9.ジンギスカン

中央区

ジンギスカン羊八 札幌本店

 2023年にオープンした薄野にある人気の高級ジンギスカン店。この札幌本店の他に、東京にも三軒茶屋店がある。ビルの1階にあるドアを開けると、入口側に小さなワインセラーがあり、左側にコの字型のカウンターがある。最近のジンギスカン店にしては、意外にも小規模であるが、その理由は本州の高級焼肉店と同様、店員が全ての肉を焼いてくれるからである。BGMにジャズが流れているが、ウッディーなインテリアはそれほど高級感がない。
 この店の売りは、後述する名物「飲めるジンギスカン」であるが、その他にも希少な北海道産羊肉を使用している事に加え、自家製のタレがすこぶる旨い事であろう。ワインは羊に合うというナチュラルワインで、もちろんグラスワインもある。ボトルワインは、最近流行の値段と説明書きの札が付いたボトルを、セラーから持ってくるというシステムで、ワインリストというものは存在しない。海外のインバウンド客向けに英語のメニューもあるようだ。
 羊肉は仕入れ状態によって毎日変わるので、羊肉だけグランドメニューというものが存在しないが、北海道産、オーストラリア産、オーストラリア・タスマニア産の3つの羊肉が基本のようだ。この日黒板に書かれていた羊肉のメニューは、北海道・和寒産のサウスダウン種のマトン(24ヶ月以上)と北海道・恵庭産ポール・ドセット種のホゲット(12ヶ月以上24ヶ月未満)、オーストラリア・タスマニア産のラム(12ヶ月未満)、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のマトンの4種類。締めの「飲めるジンギスカン」には、道産羊が使用されているという。
 どの羊肉も羊臭さがなくて柔らかく、肉質は申し分ない。さらに、タレも北海道ナンバーワンと思えるくらい美味しい。しかしながら、どの肉も切り方が薄く、ジンギスカンの醍醐味を味わうという点では物足りなさを感じてしまう。加えて、価格も有名ブランド牛を使用する高級焼肉店よりも高いのでは?と思えるほどボリュームが少ない。恐らく、肉だけでお腹いっぱいになるには一人1万円以上必要であり、極めてコスパが悪い。味的には2つ星くらいの素晴らしい店だと思うが、コスパの悪さを含めての1つ星とした。(2024年3月追加)
https://jingisukan-yooohachi.com

中央区南6条西6丁目7−2 ライオンビル太陽館ビル1階  
電話番号:011-522-6955
定休日:無休(不定休あり)
営業時間:【平日】16時〜22時半、【土日】11時半〜14時半
予算:北海道産羊肉2700円〜、飲めるジンギスカン1980円
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅4番出口のエレベーターを出て、月寒通を東急REIホテル方面(薄野交差点とは逆方向)に進む。ジャンボ1000の交差点を左折し、「ニュー桂和ビル」を過ぎると右側の角に見える。すすきの駅から徒歩5分
最寄りのランドマーク:東急REIホテル、ジャンボ1000
お勧めポイント:コスパこそ悪いが、肉質やタレともに素晴らしいジンギスカン店

このビルの・・・ 左の横の・・・ この店です 外の看板の下には、北海道産羊肉をアピールする広告が 野菜メニュー。中でも「日本一のれんこん」と「薫り春菊」が店のイチオシ ビルの1階にあるドアを開けると、入口側に小さなワインセラーが ボトルワインには、最近流行の値段と説明書きの札が付いている。このボトルを、客がセラーから持ってくるシステムで、ワインリストというものは存在しない 左側にコの字型のカウンターがある。最近のジンギスカン店にしては、意外にも小規模であるが、その理由は、本州の高級焼肉店と同様、店員が全ての肉を焼いてくれるからである。BGMにジャズが流れているが、ウッディーなインテリアはそれほど高級感がない 卓上には、韓国一味、白ごま、擦りニンニク、岩塩が並んでいる ドリンクメニュー グランドメニュー 本日の羊肉のメニュー 本日の野菜メニュー 北海道・和寒産の羊の王様と言われるサウスダウン種のマトン(24ヶ月以上)は、肩ロース、モモ、カルビの3種 北海道・恵庭えこりん村のポール・ドセット種のホゲット(12ヶ月以上24ヶ月未満)は、モモとカルビの2種 店お勧めの「日本一のれんこん」は輪切りでなく縦切りにされている。食感が素晴らしく、甘みもあってお勧め! オーストラリア・タスマニア産のラム(12ヶ月未満)は、肩ロースをいただく オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のマトン(24ヶ月以上)も肩ロース 締めの「飲めるジンギスカン」は、円筒状の金属に入って出てきた 円筒を取ると、細かい細切りの肉 サッと焼いて白ご飯の上にのせて食べると最高の締めご飯となる 「道産チーズの羊カレー」は甘口のカレーであるが、悪くない 「175°DENO(→ 札幌グルメバイブル・ラーメンの頁を参照)」とのコラボで誕生したという「ひつじ麻婆飯」には豆腐は入っていないが、それなりに美味しい

八仙 大通店

 札幌医大近くにある有名焼肉店。今年近くに移転し、店名も「炭火焼 八仙 二号店」から「八仙 大通店」へと変更となった。実はこの店、薄野の「炭火焼 八仙」から暖簾分けされた店なのである。本店は塩ホルモンがメインの店で、この店との共通メニューは「塩ジンギスカン」と「塩ホルモン」、「牛トロライス」など。この店のオリジナルメニューの方が多く、基本的には別な店と考えた方が良さそうだ。以前と変わらず、店の前には炭火を置いておく容器とその上に大きなヤカンが置かれているので、それが店の目印となっている。店内に入ると、かつての狭い店とは異なり、かなりの大箱店となった。にもかかわらず、狭い店の頃の制限時間2時間というレギュレーションが未だに続いているのは、腑に落ちない。
 メニューは全てが塩ダレに漬けて出されるため、塩コショウや醤油ダレなどは置いていない。この店の名物は「塩ジンギスカン」で、肩ロースを使用しているので味が濃厚で美味しい。サイドメニューの「からみネギ」を注文し、肉の上に載せて食べれば旨さが倍増する。その他、「金華豚肩ロース」も豚の旨味十分だし、「セセリ(ネック)」や「上ガツ」などもプリプリして最高に美味しい。また、道産牛を使った「特上サガリ」や「特上カルビ」なども値段は高いがお勧めである。三元豚を使った「スペアリブ」だけは店員が焼いてくれるが、これもはずせない逸品。締めの御飯は、テレビ番組で紹介され、今や十勝名物となった「牛トロライス」。冷凍牛のミンチと御飯を混ぜて食べると、本当に牛肉?と思うくらい美味しい。この他の御飯メニューには、「山わさびご飯」や「からみネギ玉ご飯」などのとても魅力的メニューも。「牛トロライス」で使用する「牛トロフレーク」や「塩ジンギスカン」は全国発送もしてくれるので、北海道土産としてもお勧め。
 この店はインパクトのある「塩ジンギスカン」ばかりが有名となってしまったが、それ以外の肉も熟成された旨味を十分味わえ、肉の美味しさを改めて感じさせてくれる店である。(2017年8月更新)
https://ja-jp.facebook.com/hassen.2.shio/

中央区南1条西14丁目321  
電話番号:011-272-4055
定休日:火曜(祝日の場合には営業)
営業時間:18時〜22時(火曜、第3月曜)
予算:塩ジンギスカン1200円、金華豚肩ロース2000円、からみネギ400円 
アクセス:地下鉄東西線・西18丁目駅の5番出口を出て大通を右へ。ローソン、北海道信用保証協会を過ぎ、2つ目のローソンとモスバーガーのある交差点を右折し、「光塩調理製菓専門学校」を右折するとすぐ左側。西18丁目駅から徒歩6分
最寄りのランドマーク:光塩調理製菓専門学校
お勧めポイント:北海道では珍しい塩ダレ専門の焼肉店

光塩調理製菓専門学校の角を右折すると・・・ココです!店の前には七輪、炭火、ヤカンが店内は以前と打って変わって大箱店に備長炭で肉を焼きます煙の臭いが付かないように、椅子の中に衣類を収納できますメニューフードメニュー1。以前と比べて、肉メニューの値段が2割アップしているフードメニュー2。2時間の飲み放題付き宴会コースは、4名からで3日前までの予約が必要ドリンクメニュー先付けは、鶏と鶏の煮物まずは、名物の「塩ジンギスカン」これの相棒は「からみネギ」。肉の上に載せて食べれば旨さが倍増する「セセリ(ネック)」これも外せない「塩ジンギスカン」と「セセリ(ネック)」を焼く「特上カルビ」は過度な脂肪の肉ではなく、肉の旨みが感じられる美味しさ「特上サガリ」は濃厚な肉の旨み「上ガツ」「金華豚肩ロース」も外せない美味しさ「とりコロ焼き」「からみネギ玉ご飯」は・・・生卵の黄身を混ぜて食べるが、これは想像通りの味「ピリ辛ナンコツ」全国発送もしてくれる

ジンギスカーン

 黒と赤を基調とした斬新な色調の店内。店内は4人掛けテーブルが2つとベンチ椅子のカウンター席があるだけの狭い店だが、ベンチタイプの椅子の中には鞄や衣類を収納できるのがいい。レギュラーメニューは、アイスランド産生ラム「生ラム(モモ)」、「塩ラム」、「ロース」、「塩カルビ」、オーストラリア産生ラム「肩ロース」の5種類であるが、この店はアイスランド産サフォーク種ラムにこだわっているらしく、これを一頭買いして使用している。なので、店主に言えば、メニューにない部位(例えば、アイスランド産の肩ロースやヒレなど)も出してくれる。肉はオーダーを受けてから手切りされるが、何分にも店主1人でやっているので、多少時間がかかるのは覚悟してほしい。この店は塩ジンギスカンの店ではないにもかかわらず、タレがなく、自家製「ブレンド塩」呼ばれる塩で食べる。これはあくまでも僕の推測であるが、「ブレンド塩」は、塩とコショウ、山椒、旨味調味料などが入っているのでは?というような味である。しかし、これをつけて食べる肉は意外にも美味しいのである。また、テーブルに韓国産一味もあるので、さらにこれを加えて食べてもいい。肉のお勧めは、アイスランド産「生ラム」と「塩ラム」であるが、店主お勧めの「ラムタン」も美味しい。また、シシカバブのようなスパイスが入った「ラムつくね」などの限定メニューや、変わり種として、「エゾ鹿肉」や「熊肉」もある。ちなみに、テーブルの近くには換気扇がないので換気は良くない。旨味調味料がそれほど気にならない人にとっては、肉質が素晴らしい良いジンギスカン専門店である。(2013年4月追加)

中央区南5条西6丁目 多田ビル1階  
電話番号:011-532-8129
定休日:不定休 
営業時間:18時〜24時(金曜、土 曜、祝日前日は翌2時まで。但し、肉が売り切れ次第終了)
予算:アイスランド産生ラム850円、塩ラム900円 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅4番出口を出て「ラフィラ」と「札幌東急イン」の間の通りを左折。1つ目の信号を右折して進むと左角に「ジャパンランドビル」があり、更に信号を渡ると左側にある「函館開陽亭」の隣ビル。地下鉄南北線・すすきの駅より徒歩4分。 
最寄りのランドマーク:ラフィラ、札幌東急イン、函館開陽亭 
お勧めポイント:自家製「ブレンド塩」で食べるアイスランド産生ラム

札幌成吉思汗 しろくま 札幌本店

 ビルの1階にひっそりとあるジンギスカン店。実はこの店、2005年度版でも掲載された実力店なのである。しかも、地元の札幌本店だけでなく、東京の新橋と赤坂にも支店があるのだ。店内はL字型のカウンターのみで、隣同士の肩が触れるくらい狭い。肉はアイスランド産(ラム)の他、オーストラリア産(ラムとマトン)と北海道産(この日は白糠産)の3種類がある。肉はオーダーを受けてから手切りにされる。僕のお勧めは、やはりアイスランド産とオーストラリア産ラム。特に、アイスランド産ラムが肉にコクと旨味があって一押しである。そして締めには、羊のカレーライスで締めたい。(2013年4月追加) 

中央区南6条西3丁目 ジョイフル札幌1階  
電話番号:011-552-4690-
定休日:日曜、祝日 
営業時間:【月曜〜水曜】18 時〜翌1時、【木曜〜土曜)18時〜翌1時半
予算:アイスランド産ラム900円、オーストラリア産ラム750円 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅3番出口を出て右へ向かい、「すすきの交番」、「吉野家」を過ぎた角を右に曲がる。「ラマダホテル札幌」を過ぎ、「第35桂和ビル」を過ぎたら右にあるビル。すすきの駅から徒歩3分。 
最寄りのランドマーク:ラマダホテル札幌、第35桂和ビル 
お勧めポイント:3種類のラムとマトンが食べられるジンギスカン店

まつじん

 北海道のジンギスカンには、焼いた肉をタレにつけて食べるタイプと、あらかじめ付けダレに肉が浸った味付きタイプとがある。「松尾ジンギスカン」は、北海道ナンバーワンの味付きジンギスカンのブランドであり、フランチャイズ店と直営店で食べることができる。直営店には「松尾ジンギスカン」と「まつじん」の2つのブランド名称がある。スタイリッシュで新しい直営店は「まつじん」を名乗っていて、北海道以外では新宿(新宿三丁目店)と銀座(東京銀座店→ 銀座グルメバイブル・焼き鳥の頁を参照) と赤坂(東京赤坂店)に、札幌中心部では「札幌駅前店」と「札幌南1条店」他4店が、新千歳空港では 「新千歳空港店(→ 札幌グルメバイブル・新千歳空港の頁を参照)」 と「新千歳フードコート店」がある。「まつじん」は煙たい、臭い、おやじっぽいというジンギスカン店のイメージを一新し、女性でも入れるような洗練されたインテリアを取り入れている。その結果、ジンギスカンブームが去った現在でも人気は衰えず、女性客も多い。この店のお勧めは、赤身でサッパリとした「味付き特上ラム・ジンギスカン(通称“チョッちゃんラム”)」と、最上級の肩ロースのような「味付きラムリブロース・ジンギスカン」。どちらも甘辛のタレと柔らかなラム肉の組み合わせが絶妙で、クセになるくらい美味しい。「松尾ジンギスカン」の更なるこだわりは、肉を焼く特注の南部鉄鍋にある。半円形のドーム状の鉄鍋で、鍋は汁切れし易いよう放射状の浅い溝が付けられている。さらに、鉄鍋の周りには深くて大きな溝があり、この溝に貯まった汁で野菜を煮るようにして食べる。もしも、肉から滴る汁だけでは足りない場合には、専用瓶に入っている汁を足して野菜を煮るのである。 
 松尾ジンギスカンのラム肉は北海道土産としても最適で、食事をした店舗から宅配することをお勧めする。購入の際には、専用鉄鍋も一緒に購入してみよう。ジンギスカンのみでなく、この鍋で焼肉をすると、油ぎれが良く美味しく焼くことが出来る。ちなみに、専用鉄鍋には野外で使用する通常タイプの他、ガスコンロで使用するタイプやIH調理器対応の鉄鍋などもある。札幌に来られない方は、下記通販サイトからの購入も可能である。(2013年4月追加)http://shop.2989.net/fs/matsuo/c/

【札幌駅前店】 
中央区北3条西4丁目 日本生命札幌ビル地下1階  
電話番号:011-200-2989
定休日:無休(年末年始を除く) 
営業時間:11時〜14時半、17時〜22時半 
予算:特上ラムジンギスカン980円(特上ラムランチセット1200円) 
アクセス:JR札幌駅と地下鉄・さっぽろ駅、大通駅から地下で直結。 
最寄りのランドマーク:札幌駅前通、札幌グランドホテル 
お勧めポイント:柔らかなラム肉と甘辛のタレがクセになるくらい美味しい

【札幌南1条店】 
中央区南1条西4丁目16-1 南館ビル1階  
電話番号:011-219-2989
定休日:無休(年末年始を除く) 
営業時間:11時半〜14時半、17時〜22時半 
アクセス:地下鉄南北線、東西線・大通駅10番出口を出て反対方向へ向かい、「TSUTAYA」の角を右折するとすぐ右側。地下鉄・大通駅より徒歩3分。 
最寄りのランドマーク:TSUTAYA

【新千歳空港店】 
千歳市美々 新千歳空港ターミナル3階 
電話番号:0123-46-5829
定休日:無休
営業時間:10時〜20時半 

札幌駅前店

札幌南1条店

結び亭

 かつて、時計台ビルの地下に「結び亭」というおにぎり屋があった。その後現在の地に移転し、「ジンギスカン 結び亭」としてリニューアルオープン。なので、当初のメニューの中には“おむすび”があり、以前のグルメバイブルでも「おむすび(タラコバター)」がお勧めと書いた。しかし、その後手狭だった店内を拡張し、インバウンド客が増えるにつれて、ご主人が調理、奥さんがサービスという2人体制のオペレーションでは提供が困難となり、メニューから消えてしまった。また、マンパワーが原因で大きく変わったことがもう一つある。七輪がカセットガスコンロになってしまったことである。火力調整が容易になり、以前よりも煙たくなくなった点は良いのだが、ジンギスカン屋という風情が感じられなくなってしまったのが残念。
 メニューは品数が絞られていて、とてもシンプル。肉は「生ラムロース」と「生ラムショルダー」の2種類だけというストロングスタイルの店なのである。肉は主にニュージーランドとオーストラリア産のラム(1才未満の羊)の肩肉を、冷蔵庫で更に熟成させて使用している。オーダーされるとご主人がその都度手切りにして供される。500円高くなるが、「生ラムロース」の方が圧倒的に柔らかく、羊臭さがなくてお勧めだ。肉には無料のモヤシが付いてくるが、他の野菜は別料金である。ラム肉は、煎った白ゴマに唐辛子とニンニクを加えたタレで食べても良いし、数種のハーブと香辛料が入った「ハーブ塩」をかけて食べても美味しい。また、ラム肉は白飯と一緒に食べても最高だが、まずはビールを飲みながら肉だけを食べ、そして最後の締めとして、肉汁から染み出たジンギスカンダレを入れた「平飼い鶏の卵かけご飯 黄金比の小ライス」をいただいてもいい。
 この店では、北海道を代表する地ビール「小樽ビール」と北海道限定の「サッポロ・クラッシック」が飲める。「小樽ビール」は、函館の「大沼ビール」と並んで品質が安定していて美味しい。常に置いてある小樽ビールは、「ピルスナー」と「ドンケル」、「ヴァイス」、「ノンアルコールビール」の4種(いずれも瓶ビール)で、これに季節のビールが加わることも。羊の脂はビールと相性が抜群なので、こちらも是非一度試してみて欲しい。(2023年11月更新)

中央区南2条西9丁目998  
電話番号:011-208-2001
営業時間:【平日】17時~22時、【日曜・祝日】 17時~21
定休日:無休(不定休) 
予算:生ラムロース1500円 小樽ビール・ドンケル700
アクセス:地下鉄東西線西11丁目駅2番出口を出て、右(南側)へ向かう。札幌プリンスホテル前の信号を左(東側)に渡り、100円ショップWattsの隣にある中央区民センター前の角を左折して200mくらい進むと左側にある。西11丁目駅より徒歩5分。駅前通りからは、狸小路を西へ進み、7丁目(アーケードがなくなる)を過ぎて更に進み、次の交差点角の「三角山五右衛門ラーメン」が過ぎたらすぐ右側 にある
最寄りのランドマーク:札幌プリンスホテル、中央区民センター、狸小路 
お勧めポイント:熟成したラム肉とタレが美味しいジンギスカン店

狸小路のアーケードがなくなる石山通近くにあります ココです! 階段を上がると・・・ 店内は開店当初よりも広くなっています。テーブル毎の排気ダクトがないので、混み合うと煙たく服に臭いが付きます 七輪がカセットガスコンロに変わってしまいました ドリンクメニュー フードメニューはシンプル
この店では、北海道を代表する地ビール「小樽ビール」と北海道限定の「サッポロ・クラッシック」が飲めます。「小樽ビール」は、函館の「大沼ビール」と並んで品質が安定していて美味しい。常に置いてある小樽ビールは、「ピルスナー」と「ドンケル」、「ヴァイス」、「ノンアルコールビール」の4種(いずれも瓶ビール)で、これに季節のビールが加わることも。羊の脂はビールと相性が抜群なので、こちらも是非一度試してみてほしい ラム肉は、煎った白ゴマに唐辛子とニンニクを加えたタレで食べても良いし・・・ こんな感じです 「ハーブ塩」をかけて食べても美味しい 500円高くなりますが、こちらの「生ラムロース」の方が圧倒的に柔らかく、羊臭さがなくてお勧め 「生ラムショルダー」は、「生ラムロース」よりも硬めで、羊臭さも感じられます 肉は「生ラムロース」と「生ラムショルダー」の2種類だけというストロングスタイルの店です。肉には無料のモヤシが付いてきますが、他の野菜は別料金

<!–

–>

生ラムジンギスカン 山小屋

 有名な老舗の郷土料理店「杉ノ目」が経営するジンギスカンの店。
店内に入ると木製テーブルとベンチが目に付く。かなりチープな感じもするが、北海道のジンギスカン店としてはごく普通の佇まい。席について、まずは生ビールを注文。この店の生ビールは、北海道限定の「サッポロクラシック」。管理が行き届いているせいか、回転が良いせいかは分からないが、生ビールは他店よりも新鮮な感じがして旨い。箸休めとして生のプチトマトが出てくる。これがラムの脂を洗い流して、口の中をリセットしてくれる。ついつい食べて過ぎてしまい、すぐにお代わりしたくなる。この店の最大の魅力はタレが旨いこと。北海道ナンバーワンのタレと言っても決して過言ではない。どこかの有名店のような、醤油に日本酒しか入っていない?と感じるような単調なタレでない。深みがあり、バランスが完璧なのである。これにたっぷりと炒りゴマと真っ赤な一味を入れ、そして摺り下ろした玉葱(注:ニンニクではない)を入れると最高である。もしも実現可能であれば、「結び亭(→ 札幌グルメバイブル・焼き鳥、ジンギスカンの頁を参照)」 の「生ロース」に、この店のタレをつけて食べたいくらい美味しいのである。ラム肉は1種類しかないが、それでも旨味十分で、北海道ならではのシカ肉も味わえる。シカ肉はレアで焼くと、全く臭みがなく、赤肉の旨味がストレートに伝わっ てくるので、一度是非試してみてほしい。(2012年11月追加)

中央区南4条西4丁目13-2 第5グリーンビル1階  
電話番号:011-271-2853 
定休日:無休(12/31~1/1の年末年始のみ) 
営業時間:17時~22時半 
予算:ラム肉840円、ラム肉&シカ肉(数量限定)1050円 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て「すずらんビル」を過ぎ、サンクスの信号を右折。すぐに「かつや」が見えので、さらに右折するとすぐ右側。すすきの駅より徒歩2分。 
最寄りのランドマーク:すずらんビル 
お勧めポイント:北海道最高峰のタレで頂くジンギスカン

ジンギスカン ひげのうし

 本店は、1階にはカウンター席が17席、2階には4人掛けテーブルが7つある大箱のジンギスカン店。2014年には 「南5条店」もオープンした。この店の魅力は何と言っても、ジンギスカン店にしては珍しいくらいオシャレで、肉の種類が豊富なところ。肉によって通常の鉄鍋と網焼きを使い分けており、鉄鍋には玉葱と長葱が付く。1番のお勧めは、オーストラリア産サフォーク種の「プレミアムラム」。通常の肩ロースラムに比べると、肉の味が濃く脂肪にも旨味もある。もちろんベーシックな「ジンギスカン(ラム肩ロース)」も悪くない。もう一品注文するなら、脂肪分が少なく肉の旨味がストレートに感じられる「ラム肉の厚焼きステーキ」か、脂の旨味を楽しめる「ラムカルビ」が良いだろう。タレは甘口と辛口の2種類があり、味はごく普通であるが、残念ながら後味が良くない。これでもっと安くてタレが美味しかったら、間違いなく2つ星以上なだけにちょっと残念。ちなみに、オプションの「北海道産 山わさび」は、試してみたが、ラムにはちょっと合わないような気がした。また、中国語と英語メニューもあるので、外国人客にもお勧めである。(2012年11月追加) 

【本店】
中央区南3条西5丁目35-3  
電話番号:011-281-2980 
定休日:無休(不定休) 
営業時間:【月曜〜土曜】17時〜24時半、【日曜・祝日】17時〜23時半 
予算:ジンギスカン950円、プレミアムラム1,620円、ラム肉の厚焼きステーキ1,620円 
アクセス:地下鉄南北線・すすきの駅2番出口を出て「すずらんビル」を過ぎ、サンクスの信号を右折。すぐに観覧車のあるビル「ノルベサ」が見え、それを過ぎて信号を渡ると自走式パーキングがあるので、その並び。すすきの駅より徒歩3分。 
最寄りのランドマーク:ノルベサ 
お勧めポイント:肉の種類の豊富がオシャレなジンギスカン店

【南5条店】
中央区南3条西5丁目35-3 
電話番号:011-200-0293 
定休日:無休(不定休) 
営業時間:【月曜〜土曜】18時〜24時半、【日曜・祝日】18時〜23時半 
アクセス:地下鉄南北線・駅前通りのカラオケ館を西 側に進み、セブンイレブン隣。