Qminクミン
北海道で唯一ビリヤニ専門店を標榜する南インド料理店。札幌パークホテル近くにある店に入ると、スタイリッシュなカフェのような雰囲気。左奥にオープンキッチンのカウンター席があり、右奥に2人用のテーブル席がある。さらに、手前には6人用と2人用のテーブル席もあるが、決して大箱店ではない。開店前から行列ができるほどの人気店であるが、実はランチタイムにも予約が可能なのである。また、ビリヤニはテイクアウトもできる。
ランチタイムのビリヤニは、「チキン」、「マトン」、「本日の素材(この日はホタルイカ)」の3種があり、お好み2種の盛り合わせも可能。この日のビリヤニのトッピングは、「スパイス半熟卵」、「アイヌネギのアチャール」、「マトンキーマカレー」、「ひよこ豆のココナッツ炒め」の4種。また、通常はランチタイムのみの営業であるが、金曜と土曜はディナータイム営業となる。ランチタイムメニューはビリヤニしかないが、ディナータイムメニューには、「日替わりのビリヤニ」や「カレープレート(ミールス)」の他、「前菜盛り合わせ」や「ドーサ(マサラとマトンカレーの2種)」、「チキン65」などもある。
ステンレスのお盆にのって運ばれてきたビリヤニは、サンバルやラッサムなどのような酸味のあるソースとまろやかでクセのないピーナッツソース、さらに爽やか野菜の香りがするヨーグルトソースといった3種類の味変ソースが添えられている。まずは、ビリヤニが入っている皿をテーブルによけて、お盆上でビリヤニとソースを混ぜて食べるスペースを確保する。食べ方としては、ビリヤニを単独で食べるのに飽きたら、いろいろなソースを混ぜて味変して食べるのがいい。
僕のイチオシは「チキンビリヤニ」。塩味は若干強めだが、とてもスパイシーで複雑な香りがする。これに対して、「マトン」はスパイシーさが弱めで、サフランや八角などの香りを感じ、好みが分かれると思う。さらに、季節メニューである「ホタルイカのビリヤニ」は、ネットリとしたイカ肝の香りが、意外にもバスマティライスに合っていた。また、トッピングの中では、素朴な豆の香りが際立っていた「ひよこ豆のココナッツ炒め」やトロッとした「スパイス半熟卵」が良かった。一方、「アイヌネギのアチャール」はアイヌネギの良さが引き出されておらず、「マトンキーマカレー」は甜麺醤か?と勘違いするくらい甘く味噌っぽい味だった。ちなみに、インド料理店では珍しい「生フルーツラッシー(この日はイチゴ)」は、通常のラッシーよりもサッパリとしていて、さらにフレッシュなイチゴの風味も加わってお勧めである。(2025年4月追加)
http://qmin-biryani.com/
中央区南11条西1丁目5-23
電話番号:080-5292-8316
定休日:火曜と水曜
営業時間:【月曜、木曜、土曜、日曜】11時半〜17時(土曜のみ14時半まで)、【金曜と土曜】17時半〜21時
予算:チキンビリヤニ1300円、ビリヤニ2種盛り1600円
アクセス:地下鉄南北線・中島公園駅1番出口を出て右へ。札幌パークホテルに沿って信号を右折し、インターコンチネンタルホテルを過ぎ、ホテルライフォート札幌の角を左折すると右側に見える。中島公園駅から徒歩3分
最寄りのランドマーク:札幌パークホテル、ホテルライフォート札幌
お勧めポイント:北海道で唯一ビリヤニ専門店を標榜する南インド料理店
札幌パークホテル横のホテルライフォート札幌の角を曲がると・・・
ココです!
オープン前から行列ができる人気店です
店内はスタイリッシュなカフェのような雰囲気
ドリンクメニュー
ランチタイムのビリヤニとトッピングのメニュー
ディナータイムのメニュー
ステンレスのお盆にのって運ばれてきたビリヤニは、サンバルやラッサムなどのような酸味のあるソースとまろやかでクセのないピーナッツソース、さらに爽やか野菜の香りがするヨーグルトソースといった3種類の味変ソースが添えられている。写真の右奥手前には「アイヌネギのアチャール」と「ひよこ豆のココナッツ炒め」のトッピングも
この日の日替わりビリヤニ「ホタルイカのビリヤニ」は、ネットリとしたイカ肝の香りが、意外にもバスマティライスに合っていた
「マトンビリヤニ」はスパイシーさが弱めで、サフランや八角などの香りを感じ、好みが分かれる
僕のイチオシの「チキンビリヤニ」。塩味は若干強めだが、とてもスパイシーで複雑な香りがする
「ひよこ豆のココナッツ炒め」は、素朴な豆の香りが際立っていて美味しい
「アイヌネギのアチャール」は、アイヌネギの良さが引き出されておらず、お勧めではない
「スパイス半熟卵」
スパイス感こそないが、トロッとした火の入り方がいい
まずは、ビリヤニが入っている皿をテーブルによけて、お盆上でビリヤニとソースを混ぜて食べるスペースを確保する。食べ方としては、ビリヤニを単独で食べるのに飽きたら、いろいろなソースを混ぜて味変して食べるのがいい
インド料理店では珍しい「生フルーツラッシー(この日はイチゴ)」は、通常のラッシーよりもサッパリとしていて、さらにフレッシュなイチゴの風味も加わってお勧め