハンバーグ」は、甘めの醤油ベースソースをピリ辛の中華風ソースが上手く補っていてお勧め。
 ランチタイムメニューに比べてディナータイムメニューは値段が高くなる分、肉とサラダのボリュームもランチよりもアップする。また、肉の基本ボリュームは、ランチタイムが180g、ディナータイムは200gで、肉を増量する場合は30g毎に100円アップするシステム。ちなみに、唯一残念だったのは、今時混み合うランチタイムにも禁煙でないこと。(2014年12月追加)

中央区南一条西2-5 南一条Kビル 地下1階  
電話番号:011-241-4189
定休日:木曜のディナータイム、日曜日
営業時間:【ランチ】11時~14時半、【ディナー】17時半~20時半
予算:デミグラスソース・ハン バーグ(ランチ180g)1,590円、(ディナー200g)1,890円
アクセス:地下鉄南北線、東西線・大通駅33番出口を出て、「丸井今井」に沿って右へ進む。すぐに南1条通を右折すると、「カナリア」や「カフェ・クロワッサン」の並びに見えるビル。大通駅から徒歩2分
最寄りのランドマーク:丸井今井
お勧めポイント:北海道ナンバーワンのハンバーグが食べられる

焼き上がるまでの間に、見た目も鮮やかなタップリ野菜のサラダが出てくる

かかっているドレッシングはビネガーテイストではなく、シンプルな醤油マヨネーズ味のドレッシング。これが意外にも生の大根や白菜、ニンジンなどと良く合う

デミグラスソース ハンバーグ

ハンバーグを割ると肉汁があふれ出す

長沼産の「夢ピリカ」で炊いたご飯は艶々

和風オニオンハンバーグ

「シャリアピンハンバーグ」に1.5cmの厚切りベーコンをトッピング

きのこソース ハンバーグ

店の1番人気の「わさびハンバーグ」

これが山わさび

好みに応じて山わさびをソースに投入する。山わさびをハンバーグに直接のせて食べるより、ソースに溶かして食べた方が美味しい

2番人気の「ガーリックハンバーグ」に、「たっぷりとろけるチーズ」をトッピングするとこんな感じ

お好み焼き まっか 南三条店

 後輩の網野先生が飲んだ後の締めに行く店ということで紹介されたお好み焼き店。今年、東京の中目黒店に支店をオープンさせ、今最も勢いにのっている店である。薄野エリアには「すすきの店(本店)」と「南三条店」の2軒があるが、今回は南三条店の方を取材することに。
 店内に入ると左側に大きな鉄板のあるカウンター席が、そして右側には鉄板のあるテーブル席がある。この店はお好み焼きや焼きそばだけでなく、酒のアテになるいろいろな創作鉄板焼きメニューがあり、かなり関西のお好み焼き店を意識したメニュー構成となっている。特にこの店が良いのは、早朝・深夜まで営業しているため、飲んだ後にも寄ることもできてとても便利な点である。
 お勧めは、タカアンドトシのタカさんが命名したという「ズーチーモー」。表面がカリッとしていて、香ばしいチーズの香りが何とも言えないくらいビールに合う。また、九州生まれのふわっふわの「山芋とろろ鉄板」も意外なくらいサッパリとしていて食感も最高。さらに、豚肉と牛の小腸(油かす)が入ったお好み焼き「まっか焼き」やスライスされた「じゃがバター」など定番メニューも外せない。飲み放題付き宴会コースはかなり割安となっているので、人数が揃えば先ずはこのコースで注文し、足りない分を追加すればお得である。(2014年7月追加)

【南三条店】
中央区南3条西4丁目4-20 五番街ビル1階  
電話番号:011-281-2218
定休日:無休(不定休)
営業時間:【月曜〜木曜】17時〜翌4時、【金、土、祝日前日】17時〜翌5時、【日曜・祝日】17時〜翌2時
予算:ズーチーモー550円、山芋とろろ鉄板780円、【宴会メニュー(4名より)】90分飲み放題コース3,000円、120分飲み放題コース4,000円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て、札幌駅前通を大通方面へ向かう。「カラオケ館」を過ぎ、「モスバーガー」の角を左折すると、次の信号手前右にある(アーバン札幌ビルの北向かい)。すすきの駅から徒歩3分。
最寄りのランドマーク:アーバン札幌ビル
お勧めポイント:コスパの良い創作鉄板焼き店

【すすきの店】
中央区南5条西3丁目1-2 ニューブルーナイルビル3階  
電話番号:011-512-8338
定休日:無休(不定休)
営業時間:【月曜〜木曜】17時〜翌5時、【金、土、祝日前日】17時〜翌6時、【日曜・祝日】17時〜翌3時
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅3番出口を出て右へ。「薄野交番」を過ぎ、「ミスタードーナッツ」のある「第3グリーンビル」の角を右折する。「ラマダホテル札幌」を過ぎて信号を渡ると、角に見える「さっぽろラーメン 満龍」の入っているビル。すすきの駅から徒歩2分。
最寄りのランドマーク:第3グリーンビル、ラマダホテル札幌

とん平(山芋入りの玉子焼きのような感じで豚肉は少ない。関西のとん平とは全く異なる)

ズーチーモー(これは旨い!)

関西名物!!油かす(牛の小腸)焼きそば

スジコン(牛すじとコンニャクの甘辛煮)ねぎ焼き

じゃがバター

砂ズリ(砂肝焼き)

ゲソマヨ(ゲソバター焼きの醤油マヨネーズ味)

名物のまっか焼き

九州名物の山芋とろろ鉄板

鉄板焼き みつい

 薄野の北西エリアにある人気の鉄板焼き店。元々この店は「丸井今井」近くにあった「鉄板焼きとスープカレー ロイン」が移転し、リニューアルオープンした店である。店内は鉄板を囲むようにL字型のカウンター席とテーブル席が4つあり、外からも見えるガラス張りの明るい雰囲気。しかも、換気も良いためか、女性客や若い客が多い。スタッフは調理担当が2人とサービスの女性が2人。シェフはフレンチ出身なのだろうか?突き出しなどの料理の所々にフレンチテイストが感じられる。言い換えれば、この店の鉄板焼きやお好み焼きは、いわゆる本格的で正統なものではなく、どちらかと言えばシェフのオリジナルの創作鉄板焼きなのである。
 なので、この店の売りはお好み焼きというよりもむしろ、つまみの鉄板焼きメニュー。特に、現在北海道産ブランド牛として売り出し中の「知床牛」を使った「知床牛のタタキ」や「知床牛・霜降りイチボステーキ」がリーズナブルで美味しい。その他のお勧めは、「サチク赤豚 とん平焼き」や「(釧路町)仙鳳址(ほうせんし)カキ バター焼き」、「北海道産塩ホルモン」、「知床ポークの豚玉」、「ソースちゃんぽん焼きそば」、「国産鶏のレバーパテ」など。例えば、「サチク赤豚 とん平焼き」は、通常の薄い豚バラではなくまるで豚テキのように分厚く食べ応えがあり、これがマヨネーズテイストと良く合うのだ。また、「北海道産塩ホルモン」は、切り方が小さめながら野菜炒めと共に頂くと美味しい。変わり種では、焼き椎茸に新得産チーズと醤油テイストを加えた「しいたけとチーズのグリル」などもある。そして、最後を飾るデザートは「フォンダンショコラ アイス添え」がお勧め。生ビールは「サッポロクラッシック」で、北海道の「増毛シードル」や山形の「子宝ラフランス」などの果実酒やワイン、日本酒などもある。(2014年5月追加)

中央区南3条西7丁目  
電話番号:011-281-9321
定休日:無休
営業時間:16時〜24時
予算:知床牛のステーキ・ランプ1600円、霜降りイチボ2100円(各100g)、知床牛のタタキ900円
アクセス:南北線地下鉄・すすきの駅2番出口を出て、モスバーガー角の信号を左折。「ノルベサ」前を通って「シアターキノ」を過ぎ、左に「資生館小学校」見ながら進む。「資生館小学校」、の西角の信号を右折するとすぐ左側。南北線地下鉄・すすきの駅から徒歩10分。
最寄りのランドマーク:ノルベサ、シアターキノ、資生館小学校
お勧めポイント:創作お好み焼きと鉄板焼きが美味しい

ある日の突き出し

増毛シードル

子宝ラ フランス

花山リキュール 山ぶどう酒

ヒョンヒさんのキムチ

知床牛のタタキ

知床牛・霜降りイチボステーキ

知床牛・ランプステーキ

サチク赤豚 とん平焼き

仙鳳址(ほうせんし)カキ バター焼き

北海道産 塩ホルモン

知床ポーク 豚玉

ソースちゃんぽん焼きそば

国産鶏のレバーパテ

しいたけとチーズのグリル

日高つぶ ガーリックバター焼き

なっとうチーズオムレツ

知床牛 粗挽きハンバーグ

厚切り牛タンのグリル

熊本産たけのこのお刺身

京都産九条ねぎ焼き

ミックス玉 お好み焼き

海鮮ちゃんぽん塩焼きそば

じゃこと高菜の焼き飯

デザート盛り合わせ

STEAK two nine 29

 北海道唯一のヒレステーキ専門店。薄野エリアから駅前・大通エリアに移転して間もなく2年目を迎える。新しい店舗はレストランというより、どちらかというと喫茶店の様な雰囲気で、高級感などは一切ない。神戸に「A-1」という有名なヒレステーキ専門店があるが、店主の菊池さんはこの店の出身。過去に何度か「A-1」を訪れたことがある僕が初めてこの店を訪れた時、「A-1」に似ていることを伝えたところ、菊池さんが話してくれたのである。しかし、25年ぶりに三宮の「A-1新道店」を訪れる機会があったので改めて比較してみたところ、見た目は確かに似ているものの、味は似て非なる物であることが分かった。「29」の方が、肉質、焼き方、味付けともに圧倒的に美味しいのである。この店のヒレステーキは、ヒレ本来の旨味を十分引き出しており、日本有数の美味しさであることを改めて実感することとなった。
 ステーキはコースと単品があり、どちらを注文してもサラダが付く。注文をすると、まずは奥さんが切った野菜を混ぜてサラダを作る。サラダはブラックペッパーがアクセントになっており、サッパリとしたサラダである。その後、醤油タレがジュージューと香ばしい音を立てたヒレステーキが登場する。鉄板の上には肉の他、フライドポテトとホウレン草が添えられている。肉の上には特製バターとスライス玉葱がのせられているのでどけると、見事にミディアムレアに焼かれたヒレステーキがお目見えする。醤油だれが染みた玉葱を肉の上に載せて食べると、醤油の香ばしさと玉葱の甘さが一体となった肉が舌の上でとろける。ヒレはこの火の通り方がベスト!と実感出来るの瞬間である。肉はヒレ(神戸ではヘレと呼ぶ)のみで、グラム数で値段が異なる。また、何も言わなければ特製バターが添えられるが、よりデリケートなヒレの旨みを味わいたい方は、予めバターをのせないよう言っておいた方が良い。(2013年1月更新)

中央区北1条西2丁目 札幌時計台ビルB1   
電話番号:011-221-4429
営業時間:17時~21 
定休日:月曜 
予算:黒毛和牛ヒレステーキ(150g)6300円、(200g)7800円、(250g)9300円 
アクセス:地下鉄大通駅(南北線、東西線、東豊線)6番出口を出て右へ、「大通ビッセ」方向へ信号を渡る。駅前通を駅に向かって直進し、次の信号を右折すると左角に時計台が見えるので、その左並びのビル。地下鉄大通駅より徒歩3分。 
最寄りのランドマーク:大通ビッセ、時計台 
お勧めポイント:日本有数のヒレステーキを味わえる店

シジュウ

 この店のハンバーグは道産牛100%。熱々の鉄板に載せられて出てくるが、パティが薄いため、ゆっくり食べていると火が入り過ぎてパサついてしまう。どうしてもレア感が気になる人は、暫し放置して熱い鉄板で焼き加減を調節して食べればいい。焼肉のユッケ事件があったせいか、現在は焼き方の注文は聞かれず、以前に比べると焼き方も強くなった。分かりやすく表現するなら、以前のレア状態からミディアムレアになったような感じである。この焼き方ならば、薄野の「牛亭」とあまり差がなくなった様な気がする。レアだった以前の方がもちろん美味しいが、これも時代の流れなので仕方がないのかもしれない。これが今回評価を1つ落とした理由である。コショウの効いたスパイシーなソースは、基本的に「牛亭」と同じである。相変わらずインパクトがあり、何とも言えない後を引く辛さである。ちなみに、ハンバーグに比べてステーキはごく普通なのでお勧めできない。それにしても、この店はハンバーグだけでなくライスもツヤツヤで美味しい。(2012年10月更新)

中央区南6条西24丁目1-18 Y’S南円山1階  
電話番号:011-552-7236
営業時間:11時半~14時半、17時~22時 
定休日:火曜
予算:ハンバーグ1,230円(200g)、1,540円(250g)
アクセス:地下鉄東西線円山公園駅4番出口を出て右へ大通を進み、西25丁目の交差点を右折して南へ向かう。愛育病院を過ぎ、南6丁目の信廣寺の交差点を東に左折してすぐ左側のビル。地下鉄東西線円山公園駅より12~13分。 
最寄りのランドマーク:愛育病院、信廣寺 
お勧めポイント:レアな肉とスパイシーなソースがクセになるハンバーグ

焼肉トトリ

 1階には長いテーブル席と4~6名のテーブル席が、2階には個室と小上がりがある。今回は医局対抗野球の打ち上げのため、1年ぶりの訪問。この店はいつ行っても肉の質が良くて美味しい。特に「いちぼステーキ」はサシと赤肉のバランスが最高で、僕の超お勧め!「和牛かいのみカルビ」や「和牛特選ロース」、「和牛サガリ」なども、もちろん高価で美味しいが、下のランクの肉でも十分旨い。ちなみに、この日の「特選和牛タン塩」は硬くてイマイチだったが、いつもは美味しかっただけに、最近のタンの質にはムラがあるのかもしれない。「王カルビ」は、優に3人前くらいありそうなトトリ名物の壺仕込みカルビ。まるで、味付きジンギスカンのようで、サンチュやエゴマの葉に挟んで食べると美味しい。この店の良いところは、肉だけでなく脇役陣も美味しいこと。キムチ類(特にカクテキ)や「パジョン」、「ケジャン」、「チヂミ」、「カルビクッパ」なども美味しい。但し、デザート類はどれもお勧めできない。また、瓶であるが「小樽ビールも」も置いている。無休で、昼から深夜まで通し営業しているので、使い勝手がとても良い。(2012年9月更新)

中央区南5条西7丁目    
電話番号: 011-531-5893 
営業時間:【月曜〜土曜】12時〜翌3時、【日曜】12時〜23時 
定休日:無休 
予算:いちぼステーキ2940円、和牛かいのみカルビ1785円、和牛ランプのラン芯1260円、田舎鶏セセリ630円、イベリコ豚の豚トロ900円 、3675円コースと4725円コースあり、90分飲み放題1575円
アクセス:地下鉄南北線すすきの駅4番出口を出て「東急イン」が見える西方向へ直進。「ススキノグリーンホテル」の信号が見えたら左折し、市電の線路に沿って南方向へ進む。西7丁目電車通りと南5条通りの交差点(角に24時間パーキングあり)を右(西)に曲がってすぐ左側。地下鉄南北線すすきの駅より12~13分。

焼肉 グルマンズいとう

 店内に入ると、左側にカウンター席が9席、右側にテーブル席が3つあり、最近の焼肉店としてはやや小規模である。2名いる女性店員は、焼肉店としてはミスマッチとも思える和服姿。しかも、カウンター席には海鮮ものの水槽がある。韓国釜山では水槽がある飲食店をよく見かけたが、日本の韓国料理店では非常に珍しい。活の素材を使った海鮮韓国料理を提供したいという店主のこだわりが見て取れる。また、肉も冷凍肉を一切使用しないため、生肉の熟成感と旨味が十分感じられる。メニューには書いていないが、和牛は山形牛を使用しているようだ。肉はまるで日本料理のように、手の込んだ美しい盛りつけで供される。店主がこだわるマッコリは、釜山の山城のもので、よくありがちな“どぶろく”のように甘く濃厚な感じではなく、ほのかに甘く、麹の香りと酸を感じる品の良いマッコリである。
 僕の周りの人たちの一致した評価は、この店は焼肉よりもむしろ韓国料理、特に前菜が抜群の美味しいということ。確かに、冷麺とチジミを除いた韓国料理は、韓国で食べたどの料理店よりも美味しかった。それもそのはず、店主の伊藤さんは、札幌の「焼肉トトリ」で副料理長を、「徳寿」では統括総料理長を務めていた人物なのである。しかし、この店の最大の問題点は、換気が悪いことと、店主1人が全ての料理を作っているので、出てくるのにかなり時間がかかるということ。しかしながら、完璧とは言えないが、深夜まで美味しい韓国料理と焼肉が食べられるユーティリティの高い店だ。(2012年8月更新)

中央区南6条西6丁目 川島ビル1階 地図 
電話番号:011-596-9029
定休日:水曜、第2火曜 
営業時間:18時〜翌2時、【日曜】17時〜23時
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅4番出口を出て、「東急イン」が見える西方向へ直進。「アパホテル」のある交差点が見えたら左折し、市電の線路に沿って南方向へ進む。トヨペットの信号を左折するとすぐ右側。地下鉄南北線・すすきの駅より12分 
最寄りのランドマーク:ススキノグリーンホテル、トヨペット 
お勧めポイント:深夜まで美味しい韓国料理と焼肉が食べられるユーティリティの高い店

札幌成吉思汗 しろくま 札幌本店

 ビルの1階にひっそりとあるジンギスカン店。実はこの店、2005年度版でも掲載された実力店なのである。しかも、地元の札幌本店だけでなく、東京の新橋と赤坂にも支店があるのだ。店内はL字型のカウンターのみで、隣同士の肩が触れるくらい狭い。肉はアイスランド産(ラム)の他、オーストラリア産(ラムとマトン)と北海道産(この日は白糠産)の3種類がある。肉はオーダーを受けてから手切りにされる。僕のお勧めは、やはりアイスランド産とオーストラリア産ラム。特に、アイスランド産ラムが肉にコクと旨味があって一押しである。そして締めには、羊のカレーライスで締めたい。(2013年4月追加) 

中央区南6条西3丁目 ジョイフル札幌1階  
電話番号:011-552-4690-
定休日:日曜、祝日 
営業時間:【月曜〜水曜】18 時〜翌1時、【木曜〜土曜)18時〜翌1時半
予算:アイスランド産ラム900円、オーストラリア産ラム750円 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅3番出口を出て右へ向かい、「すすきの交番」、「吉野家」を過ぎた角を右に曲がる。「ラマダホテル札幌」を過ぎ、「第35桂和ビル」を過ぎたら右にあるビル。すすきの駅から徒歩3分。 
最寄りのランドマーク:ラマダホテル札幌、第35桂和ビル 
お勧めポイント:3種類のラムとマトンが食べられるジンギスカン店

まつじん

 北海道のジンギスカンには、焼いた肉をタレにつけて食べるタイプと、あらかじめ付けダレに肉が浸った味付きタイプとがある。「松尾ジンギスカン」は、北海道ナンバーワンの味付きジンギスカンのブランドであり、フランチャイズ店と直営店で食べることができる。直営店には「松尾ジンギスカン」と「まつじん」の2つのブランド名称がある。スタイリッシュで新しい直営店は「まつじん」を名乗っていて、北海道以外では新宿(新宿三丁目店)と銀座(東京銀座店→ 銀座グルメバイブル・焼き鳥の頁を参照) と赤坂(東京赤坂店)に、札幌中心部では「札幌駅前店」と「札幌南1条店」他4店が、新千歳空港では 「新千歳空港店(→ 札幌グルメバイブル・新千歳空港の頁を参照)」 と「新千歳フードコート店」がある。「まつじん」は煙たい、臭い、おやじっぽいというジンギスカン店のイメージを一新し、女性でも入れるような洗練されたインテリアを取り入れている。その結果、ジンギスカンブームが去った現在でも人気は衰えず、女性客も多い。この店のお勧めは、赤身でサッパリとした「味付き特上ラム・ジンギスカン(通称“チョッちゃんラム”)」と、最上級の肩ロースのような「味付きラムリブロース・ジンギスカン」。どちらも甘辛のタレと柔らかなラム肉の組み合わせが絶妙で、クセになるくらい美味しい。「松尾ジンギスカン」の更なるこだわりは、肉を焼く特注の南部鉄鍋にある。半円形のドーム状の鉄鍋で、鍋は汁切れし易いよう放射状の浅い溝が付けられている。さらに、鉄鍋の周りには深くて大きな溝があり、この溝に貯まった汁で野菜を煮るようにして食べる。もしも、肉から滴る汁だけでは足りない場合には、専用瓶に入っている汁を足して野菜を煮るのである。 
 松尾ジンギスカンのラム肉は北海道土産としても最適で、食事をした店舗から宅配することをお勧めする。購入の際には、専用鉄鍋も一緒に購入してみよう。ジンギスカンのみでなく、この鍋で焼肉をすると、油ぎれが良く美味しく焼くことが出来る。ちなみに、専用鉄鍋には野外で使用する通常タイプの他、ガスコンロで使用するタイプやIH調理器対応の鉄鍋などもある。札幌に来られない方は、下記通販サイトからの購入も可能である。(2013年4月追加)http://shop.2989.net/fs/matsuo/c/

【札幌駅前店】 
中央区北3条西4丁目 日本生命札幌ビル地下1階  
電話番号:011-200-2989
定休日:無休(年末年始を除く) 
営業時間:11時〜14時半、17時〜22時半 
予算:特上ラムジンギスカン980円(特上ラムランチセット1200円) 
アクセス:JR札幌駅と地下鉄・さっぽろ駅、大通駅から地下で直結。 
最寄りのランドマーク:札幌駅前通、札幌グランドホテル 
お勧めポイント:柔らかなラム肉と甘辛のタレがクセになるくらい美味しい

【札幌南1条店】 
中央区南1条西4丁目16-1 南館ビル1階  
電話番号:011-219-2989
定休日:無休(年末年始を除く) 
営業時間:11時半〜14時半、17時〜22時半 
アクセス:地下鉄南北線、東西線・大通駅10番出口を出て反対方向へ向かい、「TSUTAYA」の角を右折するとすぐ右側。地下鉄・大通駅より徒歩3分。 
最寄りのランドマーク:TSUTAYA

【新千歳空港店】 
千歳市美々 新千歳空港ターミナル3階 
電話番号:0123-46-5829
定休日:無休
営業時間:10時〜20時半 

札幌駅前店

札幌南1条店

結び亭

 かつては、時計台ビルの地下で「結び亭」という名前のおにぎり店を開いていたが、その後移転し、現在の地に「ジンギスカン 結び亭」としてリニューアルオープンした。現在もメニューの中に「おむすび」があるのは、おむすび専門店であった当時の名残である。開店当時は狭く窮屈だった店内も、現在は広くなり、とても快適になった。1人でサービスを担当している女将さんは、マラソンを趣味としているだけに、フットワークの軽い快適なサービスを提供してくれる。この店では、北海道を代表する地ビール「小樽ビール」と「サッポロ・クラッシック」という北海道を代表するビールを飲めるのがいい。「小樽ビール」は、函館の「大沼ビール」と並んで品質が安定していて美味しい。常に置いているのは「ピルスナー」と「ドンケル」、「ヴァイス」の3種で、これに季節のビールが加わることもある。羊の脂はビールと相性が抜群なので、是非一度試してみて欲しい。 メニューはとてもシンプルで、肉は「生(ラム)ロース」と「生ラム」の2種類のみ。肉は主にニュージーランドとオーストラリア産のラム(1才未満の羊)の肩肉を使用している。これを冷蔵庫で更に熟成させて使用している。200円高くなるが、「生ロース」の方が圧倒的に美味しいのでお勧めだ。肉には食べ放題のモヤシが付いてくるが、他の野菜は別料金である。ラム肉は、煎った白ゴマに唐辛子とニンニクを加えたタレで食べても良いし、数種のハーブと香辛料が入った「ハーブ塩」をかけて食べても美味しい。また、ラム肉は白飯を一緒に食べても美味しいし、ビールを飲みながら肉だけを食べ、そして最後の締めの御飯として「おむすび(お勧めはタラコバター)」か、醤油と肉汁が染み出たタレを混ぜて作った「卵かけご飯」を頂いてもいい。(2012年12月更新)

中央区南2条西9丁目998  
電話番号:011-208-2001 
営業時間:【平日】17時〜24時、【日曜・祝日】 17時〜22時
定休日:無休(不定休) 
予算:生ロース(一人前)900円 小樽ビール・ドンケル700円
アクセス:地下鉄東西線西11丁目駅2番出口を出て、右手(南側)に向かう。札幌プリンスホテル前の信号を東に渡り、100円ショップ隣の中央区民センター前の角を左折して200mくらいの左側。地下鉄東西線西11丁目駅より徒歩5分。(駅前通りからだと、狸小路を西に進み、アーケードがなくなって「三角山五右衛門ラーメン」を過ぎたらすぐ右側 
最寄りのランドマーク:札幌プリンスホテル、中央区民センター図書室、狸小路 
お勧めポイント:熟成したラム肉が美味しいジンギスカン店

生ラムジンギスカン 山小屋

 有名な老舗の郷土料理店「杉ノ目」が経営するジンギスカンの店。
店内に入ると木製テーブルとベンチが目に付く。かなりチープな感じもするが、北海道のジンギスカン店としてはごく普通の佇まい。席について、まずは生ビールを注文。この店の生ビールは、北海道限定の「サッポロクラシック」。管理が行き届いているせいか、回転が良いせいかは分からないが、生ビールは他店よりも新鮮な感じがして旨い。箸休めとして生のプチトマトが出てくる。これがラムの脂を洗い流して、口の中をリセットしてくれる。ついつい食べて過ぎてしまい、すぐにお代わりしたくなる。この店の最大の魅力はタレが旨いこと。北海道ナンバーワンのタレと言っても決して過言ではない。どこかの有名店のような、醤油に日本酒しか入っていない?と感じるような単調なタレでない。深みがあり、バランスが完璧なのである。これにたっぷりと炒りゴマと真っ赤な一味を入れ、そして摺り下ろした玉葱(注:ニンニクではない)を入れると最高である。もしも実現可能であれば、「結び亭(→ 札幌グルメバイブル・焼き鳥、ジンギスカンの頁を参照)」 の「生ロース」に、この店のタレをつけて食べたいくらい美味しいのである。ラム肉は1種類しかないが、それでも旨味十分で、北海道ならではのシカ肉も味わえる。シカ肉はレアで焼くと、全く臭みがなく、赤肉の旨味がストレートに伝わっ てくるので、一度是非試してみてほしい。(2012年11月追加)

中央区南4条西4丁目13-2 第5グリーンビル1階  
電話番号:011-271-2853 
定休日:無休(12/31~1/1の年末年始のみ) 
営業時間:17時~22時半 
予算:ラム肉840円、ラム肉&シカ肉(数量限定)1050円 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て「すずらんビル」を過ぎ、サンクスの信号を右折。すぐに「かつや」が見えので、さらに右折するとすぐ右側。すすきの駅より徒歩2分。 
最寄りのランドマーク:すずらんビル 
お勧めポイント:北海道最高峰のタレで頂くジンギスカン

ジンギスカン ひげのうし

 本店は、1階にはカウンター席が17席、2階には4人掛けテーブルが7つある大箱のジンギスカン店。2014年には 「南5条店」もオープンした。この店の魅力は何と言っても、ジンギスカン店にしては珍しいくらいオシャレで、肉の種類が豊富なところ。肉によって通常の鉄鍋と網焼きを使い分けており、鉄鍋には玉葱と長葱が付く。1番のお勧めは、オーストラリア産サフォーク種の「プレミアムラム」。通常の肩ロースラムに比べると、肉の味が濃く脂肪にも旨味もある。もちろんベーシックな「ジンギスカン(ラム肩ロース)」も悪くない。もう一品注文するなら、脂肪分が少なく肉の旨味がストレートに感じられる「ラム肉の厚焼きステーキ」か、脂の旨味を楽しめる「ラムカルビ」が良いだろう。タレは甘口と辛口の2種類があり、味はごく普通であるが、残念ながら後味が良くない。これでもっと安くてタレが美味しかったら、間違いなく2つ星以上なだけにちょっと残念。ちなみに、オプションの「北海道産 山わさび」は、試してみたが、ラムにはちょっと合わないような気がした。また、中国語と英語メニューもあるので、外国人客にもお勧めである。(2012年11月追加) 

【本店】
中央区南3条西5丁目35-3  
電話番号:011-281-2980 
定休日:無休(不定休) 
営業時間:【月曜〜土曜】17時〜24時半、【日曜・祝日】17時〜23時半 
予算:ジンギスカン950円、プレミアムラム1,620円、ラム肉の厚焼きステーキ1,620円 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て「すずらんビル」を過ぎ、サンクスの信号を右折。すぐに観覧車のあるビル「ノルベサ」が見え、それを過ぎて信号を渡ると自走式パーキングがあるので、その並び。すすきの駅より徒歩3分。 
最寄りのランドマーク:ノルベサ 
お勧めポイント:肉の種類の豊富がオシャレなジンギスカン店

【南5条店】
中央区南3条西5丁目35-3 
電話番号:011-200-0293 
定休日:無休(不定休) 
営業時間:【月曜〜土曜】18時〜24時半、【日曜・祝日】18時〜23時半 
アクセス:地下鉄南北線・駅前通りのカラオケ館を西 側に進み、セブンイレブン隣。

グリ GRIS

 今、札幌で最も熱いグルメエリア・狸小路7〜9丁目にある創作中華料理店。特に、狸小路8丁目にはこの店の他に同じ創作中華料理が売りの「チムウォック」がある。両店とも2回にわたって取材したが、「チムウォック」は人気の「トロトロ牛すじ煮込みの麻婆豆腐」は美味しかったものの、総合的にはこの店の方が良かった。
 ビルの名前が分からないほど古いビルの階段を上がると、1階のアンティーク店(オーナーらしい)の商品が階段に雑然と置かれ、廃墟のような雰囲気に大丈夫?と思ってしまう。しかしながら、店のドアを開けると、スタイリッシュでオシャレな昭和テイストのインテリアにビックリ。
 入って右側にオープンキッチンの調理場があり、正面にカウンターのように長いテーブル席がある。さらに、左側にテーブル席が3つと奥に個室がある。この店は若い店主と奥さん(小野さん夫婦)の2人でやっており、店主は 「maruyama 檀(→ 札幌グルメバイブル・日本料理の頁を参照)」 のシェフを務めていた方である。メニューを見ると、本格的な中華と言うよりはむしろ、和のテイストを取り入れた創作中華である。
 今回人気だったのは「鯛そぼろのせいろご飯」。2回とも売り切れで、食べることができなかった。食べた中で良かったのは、「塩の真鯛と新ごぼうとウドのカルパッチョ」、「グリの焼売」、「今日の春巻き」、「鶏だんごの甘酢あん」などであるが、デザート類はイマイチだった。
 中華料理店というよりも中華居酒屋という位置づけの店なので、原則1人ワンドリンクを注文しなければならない。また、雰囲気を壊さないよう子供連れの場合は、個室を利用しなければならない。ちなみに、平日は15時から、休日は13 時から営業しているので、まだ明るいうちから飲むことができて便利。(2015年5月追加)

中央区南2条西8丁目5-4 FABcafeビル4階  
電話番号:011-206-8448
定休日:火曜
営業時間:15時~22時、(日曜・祝日13時~20時)
定休日:火曜・第1月曜
予算:グリの焼売(1個)200円、今日の春巻き700円〜
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て、サンクスの方へ信号を渡って進み、「資生館小学校」西角の信号を右折。2つ目の信号(狸小路の屋根のないところ)を左折するとすぐ左側。すすきの駅より徒歩10分
最寄りのランドマーク:資生館小学校、狸小路8丁目
お勧めポイント:明るいうちから飲める創作中華の店

アンティーク店の左にある入口から入ります

何のビルか分かりません

これが入口ですが、既に何か立てかけてあります

1階の階段を少し上って入口を振り返るとこんな感じです

2階部分は鉄板がたくさん立てかけてあって不思議な感じです

これが入口です。昭和テイストの縦模様のガラスが素敵です

右側にあるキッチンで働くご夫婦

入口正面にある長いテーブル席

左奥にあるテーブル席のテーブルは狭めです

窓のガラスも昭和テイスト。隙間風が入ってきます

針金で作られたオブジェのようなランプ

床は味わいのある木の板

日替わりの食事のメニュー

日替わりの食事のメニュー

レギュラーメニュー

ドリンクメニュー(生ビールはサッポロクラシックで、日本酒もあります)

ワインメニューには日本のものも

塩の真鯛と新ごぼうとウドのカルパッチョ

「今日の春巻き」。この日は海老とインゲン豆の食感が良かった

「今日の春巻き」。この日は筍とチャーシューだったかな?

「鶏だんごの甘酢あん」は美味しかったが、鶏だんごがもう少しフンワリしていれば最高なのだが

「江別産・島豚ヒレ肉と青梗菜・菜の花の豆豉炒め」も悪くない

「新冠産・三元豚の雲白肉」はイマイチ

「長いものポテトサラダ」は長芋が生かされているかどうか微妙

「フルーツトマトのタマゴ炒め」は玉子に火が入りすぎ

北海道産若鶏のパリパリロースト

砂肝わさび

「グリの焼売」はジューシーで美味しい

「豚チャーシューのせいろご飯」はほとんど日本料理

いちごとブルーチーズのミルフィーユ

ヘーゼルナッツのアイスクリーム

ピスタチオのプリン

移転 飲茶 はるのそら

 古いビルの1階にある中華料理店。店内はまるで中華料理店らしからぬ喫茶店のような雰囲気。フロア正面にはカウンター席が6席、手前左には計10席のテーブル席がある。料理は店主が一人で調理し、女性がサービスを担当。ビルや店の雰囲気から想像するに、この店はディナータイムよりランチタイムの方が混んでいるのかも。メニューを見ると中華料理店としては、品数がかなり少なめである。
 おすすめの料理を紹介すると、前菜は「蒸し鶏のネギソース」がいい。サッパリとしていながらネギが香り、ビールのお供にピッタリ。メインのお勧めは「上海風黒酢の酢豚」や「麻婆豆腐」、「エビチリソース」、「卵と蝦の炒め」など。「上海風黒酢の酢豚」はタレの甘さと酸味が絶妙で、肉の火の通し方がもう少し浅ければ最高である。ルネッサンスサッポロホテルの「美麗華」の黒酢酢豚にかなり近い感じだ。「麻婆豆腐」はひき肉が多めで、豆豉の深みに花山椒が香り、とてもバランスが良い。「エビチリソース」は卵入りで、エスタにある「四川飯店」のものに似ている。「卵と蝦の炒め」は卵に火が入りすぎだが、蝦がプリッとしていて塩味もいい。麺は「担々麺」、ご飯は「五目チャーハン」がお勧め。「担々麺」は意外と辛くなく胡麻の風味のスープが最高で、「五目チャーハン」は、米がパラリとしていて塩味もピッタリ。看板に飲茶と書かれているが、點心類はどれもイマイチで、食べても良いのは「エビ蒸し餃子」と「焼きニラまんじゅう」くらい。「蝦蒸し餃子」はエビがプリッとして味も良いが、餡の具材が少なすぎて物足りない。デザート類も、王道の「杏仁豆腐」や「マンゴープリン」はイマイチであるが、「金木犀入り上海風白玉団子」が金木犀のお茶と胡麻白玉の組み合わせがさっぱりとしていて良かった。また、意外なことに「アフォガード」も悪くなかった。
 試していないが、ランチタイムには「週替わり中華粥と点心のセット」などのいろいろなセットメニューがあるようだ。それにしても、コストパフォーマンスが良く、店主のスキルの高さを感じられる中華料理店である。しかしながら、メニューの品数が少ないだけに、店主に実力を発揮してもらうためには是非次回はお任せコースで頂きたい。ちなみに、前日までの予約で予算を言ってもらえれば、お任せコースも可能であるとのこと。(2014年2月追加)

中央区南1条西6丁目8-1 第2三谷ビル1階  
電話番号:011-221-0211
定休日:日曜・祝日
営業時間:11時〜14時、15時半〜22時(早めに閉店することあるので要確認)
予算:蒸し鶏のネギソース700円、上海風黒酢の酢豚900円、麻婆豆腐700円
アクセス:地下鉄大通駅10番出口を出て、「4丁目プラザ」の信号を西へ右折。「藤井スポーツ」の信号を過ぎ、「東急ハンズ」を過ぎたらすぐ左のビル。地下鉄大通駅から徒歩5分。 
最寄りのランドマーク:4丁目プラザ、藤井スポーツ、東急ハンズ
最寄りのランドマーク:東急ハンズ
お勧めポイント:コストパフォーマンスの良いビルの小さな中華料理店

菜香楼

 2007年度版に初めて掲載した中華料理店である。中華料理店とは言っても通常の日本的な中華料理ではなく、日本人の味に合わせていない現地に近い料理を出す。しかし、中華料理とは言っても高級店の料理ではなく、家庭料理なので、基本的に味付けは濃い。しかし、これらがビールとよく合うのである。なので、もしも中華・居酒屋的なポジションで利用すれば、値段も安くユーティリティーの高い店である。お勧めは、揚げ鶏皮とネギやスパイスで炒めた「五香焦塩鶏皮」、中華風マグロの漬け「冷鮪」、ホウレン草と海老を使った餡かけ料理「翡翠芙蓉蝦」、エノキ茸と鶏肉の黒胡椒炒め「黒椒金針菜」、「砂肝の醤油煮込み」、「棒味鶏」、「北京炒合菜」、「皮蛋菠菜」など。没個性的な札幌の中華料理店にあって、中国本土の家庭料理(家常料理)店に最も近い味である。以前に琴似にあった支店を閉めたため、現在はこの店だけとなった。(2013年4月更新)

中央区北2条西13丁目1-14 エイケービル1F・2F  
電話番号:011-280-6884
営業時間:11時半〜14時半、17時〜22時(土日・祝日は20時45分まで)
定休日:火曜
予算:棒味鶏590円、五香焦塩鶏皮650円、北京炒合菜690円、皮蛋菠菜690円
アクセス:地下鉄東西線・西11丁目駅1番出口を出て、南大通を西(右)へ向かう。しばらく進むと、右に見える大通公園内に「札幌市資料館」が見えるので、その手前の信号を右折。左に「教育文化会館」を見ながら、右に「ニトリ文化会館(旧・札幌厚生年金会館)」を見ながら進み、しばらく行くと左に見える建物。西11丁目駅から徒歩12分。 
最寄りのランドマーク:ニトリ文化会館(旧・札幌厚生年金会館) 
お勧めポイント:リーズナブルな値段で現地の味の中国料理を味わえる

四川飯店

 東京の 「赤坂 四川飯店(→ 札幌グルメバイブル・中華の頁を参照)」 から暖簾分けされた四川料理店。この店は「四川飯店」と名乗ってはいるが全く別の店で、ホテル札幌カーデンパレス内にある「赤坂 四川飯店」の方が東京の直営店である。もちろん、直営の「赤坂 四川飯店」の方が陳建民氏のオリジナルレシピに限りなく近く、“エビチリ”などは直営店の方が圧倒的に美味しい。20年くらい前までは、この店も「赤坂 四川飯店」の料理にかなり近かったが、現在は料理人が変わったのか、創作中華の要素が強くなり、「バンバンジー(棒々鶏)」や「エビチリ」などは独自の味となってしまった。しかし、料理の選択を誤らなければ、安くて美味しい四川料理を味わえる。まず前菜は「薄切り豚肉ガーリックソース」、炒め物は「芝エビのチリソース」や「豚肉細切りザーサイ炒め」、煮物は「干し貝柱入り白菜煮」や「牛肉とハルサメの辛子煮」などがお勧め。しかし何と言ってもこの店のスペシャリティは、「激辛マーボドウフ(陳麻婆豆腐)」と「カニのあんかけチャーハン」の2つ。「陳麻婆豆腐」は、「赤坂 四川飯店」と共に北海道ナンバーワンの陳麻婆豆腐である。「カニのあんかけチャーハン」はメニューにはない裏メニューだが、“陳先生の「カニのあんかけチャーハン」をお願いします!”と言えば作ってもらえる。札幌という地域性とコストパ考えれば、ギリギリであるが1つ星合格である。特に予め予約しておくと、宴会などのコース料理には普段メニューにない創作料理も登場する。直営の「赤坂 四川飯店」に比べると、こちらの店の方が価格設定が安く、コストパフォーマンスが良い。(2013年3月追加)

中央区北5条西2丁目 エスタ10階  
電話番号:011-213-2603
定休日:無休(エスタに準ずる) 
営業時間:11時〜22時 
予算:薄切り豚肉ガーリックソース(小)1500円、激辛マーボドウフ(陳麻婆豆腐)(小)1500円、宴会料理は3000円〜 
アクセス:JR札幌駅直結 
最寄りのランドマーク:JR札幌駅 
お勧めポイント:コストパフォーマンスが良い四川料理店

茶月斎

 昨年9月で20周年を迎えた人気の中華料理店。NTT東日本札幌病院近くにオープンし、その後大洋ビルの近くの場所に移転。さらにその後、この大洋ビル2階に移転してきた。昨年、同ビルの地下1階へ3度目の移転をしたと聞きつけ、再取材することに。
 地下の通路を抜けて店内に入ると、入口にオープンキッチンのカウンター席が12席あり、奥にテーブル席がある。端のカウンター6席分は、対面式のカウンタ席となっており、大人数のときに利用すれば便利。前店に比べるとやや狭くなったが、明るくこぢんまりとした感じが逆に良くなった。また、一時期はコースのみしか注文できない頃もあったが、現在はコースとアラカルト両方のメニューを楽しめていい。
 アラカルトのお勧めは、名物「千歳・原木椎茸シュウマイ」と各種の炒め物である。千歳で路地栽培された椎茸と道産豚を使った「千歳・原木椎茸シュウマイ」は、道産小麦を使った皮で作られた無添加シュウマイである。プリッとした食感で、コクと食べ応えがあり、冷凍したもの(6個入1300円)を、お土産としてお持ち帰りすることもできる。コースは8000円からあり、お勧めは前日までの予約が必要な「茶月斎おまかせコース(2人様以上)」。この他に、5日前までの予約が必要な「茶月斎贅沢なコース10000〜15000円(2人様以上)」もある。また、ワインは自然派のナチュールワインを置いている。
 ちなみに、この店は店主一人が全てを調理しているので、サービスを含めて至らぬことがあるかもしれないが、その点はご承知願いたい。また、支払いは現金のみで、クレジットカードは使えないのでご注意を。(2019年3月更新)
https://www.chagetusai.com

中央区南3条西8丁目7 大洋ビル地下1階 
電話番号:011-272-4202
営業時間:18時~23時
定休日:日曜
予算:茶月斎おまかせコース8000円、千歳・原木椎茸シュウマイ300円(1個)
アクセス:南北線地下鉄すすきの駅2番出口を出て、「モスバーガー」角の信号を左折。「ノルベサ」前を通り、資生館小学校を過ぎ、「コンフォートホテル」の看板が見える南西の角。南北線地下鉄すすきの駅から徒歩10分
最寄りのランドマーク:資生館小学校、コンフォートホテル
お勧めポイント:創作性の高い中華料理が味わえる

この古いビルの地下です 地下1階の通路を進むと・・・ ココです! 店の外の看板 注意書き